JPS62122951A - 収納箱 - Google Patents

収納箱

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Publication number
JPS62122951A
JPS62122951A JP25196085A JP25196085A JPS62122951A JP S62122951 A JPS62122951 A JP S62122951A JP 25196085 A JP25196085 A JP 25196085A JP 25196085 A JP25196085 A JP 25196085A JP S62122951 A JPS62122951 A JP S62122951A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
storage box
synthetic resin
added
diisocyanate
hydroxyl group
Prior art date
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Pending
Application number
JP25196085A
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English (en)
Inventor
松則 安吉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Idemitsu Petrochemical Co Ltd
Original Assignee
Idemitsu Petrochemical Co Ltd
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Publication date
Application filed by Idemitsu Petrochemical Co Ltd filed Critical Idemitsu Petrochemical Co Ltd
Priority to JP25196085A priority Critical patent/JPS62122951A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は収納箱に関し、詳しくは機械的強度、特に表面
強度に優れた合成樹脂製の収納箱に関する。
〔従来技術及び発明が解決しようとする問題点〕従来か
らレジャー用アイスボックスや魚類の収納・運vi箱等
として合成樹脂製の収納箱が用いられている。なかでも
ポリスチレン発泡体製の収納箱は軽量で、かつ断熱性に
優れているため、汎用されている。しかしながら、この
ポリスチレン発泡体製の収納箱は、機械的強度に劣ると
いう難点がある。そのため、この収納箱を粗雑な取扱い
をした場合、箱の表面が削れたり、箱本体が割れてしま
うことが多く、可使時間が短くなってしまうという問題
があった。合成樹脂製品の機械的強度を向上させる手段
としては、炭酸カルシウム等の無機充填材やガラス繊維
等の補強材を配合する方法があるが、この方法では収納
箱の重量を増大させてしまい、手軽な収納箱としての価
値を失うことになってしまう。
本発明者は合成樹脂製の収納箱の有する軽量という特質
を維持しつつ機械的強度、特に表面強度の向上した収納
箱を開発すべく鋭意研究を重ねた。
〔問題点を解決するための手段〕
その結果、従来の合成樹脂製の収納箱の表面に特定の組
成物からなる硬化被膜を形成することにより、該合成樹
脂製収納箱の軽量性を維持しつつ、機械的強度を向上さ
せることができることを見出し、かかる知見に基づいて
本発明を完成した。
すなわち本発明は、少なくとも外表面に、水酸基金を液
状ジエン系重合体およびポリイソシアネート化合物から
なる組成物の硬化被膜を形成した合成樹脂製の収納箱を
提供するものである。
本発明において水酸基含有液状ジエン系重合体としては
分子内または分子末端に水酸基を有する数平均分子量が
300〜25000、好ましくは500〜10000の
液状ジエン系重合体が用いられる。ここで水酸基の含有
量は通常0.1〜10@eq/ g %好ましくは0.
3〜7meq/gである。
これらの液状ジエン系重合体としては炭素数4〜12の
ジエン重合体、ジエン共重合体、さらにはこれらジエン
モノマーと炭素数2〜22のα−オレフィン性付加重合
性モノマーとの共重合体などがある。具体的にはブタジ
ェンホモポリマー。
イソプレンホモポリマー、ブタジェン−スチレンコポリ
マー、ブタジェン−イソプレンコポリマー。
ブタジェン−アクリロニトリルコポリマー、ブタジェン
−2−エチルヘキシルアクリレートコポリマー、ブタジ
ェン−n−オクタデシルアクリレートコポリマーなどを
例示することができる。これら液状ジエン系重合体は、
例えば液状反応媒体中で共役ジエンモノマーを過酸化水
素の存在下、加熱反応させることにより製造することが
できる。
また、ポリイソシアネート化合物とは、1分子中に2個
若しくはそれ以上のイソシアネート基を有する有機化合
物であって、前記水酸基含有液状ジエン系重合体の水酸
基に対する反応性イソシアネート基を有するものである
。ポリイソシアネート化合物の例としては、通常の芳香
族、脂肪族および脂環族のものをあげることができ、た
とえばトリレンジイソシアネート、ヘキサメチレンジイ
ソシアネート、ジフェニルメタンジイソシアネー)(M
DI)、液状変性ジフェニルメタンジイソシアネート、
ポリメチレンポリフェニルイソシアネート、キシリレン
ジイソシアネート、シクロへキシルジイソシアネート、
シクロヘキサンフェニレンジイソシアネート、ナフタリ
ン−1,5−ジイソシアネート、イソプロピルベンゼン
−2,4−ジイソシアネートポリプロピレングリコール
とトリレンジイソシアネート付加反応物などがあり、と
りわけMD I、液状変性ジフェニルメタンジイソシア
ネート、トリレンジイソシアネート等が好ましい。
上記二成分の配合割合は特に制限はないが、通常は水酸
基含有液状ジエン系重合体の水酸基(OHIに対するポ
リイソシアネート化合物のイソシアネート基(NCO)
の割合(NCOloH)がモル比で0.2〜25、好ま
しくは0.5〜15となるようにすべきである。このモ
ル比が上記範囲外であると、硬化し難くなるので好まし
くない。
本発明の収納箱に硬化被膜を形成するために用いる組成
物は原則的には上記二成分よりなるものであるが、所望
により強化剤としてポリオール化合物やポリアミン化合
物を加えることができ、その他種々の添加剤を加えるこ
とができる。
所望により加えるポリオール化合物としては、1級ポリ
オール、2級ポリオール、3級ポリオールのいずれを用
いてもよい。具体的には例えば1.2−プロピレングリ
コール、ジプロピレングリコール、1,2−ブタンジオ
ール、1,3−ブタンジオール、2,3−ブタンジオー
ル、l、2−ベンタンジオール、2.3−ベンタンジオ
ール、2.5−ヘキサンジオール、2.4−ヘキサンジ
オール、2−エチル−1,3−ヘキサンジオール、シク
ロヘキサン、ジオール、グリセリン、N、N−ビス−2
−ヒドロキシプロピルアニリン、N、N’−ビスヒドロ
キシイソプロビル−2−メチルビペラジン、ビスフェノ
ールAのプロピレンオキサイド付加物などの少なくとも
1個の二級炭素に結合した水酸基を含有する低分子量ポ
リオールが挙げられる。
さらに、ポリオールとして二級炭素に結合した水酸基を
含有しないエチレングリコール、1.3−プロピレング
リコール、1.4−ブタンジオール。
1.5−ベンタンジオール、1,6−ヘキサンジオール
などを用いることもできる。ポリオールとしては通常ジ
オールが用いられるが、トリオール、テトラオールを用
いてもよく、その分子量は50〜500の範囲のもので
ある。
また、ポリアミン化合物としてはジアミン、トリアミノ
。テトラアミンのいずれでもよい。さらに、1級ポリア
ミン、2級ポリアミン、3級ポリアミンのいずれを用い
ることもできる。ポリアミン化合物としては例えば、ヘ
キサメチレンジアミン等の脂肪族アミン;3.3’−ジ
メチル:4,4°−ジアミノジシクロへキシルメタン等
の脂環族アミンi4,4’−ジアミノジフェニル等の芳
香族アミンi2,4.6−)リ (ジメチルアミノメチ
ル)フェノール等のテトラミンなどを挙げることができ
る。
これらポリオール化合物やポリアミン化合物を配合する
場合、その配合割合については特に制限はないが、通常
は前記した水酸基含有液状ジエン系重合体100重量部
に対してポリオール化合物またはポリアミン化合物を1
〜1000重量部、好ましくは3〜200重量部配重量
心配また、所望により加える他の添加物としては例えば
マイカ、グラファイト、ヒル石、炭酸カルシウム、スレ
ート粉末などの充填材があげられる。
さらに、粘度調整剤としてジオクチルフタレートなどの
可塑剤を加えたり、アロマ系、ナフテン系、パラフィン
系オイル等の軟化剤を加えたり、粘着力、接着力の調整
のためにアルキルフェノール樹脂、テルペン樹脂、テル
ペンフェノール樹脂。
キシレンホルムアルデヒド樹脂、ロジン、水添ロジン、
クマロン樹脂、脂肪族および芳香族石油樹脂等の粘着付
与樹脂を加えることもできる。また、ジブチルスズジラ
ウレート、第1スズオクトエート、ポリエチレンジアミ
ン等の硬化促進剤を加えることもできる。さらに、耐候
性向上のために老化防止剤を加えたり、消泡剤としてシ
リコン化合物などを添加することができる。
本発明で収納箱の硬化被膜となる組成物は以上の様な原
料を配合、混合することによって得られる。通常はまず
上記原料のうちポリイソシアネート化合物を除いた原料
を配合し、15〜120℃、好ましくは70〜100℃
にて5〜240分間、好ましくは30〜180分間攪拌
混合し、次いでこの混合物にポリイソシアネート化合物
を添加して0〜70℃、好ましくは15〜50℃にて0
.5秒間〜180分間、好ましくは1秒間〜120分間
攪拌混合して液状の組成物が得られる。この液状組成物
を用いて、合成樹脂製の収納箱に硬化被膜を形成せしめ
る際の塗布方法等については制限はないが、通常はこの
液状組成物を合成樹脂製の収納箱の表面に刷毛塗りある
いは吹付は等により塗布した後、あるいは該液状組成物
中に該収納箱を浸漬し、引き上げた後に適当な条件にて
硬化処理することによって合成樹脂製の収納箱の表面(
少なくとも外表面)に硬化被膜を形成することができる
ここで、硬化被膜を形成せしめる収納箱としては、合成
樹脂製のものであれば特に制限はないが、特にポリスチ
レン発泡体製の収納箱では表面強度向上の効果が顕著で
ある。その他ポリウレタン発泡体、ポリエチレン発泡体
、ポリプロピレン発泡体等の合成樹脂で製造された収納
箱が適用できる。
これらの合成樹脂製の収納箱に形成する硬化被膜の厚さ
は、所望する機械的強度等を考慮して定めれば良いが、
通常は0.1〜10龍、好ましくは0.3〜51程度で
充分である。また、この硬化被膜は収納箱の少なくとも
外表面に形成すれば良いが、収納箱の使用目的に応じて
収納箱の全表面(外表面と内表面)に形成することも有
効である。
なお、上記した硬化処理する際の条件は特に制限はない
が、通常は0−120℃、好ましくは15〜70 ’C
にて0.5〜75時間、好ましくは1〜72時間である
第1図に本発明の収納箱の部分説明図を示すが、本発明
はこれに限定されるものではない。図中、Aはポリスチ
レン発泡体であり、Bは硬化被膜である。
〔発明の効果〕
本発明の収納箱は、従来の合成樹脂製、特にポリスチレ
ン発泡体製の収納箱のもつ軽量性や断熱性を損うことな
く、機械的強度、特に表面強度の向上が実現されている
。そのため、該収納箱の可使時間も延長されている。
したがって、本発明の収納箱はレジャー用、水産用、農
業用等の合成樹脂製の収納箱を製造する分野で有用であ
る。
〔実施例〕
次に、本発明を実施例にて詳しく説明する。
実施例1 第1表に示す成分のうちポリイソシアネート化合物以外
の各成分の所定量を配合し、80℃にて180分間攪拌
混合し、次いで所定量のポリイソシアネート化合物を添
加して20℃にて2分間攪拌混合して得られた組成物を
合成樹脂製の収納箱(ポリスチレン発泡体製レジャー用
アイスボックス、縦300×横450×高さ300×厚
さ50龍)の外表全面に1.5龍厚さで塗布し、25℃
にて5時間硬化させた。
この硬化被膜を形成した収納箱について「突き差し試験
」を実施した。すなわち、荷重計を備えた突き差し棒を
箱体表面に押圧して、この棒が材料(合成樹脂)を貫通
したときの荷重によって収納箱の表面強度を評価した。
結果を第1表に示す。
実施例2,3 第1表に示す成分のうちポリイソシアネート化合物以外
の各成分の所定量を配合し、80℃にて180分間攪拌
混合し、次いで所定量のポリイソシアネート化合物を添
加して20°Cにて60分間攪拌混合して得られた組成
物を合成樹脂製の収納箱(実施例1と同じ)の外表全面
に1.5鰭厚さで塗布し、25℃にて24時間硬化させ
た。
この硬化被膜を形成した収納箱について実施例1と同様
にして「突き差し試験」を実施した。結果を第1表に示
す。
比較例 硬化被膜無形成の合成樹脂製の収納箱(実施例1と同じ
)について実施例1と同様にして「突き差し試験」を実
施したところ、荷重0.1 kg / crAで突き差
し棒が材料を貫通した。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の収納箱の部分説明図である。 A・・・ポリスチレン発泡体、B・・・硬化被膜第1図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)少なくとも外表面に、水酸基含有液状ジエン系重
    合体およびポリイソシアネート化合物からなる組成物の
    硬化被膜を形成した合成樹脂製の収納箱。
  2. (2)合成樹脂がポリスチレン発泡体である特許請求の
    範囲第1項記載の収納箱。
JP25196085A 1985-11-12 1985-11-12 収納箱 Pending JPS62122951A (ja)

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JP25196085A JPS62122951A (ja) 1985-11-12 1985-11-12 収納箱

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009243623A (ja) * 2008-03-31 2009-10-22 Jatco Ltd 車両用車速センサの故障対応装置及び方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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