JPS6212232A - デ−タ伝送制御方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は通信媒体に複数の伝送装置を接続し、宛先アド
レスを有する通信権委譲命令であるトークンにより通信
権を委譲するネットワークシステムのデータ伝送制御方
式に関するものである。

し開示の概要］ 本明細書及び図面は、通信媒体に複数の伝送装置を接続
し、宛先アドレスを有する通信権委譲命令であるトーク
ンにより通信権を委譲するネットワークシステムのデー
タ伝送制御方式において、伝送装置にネットワークシス
テムへの接続及びネットワークシステムよりの切離しを
指示する指示手段と、自装置宛のトークン受信時に該指
示手段の指示に従い通信権を獲得する通信権獲得モード
と、トークンの受信時に前記指示手段の指示に従い通信
権を獲得せずトークンを他の装置に送出するトークン送
出モードとを備え、伝送装置の稼動状態に係わらずトー
クンの中継を可能とする技術を開示するものである。

Ｅ従来の技術」 従来のネットワークシステムにおいて、通信媒体に接続
されている伝送装置のネットワークシステムよりの切離
し、及び組み込みは、伝送装置の電源ＯＮ１０　Ｆ　Ｆ
によってなされるのみであった。

Ｌ発明が解決しようとする問題点」 その為に物理的障害（ノイズ等）を生じ稼動しているネ
ットワーク全体の秩序を一時的に乱すという欠点があっ
た。又、ネットワークシステムより電源ＯＦＦにより切
離された伝送装置からネットワークシステムの状態を監
視することは不可能でめった。

Ｅ問題点を解決するための手段」 本発明は上述の従来技術の欠点を除去することを目的と
し、この問題を解決する一手段として通信媒体に複数の
伝送装置を接続し、宛先アドレスを有する通信権委譲命
令であるトークンにより通信権を委譲するネットワーク
システムのデータ伝送制御方式において、前記伝送装置
にネットワークシステムへの接続及びネットワークシス
テムよりの切離しを指示する指示手段と、自装置宛の前
記トークン受信時に該指示手段の指示に従い通信権を獲
得する通信権獲得モードと、前□記トークンの受信時に
前記指示手段の指示に従い通信権を獲得せずトークンを
他の装置に送出するトークン送出モードとを備える。

［作用Ｊ かかる構成において、伝送装置の稼動状態に係わらずト
ークンの中継を可能とすると共に、伝送装置の電源をＯ
Ｎにした状態でネットワークよりの切り離しを可能とし
、かつ、この状態でもトークンを受信することにより、
ネットワークの状態を監視することが出来るデータ伝送
制御方式を実現する。

「実施例」 以下、図面を参照して本発明の一実施例を詳細に説明す
る。

［実施例の構成（第１図、第２図）」 第１図は本発明を適用したネットワークシステムに接続
された伝送装置の一実施例を示す。

図において、１は通信媒体であるネットワーク伝送路、
２は伝送路１に接続された伝送装置（以下ノートと称す
）、３はノード２に接続されるオフイスコンピュータ、
ワードプロセッサ、画像入出力装置等の各種機器であり
、ノード２と機器３を組合せたステーションを伝送路１
に複数接続してネットワークを構成し、互いに情報伝送
を行なっている。

ノード２は伝送路１との間のデータ入出力制御、トーク
ン等の制御フレームの送受信制御を行う送受信制御部４
、ノード２全体の制御を司る後述する制御プログラム（
ファームウェア）を記憶する不図示のＲＯＭを内蔵する
マイクロプロセッサ５、機器３とのインタフェース等の
同期をとるインタフェース制御部６、伝送データ等を一
時記憶保持するメモリ７、及び、目ノードに固有のアド
レス値を設定するアドレス設定部８．切離しスイッチ９
より構成されている。

以上の構成を備える複数のステーションより成るネット
ワークシステムの構成を第２図に示す。

第２図において、１３ａ〜１３ｇはネットワークを構成
する各ノード、１９ａ−１９ｇは各７−ド１３ａ−１３
ｇに接続された各種機器である。

し実施例の動作（第３図、第４図）」 第２図に示す本実施例のネットワークシステムで使用さ
れる、データ伝送フレームの一例を第３図に示す。

図中１１は当該伝送フレームの種別を示すフレームコン
トロール領域であり、−例としてここにトークンコント
ロールニードをセットすることにより当該伝送フレーム
がトークンフレームとなる。また１２は当該フレームの
宛先ノードアドレスを示す宛先アドレス領域、１３は当
該フレームの送信元ノードアドレスを示す送信元アドレ
スであり、送信元ノートアドレス１３には通常、伝送フ
レームを送出するノードのアドレス設定部８の設定値が
セットされる。１４はデータ領域であり、伝送すべき各
種情報がセットされる。

以上の構成より成る本実施例のデータ伝送制御を第４図
のフローチャートを参照して以下に詳説する。

ノード２はステップＳ１でネットワーク伝送路ｌ上のデ
ータ伝送フレームの宛先アドレス１２がアドレス設定部
８での設定値か否かを監視し、宛先アドレス１２がアド
レス設定部８での設定値、即ち、目ノード宛のデータ伝
送フレームを受信した場合にはステップＳ２に進み、フ
レームコントロール領域（第３図に一例として示したト
ークンコントロール１１に相当する領域）を調べ、受信
フレームがトークンフレームか否かを調べる。

トークンフレームの場合にはステップＳ３に進み、メモ
リ７中の°切り離しフラグ′がセットされているか否か
を調べる。°゛切り離しフラグ″がセットされていなけ
れば、ステップＳ４に進み、目ノートの切り離しスイッ
チ９が°’　ＯＮ　”か否かを調べる。切り離しスイッ
チ９が“ＯＮ　”の時は目ノートをネットワークシステ
ムより切り離すための切り離し指令であるため、メモリ
７中の°゛切り離しフラグ′°をセットする。そして続
くステップＳ６にてフレームコントロール領域１１にト
ークンコントロールコードをセットし、予め設定された
次にトークンを移譲する（下流の）ノードに対する宛先
アドレスを宛先アドレス領域１２にセットし、アドレス
設定部８での設定値を送信元アドレス領域１３にセット
してトークンフレームを生成し、これを伝送路１に送出
し、その後ステップＳ１に戻り１次の伝送フレームの受
信に備える。

ステップＳ３でメモリ７中の°°切り離しフラグ“がセ
ットされている時にはステップＳ３よりステップＳ７に
進み、自メートの切り離しスイッチ９が°’　ＯＮ　”
か否かを調べる。切り離しスイッチがＯＦ　Ｆ　”の時
は目ノードをネットワークシステムへ参入（接続）させ
るための参入指令であるためステップＳ８に進み、メモ
リ７中の“切り離しフラグ′”をリセットし、ステップ
Ｓ６に進む。

また、ステップＳ４にて切り離しスイッチ９が”　ＯＮ
　”でない時にはステップＳｌＯに進む。この場合には
目メートはネットワークに接続された状態であるため、
受信したトークンにより通信権を委譲されたことになり
、ステップＳＩＯで機器３よりの送信要求があり、送信
データがあるか否かを調べ、送信データのある場合には
ステップＳ１１にて送信処理を実行し、送信終了後ステ
ップＳ６に進み、下流の伝送装置に通信権を委譲する。

この送信処理は伝送フレームのフレームコントロール領
域にデータ伝送コードをセットし、送信すべきデータを
データ領域１４にセットして所望のノード宛に送出する
ことにより行なう。

ステップＳＩＯで送信データの無い場合（送信要求の無
い場合）にはステップＳ６に進む。

一方ステップＳ３で°°切り離しフラグがセットされて
いる場合にはステップＳ７に進み、切り離しスイッチ９
が°’ＯＮ”の場合には受信した伝送フレームの内容を
メモリ７にセーブしておく。

これにより必要な時にフレーム内容を調べることが出来
る。そして、メモリ７へのセーブ終了後ステップＳ６に
進む。

又、−万、ステップＳ２でトークンフレームの受信でな
い場合には目ノート宛のデータフレームの受信であるた
め、ステップＳ２よりステップＳ１２に進み、メモリ７
中の“切り離しフラグ°′がセットされているか否かを
調べ、セットされていなければステップＳ１３に進み、
受信フレームの受信処理を実行し、゛切り離しフラグ″
がセットされている場合には、何もせずにステップ３１
に戻る。

Ｌ発明の効果］ 以上説明した様に本発明によれば、伝送装置の電源を投
入した状態で任意にネットワークシステムへの接続／＋
Ｊ′Ｊり離しができ、またトークンの委譲（トークンの
周回）は切り離し状態であっても可能であり、ネットワ
ークの状態を監視することができるデータ伝送制御方式
が提供できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る一実施例のネットワークシステム
を構成する伝送装置のブロック構成図、第２図は本発明
に係る一実施例のネットワークシステム構成図、 第３図は本実施例のネットワークシステムで用いる伝送
フレームの構成を示す図、 第４図は本実施例のデータ伝送制御を示すフローチャー
トである。 図中、１・・・ネットワーク伝送路、２・・・伝送装置
、３・・・機器、４・・・送受信制御部、５・・・マイ
クロプロセッサ、６・・・インタフェース制御部、７・
・・メモリ、８・・・アドレス設定部、９・・・切り離
しスイッチである。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 通信媒体に複数の伝送装置を接続し、宛先アドレスを有
   する通信権委譲命令であるトークンにより通信権を委譲
   するネットワークシステムのデータ伝送制御方式におい
   て、前記伝送装置にネットワークシステムへの接続及び
   ネットワークシステムよりの切離しを指示する指示手段
   と、自装置宛の前記トークン受信時に該指示手段の指示
   に従い通信権を獲得する通信権獲得モードと、前記トー
   クンの受信時に前記指示手段の指示に従い通信権を獲得
   せずトークンを他の装置に送出するトークン送出モード
   とを備え、伝送装置の稼動状態に係わらずトークンの中
   継を可能とすることを特徴とするデータ伝送制御方式。