JPS62114875A - 横軸自動平面研削盤での送り時間短縮方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、横軸自動平面＠削盤での砥石ヘッドの送り時
間短縮方法に関する。

〈従来の技術と問題点〉 従来、横軸自動平面研削盤にあって砥石へラドのワーク
への送りに関しては、設定された研削開始点までは早い
速度で送られ、この研削開始点からは極めて遅い研削送
り速度にて送られろようになっている。ここにおいて、
研削されるワーク自体の高さがばらつく場合には、砥石
上下軸の早送りから研削送りに変わる研削開始点を、ば
らつきの最大高さ以上に設定しなければならず、ワーク
が低いどき設定された研削開始点から実際にワークを研
削するまでの遅い＠前送り状態の距離が長くなり、それ
だけ時間が長（なって無駄時間を費やすことになってい
る。

特に、近年普及の著しいセラミックの研削の場合、この
ワークの高さのばらつきが大きくて自動平面研削盤によ
る加工において、上述の無駄時間が長く、この結果、自
動平面研削盤の使用が敬遠されつつある。

この無駄時間短縮の一方法として、砥石とワークとのｉ
町突による音を検知して早送りから研削送りに変更する
方法が考案されてぃろが、この場合は通常テーブルの左
右動が動作中に行なっているため、砥石の下降量が多す
ぎて砥石の破損等の不具合になったり、逆に砥石の下降
速度が遅くなり過ぎ空研時間が多くなったりして、早く
しかも支障なくワークを研削するに至っていない。

本発明は、上述の問題に鑑み無駄時間をできるだけ少な
くしかも砥石の破損等の支障もなくて、横軸自動平面研
削盤の実研削時間を長くするようにした横軸自動平面研
削盤の送り短縮方法の提供を目的とする。

く問題点を解決するための手段〉 上述の目的を達成する本発明は、横軸自動平面研削盤の
砥石ヘッドの下降に際し、早送り領域と研削送り領域と
の間に空研送り領域を設定し、研削砥石の真下にワーク
が位置するようテーブルを停止させ、一定高さ位置にて
早送り領域から空研送り領域に切換え、との空研送り領
域での研削砥石とワークとの近接又は接触の検出点から
研削送り動作に入るようにしたことを特徴とする。

く作　　　用〉 研削送り速度より速い空研送り領域にて研削砥石とワー
クとの近接又は接触を検知したことにより、研削動作を
開始する。

く実　施　例〉 ここで、第１図、第２図を参照して本発明の詳細な説明
する。第１図は、横軸自動平面研削盤の概略図であり、
１は研削砥石、２は砥石ヘッド、３はテーブル、４はワ
ークである。このような横軸自動平面研削盤の研削砥石
１の送りに際しては、第２図に示す研削ヘッド２の送り
を行なう。ここでは、例えばワーク４の高さ寸法を、素
材点の最高値１０位置から素材点の最低値１２位置まで
ばらつくものとする。そして、空研開始点９位置を設定
し、この９位置を素材点の最高値１０位置より少し高い
位置に設定する。

研削作業の開始時、テーブル３はワーク４が研削砥石１
の摩してに真下に位置するように停止させておく。この
テーブル３の停止の方法としては、例えば油圧シリンダ
やＮＣではない伝動モータによるテーブル駆動の場合は
、テーブルの左右反転リミットスイッチ位置の中間位置
にテーブル停止用の１１　ミツトスイッチを設ける方法
を採り、またテーブル３の左右送りがＮＣ軸の場合には
ＮＣプログラムによる方法を採ればよい。

研削作業の開始になって、砥石ヘッド２が起動位＠８か
ら早送り速度で下降を開始して、早送り領域５を下降し
空研開始点９位置に致ると空研送り速度に切換わる。こ
の空研送り速度は、研削送り切換え時に支障のない最大
速度に設定されろ。すなわち、研削砥石１とワーク４と
の近接又は接触がセンサにより検出されて研削送りに切
換えられるとき、砥石・＼ラド２の行き過ぎなどにより
、研削砥石を損傷することのないような最大速度となっ
ている。したがって、空研送り速度は、早送り速度より
遅いが研削送り速度よりも速い。

空研開始点９位置から空研速度に切変わり、更に、下降
を続けると素材点の最高値１０位置から素材点の最低値
１２位置のある点にて、研削砥石１とワーク４との近接
又は接触が検知される。この点が近接又は接触の検知点
１１位置であり、この点までが空研送り領域６となる。

この場合、近接検知は例えば研削砥石゛１とワーク４の
静電容量の測定による。また、接触検知は、例えば、研
削砥石１とワーク４の接触による振動の変化の測定によ
る。センサは例えば、砥石ヘッド２又はテーブル３に設
置される。なお、通電研削にあっては、研削砥石１とワ
ーく４とが導通することにより検知することもできる。

近接（又は接触）検知点１１で砥石ヘッド２は空研送り
速度による下降動作を停止し、テーブル３は左右移動動
作を開始し、研削送りにより実研削を開始して定寸点１
３位置ま℃−削する。

なお、第２図中７は研削送り領域を示す。

〈発明の効果〉 以上説明のように本発明によれば、砥石上下軸の早送り
領域と研削送り領域との間に研削送り速度より速い空研
送り領域を設けて、その領域ではテーブルをワークが研
削砥石の真下になるように停止させることにより、従来
の無駄時間がなくかつ砥石の破損等の支障もなくなった
。

【図面の簡単な説明】

第１図は横軸自動平面研削盤の一例の概略斜視図、第２
図は砥石ヘッドの送り過程を示す位置状態図である。 図　　面　　中、 ６は空研送り領域、 ９（よ空研開始点、 １１は近接又は接触検知点である。 第１図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 横軸自動平面研削盤の砥石ヘッドの下降に際し、早送り
   領域と研削送り領域との間に空研送り領域を設定し、研
   削砥石の真下にワークが位置するようテーブルを停止さ
   せ、一定高さ位置にて早送り領域から空研送り領域に切
   換え、この空研送り領域での研削砥石とワークとの近接
   又は接触の検出点から研削送り動作に入るようにした横
   軸自動平面研削盤での送り時間短縮方法。