JPS62116931A - ワイヤ駆動光学系装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 くイ）産業上の利用分野 この発明は、主に複写機に使用され、ワイヤによって駆
動される光学系装置に係り、とくに露光ランプによって
除電ランプを兼用する光学系装置に関する。

（ロ）従来の技術 従来のこの種の光学系装置においては、原ｆｉｆ！ｊＩ
を感光体に導く光路にシャッタ板を設け、そのシャッタ
板を原稿台または光学系の移動端部において当接部材に
より揮されることでスライド移動させて光路中に挿入し
、露光用ランプ光をシャッタ板によって反射させて感光
体の除電を行うようにしている（たとえば実開昭５５−
３５５２６号公報参照）。

（ハ）発明が解決しようとする問題点 しかしながら、このような従来の光学系装置においては
、シャッタ板の開閉操作が、原稿台又は光学系の移動端
部で行われるため、原稿の露光を原稿台又は光学系の移
動途中で終了して、原稿台又は光学系を復帰させた場合
には、シャッタ板は開放状態に維持される。従って、こ
の場合、原稿台又は光学系の復帰時に感光体にシャッタ
板からの反射光を照射して除電を行うことができないと
いう問題点があった。

この発明はこのような事情を考慮してなされたもので、
原稿の露光を光学系の移動途中で終了し任意の位置から
光学系を復帰（ランダムリターン）させても、シャッタ
板が直ちに閉じられて感光体の除電を行うことが可能な
ワイヤ駆動光学系装置を提供するものである。

（ニ）問題点を解決するための手段 この発明は光学系を備えた移動枠をレール上に搭載して
駆動ワイヤによって移動させ、固定した原稿の露光を行
うワイヤ駆動光学系装置において、移動枠が、露光ラン
プと、原稿からの反射光を反射する反射鏡と、露光ラン
プから反射鏡に至る光路を通過させる開口部と、移動枠
の移動方向に摺動可能で、かつ、開口部を開閉可能に設
けられたシ１？ツタ板とを備え、シャッタ板が、開口部
の開口および閉口時に移動枠に当接する当接部と、駆動
用ワイヤの固定部とを有し、さらに、駆動用ワイヤが、
シャッタ板の開口又は閉口時にシャッタ板の当接部を介
して移動枠に駆動力を伝達するよう張設されてなること
を特徴とするワイヤ駆動光学系装置である。

（ホ）作用 シャッタ板の開閉がシャッタ板に固定された駆動ワイヤ
の操作によって行われ、シャッタ板の開又は閉動作の終
了時にシャッタ板の当接部が移動枠に当接し、移動枠は
その当接部を介して移動枠に伝達される駆動力によって
移動されるので、移動枠の移動中に逆方向に復帰させて
もシャッタ板の開閉は確実に行われる。

（へ）実施例 以下、図面に示す実施例に基づいてこの発明を詳述する
。なお、これによってこの発明が限定されるものではな
い。

第１図はこの発明に係るワイヤ駆動光学系装置を備えた
複写機の主に光学系の配置を示す説明図であり、（１）
は原稿、！２）は原稿を載置するガラス板、（３）は露
光ランプ（３ａ）、反射板（３ｂ）、ミラー（３Ｃ）か
らなる第１光学系、（４）はミラー（４ａ）（４ｂ）か
らなる第２光学系、（５）はレンズ、（６）は固定ミラ
ー、（刀は感光体ドラム、（８）は複写機ケースである
。

このような構成において、露光ランプ（３ａ）の照明光
によって原稿が露光され、その光がミラー（３ｃ）　　
（４ａ）　　＜４ｂ）　、結像レンズ（５、ミラー（６
）、そして感光体に到達して原稿像を結像する。そして
第１光学系（３）と第２光学系（４）とは２：１の速度
比で矢印（Ａ）の方向に移動し、原！ｒｉ（１）全体を
露光操作する。

第２図はこの発明に係るワイヤ駆動光学系装置の主に駆
動装置を示す斜視図であり、（３Ａ）は第１光学系を備
えた第１移動枠、（４Ａ）は第２光学系を備えた第２移
動枠、（９）（９ａ）は第１移動枠（３Ａ）のシャッタ
板■両側に備えられたワイヤ固定部、（至）（１０ａ）
は第２移動枠の両側に備えられた可動プーリ、０１）　
（１１ａ　）はギヤ（Ｉｌｂ　）とシャフト（１１ｃ）
に連結され駆動源〈図示しない）によって駆動される駆
動プーリ、■（１２ａ）および（１３１（１３ａ）は固
定プーリ、＠）　（１４ａ　）はワイヤ、０５）（１５
ａ）は第１、第２移動枠（３Ａ）　（４Ａ）を移動方向
に摺動させるレール、０６）（１７］および０８１８は
それぞれワイヤ■（１４ａ）の端部を本体に固定するス
トッパである。

第３図は、第１図および第２図の要部の構成と作用を示
す説明図であり、第３図（田において、第１移動枠（３
Ａ）は、露光ランプ（３ａ）と、原稿（１）からの反射
光（Ｌｌ）を反射する反射１（３Ｃ）と、露光ランプ（
３ａ）から反射鏡に至る光路を通過させる開口部（２１
１と、第１移動枠（３Ａ）の移動方向に囲動可能で、か
つ、開口部を開閉可能に設けられたシャッタ根回とを備
え、シャッタ板■は、開口部の開口および閉口時に第１
移動枠（３Ａ）の端縁（ハ）（至）に当接する当接端（
２＋９（ハ）と、ワイヤ（１４）（１４ａ）の固定部（
９１（９ａ）とを有し、さらに、ワイヤ（１４１（１４
ａ）は、シャッタ板■の開口又は閉口時にシャッタ板（
イ）の当接端（ハ）（ハ）を介して第１移動枠（３Ａ）
の端縁面（至）に駆動力を伝達するよう張設されている
。また、シャッタ板■の露光ランプ（３ａ）に面する側
は白色に着色されている。

このような構成において、原稿（１）の露光時には第３
図（ａ）のように固定部（９）（９ａ）に固定された駆
動用ワイヤＧ４）（１４ａ）は矢印（Δ）の方向へ引張
され、シャッタ板■は、先ず、矢印（Ａ）の方向へ摺動
し、開口部３１）を十分に開口する。そして、当接端（
ハ）が端縁（ハ）に当接すると、ワイヤ■の′張力によ
って第１移動枠（３Ａ）は矢印（Ａ）の方へ移動し始め
る。この時、露光ランプ（３ａ）からの光は、原稿（１
）を照明し、光（Ｌｌ）となってミラー（３ｃ）によっ
て反射され、感光体ドラム（刀（第１図）の方へ導かれ
、原稿（１）の露光を行う。

原稿（１）の露光が終了して、第１移動枠（３Ａ）が復
帰する時には、駆動用ワイヤ（１４）が矢印（Ｂ）の方
向へ引張され、シャッタ板■は、先ず、矢印（Ｂ）の方
向へ摺動し、開口部３１）を完全に閉鎖する。そして、
第３図＋ｂ＋のように当接端に）が端縁＠に当接すると
、第１移動枠（３Ａ）はワイヤ開の張力によって矢印（
Ｂ）方向へ移動し、露光ランプ（３ａ）からの光はシャ
ッタ板■の白色面に反射した後、光（Ｌ２）となってミ
ラー（３Ｃ）によって反射され、ミラー（４ａ）　　（
４ｂ）などを介して感光体ドラムへ導かれ、この光によ
って感光体ドラム（刀の表面の不要な帯電が除去される
。

この実施例によれば、任意に露光を停止させ、その後、
直らに第１移動枠（３Ａ）を復帰（ランダムリターン）
させても、速かにシャッタ板■は開口部を閉鎖するので
、移動枠（３Ａ）復帰時には何時でも除電操作を行うこ
とが可能となる。

（ト）発明の効果 この発明によれば、原稿の露光を露光用の光学系の移動
途中で終了し、任意の位置からその光学系を復帰（ラン
ダムリターン）させても、シャッタ板が直ちに閉じられ
、シャッタ板からの反射光によって感光体の除電を行う
ことが可能なワイヤ駆動光学系装置が提供される。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明に係るワイヤ駆動光学系装置を備えた
複写機の構成を示す説明図、第２図はこの発明に係るワ
イヤ駆動光学系装置の駆動装置を示す斜視図、第３図〈
ω（ｂ）は第１図および第２図の要部の構成と作用を示
す説明図である。 （１）・・・・・・原稿、　　　（３ａ）・・・・・・
露光ランプ、（３Ｃ）・・・・・・反射鏡、　Ｇ４１（
１４ａ）・・・・・・駆動ワイヤ、囚・・・・・・シャ
ッタ板、　３１）・・・・・・開口部、（２２１（至）
・・・・・・移動枠の端縁、３４）固・・・・・・シャ
ッタ板の当接°端。 第　３図（Ｑ） 第３図（ｂ）

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、光学系を備えた移動枠をレール上に搭載して駆動ワ
   イヤによって移動させ、固定した原稿の露光を行うワイ
   ヤ駆動光学系装置において、移動枠が、露光ランプと、
   原稿からの反射光を反射する反射鏡と、露光ランプから
   反射鏡に至る光路を通過させる開口部と、移動枠の移動
   方向に摺動可能で、かつ、開口部を開閉可能に設けられ
   たシャッタ板とを備え、シャッタ板が、開口部の開口お
   よび閉口時に移動枠に当接する当接部と、駆動用ワイヤ
   の固定部とを有し、さらに、駆動用ワイヤが、シャッタ
   板の開口又は閉口時にシャッタ板の当接部を介して移動
   枠に駆動力を伝達するよう張設されてなることを特徴と
   するワイヤ駆動光学系装置。