JPS61293895A - 画像形成方法 - Google Patents

画像形成方法

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JPS61293895A
JPS61293895A JP12760286A JP12760286A JPS61293895A JP S61293895 A JPS61293895 A JP S61293895A JP 12760286 A JP12760286 A JP 12760286A JP 12760286 A JP12760286 A JP 12760286A JP S61293895 A JPS61293895 A JP S61293895A
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Japan
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image
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energy
recording medium
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Application number
JP12760286A
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English (en)
Inventor
Yasuyuki Tamura
泰之 田村
Shuzo Kaneko
金子 修三
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41MPRINTING, DUPLICATING, MARKING, OR COPYING PROCESSES; COLOUR PRINTING
    • B41M5/00Duplicating or marking methods; Sheet materials for use therein
    • B41M5/26Thermography ; Marking by high energetic means, e.g. laser otherwise than by burning, and characterised by the material used
    • B41M5/382Contact thermal transfer or sublimation processes
    • B41M5/38242Contact thermal transfer or sublimation processes characterised by the use of different kinds of energy to effect transfer, e.g. heat and light

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Thermal Transfer Or Thermal Recording In General (AREA)
  • Non-Silver Salt Photosensitive Materials And Non-Silver Salt Photography (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はプリンターや複写機、ファクシミリ等に利用で
きるな画像形成方法に関する。
〔従来の技術〕
近年、情報産業の急速な発展に伴ない、種々の情報処理
システムが開発され、また、それぞの情報処理システム
に適した記録方法および装置も開発、採用されている。
このような記録方法の一つとして、感熱転写記録方法は
、使用する装置が軽量かつコンパクトで騒音がなく、操
作性、保守性にも優れており、最近広く使用されている
着色剤を分散させてなる熱転写性インクを塗布してなる
感熱転写媒体を用い、この感熱転写媒体をその熱転写性
インク層が被転写媒体供給して溶融したインク層を被転
写媒体に転写することにより、被転写媒体上に熱供給形
状に応じた転写インク像を形成するものである。
この方法によれば、普通紙を被転写媒体として使用可能
である。
L、かじながら、従来の感熱転写記録方法にも欠点がな
い訳ではない。それは、従来の感熱転写記録方法は転写
記録性能、すなわち印字品質が表面平滑度により大きく
影響され、平滑性の高い被転写媒体には良好な印字が行
なわれるが、平滑性の低い被転写媒体の場合には著しく
印字品質が低下することである。し7かし、最も典型的
な被転写媒体である紙を使用する場合にも、平滑性の高
い紙けむしろ特殊であ鴫、通常の紙は繊維の絡み合いに
より種々な程度の凹凸を有する。したがって表面凹凸の
大きい紙の場合には印字時に熱溶融したインクが紙の線
維の中にまで浸透できず表面の凸部あるいはその近傍に
のみ付着する;こめ、印字された儂のエツジ部がシャー
プでなかったり、借の一部が欠けたりして、印字品質を
低下させることになる。
また、インク層の被転写媒体への転写は、熱ヘッドから
の熱のみによって行われるが、一般に熱ヘッドから供給
される熱量は、限られており、また、限られた短い時間
内に多量の記録信号を熱パルスとして変換するには、記
録時におケル熱ヘッドの熱パルス間における所定温度ま
での冷却、さらには、熱ヘツド面を構成し、ている発熱
セグメント間の熱的クロストークを防止するために、理
論的にも熱ヘッドからの供給熱量を大きくすることは困
難である。そのため、従来の感熱転写記録方法では、高
速記録は難しかったものである。
また、熱伝導は、電気や光などに較べて、応答レスポン
スが遅いため、熱ヘッドに:る記録において、中間調の
再現が可能にまで熱パルスを制御するととけ一般に困難
であり、また、従来の感熱転写インク層は、階調性のあ
る転写機能を備えていないため、中間調記録にできなか
ったものである。
〔発明の目的〕
そこで本発明け、上記従来の問題点を解決する新規な転
写記録媒体及びそれを用いた画像形成方法、即ち、表面
平滑度の低い最も一般的に用いられる普通紙に対して、
高品位の転写像を形成でき、また、高速記録が可能で、
また中間調記録も可能な転写記録媒体およびこれを用い
る画像形成方法を提供することを主たる目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
即ち、本発明は複数種のエネルギーが付与されることに
よって転写特性を支配する物性を変化せしめる感応成分
および色材を含む微小々画像形成素体の分布層を基材上
に有する転写記録媒体を用いることで、所期の目的を達
成するものである。
本発明による転写記録媒体を用いる画像形成方法では、
転写像の形成と転写工程は分離され、転写工程では、既
に転写像が形成されているので、債様の選・択的なエネ
ルギー付与の制約が解除されており、被転写媒体の表面
性状に応じて鮮明な画像が転写形成されるに必要なエネ
ルギーを転写記録媒体に与えることができる。また、前
工程として形成されている転写像け、熱溶融像のような
単なる性状変化俊ではなく、転写特性を支配する物性を
変化させた成る儂であるから、変化前後の物性の差を転
写工程で利用することによって確実に転写を実現でき、
また、転写像の忠実な転写も可能となるものである。例
えば、熱溶融像を転写像とl−だ場合、転写像形成工程
から転写工程に至るまで熱溶融像の完全な維持が望まれ
るが、両工程間における冷却現象による転写性の低下や
、熱溶融像の周囲への熱伝導による像のボケが避けられ
ない。ところが、本発明の場合には、転写特性を支配す
る物性、例えば、転写記録層の融点、軟化点、同一温度
における粘度等を倫状に変化させて転写像としているか
ら、この物性変化が転写工程まで記憶されており、しか
も、転写像形成工程後に、該物性を変化させるエネルギ
ーが付与されない限り、転写像の転写性の低下や、倫ボ
ケは生じ々い。このために、被転写媒体の表面平滑度が
低い場合でも、便品位の高い両便形成が可能となり、ま
た、転写像の画質が劣化することなく被転写媒体に転写
させることができる本のである。
また、本発明による画像形成方法では、転写像形成のた
めの信号化されたエネルギー付与と、転写のための一様
なエネルギーの付与が機能的に分#!Inれており、転
写伊形成のための信号化されたエネルギーが同時に転写
のためのエネルギーとして使われなければならない場合
と較べて、エネルギー付与の条件が緩和される、例えば
、転写像形成のだめのエネルギー量は、転写記録層の物
性の変化を生じさせるだけでよく、また、転写のための
エネルギーは、信号化されテイナい一様なエネルギーで
よいから希望する転写速度に合せて増大させることがで
き、高速記録が容易に実現できるものである。
また、従来の熱転写記録装宜に用いられていたサーマル
ヘッドは熱応答速度は最も高速のものでも1〜5m5e
C,程度であってそれよりも速い繰返し周期で駆動しよ
うとすると温度の上昇・降下が1周期内で充分に行なう
ことができなくなり、加熱不足や逆に温度が下がりきら
ずに蓄熱の影響が画像品質に現われる。これが高速化を
けばむ最大要因の1つであったが、本発明の様に複数種
のエネルギーを用いれば、例えばサーマルヘッドと光照
射とを組合せると、蓄熱してきても加熱状態が有効とな
るのけ光照射時のみであるから、ピーク温度付近の限ら
れた時間帯のみ光照射する事で従来の様にピーク温度以
降の温度降下速度の影響を受けにくくする事が可能とな
り、それだけ従来のサーマルヘッドを使用してもより短
かい繰返し周期で記録動作を行なう事が可能となる為高
速記録が容易となる。
また、本発明による画像形成方法は、複数種のエネルギ
ーを付与して転写像を形成するものであるから、従来の
熱だけによって転写像を形成する場合に較べて転写像を
形成するエネルギ一種が複数であるから、それだけ、転
写像を形成する物性変化の程度を段階的に調整すること
ができること、また、複数種のエネルギーには、熱を使
う場合であっても、光などの応答レスポンスが速く、強
度の段階的調整が容品な他のエネルギーも併用すること
になるので中間調を持つ画像の形成が容易になるもので
ある。例えば3段階の光照射の強度又は時間を設定し加
熱との組合せで、4段階(3段階+非加熱)の階調表現
が可能となる。
また、こうした制御が高速に行なわれる必要が望まれる
が、光などの様に応答レスポンスが速いエネルギーを併
用できる事も高速の中間調記録を可能にするものである
なお、本発明において、複数種のエネルギーが付与され
ることによって転写特性を支配する物性が変化する転写
記録層とは、後述の実施例の圧力路熱又は圧力と光の場
合のように複数種のエネルギーの付与によって該物性の
変化が開始するような転写記録層と、後述の第1a図〜
第1d図についての説明および光と熱の付与によって該
物性の変化を生ずる転写記録層の構成例に示されるよう
に複数種のエネルギーによって該物性の変化が速まるよ
うな転写記録層の両者を含むものである。
本発明による転写記録媒体を用いる画像形成方法におい
て、転写像は、転写特性を支配する物性を変化させて形
成されるものであるが。
この物性は、使用する転写記録媒体の種類により任意に
定められるものであり、例えば、転写像を熱溶融状部に
して転写する転写記録媒体の場合には、溶融温度、軟化
温度又は、ガラス転移点などであり、オた、転写倫を粘
着状勅又け、被転写媒体への浸透性状卯にして転写する
転写記録媒体の場合にぽ、同一温度における粘度である
。また、転写倫を形成するに用いる複数種のエネルギー
も、使用する転写記録媒体の種類により任意に定められ
、例えば、光、を子ビーム、熱、圧力、などが適宜組合
わされて用いられる。
次に本発明による転写記録媒体を用いる画倫形成法の理
解のために、光と熱エネルギーにより転写倫が形成され
る転写記録媒体を用いた例に挙げて第1a図〜第1ad
により説明する。
第1a図〜第1d図の各グラブ時間軸(横軸)はそれぞ
れ対応している。また、画像形成素体には後述する、反
応開始剤、架橋剤を含む高分子化成分が含まれている。
第1a図はサーマルヘッド等の加熱手段を時間0〜t3
の開発熱駆動させた場合の加熱素子の表面温度の上昇お
よびその後の温度降下の様子を示すものである。
この加熱素子に圧接されている転写記録媒体上の画像形
成素体け、加熱素子の温度変化に伴い、第1b図に示す
ような温度変化を生ずる。即ち、110時間遅れをもっ
て温度上昇し、同様にt3より遅れてt4の時刻に最高
温度に達し以降温度が下降する。此の画像形成素体はガ
ラス転移点Tgoを有し、120以上のfM度領斌で急
激に軟化し粘度が減少する。此の様子を第1C図の曲線
Aで示した。時刻t2でTgOに達した以降最大温度に
達する時刻t4迄粘度降下が続き、温度低下と共に再び
粘度は増加しTgoに降下する時刻t6迄急激な粘度増
加を示す。此の場合画像形成素体は加熱前と基本的に物
性の変化を受けておらず、次の転写工程で温度120以
上に加熱すれば上記したと同じ様に粘度の減少を示す。
従って被転写媒体と圧接して転写に必要な加熱、例えば
120以上に加熱をすれば従来の熱転写記録の転写メカ
ニズムと同様な理由で画像形成素体は転写されることに
なるが、本発明の場合にけ、第1d図に示すように、時
刻t2より加熱と同時に光照射した場合、転写記録層に
含まれている反応開始剤が活性化され温度が反応速度を
大きくするに充分なだけ上昇していると、架橋剤に反応
開始剤が働き活性化された架橋剤が生成され架橋性プレ
ポリマーに架橋する確末が飛躍的に大きくなる為、硬化
が進む。
こうして加熱と光照射とが同時に行なわれると、画像形
成素体は第1C図の曲線Bに示す様な挙動を示す。そし
て架橋反応が進むと共にガラス転移点が上昇し架橋が終
了する時刻t5でけTgoから’r g’に変化する。
この様子をmld図に示した。従って次の転写工程で加
熱するとTg’に変化した部分と変化しない部分とでの
性質の相異が生じる。そこで例えばTg6(Tr(Tg
を満すTrに加熱すれば粘度が低下した部分とそうでな
い部分との差異が生じ被転写媒体に粘度低下し7た部分
のみの転写がされる。転写工程の温度安定精度に依るが
このときの’rg’−’rg。
け約20°以上゛が好ましい。このようにして、画信号
に応じて加熱又は非加熱を制御し、同時に光照射する事
で転写償を形成する事ができる。
また、ガラス転移点が変われば、軟化温度や溶融温度も
同様々傾向で変動するから、ガラス転移点の変動幅を目
安にして軟化温度や溶融温度を制御することもできる。
本発明による転写記録媒体としては、複数種のエネルギ
ーにより物性変化による転写倫を形成できるものであれ
ば、任意の転写記録媒体を使用することができる。例え
ば、上記した溶融温度、軟化点、ガラス転移点、粘度が
どの物性が変わるものとして、画像形成素体中に高分子
化成分および着色成分を含む転写記録媒体が挙げられる
。高分子化成分を高分子化する・ことで、その部分の画
像形成素体の溶融温度等が高くなり、高分子化されない
部分が転写惜を形成する。
高分子化成分としては、重合反応又は架橋反応を起す成
分であり代表的がものとして次の(イ)〜(ハ)のよう
なモノマー又はポリマーが挙げられる。
(()架橋性プレポリマー (ロ)重合性プレポリマーと架橋剤 (−’)  it重合性モノマーはオリゴマー架橋性プ
レポリマーとしてポリケイ皮酸ビニル、P−メトキシケ
イ皮酸−コハク酸半エステル、ポリビニルスチリルピリ
ジウム、ポリメチルビニルケトンなどが桔けられる。
重合性プレポリマーとしてエポキシ樹脂、不飽和ポリエ
ステル樹脂、ポリウレタン樹脂、ポリビニルアルコール
樹脂、ポリアミド樹脂、ポリアクリル酸樹脂、ポリマレ
イン酸樹脂、シリコーン樹脂などが挙げらすする。
重合性モノマーとしてメチルアクリレート、メチルメタ
クリレート、シクロヘキシルアクリレート、ベンジルア
クリレート、アクリルアミド、メタクリルアミド、N−
スチロールアクリルアミド、N−ジアセトンアクリルア
ミド、スチレン、アクリロニトリル、ビニルアセタート
、エチレングリコールジアクリレート、ブチレングリコ
ールジメタクリレート、l、4−ブタンジオールジアク
リレート、1.6−ヘキサンジオールメタクリレートな
ど、光重合性オリゴマーとして、ジエチレングリコール
ジアクリレート、トリエチレングリコールジアクリレー
ト、ポリエチレングリコールジアクリレート、ポリエチ
レングリコールジメタクリレート、ポリエチレングリコ
ールジアクリレートなどが挙げられる。また、重合性モ
ノマー又はオリゴマーを用いる場合には、層形成性を向
上させるために、セルロースアセテートスクシネート、
メチル・メタクリレート−ヒドロキシエチルメタクリレ
ートコポリマーなどのポリマーを含有させてもよい。
架橋剤としては、エチレングリコールジアクリレート、
フロピレンゲリコールジアクリレート、エチレングリコ
ールジメタクリレート、1.4−ブタンジオールジアク
リレート、N、N’−メチレンビスアクリルアミドなど
があげられる。
高分子化成分の反応を生じさせるために必要に応じて、
反応開始剤が添加される。反応開始剤として、光エネル
ギーにより作用する開始剤の例としては、ベンゾフェノ
ン、ベンジル、ベンゾインエチルエーテル、4−N、N
−−)メチルアミノ−4′−メトキシ−ベンゾフェノン
等のカルボニル化合物、ジブチルスルフィド、ベンジル
・ジスフィルド、テシルフェニルスルフイド等の有機硫
黄化合物、ジーtert−ブチルパーオキシド、ベンゾ
イルパーオキシド等の過酸化物四塩化炭素、臭化銀、2
−ナフタリンスルホニルクロライド等のハロゲン化合物
、アゾビスイソブチロニトリル、ベンゼンジアゾニウム
クロライド等の窒素化合物等があげられる。
また熱エネルギーを受けて反応開始剤として作用するも
のとして、メチルヒドロペルオキシド、t−ブチルヒド
ロペルオキシド、ジ−t−ブチルペルオキシド、t−ブ
チルクミルペルオキシド、ペルオキシ酢酸、ペルオキシ
安息香酸、過酸化アセチル、過酸化プロ°ピオニル、過
酸化インブチリル、アセトンペルオキシド、メチルエチ
ルケトンペルオキシド、ジアゾアミノベンゼン、ジメチ
ル−2,2′−アゾイソブチラード、ジフェニルスルフ
ィド、ベンゾイルジスルフィドなどが挙げられる。
また、特に、光と熱エネルギーの両方を受けて転写倫を
形成する場合の転写記録層の構成には、上記した光エネ
ルギーを受けて作用する反応開始剤と高分子化成分との
反応で反応速度の温度依存性の大きい組合せとなるよう
に、反応開始剤と高分子化成分の種頽を選べばよい。例
えば、メタクリル酸エステル或はアクリル酸エステルの
共重合体等の官能基を持つ重合性プレポリマー、テトラ
エチレングリコール・ジアクリレート等の感光性架橋剤
、ベンゾフェノン、ミケラーズケトンの反応開始剤の組
合せが挙げられる。
着色成分け、光学的に認識できる画便を形成するために
含有させる成分であり、各fl!顔料、染料が適宜用い
られる。このような顔料、染料の例としては、カーボン
ブラックや黄銅、モリブデン赤、ベンガラ等の無機顔料
、ハンザイエロー、ベンジジンイエロー、ブリリアント
カーミノ6B、レークレツドC、パーマネントレツ)F
5R,フタロシアニンブルー、ビクトリアブルーレーク
、ファストスカイブルー等の有機顔料、ロイコ染料、フ
タロシアニン染料等ノ着色材などがあげられる。
その他、画像形成素体には、ハイドロキノン、P−メト
キシフェノール、P−tert−ブナルカテコール、2
.2’−メチレン−ビス(4−エチル−6−tert−
ブチルフェノール)などの安定化剤が含まれていても良
い。
更に反応開始剤のエネルギーに対する活性化を高める為
のP−ニトロアニリン、1,2−ベンゾアントラキノン
、P、P’−ジメチルアミノベンゾフェノン、アントラ
キノン、2.6−シニトロアニリンミヒラーケトンなど
の増感剤が画像形成素体に含まれていても良い。
このような転写記録媒体を例にして本発明の画像形成素
体のいくつかの態様例を挙げると、(1)  転写記録
媒体に対して、光又は熱エネルギーの少くなくとも一方
を記録情報に対応させて付与させる条件で光と熱エネル
ギーの両者を付与させて、溶融温度等が異なる転写像を
形成する。
(2)圧力を受けた部分で反応開始剤と高分子化成分が
混合する構成(例えば、反応開始剤がカプセルに内包さ
れた形で画像形成素体に含ませて圧力により、このカプ
セルが壊わして反応開始剤と高分子化成分が混合状態に
なるような構成)になっており、熱だけで作用する反応
開始剤を含む転写記録媒体に対して、圧力又は熱エネル
ギーの少くなくとも一方を記録情報に対応させて付与さ
せる条件で圧力と熱エネルギーの両者を付与して、溶融
温度等が異なる転写像を形成する。
(3)圧力を受けた部分で反応開始剤と高分子化成分が
混合する構成になっており、光エネルギーだけで作用す
る反応開始剤を含む転写記録媒体に対して、圧力又は光
エネルギーの少くなくとも一方を記録情報に対応させて
付与させる条件で圧力と光エネルギーの両者を付与して
溶融温度等が異なる転写像を形成する。
(4)圧力を受けた部分で反応開始剤と高分子化成分が
混合する構成になっており、光と熱エネルギーを受けて
作用する反応開始剤を含む転写記録媒体に対して、圧力
、熱又は光エネルギーの少くなくとも一つを記録情報に
対応させて付与させる条件で圧力、熱および光エネルギ
ーの三者を付与し2て溶NIB度等が異なる転写像を形
成する。
このようにして転写像が形成された転写記録G体を転写
工程で、被転写奴体と接面させて、転写記録媒体又は被
転写媒体側から加熱し、溶融温度等が低い部分、即ち、
高分子化されてい方い部分で形成されている転写像を被
転写媒体に選択的に転写して画像を形成する。従って、
このときの加熱温度は、転写特性を支配する物性につい
て転写像のみが選択的に転写するように定められる。ま
た、転写を効率的に行うために、同時に加圧することも
有効である。加圧は、特に、表面平温度の低い被転写媒
体を用いる場合、有効である。また、転写特性を支配す
る物性が室温における粘度である場合には、加圧だけで
転写が可能である。
上記した例は、複数種のエネルギーを付与した部分の溶
融温度等が高くなる場合を示したが、転写記録媒体とし
て、複数種のエネルギーを受けて軟化する又は溶融温度
等が低くなる成分を用いた場合には、エネルギーを受け
た部分が転写像を形成する。このような成分としては、
ケトン残基を含むポリメチルビニルケトン、メチルビニ
ルケトンやメチルイノプロペニルケトンとエチレン、ス
チレン等との共重合体、ポリビニルフェニルケトン、ポ
リスルホン等が挙げられる。
次に本発明の両便形成方法について、いくつかのプロセ
スの例を第2図〜第5図により説明する。
第2図は光と熱エネルギーによシ転写偉を形成するプロ
セスの1態様を示したものである。
1け熱により溶融又は軟化し7た状簿で紫外線を照射す
る事により、溶融温度又は軟化点が上昇する両便形成素
体の分布をフィルム等の基材上に配した転写記録媒体で
あるインク・ドナーフィルム(IDF)、2けIDFを
巻回した供給ロール、3けIDFに紫外線を一様照射す
るための低圧水銀灯、高圧水鋼灯、メタルノ・ロイド、
螢光灯、キセノンランプ、等のランプ、4け画信号に基
づいて制御回路5により熱パルスを発生せしめるサーマ
ルヘッドである。転写記録媒体に通電して発熱ζせる通
電発熱型の転写記録媒体を用いる事も可能であり、此の
場合4は通電の為の電気パルスを発生せしめる電極ヘッ
ドである。8け内部にヒーター7をもつヒートロールで
あり、9け前記ヒートロールに対向配置して普通紙、O
HPシート等の被転写媒体10及びIDFをはさんで押
圧するピンチローラ、11け転写記録後I D Fを巻
取る巻取りロールである。記録画像12け被転写媒体1
0に形成されてI D F’から分#ばれる。
第3図は光と熱と圧力により転写借を形成するプロセス
の1襲様を示すものである。1は圧力によりカプセルを
解裂【2光反応開始剤が高分子化成分と混合して、前述
の様に光と熱エネルギーとで溶融温度、軟化点等を上昇
させることができる画像形成素体の分布層をフィルム等
の基材上に配したインクドナーフィルムである。
13け上記しまた通り圧力をほぼ一様にインクドナーフ
ィルムに付与しカプセルを解裂する為の紫外線透過性圧
着部材であり、石英ガラス等を用いて形成したものであ
る。他は第2図に示した卵様と同様である。
第4図は光と熱エネルギーにより転写像を形成するプロ
セスの111様を示すものであって、第2図の場合とけ
逆に光照射が画信号に基づいて制御され熱は一様に与え
られる場合である。
従って14けIDFを一様加熱する加熱器そ、8の様な
ヒートローラでもよいし、セラミクス基材上にヒーター
を配したもの等を用いる事ができる。勿論加熱温度の高
精度な制御を目的とシタ温度センサーとフィードバック
・ヒーター制御回路を設ける場合もある。一方15け画
信号に基づいて制御回路により光照射するランプアレイ
であり、画像形成素体の分光感度に依って選択されるも
ので可視光域に感度をもつ場合には、LEDアレイ、レ
ーザーアレイ、液晶シャッターアレイなどである。また
ラングア1/イの代りにレーザー走査系が用いられても
よい。
又紫外域に感度をもつ場合には紫外縁ランプアレイ又は
紫外線を光学系で走査する方法が用いられる。
第5図は転写像の形成工程の前に第3の工程を付与する
プロセスの1態様で、第5図では16として加圧ローラ
が設けられており、圧力を付与して光と熱エネルギーに
反応する状態に変える例であり、IDPは第3図のfl
lと同様のものが使用可能である。
加熱した後光照射、逆に光照射後加熱する事もできる。
そして加熱、光照射面は同方向よりでもよいし図示した
ものと逆でもよい。
又画像形成素体に含有される着色剤は前述した通り顔料
、染料の他に発色剤又は発色剤を発色させる顕色剤であ
ってもよい。そして発色反応は転写像形成工程で行なわ
れても転写工程でも又はその後でもよい。更に被転写記
録媒体に例えば顕色剤を付与しておき転写された発色剤
との反応で発色する様なものでもよい。こうした発色剤
の例としてけロイコ染料、ジアゾ基等があげられる。
〔実施例1〕 第6図に示すような転写記録媒体を次のようにして作製
した。基材17は厚さ3〜6μmのPET(ポリエチレ
ンテレフタレート)フィルムで画像形成素体18け付着
剤19によって基材17に一様に付着されている。
画像形成素体18は第1表に示す成分から成り、各成分
を暗所において溶融混合し7た後、3〜20μm穆度の
粒径に成形したものであみ。
付着剤は、ポリエステル樹脂から成り、基材上に0.3
〜2μmの厚みに塗布する。その後該第  1  表 画像形成素体を層状に性情させ、転写記録媒体とする。
8ドツト/mmのA−4サイズのライン・タイプで発熱
体列がエツジ部に配列されているサーマルヘッドを用い
、転写記録媒体の基材側が発熱体に接する様忙配し、転
写記録媒体のテンションにより発熱体に押圧される様に
した。そして対向した部所で転写記録媒体より2 cm
離して約2KWの高圧水銀灯を配Rした。
次に画信号に応じてサーマルヘッドの発熱を制御する。
此の場合光と熱が与えられてガラス転移点が上昇する。
画像形成素体を扱う為、ネガ記録を行なう。即ちサーマ
ルヘッドの制御はマーク信号(黒)の場合は通電せずマ
ーク信号でない(白)の時に通電して発熱させる。此の
発熱時に通電エネルギーは0.8 W/ dot X 
2.0 m sec。
である。こうして高圧水銀灯で光照射を一様にしながら
上記(−た様な要領で画信号に応じてサーマルヘッドを
制御、駆動し5 m5ec、//ineの繰返し周期で
同期して転写記録媒体をステッピングモータとドライブ
ゴムロールとで搬送した。
こうして転写像を形成した後、表面平滑度10〜30秒
の普通紙を転写像面に重ねて、ヒートロールとピンチロ
ールとで挾んで搬送した。ヒートロールけ300Wのヒ
ータを内部に持ち表面を2mm厚のシリコンゴムで被覆
したアルミロールで表面を90〜100℃に保つ様と−
タラ%l(J御した。ピンチロールは硬度50°のシリ
コンゴムロールで押圧を1〜1.5 h / cm2と
した。
こうして普通紙に得た画像は鮮明で、定着性の良好な高
品位々1iji@を得る事ができた。
〔実施例2〕 反応開始剤であるp−7二二レンビス(α−シアノブタ
ジェンカルボン酸)を圧力で解裂できる壁材で包んだマ
イクロカプセルと、で表わされる重合単位を有する不飽
和ポリエステルとカーボンブラックを溶剤中で混合した
後、乾燥し2粒状に成形する。次に6μ厚のポリエステ
ルフィルム上にポリエステル樹脂から成る付着剤を配L
7その後前記素体を付着する事に依ってIDFを得る。
このマイクロカプセルは感光基テあるp−7二二レンビ
ス(α−シアノブタジェンカルボン酸)をパラフィン油
に混合したもの102を、カチオン又はノニオン等HL
B値の少くとも10以上の界面活性剤とゼラチン12、
アラビアゴム12を水200 m/に混合して更にホモ
ミキサーで8000〜10.OOOrpmでかくけんし
だ後N)(40H(アンモニア)を添加しpH11以上
にすることによってマイクロカプセルスラリーを得、そ
の後ヌッチェP 過器で固液分離し、35℃にて真空乾
燥器で10時間乾燥して粉末を得る。因みに大きさけ7
〜15μ、平均10μの粉末でパラフィン油に混合した
開始剤がゼラチンとアラビアゴムとで被径されたマイク
ロカプセルを得たものである。
2〜4Kg/cm  の圧力をガラス板とゴムローラと
の間にIDFを挾んで与え、ガラス板の側よ!l) 4
88 nmの波長のArレーザーを約5mJ/ cm”
のエネルギーで画信号に応じてポリゴンミラーにより走
査をし、転写像を形成する。
転写工程では表面平滑度10〜30秒の普通紙を転写像
と重ね1 h/ cm”の圧力で、表面材質シリコンゴ
ムのヒートロールとビンチロールで挾み、ヒートロール
の表面温度が100℃〜120℃となる様に制御する事
で鮮明な画像が得られた。
〔実施例3〕 反応開始剤としてメチルエチルケトンパーオキサイドを
圧力で解裂する壁材で包んだマイクロカプセルと市販の
不飽和ポリエステル樹脂とレークレッドCを溶剤中で混
合して実施例2と同様な方法で3.5μ厚のポリイミド
フィルム上に画像形成素体を付着する事に依ってIDF
を得る。マイクロカプセルの製法は実施例2で述べたと
同様の方法でメチルエチルケトンパーオキサイドをパラ
フィン油に混合したものをゼラチンとアラビアゴムとで
被覆したマイクロカプセルとしたものである。
2〜4 Kp / cm”の圧力をサーマルヘッドとシ
リコンゴムローラとの間に挾まれたIDFに与え、画信
号に応じてサーマルヘッドを制御し、熱パルスはサーマ
ルヘッドの発熱抵抗体に約40W / mm2の電力を
約3 m sec通電する事で発生する。
こうして形成した転写像を表面平滑度10〜50秒の普
通紙と重ね約1 K!7 / cm”の圧力で、表面材
質がゴム硬度45°のシリコンゴムを肉厚3mmでアル
ミ芯材に被覆したロールと内部にヒータを配した同様の
ヒートロールで挾み、ヒートロールの表面温度が80〜
100℃となる様に制御して鮮明画像が得られた。
〔本発明の効果〕
前記した通り、本発明に於いては、複数種のエネルギー
が同時に加わった時にのみ性質が異なる転写記録媒体を
用いる為、従来の方法にあった様な環境温度に影響を得
る熱のみを用いる方法や光エネルギーだけでも特性変化
を得る転写記録媒体を用いる方法に比べて、対環境安定
性が高くなり、常に安定に高精細な画像を得る事が可能
となった。更に此の理由に依り転写記録媒体の保存性や
記録画像の保存性が向上し丸。
又例えば熱だけを用いる方法は系の熱応答性に記・録速
度が支配されたり、1つのエネルギーのみで画像形成に
必要なエネルギーを転写記録S体に与える為に時間を大
きく必要とする従来の方法に対し、本発明は2つ以上の
エネルギーで制御するために高速記録に適している。ま
た、複数種のエネルギーで転写像を形成するため、転写
像を形成する物性変化の程度を段階的に調整することが
容易となって中間調記録ができるものである。
また転写像を形成する工程と転写する工程とけ独立であ
る為、被転写媒体に転写像を高品位に且つ安定に転写す
る上で適した条件を転写t2形成の条件とけ独立に自由
に設定可能である。
従って被転写媒体は普通紙は勿論、表面平滑度の低い紙
やトランスベアレンジ−等高部な被転写媒体を適用して
も高品位々画像を得る事が可能である。また同時に優れ
た定着性をも得る事ができるものである。
又本発明の転写記録媒体では非連続的な画像形成素体を
用いる為、画像のキレがよく鮮明な画像を得る事ができ
るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は光と熱エネルギーにより転写像を形成する場合
の転写像形成の原理を説明する図である。第2図、第3
図、第4図および第5図はそれぞれ本発明の画像形成態
様を説明する為の概略図である。第6図は転写記録S体
に間する本発明の一実施例の概略図。 1けインクドナーフィルム、2けインクドナーフィルム
を巻回した供給ロール、3けランプ、4けサーマルヘッ
ド、5け1tf+j御回路、7けヒーター、8はヒート
ローラ、9けピンチローラ、10け記録紙、11け巻取
りロール、12け記録画像、13は紫外線透過性圧着部
材、14#′i加熱器、15け紫外線ランプアレイ、1
6け加圧ローラ、17け基材、18Fi画像形成素体、
19け付着剤。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 複数種のエネルギーが付与されることによって転写特性
    を支配する物性が変化する転写記録層を有する転写記録
    媒体に、該複数種のうち少なくとも一種のエネルギーを
    記録情報に対応させて付与する条件で該複数種のエネル
    ギーを付与させて転写像を形成する工程、および該転写
    像を被転写媒体に転写する工程を有することを特徴とす
    る画像形成方法。
JP12760286A 1986-06-02 1986-06-02 画像形成方法 Pending JPS61293895A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015018691A (ja) * 2013-07-11 2015-01-29 コニカミノルタ株式会社 導電パターンの形成方法

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JP2015018691A (ja) * 2013-07-11 2015-01-29 コニカミノルタ株式会社 導電パターンの形成方法

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