JPS62120010A - 鉄心用鋼板段付積層装置 - Google Patents

鉄心用鋼板段付積層装置

Info

Publication number
JPS62120010A
JPS62120010A JP26036785A JP26036785A JPS62120010A JP S62120010 A JPS62120010 A JP S62120010A JP 26036785 A JP26036785 A JP 26036785A JP 26036785 A JP26036785 A JP 26036785A JP S62120010 A JPS62120010 A JP S62120010A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
clamp
steel plate
cutting machine
drive mechanism
drive
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP26036785A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0567046B2 (ja
Inventor
Teruaki Tanaka
田中 輝顕
Yoshio Ishibe
石部 吉雄
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daihen Corp
Original Assignee
Daihen Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daihen Corp filed Critical Daihen Corp
Priority to JP26036785A priority Critical patent/JPS62120010A/ja
Publication of JPS62120010A publication Critical patent/JPS62120010A/ja
Publication of JPH0567046B2 publication Critical patent/JPH0567046B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、帯状鋼板を切Fl’i機により切断して得た
順次長さが異なる複数枚の短冊状の鋼板を、それぞれの
端部位置を順次長手方向にずらして積層することにより
、段付きの端部を有する鋼板積層体を形成する鉄心用鋼
板段付積層装置に関するものである。
[従来の技術1 変圧器等の静11誘導電気機器に用いる巻鉄心を製造す
る場合には、帯状のけい素鋼板を巻鉄心の各積層単位の
周長に合せて所定の長さに切断して短冊状の鋼板1を得
、この短冊状の鋼板を十数枚ずつ、それぞれの端部の位
置を所定のずらし寸法dずつ順次長子方向にずらして積
層することにより、各積層単位毎に第8図に示したよう
な段付きの鋼板積層体2を形成する。そしてこの段付き
の鋼板積層体2を巻込み機械により第9図に示したよう
に順次巻込んで各積層体の両端を、鋼板同志をラップさ
せて接合し、第10図に示したような環状の鋼板巻回体
を形成する。次いでこの鋼板巻回体を例えば第11図に
示すような矩形状の形に成形して焼鈍し、巻鉄心4を完
成する。なお第9図ないし第11図において3は各積層
単位の鋼板積層体1の接合部を示している。
上記段付の鋼板積層体2を積層する際の鋼板のずらし寸
法dは接合部3の磁気抵抗が最小になるように選定(通
常は2〜3mm)されるが、このずらし寸法は鋼板積層
体2の段付端部全体に亘って均一であることが望ましい
そこで従来、上記のような段付の端部を有する鋼板積層
体を形成する場合には、鋼板の端部を揃えて積層して形
成した積層体を曲げたり伸ばしたすする操作を繰り返し
て、積層体を構成する鋼板の端部位置をずらすか、また
は鋼板の積層単位を更に3枚程度の少数に小分けして、
指先で鋼板の端部位置を所定寸法dだけずらしながら積
層する等の作業を行っていた。
[発明が解決しようとする問題点] 段付の鋼板積層体を形成する一ヒ記従来の方法では、い
ずれの場合も鋼板積層体の端部に段付をする作業を手作
業で行う必要があるため多くの時間と労力を要し、また
各鋼板のずらし寸法を均一にするためにはかなりの熟練
を要する等の問題があった。更に、段付き鋼板積層体を
形成する工程を手作業で行う必要があるため、鉄心の製
造工程の完全自動化を図ることができないという問題が
あった。
本発明の目的は、段付き端部を右する鋼板積層体を自動
的に形成することがでさるようにした鉄心用段付積層装
置を提供することにある。
[問題点を解決するための手段1 本発明は、帯状鋼板を切断機により切断して11また順
次長さが異なる複数枚の短冊状の鋼板を、それぞれの端
部位置を順次長手方向にずらして積層することにより段
付端部を有する鋼板積層体を形成する作業を自動的に行
うことができるようにしだらのであって、切断機の前方
に該切断機との間に間隔を問けて配置された固定テーブ
ルと、切断機と固定テーブルとの間に配置されて鋼板の
搬送方向に移動自在に支持された移動テーブルと、明所
刃の間を通して移動テーブル上に搬送された鋼板を移動
テーブルに対してクランプするクランプ位置と該クラン
プを解除する解除位置との間を変位するように設けられ
て第1のクランプ駆動R横により駆動される第1のクラ
ンプと、第1のクランプによりクランプされて切断機に
より切断された鋼板を固定テーブル側に送給すべく移動
テーブルを固定テーブル側に所定爪移動させるΦ)3作
と該移動テーブルを元の位置に復帰させる動作とを行わ
ける移動テーブル駆動機構と、第1のクランプによりク
ランプされて移動テーブル駆e様構により固定テーブル
側に送給された鋼板を固定テーブルに対してクランプす
るクランプ位置と該クランプを解除する解除位置との間
を変位するように設けられて第2のクランプ駆動機構に
より駆動される第2のクランプと、切断機が切断動作を
行う間及び移動テーブル駆動機構が移動テーブルを固定
テーブル側に所定距離移動させる間のクランプ及び第2
のクランプをそれぞれクランプ位置及び解除位置に位置
させる動作と、移動テーブル駆動機構が移動テーブルを
固定テーブル側に所定距離移動させた時に第1のクラン
プ及び第2のクランプをそれぞれ解除位置及びクランプ
位置に位置させる動作とを反復するように第1及び第2
のクランプ駆e ’R構と移動テーブル駆e機構とを切
断機に同期させて駆動する同期駆動機構とを備えたこと
を特徴とする。
[発明の作用] 上記のように、鋼板を第1のクランプにより移動テーブ
ルに対して固定した状態で切断して、切断した鋼板を移
動テーブルとともに固定テーブル側に移動させ、次いで
第2のクランプをクランプ状態にして鋼板を固定テーブ
ルに対して固定するとともに第1のクランプを解除状態
にする動作を切断機の動作に同期させて反復させると、
鋼板の端部の位置をずらして段付積層する作業を自動的
に行わせることができ、鋼板の切断工程に続いて鋼板の
段付積層工程を自動的に行わせることができる。
そして切断機が鋼板を切断する間及び移動テーブルが鋼
板を固定テーブル側に所定距離移動させる間のクランプ
が鋼板を移動テーブルに対してクランプしているので、
鋼板の切断を正確に行わせることができ、また切断した
鋼板を位置ずれを生じさせることなく固定テーブル側に
移動させることができるので、段付端部にお(プる鋼板
のずらし寸法が均一な鋼板積層体を得ることができる。
[実施例] 以下添附図面を参照して本発明の詳細な説明する。
第1図ないし第7図は本発明の一実施例を示したもので
、第1図は全体構成を示す平面図、第2図は第1図のI
−II線断面図、第3図は要部の拡大平面図、第4図は
第1図及び第3図の■−■線断面図、第5図は第1図の
v−v線方向から第1及び第2のクランプと第1のクラ
ンプの駆動機構とを見た要部拡大背面図、第6図は第1
図の■−■線方向から第2クランプの送りへ構部を見た
要部拡大側面図、第7図は第1図のVI−Vl線方向か
ら第2のクランプの原点復帰機構を見てその一部を断面
して示した要部拡大側面図である。
(I)実施例の構成 (a)実施例の全体的構成 第1図及び第2図において10は切断機で、この切断機
は固定切断刃11と可動切断刃12(第1図には図示せ
ず。)とを備え、可動切断刃12は切断刃駆動用クラン
ク軸13に結合されている。
クランク軸13はカップリング14と減速115とを介
して切断様周駆動モータ16に結合され、モータ16に
よりクランク軸13が駆動されて可動切断刃12が駆動
されるようになっている。
切断1fi10の送り込み側にはワーク搬入用テーブル
17が配置され、切断機10の送り出し側前方には、搬
送用テーブルの延長上に位置させて、且つ切断機10と
の間に所定の間隔を開りて上面が水平な固定テーブル2
0が配置されている。また固定テーブル20と切断機1
0との間には、上面が固定テーブルと面一をなすように
設けられた移動テーブル21が配置され、第2図及び第
4図に見られるように、この移動テーブル21は、レー
ル架台22に支持されたガイドレール23により鋼板の
搬送方向(Xl−X2方向)に所定の距M往復移動し得
るように支持されている。
固定テーブル20の側方(第1図においで下方)には、
ワーク搬出用テーブル25が該固定テーブルと平行に配
置され、この搬出用テーブルはその上面が固定テーブル
20の上面ど面一を41ツように設けられている。
固定テーブル20は固定テーブルと平行に伸びる第1の
架台27の上に支柱28を介して支持され、第1の架台
の下方に第2の架台29が配置されている。
第1の架台27の上には、固定テーブルの側方を鋼板の
搬送方向と平行に伸びる送りネジ軸31とスプライン軸
33とが、送りネジ軸30を固定テーブル20に近い側
に位置させて配置されている。送りネジ軸31及びスプ
ライン軸33は第1の架台27に固定された図示しない
支持脚により、固定テーブル20の上面より僅かに上方
に位置するように位置決めされ、該支持脚に固定された
軸受部材により回転自在に支持されている。
また搬出用テーブル25の側方には、鋼板の搬送方向に
伸びる搬送ネジ軸35が配置され、この搬送ネジ軸35
は搬出用テーブル25に固定された軸受部材により回転
自在に支持されている。
図示してないが、搬送用テーブル17の側方には帯状の
鋼板の搬送閤構が配置され、この搬送機構により帯状鋼
板が切lfI機10の切断刃11.12の間に搬送され
る。
(b)第1のクランプ及び第1のクランプ駆動機構の構
成 移動テーブル21のスプライン軸33側の端部には第1
のスライダ37がポルl−止めされ、このスライダは、
送りネジ軸31に沿って配置されてレール架台38に固
定されたガイドレール3つにより、移動テーブル21と
ともに鋼板の搬送方向に所定距離移動し得るように支持
されている(第4図参照)。そして第1のスライダ37
には軸受部材40が固定され、第1のクランプ41を構
成するクランプアーム42の中間部に取イ」けられた支
fi @43が軸受部材40に軸受されている。第4図
に示されているように、クランプアーム42は移動テー
ブル21の移動方向と直角な方向に伸びるように配置さ
れ、該クランプアームの移動テーブル側の一端にはクラ
ンプヘッド45が軸46を介して回動自在に支持されて
いる。クランプヘッド45の先端には軸受箱47a内に
配置された軸受47を介してクランプ先端金具48が摺
動自在に支持されている。この先端金具48の上端には
該先端金具の移動量を規制するストッパ49が嵌合され
てノーット50により固定され、先端金具/18の下端
には押圧金具51が取付けられている。
押圧金具51の先端にはゴム等の摩擦係数の大きい材料
からなる抑圧部材52が取付けられ、押圧金具51と軸
受箱47aとの間に配設されたバネ53によりクランプ
先端金具48が常ロ4移動テーブル21側にf=1勢さ
れている。本実施例では同様の構造で支持されたクラン
プ先端金具48が鋼板の移動方向に間隔を開りて2個設
けられている。
クランプアーム42の先端にはまたエアシリンダ54が
取(=Jけられ、このエアシリンダ54のロッド54a
がクランプヘッド45の後端部に枢結ざ机ている。この
エアシリンダ【よ所定枚数の鋼板の積層作業が完了した
時にそのロッドが進出するように動作してクランプアー
ム42をvA1?2から離反させるように変位させ、こ
れにより第1のクランプを速やかに解除させる。エアシ
リンダ54は積層された鋼板の搬出が完了した後に元の
状態に復帰する。
上記クランプアーム42、クランプヘッド45及び先端
金具48により第1のクランプ41が構成されている。
この第1のクランプにおいて、エアシリンダ54のロッ
ド54aが進出するとクランプヘッド45が第4図にお
いて時計方向に回動してその先端が移動テーブル21か
ら離反する側に変位し、ロッド54aが重送するとクラ
ンプヘッド45が第4図において反時計方向に回動して
その先端が移動テーブル21側に変位する。
クランプアーム42の後端部にはローラ状のカムフォロ
ワ57が取付けられ、スプライン軸33に摺動自在に支
持されたカム取付(づ板58に、カムフォロワ57を駆
動する第1のカム59がボルト60により取付tプられ
ている。第1のカム59にはカム溝598が設けられて
いてこのカムiMにカムフォロワ57が嵌合され、後記
する機構によりスプライン軸33が回転すると第1のカ
ム59が回転してクランプアーム42を回動させるよう
になっている。
第1のカム59にはハブ61が設けられ、スライダ37
に支持部材62を介して取付けられた1]−ラ63がハ
ブ61に周設された溝618に嵌合されている。従って
後記する機構により移動テーブル21が移動させられる
と、第1のクランプ41を支持したスライダ37が該移
動テーブルと共に移動し、同時に第1のカム59がスプ
ライン軸33の軸線方向(鋼板の搬送方向)に沿って移
動する。
上記第1のカム59及びカムフォロワ57により第1の
クランプ駆動[1iが構成されている。第1のカム59
によりクランプアーム42が第4図において時計方向に
回動させられると押圧部材52が移動テーブル21上の
鋼板Aから離反して第1のクランプ41が解除位置にな
り、クランプアーム42が第4図において反時計方向に
回動させられると押圧部材52が鋼板Aに当接しC該鋼
板を移動テーブル21に対して固定するクランプ位置に
なる。
(C)第2のクランプ及び第2のクランプ駆動機構の構
成 ガイドレール3つにはまた、固定ブープル20に沿って
移fIJする第2のスライダ65が回動自在に支持され
、この第2のスライダに第2のクランプ67が支持され
ている。第3図に見られるように、この第2のクランプ
67は、第2のスライダ65に軸受68を介して支持さ
れたクランプアーム69と、クランプアーム69の先端
に回動自在に取付けられたクランプヘッド70と、先端
金具71と、エアシリンダ72とからなり、この第2の
クランプは先端金具71が1個のみ設けられている点を
除き第1のクランプ41と同様に構成されている。
エアシリンダ72は前記エアシリンダ72と同様に所定
枚数の鋼板のg1層作業が完了した簡にそのロンドが進
出するように動作してクランプアーム69を鋼板から離
反さぼるように変位させ、これにより第2のクランプを
速やかに解除させる。
エアシリンダ72は積層された鋼板の搬出が完了した後
に元の状態に復帰する。
第2のクランプ67を支持している第2のスライダ65
にはナツト65aが設けられていて、このナツトに送り
ネジ軸31が螺合され、送りネジ軸31の回転に伴って
第2のスライダ65が鋼板の搬送方向X1−X2方向に
移動するようになっている。
第3図に見られるように、スプライン軸33に摺動自在
に支持された第2のカム取付は板80に円盤状の第2の
カム81が取付けられ、第2のクランプのクランプアー
ム69の端部に取付(プられた第2のカムフォロワ82
が第2のカム81に設けられたカム溝に嵌合されている
。また第2のスライダ68に支持部材を介して取付けら
れたローラ84が第2のカム81に一体に設けられたハ
ブ85の溝85aに嵌合されている。
上記第2のカム81及びカムフォロワ82により第2の
カム駆動機構が(?−1成されている。スプライン@3
3の回転により第2のカム81が回転すると、第2のク
ランプ67のクランプアーム69が回動し、第2のクラ
ンプがクランプ位置と解除位置との間を変位する。
また第2のスライダ65が送りネジ軸31により駆動さ
れて1習動すると、該第2のスライダと共に第2のカム
81が移動する。
(d)移動テーブル駆動機構の構成 第5図に示したように、第1のスライダ37のスプライ
ン軸33側の側面には上下方向に沖びる送り桁調整アー
ム87が取付けられている。この調整アーム87はその
長手方向く上下方向)に沿って伸びる長孔87aを有し
、該長孔を通してスライダ37に螺入されたボルト88
により、−F下方向に位置調整自在に取付けられている
送り桁調整アーム87の下端には該送り桁調整アームと
直角な方向に突出する駆りJ用ボルト89が取付けられ
、この駆動用ボルトはレール架台38に取付けられた送
りレバーIIII!190に回動自在に支持された送り
レバー91の長寸法レバ一部91aに当接している。送
りレバー91の長寸法レバ一部91aと反対側の位置に
は短寸法レバ一部91bが設けられ、この短寸法レバー
91bの先端にはカムフォロワ92が取付けられている
レール架台38にはまた送りカム駆動軸93が支持され
、この駆動軸93に取付けられた円盤状の送りカム94
のカムFM’94aにカムフォロワ92が嵌合されてい
る。また第1のスライダ37は図示しないフレームと該
第1のスライダとの間に設けられたバネ95により、第
2のスライダ65側にイ」勢されている。
送りD調整アーム87、駆動用ボルト89、送りレバー
91、カムフォロワ92及び送りカム94により移動テ
ーブル駆動機構が構成されており、送りカム駆動軸93
が後記する駆動機構により回転駆動されて送りカム94
が回転すると、カムフォロワ92がカム満94aに従っ
て変位して送りレバー91が回動する。この送りレバー
91が第5図において時計方向に回動する時には、該送
りレバー91がバネ95の付勢力に抗して駆動用ボルト
8つを押して第1のスライダ37を第2のスライダ65
と反対方向(X2方向)に変位させ、これにより移動テ
ーブル21を切断機10側に一定の距離後退させて原点
に復帰させる。また送りレバー91が反時計方向に回動
した時には第1のスライダ37がバネ95の付勢力によ
り第2のスライダ65側(Xi力方向に移動し、これに
より移動テーブル21が固定テーブル20側に一定距離
送られる。この第1のスライダ37の移1]吊は送り吊
調整アーム87の上下位置を調整することにより適宜に
調整することができる。すなわち、送りr!i調整アー
ム87を下方に移動させれば第1のスライダ37の移動
量を少なくすることができ、反対に送りm調整アーム8
7を上方に移動さければ第1のスライダ37の移動m(
移動テーブル21の移動量)を多くすることができる。
(e)同期駆動機構の構成 切断!fi10が切断動作を行う間及び移動テーブル駆
動機構が移動テーブル21を固定テーブル20側に所定
距離移動させる間のクランプ41及び第2のクランプ6
7をそれぞれクランプ位置及び解除位置に位置させる動
作と、移動テーブル駆動機構が移動テーブル21を固定
テーブル21側に所定距離移動させた時に第1のクラン
プ及び第2のクランプ67をそれぞれ解除位置及びクラ
ンプ位置に位置させる動作とを反復するように上記第1
及び第2のクランプ駆!jJ機構と移動テーブル駆動機
構とを切断機10に同期させて駆動するため、同期駆動
機構が設けられる。本実施例ではこの同期駆動□構が、
スプライン軸の駆動機構と、送りカム駆fII軸の駆動
機構と、送りネジ軸の駆動機構と、送りネジ軸の原位置
復帰機構とにより構成されている。以下これらの機構に
つき説明する。
(e−1>スプライン軸の駆動は構及び送りカム駆動軸
の駆動機構 第2図に見られるように、切断機10のクランク軸13
に第1のタイミングプーリ101が取付けられ、移動テ
ーブル21の下方に設けられたクランプ駆動軸102に
第1のタイミングプーリと同径の第2のタイミングプー
リ103が取付けられている。またクランプ駆動軸10
2と直角な方向に伸びるスプライン駆llI軸105が
設りられていて、このスプライン駆動軸105とクラン
プ駆動軸102とは図示しないウオームギヤにより結合
され、クランプ駆動軸102の回転が90度向きを変え
てスプライン駆動軸105に伝達されるようになってい
る。スプライン駆動軸105はその端部がスプライン軸
33の切断機側端部の下方の位置まで伸びていて、この
スプライン駆動軸105の端部に第3のタイミングプー
リ106が取付けられ、スプライン@33の切断機側端
部には第3のタイミングプーリ106と同径の第4のタ
イミングプーリ107が取付けられている。またn4記
クランプ駆iF[102に第2のタイミングプーリ10
3より小径の第5のタイミングプーリ108が取f号け
られ、移動テーブル21の下方に設けられた前記送りカ
ム駆動軸93に第6のタイミングブーリ109が取付け
られている。
そして第1のタイミングプーリ101と第2のタイミン
グプーリ103とに第1のタイミングベルト110が掛
は渡され、第3のタイミングプーリ106と第4のタイ
ミングプーリ107とに第2のタイミングベルト111
が掛は渡されている。
各タイミングブーりとタイミングベルトとは互いにスリ
ップを生じないように構成されており、各タイミングプ
ーリはタイミングベルトを介して同期回転するようにな
っている。
従って切断機のクランク軸13の回転がスプライン軸3
3に伝達され、切断機の動作に同期してスプライン軸3
3が回転する。本実施例では、クランク@13が1回転
して切断機10が1回の切断動作を行う間にスプライン
軸33が1回転するようになっている。
また第5のタイミングプーリ108と第6のタイミング
プーリ109とに第3のタイミングベルト112が掛は
渡され、クランク軸13が1回転する間に送りカム軸9
3が1回転するようになっている。
上記第1ないし第4のタイミングプーリ101゜103
.106,107と第1及び第2のタイミングベルト1
10及び111とにより、スプライン軸33の駆動機構
が構成され、タイミングプーリ101.108及び10
つとタイミングベル1へ112により送りカム駆動軸9
3の駆動機構が構成されている。
(e−2)送りネジ軸の駆f7J灘構 第6図に示したように、スプライン軸33の切断機と反
対側の端部に第7のタイミングプーリ115が取付けら
れている。スプライン軸33の下方に配設された支持部
材116にカム軸117が回転自在に支持され、このカ
ム軸117に第7のタイミングプーリ115と同径の第
8のタイミングプーリ118が取付けられている。第7
のタイミングプーリ115と第8のタイミングプーリ1
18とに第4のタイミングベルト119が11)り渡さ
れ、切断機のクランク@13が1回転して(1回の切断
動作を行って)スプライン軸33が1回転げる間に、カ
ム軸117が1回転するようになっている。
カム軸117には送りネジ軸駆動カム120が取ト]け
られ、このカム120のカム溝1208には、送りネジ
軸駆動レバー121に取付けられたカムフォロワ122
が嵌合されている。
送りネジ軸駆動レバー121は、下端部がL字形で上部
が二股状を成すように形成されていて、L字形の下端部
に上記カムフォロワ122が取付けられ、この駆動レバ
ー121の中間部は、レール架台38に固定された取付
は板125に取付けられた位置調整機構126の回転支
持軸127に支持されている。
位置調整機構126は、上下方向に伸びる長孔128を
右する位置調整板129と、この位置調整板129の長
孔を通して取付は板125に螺入されて位置調整板12
9を取付は板125に対して固定する固定ボルト130
と、取付は板125及びレール架台38にそれぞれ固定
されたナツト131及び132に螺合されて位置調整板
129の上端及び下端に当接された位置調整ボルト13
3及び134とからなり、位置調整板129の中央部に
回転支持軸127が回転自在に支持されている。この位
置調整機構においては、固定ボルト130を緩めて上下
の位置調整ボルト133及び134を調整することによ
り位置調整板129の上下位置を調整することができ、
位置調整板129の位置を定めた後固定ボルト130を
締め付【プることにより、位置調整板129を所定の位
置に固定することができるJ:うになっている。
送りネジ軸駆動レバー121の中間部には長孔121a
が設けられ、この長孔121aを通して回転支持軸12
7に螺入されたボルト135により、送りネジ軸駆動レ
バー121が回転支持軸127に固定されている。
第7図にも示されているように、送りネジ@31の切断
機10と反対側の端部寄りの部分は軸受139により支
持され、この送りネジ@31の端部寄りの部分にラチェ
ット機構の内輪140が固定されている。内輪140と
同心的に外輪141が配置され、内輪140と外輪14
1との間はラチェットホイールとラチェツト爪とを介し
て機械的に結合されている。この例では、外輪141を
第6図に示した矢印方向に回転させた場合に内輪140
と外輪141とが機械的に連結されて両輪が一緒に回転
し、外輪141を図示の矢印と反対方向に回転させた場
合には外輪141が空回りするようになっている。
上記外輪141には駆動ビン142が取付けられ、この
駆動ビン142が送りネジ軸駆動レバー121の二股状
部の間に嵌合されている。
スプライン軸33が回転してカム軸117が回転すると
、カム120が回転し、駆動レバー121を一定の角度
範囲で往復回動させる。駆動レバー121が第6図にお
いて反時計方向に回動した時に外輪141が反時計方向
に一定の角度だけ回転し、内輪140が送りネジ軸31
と共に一定の角度回転する。次いで駆動レバー121が
時計方向に回動した時には、外輪141が空回りするた
め内輪140は回転しない。従って送りネジ軸31は、
切断機10が1回の切断動作を行ってスプライン軸33
が1回転する間に一方向に一定の角度ずつ間欠的に回転
し、この送りネジ軸31の一方向への回転により第2の
スライダ65が第2のクランプ67と共に一定の距離ず
つ鋼板の搬送方向(X2方向)に送られる。
(e−3)送りネジ軸の原位置復帰モータ7図に示した
ように、送りネジ軸31の切断機と反対側の端部に送り
ネジ駆動ギア145が取付けられている。この駆動ギア
は送りネジ軸31に対して回転自在に支持され、駆動ギ
ア145とラチェット機構との間には、送りネジ軸31
と駆動ギア145とを機械的に連結したり切り離したり
する電磁クラッチ146が取付けられている。
送りネジ軸31の切Wfi機と反対側の最端部はフレー
ム148に取付けられた軸受149により支持され、フ
レーム148の軸受149より下方の部分には原位置復
帰モータ150が取付けられている。原位置復帰モータ
150の出力軸151は切断機側に突出し、この出力軸
151に取付けられたビニオンギア152が駆動ギア1
45に噛み合されている。
従って、電磁クラッチ146を付勢して駆動ギア145
と送りネジ軸31とを結合した状態で原位置復帰モータ
150を回転させると、送りネジ軸31が、送りネジ軸
駆動カム120により回転させられる際の回転方向とは
逆の方向に回転し、第2のスライダ65及び第2のクラ
ンプ67を切断機側の原位置に復帰させる。この時ラチ
ェッ1〜ft1478の内輪140は外輪141に対し
て空回りする。なお駆動レバー121により送りネジ軸
31を回転させて第2のスライダ65を鋼板の搬送方向
に所定距離ずつ移動させる際には、電磁クラッチ146
を消勢して駆動ギア145と送りネジ軸31との結合を
切離しておく。
(f)rA板板積鉢体搬出機構 第1図に示したにうに、固定テーブル20には鋼板の搬
送方向と直角な方向に伸びるトラバース満160が複数
個(本実施例では3個)鋼(反の搬送方向に所定の間隔
を聞けて設けられ、各トラバース溝内にはトラバースシ
リンダ161(第2図参照)により駆動されるトラバー
ス部材162に取付けられたトラバースビン163が摺
動自在に嵌合しており、このトラバースピンは、各鋼板
積層体の積層作業が完了した時にシリンダ161により
駆動されて溝160に沿って搬出テーブル25側に移動
する。そして各トラバースピン163は送りネジ軸31
側から搬出テーブル25側に移動する際には起立した状
態にあり、各トラバースピン163が鋼板fa層体のg
I層面に当接して該積層体を搬出テーブル25側に搬出
するようになっている。また各トラバースピンは搬出テ
ーブル25側から送りネジ軸31側の原位置に戻る際に
は転倒して溝160から突出しないようになっている。
搬出テーブル25の側方に支持されたワーク搬送ネジ軸
35を駆動するワーク搬送モータ165が設【プられ、
このモータの出力軸に取付けられたタイミングブーりと
ネジ軸35の端部に取付けられたタイミングブーりとが
タイミングベルト167を介して結合されている。ネジ
軸35にはスライダ(図示せず。)に設けられたナツト
が螺合していて、このスライダにワーク搬送用クランプ
169が取付けられている。ワーク搬出用クランプ16
つは後端部が枢支された上部アームと下部アームとから
なり、両アームは図示しない駆ilI]n構により駆動
されてそれぞれの先端が接近したり離間したりするよう
になっている。搬出用テーブル25にはその良さ方向に
伸びる溝170が設けられ、ワーク搬出用クランプ16
9の上部アーム及び下部アームはそれぞれの先端に設け
られた先端金具171が搬出用テーブル25の溝を問に
して上下に対向するように設けられている。そして両ア
ームが接近するように駆動された時に下部アームの先端
に取付けられたクランプ先端金具が溝170を通して上
方に移動して、搬出用テーブル25上の鋼板積層体をク
ランプする。この状態でモータ165が駆動されてネジ
軸35が回転駆動され、クランプ169が鋼板積層体を
クランプしたまま切断機と反対側に移動して鋼板積層体
を次の工程(鉄心巻き込み工程)に搬送する。
切断機により切断された鋼板Aを移動テーブル21側に
案内するため、第2図に示したように、切断[10の切
断刃12と移動テーブル21との間に、ガイドテーブル
175が配設されている。
このガイドテーブル175の移動テーブル80側の端部
は移動テーブル21の上面より若干高くなっていて、切
断された鋼板Aが移動テーブル21上に既に存在する鋼
板の上に確実に乗上げるようにしている。
(II)実施例の動作の説明 上記実施例において、クランク軸13は鋼板の積層を行
っている間連続回転しており、所定枚数の鋼板の積層が
完了した時に一旦停止する。本実施例では、鋼板の搬送
i構(図示せず)と第1及び第2のクランプと移動テー
ブル駆動機構と送りネジ軸の駆動機構とを、第12図に
示すように鋼板の搬送機構(図示せず)及び切断装置の
動作と関連させて動作させるように、第1及び第2のカ
ム59及び81のカム溝と送りカム94のカム溝と送り
ネジ軸駆動力°ム120のカム溝とが所定の形状に形成
されている。尚以下の説明で各動作が行われる位置を示
す角度は全てクランク軸の回転角度位置を示している。
即ち、本実施例において帯状鋼板の搬送機構は、第1枚
目の鋼板を送る際には、0度の位置から鋼板の送りを開
始させ、135度の位置で送りを停止さUる。また2枚
目以降の鋼板の送りはクランク軸の225度の回転位置
から開始させ、135度の回転位置で送りを停止させる
第1のカム59は、155度の回転位置で第1のクラン
プのクランプ動作を開始させて172度の位置で該クラ
ンプ動作を完了させ、208度の位置でクランプの解除
動作を開始して223度の位置でクランプの解除を完了
する。
送りカム94は、180度の位置から移動テーブルの固
定テーブル側への送りを開始させて197度の位置で該
送りを完了させ、228度の位置から移動テーブルの後
退を開始させて295度の位置で該移動テーブルを原点
に@帰させる。
第2のカム81は、135度の位置から第2のクランプ
のクランプ動作を開始させて152度の位置で該クラン
プ動作を完了させ、197度の位置で第2のクランプの
解除を開始さ往て215度の位置で該クランプの解除動
作を完了させる。
送りネジ軸駆動カム120は、148度の位置から送り
ネジ軸の回転゛を開始させて第2のクランプの送りを開
始させ、197度の位置で送りネジ軸の回転を停止させ
て該第2のクランプの送りを完了させる。
鋼板の積層を開始する際には、第1図において、第1の
クランプ41の先端が移動テーブル21から離反する位
置にあって、第1のクランプが解除位置にある状態で搬
送用テーブル17側から切断11110に向けて切断す
べき鋼板が搬送され、この鋼板はその先端が第2のクラ
ンプ67の直前の位置に達した時に停止する。この場合
、鋼板の切断寸法は、図示しない測長機構により、積層
すべき各鋼板毎に巻鉄心の各巻回層の周長に相応する長
さに設定され、これに関連して第2のクランプ67が送
りネジ軸31により変位させられて、各切断動作が完了
する毎に第2のクランプ67の位置が切断刃11.12
による切断位置に対して所定の距離(切断される鋼板の
長さにほぼ等しい)l111れるように位置決めされる
。この鋼板の搬送動作に関連して切断機10のクランク
軸13が駆動され、このクランク軸13の回転に同期し
てクランプ駆動軸102、カム駆動軸93、スプライン
軸33及びカム軸11が回転駆動される。この時送りネ
ジ軸31の電磁クラッチ146は切り離されていて、送
りネジ軸31は第6図に示す送りネジ軸駆動カム120
により駆動される。
スプライン軸33の回転に伴って第1のカム59が回転
し、これにより第1のクランプ41のクランプアーム4
2が駆動されてその先端金具48゜48が第4図に示す
ように移動テーブル21上の鋼板Δに押圧される(第1
のクランプ41がクランプ位置に位置する)。鋼板の積
層作業が進んでIS!I層体の厚さが厚くなっていく際
のクランプ力の調整はバネ53により行われ、8!1層
枚数が多くなるに従ってクランプ力が強力になる。
第1のクランプによる鋼板のクランプ動作が完了した後
にクランク軸13が切断動作開始位置に達し、可動切断
刃12を下降させて鋼板を切断する。このように、本発
明においては、鋼板を切断する際に第1のクランプが鋼
板をクランプしているので、切断の際に鋼板が動くのを
防ぐことができ、常に切断寸法を正確に出すことができ
る。
鋼板の切断動作が完了した後にクランク軸13と同期し
て回転している第1クランプ送りカム94のカム’fR
94aが第5図においてカムフ40ワ92を右方向に変
位させ、送りレバー91を反時露1方向に回動させるよ
うにカム溝94aが設けられている。従って鋼板の切断
動作が完了するとバネ95の付勢力により第1のスライ
ダ37が一定の距離移動し、これにより移動テーブル2
1が第1のクランプによりクランプされている鋼板Aを
載せたまま固定テーブル21側に一定の距離移動する。
この移動距離は鋼板積層体の端部に形成する段部のずら
し寸法dに等しくしておく。
移動体21が固定テーブル20側に一定の距離移動した
時に、第2のカム81が第2のクランプ67を解除位置
からクランプ位置へと駆動し、固定テーブル2゛0上に
搬送された鋼板Aの先端を固定テーブル20に対してク
ランプする。この場合もシリンダ72が駆動されて鋼板
へのクランプを確実にするとともに、そのクランプ力を
ほぼ一定に保持する。続いてシリンダ54のロンドが進
出する側に駆動され、更に第1のカム59が第1のクラ
ンプ41を解除位置側に駆動する。続いて2枚目の鋼板
を切断すべく、帯状鋼板が切断機の切断刃11.12間
を通して搬入され、搬入された鋼板が移動テーブル21
上の既に切断されている1枚目の鋼板の上に重ねられる
。鋼板の搬入が完了した後再びクランク軸13が駆動さ
れ、前記と同様の動作が行われて鋼板が切断される。
以下同様の動作が反復されて所定枚数の短冊状鋼板Aが
積層され、第3図に鎖線で示したように積層端部に段が
付けられた鋼板積層体Bが形成される。巻鉄心の各巻回
層の周長は外周側に向かうに従って次第に長くなるため
、鋼板積層体Bを構成する鋼板への長さは順次長くなっ
ていく。この鋼板Aの長さの変化に対応するため、本実
施例では、クランク軸13の回転に同期して各切断動作
毎に送りネジ軸31により第2のクランプ67を一定の
距離鋼板の搬送方向に移動させるようにしている。
所定枚数の鋼板のVi層が完了すると、シリンダ54及
び72が動作して第1及び第2のクランプを速やかに解
除し、次いでトラバース用シリンダ161が起立してい
るトラバースピン163をトラバース溝160に沿って
搬出用テーブル25側に移動させる。トラバースビン1
63は鋼板積層体Bの側面に当接して該積層体を搬出テ
ーブル25側に移動させ、積層体Bを搬出テーブル20
の上に位置させた後に元の位置に復帰する。
鋼板V1層体Bが搬出テーブル25の上に搬送されると
、ワーク搬送りランプ16つが該積層体を上下からクラ
ンプし、次いでワーク搬送ネジ軸35が駆すノされて鋼
板積層体Bをクランプしたワーク搬送りランプ169が
搬出用テーブル25の出口側(第1図の右端)に向けて
搬送される。図示してないが、搬出用テーブル169の
出口側には鉄心巻き込み機械が配置され、搬送された鋼
板積層体がこの巻き込み機械に搬入される。
上記のように鋼板積層体が巻き込み機械側に搬送されて
いる間に電磁クラッチ146が投入されて原位冒復帰用
モータ150が駆動される。これにより送りネジ軸31
が駆動されて第2のスライダ65.第2のクランプ67
及び第2のカム81が原位置に復帰させられ、次の鋼板
積層体の1枚目の鋼板の切断に備える。
上記の実施例では、第1及び第2のクランプと移動テー
ブルとをそれぞれ駆動するカムの駆動軸をタイミングブ
ーり及びタイミングベルトにより連結することにより、
切断機の動作に同期して各要素を動作させる同期駆動殿
構を構成しているが1、各RJfIを個別の駆動源によ
り駆動するようにして、各要素を駆動する駆動源をシー
ケンス制御することにより各要素を所定の順序で同期駆
動するように構成してもよい。
[発明の効果] 以上のように、本発明によれば、鋼板を第1のクランプ
により移動テーブルに対して固定した状態で切断して、
切断した鋼板を移動テーブルとともに固定テーブル側に
移動させ、次いで第2のクランプをクランプ状態にして
鋼板を固定テーブルに対して固定するとともに第1のク
ランプを解除状態にする動作を切断機の動作に同期させ
て反(覚させるように構成したので、鋼板の端部の位置
をずらして段付積層する作業を自動的に行わせることが
でき、鋼板の切断工程に続いて鋼板の段付積層工程を自
動的に行わせることができる。更に切IIi機が鋼板を
切断する間及び移動テーブルが鋼板を固定テーブル側に
所定距離移動させる間のクランプが鋼板を移動テーブル
に対してクランプしているので、鋼板の切断を正確に行
わせることができ、また切断した鋼板を位置ずれを生じ
させることなく固定テーブル側に移動させることができ
るので、段付端部における鋼板のずらし寸法が均一な鋼
板積層体を得ることができる利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第7図は本発明の一実施例を示したもので
、第1図は全体構成を示す平面図、第2図は第1図の■
−■線断面図、第3図は要部の拡大平面図、第4図は第
1図及び第3図のTV−rV線断面図、第5図は第1図
のv−v線方向から第1及び第2のクランプと第1のク
ランプ駆動様構とを見た要部拡大背面図、第6図は第1
図のVl−VI線方向から第2クランプの送り刷構部を
見た要部拡大側面図、第7図は第1図の■−■線方向か
ら第2のクランプの原点復帰様構を見てその一部を断面
して示した要部拡大側面図である。第8図ないし第11
図は段付き鋼板積層体を用いて巻鉄心を製作する工程を
示したもので、第8図は鋼板積層体の段付き端部を示す
正面図、第9図は段イ]す鋼板積層体を巻き込む工程を
説明する説明図、第10図は鋼板積層体を巻き込んで製
作した鋼板巻回体を示す正面図、第11図は第10図の
鋼板巻回体を成形して得た巻鉄心を示す正面図、第12
図は本発明の実施例で用いるカムの動作を説明する説明
図である。 10・・・切断機、13・・・切断刃を駆動するクラン
ク軸、14・・・カップリング、15・・・減速機、1
6・・・切断機用駆動モータ、20・・・固定テーブル
、21・・・移動テーブル、23・・・ガイドレール、
25・・・ワーク搬出用テーブル、27・・・第1の架
台、2つ・・・第2の架台、31・・・送りネジ軸、3
3・・・スプライン軸、35・・・搬送ネジ軸、37・
・・第1のスライダ、38・・・レール架台、39・・
・ガイドレール、41・・・第1のクランプ、42・・
・クランプアーム、45・・・クランプヘッド、48・
・・クランプ先端金具、54・・・エアシリンダ、57
・・・カムフtロワ、59・・・第1のカム、61・・
・ハブ、63・・・ローラ、65・・・第2のスライダ
、65a・・・ナツト、67・・・第2のクランプ、6
9・・・クランプアーム、T1・・・先端金具、72・
・・エアシリンダ、81・・・第2のカム、84・・・
ローラ、85・・・ハブ、87・・・送り量調整アーム
、89・・・駆動用ボルト、91・・・送りレバー、9
2・・・カムフォロワ、93・・・駆動軸、94・・・
送りカム、95・・・バネ、101・・・第1のタイミ
ングプーリ、102・・・クランプ駆動軸、103・・
・第2のタイミングプーリ、105・・・スプライン駆
動軸、106・・・第3のタイミングプーリ、107・
・・第4のタイミングプーリ、108・・・第5のタイ
ミングプーリ、109・・・第6のタイミングプーリ、
110・・・第1のタイミングベルト、111・・・第
2のタイミングベルト、112・・・第3のタイミング
ベルト、115・・・第7のタイミングプーリ、117
・・・カム軸、118・・・第8のタイミングプーリ、
119・・・第4のタイミングベルト、120・・・ネ
ジ軸駆動カム、121・・・送りネジ軸駆動レバー、1
22・・・カムフォロワ、126・・・位置調整機構、
129・・・位置調整板、130・・・固定ボルト、1
33.134・・・位置調整ボルト、140・・・ラチ
ェット機構の内輪、141・・・ラチェット機構の外輪
、145・・・駆動ギア、146・・・電磁クラッチ、
150・・・原位置復帰モータ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】  帯状鋼板を切断機により切断して得た順次長さが異な
    る複数枚の短冊状の鋼板を、それぞれの端部位置を順次
    長手方向にずらして積層することにより段付きの端部を
    有する鋼板積層体を形成する鉄心用鋼板段付積層装置に
    おいて、 前記切断機の前方に該切断機との間に間隔を問けて配置
    された固定テーブルと、 前記切断機と固定テーブルとの間に配置されて前記鋼板
    の搬送方向に移動自在に支持された移動テーブルと、 前記切断刃の間を通して前記移動テーブル上に搬送され
    た鋼板を前記移動テーブルに対してクランプするクラン
    プ位置と該クランプを解除する解除位置との間を変位す
    るように設けられて第1のクランプ駆動機構により駆動
    される第1のクランプと、  前記第1のクランプによりクランプされて前記切断機
    により切断された鋼板を前記固定テーブル側に搬送すべ
    く前記移動テーブルを固定テーブル側に所定量移動させ
    る動作と該移動テーブルを元の位置に復帰させる動作と
    を行わせる移動テーブル駆動機構と、 前記第1のクランプによりクランプされて前記移動テー
    ブル駆動機構により前記固定テーブル側に搬送された鋼
    板を前記固定テーブルに対してクランプするクランプ位
    置と該クランプを解除する解除位置との間を変位するよ
    うに設けられて第2のクランプ駆動機構により駆動され
    る第2のクランプと、 前記切断機が切断動作を行う間及び前記移動テーブル駆
    動機構が前記移動テーブルを固定テーブル側に所定距離
    移動させる間のクランプ及び第2のクランプをそれぞれ
    クランプ位置及び解除位置に位置させる動作と、前記移
    動テーブル駆動機構が前記移動テーブルを固定テーブル
    側に所定距離移動させた時に前記第1のクランプ及び第
    2のクランプをそれぞれ解除位置及びクランプ位置に位
    置させる動作とを反復するように前記第1及び第2のク
    ランプ駆動機構と移動テーブル駆動機構とを前記切断機
    に同期させて駆動する同期駆動機構とを具備したことを
    特徴とする鉄心用鋼板段付積層装置。
JP26036785A 1985-11-20 1985-11-20 鉄心用鋼板段付積層装置 Granted JPS62120010A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26036785A JPS62120010A (ja) 1985-11-20 1985-11-20 鉄心用鋼板段付積層装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26036785A JPS62120010A (ja) 1985-11-20 1985-11-20 鉄心用鋼板段付積層装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62120010A true JPS62120010A (ja) 1987-06-01
JPH0567046B2 JPH0567046B2 (ja) 1993-09-24

Family

ID=17346945

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP26036785A Granted JPS62120010A (ja) 1985-11-20 1985-11-20 鉄心用鋼板段付積層装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS62120010A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5321883A (en) * 1992-10-20 1994-06-21 General Electric Company Apparatus for making a transformer core comprising strips of amorphous stell wrapped around the core window
JP2009056839A (ja) * 2007-08-30 2009-03-19 Denso Corp 車両用空調装置
JP2020031109A (ja) * 2018-08-21 2020-02-27 株式会社ダイヘン 積層鉄心製造方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5321883A (en) * 1992-10-20 1994-06-21 General Electric Company Apparatus for making a transformer core comprising strips of amorphous stell wrapped around the core window
JP2009056839A (ja) * 2007-08-30 2009-03-19 Denso Corp 車両用空調装置
JP2020031109A (ja) * 2018-08-21 2020-02-27 株式会社ダイヘン 積層鉄心製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0567046B2 (ja) 1993-09-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5261152A (en) Method for manufacturing amorphous magnetic core
JP2708368B2 (ja) 長尺材の截断装置
JPS6151501B2 (ja)
JPS62120010A (ja) 鉄心用鋼板段付積層装置
US3461932A (en) Process for manufacturing a continuous veneer strip
JP4600830B2 (ja) シート状部材の移載方法及びその装置
JPH05254715A (ja) シート状部材の貼付け装置
JP2866069B2 (ja) 橋渡搬送装置
JP2700436B2 (ja) 長尺ホースの自動供給装置
CN115360007A (zh) 一种变压器组装生产系统
JP3490511B2 (ja) 鉄心用鋼板の段積み方法及び装置
JPS62285409A (ja) 薄板積層体の積層方法とその装置
JP4331805B2 (ja) 巻鉄心の製造方法及び製造装置
KR960007301B1 (ko) 필름점착방법 및 장치
JPH10241979A (ja) 鉄心用鋼板の段積み方法及び装置
JP2000326177A (ja) 搬送装置
JP2514506B2 (ja) 巻鉄心の巻回装置
JPH0745287Y2 (ja) ベニヤ単板切断装置
KR0158393B1 (ko) 전자부품용 페라이트 코아 검사장치
JP2599084B2 (ja) 巻鉄心の組立方法及び組立装置
WO2023175925A1 (ja) 金属箔の切断積載方法及び金属箔切断積載装置
JPH09237727A (ja) アモルファス鉄心製造方法及びその装置
JPS58166568A (ja) カセツトテ−プ自動組立装置
JP3536663B2 (ja) シートクッション圧縮装置
JPS624465Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees