JPS62115126A - エレクトロクロミツク素子 - Google Patents

エレクトロクロミツク素子

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Publication number
JPS62115126A
JPS62115126A JP60255730A JP25573085A JPS62115126A JP S62115126 A JPS62115126 A JP S62115126A JP 60255730 A JP60255730 A JP 60255730A JP 25573085 A JP25573085 A JP 25573085A JP S62115126 A JPS62115126 A JP S62115126A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
ecd
color
coloring layer
coloring
Prior art date
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Pending
Application number
JP60255730A
Other languages
English (en)
Inventor
Junichi Shimada
潤一 島田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyoda Gosei Co Ltd
Original Assignee
Toyoda Gosei Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Toyoda Gosei Co Ltd filed Critical Toyoda Gosei Co Ltd
Priority to JP60255730A priority Critical patent/JPS62115126A/ja
Publication of JPS62115126A publication Critical patent/JPS62115126A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Electrochromic Elements, Electrophoresis, Or Variable Reflection Or Absorption Elements (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の目的 (産業上の利用分野) 本発明はエレクトロクロミック素子に関するものである
(従来の技術及び発明が解決しようとする問題点)エレ
クトロクロミック素子(以下、ECDと略記する)は、
外部から電圧を印加したときに該素子中のエレクトロク
ロミック物質に酸化還元反応が誘起され、色や光透過率
が可逆的に変化する素子であって、LEDやしCDにな
い特徴を備えた素子として実用化が進められている。
しかし、従来のECDは発色層の有する固有の色彩に依
存していたため、発色の多色化が困難であるという問題
があった。もつとも、発色層の材料によっては電圧の変
化にJ:つで多色を出せるものも見出されているが、い
まだ実用化には至っていない。
最近のディスプレイにおりる多色化の傾向に伴い、EC
Dに対しても多色化の要請は強くなってきている。本発
明は前記問題点を解消して、多色の出せる実用的なエレ
クI・ロクロミック素子を安価に提供しようとするもの
である。
発明の構成 (問題点を解決するための手段) 本発明は前記問題点を解決するために、ECDを構成す
るいずれかの要素に、着色した光反射材又は着色した光
透過材を設りるという手段を採った。
(作用) ECDの発色層が発色したとぎ、その発色は前記着色し
た光反射材又は着色した光透過材を隠すため、該光反射
材又は光透過材に着色した色彩は視認できなくなる。
また、発色層が消色したとき、該光反射材又は光透過材
に着色した色彩は発色層を通して視認される。
従って、発色層の固有の色彩に依存しなくても、光反射
材又は光透過材に任意の色彩を着色することによってE
CDにおける多色化が可能となる。
(第一実施例) 以下、本発明を液体型ECDに具体化した第一実施例を
第1,2図に従って説明する。
本実施例のECDIは反射モードで使用するセル状の液
体型ECDであって、第1図に示す通り、寸法100x
100X1%のソーダ石灰ガラス板よりなる基板2,4
に形成されるものである。
すなわち、下部基板2の上面にはITO(インジウムス
ズ酸化物〉よりなる厚さ約2000Aの下部透明電極3
が高周波イオンブレーティング法によって形成されてい
る。
また、上部基板4の下面にもITOよりなる上部透明電
極5が前記下部透明電極3と同様にしての還元発色層6
がエレクトロンビーム法CEB法〉によって形成されて
いる。
前記下部透明電極3及び還元発色層6は支持体7によっ
て互いに対向するJ:う支持されており、両者の間には
プロピレンカーボネイトと過塩素酸リチウムの混合電解
液からなる厚さ約0.5mtnのイオン供与体層8が封
入されている。
また、イオン供与体層8内には赤色、緑色又は青色に着
色された光反射材9が前記支持体7によって支持されて
いる。この光反射材9には多孔質セラミック板にそれぞ
れの色彩を着色したものが使用されているので、光反射
材9を通してイオンの移動が可能である。
ここに、本発明において着色とは白色以外の色彩の着色
をいう。
なお、ECDlの側面は11止材10によってシールさ
れ、前記イオン供与体層8が漏れないようになっている
以上のように構成されたECDlのセルは、第2図に示
すように複数個並べられ、隣接する3つのECDlにお
ける前記着色がそれぞれ赤色、緑色及び青色となるよう
に配列されている。
さて、上記のように配列された各ECD1において、両
電極3,5間に電圧を印加すると、還元発色層6はタン
グステンブロンズと呼ばれる濃い青色(黒色に近い)に
発色し、光透過率が大きく減少する。従って、還元発色
層6は前記光反射材9を隠すため、光反射材9に着色さ
れた色彩は上方から視認できなくなる。
また、還元発色層6を消色させたときはほぼ透明まで消
色するので、前記光反射材9に着色された色彩は還元発
色層6を通して上方から視認される。
従って、還元発色層6の固有の色彩に依存しなくても、
光反射材9に任意の色彩を着色することによってECD
における多色化が可能となる。
また、本実施例では隣接する3つのECDIに−〇 − おける前記着色がそれぞれ光の三原色である赤色、緑色
及び青色となるように配列されているので、これらのE
CDIをマトリックス駆動すれば多色のカラー画面が得
られる。なお、還元発色層6が青色に発色することを利
用すれば、従来の白い光反射材9を使用しても青色につ
いては得ることができる。
(第二実施例) 次に、本発明を全固体型ECDに具体化した第二実施例
を第3図に従って説明する。
本実施例のECD21は反射モードで使用するセル状の
全固体型ECDであって、寸法100X100X1mの
ソーダ石灰ガラス板よりなる基板11に形成されるもの
である。
すなわち、基板11の上面にはITO(インジウムスズ
酸化物)よりなる厚き約2000Aの下部透明電極12
が高周波イオンブレーティング法によって形成されてい
る。この下部透明電極12の上面にはN1px (酸化
ニッケル)よりなる厚さ約6000Aの酸化発色層13
.1−a2Q5(五酸化タンタル)よりなる厚さ約5o
ooAのイオン供与体層14、及びWO3(酸化タング
ステン)よりなる厚さ約6000Aの還元発色層15が
順に積層されている。
また、還元発色層15の上面にはITOよりなる厚さ約
2000Aの上部透明電極16が形成されている。
そして、前記下部透明電極12の下面には赤色、緑色又
は青色に印刷されてなる光反射材17が設けられている
全固体型ECDにもいくつかのタイプがあるが、耐久性
の点では、本実施例のECD21のように一対の電極1
2.16の間に酸化発色層13、イオン供与体層14及
び還元発色層15が積層されたタイプが有利である。発
色層が単一のタイプに比べ、酸化還元反応が両発色層1
3.15で相補的に起こるため、副反応によるガス発生
を伴わず腐蝕によるECD21の劣化が少ないからであ
る。
この第二実施例の使用方法や配列方法は前記第一実施例
と同様であり、同様の作用効果を奏する。
なお、本発明は前記実施例の構成に限定されるものでは
なく、例えば以下のように発明の趣旨から逸脱しない範
囲で任意に変更して具体化することもできる。
(1)前記実施例のにうに独立したECDl、21のセ
ルを複数配列する以外にも次の手段が採用できる。すな
わち、第4図に示すように一つのECDlのセル内にマ
スキングやエツチングの手法によって、複数組の透明電
極3,5や発色層6を設け、隣接する光反射材9に異な
った色彩の着色を施す方法である。これは全固体型EC
Dにおいても実施することができる。
(2)反射モードのみならず透過モードで使用するEC
Dに具体化することもできる。この場合は、前記光反射
材9.17に代えて、着色した光透過材を使用する。こ
の光透過材の材質はガラス、合成樹脂等、光を透過しう
るちのであれば何でもよい。
(3)光反射材は前記セラミックや印刷に限定されず、
ガラス、合成樹脂、金属、布(不織布を含む)等の光を
反射しうるちのであれば何でもよい。
また、それらの表面に薄く金属スパッタリングを施した
場合には半透明の金属感が得られ、濃く金属スパッタリ
ングを施した場合には金属色が得られる。さらに、光反
射材の表面に凹部を設けて(又は設けずして) N r
 oxの模様を設ければ、その酸化発色によって色調の
異なった模様が得られる。
(4)基板としてソーダガラスの他にポリメチルメタク
リレート等の有機ガラスも使用可能である。
ただし、有機ガラスを使用する場合はその変形温度以下
の温度で同ガラス上にECDを形成するようにしなけれ
ばならない。
(5)透明電極3,5,12.16の構成物質としては
、ITO以外にもT ! 02 、S n02 、Au
、AΩ、Pt等の薄膜等を使用することもできる。すな
わち、導電性があって、実質的に光透過性がある物質で
あればよい。
(6)酸化発色層13の構成物質としては、N10x以
外にもN i (OH)X 、Cr203、Ir(OH
>  、IrO、Rhox、Rh (OH)X    
     X 、 、Ru (OH)x等を使用することができる。
また、同じNiOxの酸化発色層13を形成する場合で
も、N1のタブレツ1−を使用してEB法を行い、蒸発
中に酸化させてNiOxを形成することもできる。
(7)液体型のイオン供り体層Bの構成物質としては硫
酸等を使用することもできる。
(8)固体型のイオン供与体層14の構成物質とシテハ
、前記Ta205以外にもIiF、SiO2、ZrO2
、Cr203 、MQF2 、CaF2、A f203
 、Y203 、Na−β−アルミナ、L・十 +3N(Ll  )等を使用することができる。すなわ
ち、電子を通さずにイオンを通すものなら任意に選択す
ることができる。
(9)還元発色116.15の構成物質としては、WO
3以外にもMoO3、V205 、Nb205等を使用
することができる。
発明の効果 以上詳述したように、本発明ににれば、発色層の固有の
色彩に依存しなくても、ECDにおける多色化が容易に
可能となり、このECDをマトリックス駆動すれば多色
のカラー画面が得られるという優れた効果を秦する。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明を液体型ECDに具体化した第一実施例
の断面図、第2図は同ECDを複数個並べた平面図、第
3図は本発明を全固体型ECDに具体化した第二実施例
の断面図、第4図は別例の断面図である。 1.21・・・エレクトロクロミック素子(ECD)8
・・・イオン供与体層、9,17・・・光反射材、11
・・・基板。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、エレクトロクロミック素子(1、21)を構成する
    いずれかの要素(8、11)に、着色した光反射材(9
    、17)又は着色した光透過材を設けたことを特徴とす
    るエレクトロクロミック素子。 2、前記エレクトロクロミック素子(1)は液体型であ
    って、そのイオン供与体層(8)を構成する電解液内に
    前記着色した光反射材(9)又は着色した光透過材を挿
    入したことを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の
    エレクトロクロミック素子。 3、前記エレクトロクロミック素子は全固体型又は透過
    型であって、その基板(11)を構成する透明板の外側
    に前記着色した光反射材(17)又は着色した光透過材
    を設けたことを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載
    のエレクトロクロミック素子。 4、前記エレクトロクロミック素子(1、21)はその
    複数素子を並べたものであって、隣接する3つのエレク
    トロクロミック素子(1、21)における前記着色はそ
    れぞれ赤色、緑色及び青色等のカラー構成に必要な三原
    色であることを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載
    のエレクトロクロミック素子。
JP60255730A 1985-11-14 1985-11-14 エレクトロクロミツク素子 Pending JPS62115126A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012086468A1 (ja) * 2010-12-20 2012-06-28 シャープ株式会社 表示装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012086468A1 (ja) * 2010-12-20 2012-06-28 シャープ株式会社 表示装置

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