JP2837750B2 - 圧造機の線材切断装置における線材送り量制御装置 - Google Patents

圧造機の線材切断装置における線材送り量制御装置

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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、圧造機の線材切断装置において線材の送り
量を制御する装置に関する。
従来の技術 従来の線材切断装置の一例を、本発明の一実施例を示
す第1図を参照して説明すると、線材aを挟圧した一対
の挟圧ローラ1を、クランク機構のクランクレバーに一
方向クラツチを介して駆動連結して一定角度ずつ間欠回
転させることにより、線材aをクイル3の中心孔を通し
てその前方に順次に送り出し、クイル3の前方に設けた
ストツパ4に突き当てたのち、クイル3の剪断面上を摺
動する丸駒カツタ5により一定長さずつ切断するように
なつている。そして、線材aの切断長を変更する場合に
は、ストツパ4の位置を変えるとともに、クランクレバ
ーの腕の長さを調節して挟圧ローラ1の回転角度を変え
ることにより、線材aの送り量を変えるようになつてい
る。
発明が解決しようとする課題 ところで、このような従来の装置では、クランクレバ
ー等の構成部品の熱膨張や、各部品間の連結部分のがた
つき等により、あるいは、一方向クラツチが惰性により
回転したり、スリツプすることによつて挟圧ローラ1の
回転角度に狂いが生じ、線材aの送り量にばらつきが出
やすく、特に送り量が不足すると所定の切断長が得られ
なくなる。このため通常は、オーバーフイードと称し
て、線材aの送り量を予め多めに取ることにより、所定
の切断長を確保するようにしている。しかしながら、こ
のようなオーバーフイードを行うと、線材aがストツパ
4に強く押し当てられた状態で剪断されることになり、
線材aの剪断抵抗が大となつて剪断面に傷が付いたり、
また、その剪断面やストツパ4への突当面が摩擦熱で硬
化するおそれがある。そしてこれらが、次工程での圧造
成形の際に割れの原因となつたり、また、傷自体が製品
価値を下げると言つた点で問題となる。さらに、線材a
の種類等の切断条件によつては、剪断した端部が著しく
変形することがあつて、例えば、切断長を実測で確認し
ようとしたときにそれができなくなる場合がある。
課題を解決するための手段 本発明の圧造機の線材切断装置における線材送り量制
御装置は、上記した事情を背景として完成されたもので
あつて、挟圧ローラに出力軸の回転角度を任意に制御し
得る制御モータを駆動連結してその制御モータの回転に
より挟圧ローラの回転角度を調節する構成とするととも
に、線材の送り量を予め入力する入力手段と、その入力
値に基づいて制御モータの必要な回転角度を演算する演
算手段と、その演算値に対応する制御信号をカツタの運
動と同期して発生する信号発生手段と、その制御信号に
基づいて制御モータを駆動するモータ駆動手段と、線材
の送りに伴つて回転する回転部を備えてその回転角度か
ら線材の実際の送り量を検出する送り量検出手段と、そ
の送り量検出手段の検出値に基づいて制御信号を補正す
る補正手段とを設けた構成とした。
発明の作用及び効果 線材の切断長に基づく送り量を予め入力手段により入
力すると、演算手段によつて、その送り量と対応する挟
圧ローラの回転角度を得るのに必要な制御モータの出力
軸の回転角度が演算されて、その演算値に対応する制御
信号が設定され、カツタの運動と同期して線材の送りの
タイミングが来るごとに、信号発生手段により上記の制
御信号がモータ駆動手段に送出されて、制御モータが演
算された角度だけ回転駆動され、これにより挟圧ローラ
が対応する回転角度だけ回転して、線材が入力された送
り量に一致した一定量ずつ送り出される。
すなわち本発明では、挟圧ローラを、カツタ等の駆動
源となるクランク軸から独立した制御モータで回転駆動
するようにし、制御モータの出力軸の回転角度に対応し
て挟圧ローラの回転角度を調節することにより線材の送
り量を制御するようにしたから、従来のように、構成部
品の熱膨張や連結部分のがたつき等に起因して挟圧ロー
ラの回転角度に狂いが生ずるおそれが少なく、もちろ
ん、一方向クラツチは設けてないからそれの悪影響を受
けるおそれがなく、挟圧ローラの回転角度を一定に保つ
て、高い精度で線材を一定量ずつ送り出すことができ
る。しかも、送り量の設定は入力手段にその値を入力す
るだけで良いからきわめて簡単である。
そして、上記のように線材を高精度で送ることができ
るようになり、従来のオーバーフイードが不要にでき、
線材がストツパに強く押し当てられることなく、すなわ
ち剪断抵抗の小さい状態で剪断されて、傷の無い平滑な
剪断面が得られ、また、その剪断面やストツパへの突当
面が摩擦熱で硬化するおそれもなく、これにより、圧造
成形の際に割れが生じるのを防止し、また、傷の無い製
品価値の高い製品を製造することができる。また、剪断
した端部が変形していても、精密な送り量により切断ブ
ランクのボリユーム管理を正確に行うことができ、ま
た、線材の送りに伴って回転する回転部を備えてその回
転角度から線材の実際の送り量を検出するエンコーダ等
の送り量検出手段を設け、その送り量検出手段の検出値
に基づいて制御信号を補正する補正手段を設けたから、
送り量に狂いが生じた場合に、直ちに挟圧ローラの回転
角度を補正して送り量を設定値に戻すことが可能とな
り、より高精度な送りを実現することができる。
実施例 以下、本発明の一実施例を添付図面に基づいて説明す
る。
本実施例では、第2図に示すように、駆動側の挟圧ロ
ーラ1の近傍に、制御信号によつて出力軸11を任意の回
転角度ずつ駆動することができる減速機付きの制御モー
タ10が設置され、その出力軸11に嵌着された駆動ギヤ12
が、上記の挟圧ローラ1の回転軸14に嵌着された被動ギ
ヤ15とかみ合わされている。
上記の制御モータ10の制御機構部には、線材aの送り
量を予め入力する送り量入力部17が設けられているとと
もに、この送り量入力部17に演算部18が接続され、この
演算部18では、上記の送り量が入力されると、その送り
量と対応する挟圧ローラ1の回転角度を得るのに必要な
制御モータ10の出力軸11の回転角度が演算されて、制御
モータ10にその回転角度を付与するための、回転角度と
時間とを定めた制御信号が設定される。その制御信号
は、第3図に示すように、立ち上がりと立ち下がりがと
もに緩やかに速度変化するようにするのが望ましい。
一方、同期信号発生部19が、丸駒カツタ5の駆動源で
あるクランク軸に連結されて設けられ、丸駒カツタ5の
運動と同期して線材aの送りの開始のタイミングに合わ
せて同期信号を発するようになつており、この同期信号
発生部19に制御信号発生部20が接続されて、同期信号が
入力されるごとに、上記の制御信号を、制御モータ10に
連結されたモータ駆動部21に送出するようになつてい
る。
本実施例はこのような構造になり、線材aの切断長で
ある送り量を送り量入力部17に入力すると、演算部18に
より、既述のように、その送り量と対応する挟圧ローラ
1の回転角度を得るのに必要な制御モータ10の回転角度
が演算されて、それに基づいて制御信号が設定される。
そして、線材aの送りのタイミングとなるごとに、同期
信号発生部19から同期信号が発せられて、制御信号発生
部20がその同期信号を受けることにより、上記の制御信
号がモータ駆動部21に送出され、制御モータ10の出力軸
11が演算された角度だけ回転駆動して、これにより挟圧
ローラ1が対応する回転角度だけ回転し、線材aが入力
された送り量に一致した量送られる。ここで、挟圧ロー
ラ1の送り速度はゆつくりと立ち上がるので、急速に立
ち上がる場合のようにスリツプすることなく確実な送り
が行われ、また、同様にゆつくりと立ち下がるので、線
材aがストツパ4に衝撃的に突き当たるのが防止され
る。
このように本実施例では、挟圧ローラ1を丸駒カツタ
5等の駆動源からは独立した制御モータ10にギヤ15、12
で連結し、制御モータ10の出力軸11の回転角度に対応し
て挟圧ローラ1の回転角度を調節することにより線材a
の送り量を制御するようにしたから、熱膨張や連結部分
のがたつき等に起因して挟圧ローラ1の回転角度に狂い
が生ずるおそれがきわめて少なく、挟圧ローラ1の回転
角度を一定に保つて、高い精度で線材aを一定量ずつ送
り出すことが可能となる。しかも、送り量の設定は送り
量入力部17にその値を入力するだけで良いからきわめて
簡単である。
そして、上記のように線材aが高精度で送られること
によつて、オーバーフイードが不要となり、線材aをス
トツパ4に強く押し当てられることなく、すなわち剪断
抵抗の小さい状態で剪断することができ、傷の無い平滑
な剪断面を得ることができるとともに、その剪断面やス
トツパ4への突当面が摩擦熱で硬化するものも避けられ
る。これにより、圧造成形の際に割れが生じるのが防止
され、また、傷の無い製品価値の高い製品が製造でき
る。また、剪断により切断ブランクが極度に変形して
も、ボリユーム管理が容易にできる。
なお、上記した挟圧ローラ1の近傍に、線材aの送り
に伴つて触転する回転板24を備えてその回転角度から線
材aの実際の送り量を検出するエンコーダ23を設けて、
このエンコーダ23を上記した演算部18に接続し、演算部
18内に設けた補正部により、実際の検出値と入力値とを
比較してその差が無くなる方向に制御信号を補正するよ
うにすれば、線材aの送り量をより高精度に制御するこ
とが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の概略図、第2図はその挟圧
ローラの駆動部分の斜視図並びに制御機構部のブロツク
図、第3図はその制御信号の説明図である。 a:線材、1:挟圧ローラ、3:クイル、4:ストツパ、5:丸駒
カツタ、10:制御モータ、11:出力軸、12、15:ギヤ、17:
送り量入力部、18:演算部、19:同期信号発生部、20:制
御信号発生部、21:モータ駆動部、23:エンコーダ、24:
回転板

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】線材を、間欠的に回転駆動される一対の挟
    圧ローラによりクイルの中心孔を通してその前方に送り
    出して、該クイルの前方に設けたストツパに突き当て、
    前記クイルの剪断面上を摺動するカツタにより一定長さ
    ずつ切断するようにした圧造機の線材切断装置におい
    て、前記挟圧ローラに出力軸の回転角度を任意に制御し
    得る制御モータを駆動連結して該制御モータの回転によ
    り前記挟圧ローラの回転角度を調節する構成とするとと
    もに、線材の送り量を予め入力する入力手段と、該入力
    値に基づいて前記制御モータの必要な回転角度を演算す
    る演算手段と、該演算値に対応する制御信号を前記カツ
    タの運動と同期して発生する信号発生手段と、該制御信
    号に基づいて前記制御モータを駆動するモータ駆動手段
    と、線材の送りに伴つて回転する回転部を備えてその回
    転角度から線材の実際の送り量を検出する送り量検出手
    段と、該送り量検出手段の検出値に基づいて前記制御信
    号を補正する補正手段とを設けたことを特徴とする圧造
    機の線材切断装置における線材送り量制御装置
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