JPH0422449A - 湿式電気集塵装置におけるダスト付着防止方法 - Google Patents
湿式電気集塵装置におけるダスト付着防止方法Info
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- JPH0422449A JPH0422449A JP12684290A JP12684290A JPH0422449A JP H0422449 A JPH0422449 A JP H0422449A JP 12684290 A JP12684290 A JP 12684290A JP 12684290 A JP12684290 A JP 12684290A JP H0422449 A JPH0422449 A JP H0422449A
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Landscapes
- Electrostatic Separation (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は湿式電気集塵装置におけるダスト付着防止方法
に関するものである。
に関するものである。
(従来技術)
公知の水洗方式としては、1)フルコーンノズルによる
アトマイズ水洗方式や2)フラットスプレーノズルによ
る水洗方式が知られている。前者の方式は第3図に示す
ように、集塵極板1と放電極2が交互に平行に並へられ
ている。そしてこれら平行板の上方からフルコーンノズ
ル3により水を噴射すると、霧状の水滴4がコーン状に
噴出され、この水滴が集塵極板1の両面に付着する。
アトマイズ水洗方式や2)フラットスプレーノズルによ
る水洗方式が知られている。前者の方式は第3図に示す
ように、集塵極板1と放電極2が交互に平行に並へられ
ている。そしてこれら平行板の上方からフルコーンノズ
ル3により水を噴射すると、霧状の水滴4がコーン状に
噴出され、この水滴が集塵極板1の両面に付着する。
しかしこの方式は一般に使用水量が非常に少なく(通常
集塵極単位長さ当り0.001rn’/min−m 〜
0.002rn’/min−m)極板表面に均一な水膜
を作るに至らず、付着性の強いダストには不適である。
集塵極単位長さ当り0.001rn’/min−m 〜
0.002rn’/min−m)極板表面に均一な水膜
を作るに至らず、付着性の強いダストには不適である。
後者の方式は第4図に示すごとく、集塵極板と放電極が
平行に並べられているのは前者と同様である。そしてフ
ラットスプレーノズル5によって水が上方から噴出され
るが、この方式は集塵極板1上に水膜はできるが使用水
量が多い(通常集塵極単位長さ当り0.015−0.0
25rn’ / min−m )という欠点がある。
平行に並べられているのは前者と同様である。そしてフ
ラットスプレーノズル5によって水が上方から噴出され
るが、この方式は集塵極板1上に水膜はできるが使用水
量が多い(通常集塵極単位長さ当り0.015−0.0
25rn’ / min−m )という欠点がある。
(発明が解決しようとする課題)
平行平板型湿式電気集塵装置に於て、塗装ブースからの
塗料ミストの様な低含塵濃度(2〜1゜11g78m3
)で付着性の強いダスト又はミストの集塵に於て、極板
表面に比較的少量の水を供給し、この水によって均一な
水膜を形成して極板表面を覆い1表面に形成された水膜
によりダストの付着を防止することを目的とする。
塗料ミストの様な低含塵濃度(2〜1゜11g78m3
)で付着性の強いダスト又はミストの集塵に於て、極板
表面に比較的少量の水を供給し、この水によって均一な
水膜を形成して極板表面を覆い1表面に形成された水膜
によりダストの付着を防止することを目的とする。
(課題を解決するための手段)
平行平板型湿式電気集塵装置に於て、極板の成形加工後
に表面の脱脂処理をして水ぬれ性を良くした集塵極板を
有する電場内に、上方からフルコーンノズルによって水
を供給し、その水量が集塵極板単位長さ当り0.002
m’/+nin−m以上の水を供給することにより集塵
極と放電極表面に均一の水膜を形成することができるよ
うにした。
に表面の脱脂処理をして水ぬれ性を良くした集塵極板を
有する電場内に、上方からフルコーンノズルによって水
を供給し、その水量が集塵極板単位長さ当り0.002
m’/+nin−m以上の水を供給することにより集塵
極と放電極表面に均一の水膜を形成することができるよ
うにした。
(実施例)
第1図と第2図に基いて説明する。
湿式電気集jli装置t!(第2図)の集塵極Aは一般
にステンレス製うす鋼板をフォーミングロール加工又は
プレス加工して製作するが、加工時の油分が表面に残存
しており、表面の水ぬれ性が悪く、むしろ水をはじく性
質がある。
にステンレス製うす鋼板をフォーミングロール加工又は
プレス加工して製作するが、加工時の油分が表面に残存
しており、表面の水ぬれ性が悪く、むしろ水をはじく性
質がある。
本発明は加工成形後の集塵極板1の表面を酸洗剤(たと
えば硝弗酸等)で酸洗脱脂してステンレス鋼表面の水ぬ
れ性を改善し、これにより比較的少量の水で均一な水膜
を作る下地を作っておく。
えば硝弗酸等)で酸洗脱脂してステンレス鋼表面の水ぬ
れ性を改善し、これにより比較的少量の水で均一な水膜
を作る下地を作っておく。
次にフルコーンノズル3によるアトマイズ水洗方式を採
用し、フルコーンノズル3の水量を第3図に示した従来
のアトマイズ方式の水洗量の2〜5倍に調量し、極板1
の表面にうすい水膜を形成させるようにしたものである
。ただし使用水量は第4図に示す従来型のフラットスプ
レーノズルによる水洗方式の半分以下である。
用し、フルコーンノズル3の水量を第3図に示した従来
のアトマイズ方式の水洗量の2〜5倍に調量し、極板1
の表面にうすい水膜を形成させるようにしたものである
。ただし使用水量は第4図に示す従来型のフラットスプ
レーノズルによる水洗方式の半分以下である。
以上の如く極板の脱脂と、従来型のフルコーンノズル方
式を組合せることにより、少ない水量で付着性の強いダ
ストに適用可能な集塵装置電極洗浄方法を工夫、発明し
たものである。
式を組合せることにより、少ない水量で付着性の強いダ
ストに適用可能な集塵装置電極洗浄方法を工夫、発明し
たものである。
(効果)
集塵極板1を製作加工後、表面を脱脂することにより金
属表面の水ぬれ性を向上させた状態で、フルコーンノズ
ル3により電場全域に霧状の水をかける。この場合の水
量は、従来のアトマイズノズルの2〜5倍程度とし、集
塵極板1の単位長さ当り0.002〜0.006m/m
in−m程度の水量とする。
属表面の水ぬれ性を向上させた状態で、フルコーンノズ
ル3により電場全域に霧状の水をかける。この場合の水
量は、従来のアトマイズノズルの2〜5倍程度とし、集
塵極板1の単位長さ当り0.002〜0.006m/m
in−m程度の水量とする。
この程度であれば電場内でスパークを発生することがな
く、又電場内に供給された霧状の水は電気集塵作用によ
り集塵極・放電極に捕集され、均一な水膜となって極板
表面を覆い重力により自然落下する。これにより塗装ブ
ースからのペイントミスト等、付着性の強いダスト、ミ
ストの集塵に於て極板へのダスト付着堆積がなく、安定
した長期運転が可能である。
く、又電場内に供給された霧状の水は電気集塵作用によ
り集塵極・放電極に捕集され、均一な水膜となって極板
表面を覆い重力により自然落下する。これにより塗装ブ
ースからのペイントミスト等、付着性の強いダスト、ミ
ストの集塵に於て極板へのダスト付着堆積がなく、安定
した長期運転が可能である。
第1図は本発明方法を実施した装置を示す。
第2図は平行平板型湿式電気集塵装置。
第3図は公知フルコーンノズルによるアトマイズ水洗方
式を示し、第4図は同じくフラットスプレーノズルによ
る水洗方式を示す図。 図において; 1 集塵極板 2 放電極 3 フルコーンノズル 4 水滴 フラットスプレ ノズル 以 」二 出 願 人 住友重機械工業株式会社 復代理人
式を示し、第4図は同じくフラットスプレーノズルによ
る水洗方式を示す図。 図において; 1 集塵極板 2 放電極 3 フルコーンノズル 4 水滴 フラットスプレ ノズル 以 」二 出 願 人 住友重機械工業株式会社 復代理人
Claims (1)
- 平行平板型湿式電気集塵装置に於て、極板の成形加工後
に表面の脱脂処理して水ぬれ性を良くした集塵極板を有
する電場内に、上方からフルコーンノズルによって水を
供給し、その供給水量が集塵極板の単位長さ当り0.0
02m^3/min・m以上の水を供給することにより
集塵極と放電極表面に均一な水膜を形成し、該水膜によ
ってダスト付着を防止するようにしたことを特徴とする
湿式電気集塵装置におけるダスト付着防止方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12684290A JP2688004B2 (ja) | 1990-05-18 | 1990-05-18 | 湿式電気集塵装置におけるダスト付着防止方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12684290A JP2688004B2 (ja) | 1990-05-18 | 1990-05-18 | 湿式電気集塵装置におけるダスト付着防止方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0422449A true JPH0422449A (ja) | 1992-01-27 |
JP2688004B2 JP2688004B2 (ja) | 1997-12-08 |
Family
ID=14945229
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12684290A Expired - Fee Related JP2688004B2 (ja) | 1990-05-18 | 1990-05-18 | 湿式電気集塵装置におけるダスト付着防止方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2688004B2 (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7059687B2 (en) | 2000-04-03 | 2006-06-13 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Braking force distribution control device |
JP2008273723A (ja) * | 2007-05-07 | 2008-11-13 | Hitachi Engineering & Services Co Ltd | サクションロール及びサクションロール装置 |
JPWO2009104411A1 (ja) * | 2008-02-20 | 2011-06-23 | ダイキン工業株式会社 | 集塵装置 |
JP4943862B2 (ja) * | 2004-01-30 | 2012-05-30 | カルク・アクチェンゲゼルシャフト | フィルムストリップを形成する装置および方法 |
US8459324B2 (en) | 2008-06-30 | 2013-06-11 | Unicharm Corporation | Intermittent cutting transferring device |
JP2013146676A (ja) * | 2012-01-19 | 2013-08-01 | Panasonic Corp | 電気集塵デバイス |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100763509B1 (ko) | 2006-08-18 | 2007-10-17 | 주식회사 청우네이처 | 음이온 발생 및 회전 집진판을 이용한 습식 공기청정기 |
-
1990
- 1990-05-18 JP JP12684290A patent/JP2688004B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP2688004B2 (ja) | 1997-12-08 |
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