JPS62116505A - 味の変化する顆粒状歯磨組成物 - Google Patents

味の変化する顆粒状歯磨組成物

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JPS62116505A
JPS62116505A JP25735185A JP25735185A JPS62116505A JP S62116505 A JPS62116505 A JP S62116505A JP 25735185 A JP25735185 A JP 25735185A JP 25735185 A JP25735185 A JP 25735185A JP S62116505 A JPS62116505 A JP S62116505A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の分野 本発明は味の変化する顆粒状歯磨組成物、さらに詳しく
は、味の変化により使用者が適正な使用時間を認識でき
る顆粒状歯磨組成物に関する。
従来技術 歯磨組成物は本来充分な口腔清浄あるいは各種疾患予防
等の機能を有しているにもかかわらず、使用が不適切、
特に、使用時間が充分でないため、その本来の効果を発
揮しえないことがしばしばある。このような、歯磨組成
物の不充分な使用をさけるため、色の変化あるいは泡量
の変化により、その適正な使用時間を知らせる歯磨組成
物がすでに提案されている。
しかし、このような歯磨組成物においては、色調や泡量
の変化の度合、変化に要する時間あるいは用いる色素の
安全性などの点で、なかなか満足するものは見当たらな
い。その上、色調変化によるものは、使用時間が充分で
あるかどうかを知るために、使用を中断して確認を繰返
す動作を行なう必要があったり、泡量の変化によるもの
では、消泡により使用意欲が減退するという欠点がある
本発明台らは、このような欠点を解消した、使川音に適
正な使用時間を明確を示すことのできる歯磨組成物を得
るべく鋭意検討を重ねた。その結果、顆粒状の呈味成分
をある種のコーティング物質で被覆して得られる顆粒を
、顆粒状歯磨ベースと組合わせることにより、目的とす
る歯磨組成物が得られることを知り、本発明を完成する
にいたった。
発明の開示 本発明は、セラック、グリセリン脂肪酸エステルおよび
賦形剤からなるコーティング物質で被覆した顆粒状呈味
成分と、顆粒状歯磨ベースを混合してなる味の変化する
顆粒状歯磨組成物を提供するものである。本発明の歯磨
組成物は、使用中、一定時間後、例えば、少なくとも3
0秒後に、顆粒状呈味成分から呈味成分の溶出が生じ、
明瞭な味の変化により適正な使用時間の経過を示し、使
用を中断して確認を繰り返す必要もなく、また、消泡に
より使用意欲が減退するなどの欠点もない。
本発明の歯磨組成物における顆粒状呈味成分は、それ自
体が充分な粒径を有する顆粒状の呈味物質または、予め
、顆粒状に造粒した呈味物質を該コーティング物質で被
覆したものである。
呈味物質は特に限定するものではなく、本発明の目的に
適するものいずれでもよく、例えば、サッカリン、レバ
ウディオサイド、サイクラメート、ステビオサイド、グ
リチルリチン、アスパルテーム、パラチノース、グルテ
ン、果糖、マルチトール、キシリトール、ソルビトール
などの甘味物質、クエン酸、酒石酸、コハク酸、リンゴ
酸などの酸味物質、食塩、塩化カリウムなどの鍼味物質
、カフェイン、硫酸マグネシウム、カカオ、カカオ脂、
尿素などの苦味物質、L−グルタミン酸、 5゛−イノ
シン酸、L−アスパラギン酸、これらのナトリウム塩な
どの旨味物質が包含される。これらの呈味物質が該コー
ティング物質で直接被覆できない粒径(平均粒形約0 
、1 mm未満)を有する場合や、上り粒径を大きくし
たい場合、呈味物質と結合剤あるいはこれらと、さらに
、賦形剤を用いて常法により、所望の粒径の顆粒状に造
粒する。結合剤、賦形剤は通常用いられるものいずれで
もよい。例えば、結合剤としては、ヒドロキシエチルセ
ルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、メチ
ルセルロース、エチルセルロース、カルボキンメチルセ
ルロースナトリウム、ポリビニルピロリドン、ポリビニ
ルアルコール、ポリビニルアセテート、ポリオキシエチ
レングリコール、澱粉類、デキストリン、アラビアガム
、トラガントガム、グアガム、カラギーナン、アルギン
酸ナトリウム、ゼラチン、グルテンなとが挙げられる。
賦形剤としては、ソルビット、乳糖などの糖類、トウモ
ロコノ澱粉、バレイショ澱粉などの澱粉類、硫酸カルシ
ウム、無水ケイ酸、リン酸カルシウムなどの無機塩類な
どが挙げられる。これらは、単独でも、2種以上併用し
てらよく、その使用最は特に限定するものではないが、
通常、呈味物質100重爪部に対して、合計でlθ〜5
00重1部程度である。
被覆に用いるコーティング物質は、基本的に、セラック
、グリセリン脂肪酸エステルおよび賦形剤の混合物であ
る。セラックは精製セラック、白色セラックのいずれで
もよい。グリセリン脂肪酸エステルとしては、グリセリ
ルモノステアレート、グリセリルモノオレエート、グリ
セリルジステアレート、グリセリルジオレエートおよび
これらの混合物などが挙げられる。また、賦形剤として
は、前記呈味物質の造粒において例示したと同様なもの
が挙げられ、単独でも、2種以上併用してもよい。使用
者に適正な使用時間、例えば、30秒以上の使用時間を
認識させるために、好ましくは、コーティング物質にお
けるセラック:グリセリン脂肪酸エステル・賦形剤の重
量比を10:0.1〜4.0:10〜30とする。グリ
セリン脂肪酸エステルのセラックに対する割合がこれよ
り多くなると、歯磨時に顆粒状呈味成分からの呈味物質
の溶出が早くなりすぎ、一方、少なくなると、顆粒のケ
ーキングが生じ、また、通常のブラッシングでは崩壊し
得ない強固な顆粒となるので、前記の割合が好ましい。
また、賦形剤のセラックに対する割合が前記範囲より多
くなると、コーティング物質による被覆が非常にもろく
なり、歯磨時のブラッンングで直ちに崩壊して呈味物質
を溶出する顆粒となり、一方、少なくなると、顆粒から
の呈味物質の溶出開始から完了までの時間がかかりすぎ
るので、前記の割合が好ましい。所望により、コーティ
ング物質は、着色料などの他の添加剤を適当量含有して
もよい。
呈味物質または造粒した呈味物質のコーティング物質に
よる被覆は常法に従って行なうことができ、例えば、セ
ラックとグリセリン脂肪酸エステルの適当濃度のエタノ
ール溶液を30〜40℃で呈味物質または造粒呈味物質
に噴霧しながら、同時に、適当量の賦形剤を添加して被
覆を行ない、噴霧終了後、50℃で乾燥すると、所望の
顆粒状呈味成分が得られる。被覆するコーティング物質
の厚さも顆粒状呈味成分からの呈味物質の溶出、すなわ
ち、適正な使用時間の認識に影響を及ぼすもので、得ら
れた顆粒状呈味成分全量に基づくコーティング物質の割
合が10〜40重量%となるような厚さにすることが好
ましい。コーティング物質の厚さが薄すぎると、均一な
被覆が行なえず、薄いところがすぐに崩壊し、呈味物質
の溶出開始が早くなりすぎ、一方、厚すぎると、所定の
時間に呈味物質が溶出しない。なお、顆粒状呈味成分の
粒径は平均粒径0.7mm以下が好ましく、0.7mm
を超えると口腔内で異物感を生じやすくなる。
本発明の歯磨組成物は、かくして得られた顆粒状呈味成
分を顆粒状歯磨ベースと混合してなる。
顆粒状歯磨ベースは、通常の歯磨組成物に用いられる成
分を、前記のごとき結合剤や賦形剤を用い、常法により
造粒した、例えば、平均粒径03〜1.Ommの顆粒で
ある。これらの成分としては、炭酸カルシウム、第ニリ
ン酸カルシウム(二水塩、無水物)、無水ケイ酸、水酸
化アルミニウム、アルミナ、ビロリン酸カルシウム、ケ
イ酸アルミニウム、不溶性メタリン酸ナトリウム、リン
酸マグネシウム、炭酸マグネシウムおよびこれらの混合
物のような研磨剤、ラウリル硫酸ナトリウム、ラウロイ
ルサルコシンナトリウム、ンヨ糖脂肪酸エステルおよび
これらの混合物などの発泡剤、サッカリン、ステビオサ
イド、グリチルリチン、アスパルテームなどの矯味用甘
味剤、その他殺菌剤、防腐剤、香料、着色料、各種薬効
成分などが挙げられる。これらの成分の配合量は通常の
歯磨組成物に準じて適宜選択することができる。
顆粒状呈味成分と顆粒状歯磨ベースの混合割合は特に限
定するものではなく、口腔内で溶出する呈味物質の濃度
が閾値以上となる割合で任意に混 合することができる
。通常、顆粒状歯磨ベース:顆粒状呈味成分の重量比が
lO:o、5〜3が好ましい。
実施例 つぎに参考例および実施例を挙げて本発明をさらに詳し
く説明する。なお、「部」とあるのは、いずれも重量部
を意味する。
参考例1 遠心型流動層装置により、粉末状塩化ナトリウム31部
、トウモロコシ澱粉43.71部およびヒドロキシプロ
ピルセルロース2部(5%水溶液として用いる)を造粒
し、ついで、30〜40°Cて、セラック7.54部お
よびグリセリルモノステアレート0.75部(エタノー
ル50容1部中溶液として用いる)およびトウモロコシ
澱粉15部で被覆し、平均粒径0.30〜0.59mm
の顆粒状呈味成分(コーティング物質臼f123.29
%、セラック:グリセリン脂肪酸エステル賦形剤=10
・l :2 o)を得た。
参考例2 遠心型流動層装置を用い、サッカリン(20〜42メツ
シユ)82部を、同様にして、セラック7.2部、グリ
セリルモノオレエート1.4部、炭酸カルシウム9.4
部および適量の着色料で被覆し、平均粒径0.30〜0
.59mmの顆粒状呈味成分(コーティング物質含量1
8%、セラック、グリセリン脂肪酸エステル:賦形剤=
10:2:13)を得た。
参考例3 流動層装置を用い、同様にして、酒石酸(20〜42メ
ツンユ)76部を、セラック7.2部、グリセリルジス
テアレート0.9)MEおよび硫酸カルシウム15,9
部で被覆し、平均粒径0.30−0゜59mmの顆粒状
呈味成分(コーティング物質含量24%、セラック:グ
リセリン脂肪酸エステル賦形剤=10:1.3:22)
を得た。
参考例4 つぎの処方に従い、常法により、平均粒径0゜30〜0
.59mmの顆粒状歯磨ベースを調製した。
成 分             重量%第ニリン酸カ
ルシウム       70.06・ラウリル硫酸ナト
リウム       2.00D−ソルビット    
       14.00トウモロコシ澱粉     
     11.00ヒドロキシプロピルセルロース 
   0.50ザツカリンナトリウム        
0.20殺菌剤および防腐剤         0.1
0香料                l、30モノ
フルオロリン酸ナトリウム    0.84参考例5 参考例4と同様に、平均粒径0.59〜0.84mmの
顆粒状歯磨ベースを調製した。
参考例6 参考例4と同様に、平均粒径0.84〜200mmの顆
粒状歯磨ベースを調製した。
参考例7 つぎの処方に従い、常法により、平均粒径0.30〜0
.59mmの顆粒状歯磨ベースを調製した。
成分       重量% 炭酸カルシウム          81.1ON−ラ
ウロイルサルコシンナトリウム 0.50ミリスチル硫
酸ナトリウム      130乳糖        
       15.00ヒドロキシプロピルメチルセ
ルロース 0.40サツカリンナトリウム      
   0.20殺菌剤および防腐剤         
0.lO香料                 1.
40実施例1〜ll 参考例1〜7で得られた顆粒状呈味成分および顆粒状歯
磨ベースを、つぎの第1表に示す割合(重量比)で混合
し、所望の顆粒状歯磨組成物を得た。
得られた歯磨組成物の、口腔内において呈味物質の味が
認識されるに至る平均所要時間(秒)、溶出の様子(呈
味物質の溶出が短時間で完了し、明確な味の変化が認め
られれば合格)および異物感の有無について評価した結
果も第1表に示す。
第1表 以上記載したごとく、本発明の歯磨組成物は、使用中に
、明瞭な味の変化により適正な使用時間の経過を示すこ
とができ、使用を中断して確認を繰返す必要もなく、ま
た、消泡による使用意欲の減退などの欠点らない。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)セラック、グリセリン脂肪酸エステルおよび賦形
    剤からなるコーティング物質で被覆した顆粒状呈味成分
    と、顆粒状歯磨ベースを混合してなることを特徴とする
    味の変化する顆粒状歯磨組成物。
  2. (2)セラック・グリセリン脂肪酸エステル:賦形剤の
    重量比が10:0.1〜4.0:10〜30である前記
    第(1)項の歯磨組成物。
  3. (3)被覆した顆粒状呈味成分におけるコーティング物
    質の割合が10〜40重量%である前記第(1)項の歯
    磨組成物。
  4. (4)被覆した顆粒状呈味成分の平均粒径が07mm以
    下である前記第(1)の歯磨組成物。
JP25735185A 1985-11-15 1985-11-15 味の変化する顆粒状歯磨組成物 Expired - Fee Related JPH0655661B2 (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11199457A (ja) * 1997-12-19 1999-07-27 Hercules Inc 分散性の、水溶性または水膨潤性ポリマーおよびこれを含む練り歯磨きの製造方法
JP2000026317A (ja) * 1998-07-07 2000-01-25 Sanki Shoji Kk マスキング組成物
EP1252828A2 (en) * 2001-04-26 2002-10-30 Takasago International Corporation Coating agent and coated powder

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EP1252828A3 (en) * 2001-04-26 2004-02-04 Takasago International Corporation Coating agent and coated powder

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