JPS62116528A - アルキレングリコ−ルの製造方法 - Google Patents

アルキレングリコ−ルの製造方法

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JPS62116528A
JPS62116528A JP61231379A JP23137986A JPS62116528A JP S62116528 A JPS62116528 A JP S62116528A JP 61231379 A JP61231379 A JP 61231379A JP 23137986 A JP23137986 A JP 23137986A JP S62116528 A JPS62116528 A JP S62116528A
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glycol
molybdate
alkylene
reaction
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JP61231379A
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ジヨン、ハワード、ロブソン
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  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、ビシナル(隣接)アルキレンオキシドを対応
するアルキレングリコールへ加水分解スる方法に関する
。さらに詳しくは、本発明は、モリブデン酸塩陰イオン
の存在下IC8,0乃至90のpHを有する液状溶媒中
でアルキレンオキシドを水和することによるアルキレン
グリコールの灸遣方法に関する。
発明の背景 アルキレンオキシド、例えば、エチレンオキシド、プロ
ピレンオキシド及びブチレンオキシドを、液相水和に付
して対応するアルキレングリコールが製造されて来た。
工業的には、エチレンオキシドからエチレングリコール
を製造するにあたシ、大過剰モルの水が用いられる〔カ
ーク・オスマー(Kirk −0thrner ) a
工/サイクロペディアΦオブ・ケミカル・テクノロジー
(Encyclopedia of Chemic−a
l Technolog3F )第11巻、第3版、9
59頁(1980年)参照〕0所望のモノアルキレ/グ
リコールを得る収率が十二分であって、工業的に実現可
能であり、かつジグリコール及びトリグリコールのよう
な副生成物の生成を最少限にとどめるようにするには、
反応系に大量の水を存在させる必要があると報告されて
いる。従って、対応するモノアルキレングリコールを製
造する際、工業的手段には一般に大過剰そルの水の存在
、例えば、アルキレンオキシド1モルにつき水15モル
の過剰量の存在下に、約100℃乃至約200℃の温度
でアルキレンオキシドを水和させることが含まれる。残
念ながら、このように大過剰の水の使用には、水を除く
ための美大なエネルギー及び装置の必要性がある。
モノグリコール、例えハ、エチレングリコール、プロピ
レングリコール又はブチレングリコールを得る水利工程
の選択率は生成する副生成物に左右されるので、モノグ
リコール生成物を得る水利工程の選択率を高めるような
方法を提供することが望ましい。
嘔らに、水和されるアルキレンオキシドに対して用いる
水の相対的量を首尾よく減らし、しかも生成する副生成
物を増加させないか、又は好ましくは低減させる方法が
有利である。従って、水及び副生成物からのモノグリコ
ールの取シ出し及び回収に関する分離精製工程に要する
エネルギー及び装置の必要性は必然的に少なくなる。
所望の生成物を得る選択率と、所望の生成物の精製回収
を行なうためのエネルギーの必要性との両観点から、水
利工程の改良を希求した給米、種々の方法が提案されて
いるが、これらの方法は特定の触媒の存在下にアルキレ
ンオキシドを水和して水のアルキレンオキシドに対する
比を低下させ、かつモノグリコール生成物を得る選択率
を維持するか又は高めるようにするものである。
アルキレンオキシドの水利に用いるための多くの触媒が
提案されておシ、これらには次のような酸触媒を使用す
ることが含まれる。例えば、アルキルスルホン酸イオン
交換樹脂(米国特許第4,165.440号明細書):
カルボ/酸及びハロゲン酸(米国特許第4,112,0
54号明細書);強酸陽イオン交換樹脂(米国特許第4
,10ス221号明細書);脂肪族モノカルボン酸及び
/又はポリカルボン酸(米国特許第3.933.923
号明細書):陽イオン交換樹脂(米国特許第3.0+5
2,889号明細書);酸性ゼオライト(米国特許第3
.028゜434号明細書):二酸化硫黄(米国特許第
2,807、651号明細書) : Ca5(PO4)
2(米国特許第2770、656号明細書):高融点の
多価金属フッ化物(米国特許第2,54スフ66号明細
書);トリハロゲン酢酸(米国特許第2,472,41
7号明細書):及び銅−助触媒リン酸アルミニウム(米
国特許第4,014,945号明細書)がある。
これらの酸触味以外に、二酸化炭素の存在下にフルキレ
ンオキシドを水和させるための多くの触媒が提案されて
いる。これらには、アルカリ金属ハライド、例えば、塩
化物、臭化物及びヨウ化物、第四級アンモニウムハライ
ド、例えば、テトラメチルアンモニウムヨーシト及びテ
トラメチルアンモニウムプロミド(英国特許第1.17
7.877号明細書);有機第三級アミン、例えば、ト
リエチルアミン及びピリジン(1976年11月14日
出願の西独特許出願公告第2,615,595号明細書
及び1981年12月22日発効の米国特許第4,50
7.256号明細書):第四級ホスホニウム塩(197
9年7月5日発効の米国特許第4,160,116号明
細書);及び塩素又はヨウ素型陰イオン交換樹脂(昭和
57年8月27日公開の特開昭57−139.026号
公報):ならびに部分的にアミンで中和したスルホ/酸
触媒、例えば、部分的にアミンで中和したスルホン酸樹
脂(1985年7月12日発効の米国特許第4.393
.254号明細書)が含まれる。
特許文献中に報告された結果を概観すると、上記の触媒
は商業的に成算ある結果を与えること、すなわち、七ノ
グリコール生成物を得る選択率が高く、かつ大過剰モル
の水の必要性が低減することが示唆されているが、これ
らの触媒は若干の理由から工業的には用いられていない
。例えば、アルカリ金属ハライドは、アルキレンオキシ
ドを水和するのに用いる温度で反応系を腐食する傾向が
6る。アルキレ/グリコール中におけるアルカリ金属ハ
ライド及び第四級アンモニウム/Sライドの相対的に低
い溶解度により、これらの水和触媒としての使用が制限
される。何故なら、これらの触媒は水和反応の過程で反
応系内で沈殿し易く、そしてその反応系の清浄化に伴う
問題を生じる恐れがあるためである。さらに、第三級ア
ミンのような触媒は、これらを水利触媒としての即使用
を阻むある種の化学的及び物理的性質を有する。例えば
、第三級アミンは強烈な刺激臭を有しており、製造上望
ましくなく、そして最終生成物の品質低下を招くことが
ある。
1981年7月7日発効の米国特許第4.277゜63
2号明細書には、モリブデン及びタングステンよυなる
群より選んだ少なくとも一種の触媒の存在下にアルキレ
ンオキシドを加水分解することにより、アルキレングリ
コールを製造する方法が開示されている。この特許には
、触媒は金属モリブデン又は金属タングステン、又はこ
れらの無機又は有機化合物、例えば、酸化物、酸、ハラ
イド、リン化合物、ポリ酸、酸及びポリ酸のアルカリ金
属及びアルカリ土類金属、アンモニウム塩ならびに重金
属塩、及び有機酸塩であることが開示されている。この
開示された方法の目的は、水を化学量論値の約1乃至5
倍存在させ、かなυの量の副生成物(例えばポリグリコ
ール)を生成させずに、アルキレ/オキシドを加水分解
することにある。
この反応は二酸化炭素の存在下に行ない得るが、この特
許権者は窒素、空気等を存在させてこの反応を行なう場
合、反応混合物のpHを5乃至10の範囲内の値に調節
すべきである旨述べている。
昭和56年7月25日公開の特開昭56−92228号
は、高純度アルキレングリコールの製造方法に関するも
のである。その開示内容は、二酸化炭素の存在下にアル
キレンオキシドの加水分解工程からモリブデン及び/又
はタングステン含有触媒を回収する蒸留手順に関する。
この出願には、触媒はモリブデン及び夕/グステ/より
なる群より選んだ少なくとも1種の化合物であって、こ
の化合物はアルカリ金属の化合物、アルカリ土類金属の
化合物、第四級アンモニウム塩及び第四級ホスホニウム
塩よりなる群よシ選んだ少なくとも1種の添加物と組合
せ得ることが記載されている。
好ましい触媒は、モリブデン酸、モリブデン酸ナトリウ
ム、モリブデン酸カリウム、タングステン酸、タングス
テン酸ナトリウム及びタンゲステン酸カリウムであると
記載されている。実施例中で用いられた誰−の添加物は
ヨウ化カリウムである。
発明の要約 本発明は、一般式 (ここに、R1、R2、を及びR4は後述の通シである
) を有するアルキレンオキシドを、モリブデン酸塩陰イオ
ンの存在下に、8.0乃至90のpHを有する液状浴媒
中で液相に於いて水和することにより、対応するモノア
ルキレングリコールを製造する方法に関する。
本発明の方法により、モノアルキレングリコールを得る
選択率が高まる。例えば、本発明を用いて達成し得る選
択率は、常法の条件下にモリブデン酸塩陰イオンを用い
ずに得られるもの、又は常法の条件下にモリブデン酸塩
陰イオンの使用を含むが、本発明によるpHによらずに
得られるものよシも大である。
発明の詳細 な説明は、水と一般式 (ここに、R1、R2、R3及びR4はそれぞれ水素、
1及び約10個の間の炭素原子を有するアルキル基、少
なくとも6個の炭素原子を有するアリール基(例えば、
単環又は2環式アリール)、2又は3個の炭素原子を有
するアルケニル基又は5乃至6個の炭素原子を有するシ
クロアルキル基を表わす) のビシナル(隣接)アルキレンオキシドとを反応させる
ことによるモノアルキレングリコールの製造方法に関す
る。
本発明で用い得る代表的アルキレンオキシドには、エチ
レンオキシド、プロピレンオキシド、ブチレンオキシド
(インブチレンオキシド、1.2−ブチレンオキシド及
び2.3−ブチレンオキシドを含む)、ペンチレンオキ
シド、シクロヘキセンオキシド、スチレンオキシド等が
ある。好ましくは、このアルキレンオキシドはエチレン
オキシド及びプロピレンオキシドのような脂肪族アルキ
レンオキシドである。
アルキレンオキシドの供給源は一般に重要ではなく、多
くの任意の方法で生成するアルキレンオキシドを本発明
で用いることができる。例えば、エチレンオキシドが選
ばれたアルキレ/オキシドとすると、このエチレンオキ
シドはエチレンを分子状酸素又は酸素含有ガスによシ銀
触媒の存在下に接触酸化して生成させてもよい。このよ
うな、本発明で用いるエチレンオキシドの生成方法は、
実質的に純粋なエチレンオキシドが得られるので望まし
い。
また、本方法では、対応するアルキレングリコールを生
成させるための反応剤として水を用いる。
水の供給源は重要ではない。例えば、イオン交換処理で
得られた脱イオン水、又は十分な純度を有するその他の
水が水和工程で使用できる。アルキレンオキシド1モル
につき使用すべき水の量は、一般に約1及び約40モル
の間、好゛ましくは約3゜モルまで、例えば約1及び約
60モルの間、さらに好ましくは約1及び約20モルの
間、そしてグリコールと水とを分熱するためのエネルギ
ー及び装置経費の節減が第一目的であれば、約1及び約
10モルの間でわる。加水分解に必要な水の、アルキレ
/オキシドに対するモル比を、アルキレンオキシド1モ
ルにつき水約5モル以下に低減させることもできるが、
一般には少なくとも化学量論墓の水をわずかに上まわる
盆の水となるように保って、アルキレンオキシドからモ
ノアルキレングリコール生成物への高選択率を確保する
ことが望ましい。このように、本発明に従ってモリブデ
ン酸塩陰イオンと、水のアルキレ/オキシドに対するモ
ル比(すなわち、加水分解モル比)とを用いること忙よ
シ、モノアルキレングリコールを得る工業的に魅力ある
選択率が得られる。
本発明の方法では、下記の一般式 %式%) (ここに、Rは水中で解離し得る陽イオンであシ、Aは
モリブデン酸塩陰イオンであり、そしてpXBはqXn
に等しい) で表わされる1秤又は2種以上のモリブデン酸塩を含む
モリブデン酸含有助剤を用いる。多くのモリブデン酸塩
陰イオン種がある。例えば、Mob−2モリブデン酸塩
陰イオンの他にMob6が存在することが知られている
。さらに1ボリモリブデート酸及びそれらに関連した陰
イオ/、例えばMo、O□4 及びMo8026  も
単離されている。特定のモリブデン酸塩種の存在は、液
相のpHに依存するものと考えられる。本発明の方法は
、反応系に任意の形態のモリブデン酸塩陰イオンを含む
水浴性モリブデン酸塩を用いて行なってもよいが、特許
請求の範囲のpH領域における触媒種は単純なモリブデ
ン酸塩陰イオンのMoO4であると考えられる。
モリブデン酸塩(モリブデート)陰イオンに対する陽イ
オ/によシ、モリブデン酸塩陰イオンが水中で解離する
ようになる。反応条件下で水溶性のモリブデン酸塩含有
化合物、例えば、アルカリ金属塩、第四級アンモニウム
塩、アンモニウム塩等を与える陽イオンが有用ではある
が、モリプデート陰イオンがアルキレンオキシドと反応
し得るならは、反応条件下で実質的に不溶、又はほとん
ど溶解性を有さない陽イオンを用いることができる。こ
の活性は、モリブデン酸塩陰イオンが陽イオンから解離
可能な場合に存在すると考えられる。
従って、水中でほとんど溶解性を有さずに、そのモリブ
デン酸塩陰イオンを堅固忙結合させて保持するモリブデ
ン酸カルシウムは、使用できるモリブデン酸塩含有化合
物ではないと判明した。一方、陽イオンが本質的に不溶
な第四級アンモニウム残基の場合、モリブデン酸塩陰イ
オンの解離可能な性質により、本発明に従って有用なも
のにされると考えられる。
従って、適当な陽イオンには、一般式 %式% 〔ここに、Yは窒素、リン、又はヒ素(一般式A)、も
しくは硫黄(一般式B)、すなわち、アンモニウム、ホ
スホニウム、アルソニウム及びスルホニウムであり 、
R’、R6、R7及びR8はそれぞれ同一であるか、又
は異なってもよく、そして結合して環構造を形成するこ
ともあるコで表わされる構造が含まれる。各R5、R6
、R7及びR8の例には、水素、及び1又はそれ以上の
炭素原子、例えば約70炭素原子までの非置換及び置換
ヒドロカルビルがある。代表的な陽イオンは、ジエー・
アーループリッグス(J、 R,Bri蕗S)及びジエ
ー・エイチ・ロプソ7 (J−H,Robson )の
同時係属出願に係る米国特許出願第594.264号明
細曹に開示されている。この出願は参考として本発明に
組み入れる。R5、R6、R7及びR8のうちの少なく
とも1つは有機又は無機の固体に結合又は錯体結合して
もよい。例えば、アール−ディー・ベスト(R,D−B
e5t )、ジーC−,!−、:17−(J。
A−Co11ier )、ビー、ティー−キーン(B、
 T、 Keen )及びジエーφエイチ・ロブリンの
同時係属出願に係る米国特許出願第594,268号明
細V(この出願は参考として本発明に組み入れる)忙は
、陽性の錯体結合部位を有する陰イオン交換樹脂が開示
されており、これらの部位は、可能性として特に第四級
アンモニウム又は第四級ホスホニウム残基であって、バ
ナジン酸塩陰イオンと会合するものである。有用なその
他の有機含有陽イオンには、一般式 %式%) (ここに、R9はそれぞれ同一であるか、又は異なシ、
そしてR5乃至♂について先に定義したものと同じであ
る) で表わされるビス(ヒドロカルビルホスフィン)イミニ
ウムが含まれる。なお、イミニウムの例は、米国特許出
願第594,264号明細書に開示されている。
モリブデン酸塩陰イオ/は、モリブデン酸塩陰イオンと
して、又は後続の化学反応で所望のモリブデン酸塩陰イ
オンの形に変えた状態で、反応混合物に用いる。従って
、ハライド及び硫化物のようなモリブデン酸塩含有化合
物を、所望のモリブデン酸塩陰イオンの前駆体として用
いてもよい。
これらの前駆体化合物のうちのあるものを、水利反応の
間にモリプデートに変えることができる。
このモリブデートは塩の形で用いてもよく、また、シリ
カ、アルミナ、ゼオライト、粘土等のような担体上で反
応系に導入してもよい。この方法を行なう際、モリプデ
ートは一般に、固定床内、反応剤であるアルキレンオキ
シド及び水を含む液相において、溶解、混合、懸濁、又
は析出した状態となる。
この方法を行なう際、モリプデートは一般に、固定床内
、反応剤であるアルキレンオキシド及び水を含む液相に
おいて、溶解、混合、懸濁、又は析出した状態となる。
触媒化合物は、水と混合して反応系内に導入することに
よシ、反応系に仕込んでもよく、又は反応系に通じる別
々の入口によって導入してもよい。触媒を導入する厳密
な手段は決定的なものではなく、また、しばしば反応の
初めに仕込むこともあシ、及び/又は反応の途中に一定
速度で連続的又は断続的に加えることもあるO 触媒は一般に、用いるビシナル・アルキレ/オキシドの
重量を基準として、少なくともo、oos%の量で仕込
み、好ましくは、用いるアルキレンオキシドの重量を基
準にして、約0.01及び約90重量%の間、最も好ま
しくは約0.05及び約30Jii俤の間の量で用いる
本発明によるアルキレ/グリコールの製造は、反応系の
希釈剤として、空気、二酸化炭素、アルゴン、又は窒素
のようなガスを存在させて効果的に行なう。本方法の性
質上、一般に反応系には二酸化炭素及び窒素を用いる。
若干の例において、二酸化炭素の存在がモノエチレング
リコールへの選択率を低下させることが観察されており
、その結果、二酸化炭素は通常存在するものであるが、
二酸化炭素の存在が好ましくないことがある。
本発明による反応系のpHの調節が速度にそして顕著に
はモノアルキレングリコールを得る選択率に影響を及ぼ
す。このilHは工程中8.0乃至9.0の値に保つべ
きである。
pHの調節は多くの機構により影響される。例えば、硫
酸、塩酸、す/酸、炭酸、アルカリ金属水酸化物(例え
は、水酸化ナトリウム及び水酸化カリウム)又は水酸化
アンモニウムのような酸又は塩基を加える。pH9を変
えるのに用いる助剤は、モリブデン酸の沈殿を生じず、
又は反応系や生成物に異常な影響を及ぼさないことが好
ましい。多くの場合、このpHは加えたモリブデン化合
物及びその濃度により、少なくとも部分的に影響される
本方法は、通常約20℃及び約250℃の間、好ましく
は、約50℃及び約200℃の間の温度で行なう。使用
するアルキレンオキシド、モリブデン酸塩化合物及び圧
力の選定に応じて、250℃以上の温度を用いてもよい
が、このような高温は一般に好ましくはない。
本方法は、典型的には約OKf/mG及び約1000に
9/m Gの間、好ましくは約2 V4/ic及び約1
00に9/−Gの間の範囲に入る圧力で行なうが、ただ
し、これらの好ましい範囲を越えた圧力も使用可能と考
えられる。
本発明の方法は、反応混合物を希釈する働きをする水混
和性溶媒の存在下に行なうことができる。
この反応温度でアルキレンオキシド、水及びグリコール
生成物と全体的に混合するいかなる液体でも溶媒となシ
得るが、ただし、この液体がアルキレンオキシド反応剤
、生成するアルキレングリコール又は使用するモリブデ
ン酸塩のいずれとも反応しないという条件のもとでであ
る。
本発明の方法は回分反応として、又は連続反応として行
ない得る。高められた温度を用いる場合には、慣用のオ
ートクレーブを用いることができるが、中位圧で操作す
る場合にはガラス器型の装置を用いる。慣用の連続法で
はプラグ70−反応器がしばしば用いられる。溶媒は循
環させ、そして触媒は回収する。
本反応は種々の時間内、例えば、1秒以下又は数時間に
もわたって行なうことができる。本方法の条件は、使用
する溶媒及び触媒の量、使用する圧力及び温度、及び同
様の要件によって定まる。
アルキし/オキシドがエチレンオキシドである場合には
、ジエチレングリコール及びトリエチレンクリコールヲ
超工てモノエチレングリコールへ転化する選択率は70
モルチ以上、一般には80モルチ以上であり、好ましく
は90%以上であることが観察された。
この開示から明らかな通り、加水分解比、モリブデン含
有化合物の濃度、及びpHの組合せによ杖最適なモノエ
チレングリコールの製造性が得られる。
例えば、その目的がモノアルキレングリコールを得る高
い選択率を得るためであれば、より高い加水分解比を用
いること蹟なり、そしてモル比20:1の加水分解比で
は95チ以上の選択率の達成が可能でるる。また、その
目的が低い加水分解比を用いて、グリコールと水の分離
に伴う経費の節減を図るためであれば、低い加水分解比
で、慣用の加水分解の繰作で得られるものに匹敵する選
択率が得られる。例えば、モル比5:1付近の加水分解
比で、90チ以上の選択率が得られる。
以下の実施例は本発明を実施する上での種々の態様を示
すが、これらは本発明を限定するためのものではない。
特にことわらない限り、固体の部及びチはすべて重量を
基準とし、そして液体及び気体では容量を基準とする。
例1〜7 モリブデン酸ナトリウム25.6fを蒸留水536?に
浴かして調製したモリブデン酸ナトリウムの5.0チ水
溶液70.02fを250−のミ角7ヲスコに導入した
。次いで、NaOH水溶液の添加により、このだ液のp
Hを調節して最終のエチレンオキシド含有溶液がpH1
1となるようにした。次いで、pH調節した溶液を、内
容積約300c1Aを有するステンレス鋼のオートクレ
ーブに仕込んだ。このオートクレーブには、反応剤を導
入する前に周囲温度で窒素ガスをパージした。次いで、
分子量約44.05を保った。次いで、オートクレーブ
とその内容物を周囲内部温度まで冷却し、そしてこの内
容物と標準試料とを標準気相クロマトグラフ法によシ分
析した。この分析には、40/60メツシ:” Chr
omosorb T(商is)上4 % Carbow
ax 20 M (商標)を充填した1 m X外径Q
、52crR(1/8インチ)のステンレス銅カラム付
きのVarian 5700 (商標)ガスクロマトグ
ラフを用いた。
下記のデータに示す通シ、10.5乃至8,0の旭で実
験をくり返した。NaOHの代シにH,PO4を加える
ことくよシ低いpi(を得た。
表   1 10.5(a)8Z72/14.8 10.0(b)87.7  2/1   4.89.5
(b)87.8  2/1   4.89.0(b)9
0.5  2/1   4.88.5(b)89.5 
 2/1   4.8(a)  NaOHで調節したp
H (b)  H3PO4で調節したpH (c)  H2Oのチとして計算したNaMo04例8
〜12 例8乃至12は例1乃至7と同様にして行なったが、た
だし、(ロ))水のエチレンオキシドに対する重量比は
11:14で上昇させ、そしてH3PO4の代りにモリ
ブデン酸を用いて浴液のpHを下げた。結果を表Hに示
す。
表   ■ 9.6    94.86     11      
 149.0 (a)    95.52     1
1        f、48.0(a)    95.
52     11       147.0(a) 
   95.48     11       1.4
(a)  モリブデン酸で調節したpH(b)H2Oの
チとして計算したNa2Mob4特許出願人  ユニオ
ベカーノ9ト″、、コーポレーション「− 手   続   補   正   書 昭和6/年/7月77日

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (ここに、R^1、R^2、R^3及びR^4はそれぞ
    れ水素、1及び約10の間の炭素原子を有するアルキル
    基、少なくとも6炭素原子を有するアリール基、2又は
    6炭素原子を有するアルケニル基又は3乃至6炭素原子
    を有するシクロアルキル基を表わす) のビシナル・アルキレンオキシドを水と、液相で、モノ
    アルキレングリコールへの反応の選択率を高めるに足る
    量の、前記液相に可溶なモリブデン酸塩化合物の存在下
    に反応させてなり、前記液相が8.0乃至9.0のpH
    を有することを特徴とするモノアルキレングリコールの
    選択的製造方法。 2 反応の温度が約20°及び250℃の間である特許
    請求の範囲第1項記載の方法。 3、反応の圧力が約0Kg/cm^2G及び約1000
    Kg/cm^2Gの間である特許請求の範囲第1項記載
    の方法。 4、pH、及び水対アルキレングリコールのモル比が、
    モノアルキレングリコールへの選択率少なくとも約80
    %を与えるに足るものである特許請求の範囲第2項記載
    の方法。 5、pH、及び水対アルキレングリコールのモル比が、
    モノアルキレングリコールへの選択率少なくとも約90
    %を与えるに足るものである特許請求の範囲第4項記載
    の方法。 6、モリブデン含有化合物が、モリブデン酸ナトリウム
    、モリブデン酸カリウム及びモリブデン酸リチウムより
    なる群より選ぶ特許請求の範囲第1項記載の方法。 7、アルキレングリコールがエチレングリコールである
    特許請求の範囲第1項記載の方法。 8、アルキレングリコールがエチレングリコールである
    特許請求の範囲第4項記載の方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7683221B2 (en) 2003-06-06 2010-03-23 Shell Oil Company Process for the production of alkylene glycols using homogeneous catalysts

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5625125A (en) * 1979-08-06 1981-03-10 Nippon Shokubai Kagaku Kogyo Co Ltd Preparation of alkylene glycol

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