JP2000039579A - 光走査装置 - Google Patents

光走査装置

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JP2000039579A
JP2000039579A JP10209553A JP20955398A JP2000039579A JP 2000039579 A JP2000039579 A JP 2000039579A JP 10209553 A JP10209553 A JP 10209553A JP 20955398 A JP20955398 A JP 20955398A JP 2000039579 A JP2000039579 A JP 2000039579A
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shutter
optical scanning
opening
scanning device
light
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JP10209553A
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Yoshio Kaneko
良雄 金子
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 防塵部材などを引き出しても装置内に塵やガ
スなどが侵入することのない光走査装置を提供する。 【解決手段】 レーザユニット4からのレーザ光束をポ
リゴンミラー102により偏向させ、結像光学系により
感光体105上に光スポットとして集光し、光走査を行
う光走査装置において、筐体145の出射口145aに
対向する位置に光防塵ユニット149を着脱することに
連動して出射口145aを開閉するシャッタ220が備
えられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】デジタル複写機、デジタルフ
ァクシミリ、レーザプリンタなどに用いられる光走査装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】レーザユニットからのレーザ光束を光偏
向手段により偏向させ、結像光学系により被走査面上に
光スポットとして集光し、光走査を行う光走査装置が広
く知られている。また、被走査面に合致するように配備
された光導電性の感光体を、上記の光走査装置により光
走査し、電子写真プロセスにより画像形成を行う画像形
成装置も、光プリンタやデジタル複写機として知られて
いる。
【0003】上記のように画像形成装置内に光走査装置
を組み込む場合、光走査装置から光を外部の感光体に導
くために、光走査装置の筐体に出射口が設けられてい
る。一方、画像形成装置においては、トナーや作像工程
で種々のほこりやゴミなどの塵埃類が発生し、これらの
塵埃類が光走査装置の出射口から内部に侵入してしま
う。そこで、これら塵の侵入を防ぐために、出射口に防
塵ユニットを設けている。
【0004】以下、図7から図8により、出射口に取付
けられる防塵ユニットとこの防塵ユニットが取付けられ
る光走査装置の周辺部について詳細に説明する。図7は
防塵ユニットとこの防塵ユニットが取付けられる光走査
装置の周辺部を説明するための断面図、図8は防塵部材
ユニットを説明するための斜視図である。図7に示すよ
うに光走査装置の筐体145の底部には、出射口145
aが形成され、ポリゴンミラー(図示しない)からのレ
ーザ光束を折り返しミラー104で反射させて、出射口
145aから光走査装置の外部に配置された感光体に送
り出すようになっている。筐体145の底部の下面に
は、出射口145aを覆うようにほぼ矩形の樋状をした
ガイド部材152が備えられている。ガイド部材152
は筐体145の底部の下面に固定される一対のフランジ
部152aと、このフランジ部152a間にかつ出射口
145aと相対するように位置する底部152bとを有
している。底部152bにはレーザ光束を通すため開口
152cが穿設されている。このガイド部材152の底
部152bと筐体145の底部との間隙に防塵ユニット
149が摺動可能に挿入される。防塵ユニット149
は、レーザ光束を透過しながら各種の塵の侵入を防止す
るために、透過性を有するガラスやプラスチック材料で
作られた防塵部材150と、この防塵部材150の周縁
を保持するように取り囲むホルダ151とから構成され
ている。ホルダ151の一端は、ガイド部材152から
の引き出しを容易にするための折り曲げ部151aが形
成されている。
【0005】この防塵ユニット149をガイド部材15
2にセットすることより、レーザ光を透過しながら光走
査装置内に各種の塵が侵入するのを防いでいる。防塵ユ
ニット149は、このように光走査装置に前記塵埃類が
侵入するのを防いでいるが、逆に画像出力を重ねるにつ
れ、この各種の塵が防塵部材150の表面に付着してい
くことになる。レーザ光は、この防塵部材150を透過
して感光体を照射するので、防塵部材150への塵の付
着が進むと、その塵の影響が出力画像に出てしまう。具
体的には、白スジ・黒スジ、画像濃度の低下、あるいは
画像濃度のムラといった異常画像となる。
【0006】上述したような画像形成装置においては、
定期的にメンテナンスを行うようにし、その際に、この
防塵ユニット149をガイド部材152から引き出し、
防塵部材150を清掃して、塵の付着を落とすようにす
ることにより、異常画像の発生を未然に防止することが
できる。この定期的なメンテナンスは、サービスマンに
より行う場合もあれば、ユーザが行う場合もあり、機器
に応じたものとなっている。また、上述のような異常画
像が発生し、その原因が防塵部材150への塵の付着に
よるものであれば、定期メンテナンスの時期にこだわら
ず、その時に応じて防塵部材150の清掃を行えばよ
い。
【0007】防塵ユニット149を引き出した後の筐体
145の状態は、図9に示すようになる。光走査装置が
設けられた画像形成装置内は、各種の塵や、定着装置に
用いられているシリコンオイルの気化したガスなどが浮
遊した状態である。そのため、防塵部材150の清掃の
ために防塵ユニット149を引き出すと、浮遊している
塵埃類やガスが開放状態にある出射口145aから光走
査装置内に侵入し、光走査装置の各光学部品の表面に付
着してしまうことがある。各光学部品に塵やガスが付着
すると、上述のような異常画像を発生させる可能性があ
るため清掃が必要になるが、防塵部材150とは異な
り、光走査装置の中の光学部品を清掃するには、様々な
部品を外したりする必要があり、非常に大変な作業とな
ってしまう。
【0008】このような問題を解決するために、例えば
特開平7−129060号公報記載の発明においては、
ユニットの開閉に連動して防塵部材を清掃する手段を装
置に設け、防塵部材を引き出すことなく保守作業時に発
生する一連の動作に連動して、防塵部材の清掃を自動的
に行うことが提案されている。また、特開平9−808
75号公報には、防塵部材の長手方向に摺動するように
クリーニング部材を設け、このクリーニング部材により
やはり防塵部材の引き出しを行うことなく、自動的に防
塵部材を清掃する技術が提案されている。さらに、特開
平9−269632号公報では、防塵部材を副走査方向
に大きな形状とし、この防塵部材を副走査方向に移動可
能とし、かつ副走査方向に移動させた時に、自動的に防
塵部材がクリーニングされる構成とすることにより、や
はり防塵部材を引き出すことなく防塵部材を清掃する技
術が提案されている。
【0009】一方、特許第2523577号公報には、
装置の上下ユニットを開放した際に防塵部材に対するシ
ャッタが降りる構造とすることにより、防塵部材を清掃
するために上下ユニットを開放した際にはシャッタが閉
じて、防塵部材を引き出しても塵埃類の光走査装置への
侵入を防止することが開示されている。また、実開平5
−96826号公報には、レーザ光を射出するときの
み、開口するように制御されたシャッタを設けることに
より、清掃を行うために防塵部材を引き出したときに
は、このシャッタが綴じた状態となり、防塵部材の清掃
のときに塵が光走査装置に侵入するのを防止することが
開示されている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】このように、特開平7
−129060号公報、特開平9−80875号公報や
特開平9−269632号公報に開示された技術では、
防塵部材を引き出すことなく防塵部材の清掃を行うよう
になっているが、この防塵部材上の塵埃類は画像に対す
る影響が大きく、かなり小さな塵でも上述のような異常
画像を引き起こしてしまう。したがって、異常画像の発
生を防止するレベルの清掃は、実際に目視しての作業が
必須であり、自動清掃では異常画像を防止するレベルの
清掃は困難である。
【0011】また、特許第2523577号公報に開示
された技術では、上下ユニットの開放によりシャッタが
閉じる構造となっており、この公報に記載されているよ
うな小型の機械であれば、そのような機構とすることも
可能であるが、大型の機械、例えば光走査装置の上方に
スキャナ部を備える複写機では、ユニットの開閉機構は
備えることができず、固定式となっている。そのため、
そのような機械では、ユニットの開閉無しに防塵部材を
引き出し、清掃を行うことが求められるため、当技術の
採用は不可能である。さらに、実開平5−96826号
公報に開示された技術では、レーザ光の出射時のみに開
口するシャッタを備えているが、このシャッタはレーザ
光の出射に連動するように制御されているので、その制
御回路や開閉のための電磁石などが必要となり、非常に
高価なものとなっていた。
【0012】本発明はこのような従来技術の実情に鑑み
てなされたもので、その目的は、防塵部材を取り外した
ときに塵埃類が侵入することのない光走査装置を低コス
トで提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、第1の手段は、レーザユニットからのレーザ光束を
光偏向手段により偏向させ、結像光学系により出射口か
ら出射し、外部の被走査面上に光スポットとして集光し
て光走査を行う光走査装置において、前記出射口に沿っ
て設けられたシャッタと、光透過部材の着脱動作を前記
シャッタに機械的に伝達し、前記動作に連動して前記シ
ャッタを開閉する機械的開閉手段とを備えていることを
特徴とする。
【0014】第2の手段は、第1の手段において、前記
シャッタは、前記光透過部材が前記出射口に対向する位
置に挿入されるのに伴って開き、前記光透過部材の引き
抜きにより閉じることを特徴とする。
【0015】第3の手段は、第2の手段において、前記
シャッタは、前記光透過部材が挿入されていないときは
閉じるようにスプリングで弾性的に付勢されていること
を特徴とする。
【0016】第4の手段は、第1ないし第3の手段にお
いて、前記シャッタの開閉方向は、前記光走査の副走査
方向に設定されていることを特徴とする。
【0017】第5の手段は、第1の手段において、前記
シャッタは、前記光透過部材を着脱可能に支持するガイ
ド部材の前記出射口に連通する位置に形成された開口を
開閉可能な第1の部分と、前記ガイド部材に前記光透過
部材を支持したとき、前記光透過部材の側縁と係合して
後退する第2の部分とを備え、前記光透過部材により前
記第2の部分が後退したとき、前記第1の部分は前記ガ
イド部材の開口を閉じることを特徴とする。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照し、本発明の実
施の形態について説明する。なお、以下の各実施の形態
において、上述した従来例と同等とみなせる各部には同
一参照番号を付し、重複する説明は適宜省略する。
【0019】図5は本発明の実施形態に係る光走査装置
の光学系の各構成要素の配置を示す図である。同図にお
いて、光学走査装置は、レーザユニット4、シリンダレ
ンズ101、ポリゴンミラー102、fθレンズ10
3、及び折り返しミラー104から基本的に構成されて
いる。レーザユニット4からは図示しないコリメートレ
ンズ、アパーチャを通過して平行光束化されたレーザ光
束が出射される。このレーザ光束は、シリンダレンズ1
01により副走査方向に集光され、ポリゴンミラー10
2の偏向反射面位置に主走査方向に長い線像として結像
する。ポリゴンミラー102とともに光偏向手段を構成
するポリゴンモータ102Aにより、ポリゴンミラー1
02を高速で等速回転させると、偏向反射面により反射
されたレーザ光束は等角速度的に偏向され、結像光学系
であるfθレンズ103で等速度偏向に変換される。等
速度変換されたレーザ光束は、折り返しミラー104に
より折り返され、被走査面に合致して配備された画像形
成装置の光導電性の感光体105の表面に光スポットと
して集光され、光走査が行われる。レーザユニット4、
シリンダレンズ101、ポリゴンミラー102、fθレ
ンズ103および折り返しミラー104などの構成部材
は、図5には示していないが、従来例と同様に筐体14
5内に納められている。
【0020】図6は、図5に示した光走査装置を用いた
画像形成装置としてのデジタル複写装置を示している。
このデジタル複写装置では、複写すべき原稿は、原稿ガ
ラス110上に平面的に定置され、蛍光灯111により
図6において左方向に等速的に照明走査される。この照
明走査に伴い、原稿からの反射光束は可動ミラー装置1
13により結像レンズ114に導かれる。可動ミラー装
置113は、原稿からの反射光束を原稿面に平行な方向
へ反射させる第1ミラ−と、この第1ミラ−の移動の1
/2の速度で移動しつつ、第1ミラーによる反射光束を
結像レンズ114に向けて反射させるダハミラーとによ
り構成されている。結像レンズ114によって反射光束
は、固体撮像素子115上に原稿の縮小画面として結像
する。このようにして原稿画像の読み取りが行われる。
【0021】読み取られた原稿の画像情報は、原稿読取
部の下部にユニット化されて設けられている光走査装置
のレーザユニット4に変調信号として印加され、光走査
により光導電性の感光体105に書き込まれる。感光体
105は、書込みに先立って帯電器120により所定の
極性に均一に帯電され、光走査装置による光走査により
画像情報を書き込まれ、画像情報に従った静電潜像が形
成される。この静電画像は、現像装置121により現像
されて可視像化される。転写紙Sはカセット130また
は132内から給紙されるか、もしくは手差しテーブル
131からセットされて転写部へ搬送され、転写器12
2により可視像を転写された後、分離器123により感
光体105から分離される。分離された転写紙Sは、搬
送ベルト125により定着装置126へ搬送され、可視
像を定着した後、装置外に排出される。また、可視像転
写後の感光体105は、クリーニング装置124により
クリーニングされる。
【0022】次に、光走査装置の筐体145の出射口付
近の構造を図1から図4によりに説明する。図1は防塵
ユニットを挿入する前の状態を説明するため筐体を取り
除いて示す平面図、図2は図1の縦断側面を筐体の一部
とともに示す図、図3は図1に防塵ユニットを挿入した
状態で示す平面図、図4は図3の縦断側面を筐体の一部
とともに示す図である。
【0023】これらの図において、光走査装置の筐体1
45の底部には、長手方向が副走査方向に対して直交す
る方向に延びた長方形の出射口201が穿設されてお
り、この出射口201を覆うように略皿形をしたガイド
部材202が取付けられている。ガイド部材202は筐
体145の底部に固定されるフランジ部203、204
と、これらフランジ部203、204間に位置する底板
部205と、フランジ部203と底板部205およびフ
ランジ部204と底板部205とを接続する立壁部20
6、207とが形成されている。フランジ部204の長
手方向両端部近傍の側縁部には、フック208、209
が下方に向けて立設されている。底板部205の中央に
は、レーザ光束を通すための開口210が穿設されてい
る。また、立壁部206には長孔211がガイド部材2
02の長手方向に沿って穿設されている。212はガイ
ド部材202の長手方向一端部の開口部を塞ぐ蓋部であ
る。
【0024】220は、断面が図2においては逆コの字
状をしたシャッタ部材であって、その下部221がガイ
ド部材202の底板部205に穿設された開口210の
開閉を司る蓋部となり、逆コの字状の上部222はガイ
ド部材202の立壁部206に穿設された長孔211か
ら挿入され、ガイド部材202の底板部205と筐体1
45の底部との中間に位置し、シャッタ部材220の副
走査方向への移動を司る駆動部となっている。すなわ
ち、上部222の図1において下端部には傾斜部222
aが形成され、ガイド部材202に防塵ユニット149
を挿入したとき、防塵ユニット149のホルダ151の
挿入側先端の側面が上部222の傾斜部222aに係合
し、上部222を図1において左方向に移動させる。
【0025】シャッタ部材220の下部221の長手方
向端縁部には、フランジ部204のフック208、20
9とほぼ対向するようにフック223、224が下方に
向けて立設されており、フック208と223およびフ
ック209と224との間にはそれぞれスプリング22
5、226が掛けられ、これらスプリング225、22
6によりシャッタ部材220は、図面において右方向に
弾性的に付勢されている。右方向の移動は、シャッタ部
材220の折り曲げ部227が立壁部206に当接する
ことにより規制される。この規制されたときには、シャ
ッタ部材220の下部221がガイド部材202の開口
210は閉じるように位置し、シャッタ部材220の上
部222の長手方向端縁部がガイド部材202の挿入口
のほぼ半分の所に位置するように設定されている。
【0026】防塵ユニット149の保持機構は以上のよ
うに構成されているため、図1および2に示すように、
防塵ユニット149が挿入されていないときは、スプリ
ング225、226によりシャッタ部材220は、図面
において右方向に移動し、シャッタ部材220の下部2
21によりガイド部材202の開口210は閉じた状態
となる。したがって、防塵ユニット149が挿入されて
いないときは、ガイド部材202の開口210は閉じ、
この開口210から筐体145の出射口201を通って
筐体145の内部に塵が侵入するのを防ぐことができ
る。
【0027】この状態で防塵ユニット149をガイド部
材202の側部の挿入口から挿入していくと、防塵ユニ
ット149のホルダ151の先端側面がシャッタ部材2
20の上部222の傾斜部222aに係合し、シャッタ
部材220をスプリング225、226の弾性付勢力に
抗して、図面において左方向に移動させていく。これに
より、シャッタ部材220の下部221は、ガイド部材
202の開口210から離れ、開口210を露呈してい
く。防塵ユニット149の挿入をさらに進めていくと、
防塵ユニット149のホルダ151の先端側面はシャッ
タ部材220の傾斜部222aから上部222の長手方
向端縁部と係合し、開口210の全体が露呈される。し
たがって、折り返しミラー104で反射してきたレーザ
光束は防塵部材150、ガイド部材202の底板部20
5の開口210そして開口210を通って感光体105
に照射可能となる。
【0028】防塵部材150に塵などが付着し、クリー
ニングする場合には、防塵ユニット149をガイド部材
202の挿入口から引き抜く。これにより防塵部材15
0とホルダ151側面との係合はなくなり、シャッタ部
材220はスプリング225、226の付勢力により図
面において右方向に移動し、上述したようにガイド部材
202の開口210を閉じる。
【0029】このように、シャッタ部材220の開閉
は、防塵ユニット149の挿入と連動する機構になって
いるので、シャッタを閉じる必要があるとき、すなわ
ち、防塵ユニット149を抜いたときには、自動的に行
われるので、シャッタ開閉の操作を改めて行う必要はな
い。
【0030】
【発明の効果】これまでの説明から明らかなように、請
求項1記載の発明によれば、シャッタの開閉を光透過部
材の着脱に連動させ、機械的手段によってのみ開閉動作
を行うように構成しているので、出射口からの塵埃類の
侵入を電磁石やソレノイドなどの電気的手段を必要とす
ることなく防止できる。その際、機械的手段のみでシャ
ッタの開閉を行うので、低コスト化と信頼性の向上を同
時に図ることができる。
【0031】請求項2記載の発明によれば、シャッタは
光透過部材の挿入や抜き取りに伴って移動するので、防
塵部材である光透過部材があるときは開口し、光透過部
材がないときは閉じるという動作を極めて簡単な構成で
実施することができる。
【0032】請求項3記載の発明によれば、シャッタ
は、光透過部材が挿入されていないときは閉じるように
スプリングで弾性的に付勢するという極めて簡単な構成
で実施することができ、安価に提供することができる。
【0033】請求項4記載の発明によれば、シャッタは
副走査方向の移動により開閉するので、開口部の開閉に
必要なシャッタの移動量は必要最小限で済み、コンパク
トに構成できる。
【0034】請求項5記載の発明によれば、光透過部材
を着脱可能に支持するガイド部材の開口を開閉する第1
の部分と、ガイド部材に光透過部材を支持したとき、光
透過部材の側縁と係合して後退して第1の部分をガイド
部材の開口を開放するように位置させる第2の部分とを
備えた1つの部材でシャッタを構成できるので、光透過
部材の着脱に応じて開閉する簡単な構造のシャッタを実
現でき、低コスト化が促進される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を説明するため一部を省
略して示す底面図である。
【図2】図1の縦断面を筐体の一部とともに示す図であ
る。
【図3】図1に防塵部材を挿入した状態で示す底面図で
ある。
【図4】図3の縦断面を筐体の一部とともに示す図であ
る。
【図5】本発明が適用される光走査装置の一例における
光学配置を説明するための図である。
【図6】図5の光走査装置を用いた画像形成装置として
のデジタル複写装置の一例を説明するための図である。
【図7】図6の防塵部材とその周辺部を説明するための
断面図である。
【図8】図6の防塵部材を説明するための斜視図であ
る。
【図9】図7から防塵部材を引き出した状態を示す断面
図である。
【符号の説明】
4 レーザユニット 102 ポリゴンミラー 103 fθレンズ 104 折り返しミラー 105 感光体 145 筐体 145a 出射口 149 防塵ユニット 150 防塵部材 151 ホルダ 201 出射口 202 ガイド部材 203,204 フランジ部 205 底板部 208,209,223,224 フック 210 開口 220 シャッタ部材 221 下部 222 上部 222a 傾斜部 225,226 スプリング

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レーザユニットからのレーザ光束を光偏
    向手段により偏向させ、結像光学系により出射口から出
    射し、外部の被走査面上に光スポットとして集光して光
    走査を行う光走査装置において、 前記出射口に沿って設けられたシャッタと、 光透過部材の着脱動作を前記シャッタに機械的に伝達
    し、前記動作に連動して前記シャッタを開閉する機械的
    開閉手段と、を備えていることを特徴とする光走査装
    置。
  2. 【請求項2】 前記シャッタは、前記光透過部材が前記
    出射口に対向する位置に挿入されるのに伴って開き、前
    記光透過部材の引き抜きにより閉じることを特徴とする
    請求項1記載の光走査装置。
  3. 【請求項3】 前記シャッタは、前記光透過部材が挿入
    されていないときは閉じるようにスプリングで弾性的に
    付勢されていることを特徴とする請求項2記載の光走査
    装置。
  4. 【請求項4】 前記シャッタの開閉方向は、前記光走査
    の副走査方向に設定されていることを特徴とする請求項
    1ないし3のいずれか1項に記載の光走査装置。
  5. 【請求項5】 前記シャッタは、前記光透過部材を着脱
    可能に支持するガイド部材の前記出射口に連通する位置
    に形成された開口を開閉可能な第1の部分と、前記ガイ
    ド部材に前記光透過部材を支持させたとき、前記光透過
    部材の側縁と係合して後退する第2の部分とを備え、前
    記光透過部材により前記第2の部分が後退したとき、前
    記第1の部分は前記ガイド部材の開口を閉じることを特
    徴とする請求項1記載の光走査装置。
JP10209553A 1998-07-24 1998-07-24 光走査装置 Pending JP2000039579A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012042494A (ja) * 2010-08-12 2012-03-01 Fuji Xerox Co Ltd 光走査装置、画像形成装置
US8482821B2 (en) 2009-09-15 2013-07-09 Fuji Xerox Co., Ltd. Sensor device and image-forming apparatus
KR101854635B1 (ko) * 2017-01-23 2018-05-08 포항공과대학교 산학협력단 부력을 이용한 해저 탐사용 레이저 개폐장치

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