JPS62115824A - 微粒子の流れ制御装置 - Google Patents

微粒子の流れ制御装置

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JPS62115824A
JPS62115824A JP25483985A JP25483985A JPS62115824A JP S62115824 A JPS62115824 A JP S62115824A JP 25483985 A JP25483985 A JP 25483985A JP 25483985 A JP25483985 A JP 25483985A JP S62115824 A JPS62115824 A JP S62115824A
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JP
Japan
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nozzle
chamber
plasma
downstream
flow
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JP25483985A
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English (en)
Inventor
Noriko Kurihara
栗原 紀子
Masao Sugata
菅田 正夫
Hiroyuki Sugata
裕之 菅田
Toru Den
透 田
Kenji Ando
謙二 安藤
Osamu Kamiya
神谷 攻
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、微粒子の移送や吹き伺は等に利用される微粒
子流の、流れ制御装置に関するもので、例えば、微粒子
による、成膜加工、複合素材の形成、ドープ加r、また
は微粒子−の新たな形成場等への応用が期待されるもの
である。
本明細書において、微粒子とは、原子、分子、a微粒子
及び−・般微粒子−をいう。ここで超微粒子とは、例え
ば、気相反応を利用した、ガス中蒸発法、プラズマ蒸発
法、気相化学反応法、更には液相反応を利用した、コロ
イド学的な沈殿法、溶液噴霧熱分解法等によって得られ
る1、tfl微細な(一般には0.5ルm以丁)粒子を
いう。−・般微粒子とは、機械的粉砕や析出沈殿処理等
の一般的り法によって得られる微細粒子をいう。また、
ビームとは、流れ方向に断面積がほぼ一定の噴流のこと
をいい、その断面形状は問わないものである。
し従来の技術] 一般に微粒子は、キャリアガス中に分散浮遊されて、キ
ャリアガスの流れによって移送されている。
従来、L記微粒子の移送に伴う微粒子の流れ制御は、L
流側とF流側の差圧によって、キャリアガスとノ(に流
れる微粒子−の全流路を、管材又は筺体で区画すること
によって行われているに過ぎない。従って、微粒子−の
流れは、その強弱はあるものの必然的に、微粒子−の流
路を区画する管材又は深体内全体に分1牧した状態で生
ずることになる。
。。ような微粒子の移送は、活性化微粒子においても行
なわれている。活性化微粒子を得るには、例えばマイク
ロ波放電によるプラズマを利用する方法があるが、従来
導波管と石英管の組み合わせで行なわれている。導波管
は断面が矩形の管であり、マイクロ波はこの中をプラズ
マ発生部まで伝送される。プラズマ発生部は、導波管の
中のマイクロ波の最大電場の所へ挿入された石英管で構
成されている。そしてこの石英管の中をキャリアガスと
ソースを通して活性化させていた。活性化した微粒子は
前述したように、管材又は筺体で区画された流路の上流
側と下流側の差圧によって、この流路に沿ってキャリア
ガスと共に移送されていた。
[発明が解決しようとする問題点] ところで、微粒子の全流路を管材又は筐体で区画し、上
流側と下流側の差圧によって、この流路に沿ってキャリ
アガスと共に微粒子を移送するのでは、それほど高速の
移送速度は望み得ない。また、微粒−fの流路を区画す
る管材や筺体の壁面と微粒子−の接触を、全移送区間に
■■って避は難い。
このため、特に活性を有する微粒子をその捕集位置まで
移動させる際に、経時的活性の消失や、管材や筺体の壁
面との接触による活性の消失を生みやすく、移送途中で
反応気体と接触させて反応させる等の処理が行い難い問
題がある。また、管材や筺体で微粒子の全流路を区画し
たのでは、流れのデッドスペースの発生等によって、移
送微粒子の捕集率が低下したり、キャリアガスの微粒子
移送への利用効率も低下する。
[問題点を解決するための手段コ 上記問題点を解決するために、本発明では気相励起装置
を有する微粒子の流れ制御装置において、流路にノズル
を設け、このノズルの周囲に上記気相励起部のプラズマ
を下流側に引き込む磁石を有することを特徴とする微粒
子の流れ制御装置が提供される。
本発明を基本原理の説明図である第1図で説明する。上
流室3に供給された非成膜ガスは、気相励起装置IOに
よって放電し、プラズマが形成される。プラズマは真空
ポンプ5による上流室3と下流室4間の圧力差及び1画
室間に設けられたノズルlを囲む磁石7の磁場によって
ノズルlへ引き込まれ、非成膜ガスの活性種の噴出流が
下流室4内に形成される。これを成膜ガスにあてて基体
61;へ吹き付ける。
ノズル1はどのような形状のものであってもかまわない
が、第2図に示すような、流入口1aから中間部に向っ
て徐々に開口面積が絞られてのど部2となり、こののど
部2から流出口1bに向って徐々に開口面積が拡大され
ている縮小拡大ノズルであることがより好ましい。縮小
拡大ノズルを用いると噴出流速は亜7g速〜超音速とな
り、噴流は流れ方向に断面積がほぼ一定のビームとなる
成膜ガス導入口の位置は、上流室3内のノズルの流入r
コlaの直+ii7、ノズル1の内部又は下流室4内の
流出【11bより一ド流のいずれでもよい。ただし、ノ
ズルに縮小拡大ノズルを使用した場合、ノズル内部のの
ど部2よりT’ IA(、側(右側)の部分にガス導入
「−1を設けると流れを乱す原因となるので、ノズル内
部に設ける場合は流入口1aとのど部2との間に限られ
る。ノズル内部への付着を完全に防止するためには、流
出口1bより下流に設けることがより好ましい。
また、気相励起装置10としては例えば第4図(a)、
 (b)に示すスロットアンテナやホーンアンテナのよ
うな、マイクロ波を放出するものの他、電子サイクロト
ロン共鳴(EC:R)装置その他の無電極放電形、熱電
子放電形、二極放電形、磁場収束形(マグネトロン放電
形)などでもよい。また、電源には直流、高周波のいず
れでも用いられる。
本発明における磁石7は、ノズル1に流入111a+流
出r+1b方向の磁場を付午するものならどのようなも
のでもよく、永久磁石に限らず電磁石でもよい。また、
その形状も1個の円筒状に限らず、複数の永久磁石や電
磁石を組み合わせたものでもよい。また、ノズルlにか
かる磁場の大きごは、マイクロ波放電によりプラズマ形
成を行なうときはマイクロ波の周波数に対して電子サイ
クロトロン共1!!″、条件を満たすようにするのが好
ましい。
[作 用] 非成膜ガス導入口から上流室3内に流入した非成膜ガス
は、気相励起装置10により放電しプラズマとなる。発
生したプラズマは、上流室3と下流室4の圧力差により
ノズル1に流入する。このとき、ノズル1の周囲に設け
られた磁石による磁場の影響をうけ、プラズマはより効
率よくノズルlに流入し、且つ流出口1bから引き出さ
れ、噴出流となる。ノズルに縮小拡大ノズルを使用すれ
ば、噴出流はビームとなり、その流速も超音速となる。
下流室4に噴出した非成膜ガスのプラズマのビームは成
膜ガス導入口から流入する成膜ガスに接触し成膜ガスを
分解して活性化させる。活性化した成膜ガスは非成膜ガ
スと共にビームとして基体6に吹き付けられ、成膜等が
なされる。
[実施例] 第3図は本発明を、tfl微粒子による成膜装置に利用
した場合の一実施例の概略図で1図中IAは縮小拡大ノ
ズル、3は下流室、4aは第一下流室、4bは第二下流
室、7は永久磁石または電磁石である。 また、qa+
まT3英窓、9bは善5反管て・・ある。
上流室3と第ニド流室4bは、一体のユニットとして構
成されており、第・下流室4aに、やはり各々ユニット
化されたスキマー8、ゲートバルブ9及び第ニド流室4
bが、全て共通した径の7ランジ(以下「共通フランジ
」という)を介して、相互に連結分離可能に順次連結さ
れている。上流室3、第−下゛流室4a及び第二下流室
4bは、後述する排気系によって、上流室3から第二下
流室4bへと、段階的に低い圧力に保たれているもので
ある。
上流室3には、共通フランジを介して気相励起装置lO
が取りつけられている。気相励起装置10としては、例
えば第4図(a)に示すホーンアンテナや第4図(b)
に示すスロットアンテナなどが用いられるが、それにか
えて電子サイクロトロン共鳴(EC:R)装置その他の
無電極放電形、熱電子放電形、二極放電形、磁場収束形
(マグネトロン放電形)などでもよく、また電源には直
流、高周波のいずれでも用いられる。ホーンアンテナの
開き角は、指向性が最良になるように、その長さに応じ
て最適角度に設定されている。スロットアンテナのスロ
ット(溝)の長さは、使用波長の局に設定され、マイク
ロ波がノ(鳴的に送り出される・縮小拡大ノズルIAは
、第一下流室4aの上流室3側の側端に、上流室3に流
入口1aを開口させ、第ニド流室4bに流出lニア1b
を開口させて、上流室3内に突出した状態で、共通フラ
ンジを介して取付けられている。但しこの縮小拡大ノズ
ルIAは、第一下流室4a内に突出した状態で取付ける
ようにしてもよい、縮小拡大ノズルIAをいずれに突出
させるかは、移送する超微粒子の大きさ、量、性質等に
応じて選択すればよい。
縮小拡大ノズルIAとしては、前述のように、流入「1
1aから徐々に開1−1面積が絞られてのど部2となり
、再び徐々に開口面積が拡大して流出口1bとなってい
るものであればよいが、第4図(a)に拡大して示しで
あるように、流出口!b付近の内周面が、中心軸に対し
てほぼモ行であることが好ましい。これは、噴出される
ガスの流れ方向が、ある程度流出口ib付近の内周面の
方向によって影響を受けるので、できるだけモ行流にさ
せやすくするためである。しかし、第4図(b)に示さ
れるように、のど部2から流出口1bへ至る内周面の中
心軸に対する角度αを、7°以ド好ましくは5°以fと
すれば、剥離現象を生じにくく、噴出するガスの流れは
ほぼ均一に維持されるので1 この場合はことさらに記
上行部を形成しなくともよい。上行部の形成を省略する
ことにより、縮小拡大ノズルIAの作製が容易となる。
また、縮小拡大ノズルIAを第2図(C)に示されるよ
うな矩形のものとすれば、スリット状にガスを噴出させ
ることができる。
ここで、前記剥離現象とは縮小拡大ノズルIAの内面に
突起物等があった場合に、縮小拡大ノズルIAの内面と
流過流体間の境界層が大きくなって、流れが不均一にな
る現象をいい、噴出流が高速になるほど生じやすい。前
述の角度αは、このIq敲現象防11−のために、縮小
拡大ノズルIAの内面仕」ニげ精度が劣るものほど小さ
くすることが好ましい、縮小拡大ノズルIAの内面は、
JIS B 0801に定められる、表面仕ヒげ精度を
表わす逆三角形マークで三つ以上、最適には四つ以上が
好ましい、特に、縮小拡大ノズルIAの拡大部における
剥離現象が、その後の非成膜ガス及び超微粒子の流れに
大きく影響するので、上足任Fげ精度を、この拡大部を
重点にして定めることによって、縮小拡大ノズルIAの
作製を容易にできる。また、やはり剥離現象の発生防止
のため、のど部2は滑らかな湾曲面とし、断面積変化率
における微係数が(1)とならないようにする必要があ
る。
縮小拡大ノズルIAの材質としては、例えば鉄。
ステンレススチールその他の金属の他、アクリル樹脂、
ポリ塩化ビニル、ポリエチレン、ポリスチレン、ポリプ
ロピレン等の合成樹脂、セラミック材料1右英、ガラス
等、広く用いることができる。この材質の選択は、生成
される超微粒子との非反応性、加工性、減圧系内におけ
るガス放出性等を考慮して行えばよい。また、縮小拡大
ノズルIAの内面に、超微粒子の付着・反応を生じにく
い材お[をメッキ又はコートすることもできる。具体例
としては、ポリフッ化エチレンのコート等を挙げること
ができる。
磁石7は、上記縮小拡大ノズルIAに流入口1a→流出
L’llb方向の磁場を付!トするもので、永久磁石で
も電磁石でもよく、1個で、又は複数の磁石の組み合わ
せで縮小拡大ノズル1の周囲に設置される。また、この
磁石により縮小拡大ノズルIAにかかる磁場の大きさは
、マイクロ波放電によりプラズマ形成を行なうときは、
マイクロ波の周波数に対して電子サイクロトロン共鳴条
件を満たすようにする。
これにより、I:、流室3内のプラズマを積極的に縮小
拡大ノズルIAに引き込む。このため、プラズマのFI
iI2O3面との接触による活性の消失などを防止でき
る。
上流室3の圧力Poと第一’F流室4aの圧力Pの圧力
比P/POと、のど部2の開口面viA”と流出口1b
の開口面積との比A/Aφとの関係を適宜に調整して。
上記縮小拡大ノズルIA内を流過させることにより、非
成膜ガスのプラズマはビーム化され、第一下流室4dか
ら第一下流室4bへとa ff速で流れることになる。
スキマー8は、第二下流室4bが第一ド流室4aよりも
低い圧力を保つことができるよう、第一下流室4aと第
二五流室4bとの間の開口面積を調整できるようにする
ためのものである。具体的には、第5図に示されるよう
に、各々く字形の切欠部11゜11aを有する一枚の調
整板12. +2aを、切欠部11、 llaを向き合
わせてすれ違いスライド可能に設けたものとなっている
。この調整板12.12aは、外部からスライドさせる
ことができ、両切架部II、 llaの重なり具合で、
ビームの通過を許容しかつ第二五流室のト分な真空度を
維持し得る開口度に調整されるものである。尚、スキマ
ー8の切欠部11. Ila及び調整板12.12aの
形状は、図示される形状の他、゛ト円形その他の形状で
もよい。
ゲートバルブ9は、ハンドル13を回すことによって昇
降される形状の弁体14を有するもので、ビーム走行時
には開放されているものである。このゲートバルブ9を
閉じることによって、上流室3及び第一ド流室りa内の
低圧を保ちながら第二下流室4bのユニット交換が行え
る。
第ニド流室4b内には、ビームとして移送されて来る超
微粒子−を受けて付着させ、これを成膜状態で捕集する
ための基体6が位置している。この基体6は、共通7ラ
ンジを介して第二下流室4bに取付けられて、シリンダ
15によってスライドされるスライド軸16先端の基体
ホルダー17に取付けられている。基体6の前面にはシ
ャッター18が位置していて、必要なときはいつでもビ
ームを遮断できるようになっている。また、基体ホルダ
ー17は。
超微粒子の捕集の最適温度条件下に基体6を加熱又は冷
却できるようになっている。
尚、J:、流室3及び第二下流室4bの北上には、図示
されるように各々共通フランジを介してガラス窓19が
取付けられていて、内部観察ができるようになっている
。また、図示はされていないが、E流室3、第一下流室
4a及び第二下流室の前後にも各々同様のガラス窓(図
中の19と同様)が共通フランジを介して取付けられて
いる。これらのガラス窓19は、これを取外すことによ
って、共通フランジを介して各種の測定装置、ロードロ
ック室等と付は替えができるものである。
次に、本実施例における排気系について説明する。
上流室3は、圧力調整弁20を介してメインバルブ21
aに接続されている。第一下流室4aは直接メインバル
ブ21aに接続されており、このメインバルブ21.a
は真空ポンプ5aに接続されている。第二F流室4bは
メインバルブ21bに接続されており、更にこのメイン
バルブ21bは真空ポンプ5bに接続されている。尚、
22a、 22bは、各々メインバルブ21a、 21
bのすぐ上流側にあらびきバルブ23a、 23bを介
して接続されていると共に、補助バルブ24a。
24bを介して真空ポンプ5aに接続された減圧ポンプ
で、−上流室3、第一下流室4a及び第二下流室4b内
のあらびきを行うものである。尚、25a〜25hは、
各室3 、4a、 4b及びポンプ5a、 5b、 2
2a、 22bのリーク及びパージ用バルブである。
まず、あらびきバルブ22a、 22bと圧力調整弁1
9を開いて、上流室3、第−及び第二下流室4a、 4
b内のあらびきを減圧ポンプ21a、 21bで行う。
次いで、あらびきバルブ22a、 22bを閉じ、補助
バルブ24a、 24b及びメインバルブ21a、 2
1bを開いて、真空ポンプ5a、 5bで上流室3、第
−及び第二下流室4a、 4b内を充分な真空度とする
。このとき、圧力調節弁20の開度を調整することによ
って、上流室3より第一下流室4aの真空度を高くし、
次に非成膜ガス及び成膜ガスを流し、更に第一下流室4
aより第二下流室4bの真空度が低くなるよう、スキマ
ー8で調整スる。この調整は、メインバルブ21bの開
度調整で行うこともできる。そして、超微粒Pの形成並
びにそのビーム化噴射による成膜作業中を通じて、各室
3 、4a、 4bが一定の低圧を保つよう制御する。
この制御は、手動でもよいが、各室3 、4a、 4b
内の圧力を検出して、この検出圧力に基づいて圧力調整
弁20、メインバルブ21a、 21b、 スキマー8
等を自動的に開閉制御することによって行ってもよい。
また、上流室3に供給される非酸j漠ガスが直に縮小拡
大ノズルIAを介してr流側へと移送されてしまうよう
にすれば、移送中の排気は、下流側、即ち第−及び第二
下流室4a、 4bのみ行うこととすることができる。
L記真空度の制御は、上流室3と第一下流室4aの真空
ポンプ5dを各室3,4a毎に分けて設けて制御を行う
ようにしてもよい。しかし、本実施例のように、一台の
真空ポンプ5aでビームの流れ方向に排気し、上流室3
と第一・■流室4aの真空度を制御するようにすると、
多少真空ポンプ5aに脈動算があっても、両者間の圧力
差を一定に保ちやすい。従って、この差圧の変動の影響
を受けやすい流れ状態を、一定に保ちやすい利点がある
真空ポンプ5a、 5bによる吸引は、特に第−及び第
二下流室4a、 4bにおいては、そのL方より行うこ
とが好ましい、1一方から吸引を行うことによって、ビ
ームの東方による降)゛をある程度抑止することができ
る。
本実施例は以りのようなものであるが、次のような変更
が可能である。
まず、縮小拡大ノズルIAは、上下左右への傾動や一定
間隔でのスキャン可能とすることもでき、広い範囲に亘
って成膜を行えるようにすることもできる。特にこの傾
動やスキャンは、第2図(c)の矩形ノズルと組合わせ
ると有利である。
また、縮小拡大ノズルIAを複数個設けて、一度に複数
のビームを発生させることもできる。特に、複数個の縮
小拡大ノズルIAを設ける場合、各々独ヴした上流室3
に接続しておくことによって、異なる微粒子・のビーム
を同時に走行させることができ、異なる微粒子の積層又
は混合捕集や、ビーム同志を交差させることによる、異
なる微粒子同志の衝突によって、新たな微粒子を形成さ
せることも可能となる。
基体6を、LF左右に移動可能又は回転可能に保持し、
広い範囲に亘ってビームを受けられるようにすることも
できる。また、基体6をロール状に巻取って、これを1
1「1次送り出しながらビームを受けるようにすること
によって、長尺の基体6に微粒子による処理を施すこと
もできる。更には、ドラム状の基体6を回転させながら
微粒子による処理を施してもよい。
本実施例では、発生室3、第一下流室4a及び第二下流
室4bで構成されているが、第二下流室4bを省略した
り、第二下流室の下流側に更に第三。
第四・・・・・・下流室を接続することもできる。また
、上流室3を加圧すれば、第−下流室4aは開放系とす
ることができ、第一下流室4aを減圧して上流室3を開
放系とすることもできる。特にオートクレーブのように
、上流室3を加圧し、第一下流室4a以下を減圧するこ
ともできる。
また、縮小拡大ノズルIAを複数個直列位置に配し、各
々上流側と下流側の圧力比を調整して、ビーム速度の維
持を図ったり、各室を球形化して、デッドスペースの発
生を極力防止することもできる。
[発明の効果] 以りのように、本発明によれば上流室3と下流室4の圧
力差とノズル1へ付かされる磁場の組み合わせによって
、プラズマをノズルに引き込み。
これによってプラズマの−L流室内の壁面との接触によ
る又は経時による活性の消失を防+hでき、またノズル
1の下流側に成膜ガス導入口を設けてノズル内部への竹
刀を防止することも可能となった。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の基本原理の説明図、第2図(a)〜(
C)は4々縮小拡大ノズルの形状例を示す図、第3図は
本発明を超微粒子による成膜方法に利用した場合の一実
施例を示す概略図、第4図(a)、 (b)は気相励起
装置の例を示す図、第5図はスギマーの説明図である。 1:ノズル、IA:縮小拡大ノズル、 1a二流入口、lb:流出+1,2:ノど部、3:上流
室、4:下流室、4a:第一下流室、4b=第二丁流室
、 5 、5a、 5b:真空ポンプ、6:基体、7:
磁石、8:スキマー、 9:ゲートバルブ、10:気相励起装置、qa:b英た
、9b:↓仮管、 11、 lla :切欠部、12.12a :調整板、
13:ハンドル、14:弁体、15ニジリンダ、16:
スライド軸、17:基体ホルダー、18:シャッター、
18ニガラス窓、 20:圧力調整弁、21a、 21b:メインバルブ。 22a、 22b;減圧ポンプ、 23a、 23b:あらびきバルブ、 24a、 24b:補助バルブ。 25a〜25h:リーク及びパージ用バルブ。 26:ガス供給バルブ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 気相励起装置を有する微粒子の流れ制御装置において、
    流路にノズルを設けこのノズルの周囲に、上流室で形成
    されたプラズマを下流側に引き込む磁石を有することを
    特徴とする微粒子の流れ制御装置。
JP25483985A 1985-11-15 1985-11-15 微粒子の流れ制御装置 Pending JPS62115824A (ja)

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JP25483985A JPS62115824A (ja) 1985-11-15 1985-11-15 微粒子の流れ制御装置
FR8615848A FR2591002B1 (fr) 1985-11-15 1986-11-14 Dispositif de commande d'ecoulement pour un courant de particules fines
DE19863638942 DE3638942A1 (de) 1985-11-15 1986-11-14 Stroemungssteuereinrichtung fuer einen feinpartikel-strom
GB8627258A GB2185129B (en) 1985-11-15 1986-11-14 Flow control device for fine particle stream

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2016043167A1 (ja) * 2014-09-16 2016-03-24 三菱日立パワーシステムズ株式会社 粉体搬送装置及びチャー回収装置

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