JPS6211690A - 画像形成方法 - Google Patents

画像形成方法

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Publication number
JPS6211690A
JPS6211690A JP61127593A JP12759386A JPS6211690A JP S6211690 A JPS6211690 A JP S6211690A JP 61127593 A JP61127593 A JP 61127593A JP 12759386 A JP12759386 A JP 12759386A JP S6211690 A JPS6211690 A JP S6211690A
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JP
Japan
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light
image forming
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Application number
JP61127593A
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English (en)
Inventor
Yasuyuki Tamura
泰之 田村
Shuzo Kaneko
金子 修三
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Priority to JP61127593A priority Critical patent/JPS6211690A/ja
Publication of JPS6211690A publication Critical patent/JPS6211690A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41MPRINTING, DUPLICATING, MARKING, OR COPYING PROCESSES; COLOUR PRINTING
    • B41M5/00Duplicating or marking methods; Sheet materials for use therein
    • B41M5/26Thermography ; Marking by high energetic means, e.g. laser otherwise than by burning, and characterised by the material used
    • B41M5/382Contact thermal transfer or sublimation processes
    • B41M5/38242Contact thermal transfer or sublimation processes characterised by the use of different kinds of energy to effect transfer, e.g. heat and light

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Dot-Matrix Printers And Others (AREA)
  • Color, Gradation (AREA)
  • Thermal Transfer Or Thermal Recording In General (AREA)
  • Non-Silver Salt Photosensitive Materials And Non-Silver Salt Photography (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野〕 本発明はプリンターや複写機、ファクシミリ等に利用で
きるな画像形成方法に関する。
〔従来の技術〕
近年、情報産業の急速な発展に伴ない、種々の情報処理
システムが開発され、また、それぞれの情報処理システ
ムに適した記録方法および装置も開発、採用されている
。このような記録方法の一つとして、感熱転写記録方法
は、使用する装置が軽量かつコンパクトで騒音がなく。
操作性、保守性にも優れており、最近広く使用されてい
る。
この熱転写記録方法は、一般に、シート状の支持体上に
、熱溶融性バインダー中に着色剤を分散させてなる熱転
写性インクを塗布してなる感熱転写媒体を用い、この感
熱転写媒体をその熱転写性インク層が被転写媒体に接す
るように被転写媒体に重畳し、感熱転写媒体の支持体側
から熱ヘッドにより熱を供給して溶融したインク層を被
転写媒体に転写することにより、被転写媒体上に熱供給
形状に応じた転写インク像を形成するものである。この
方法によれば、普通紙を被転写媒体として使用可能であ
る。
しかしながら、従来の感熱転写記録方法にも欠点がない
訳ではない、それは、従来の感熱転写記録方法は転写記
録性能、すなわち印字品質が表面平滑度により大きく影
響され、平滑性の高い被転写媒体には良好な印字が行な
われるが、平滑性の低い被転写媒体の場合には著しく印
字品質が低下することである。しかし、最も典型的な被
転写媒体である紙を使用する場合にも、平滑性の高い紙
はむしろ特殊であり、通常の紙は繊維の絡み合いにより
種々な程度の凹凸を有する。したがって表面凹凸の大き
い紙の場合には印字時に熱溶融したインクが紙の繊維の
中にまで浸透できず表面の凸部あるいはその近傍にのみ
付着するため、印字された像のエツジ部がシャープでな
かったり、像の一部が欠けたりして、印字品質を低下さ
せることになる。
また、インク層の被転写媒体への転写は、熱ヘッドから
の熱のみによって行われるが、一般に熱ヘッドから供給
される熱量は限られており、また限られた短い時間内に
多量の記録信号を熱パルスとして変換するには記録時に
おける熱ヘッドの熱パルス間における所定温度までの冷
却、さらには熱ヘツド面を構成している発熱セグメント
間の熱的クロストークを防止するために、理論的にも熱
ヘッドからの供給熱量を大きくすることは困難である。
そのため、従来の感熱転写記録方法では高速記録は難し
かったものである。
また、熱伝導は電気や光などに較べて応答レスポンスが
遅いため、熱ヘッドによる記録において、中間調の再現
が可能にまで熱パルスを制御することは一般に困難であ
り、また、従来の感熱転写インク層は1階調性のある転
写機能を備えていないため、中間調記録はできなかった
ものである。
また、従来の感熱転写記録方法では、1回の転写で1色
の画像しか得ることができないため、多色の画像を得る
には、複数回の転写を繰り返えして色を重ね合わせるこ
とが必要であった。しかし、色の異なる画像を正確に重
ね合わせることは非常に困難であり1色ずれのない画像
を得ることは難しかった。得に、1つの画素に注目した
場合、1つの画素では色の重ね合わせは、はとんどなさ
れておらず、結局従来の感熱転写記録方法では色のずれ
た画素の集合体により多色の画像を形成していた。この
ため、従来の感熱転写記録方法では鮮明な多色画像は得
られなかった。
また、従来の感熱転写記録方法で多色の画像を得ようと
した場合、複数のサーマルヘッドを設けたり、あるいは
被転写媒体に逆送、停止等複雑な動きをさせなければな
らず、装置全体が大きく複雑になったり、記録速度が低
下する等の欠点があった。
〈発明の目的〉 そこで本発明は、上記従来の感熱転写記録法の問題点を
解決する多色画像形成方法、即ち。
表面平滑度の低い最も一般的に用いられる普通紙に対し
て高品位の転写像を形成でき、また高速記録が可能で、
また中間調記録も可能で、被転写媒体に複雑な動きをさ
せる必要がなく、鮮明な多色画像が得られる多色画像形
成方法およとを主たる目的とする。
く問題点を解決するための手段〉 本発明は異なる色調を呈し、該色調により転写特性を支
配する物性を変化させるエネルギー付与条件が異ってい
る微小な画像形成素体の分布層を有する転写記録媒体に
1画像形成素体の呈する色調に対応して異なる条件で光
及び熱エネルギーを記録情報に従って付与することによ
り転写像を形成する工程、および該転写像を被転写媒体
に転写する工程を有することを特徴とする多色画像形成
方法によって、目的を達成できるものである。
即ち本発明による多色画像形成方法では、転写像の形成
と転写工程は分離され、転写工程では既に転写像が形成
されているので、像様の選択的なエネルギー付与の制約
が解除されており、被転写媒体の表面性状に応じて鮮明
な画像が転写形成されるに必要なエネルギーを転写記録
媒体に与えることができる。また前工程として形成され
ている転写像は、熱溶融像のような単なる性状変化像で
はなく転写特性を支配する物性を変化させて成る像であ
るから、変化前後の物性の差を転写工程で利用すること
によって確実に転写を実現でき、また、転写像の忠実な
転写も可能となるものである0例えば、熱溶融像を転写
像とした場合、転写像形成工程から転写工程に至るまで
熱溶融像の完全な維持が望まれるが、両工程間における
冷却現象による転写性の低下や、熱溶融像の周囲への熱
伝導による像のボケが避けられない、ところが、本発明
の場合には、転写特性を支配する物性、例えば転写記録
層の融点、軟化点、同一温度における粘度等を像状に変
化させて転写像としているから、この物性変化が転写工
程まで記憶されており、しかも、転写像形成工程後に、
該物性を変化させるエネルギーが付与されない限り、転
写像の転写性の低下や、像ボケは生じない、このために
、被転写媒体の表面平滑度が低い場合でも、像品位の高
い画像形成が可能となり、また、転写像の画質が劣化す
ることなく被転写媒体に転写させることができるもので
ある。
また、本発明の多色画像形成方法によれば、転写記録媒
体あるいは被転写媒体に複雑な動きをさせることなく、
多色の転写像を形成することができる0本発明の画像形
成方法で使用する多色転写記録媒体は、基体上に異なる
色調を呈する画像形成素体の分布層を有しており、光及
び熱のエネルギーを付与する条件を変えることによって
、所望の色の画像形成素体を被転写媒体に転写させるこ
とができる。このため、光及び熱のエネルギーを付与す
る条件を短時間に順次変えていくこと、によって、転写
記録媒体あるいは被転写媒体に複雑な動きをさせること
なく高速度で多色の転写像を得ることができるものであ
る。
また、本発明の多色画像形成方法では、1つの画素に色
づれがなく1画像全体が非常に鮮明なものとなる。
また、本発明による多色画像形成方法では。
転写像形成のための信号化されたエネルギーの付与と、
転写のための一様なエネルギーの付与が機能的に分離さ
れており、転写像形成のための信号化されたエネルギー
が同時に転写のためのエネルギーとして使われなければ
ならない場合と較べて、エネルギー付与の条件が緩和さ
れる3例えば、転写像形成のためのエネルギー量は、転
写記録層の物性の変化を生じさせるだけでよく、また、
転写のためのエネルギーは、信号化されていない一様な
エネルギーでよいから希望する転写速度に合せて増大さ
せることができ、高速記録が容易に実現できるものであ
る。
また、従来の熱転写記録装置に用いられていたサーマル
ヘッドは、熱応答速度は最も高速のものでも1〜5m5
ec程度であって、それよりも速い繰返し周期で駆動し
ようとすると温度の上昇、降下が1周期内で充分に行な
うことができなくなり、加熱不足や逆に温度が下がりき
らずに蓄熱の影響が画像品質に現われる。これが高速化
をはばむ最大要因の1つであったが。
本発明の様に複数種のエネルギーを用いれば。
例えばサーマルヘッドと光照射とを組合せると、蓄熱し
てきても転写特性を支配する物性を変化させる上で、加
熱状態の有効性を光照射時とすることができるから、ピ
ーク温度付近の限られた時間帯のみ光照射する事で従来
の様にピーク温度以降の温度降下速度の影響を受けにく
くする事が可能となり、それだけ従来のサーマルヘッド
を使用してもより短かい繰返し周期で記録動作を行なう
事が可能となる為高速記録が容易となる。
また、本発明による画像形成方法は、複数種のエネルギ
ーを付与して転写像を形成するものであり、従来の熱だ
けによって転写像を形成する場合に較べて転写像を形成
するエネルギ一種が複数であるから、それだけ転写像を
形成する物性変化の程度を段階的に調整する巳とができ
ること、また、複数種のエネルギーの1つに応答レスポ
ンスが速く、強度の段階的調整が容易な光を使用するの
で中間調を持つ画像の形成が容易になるものである。
例えば3段階の光照射の強度または時間を設定し加熱と
の組合せで、、4段階(3段階+非加熱)の階調表現が
可能となる。
また、こうした制御が高速に行なわれる必要が望まれる
が光などの様に応答レスポンスが速いエネルギーを併用
できる事も高速の中間調記録を可能にするものである。
本発明による画像形成方法において、転写像は、転写特
性を支配する物性を変化させて形成されるものであるが
、この物性は、使用する転写記録媒体の種類により任意
に定められるものであり、例えば、転写像を熱溶融状態
にして転写する転写記録媒体の場合には、溶融温度、軟
化温度又は、ガラス転移点などであり、また、転写像を
粘着状態、又は、被転写媒体への浸透性状態にして転写
する転写記録媒体の場合には、同一温度における粘度で
ある。
次に本発明による多色画像形成法の理解のために、まず
モノカラーの画像形成方法について第1a図〜第1d図
により説明する。第1a図〜第1d図の各グラフの時間
軸(横軸)はそれぞれ対応している。また、転写記録層
には感応成分として、後述する反応開始剤、架橋剤を含
む高分子化成分が含まれている。第1a図はサーマルヘ
ッド等の加熱手段を時間0〜t3の開発熱駆動させた場
合の加熱素子の表面温度の上昇およびその後の温度降下
の様子を示すものである。この加熱素子に圧接されてい
る転写記録媒体は、加熱2素子の温度変化に伴い、第1
b図に示すような温度変化を示す、即ちtlの時間遅れ
をもって温度上昇し、同様にt3より遅れてt4の時刻
に最高温度に達し以降温度が下降する。此の転写記録層
はガラス転移点Tg。
を有し、Tgo以上の温度領域で急激に軟化し粘度が減
少する。此の様子を第1c図の曲線Aで示した0時刻t
2でTgoに達した以降最大温度に達する時刻t4迄粘
度降下が続き、温度低下と伴に再び粘度は増加しTgo
に降下する時刻上〇迄急激な粘度増加を示す、此の場合
転写記録層は加熱前と基本的に物性の変化を受けておら
ず、次の転写工程で温度Tgo以上に加熱すれば上記し
たと同じ様に粘度の現象を示す、従って被転写媒体と圧
接して転写に必要な加熱、例えばTgo以上に加熱をす
れば従来の熱転写記録の転写メカニズムと同様な理由で
転写記録層は転写されることになるが、本発明の場合に
は、第1d図に示すように、時刻t2より加熱と同時に
光照射した場合、転写記録層に含まれている反応開始剤
が活性化され温度が反応速度を大きくするに充分なだけ
上昇していると、架橋剤に反応開始剤が働き活性化され
た架橋剤が生成され架橋性プレポリマーに架橋する確率
が飛躍的に大きくなる為、硬化が進む。
こうして加熱と光照射とが同時に行なわれると、転写記
録層は第1c図の曲liBに示す様な挙動を示す、そし
て架橋反応が進むと共にガラス転移点が上昇し架橋が終
了する時刻t5ではTgoからTg’に変化する。この
様子を第1d図に示した。従って次の転写工程で加熱す
るとTg′に変化した部分と変化しない部分とでの性質
の相異が生じる。そこで例えばTg。
<T r<Tg ”を消すTrに加熱すれば粘度が低下
した部分とそうでない部分との差異が生じ被転写媒体に
粘度低下した部分のみの転写がされる。転写工程の温度
安定精度に依るがこのときTg’−Tgoは約20℃以
上が好ましい。
このようにして画信号に応じて加熱又は非加熱を制御し
、同時に光照射する事で転写像を形成する事ができる。
またガラス転移点が変われば、軟化温度や溶融温度も同
様な゛傾向で変動するから、ガラス転移点の変動幅を目
安にして軟化温度や溶融温度を制御することもできる。
又、転写像形成工程に於ける加熱温度は、転写特性を支
配する物性が変化する反応速度を速くする為及びその反
応を安定に行なう為にも、画像形成素体を70℃以上好
ましくは80℃以上に設定する事が良好な結果を与える
以上説明した画像形成法の原理を参考にして1本発明の
多色画像形成法について説明する、第2a図〜第2d図
は本発明の多色転写記録媒体とサーマルヘッドとの関係
を示した部分図で、記録信号に従って変調された熱エネ
ルギーを、転写特性を支配する物性を変化させたい画像
形成素体の色調により選択された波長の光エネルギーと
共に付与するものである。
「変調」とは画信号に応じてエネルギーの付与する位置
を変更することをいい、「共に」とは光エネルギーと熱
エネルギーを同時に付与する場合でもよいし、光エネル
ギーと熱エネルギーを別々に付与する場合でもよい。
本発明の多色転写記録媒体lは、ベースフィルムlb上
に転写記録層1aを設けて構成されている。転写記録層
1aは、微小な画像形成素体31の分布層となっていて
、各画像形成素体31は異なる色調を呈する0例えば、
第2a図〜第2d図に示した実施例では、各画像形成素
材31にはシアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(
Y)及びブラック(K)のいずれかの色材が含有されて
いる。しかし、各像形成素材31に含有される色材は、
シアン、マゼンタ。
イエロー、ブラックに限るものではなく、用途に応じて
どのような色の色材を用いてもかまわない、各画像形成
素体31には1色材の他に光及び熱のエネルギーが付与
されたときに、転写特性を支配する物性が急激に変化す
る感応成分を含有する。
各画像形成素体31の感応成分は、含有する色材によっ
て波長依存性を有する。すなわち。
イエローの色材を含有した画像形成素体31は、熱と波
長入(Y)の光が加え”られたとき。
架橋が急激に進み硬化する。同様に、マゼンタの色材の
含有する画像形成素体31は、熱と波長入(M)の光、
シアンの色材を含有する画像形成素体31は熱と波長λ
(C)の光、ブラックの色材を含有する画像形成素体3
1は熱と波長λ(K)の光がそれぞれ加えられたとき、
架橋が進み硬化する。硬化した画像形成素体31は1次
の転写工程で加熱されても粘度が低下せ1 ず、被転写
媒体に転写しない、熱と光は記録情報に応じて付与する
さて1本発明の多色画像形成方法は転写記録媒体1をサ
ーマルヘッド20に重ね、サーマルヘッド20の発熱部
会域をカバーするように光を照射する。照射する光は画
像形成素体31が反応する波長のものを順次照射する0
例えば、画像形成素体31がシアン、マゼンタ、イエロ
ー、ブラックのいずれかに着色されている場合、波長入
(C)、入(M)、入(Y)及び入(K)の光を順次照
射する。
つまり、まず多色転写記録媒体1の転写記録層1a側か
ら波長λ(Y)の光を照射するとともに、例えばサーマ
ルヘッド2oの発熱抵抗体20b、20d、20e及び
20fを発熱させる。すると、イエローの色材の含有す
る画像形成素体31のうち、熱と波長λ(Y)の光の両
方が加えられた画像形成素体31(第2a図でハツチン
グの施された部分、以下、硬化した画像形成素体をハツ
チングで示す。)が硬化する。
次に、第2b図に示すように転写記録層1aに波長入(
M)の光を照射するとともに1発熱抵抗体20a、20
e及び20fを発熱させると、マゼンタの色材の含有す
る画像形成素体31のうち、熱と波長λ(M)の光が加
えられた画像形成素体31が硬化する。更に、第2c図
、第2d図に示すように、波長入(C)の光、波長λ(
K)の光を照射するとともに、所望の発熱抵抗体を加熱
させると、光と熱の加えられた画像形成素体31が硬化
し、最終的に硬化しなかった画像形成素体31により転
写記録層lに転写像が形成される。この転写像は次の転
写工程で第2e図に示すように被転写媒体10に転写さ
れる。
転写像が形成された転写記録媒体を転写工程で、被転写
媒体と接面させて、転写記録媒体又は被転写媒体側から
加熱し転写像を被転写媒体に選択的に転写して画像を形
成する。従ってこのときの加熱温度は、転写特性を支配
する物性について転写像のみが選択的に転写するように
定められる。また、転写を効率的に行うために、同時に
加圧することも有効である。加圧に、特に、表面平滑度
の低い被転写媒体を用いる場合有効である。また、転写
特性を支配する物性が室温における粘度である場合には
、加圧だけで転写が可能である。
又転写工程で加熱する事は安定的で保存性に優れた堅牢
な多色画像を得るのに適している。
以上第2a図〜第2d図で説明した実施例では、光をサ
ーマ7レヘツド20の全域に照射し、サーマルヘッド2
0の発熱抵抗体を選択的に発熱させて画像を形成する方
法を示したが、転写記録媒体のある部分を一様に加熱し
て(第2a図で示すサーマルヘッド20でいうならば、
全発熱抵抗体を発熱させ、る場合)、光照射を選択的に
行う事によっても同様に多色の画像を形成する事ができ
る。即ち、記録信号に従って変調され、且つ転写特性を
支配する物性を変化させたい画像形成素体の色調により
選択された波長の光エネルギーを熱エネルギーと共に付
与する第2a図に示した例で説明すれば1発熱抵抗体2
0b、20d、20e及び20fを発熱させる代わりに
、サーマルヘッド20は全体を一様に発熱させ、発熱抵
抗体20b、20d。
20eおよび20fに相当する位置に波長λ(Y)の光
を照射する。波長入(M)の光を照射する場合も、サー
マルヘッド20全体を発熱させ、発熱抵抗体20a、2
0e及び20fに相当する位置に光照射する。波長入(
C)、波長λ(K)の光を照射する場合も同様にする。
以上の説明に於て、便宜上一様に全体を加熱する手段に
サーマルヘッドを用いたが、ヒートロールや加熱板の様
な一様加熱手段を用いる事ができる。
以上説明した本発明の画像形成方法において、中間調記
録をするには1例えば次のようにする。
即ち前述した通り1本発明に依れば基本的に1記録画素
毎に複数色(例えばY、M、C。
R,G、B、B、に、W)の8通りの色を表現可能であ
る。従ってこれらを組合せて、いわゆるフルカラーの表
現をも可能である。すなわち第3図に示す(a)〜(Z
)の様に複数の画素30aで構成されるマトリクス30
の中にいくつの記録画素を配列するかで疑似中間調表現
が可能である為、この原理を8色に適用する事で鮮やか
なフルカラー表現が可能である。
こうした手法は多々提案されており、そのうちいくつか
が実用化されているが本発明に於いても、その特質から
して従来のデジタル画像形成手段(例えばインクジェッ
ト法、レーザ電子写真法、静電記録法、感熱記録法等々
)を適用しうる中間調記録方法は、基本的に応用可能で
ある。
又前述した通りl記録画素で複数段の中間調を表現する
事、及びこの画素をマトリクスに分配して多階調を表現
する事も可能であり高解像高品質の画像が得られる。
前述した説明では、第2e図で示されている様に各素体
が被転写媒体(記録紙等)上で離散的に点在しているが
、これはあくまで説明上での便宜上の形態で、実際には
転写した素体は被転写媒体の表面上で2次元的に拡がり
、結果的に第2図の例で言えばサーマルヘッドの各発熱
素子に対応して各画素を正しく形成する。
又前述した転写像の形成方法では画像形成素体が色毎に
異なる分光感度を有する例を示したが、この特性は本発
明に於いて必須なものとは限らない0例えば温度特性が
異なる2種の光と熱とに反応する素材を用いれば分光特
性は同じでも与える熱エネルギーで区別する事ができる
。つまり画像形成素体として温度依存性の画像形成素体
を用い、この画像形成素体に一様に光照射するとともに
熱エネルギーを記録情報と画像形成素体の色調によって
変化させて加えるようにしてもかまわない。
すなわち第4図に示す通り温度T1以上で感光して硬化
する画像形成素体Bと温度T2(>TI)以上で感光し
て硬化する画像形成素体Rとが分布層を形成した転写記
録媒体を用いる。素体Bを青、素体Rを赤とする。第2
図にならって説明すると、素体B及びRが感応する波長
成分を有する先入(B R)を照射すると同時に、素体
B、R,共に硬化させるには温度12以上とすればよい
から発熱抵抗体20Gは第4C図で示す通りt(、−t
2の期間発熱し。
温度t2以上に素体BとRを加熱する。一方Bのみ硬化
させるにはT1以土工2以下に加熱する必要があるから
第4C図で示す通り10〜t1の期間、発熱抵抗体20
a、20dは発熱し対応する素体Bを硬化させる。
この様にしだ後被転写媒体10に硬化してない素体を転
写し画像を得る、この例の場合赤(R)の部分と黒(B
とR)の部分の2色の画像が得られる。
本発明に用いる転写記録媒体としては、複数種のエネル
ギーにより物性変化による転写像を形成できるものであ
れば任意の転写記録媒体を使用することができる0例え
ば上記した溶融温度、軟化点、ガラス転移点、粘度など
の物性が変わるものとして、転写記録層中に着色成分と
感応成分として高分子化成分を含む転写記録媒体が挙げ
られる。高分子化成分を高分子化することで、その部分
の転写記録層の溶融温度等が高くなり高分子化されない
部分が転写像を形成する。転写記録層をなす画像形成素
体には、感応成分と着色成分が含有されているが、感応
成分には光及び熱のエネルギーが照射されたときに物性
変化の反応が開始するもの、あるいは物性変化の反応速
度が急激に変化するものを用いることが好ましい。
高分子化成分としては5重合反応又は架橋反応を起す成
分であり、代表的なものとして次の(イ)〜(ハ)のよ
うな七ツマ−又はポリマーが挙げられる。
(イ)架橋性プレポリマー (ロ)重合性プレポリマーと架橋剤 (ハ)重合性七ツマ−又はオリゴマー 架橋性プレポリマーとしてポリケイ皮酸ビニル、P−メ
トキシケイ皮酸−コハク酸半エステル、ポリビニルスチ
リルピリジウム、ポリメチルビニルケトンなどが挙げら
れる。
重合成プレポリマーとしてエボキン樹脂。
不飽和ポリエステル樹脂、ポリウレタン樹脂、ポリビニ
ルアルコール樹脂、ポリアミド樹脂、ポリアクリル酸樹
脂、ポリマレイン酸樹脂。
シリコーン樹脂などが挙げられる。
架橋剤としては、エチレングリコールジアクリレート、
プロピレングリコールジアクリレート、エチレングリコ
ールジメタクリレート1.4−ブタンジオールジアクリ
レート、N、N’−メチレンビスアクリルアミドなどが
あげられる。
重合性モノマーとしてメチルアクリレート、メチルメタ
クリレート、シクロヘキシルアクリレート、ベンジルア
クリレート、アクリルアミド、メタクリルアミド、N−
メチロールアクリルアミド、N−ジアセトンアクリルア
ミド、スチレン、アクリロニトリル、ビニルアセタート
、エチレングリコールジアクリレート、ブチレンゲリコ
ールジメタクリレート、1,4−ブタンジオールジアク
リレート、1,6−へキサンジオールジメタクリレート
などがあげられる。光重合性オリゴマーとして、ジエチ
レングリコールジアクリレート、トリエチレングリコー
ルジアクリレート、ポリエチレングリコールアクリレー
ト、ポリエチレングリコールジメタクリレート、ポリプ
ロピレングリコールジアクリレートなどが挙げられる。
また1重合性モノマー又はオリゴマーを用いる場合には
、層形成性も向上させるためにセルロースアセテートス
クシネート、メチル・メタクリレート−ヒドロキシエチ
ルメタンリレートコポリマーなどのポリマーを含有させ
ても良い。
高分子化成分の反応を生じさせるために必要に応じて、
反応開始剤が添加される0反応開始剤として、光エネル
ギーにより作用する開始剤の例としてはベンゾフェノン
、ベンジル、ベンゾインエチルエーテル、4−N 、N
−ジメチルアミノ−4′−メトキシ−ベンゾフェノン等
のカルボニル化合物、ジブチルスルフィド、ベンジル・
ジスフィルド、デシルフェニルスルフイド等の有機硫黄
化合物、ジーtert−ブチルパーオキシド、ベンゾイ
ルパーオキシド等の過酸化物四塩化炭素、臭化銀、2−
ナフタリンスルホニルクコライド等のハロゲン化合物、
アゾビスイソブチロニトリル、ベンゼンジアゾニウムク
ロライド等の窒素化合物等があげられる。
また、特に、光と熱エネルギーの両方を受けて転写像を
形成する場合の転写記録層の構成には、上記した光エネ
ルギーを受けて作用する反応開始剤と高分子化成分との
反応で反応速度の温度依存性の大きい組合せとなるよう
に、反応開始剤と高分子化成分の種類を選べばよい。
例えば、メタクリル酸エステル或はアクリル酸エステル
の共重合体等の官能基を持つ重合性プレポリマー、テト
ラエチレングリコール・ジアクリレート等の感光性架橋
剤、ベンゾフェノン、ミケラーズケトンの反応開始剤の
組合せが挙げられる。
着色成分は、光学的に認識できる画像を形成するために
7含有させる成分であり、各種顔料。
染料が適宜用いられる。このような顔料、染料の例とし
ては、カーボンブラックや黄鉛、モリブデン赤、ベンガ
ラ等の無機顔料、ハンザイエロー、ベンジジンイエロー
、ブリリアントカーミン6B、  レークレッドC,パ
ーマネントレッドF5R、フタロシアニンブルー、ビク
トリアブルーレーク、ファストスカイブルー等の有機顔
料、ロイコ染料、フタロシアニン染料等の着色剤などが
あげられる。
その他、転写記録層にはハイドロキノン、P−メトキシ
フェノール、P−tert−ブチリカテコール2,2′
−メチレン−ビス(4−エチル76″′″tert−ブ
チルフェノール)などの安定化剤が含まれていても良い
更に反応開始剤のエネルギーに対する活性化を高める為
のP−ニトロアニリン、1,2−ベンゾアントラキノン
、p−p’−ジメチルアミノベンゾフエノル、アントラ
キノン、2,6−シニトロアニリンミヒラーケトンなど
の増感剤が転写記録層に含まれていても良い。
本発明の多色画像形成方法に使用する多色転写記録媒体
は、転写記録層を構成する画像形成素体が1色材の種類
によって波長依存性を有する必要がカラー画像を再現す
る場合にある。前にも述べた様に、転写記録層がn種類
の色の画像形成素体により構成されている場合には、着
色された色ごとに異なる波長の光、即ちn種類の異なる
波長で急激に反応速度が変化する様な感応成分の組合せ
で画像形成素体の分布層を構成する。この様な感応成分
の組合せとして、例えば、増感剤としての様におよそ4
00〜500nmで感光するものと、またK(J(Ju
l、;Fi2 様におよそ480〜600nmで感光するものを用いる
事によって2色記録を可能にする。
この場合両者の感光域は、480〜500nmの波長域
が重なってはいるが感度の低い領域でもあり、また光源
を適当に選択する事で、殆ど完全に両者を分離で♂る。
また、これらに340〜400nmで感光するアゾ化合
物や300〜400nmで感光するハロゲン化合物を組
み合せる事によって3色の画像形成素体を用いる事がで
きる為、フルカラー記録へと展開が可能となる。
また、異なる色調を1する画像形成素体に含まれる感応
成分の波長依存性がほぼ等しい場合も、着色剤のフィル
タ効果によって波長依存性を持たせる事が可能である0
例えば着色剤が青の場合、この青の着色剤は青い光の波
長的400〜500nmを反射及び透過し、緑〜赤の5
00〜700nmの波長の光を吸収する。
従って、青い着色剤を含有する画像形成素体は青い光に
感応する。同様な理由で赤い着色剤を有する場合赤い光
に感応する事ができる。そこで青から赤までの光に感応
しうる感応成分を有してもその着色剤によって波長依存
性を持たせる事ができる。
本発明で使用する多色転写記録媒体は1例え橘剤、反応
開始剤、増感剤、安定剤、着色材等の組成分を各色毎に
溶融混合法や噴霧乾燥法等によって、微小な画像形成素
体とする。更に。
ポリエステル樹脂等のバインダーと共に各色画像形成素
体をエチルメチルケトン、エチレングリコールニアセタ
ート等の溶剤中で充分混合した後、ポリイミド等のフィ
ルム上ヘソルベントコートを行ない、更に80℃で3分
間乾燥させて溶剤を除去する事によって所望の記録媒体
を得る事ができる。
上記した例は、複数種のエネルギーを付与した部分の溶
融温度等が高くなる場合を示したが、転写記録媒体とし
て、複数種のエネルギーを受けて軟化する又は溶融温度
等が低くなる感応成分を用いた場合には、エネルギーを
受けた部分が転写像を形成する。このような感応成分と
しては。
・ポリメチルビニルケトン、 ・ポリビニルフェニルケトン。
拳メチルビニルケトンやメチルイソプロペニルケトンと
エチレン、スチレン等との強電合体、・エチレンと一酸
化炭素との共重合体。
・増化ビニル:アクリラートなどと一酸化炭素との共重
合体、 ・ポリビニルフェニルケトン、 會ポリアミドーイミド。
・ポリアミド、 ・ポリスルホン、 等が挙げられる。
次に本発明の画像形成方法について、いくつかのプロセ
スの例を第5図〜第8図により説明する。
第5図は本発明の多色画像形成方法を実施するための装
置の一例を示す概略図である。すなわち、第5図に示す
装置は、複数の加熱素子を備えた単一の加熱手段を1画
性号に応じて選択的に駆動するとともに、少なくとも前
記駆動された加熱素子の位置に、記録しようとする画像
の色調により異なる光を照射して多色の転写像を形成す
るための形成方法を実施するためのもので、1は熱によ
り溶融又は軟化した状態で光を照射する事により、溶融
温度又は軟化点が上昇する転写記録層をフィルムに配し
た多色転写記録媒体であるインク・ドナーフィルム(I
DF)、2はIDFIを巻回した供給ロール、3はID
FIに光を一様照射するための低圧水銀灯、高圧水銀灯
、メタル八ロイド、蛍光灯、キセノンランプ、等の光照
射手段、4は画信号に基づいて制御回路5により熱パル
スを発生せしめるサーマルヘッド等の加熱手段である。
転写記録媒体に通電して発熱させる通電発熱型の転写記
録媒体を用いる事も可能であり、此の場合4は通電の為
の電気パルスを発生せしめる通電ヘッドである。この加
熱手段は、複数の加熱素子(加熱素子は、例えば加熱手
段がサーマルヘッドの場合は第2a目に示す発熱抵抗体
を指す、加熱手段が通電ヘッドの場合は電極を指す、)
を備えている。加熱素子は一列に配列されるもの、マト
リクス状に配列されるもの、又は複数列配列されるもの
がある。
又加熱素子は各々分離したものでも、連続的な棒状の通
電発熱素材を複数の電極で分離されたものでもよい。
8.9は転写手段で、8は内部にヒーター7をもつヒー
トロールであり、9は前記ヒートロール8に対向配置し
て普通紙、OHPシート等の被転写媒体lO及びIDF
Iをはさんで押圧するピンチローラ、11は転写記録後
IDFを巻取る巻取りロールである。記録画像12は被
転写媒体10に形成されてIDFから分離される。
さて、供給ロール2から送り出されたIDFlは、サー
マルヘッド4により画信号に基づいた熱パルスが与えら
れる。サーマルヘッド4によりIDFIに熱パルスが与
えられるのと同時にランプ3から波長の異なる光が順次
(色)画信号に基づいた熱パルスに同期して照射される
。転写像形成工程の原理は第2a図〜第2d図で説明し
たとおりである0図に示すランプ3は模式的に示したも
のであり、複数のランプにより波長の異なる光を照射す
るとよい。
サーマルヘッド4及びランプ3により転写記録層1aに
転写像が形成され、この転写像はヒートロール8及びピ
ンチローラ9により被転写媒体10に転写される。
此の場合、前述した様に画信号に基づいて制御されるの
は基本的にサーマルヘッド等の選択的加熱手段の1つで
あり、制御回路は従って簡素なものとしうる。そ゛の結
果小型な高信頼性の装置の実現及び安定的な画像形成が
容易となる。
又画信号に応じて加熱と光照射との双方を制御する事も
可能である。例えば、熱を第2a図〜第2d図に示す例
と同様に加えて、発熱した発熱抵抗体に対応した位置に
光を照射する。
つまり、第2a図〜第2d図に示す例では光を一様に照
射するが、加熱と光照射の双方を制御する場合は、光の
照射位置がサーマルヘッドの発熱位置と合致するように
制御される。こうして1画像形成素体として波長依存性
のものを使用した場合は1画像形成素体の色に応じて光
の波長を順次変化させ、画像形成素体として温度依存性
のものを使用した場合は、画像形成素体の色に応じて加
熱温度を変化させる。
以上のように加熱と光照射の双方を制御する場合、転写
像の物性変化のコントラストを大きくする為に有、利で
あり、シャープな画像を得る事が容易となる。又片方が
劣化した場合の画像に与える影響も半減する為、高信頼
な装置を得る車ができやすい。
本発明の画像形成装置の形態として、転写像を形成する
工程を複数備える事も可能である。
つまり第6図に示すように、加熱手段及び光照射手段を
1つの転写像形成ユニットとじ、前記転写像形成ユニッ
トを複数配列してなる転写像形成部と、前記転写像形成
部で形成された転写像を被記録媒体に転写手段を具備し
、各転写像形成ユニットで各々1色の転写像の形成が行
なわれる。第6図の例ではイエローの工程は光照射手段
としてランプ3Yと加熱手段としてサーマルヘッド4Y
によって、マゼンタの工程はランプ3Mとサーマルヘッ
ド4Mによって、シアンの工程はランプ3Cのサーマル
ヘッド4Cによって、黒の工程はランプ3にとサーマル
ヘッド4Kによって順次転写像形成が行なわれ、黒の工
程を通過して多色の転写像が形成された後、被転写媒体
lOに転写を行ない多色画像を得る。
この転写像形成工程を複数設ける画像形成方法は、高速
化を計る上で有利な手段となりうる。特に画信号に応じ
てサーマルヘッド等の加熱手段を用いる時は1画像形成
素体が加熱・冷却を高速に繰返す必要が高速画像形成を
計る上で必要ある。今仮に画像形成素体の加熱−冷却に
要する時間が4mS e c 、とする、転写像形成工
程が1つで、そこで4回の加熱冷却を前述したY、M、
C,にのプロセスに分けて行なうとすればl走査線を処
理するのに最低4m5ec、X4=16mSec、を要
する計算になる。一方転写像形成工程が4つあり熱的影
響がないだけ充分それらが離れた位置にあり、それらが
上記の例に対応してY、M、C。
Kの転写像を形成する役割を分担していれば4mS e
 c 、で1走査線を処理する事が並列処理される為可
能である。この様に高速処理が容易であり高速な多色記
録装置を得られる。
一方前述した1転写像形成工程を有する場合は原理的に
画像毎に多色の形成を1ケ所で行なう為1色ずれが生じ
にくく、鮮明な多色画像がするための装置の概略図であ
る。第7図に示す実施例は、光照射が画信号に基づいて
制御され、熱は一様に与えられるものである。すなわち
、第2a図に示した例で説明すれば1発熱抵抗体20b
、20d、20e及び20fを発熱させる代わりに、サ
ーマルヘッド20の全体を一様に発熱させ1発熱抵抗体
20b、20d。
20e及び20fに相当する位置に波長入(Y)の光を
照射する。波長入(M)の光を照射する場合も、発熱抵
抗体20a、20e及び20fに相当する位置に光照射
する。波長入(C)、波長入(K)の光を照射する場合
も同様にする。
従って14はI DPIを一様加熱する加熱器で、8の
様なヒートローラでもよいし、セラミクス基村上にヒー
ターを配したもの等を用いる車もできる。勿論加熱温度
の高精度な制御を目的とした温度センサーとフィードバ
ックヒーター制御回路を設ける場合もある。一方15は
画信号に基づいて制御回路により光照射するランプアレ
イであり、転写記録層1aの分光感度に依って選択され
るもので、可視光域に感度をもつ場合にはLEDアレイ
、レーザーアレイ、液晶シャッターアレイなどである。
またランプアレイの代りにレーザー走査系が用いられて
もよい、又紫外域に感度をもつ場合には紫外線ランプア
レイ又は紫外線を光学系で走査する方法が用いられる。
此の場合、画信号に基づいて制御されるのが基本的に応
答性に優れ且つ拡散性を小さくしうる光である為、高速
・高画質を得る車が容易である。
本発明の画像形成方法を応用した装置の形態として転写
像形成工程と転写工程を備えた記録ユニットを複数組合
せた構成も可能である。
つまり、加熱手段、光照射手段及び転写手段を1つの記
録ユニットとして、この記録ユニットを複数設けて、各
記録ユニット毎に転写像形成、転写を繰返えし、被転写
媒体に転写像を重ね合わせて画像を形成することもでき
る0図面で説明すれば、第8図に示す通り第1の記録ユ
ニツ)Iで此の場合2色の画像を形成しその後第2のユ
ニツ) ITで更に異なる2色の転写像を転写して多色
画像を得る。勿論1色の画像を1つの記録ユニットで形
成してもよいし、第1の記録ユニットIで例えばY 、
M、Cの3色の画像を形成後節2の記録ユニツ) If
で黒の画像を形成する等々考えられる。
このように、各記録ユニット毎に画像形成。
転写を繰返えす画像形成方法は、高速化を計る事及び色
分離性の向上等に有利である0例えばYMCを記録する
ユニットを備え、YMCの画像を被転写媒体に転写し得
1次のユニットでは黒一色の転写像を独立に形成し、M
MCの画像の上に黒の転写像を重ねて転写をする。
一方は前述した様な転写像形成工程と転写工す” 程が1つ3つで1ユニツトで多色を構成する場合は、転
写工程では原理的に色ズレを生じる要因は小さい為、色
ズレの小さな高品位な多色画像が得られる。更に被転写
像の搬送路長を短かく構成する事ができる為高速な記録
装置を得る事が容易である。
なお、第5図〜第8図に示すプロセス態様において、加
熱した後光照射、逆に光照射後加熱する事もできる。そ
して加熱、光照射面は同方向よりでもよいし図示したも
のと逆でもよい。
又1着色剤として顔料、染料の他に発色剤又は発色剤を
発色させる顕色剤を用いて画像形成素体が色調を呈する
ようにしてもかまわない。
そして発色反応は転写像形成工程で行なわれても転写工
程でも、又はその後でもよい、更に被転写記録媒体に例
えば顕色剤を付与しておき転写された発色剤との反応で
発色する様なものでもよい。こうした発色剤の例として
は、ロイコ染料、ジアゾ基等があげられる。
一方発色反応を用いない顔料、染料等の着色剤を含む場
合は、一般的に記録前の媒体の保存性や記録後の画像保
存性に優れると同時に1色調の再現精度の高い高品位の
多色画像を得る事が容易である。
実施例1 第1表及び第2表に示す成分から構成された画像形成素
体をバインダ中に分散し、これを厚さ6ルのポリイミド
からなる基材tb上に設けて第9図に示す転写記録層1
aとした。転写記録7fj 1 aを構成する画像形成
素体の粒径は8〜12ILであった。こうして作成した
転写記録媒体lをロール状に巻回して供給ロール2とし
て装置に組込んだ。
第1表 第  2  表 第1表で示す画像形成素体中の増感剤は。
約350〜44On+nの帯域の光を吸収し、反応を開
始する。また、この増感剤は、黄色味を帯びている為、
着色剤として混合したブリリアントカーミン6Bと混色
し、画像形成時には赤色となる。
また第2表で示す画像形成素体中の増感剤は、約500
〜600nmの帯域の光を吸収し反応を開始する。この
増感剤はマゼンタ味を帯びている為、着色剤として混合
したフタロシアニングリーンと混色し、画像形成時には
黒色となる。
そして第9図に示す様に8ドツ) / m mのA−4
サイズのライン・タイプで発熱体列がエツジ部に配列さ
れているサーマルヘッド4を用い、転写記録媒体の基材
tb側が発熱抵抗体に接する様に配し、転写記録媒体l
のテンションにより発熱抵抗体に押圧される様にした。
一方発熱体と対向した部所には、第11図に示す分光特
性をもった40Wタイプの2木の蛍光灯を転写記録媒体
より2cmJtして配置した。
第11図に示すグラフaの分光特性をもつ蛍光灯にはジ
アゾ複写機用蛍光灯を用い、蛍光体としてはEu2+付
活fy (S rMg)2 P2O7を使用した。他の
蛍光体としてEu2+付活のS r 3 (PO4)2
 、S r2F207等も使用できるが、増感剤の波長
特性に最適な前記蛍光体を使用した。第11図に示すグ
ラフbの分光特性をもつ蛍光灯には、高演色緑色蛍光灯
を用い、蛍光体としては、Tb3+付活の(La。
Ce 、Tb)203−0.2Si02−0.9F20
5を使用した。他の蛍光体としてTb3+付活c7)(
Ce 、Tb)MgA 11001g、Y2S i05
:Ce、Tb等も使用できるが、実用効率、働程特性の
点で前記蛍光体を使用した。
次に画信号に応じてサーマルヘッド4の発熱を制御回路
5により制御する。此の場合光と熱が与えられてガラス
転移点が上昇する転写記録層1aを扱う為、ネガ記録を
行なう0本実施例は黒、赤の2色記録についてであるの
で、サ−マルヘッド4の制御はマーク信号(黒又は赤)
の場合は通電せずマーク信号でない(白)の−に通電し
て発熱させる。此の発熱時に通電工Aルギーは0.8 
w / d o t X 2− Om s e cで夛
る。
第10図に本実施例の駆動タイミングチャートを示す。
先づ、画信号の赤に相当する発熱抵抗体ドは通電せず画
信号の白に相当する部分に2r1secの通電を行なう
と同時に、ジアゾ複写椙用蛍光灯3aを一様に照射する
、照射時間はり熱抵抗体への通電開始時より4m5ec
の期mとした。照射終了後1m5ec経過してから。
即ち、通電開始時より5m5ec後に今度は画信号の黒
に相当する発熱抵抗体には通電せず画信号の白に相当す
る部分に2ms e cの通電売行なうと同時に高演色
緑色蛍光灯3bを一様に照射した。照射時間は前述と同
様に4ms e cである1以上の様な要領で、黒、赤
、白の画せ号に応じてサーマルヘッド4を制御駆動し、
10ms e c/1ineの繰返し周期で同期して転
写記録媒体lを図示しないステッピングモータとヒート
ロール8とで搬送した。こうして転写像を形成した後1
表面平滑度10〜30秒の普通紙である記録紙10を転
写像面に重ねて、ヒートロール8とピンチロール9とで
挟んで搬送した。ヒートロール8は300Wのヒータ7
を内部に持ち表面を2mm厚のシリコン1  ゴムで被
覆したアルミロールで表面を90〜100℃に保つ様ヒ
ータを制御した6ピンチロール9は硬度50″のシリコ
ンゴムから成りi  押圧を1−1.5Kg/crn’
とした。こうして普通紙に得た2色の画像は色ズレが無
く、シかも彩度が高く鮮明で、定着性の良好な高品位な
画像を得る事かでSた。
実施例2 第3表〜第6表に示す成分から構成された画像形成素体
をバインダ中に分散し、これを厚さ6路のポリイミドか
らなる基材tb上に設けて第12図に示す転写記録層1
aとした。転写記録層1aを構成する画像形成素体の粒
径8〜127zであった。こうして作成した転写記録媒
体1をロール状に巻回して供給ロール2として装置に組
込んだ。
第3表〜第6表で示す画像形成素体中の増−剤又は光開
始剤は第3表から順に約280〜340nm、約340
〜380 n m、約380〜450nm、約450〜
600nmの帯域の光を吸収し、反応を開始する。また
、画像形成時の色は、1順に黒、シアン、イエロー、マ
ゼンタである。
第  3  表 第  4  表 第5表 第6表 次に第12図に示す様に8ドツト/mmのA−4サイズ
のライン・タイプで発熱抵抗体列がエツジ部に配列され
ているサーマルヘッド4を用い、転写記録媒体lの基材
1b側が発熱抵抗体に接する様に配し、転写記録媒体1
のテンションにより発熱抵抗体に押圧される様にした。
一方発熱抵抗体と対向した部所には高演色緑色蛍光灯3
d、ジアゾ複写機用蛍光灯3c、ブラックライト3e、
!!康縁線ランプ3f配置した。また特にジアゾ複写機
用蛍光灯3cの前面にはシャープカットフィルタL−3
818を、ブラックライト3eの前面には、シャープカ
ットフィルタL−IA19を各色の画像形成素体に対応
した所望の分光特性を得る為に配置した。
第13図は本実施例における光源の分光特性を示し、a
およびbの曲線は、実施例1で使用した蛍光灯と同様の
蛍光を使用した。Cおよびdの特性を示す蛍光灯は東芝
製蛍光ランプを使用した。
こうして、画信号に応じてサーマルヘッド4の発熱を制
御する。此の場合光と熱が与えられてガラス転移点が上
昇する転写記録層を扱う為、ネガ記録を行なう、即ちサ
ーマルヘッド4の制御はマーク信号の場合は通電せずマ
ーク信号でない時に通電して発熱させる。此の発熱時に
通電エネルギーは0.8 w/ d o t X2.0
m5ecである。
次にイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックに対応した
画信号に応じて、カラー画像が得られるままでのプロセ
スについて説明する。先づ、画信号のイエローに相当す
る発熱抵抗体には通電せず画信号の白に相当する部分に
2m5ecの通電を行なうと同時にジアゾ複写機用蛍光
灯3Cを一様に照射する。照射時間は4m5eCとした
。照射終了後1m5ec経過してから1画性号のマゼン
タに相当する発熱抵抗体には通電せず1画性号の白に相
当する部分に2m5ecの通電を行なうと同時に高演色
緑色蛍光灯3dを一様に照射した。照射時間はイエロー
の場合と同様に4ms e cである。同様にシアンの
場合にはブラックライト3eを、ブラックの場合には健
康線ランプ3fを照射する事によって、4色全ての潜像
形成を終了する0以上の様な要領でイエロー、マゼンタ
、シアン、ブラックの画信号に応じてサーマルヘッドを
制御駆動し20m5ec/1ineの繰り返し周期に同
期して転写記録媒体1を図示しないステッピングモータ
とヒートロール8とで搬送した。こうして転写像を形成
した後1表面平滑度10〜30秒の普通紙である記録紙
10を転写像面に重ねて、ヒートロール8とピン、チロ
ール9とで挟んで搬送した。ヒートロール8は300W
のヒータ7を内部に持ち表面を2mm厚のシリコンゴム
で被覆したアルミロールで表面を90〜100℃に保つ
様ヒータ7を制御した。ピンチロール9は硬度50°の
シリコンゴムロールで抑圧を1〜1.5 K g / 
c m’とした。こうして普通紙に得たフルカラーの画
像は色ズレが無く、しかも彩度が高く鮮明で、定着性の
良好な高品位な画像を得る事ができた。
実施例3 第1表及び第2表に示す成分から構成された画像形成素
体をバインダ中に分散し、これを厚さ6ルのポリイミド
からなる基材1b上に設けて第14図に示す転写記録層
1aとした。転写記録層1aを画像形成素体の紋針は8
〜12gであった。こうして作成した転写記録媒体1を
ロール状に巻回して供給ロール2として装置に組込んだ
こうして第14図に示す様に転写記録媒体lの基材1b
側からA4サイズを一様に加熱する加熱器14と、それ
に対向した部所に転写記録媒体1に接して第15図で示
す形態のA−4サイズでかつ2列の液晶シャッターアレ
イ21を設けた。−個のシャッター21aの7パーチヤ
ーサイズは0.4 X O,4m mで、その配列ピッ
チは縦横0.5 m mである。又、2列のうち転写記
録媒体1の進行方向に向って手前側のA列には、波長5
00nm以上の光を多く通す黄色フィルタ21b(富士
フィルター5C50)を貼り合わせ、他のB列には波長
500nm以下の光を多く通す青色フィルタ21b(富
士フィルター5pi)を貼り合わせた。シャッターアレ
イ21上方にはシャッターアレイを一様に照射する白色
光源20を設けた。ここでは2kwキセノンランプを使
用した。白色光源からの光はシャッターアレイを介する
以外は転写記録媒体lに照射しない様に図示しない遮光
体で遮光されている。
上記構造にて画信号に応じてシャッターアレイ21を制
御する。その場合、光と熱が与えられてガラス転移点が
上昇する転写記録層1aを扱う為ネガ記録を行なう0本
実施例は、黒・赤の2色記録についであるから先ず黄色
フィルタ21bを貼ったシャッターアレイA列では、赤
信号に相当するシャッター21aは閉じ、他のシャッタ
ー21aは28m5ec開きその後12ms e c閉
じる。それと同時に青色フィルタ21cを貼ったシャッ
ターアレイのB列では、1ライン前の画信号の黒に相当
するシャッター21aを閉じ他のシャッター21aは2
8m5ec開き、その後12ms e c閉じる。
以上のような要領で黒、赤の画信号に応じてシャッター
アレイ21を制御駆動し、40m5ec/jLineの
繰り返し周期に同期して転写記録媒体を図示しないステ
ッピングモータとヒートロール8で搬送した。こうして
転写像を形成した後、表面平滑度10〜30秒の普通紙
である記録紙10を転写像面に重ねて、ヒートロール8
とピンチロール9とで挟んで搬送した。ヒートロール8
は300Wのヒータ7を内部に持ち表面を2mm厚のシ
リコンゴムで被覆したアルミロールで表面を90〜t 
o o ’cに保つ様ヒータ7を制御した。ピンチロー
ル9は硬度50°のシリコンゴムロールで抑圧を1〜1
.5Kg/crn”とした、こうして普通紙に得た2色
の画像は色ズレが無く、シかも彩度が高く鮮明で、定着
性の良好な高品位な画像を得る事がでさた。
C本発明の効果〕 前記した通り、本発明に於いては、光及び熱のエネルギ
ーが同時に加わった時に急速に性質が変化する転写記録
媒体を用いる為、従来の方法にあった様な環境温度に影
響を得る熱のみを用いる方法や光エネルギーだけでも特
性変化を得る転写記録媒体を用いる方法に比べて、対環
境安定性が高くなり、常に安定に高精細な画像を得る事
が可能となった。更に此の理由に依り転写記録媒体の保
存性や記録画像の保存性が向上した。
又例えば熱だけを用いる方法は系の熱応答性に記録速度
が支配されたり、1つのエネルギーのみで画像形成に必
要なエネルギーを転写記録媒体に与える為に時間を大き
く必要とする従来の方法に対し、本発明は光及び熱のエ
ネルギーで制御するために高速記録に適している。
また、複数種のエネルギーで転写像を形成するため、転
写像を形成する物性変化の過程を段階的に調整すること
が容易となって中間調記録ができるものである。
更に、本発明の多色画像形成方法は、波長の異なる光を
短時間で連続的に照射することにより多色の転写像を形
成することができ、従来の多色感熱転写記録方法が転写
記録媒体に複雑な動きをさせて多色の画像を形成してい
たのに対し1本発明の多色画像形成方法では転写記録媒
体あるいは被記録媒体に複雑な動きをさせる必要がなく
、高速度で多色の画像を得ることができる。
また、転写像を形成する工程と転写する工程とは独立で
ある為、被転写媒体に転写像を高品位に且つ安定に転写
する上で適した条件を転写像形成の条件とは独立に0由
に設定可能である。従って被転写媒体は普通紙は勿論1
表面平滑度の低い紙やトランスペアレンジ−等高純な被
転写媒体を適用しても高品位な画像を得る事が可能であ
る。また同時に優れた定着性をも得る事ができるもので
ある。
【図面の簡単な説明】
第1a図、第1b図、第1C図、および第1d図は光と
熱エネルギーにより転写像を形成する場合の転写像形成
の原理を説明する図、第2a図、第2b図、第2c図、
第2d図及び第4a図は本発明の多色転写記録媒体とサ
ーマルヘッドとの関係を示した部分図。 第2e図及び第4b図は本発明の多色転写記録媒体と被
転写媒体の関係を示す部分図、第3図は本発明の多色画
像形成方法において中間調の表現を実現する方法の1例
を示す図。 第4C図は駆動タイミングチャートを示す図、第5図、
第6図、第7図、第8図、第9図。 第12図及び第14図はそれぞれ本発明の態様例を示す
概略図。 第10図は駆動タイミングチャートを示す図。 第11図は蛍光灯の分光特性を示す図。 第13図は第12図に示す例で使用する蛍光灯の分光特
性を示した図、 第15図は第14図に示す例で使用する液晶シャッタア
レイの部分図である。 1 −−−−m−転写記録媒体 2−−−−−一供給ロール 3−−−一−−ランプ 4−−−−−−サーマルヘッド 5 −−−一−−制御回路 7 −−−−−−ヒーター 8 −−−−−−ヒートローラ 9−−−一−−ピンチローラ i o −−−−m−記録紙 t i  −−−−−一巻取りロール 12−−−−−一記録画像 14−−−−−一加熱器 15−−−−−−ランプアレイ 16 −−一−−一点灯制御回路 17 −−−−−一点灯制御回路 18 −−−−−−シャープカットフィルター19 −
−−−−−シャープカットフィルター20−−−−−一
白色光源 21 −−−−−一液晶シャッターアレイ22 −−−
−−一遮へい制御回路 31 −−−−−一画像形成素体 特許出願人  キャノン株式会社 第4b口 男46霞 LOし1      【? 第7図 メジ、jイl(鱈り1コaf’g:り 罪は3積とD−(メ)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 複数種のエネルギーが付与されることによって転写特性
    を支配する物性が変化する転写記録層を有する転写記録
    媒体に、該複数種のうち少なくとも一種のエネルギーを
    記録情報に対応させて付与する条件で該複数種のエネル
    ギーを付与させて転写像を形成する工程、および該転写
    像を被転写媒体に転写する工程を有することを特徴とす
    る画像形成方法。
JP61127593A 1986-06-02 1986-06-02 画像形成方法 Pending JPS6211690A (ja)

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