JPS62118671A - フアクシミリ装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、ファクシミリ装置に関し、特に複写機能を有
するファクシミリ装置に関する。

（従来の技術） 複写機能を有するファクシミリ装置は、ファクシミｌＪ
ａ信及び複写のために設けられた原稿の読取りを光学的
に行う読取系ブロックと、読取られた原稿の記録及び受
信したファクシミリ情報の記録を行う記録系ブロックと
を備えていた。従来、このような複写機能を有するファ
クシミリ装置において複写動作が行われる際には、読取
系ブロックが原稿上の読取対象の読取りをすると同時に
、読取系ブロックからの読取情報に基づき記録系フ。

ロックが読取られた該読取対象の記録を行っていた。こ
のため、ファクシミリ装置は原稿の読取中における読取
光路と読取対象を記録した記録紙の走行経路とが交差し
ないように、読取系フ゛ロックと記録系ブロックとを別
々に配置していた。

（発明が解決しようとする問題点） しかしながら、上記構成の複写機能を有するファクシミ
リ装置では、複写するときに原稿の読取光路と記録紙の
走行経路とが交差しないようにするため読取系ブロック
と記録系ブロックとを別々に配置させなければならず、
その結実装置全体の構成が大きくなるという問題点があ
った。

本発明は、以上述べた問題点を解決し、読取シと記録を
交互に行うことにより原稿の読取光路と記録紙の走行経
路とを交差可能にした読取系ブロックと記録系ブロック
との一体化による小型のファクシミリ装置を提供するこ
とを目的とする。

（問題点を解決するための手段） 本発明は、前記問題点を解決するために、原稿上の読取
対象に光を照射し、その反射光を受光素子によって光電
変換して得られた電気信号に基づいて前記読取対象を読
取る読取手段と、該読取手段からの読取情報、又は受信
したファクシミリ情報に基づき前記読取対象、又は送信
原稿を記録紙に記録する記録手段とを具備するファクシ
ミリ装置において、以下の手段を設けて構成される。

上記ファクシミ’）装置は、前記読取手段の読取中に、
前記読取手段により読取られた所定量の読取対象に相当
する読取情報を一時格納する格納手段を設け、前記読取
手段の読取停止中に、前記格納手段に格納された読取情
報を前記記録手段により記録紙に記録してこの記録紙を
前記走行経路に送出し、前記読取手段の反射光路と前記
記録手段の記録紙の走行経路とを交差させたものである
。

（作用） 本発明によれば、以上のようにファクシミリ装置を構成
したので、前述した格納手段は読取手段の読取中に、読
取手段により読取られた所定量の読取対象に相当する読
取情報を一時格納する。そして読取手段による所定量の
読取対象の読取が終了すると、記録手段により格納され
た読取情報に基づく記録が行われ、記録紙は読取手段の
反射光路と交差する走行経路で送出される。従って、当
該ファクシミリ装置は格納手段を設けることにより、読
取手段と記録手段とを別々に配置させる必要がなくなる
ため前記問題点が解決できるのである。

（実施例） 以下、本発明の一実施例を図面を参照して詳細に説明す
る。

第１図は、本発明の一実施例による複写機能を有するフ
ァクシミリ装置の読取系及び記録系のブロックの構成を
示す図である。同図において、矢印Ａは原稿の走行経路
、矢印Ｂは記録紙の走行経路、矢印Ｃは原稿を読取る時
の読取光路を示す。

原稿送シローラ１は、ローラの駆動により原稿を矢印Ａ
へ搬送する。原稿送シローラ１の間には、原稿ガイド用
ガラス２が設けられ、この原稿ガイド用ガラス２上を原
稿が搬送される。螢光灯３は、照射源であシ、原稿ガイ
ド用ガラス２上に位置する原稿上の読取対象を照射する
。ミラー４は、照射された原稿からの反射光をミラー５
へ向かうように方向変換し、ミラー５は該反射光を光電
変換センサ７へ向かうように方向変換する。レンズ６は
、ミラー５からの反射光を集光し、光電変換センサ７は
集光された光を電気信号に変換する。また、光電変換セ
ンサ７は、電気信号に変換された読取情報をメモリ８へ
供給する。メモリ８は、受は取った読取情報の一時格納
を行い、図示しない制御部からの指令に基づいて格納さ
れた読取情報を印字ヘッド部９へ供給する。印字ヘッド
部９は、受は取った読取情報に基づき、記録紙１０上へ
印字をする。記録紙１０は、ロール状に巻かれておｐｌ
その一端はプラテン１１の駆動により印字ヘッド部９と
プラテン１１の間を通って矢印Ｂへ送出される。

送出された記録紙１０は、カッタ１２により切断される
。尚、原稿送りローラ１及びプラテン１１の駆動制御は
、図示しない前述の制御部により行われるものとする。

以上のように構成されたファクシミリ装置の複写動作に
ついて説明する。

まず、原稿が原稿送シローラ１により、矢印Ａに沿って
移動する。原稿が、原稿ガイド用ガラス２上に位置する
とき、螢光灯３からの照射光は、原稿の読取対象を照射
する。原稿の読取対象で反射した光は、光路Ｃに沿って
ミラー４，５を介してレンズ６へ供給される。反射光は
、レンズ６により集光されて、光電変換センサ７へ供給
される。

この反射光は、光電変換センサ７により電気信号へ変換
され、電気信号すなわち読取情報はメモリ８へ格納され
る。以上の読取動作は、原稿の搬送とともに所定量の読
取対象の読取りが終了するまで行われ、すべての読取情
報は順次メモリ８へ格納される。そして、読取動作が終
了すると、図示しない制御部からの指令によりメモリ８
に格納された読取情報が順次印字ヘッド部９へ供給され
る。

印字ヘッド部９の印字の開始とともにプラテン１１が駆
動し、記録紙１０には読取られた所定量の読取対象が記
録される。記録紙１０は、記録動作とともに読取光路Ｃ
と交差可能に矢印Ｂへ沿って送出され、記録動作終了後
にカッタ１２により切断される。

このように、本実施例によればファクシミリ装置の複写
動作は、読取中に、読取られた読取情報を一担メモリ８
に格納し、読取停止中に記録紙１０への記録が行われる
。つまシ、読取動作と記録動作が交互に行われるので、
読取光路Ｃと記録紙１０の走行経路Ｂとの交差が可能と
なり、読取系ブロックと記録系ブロックとの一体化も可
能となる。

又、本実施例において通常のファクシミリ通信を行う場
合にも、前述と同様の読取動作が行われ、読取られた読
取情報が所定の相手側のファクシミリ装置へ伝送可能な
ことは言うまでもない。更に、この場合、読取情報を一
時メモリ８に格納してから相手側のファクシミリ装置へ
伝送してもよい。

（発明の効果） 以上詳細に説明したように本発明によれば、ファクシミ
リ装置に読取手段によって読取られた読取情報を一時格
納する格納手段を設けたので、読取手段と記録手段とを
交互に動作させることができるため、原稿の読取光路と
記録紙の走行経路との交差も可能になる。従って、読取
系ブロックと記録系ブロックとの一体化が可能になり、
小型化のファクシミリ装置を得ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の一実施例によるファクシミリ装置の
読取部と複写部の構成を示す図である。 １・・・原稿送シローラ、２・・・原稿ガイド用ガラス
、３・・・螢光灯、４，５・・・ミラー、６・・・レン
ズ、７・・・光電変換センサ、計・・メモリ、９・・・
印字ヘッド部、１．０・・・記録紙、１１・・・プラテ
ン、１２・・・カッタ。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 原稿上の読取対象に光を照射し、その反射光を受光素子
   によつて光電変換して得られた電気信号に基づいて前記
   読取対象を読取る読取手段と、該読取手段からの読取情
   報、又は受信したファクシミリ情報に基づき前記読取対
   象、又は送信原稿を記録紙に記録し、この記録紙を所定
   の走行経路へ送出する記録手段とを具備するファクシミ
   リ装置において、 前記読取手段の読取中に、前記読取手段により読取られ
   た所定量の読取対象に相当する読取情報を一時格納する
   格納手段を設け、 前記読取手段の読取停止中に、前記格納手段に格納され
   た読取情報を前記記録手段により記録紙に記録してこの
   記録紙を前記走行経路に送出し、前記読取手段の反射光
   路と前記記録手段の記録紙の走行経路とを交差せしめた
   ことを特徴とするファクシミリ装置。