JPS62121672A - 調質圧延油の塗布方法 - Google Patents

調質圧延油の塗布方法

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JPS62121672A
JPS62121672A JP26080885A JP26080885A JPS62121672A JP S62121672 A JPS62121672 A JP S62121672A JP 26080885 A JP26080885 A JP 26080885A JP 26080885 A JP26080885 A JP 26080885A JP S62121672 A JPS62121672 A JP S62121672A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
oil
steel plate
electrostatic
tempering rolling
air
Prior art date
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Pending
Application number
JP26080885A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomisaburo Yamada
山田 富三郎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Steel Corp
Original Assignee
Sumitomo Metal Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Metal Industries Ltd filed Critical Sumitomo Metal Industries Ltd
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Publication of JPS62121672A publication Critical patent/JPS62121672A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 この発明は、調質圧延において、調質圧延油を塗布する
方法に関する・jlのである。
〈従来技術とその問題点〉 調質圧延方法は、調質圧延油を使用するウェット圧延と
、圧延油を使用しないドライ圧延が一般的であるが、そ
れぞれ第1表のような得失があり、ドライ圧延は、表面
性状(表面粗度、平坦)では優れているが、能率面、表
面品質面では劣っていることがわかる。
第  1  表 さらに、塗布された調質圧延油をロールバイトで切って
、ウェットとドライのそれぞれの長所を出させるように
したセミウェット圧延があるが、このようなセミウェッ
ト圧延では、ロールに凹があるとオイルスティンになる
欠点がある。これは、バックアップロールとワークロー
ルで油を絞るので、バックアップロールニ凹カあると油
が均一にならず鋼板にプリントされる現象である。
このようなオイルスティンを防止するためには、鋼板に
塗布される油膜の厚さを極く薄くすればよい。
しかしながら、従来のウェット圧延は、第6図に示すよ
うなスプレ一方式であり、ある圧力でノズル16から噴
射させるものであり一定以上の流量と圧力を1、vつで
いない吉鋼板まで届かない為、極く薄[1の塗油が不1
1丁能であり、さらに、均一な塗油も望めない。
この発明は、この上・うな事情に鑑みて提案されたもの
で、その目的は、極< 薄1」で均一の塗油が可能で、
ウエツl” IE IAとトライ圧延の長所を併せ持ち
、さらにセミウエツ!・圧延のようなオイルスティンの
心配のない調質圧延油の塗布方法を提供するこ吉にある
く問題点を解決するための手段〉 この発明に係る調質圧延油の塗布方法は、調質圧延機の
前段に、静電塗油装置を設け、この静電塗油装置により
、調質圧延油を噴霧させるとともにその油霧を帯電させ
て鋼板表面こと吸着させ、微細な粒子による静電方式で
、均一でかつ極く薄目の調質圧延油を鋼板に塗布するよ
うにしたものである。
〈実施例〉 以下、この発明を図示する一実施例に基づいて説明する
第1図に示すのは、調質圧延ラインであり、ペイオフリ
ール1から巻戻された鋼板Pは、プライドルロール2を
介して4重式の調質圧延機3へ送られて調質圧延され、
プライドルロール4を介してテンションリール5に巻取
られるように構成されており、調質圧延機乙の前段に静
電塗油装置6が設置されている。
静電塗油装置6は、第2図に示すように上下に一対の油
霧化装置7A 、 7B 、上下に一対の高圧電極8A
 、 8B 、アースロール9からなる。
油霧化装置7A、7Bでは、速度可変のピックアップロ
ール10により油溜め11から汲み上げた調質圧延油を
供給管12から供給し、ノズル16を備えたエアー供給
装置14からのエアにより霧化し、所定の角度で鋼板P
に噴霧させる。
高圧電極8A、8Bは、直b1iのマイナス電圧がかけ
られており、噴霧された油霧15にマイナスの電荷を与
える吉占もζこ静電反発により電荷±0の鋼板Pに強固
に吸着させる。このような静電方式であれは、粒子径が
微細であり、均一で極く薄目の塗油(片面100〜s 
o o mvm2)が得られる。
なお、ピックアップロール1oの回転速度、霧化用エア
量をライン速度に応じて変えれば、厚目から極薄目まで
厚さ制御が容易にできる。
また、先端通板時および灰抜は時に、装置6を保護する
ために、上部の装置7A、8Aを側方あるいは上方へ退
避さぜ、下部の装置7B、8Bは図示しない通板ガイド
が鋼板と装置間に出入りするようにされている。
〈具体例〉 次のような仕様の装置で、静電塗油、調質圧延を行なっ
た。
(1)霧化総量  1jK7/mir+ (最大)(1
1)  霧化空気圧  1.5Kg/cm2・G(定格
)(m)  霧化空気消費量  1.6 Nm’/mi
n (定格)エアパージ消費量  1.6 Nm7′l
Tl1n(iV)塗油距離   約250 m1n(v
)塗油角度   約45゜ (vl)  荷電方式    追込電極グリッド方式(
vii)  印加電圧    −60〜−80KVD、
C0(viの 負荷電流    1〜2.5 mA第2
表に示すように、静電方式であれば、厚目から極薄目ま
で塗油が可能である。
第2表 塗油量は片面での量 また、スプレ一方式では塗油原単位が実績で0.55(
Ky/ T )であるのに対し、静電方式では、同様の
成品平均サイズ127 (m2/T)通常塗油0.9(
f/m2)で0.29 (K9/T )となり、塗油原
単位の低減が図れる。
さらに、調質圧延(フライト材)においては、押し込み
疵(グリスビット含む)が、従来のドライ圧延で3.4
%、本発明で0.7%であり、本発明では表面品格の向
上が図れる。
〈発明の効果〉 この発明は、空気霧化静電方式で鋼板に塗油するため、
均一で極< tlす[Iの塗油が可能であり、作業性を
あまり落すことなく、良い品質の鋼板が得られる。
また、セミウエツI・圧延のようなロール凹によるオイ
ルステンの心配がない。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に係る塗布方法を実施するための装置
を示す概略図、第2図はその静電塗油装置を示す概略図
、第3図は従来のスプレ一方式を示す概略図である。。 1・・ペイオフリール、2,4・・プライドルロール、
3・・調質用−延槻、5・・テンションリール、6・・
静電塗油装置6.7A、7B・・油霧化装置、8A、8
B・・高圧電極、9・・アースロール、10・6ピツク
アツプロール、11・・油溜め、12・・供給管、16
・・ノズル、14・・エアー供給装置、15・・油霧。 U) ○ ぐ 区 −覇 !a          慣 ロー α) ■ −1。 6I1.1 −へ 禽 q)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)調質圧延機の前段に、静電塗油装置を設け、この
    静電塗油装置により、調質圧延油を油霧させるとともに
    その油霧を帯電させて鋼板表面に吸着させることを特徴
    とする調質圧延油の塗布方法。
JP26080885A 1985-11-20 1985-11-20 調質圧延油の塗布方法 Pending JPS62121672A (ja)

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JP26080885A JPS62121672A (ja) 1985-11-20 1985-11-20 調質圧延油の塗布方法

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JPS62121672A true JPS62121672A (ja) 1987-06-02

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JP (1) JPS62121672A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63126577A (ja) * 1986-05-20 1988-05-30 Kanegafuchi Chem Ind Co Ltd 薄膜
JPH04231500A (ja) * 1990-12-27 1992-08-20 Nkk Corp 電解表面処理装置
JP2018103252A (ja) * 2016-12-28 2018-07-05 Jfeスチール株式会社 冷間圧延装置及び冷間圧延方法

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