JPS61293893A - 画像形成方法 - Google Patents
画像形成方法Info
- Publication number
- JPS61293893A JPS61293893A JP12759286A JP12759286A JPS61293893A JP S61293893 A JPS61293893 A JP S61293893A JP 12759286 A JP12759286 A JP 12759286A JP 12759286 A JP12759286 A JP 12759286A JP S61293893 A JPS61293893 A JP S61293893A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- transfer
- transfer recording
- image
- energy
- recording medium
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41M—PRINTING, DUPLICATING, MARKING, OR COPYING PROCESSES; COLOUR PRINTING
- B41M5/00—Duplicating or marking methods; Sheet materials for use therein
- B41M5/26—Thermography ; Marking by high energetic means, e.g. laser otherwise than by burning, and characterised by the material used
- B41M5/382—Contact thermal transfer or sublimation processes
- B41M5/38242—Contact thermal transfer or sublimation processes characterised by the use of different kinds of energy to effect transfer, e.g. heat and light
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Optics & Photonics (AREA)
- Thermal Transfer Or Thermal Recording In General (AREA)
- Non-Silver Salt Photosensitive Materials And Non-Silver Salt Photography (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明はプリンターや複写機、ファクシミ〔従来の技術
〕 近年、情報産業の急速な発展に伴ない、種々の情報処理
システムが開発され、また、それぞれの情報処理システ
ムに適した記録方法および装置も開発、採用されている
。このような記録方法の一つとして、感熱転写記録方法
は、使用する装置が軽量かつコンパクトで騒音がなく。
〕 近年、情報産業の急速な発展に伴ない、種々の情報処理
システムが開発され、また、それぞれの情報処理システ
ムに適した記録方法および装置も開発、採用されている
。このような記録方法の一つとして、感熱転写記録方法
は、使用する装置が軽量かつコンパクトで騒音がなく。
操作性、保守性にも優れており、最近広く使用されてい
る。
る。
この感熱転写記録方法は、一般に、シート状の支持体上
に、熱溶融性バインダー中に着色剤を分散させてなる熱
転写性インクを塗布してなる感熱転写媒体を用い、この
感熱転写媒体をそり熱転写性インク層が被転写媒体に接
するように被転写媒体に重畳し、感熱転写媒体の支持体
側から熱ヘッドにより熱を供給して溶融したインク層を
被転写媒体に転写することにより、被転写媒体上に熱供
給形状に応じた転写インク像を形成するものである。こ
の方法によれば、普通紙を被転写媒体として使用可能で
ある。
に、熱溶融性バインダー中に着色剤を分散させてなる熱
転写性インクを塗布してなる感熱転写媒体を用い、この
感熱転写媒体をそり熱転写性インク層が被転写媒体に接
するように被転写媒体に重畳し、感熱転写媒体の支持体
側から熱ヘッドにより熱を供給して溶融したインク層を
被転写媒体に転写することにより、被転写媒体上に熱供
給形状に応じた転写インク像を形成するものである。こ
の方法によれば、普通紙を被転写媒体として使用可能で
ある。
しかしながら、従来の感熱転写記録方法にも欠点がない
訳ではない、それは、従来の感熱転写記録方法は転写記
録性能、すなわち印字品質が表・面平滑度により大きく
影響され、平滑性の高い被転写媒体には良好な印字が行
なわれるが、平滑性の低い被転写媒体の場合には著しく
印字品質が低下することである。しかし、最も典型的な
被転写媒体である紙を使用する場合にも、平滑性の高い
紙はむしろ特殊であり、通常の紙は繊維の絡み合いによ
り種々な程度の凹凸を有する。したがって表面凹凸の大
きい紙の場合には印字時に熱溶融したインクが紙の繊維
の中にまで浸透できず表面の凸部あるいはその近傍にの
み付着するため、印字された像のエツジ部がシャープで
なかったり、像の一部が欠けたりして、印字品質を低下
させることになる。
訳ではない、それは、従来の感熱転写記録方法は転写記
録性能、すなわち印字品質が表・面平滑度により大きく
影響され、平滑性の高い被転写媒体には良好な印字が行
なわれるが、平滑性の低い被転写媒体の場合には著しく
印字品質が低下することである。しかし、最も典型的な
被転写媒体である紙を使用する場合にも、平滑性の高い
紙はむしろ特殊であり、通常の紙は繊維の絡み合いによ
り種々な程度の凹凸を有する。したがって表面凹凸の大
きい紙の場合には印字時に熱溶融したインクが紙の繊維
の中にまで浸透できず表面の凸部あるいはその近傍にの
み付着するため、印字された像のエツジ部がシャープで
なかったり、像の一部が欠けたりして、印字品質を低下
させることになる。
又、インク層の被転写媒体への転写は、熱ヘッドからの
熱のみによって行われるが、一般に熱ヘッドから供給さ
れる熱量は限られており。
熱のみによって行われるが、一般に熱ヘッドから供給さ
れる熱量は限られており。
又、限られた短い時間内に多量の記録信号を熱パルスと
して変換するには、記録時における熱ヘッドの熱パルス
間における所定温度までの冷却、更には熱ヘツド面を構
成している発熱セグメント間の熱的クロストークを防止
する為に。
して変換するには、記録時における熱ヘッドの熱パルス
間における所定温度までの冷却、更には熱ヘツド面を構
成している発熱セグメント間の熱的クロストークを防止
する為に。
理論的にも熱ヘッドからの供給熱量を大きくする事は困
難である。その為、従来の感熱転写記録方法では、高速
記録は難しかったものである。
難である。その為、従来の感熱転写記録方法では、高速
記録は難しかったものである。
又、熱伝導は電気や光などに較べて応答レスポンスが遅
い為、熱ヘッドによる記録において、中間調の再現が可
能にまで熱パルスを制御する事は一般に困難であり、又
、従来の感熱転写インク層は1階調性のある転写機能を
備えていない為、中間調記録にできなかったものである
。
い為、熱ヘッドによる記録において、中間調の再現が可
能にまで熱パルスを制御する事は一般に困難であり、又
、従来の感熱転写インク層は1階調性のある転写機能を
備えていない為、中間調記録にできなかったものである
。
そこで本発明は、上記従来の感熱転写記録法の問題点を
解決する画像形成方法、即ち、表面平滑度の低い最も一
般的に用いられる普通紙に対して、高品位の転写像を形
成でき、また、高速記録が可能で、また、中間調記録も
可能な画像形成方法、およびこれに用いる転写記録媒体
を提供することを主たる目的とする。
解決する画像形成方法、即ち、表面平滑度の低い最も一
般的に用いられる普通紙に対して、高品位の転写像を形
成でき、また、高速記録が可能で、また、中間調記録も
可能な画像形成方法、およびこれに用いる転写記録媒体
を提供することを主たる目的とする。
本発明は複数種のエネルギーが付与されることによって
転写特性を支配する物性が変化する転写記録層を有する
転写記録媒体に、該複数種のうち少なくとも一種のエネ
ルギーを記録情報に対応させて付与する条件で該複数種
のエネルギーを付与させて転写像を形成する工程、およ
び該転写像を被転写媒体に転写する工程を有する画像形
成方法によって、所期の目的を達成できるものである。
転写特性を支配する物性が変化する転写記録層を有する
転写記録媒体に、該複数種のうち少なくとも一種のエネ
ルギーを記録情報に対応させて付与する条件で該複数種
のエネルギーを付与させて転写像を形成する工程、およ
び該転写像を被転写媒体に転写する工程を有する画像形
成方法によって、所期の目的を達成できるものである。
即ち1本発明による画像形成方法では、転写像の形成と
転写工程は分離され、転写工程では、既に転写像が形成
されているので、像様の選択的なエネルギー付与の制約
が解除されており、被転写媒体の表面性状に応じて鮮明
な画像が転写形成されるに必要なエネルギーを転写記録
媒体に与えることができる。また、前工程として形成さ
れている転写像は、熱溶融像のような単なる性状変化像
ではなく、転写特性を支配する物性を変化させて成る像
であるから変化前後の物性の差を転写工程で利用するこ
とによって確実に転写を実現でき、また、転写像の忠実
な転写も可能となるものである0例えば、熱溶融像を転
写像とした場合、転写像形成工程から転写工程に至るま
で熱溶融像の完全な維持が望まれるが1両工程間におけ
る冷却現象による転写性の低下や熱溶融像の周囲への熱
伝導による像のボケが避けられない、ところが、本発明
の場合には、転写特性を支配する物性、例えば、転写記
録層の融点、軟化点、同一温度における粘度等を像状に
変化させて転写像としているから、この物性変化が転写
工程まで記憶されており、しかも、転写像形成工程後に
、該物性を変化させるエネルギーが付与されない限り、
転写像の転写性との低下や、像ボケは生じない、このた
めに、被転写媒体の表面平滑度が低い場合でも、像品位
の高い画像形成が可能となり、また、転写像の画質が劣
化することなく被転写媒体に転写させることができるも
のである。
転写工程は分離され、転写工程では、既に転写像が形成
されているので、像様の選択的なエネルギー付与の制約
が解除されており、被転写媒体の表面性状に応じて鮮明
な画像が転写形成されるに必要なエネルギーを転写記録
媒体に与えることができる。また、前工程として形成さ
れている転写像は、熱溶融像のような単なる性状変化像
ではなく、転写特性を支配する物性を変化させて成る像
であるから変化前後の物性の差を転写工程で利用するこ
とによって確実に転写を実現でき、また、転写像の忠実
な転写も可能となるものである0例えば、熱溶融像を転
写像とした場合、転写像形成工程から転写工程に至るま
で熱溶融像の完全な維持が望まれるが1両工程間におけ
る冷却現象による転写性の低下や熱溶融像の周囲への熱
伝導による像のボケが避けられない、ところが、本発明
の場合には、転写特性を支配する物性、例えば、転写記
録層の融点、軟化点、同一温度における粘度等を像状に
変化させて転写像としているから、この物性変化が転写
工程まで記憶されており、しかも、転写像形成工程後に
、該物性を変化させるエネルギーが付与されない限り、
転写像の転写性との低下や、像ボケは生じない、このた
めに、被転写媒体の表面平滑度が低い場合でも、像品位
の高い画像形成が可能となり、また、転写像の画質が劣
化することなく被転写媒体に転写させることができるも
のである。
また、本発明による画像形成方法では、転写像形成のた
めの信号化されたエネルギーの付与と、転写のための一
様なエネルギーの付与が機能的に分離されており、転写
像形成のための信号化されたエネルギーが同時に転写の
ためのエネルギーとして使われ−なければならない場合
と較べて、エネルギー付与の条件が緩和される、例えば
、転写像形成のためのエネルギー量は、転写記録層の物
性の変化を生じさせるだけでよく、また、転写のための
エネルギーは、信号化されていない一様なエネルギーで
よいから希望する転写速度に合せて増大させることがで
き、高速記録が容易に実現できるものである。
めの信号化されたエネルギーの付与と、転写のための一
様なエネルギーの付与が機能的に分離されており、転写
像形成のための信号化されたエネルギーが同時に転写の
ためのエネルギーとして使われ−なければならない場合
と較べて、エネルギー付与の条件が緩和される、例えば
、転写像形成のためのエネルギー量は、転写記録層の物
性の変化を生じさせるだけでよく、また、転写のための
エネルギーは、信号化されていない一様なエネルギーで
よいから希望する転写速度に合せて増大させることがで
き、高速記録が容易に実現できるものである。
又、従来の熱転写記録装置に用いられていたサーマルヘ
ッドは熱応答速度は最も高速のものでも1〜5m5ec
、程度であってそれよりも速い繰返し周期で駆動しよう
とすると温度の上昇・降下が1周期内で充分に行なう事
ができなくなり、加熱不足や逆に温度が下がりきらずに
蓄熱の影響が画像品質に現われる。これが高速化をはば
む最大要因の1つであったが、本発明の様に複数種のエ
ネルギーを用いれば、例えばサーマルヘッドと光照射と
を組合せると、蓄熱してきても加熱状態が有効となるの
は光照射時のみであるから、ピーク温度付近の限られた
時間帯のみ光照射する事で従来の様にピーク温度以降の
温度降下速度の影響を受けにくくする事が可能となり、
それだけ従来のサーマルヘッドを使用してもより短い繰
返し周期で記録動作を行なう車が可能となる為、高速記
録が容易となる。
ッドは熱応答速度は最も高速のものでも1〜5m5ec
、程度であってそれよりも速い繰返し周期で駆動しよう
とすると温度の上昇・降下が1周期内で充分に行なう事
ができなくなり、加熱不足や逆に温度が下がりきらずに
蓄熱の影響が画像品質に現われる。これが高速化をはば
む最大要因の1つであったが、本発明の様に複数種のエ
ネルギーを用いれば、例えばサーマルヘッドと光照射と
を組合せると、蓄熱してきても加熱状態が有効となるの
は光照射時のみであるから、ピーク温度付近の限られた
時間帯のみ光照射する事で従来の様にピーク温度以降の
温度降下速度の影響を受けにくくする事が可能となり、
それだけ従来のサーマルヘッドを使用してもより短い繰
返し周期で記録動作を行なう車が可能となる為、高速記
録が容易となる。
また、本発明による画像形成方法は、複数種のエネルギ
ーを付与して転写像を形成するものであるから、従来の
熱だけによって転写像を形成する場合に較べて転写像を
形成するエネルギ一種が複数であるから、それだけ、転
写像を形成する物性変化の程度を段階的に調整すること
ができること、また、複数種のエネルギーには、熱を使
う場合であっても、光などの応答レスポンスが速く1強
度の段階的調整が容易な他のエネルギーも併用すること
になるので中間調を持つ画像の形成が容易になるもので
ある。例えば3段階の光照射の強度又は時間を設定し加
熱との組合せで、4段階(3段階+非加熱)の階調表現
が可能となる。
ーを付与して転写像を形成するものであるから、従来の
熱だけによって転写像を形成する場合に較べて転写像を
形成するエネルギ一種が複数であるから、それだけ、転
写像を形成する物性変化の程度を段階的に調整すること
ができること、また、複数種のエネルギーには、熱を使
う場合であっても、光などの応答レスポンスが速く1強
度の段階的調整が容易な他のエネルギーも併用すること
になるので中間調を持つ画像の形成が容易になるもので
ある。例えば3段階の光照射の強度又は時間を設定し加
熱との組合せで、4段階(3段階+非加熱)の階調表現
が可能となる。
また、こうした制御が高速に行なわれる必要が望まれる
が、光などの様に応答レスポンスが速いエネルギーを併
用できる事も高速の中間調記録を可能にするものである
。
が、光などの様に応答レスポンスが速いエネルギーを併
用できる事も高速の中間調記録を可能にするものである
。
なお、本発明において、複数種のエネルギーが付与され
ることによって転写特性を支配する物性が変化する転写
記録層とは、後述の実施例の圧力と熱又は圧力と光の場
合のように複数種のエネルギーの付与によって該物性の
変化が開始するような転写記録層と、後述の第1a図〜
第1d図についての説明および光と熱の付与によって該
物性の変化を生ずる転写記録層の構成例に示されるよう
に複数種のエネルギーによって該物性の変化が速まるよ
うな転写記録層の両者を含むものである。
ることによって転写特性を支配する物性が変化する転写
記録層とは、後述の実施例の圧力と熱又は圧力と光の場
合のように複数種のエネルギーの付与によって該物性の
変化が開始するような転写記録層と、後述の第1a図〜
第1d図についての説明および光と熱の付与によって該
物性の変化を生ずる転写記録層の構成例に示されるよう
に複数種のエネルギーによって該物性の変化が速まるよ
うな転写記録層の両者を含むものである。
本発明による画像形成方法において、転写像は、転写特
性を支配する物性を変化させて形成されるものであるが
、この物性は使用する転写記録媒体の種類により任意に
定められるものであり、例えば、転写像を熱溶融状態に
して転写する転写記録媒体の場合には、溶融温度、軟化
温度又は、ガラス転移点などであり、また、転写像を粘
看状態又は、被転写媒体への浸透性状態にして転写する
転写記録媒体の場合には、同一温度における粘度である
。また、転写像を形成するに用いる複数種・ る転写記
録媒体の種類により任意に定められ。
性を支配する物性を変化させて形成されるものであるが
、この物性は使用する転写記録媒体の種類により任意に
定められるものであり、例えば、転写像を熱溶融状態に
して転写する転写記録媒体の場合には、溶融温度、軟化
温度又は、ガラス転移点などであり、また、転写像を粘
看状態又は、被転写媒体への浸透性状態にして転写する
転写記録媒体の場合には、同一温度における粘度である
。また、転写像を形成するに用いる複数種・ る転写記
録媒体の種類により任意に定められ。
例えば、光電子ビーム、熱、圧力、などが適宜組合わさ
れて用いられる。
れて用いられる。
次に本発明による画像形成法の理解のために、光と熱エ
ネルギーにより転写像が形成される転写記録媒体を用い
た例を挙げて第1a図〜第1d図により説明する。第1
a図〜第1d図の各グラフの時間軸(横軸)はそれぞれ
対応している。また、転写記録層には後述する反応開始
剤、架橋剤を含む高分子化成分が含まれている。第1a
図はサーマルヘッド等の加熱手段を時間0〜t3の開発
熱駆動させた場合の加熱素子の表面温度の上昇およびそ
の後の温度降下の様子を示すものである。この加熱素子
に圧接されている転写記録媒体は、加熱素子の温度変化
に伴い、第1b図に示すような温度変化を生ず、る、即
ち、tlの時間遅れをもって温度上昇し、同様にt3よ
り遅れてt4の時刻に最適温度に達し以降温度が下降す
る。此の転写記録層はガラス転移点TgOを有し、1g
0以上の温度領域で急激に軟化し粘度が減少する。此の
様子を第1c図の曲線Aで示した0時刻E2でTgoに
達した以降最大温度に達する時刻t4迄粘度降下が続き
、温度低下と共に再び粘度は増加しTKOに降下する時
刻t6迄急激な粘度増加を示す、此の場合転写記録層は
加熱前と基本的に物性の変化を受けておらず、次の転写
工程で温度1g0以上に加熱すれば上記したと同じ様に
粘度の減少を示す、従って被転写媒体と圧接して転写に
必要な加熱1例えば1g0以上に加熱をすれば従来の熱
転写記録の転写メカニズムと同様な理由で転写記録層は
転写されることになるが、本発明の場合には、第1d図
に示すように、時刻t2より加熱と同時に光照射した場
合、転写記録層に含まれている反応訓始剤が活性化され
温度が反応速度を大きくするに充分なだけ上昇している
と、架橋剤に反応開始剤が働き活性化された架橋剤が生
成され架橋性プレポリマーに架橋する確率が飛躍的に大
きくなる為、硬化が進む。
ネルギーにより転写像が形成される転写記録媒体を用い
た例を挙げて第1a図〜第1d図により説明する。第1
a図〜第1d図の各グラフの時間軸(横軸)はそれぞれ
対応している。また、転写記録層には後述する反応開始
剤、架橋剤を含む高分子化成分が含まれている。第1a
図はサーマルヘッド等の加熱手段を時間0〜t3の開発
熱駆動させた場合の加熱素子の表面温度の上昇およびそ
の後の温度降下の様子を示すものである。この加熱素子
に圧接されている転写記録媒体は、加熱素子の温度変化
に伴い、第1b図に示すような温度変化を生ず、る、即
ち、tlの時間遅れをもって温度上昇し、同様にt3よ
り遅れてt4の時刻に最適温度に達し以降温度が下降す
る。此の転写記録層はガラス転移点TgOを有し、1g
0以上の温度領域で急激に軟化し粘度が減少する。此の
様子を第1c図の曲線Aで示した0時刻E2でTgoに
達した以降最大温度に達する時刻t4迄粘度降下が続き
、温度低下と共に再び粘度は増加しTKOに降下する時
刻t6迄急激な粘度増加を示す、此の場合転写記録層は
加熱前と基本的に物性の変化を受けておらず、次の転写
工程で温度1g0以上に加熱すれば上記したと同じ様に
粘度の減少を示す、従って被転写媒体と圧接して転写に
必要な加熱1例えば1g0以上に加熱をすれば従来の熱
転写記録の転写メカニズムと同様な理由で転写記録層は
転写されることになるが、本発明の場合には、第1d図
に示すように、時刻t2より加熱と同時に光照射した場
合、転写記録層に含まれている反応訓始剤が活性化され
温度が反応速度を大きくするに充分なだけ上昇している
と、架橋剤に反応開始剤が働き活性化された架橋剤が生
成され架橋性プレポリマーに架橋する確率が飛躍的に大
きくなる為、硬化が進む。
こうして加熱と光照射とが同時に行なわれると、転写記
録層はlc図の曲線Bに示す様な挙動を示す、そして架
橋反応が進むと共にガラス転移点が上昇し架橋が終了す
る時刻t5ではTgOからτgに変化する。この様子を
第1d図に示した。従って次の転写工程で加熱するとτ
gに変化した部分と変化しない部分とでの性質の相異が
生じる。そこで例えばTg□<Tr<T’gを満すTr
に加熱すれば粘度が低下した部分とそうでない部分との
差異が生じ被転写媒体に粘度低下した部分のみの転写が
される。転写工程の温度安定精度に依るがこのときのτ
g−”rgoは約20’C以上が好ましい、このように
して、画信号に応じて加熱又は非加熱を制御し、同時に
光照射する事で転写像を形成する事ができる。また、ガ
ラス転移点が変われば、軟化濃度や溶融温度も同様な傾
向で変動するから、ガラス転移点の変動幅誉目安にして
軟化温度や溶融温度を制御することもできる。
録層はlc図の曲線Bに示す様な挙動を示す、そして架
橋反応が進むと共にガラス転移点が上昇し架橋が終了す
る時刻t5ではTgOからτgに変化する。この様子を
第1d図に示した。従って次の転写工程で加熱するとτ
gに変化した部分と変化しない部分とでの性質の相異が
生じる。そこで例えばTg□<Tr<T’gを満すTr
に加熱すれば粘度が低下した部分とそうでない部分との
差異が生じ被転写媒体に粘度低下した部分のみの転写が
される。転写工程の温度安定精度に依るがこのときのτ
g−”rgoは約20’C以上が好ましい、このように
して、画信号に応じて加熱又は非加熱を制御し、同時に
光照射する事で転写像を形成する事ができる。また、ガ
ラス転移点が変われば、軟化濃度や溶融温度も同様な傾
向で変動するから、ガラス転移点の変動幅誉目安にして
軟化温度や溶融温度を制御することもできる。
本発明に用いる転写記録媒7体としては、複数種のエネ
ルギーにより物性変化による転写像を形成できるもので
あれば任意の転写記録媒体を使用することができる0例
えば上記した溶融温度軟化点、ガラス転移点、粘度など
の物性が変わるものとして、転写記録層中に高分子化成
分および着色成分を含む転写記録媒体が挙げられる。高
分子化成分を高分子化することで、その部分の転写記録
層の溶融温度等が高くなり、高分子化されない部分が転
写像を形成する。
ルギーにより物性変化による転写像を形成できるもので
あれば任意の転写記録媒体を使用することができる0例
えば上記した溶融温度軟化点、ガラス転移点、粘度など
の物性が変わるものとして、転写記録層中に高分子化成
分および着色成分を含む転写記録媒体が挙げられる。高
分子化成分を高分子化することで、その部分の転写記録
層の溶融温度等が高くなり、高分子化されない部分が転
写像を形成する。
高分子化成分としては、重合反応又は架橋反応を起す成
分であり、代表的なものとして次の(イ)〜(ハ)のよ
うなモノマー又はポリマーが挙げられる。
分であり、代表的なものとして次の(イ)〜(ハ)のよ
うなモノマー又はポリマーが挙げられる。
(イ)架橋性プレポリマー
(ロ)重合性プレポリマーと架橋剤
(ハ)重合性モノマー又はオリゴマー
架橋性プレポリで−としてポリケイ皮酸ビニル、p−メ
トキシケイ皮酸−コハク酸半エステル、ポリビニルスチ
リルピリジウム、ポリメチルビニルケトンなどが挙げら
/れる。
トキシケイ皮酸−コハク酸半エステル、ポリビニルスチ
リルピリジウム、ポリメチルビニルケトンなどが挙げら
/れる。
重合性プレポリマーとして、エポキシ樹脂、不飽和ポリ
エステル樹脂、ポリウレタン樹脂。
エステル樹脂、ポリウレタン樹脂。
ポリビニルアルコール樹脂、ポリアミド樹脂、ポリアク
リル酸樹脂、ポリマレイン酸樹脂、シリコーン樹脂など
が挙げられる。
リル酸樹脂、ポリマレイン酸樹脂、シリコーン樹脂など
が挙げられる。
重合性上ツマ−として、メチルアクリレート、メチルメ
タクリレート、シクロヘキシルアクリレート、ベンジル
アクリレート、アクリルアミド、メタクリルアミド、N
−メチロールアクリルアミド、N−ジアセトンアクリル
アミド、スチレン、アクリロニトリル、ビニルアセター
ト、エチレングリコールジアクリレート。
タクリレート、シクロヘキシルアクリレート、ベンジル
アクリレート、アクリルアミド、メタクリルアミド、N
−メチロールアクリルアミド、N−ジアセトンアクリル
アミド、スチレン、アクリロニトリル、ビニルアセター
ト、エチレングリコールジアクリレート。
ブチレングリコールジメタクリレート、1.4−ブタン
ジオールジアクリレート、1.6−ヘキサンシオールジ
メタクリレートなど、光重合性オリゴマーとして、ジエ
チレングリコールジアクリレート、トリエチレングリコ
ールジアクリレート、ポリエチレングリコールジアクリ
レート、ポリエチレングリコールジメタクリレート、ポ
リプロピレングリコールジアクリレートなどが挙げられ
る。また、重合性上ツマ−又はオリゴマーを用いる場合
には1層形成性を向上させるために、セルロースアセテ
ートスクシネート、メチル−メタクリレート−ヒドロキ
シエチルメタクリレートコポリマーなどのポリマーを含
有させても良い。
ジオールジアクリレート、1.6−ヘキサンシオールジ
メタクリレートなど、光重合性オリゴマーとして、ジエ
チレングリコールジアクリレート、トリエチレングリコ
ールジアクリレート、ポリエチレングリコールジアクリ
レート、ポリエチレングリコールジメタクリレート、ポ
リプロピレングリコールジアクリレートなどが挙げられ
る。また、重合性上ツマ−又はオリゴマーを用いる場合
には1層形成性を向上させるために、セルロースアセテ
ートスクシネート、メチル−メタクリレート−ヒドロキ
シエチルメタクリレートコポリマーなどのポリマーを含
有させても良い。
架橋剤としては、エチレングリコールジアクリレート、
プロピレングリコールジアクリレート、エチレングリコ
ールジメタクリレート、1.4−ブタンジオールジアク
リレート、N。
プロピレングリコールジアクリレート、エチレングリコ
ールジメタクリレート、1.4−ブタンジオールジアク
リレート、N。
N′−メチレンビスアクリルアミドなどがあげられる。
また、高分子化成分の反応を生じさせるために必要に応
じて1反応開始剤が添加される0反応開始剤として、光
エネルギーにより作用する開始剤の例としては、ベンゾ
フェノン、ベンジル、ベンゾインエチルエーテル、4−
N、N’−ジメチルアミノ−4′−メトキシ−ベンゾフ
ェノン等のカルボニル化合物、ジブチルスルフィド、ベ
ンジル、・ジスフィルド、デシルフェニルスルフィド等
の有機硫黄化合物、ジーtert−ブチルパーオキシド
、ベンゾイルパーオキシド等の過酸化物、四塩化炭素、
臭化銀、2−ナフタリンスルホニルクロライド等のハロ
ゲン化金物、アゾビスイソブチロニトリル、ベンゼンジ
アゾニウムクロライド等の窒素化合物等かあげられる。
じて1反応開始剤が添加される0反応開始剤として、光
エネルギーにより作用する開始剤の例としては、ベンゾ
フェノン、ベンジル、ベンゾインエチルエーテル、4−
N、N’−ジメチルアミノ−4′−メトキシ−ベンゾフ
ェノン等のカルボニル化合物、ジブチルスルフィド、ベ
ンジル、・ジスフィルド、デシルフェニルスルフィド等
の有機硫黄化合物、ジーtert−ブチルパーオキシド
、ベンゾイルパーオキシド等の過酸化物、四塩化炭素、
臭化銀、2−ナフタリンスルホニルクロライド等のハロ
ゲン化金物、アゾビスイソブチロニトリル、ベンゼンジ
アゾニウムクロライド等の窒素化合物等かあげられる。
二
奏た熱エネルギーを受けて反応開始剤として作用するも
のとして、メチルヒドロペルオキシド、t−ブチルヒド
ロペルオキシド、ジ−t−ブチルペルオキシド、t−ブ
チルクミルペルオキシド、ペルオキシ酢酸、ペルオキシ
安息香酸、過酸化アセチル、過酸化プロピオニル、過酸
化イソブチリル、アセトンペルオキシド、メチルエチル
ケトンペルオキシド、ジアゾアミノベンゼン、ジメチル
−2,2′−アゾイソブチラード、ジフェニルスルフィ
ド、ベンゾイルジスルフィドなどが挙げられる。また、
特に、光と熱エネルギーの両方を受けて転写像を形成す
る場合の転写記録層の構成には、上記した光エネルギー
を受けて作用する反応開始剤と高分子化成分との反応で
反応速度の温度依存性の大きい組合せとなるように1反
応開始剤と高分子化成分の種類を選べばよい6例えば、
メタクリル酸エステル或いはアクリル酸エステルの共重
合体等の官能基を持つ重合性プレポリマー、テトラエチ
レングリコール、ジアクリレート等の感光性架橋剤、ベ
ンゾフェノン、ミケラーズケトンの反応開始剤の組合せ
が挙げられる。
のとして、メチルヒドロペルオキシド、t−ブチルヒド
ロペルオキシド、ジ−t−ブチルペルオキシド、t−ブ
チルクミルペルオキシド、ペルオキシ酢酸、ペルオキシ
安息香酸、過酸化アセチル、過酸化プロピオニル、過酸
化イソブチリル、アセトンペルオキシド、メチルエチル
ケトンペルオキシド、ジアゾアミノベンゼン、ジメチル
−2,2′−アゾイソブチラード、ジフェニルスルフィ
ド、ベンゾイルジスルフィドなどが挙げられる。また、
特に、光と熱エネルギーの両方を受けて転写像を形成す
る場合の転写記録層の構成には、上記した光エネルギー
を受けて作用する反応開始剤と高分子化成分との反応で
反応速度の温度依存性の大きい組合せとなるように1反
応開始剤と高分子化成分の種類を選べばよい6例えば、
メタクリル酸エステル或いはアクリル酸エステルの共重
合体等の官能基を持つ重合性プレポリマー、テトラエチ
レングリコール、ジアクリレート等の感光性架橋剤、ベ
ンゾフェノン、ミケラーズケトンの反応開始剤の組合せ
が挙げられる。
着色成分は、光学的に認識できる画像を形成するために
含有させる成分であり、各種顔料。
含有させる成分であり、各種顔料。
染料が適宜用いられる。このような顔料、染料の例とし
ては、カーボンブラックや黄鉛、モリブデン赤、ベンガ
ラ等の無機顔料、ハンザイエロー、ベンジジンイエロー
、ブリリアントカーミン6B、 レークレッドC1パ
ーマネントレッドF5R、フタロシアニンブルー、ビク
トリアブルーレーク、ファツトスカイブルー等の有機顔
料、ロイコ染料、フタロシアニン染料等の着色材などが
あげられる。
ては、カーボンブラックや黄鉛、モリブデン赤、ベンガ
ラ等の無機顔料、ハンザイエロー、ベンジジンイエロー
、ブリリアントカーミン6B、 レークレッドC1パ
ーマネントレッドF5R、フタロシアニンブルー、ビク
トリアブルーレーク、ファツトスカイブルー等の有機顔
料、ロイコ染料、フタロシアニン染料等の着色材などが
あげられる。
その他、転写記録層には、ハイドロキノン、p−メトキ
シフェノール、p−tert−ブチルカテコール、2.
2′−メチレン−ビス(4−エチル−6−tert−ブ
チルフェノール)などの安定化剤が含まれていても良い
。
シフェノール、p−tert−ブチルカテコール、2.
2′−メチレン−ビス(4−エチル−6−tert−ブ
チルフェノール)などの安定化剤が含まれていても良い
。
更に反応開始剤のエネルギーに対する活性化を高める為
のp−ニトロアニリン、1.2−ベンゾアントラキノン
、p−p’ジメチルアミノベンゾフェノン、アントラキ
ノン、2.6−’;ニトロアニリンミヒラーケトンなど
の増感剤が転写記録層に含まれていても良い、このよう
な転写記録媒体を例にして本発明の画像形成方法のいく
つかの態様例を挙げると、 (1)転写記録媒体に対して、光又は熱エネルギーの少
なくとも一方を記録情報に対応させて付与させる条件で
光と熱エネルギーの両者を付与させて、溶融温度等が異
なる転写像を形成する。
のp−ニトロアニリン、1.2−ベンゾアントラキノン
、p−p’ジメチルアミノベンゾフェノン、アントラキ
ノン、2.6−’;ニトロアニリンミヒラーケトンなど
の増感剤が転写記録層に含まれていても良い、このよう
な転写記録媒体を例にして本発明の画像形成方法のいく
つかの態様例を挙げると、 (1)転写記録媒体に対して、光又は熱エネルギーの少
なくとも一方を記録情報に対応させて付与させる条件で
光と熱エネルギーの両者を付与させて、溶融温度等が異
なる転写像を形成する。
(2)圧力を受けた部分で反応開始剤と高分子化成分が
混合する構成(例えば、反応開始剤がカプセルに内包さ
れており、圧力により、このカプセルが壊れて、反応開
示剤と高分子化成分が混合状態になるような構成)にな
っており°。
混合する構成(例えば、反応開始剤がカプセルに内包さ
れており、圧力により、このカプセルが壊れて、反応開
示剤と高分子化成分が混合状態になるような構成)にな
っており°。
熱だけで作用する反応開始剤を含む転写記録媒体に対し
て、圧力又は熱エネルギーの少なくとも一方を記録情報
に対応させて付与させる条件で圧力と熱エネルギーの両
者を付与して、溶融温度等が異なる転写像を形成する。
て、圧力又は熱エネルギーの少なくとも一方を記録情報
に対応させて付与させる条件で圧力と熱エネルギーの両
者を付与して、溶融温度等が異なる転写像を形成する。
(3)圧力を受けた部分で反応開示剤と高分子化成分が
混合する構成になっており、光エネルギーだけで作用す
る反応開始剤を含む転写記録媒体に対して、圧力又は光
エネルギーの少なくとも一方を記録情報に対応させて付
与させる条件で圧力と光エネルギーの両者を付与して溶
融温度等が異なる転写像を形成する。
混合する構成になっており、光エネルギーだけで作用す
る反応開始剤を含む転写記録媒体に対して、圧力又は光
エネルギーの少なくとも一方を記録情報に対応させて付
与させる条件で圧力と光エネルギーの両者を付与して溶
融温度等が異なる転写像を形成する。
(4)圧力を受けた部分で反応開始剤と高分子化成分が
混合する構成になっており、光と熱エネルギーを受けて
作用する反応開始剤を含む転写記録媒体に対して、圧力
、熱又は光エネルギーの少なくとも1つを記録情報に対
応させて付与させる条件で圧力、熱および光エネルギー
の王者を付与して溶融温度等が異なる転写像を形成する
。
混合する構成になっており、光と熱エネルギーを受けて
作用する反応開始剤を含む転写記録媒体に対して、圧力
、熱又は光エネルギーの少なくとも1つを記録情報に対
応させて付与させる条件で圧力、熱および光エネルギー
の王者を付与して溶融温度等が異なる転写像を形成する
。
このようにして転写像が形成された転写記録媒体を転写
工程で、被転写媒体と接面させて。
工程で、被転写媒体と接面させて。
転写記録媒体又は被転写媒体側から加熱し、溶融温度等
が低い部分即ち、高分子化されていない部分で形成され
ている転写像を被転写媒体に選択的に転写して画像を形
成する。従って、このときの加熱温度は、転写特性を支
配する物性について転写像のみが選択的に転写するよう
に定められる。また、転写を効率的に行うために、同時
に加圧することも有効である。加圧は、特に表面平滑度
の低い被転写媒体を用いる場合有効である。また、転写
特性を支配する物性が室温における粘度である場合には
、加圧だけで転写が可能である。
が低い部分即ち、高分子化されていない部分で形成され
ている転写像を被転写媒体に選択的に転写して画像を形
成する。従って、このときの加熱温度は、転写特性を支
配する物性について転写像のみが選択的に転写するよう
に定められる。また、転写を効率的に行うために、同時
に加圧することも有効である。加圧は、特に表面平滑度
の低い被転写媒体を用いる場合有効である。また、転写
特性を支配する物性が室温における粘度である場合には
、加圧だけで転写が可能である。
上記した例は、複数種のエネルギーを付与した部分の溶
融温度等が高くなる場合を示したが、転写記録媒体とし
て、複数種のエネルギーを受けて軟化する又は溶融温度
等が低くなる成分を用いた場合には、エネルギーを受け
た部分が転写像を形成する。このような成分としては、
ケトン残基を含むポリメチルビニルケトン、メチルビニ
ルケトンやメチルイソプロペニルケトンとエチレン、ス
チレン等との共重合体、ポリビニルフェニルケトン、ポ
リスルホン等が挙げられる。
融温度等が高くなる場合を示したが、転写記録媒体とし
て、複数種のエネルギーを受けて軟化する又は溶融温度
等が低くなる成分を用いた場合には、エネルギーを受け
た部分が転写像を形成する。このような成分としては、
ケトン残基を含むポリメチルビニルケトン、メチルビニ
ルケトンやメチルイソプロペニルケトンとエチレン、ス
チレン等との共重合体、ポリビニルフェニルケトン、ポ
リスルホン等が挙げられる。
次に本発明の画像形成方法ついて、いくつかのプロセス
の例を第2図〜第5図により説明する。
の例を第2図〜第5図により説明する。
第2図は光と熱エネルギーにより転写像を形成するプロ
セスの179様を示したものである。
セスの179様を示したものである。
lは熱により溶融又は軟化した状態で紫外線を照射する
事により、溶融温度又は軟化点が上昇する転写記録層を
フィルムに配した転写記録媒体であるインク・ドナーフ
ィルム(IDF)、2はIDFを巻回した供給ロール、
3はIDFに紫外線を一様照射するための低圧水銀灯、
高圧水銀灯、メタルハロイド、蛍光灯、キセノンランプ
等のランプ、4は両信号に基づいて制御回路5により熱
パルスを発生せしめるサーマルヘッドである。転写記録
媒体に通電して発熱させる通電発熱型の転写記録媒体を
用いる事も可能であり、此の場合4は通電の為の電気パ
ルスを発生せしめる電極ヘッドである。8は内部にヒー
ター7をもつヒートロールであり、9は前記ヒートロー
ルに対向配置して普通紙、OHPシート等の被転写媒体
lO及びIDFをはさんで押圧するピンチローラ、11
は転写記録後IDFを巻取る巻取りロールである。記録
画像12は被転写媒体lOに形成されてIDFから分離
される。
事により、溶融温度又は軟化点が上昇する転写記録層を
フィルムに配した転写記録媒体であるインク・ドナーフ
ィルム(IDF)、2はIDFを巻回した供給ロール、
3はIDFに紫外線を一様照射するための低圧水銀灯、
高圧水銀灯、メタルハロイド、蛍光灯、キセノンランプ
等のランプ、4は両信号に基づいて制御回路5により熱
パルスを発生せしめるサーマルヘッドである。転写記録
媒体に通電して発熱させる通電発熱型の転写記録媒体を
用いる事も可能であり、此の場合4は通電の為の電気パ
ルスを発生せしめる電極ヘッドである。8は内部にヒー
ター7をもつヒートロールであり、9は前記ヒートロー
ルに対向配置して普通紙、OHPシート等の被転写媒体
lO及びIDFをはさんで押圧するピンチローラ、11
は転写記録後IDFを巻取る巻取りロールである。記録
画像12は被転写媒体lOに形成されてIDFから分離
される。
第3図は光と熱と圧力により転写像を形成するプロセス
の1態様を示すものである。lは圧力によりカプセルを
開裂し光反応開始剤が高分子化成分と混合して、前述の
様に光と熱エネルギーとで溶融温度、軟化点等を上昇さ
せることができる転写記録層をフィルムに配したインク
ドナーフィルムである。13は上記した通り圧力をほぼ
一様にインクドナーフィルムに付与しカプセルを開裂す
る為の紫外線透過性圧着部材であり1石英ガラス等を用
いて形成したものである。他は第2図に示した態様と同
様である。
の1態様を示すものである。lは圧力によりカプセルを
開裂し光反応開始剤が高分子化成分と混合して、前述の
様に光と熱エネルギーとで溶融温度、軟化点等を上昇さ
せることができる転写記録層をフィルムに配したインク
ドナーフィルムである。13は上記した通り圧力をほぼ
一様にインクドナーフィルムに付与しカプセルを開裂す
る為の紫外線透過性圧着部材であり1石英ガラス等を用
いて形成したものである。他は第2図に示した態様と同
様である。
第4図は光と熱エネルギーにより転写像を形成するプロ
セスの1態様を示すものであって、第2図の場合とは逆
に光照射が画信号に基づいて制御され熱は一様に与えら
れる場合である。
セスの1態様を示すものであって、第2図の場合とは逆
に光照射が画信号に基づいて制御され熱は一様に与えら
れる場合である。
従って14はIDFを一様加熱する加熱器で。
8の様なヒートローラでもよいし、セラミクス基材上に
ヒーターを配したもの等を用いる事ができる。勿論加熱
温度の高精度な制御を目的とした温度センサーとフィー
ドバック・ヒーター制御回路を設ける場合もある。一方
15は画信号に基づいて制御回路により光照射するラン
プアレイであり、転写記録層の分光感度に依って選択さ
れるもので可視光域に感度をもつ場合には、LEDアレ
イ、レーザーアレイ、液晶シャッター7レイなどである
。またランプアレイの代りにレーザー走査系が用いられ
てもよい、又紫外域に感度をもつ場合には紫外線ランプ
アレイ又は紫外線を光学系で走査する方法が用いられる
。
ヒーターを配したもの等を用いる事ができる。勿論加熱
温度の高精度な制御を目的とした温度センサーとフィー
ドバック・ヒーター制御回路を設ける場合もある。一方
15は画信号に基づいて制御回路により光照射するラン
プアレイであり、転写記録層の分光感度に依って選択さ
れるもので可視光域に感度をもつ場合には、LEDアレ
イ、レーザーアレイ、液晶シャッター7レイなどである
。またランプアレイの代りにレーザー走査系が用いられ
てもよい、又紫外域に感度をもつ場合には紫外線ランプ
アレイ又は紫外線を光学系で走査する方法が用いられる
。
第5図は転写像の形成工程の前に第3の工程を付与する
プロセスの1態様で、第5図では16として加圧ローラ
が設けられており、圧力を付与して光と熱エネルギーに
反応する状態に変える例であり、IDFは第3図の例と
同様のものが使用可能である。
プロセスの1態様で、第5図では16として加圧ローラ
が設けられており、圧力を付与して光と熱エネルギーに
反応する状態に変える例であり、IDFは第3図の例と
同様のものが使用可能である。
なお、第2図〜第5図に示すプロセス態様において、加
熱した後光照射、逆に光照射後加熱する事もできる。そ
して、加熱、光照射面は同方向よりでもよいし図示した
ものと逆でもよい。
熱した後光照射、逆に光照射後加熱する事もできる。そ
して、加熱、光照射面は同方向よりでもよいし図示した
ものと逆でもよい。
又、転写記録媒体に含有される着色剤は顔料、染料の他
に発色剤又は発色剤を発色させる顕色剤であってもよい
、そして発色反応は転写像形成工程で行なわれても転写
工程でも又はその後でもよい、更に被転写記録媒体に例
えば顕色剤を付与しておき転写された発色剤との反応で
発色する様なものでよい、こうした発色剤の例としては
、ロイコ染料、ジアゾ基等があげられる。
に発色剤又は発色剤を発色させる顕色剤であってもよい
、そして発色反応は転写像形成工程で行なわれても転写
工程でも又はその後でもよい、更に被転写記録媒体に例
えば顕色剤を付与しておき転写された発色剤との反応で
発色する様なものでよい、こうした発色剤の例としては
、ロイコ染料、ジアゾ基等があげられる。
次に本発明の実施例を示す。
実施例1
第1表に示す様な成分から構成された。2〜3μ厚の転
写記録層を厚さ6JLのポリイミド上に設けて転写記録
媒体とし、これをロール状に巻回して装置に組込んだ。
写記録層を厚さ6JLのポリイミド上に設けて転写記録
媒体とし、これをロール状に巻回して装置に組込んだ。
そして8ドツト/ m mのA−4サイズのライン・タ
イプで発熱体列がエツジ部に配列されているサーマルヘ
ッドを用い、転写記録媒体の基材側が発熱体に接する様
に配し、転写記録媒体のテンションにより発熱体に押圧
される様にした、そして対向した部所で転写記録媒体よ
り20℃離して約2KWの高圧水銀灯を配置した。
イプで発熱体列がエツジ部に配列されているサーマルヘ
ッドを用い、転写記録媒体の基材側が発熱体に接する様
に配し、転写記録媒体のテンションにより発熱体に押圧
される様にした、そして対向した部所で転写記録媒体よ
り20℃離して約2KWの高圧水銀灯を配置した。
次に画信号に応じてサーマルヘッドの発熱を制御する。
此の場合光と熱が与えられてガラス転移点が上昇する転
写記録層を扱う為、ネガ記録を行なう、即ちサーマルヘ
ッドの制御はマーク信号(黒)の場合は通電せずマーク
信号でない(白)の時に通電して発熱させる。此の発熱
時に通電エネルギーは0.8w/dotX2.0m5e
c、である、こうして高圧水銀灯で光照射を一様にしな
がら上記した様な要領で画信号に応じてサーマルヘッド
を制御、駆動し5m5ec、/1ineの繰返し周期で
同期して転写記録媒体をステッピングモータとドライブ
ゴムロールとで搬送した。こうして転写像を形成した後
、表面平滑度10〜30秒の普通紙を転写像面に重ねて
、ヒートロールとピンチロールとで挟んで搬送した。ヒ
ートロールは300wのヒータを内部に持ち表面を2m
m厚のシリコンゴムで被覆したアルミロールで表面を9
0〜100℃に保つ様ヒータを制御した。ピンチロール
は硬度50℃のシリコンゴムロールで抑圧を1〜1.5
K g / c m2とした。こうして普通紙に得た
画像は鮮明で、定着性の良好な高品位な画像を得る事が
できた。
写記録層を扱う為、ネガ記録を行なう、即ちサーマルヘ
ッドの制御はマーク信号(黒)の場合は通電せずマーク
信号でない(白)の時に通電して発熱させる。此の発熱
時に通電エネルギーは0.8w/dotX2.0m5e
c、である、こうして高圧水銀灯で光照射を一様にしな
がら上記した様な要領で画信号に応じてサーマルヘッド
を制御、駆動し5m5ec、/1ineの繰返し周期で
同期して転写記録媒体をステッピングモータとドライブ
ゴムロールとで搬送した。こうして転写像を形成した後
、表面平滑度10〜30秒の普通紙を転写像面に重ねて
、ヒートロールとピンチロールとで挟んで搬送した。ヒ
ートロールは300wのヒータを内部に持ち表面を2m
m厚のシリコンゴムで被覆したアルミロールで表面を9
0〜100℃に保つ様ヒータを制御した。ピンチロール
は硬度50℃のシリコンゴムロールで抑圧を1〜1.5
K g / c m2とした。こうして普通紙に得た
画像は鮮明で、定着性の良好な高品位な画像を得る事が
できた。
実施例2
反応開始剤であるP−フ二二しンビス(α−シアノブタ
ジェンカルポン酸)を圧力で解裂できる壁材で包んだマ
イクロカプセルと、で表わされる重合単位を有する不飽
和ポリエステルとカーボンブラックを溶剤中で混合して
6ト厚のポリエステルフィルム上にソルベント−コート
法に依ってIDFを得る。なお、このマイクロカプセル
はP−7二二レンビス(α−シアノブタジェンカルポン
酸)をパラフィン油に混合したもの10gを、カチオン
又はノニオン等HLB値の少なくとも10以上の界面活
性剤とゼラチン1g、アラビアゴム1gを水200m1
に混合して更にホモミキサーで8000〜10、OOO
rpmでかくはんした後NH40H(アンモニア)を添
加しpH11以上にすることによってマイクロカプセル
スラリーを得、その後ヌツチェ濾過器で固液分離し35
℃にて真空乾燥器で10時間乾燥して粉末を得る。大き
さは7〜15#L平均10俸の粉末でパラフィン油に混
合した開始剤がゼラチンとアラビアゴムとで被覆された
マイクロカプセルを得たものである。
ジェンカルポン酸)を圧力で解裂できる壁材で包んだマ
イクロカプセルと、で表わされる重合単位を有する不飽
和ポリエステルとカーボンブラックを溶剤中で混合して
6ト厚のポリエステルフィルム上にソルベント−コート
法に依ってIDFを得る。なお、このマイクロカプセル
はP−7二二レンビス(α−シアノブタジェンカルポン
酸)をパラフィン油に混合したもの10gを、カチオン
又はノニオン等HLB値の少なくとも10以上の界面活
性剤とゼラチン1g、アラビアゴム1gを水200m1
に混合して更にホモミキサーで8000〜10、OOO
rpmでかくはんした後NH40H(アンモニア)を添
加しpH11以上にすることによってマイクロカプセル
スラリーを得、その後ヌツチェ濾過器で固液分離し35
℃にて真空乾燥器で10時間乾燥して粉末を得る。大き
さは7〜15#L平均10俸の粉末でパラフィン油に混
合した開始剤がゼラチンとアラビアゴムとで被覆された
マイクロカプセルを得たものである。
2〜4 K g / Cm2の圧力をガラス板とゴムロ
ーラとの間にIDFを挟んで与え、ガラス板の側より4
88nmの波長のArレーザーを約5 m J / c
m2のエネルギーで画信号に応じてポリゴンミラーに
より走査をし転写像を形成する。
ーラとの間にIDFを挟んで与え、ガラス板の側より4
88nmの波長のArレーザーを約5 m J / c
m2のエネルギーで画信号に応じてポリゴンミラーに
より走査をし転写像を形成する。
転写工程では表面平滑度10〜30秒の普通紙を転写像
と重ねl K g / c m2の圧力で表面材質シリ
コンゴムのヒートロールとピンチロールで挟み、ヒート
ロールの表面温度が100℃〜120℃となる様に制御
する事で鮮明な画像が得られた。
と重ねl K g / c m2の圧力で表面材質シリ
コンゴムのヒートロールとピンチロールで挟み、ヒート
ロールの表面温度が100℃〜120℃となる様に制御
する事で鮮明な画像が得られた。
実施例3
反応開始剤としてメチルエチルケトンパーオキサイドを
圧力で解裂する壁材で包んだマイクロカプセルと市販の
不飽和ポリエステル樹脂とレークレッドCを溶剤中で混
合して3.5 JL厚のポリイミドフィルム上にソルベ
ントコート法に依ってIDFを得る。マイクロカプセル
の製法は実施例2で述べたと同様の方法でメチルエチル
ケトンパーオキサイドをパラフィン油に混合したものを
ゼラチンとアラビアゴムとで被覆したマイクロカプセル
としたものである。
圧力で解裂する壁材で包んだマイクロカプセルと市販の
不飽和ポリエステル樹脂とレークレッドCを溶剤中で混
合して3.5 JL厚のポリイミドフィルム上にソルベ
ントコート法に依ってIDFを得る。マイクロカプセル
の製法は実施例2で述べたと同様の方法でメチルエチル
ケトンパーオキサイドをパラフィン油に混合したものを
ゼラチンとアラビアゴムとで被覆したマイクロカプセル
としたものである。
2〜4 K g / c m2の圧力をサーマルヘッド
とシリコンゴムローラとの間に挟まれたIDFに与え、
画信号に応じてサーマルヘッドを制御し、熱パルスはサ
ーマルヘッドの発熱抵抗体に約40 w / m m”
の電力を約3m5ec、通電する事で発生する。
とシリコンゴムローラとの間に挟まれたIDFに与え、
画信号に応じてサーマルヘッドを制御し、熱パルスはサ
ーマルヘッドの発熱抵抗体に約40 w / m m”
の電力を約3m5ec、通電する事で発生する。
こうして形成した転写像を表面平滑度10〜50秒の普
通紙と重ね約I K g / c m2の圧力で、表面
材質がゴム硬度45°のシリコンゴムを肉厚3 m m
でアルミ芯材に被覆したロールと。
通紙と重ね約I K g / c m2の圧力で、表面
材質がゴム硬度45°のシリコンゴムを肉厚3 m m
でアルミ芯材に被覆したロールと。
内部にヒータを配した同様のヒートロールで挟み、ヒー
トロールの表面温度が80〜100℃となる様に制御し
て鮮明な画像が得られた。
トロールの表面温度が80〜100℃となる様に制御し
て鮮明な画像が得られた。
前記した通り、本発明に於いては、複数種のエネルギー
が同時に加わった時にのみ性質が異なる転写記録媒体を
用いる為、従来の方法にあった様な環境温度に影響を得
る熱のみを用いる方法や光エネルギーだけでも特性変化
を得る転写記録媒体を用いる方法に比べて、対環境安定
性が高くなり、常に安定に高精細な画像を得る事が可能
となった。更に此の理由に依り転写記録媒体の保存性や
記録画像の保存性が向上した。
が同時に加わった時にのみ性質が異なる転写記録媒体を
用いる為、従来の方法にあった様な環境温度に影響を得
る熱のみを用いる方法や光エネルギーだけでも特性変化
を得る転写記録媒体を用いる方法に比べて、対環境安定
性が高くなり、常に安定に高精細な画像を得る事が可能
となった。更に此の理由に依り転写記録媒体の保存性や
記録画像の保存性が向上した。
又例えば熱だけを用いる方法は系の熱応答性に記録速度
が支配されたり、1つのエネルギーのみで画ffi形成
に必要なエネルギーを転写記録媒体に与える為に時間を
大きく必要とする従来の方法に対し、本発明は2つ以上
のエネルギーで制御するために高速記録に適している。
が支配されたり、1つのエネルギーのみで画ffi形成
に必要なエネルギーを転写記録媒体に与える為に時間を
大きく必要とする従来の方法に対し、本発明は2つ以上
のエネルギーで制御するために高速記録に適している。
また、複数種のエネルギーで転写像を形成するため、転
写像を形成する物性変化の程度を段階的に調整すること
が容易となって中間調記録ができるものである。
写像を形成する物性変化の程度を段階的に調整すること
が容易となって中間調記録ができるものである。
また、転写像を形成する工程と転写する工程とは独立で
ある為、被転写媒体に転写像を高品位に且つ安定に転写
する上で適した条件を転写像形成の条件とは独立に自由
に設定可能である。従って被転写媒体は普通紙は勿論、
表面平滑度の低い紙やトランスペアレンジ−等高純な被
転写媒体を適用しても高品位な画像を得る事が可能であ
る。また同時に優れた定着性をも得る事ができるもので
ある。
ある為、被転写媒体に転写像を高品位に且つ安定に転写
する上で適した条件を転写像形成の条件とは独立に自由
に設定可能である。従って被転写媒体は普通紙は勿論、
表面平滑度の低い紙やトランスペアレンジ−等高純な被
転写媒体を適用しても高品位な画像を得る事が可能であ
る。また同時に優れた定着性をも得る事ができるもので
ある。
第1a図、第1b図、第1c図および第1d図は光と熱
エネルギーにより転写像を形成する場合の転写像形成の
原理を説明する図である。 第2図、第3図、第4図および第5図はそれぞれ本発明
の態様例を示す概略図である。 1はインクドナーフィルム、2はインクドナーフィルム
を巻回した供給ロール、3はランプ、4はサーマルヘッ
ド、5は制御回路、7はヒーター、8はヒートローラ、
9はピンチローラ、10は記録紙、llは巻取りロール
、12は記録画像、13は紫外線透過性圧着部材、14
は加熱器、15はランプアレイ、16は加圧ローラ。
エネルギーにより転写像を形成する場合の転写像形成の
原理を説明する図である。 第2図、第3図、第4図および第5図はそれぞれ本発明
の態様例を示す概略図である。 1はインクドナーフィルム、2はインクドナーフィルム
を巻回した供給ロール、3はランプ、4はサーマルヘッ
ド、5は制御回路、7はヒーター、8はヒートローラ、
9はピンチローラ、10は記録紙、llは巻取りロール
、12は記録画像、13は紫外線透過性圧着部材、14
は加熱器、15はランプアレイ、16は加圧ローラ。
Claims (1)
- 複数種のエネルギーが付与されることによって転写特性
を支配する物性が変化する転写記録層を有する転写記録
媒体に、該複数種のうち少なくとも一種のエネルギーを
記録情報に対応させて付与する条件で該複数種のエネル
ギーを付与させて転写像を形成する工程、および該転写
像を被転写媒体に転写する工程を有することを特徴とす
る画像形成方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12759286A JPS61293893A (ja) | 1986-06-02 | 1986-06-02 | 画像形成方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12759286A JPS61293893A (ja) | 1986-06-02 | 1986-06-02 | 画像形成方法 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60131411 Division | 1985-06-03 | 1985-06-17 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61293893A true JPS61293893A (ja) | 1986-12-24 |
Family
ID=14963892
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12759286A Pending JPS61293893A (ja) | 1986-06-02 | 1986-06-02 | 画像形成方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61293893A (ja) |
-
1986
- 1986-06-02 JP JP12759286A patent/JPS61293893A/ja active Pending
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