JPS62114732A - Ic切断プレス - Google Patents

Ic切断プレス

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JPS62114732A
JPS62114732A JP60253815A JP25381585A JPS62114732A JP S62114732 A JPS62114732 A JP S62114732A JP 60253815 A JP60253815 A JP 60253815A JP 25381585 A JP25381585 A JP 25381585A JP S62114732 A JPS62114732 A JP S62114732A
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press
sheet
cutting
die
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達夫 木村
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幸夫 加藤
Sosuke Yamada
山田 宗介
Kunio Kato
邦雄 加藤
Masao Matsumoto
松本 政雄
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔目 次〕 概要 産業上の利用分野 従来の技術 発明が解決しようとする問題点 問題点を解決するための手段 作用 実施例 +1)IC自動切断成形装置(第22図〜第25図)(
211C切断プレス(第1図〜第21図)(a+ICシ
ート及びIC切断工程(第20図、第21図) tbl  下型(第2図〜第5図) FCl  上型(第7図〜第10図) fd)ICシート送り機構 ※シートガイド組立体(第2図〜第6図)※送り杆組立
体(第11図〜第17図)※エジェクタ(第11図、該
18図、第19図)fellc切断加工 発明の効果 〔1既  要〕 ICシートを順送りしながら一連のプレス切断加工を行
ってICを個々に切り離すIC切断プレスであって、一
連のプレス型とICシート送り機構とを共通のダイセッ
トに組み付けて単一のプレス型ユニットとして構成する
ことにより、異種Icシート加工時にプレス型ユニット
をそっくり交換可能としてプレス型の配置間隔やICシ
ートの送りピッチ等の調整のような各種調整作業を解消
し、切断プレスの稼動効率ひいては汎用性の向上を実現
したものである。
〔産業上の利用分野] 本発明はIC(集積回路)の製造装置、特に複数のIC
がリードフレームで相互連結された状態のICシートの
加工装置に関し、更に詳しくはICシートからICを個
々に切り離すIC切断プレスのプレス型に関するもので
ある。
代表的なICシート加工処理として、ICシートからI
Cを個々に切り離した上でリード端子の曲げ加工を行う
ICqJ断成形塾成形処理ゆるプロブレ処理)がある。
IC切断プレスはこのようなプロブレ処理におけるIC
シートからのIC+JJUIに用いられる。
〔従来の技術〕
rC切断をプレスで行う場合、ICシートの構造ト、I
Cを1回のプレス加工で切断することは困難であり、複
数工程のプレス加工を必要とジーる。
このためIC切断プレスは一般に一連の複数種類のプレ
ス型(切断型)をICシート送路に沿って順に配列して
おき、ICシートを順送りしながら一連のプレス加工を
行うように構成されている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
従来のIC切断プレスでは各段のプレス加工用のプレス
型がそれぞれ独立した型であり、プレステーブルに個別
に位置決めされて取り付けられる。
またICシート送り機構もプレス型に対し独立した機構
であり、やはりプレスのフレームに切断型とは別個に位
置決めされて取り付けられる。
また周知のようにICの種類は多様であり、従ってIC
シートの種類も非常に多様である。IC切断プレスを異
種ICシート加工用に転換する場合、プレス型の変換や
プレス型の配置間隔及びICシートの送りピッチの変更
等の種々の調整作業が必要である。
しかし従来のIC切断プレスでは各プレス型及びICシ
ート送り機構が相互に独立した構造であるため上記のよ
うな調整作業は極めて煩雑となり、熟練作業員でも多大
な労力と時間を要する。従ってIC切断プレスの長時間
の運転休止を余儀なくされ、稼動効率ひいては生産性の
低下をきたす。
このためIC切断プレスが汎用型であって4)実際には
専ら一種のICシート加工用として使用せざるを得ない
のが実情であり、実質的に汎用性がないに等しい。
一方、プレス型の一種として複数種類のダイ及びポンチ
ならびに被プレス加工素材の順送り機構を単一のダイセ
ットに組み付けて被プレス加工素材を順送りしながら一
連のプレス加工を連続的に行えるようにしたいわゆるプ
ログレッシブ型(Illi¥送り型、多段送り型)が周
知である。プログレッシブ型は異種加工品の加工に際し
て型をそっくり交換してしまうので煩雑な調整作業が不
要である長所がある。しかしながらその反面では、ダイ
及びポンチならびに素材送り機構はこれらを個々に着脱
したり改変できない構造であることから、それらの一部
を交換したり改変するだけで良い場合でも新たに別の型
をそっくり作る必要がある。従って種類が極めて多様な
ICシート加工用のIC切断プレスにおいてはこのよう
なプログレッシブ型を採用することは型製造コストの点
で不利である。
従って本発明はプログレッシブ型の長所を有すると共に
製造コストの点では有利なプレス型を用いるIC切断プ
レスを提供することにある。
C問題点を解決するための手段〕 本発明は上記問題点を解決するため、前記のようなIC
切断プレスにおいて、一連のプレス切断加工を行う複数
種類のプレス型及びICシートの順送りを行うICシー
ト送り機構を共通のダイセットにそれぞれ個別に取外し
可能に組み付けて単一のプレス型ユニットとして構成し
たことを特徴とするIC切断プレスを提供するものであ
る。
〔作 用〕
」二記ブレス型ユニットはICシート送り機構で1Gシ
ートを順送りしながら複数のプレス型でICシートに対
し一連のプレス切断加工を行って個々のICをリードフ
レームから切断する。
異種ICシート加工の場合、プレス型ユニットをそっく
り別のプレス型ユニットと交換することができ、各プレ
ス型及びICシート送り機構の個々の位置決め等が不要
なので交換作業を短時間で容易に行える。この場合にプ
レス型ユニットのプレステーブルへの固定部分およびプ
レスラムへの連結部分を異種ユニット間で共通の構造に
しておけば交換作業を標準化して未熟練作業員でも容易
に実施可能にすることができる。この結果、IC切断プ
レスの運転休止時間の短縮により稼動効率の低下を最小
限にとどめて高い生産性を実現できる。この結果また、
1C切断プレスの昇種rCシート加工用への転換が容易
となり、高い汎用性を実現し得る。
一方、本発明によるプレスユニットは各プレス型及びI
Cシート送り機構がダイセットに個々に取外し可能に組
み付けられており、それらの一部だけを交換可能である
。従ってグイセント、プレス型、ICシート送り機構を
それぞれ複数種類ずつ用意しておいてそれらを選択的に
組み合わせて種々のプレス型ユニットを組み立てること
ができ、異種ICシートごとに全く別のプレス型ユニッ
トを作る必要がないので型製造コストの点で有利である
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例としてIC自動切断成形装置(
プロダレ装置)の切断プレスを例をとって説明する。
(111C自動切断成形装置(第22図〜第25図)ま
ずプロダレ装置について而単に説明すれば、これば第2
2図〜第25図に示すように基本的にはICシートロー
ダA、切断プレスB、曲げプレスC1及び■Cアンロー
ダDから構成されており、第20図に示すような複数の
ICがリードフレーl、Fで相互連結された状態のIC
シートSをマガジンM(第23図、第25図)に収容し
てICシートローダAのマガジンストック部AIに多数
ストックしておく。そしてICシートローダAのICシ
ート供給ヘッドA2でマガジンMからICシートを1枚
ずつ取り出して切断プレスBへ供給し、そこでICを個
々に切断し、更に曲げプレスCで各ICのリード端子L
(第20図)を曲げ成形した後、TCアンローダDへ排
出してそこにストックしておくように構成されている。
尚、第23図及び第24図で符号Eは切断プレスBでI
C切断時に生ずる打抜きカスまたは切断屑を吸引集塵す
るための集塵機を示す。
(2)切断プレス(第1図〜第21図)切断プレスBは
第1図に示すようにテーブルB3及びラムハウジングB
4を有するフレームを有し、プレス型ユニッ1−Blは
テーブルB3上に装着され、ラムハウジングB4内に搭
載されたプレスラムB2(第24図)で駆動される。
プレス型ユニッ)Blは基本的に下型1と、上型2と、
ICシート送り機構3とから構成されており、ICシー
トS(第20図)をICシート送り機構3で順送りしな
がら下型1と上型2とで一連のプレス加工を行ってIC
シートSからICを順に切断する。以下、プレス型ユニ
ソ1−Blの各部の構成及び作用につき項を分けて詳述
する。
ta)ICシート及びIC切断工程(第20図、第21
図) 第20図に示すICシートSは樹脂モールドデュアルイ
ンラインパッケージ(DTP)形ICがリードフレーム
Fで複数個相互連結された状態のものである。リードフ
レームFにはリード端子し、横棧FlダムバーF2、タ
イバーF3が一体形成されている。ダムバーF2はIC
の樹脂モールドの際にモールド型から漏れた樹脂がリー
ド端子先端部まで流れるのを防止するものである。また
タイバーF3はICパッケージをリードフレームFに直
結しているもので、後述するように一連のIC切断工程
の最後の工程までICをリードフレームFに保持する役
目をするものである。リードフレームFにはまた後述す
るICシートの送りや位置検出に用いられる形状や寸法
の異なる穴が多数形成されている。
ICシートSからのICの切断は、第21図に示す如<
ICシートSをICシート送送路に沿ってICの配列ピ
ッチp(第20図)に等しいピッチで順送りしながら一
連のプレス加工、つまり樹脂抜き、ダムバーカット、リ
ードカット、タイバーピンチ形成、及び押し抜きの各加
工を行うことによってなされる。
樹脂抜きでは樹脂モールド時にリード端子りとダムバー
F2とで囲まれた空域に漏れ出た樹脂(第20図、第2
1図では黒く塗りつぶして示しである)を打ち抜く。
ダムバーカットではダムバーF2を切除する。
リードカットではフレーム横様F1を切除してリード端
子りをリードフレームFから切り離す。尚、フレーム横
+iF1がなくて隣り合うICのリード端子りどうしが
直結されているようなICシートの場合は単にリード端
子どうしを切り離すだけの加工となる。しかもこのよう
なICシートの場合はICシートの始端部及び終端部の
リード端子りは既にフレームFから切り離された状態に
あるのでリードカットを行う必要がないし、むしろそれ
を行うとリード端子先端部にパリが生じたりするので行
わない方が良い。
タイバーピンチ形成はICをフレームFに結合している
タイバーF3にピンチ(押しつぶし)を形成するもので
ある。但しこの加工は不可欠ではなく、省略することも
可能である。
最後の押し抜きはタイバーF3でフレームFに結合され
ているICを押し抜きによってフレームFから抜き落す
ものである。この場合に前段のタイバーピンチ形成を行
うと、小さな押抜き力でタイバー;・3が簡単に切断さ
れ、タイバーF3にパリが生じたり樹脂モールドの破損
を未然に防止できる。
尚、上記各プレス加工が行われる位置は第21図に示す
ように1,5pまたは2T)(pはICの配列ピッチま
たはIcシートの送りピッチ)の間隔としである。
(b)  下型(第2図〜第6図) 下型1は第2図から第5図に示すように単一の共通のダ
イホルダ10に前述の一連のプレス加工(つまり樹脂抜
き、ダムバーカット、リードカット、タイバーピンチ形
成、押し抜き)を行うプレス型の各々のダイIIIE1
〜I’lE5をそれぞれ取外し可能に組み付けて構成し
である。
前段の3つのダイDEI〜DE3はほぼ同じ取付構造な
のでそのうちの第1段目の樹脂抜きダイDEIを例にと
ると、特に第5図に示すようにダイDEIはダイプレー
ト11に取り付けられる。
そしてダイプレート11はその底面のキー溝12及びダ
イホルダ10のガイドキー13 (第3図)ならびにダ
イプレート11の一端側のテーパ金具14及び緊締金具
15で位置決めされ、そして反対側端部をボルト16で
緊締されてダイホルダ10に固定される。尚、緊締金具
15は第2図から明らかなように3つのダイDEI〜D
E3の各ダイプレートに共通としである。また、第2図
〜第5図に示すようにダイプレート1.1には1対のダ
ストシール付きガイドブツシュ17が設けられ、これに
後述する上型2のパイロットピン47 (第8図、第1
0図)が嵌合する。
一方、後段の2つのダイDE4及びDE5は第2図及び
第3図に示すように共通のダイプレート1日に取り付け
られる。そしてダイプレート18は前述のダイプレート
11の場合と同様にキーff119及びガイドキー20
(第3図)ならびにテーパ金具21及び緊締金具22(
第2図、第4図、第5図)で位置決めされ、そしてボル
トでダイホルダ10に固定される。ダイプレート18は
また両端部に1対のダストシール付きガイドブツシュ2
3 (第2図)を有し、これに後述する上型2のパイロ
ットピン5日(第8図、第9図)が嵌合する。更に第2
図及び第4図に示すようにダイプレート18には押し抜
き用プレス型(つまり下型1のダイDE5と上型2のポ
ンチPH5)でICシートから切断されたICを前述の
曲げプレスC(第22図〜第25図)に送り出すための
エアシリンダ24及びガイドレール25がICシート送
送路に対し直角に配置して組み付けられる。尚、このよ
うにタイバーピンチ形成ダイDE4及び押し抜きダイD
E5とを共通のダイプレート18に組み付けるのは、こ
れらは必ず対で用いられるものであることから両者の着
脱を同時に行うことができるようにするためである。
上記のダイDEI〜DE5はICシート送送路に沿って
所定の間隔で、つまり第21図に示す1.5pまたは2
pの間隔で配置される。
次に第2図に示すようにダイホルダ10には4本のガイ
ドポスト30が設けられており、これが後述する上型2
のガイドブツシュ59(第7図)に嵌合することにより
上型2が下型lに上下動自在に組み付けられる。第5図
に示すようにガイドポスト30は下端部がダイプレート
10の穴に嵌入され、フランジ31、リテーナプレート
32及びボルト33によって固定される。また3本のガ
イドポスト30の近傍位置にストッパピン35が設けら
れている。これは後述する上型2のストッパピン60 
(第8図・第9図)と衝合して上型2の下死点を規定す
るものである。更に各ガイドポスト30の近傍位置に別
のストッパピン36が設けられる。これは後述の上型2
のバネ付きストッパピン61 (第8図、第9図)に衝
合するものである。
またダイホルダ10の一端側(第2図で左側)には、押
し抜きダイDS5で切断されたICを吸着するだめの真
空圧および前述のIC送り出し用エアシリンダ24への
エア圧を供給するためエア継手プロ・ツク37が設けら
れている。更にダイホルダ10にはICシート送りの際
の位置検出のための光センサ等を多数組み付けであるが
、これについては詳細な説明は省略する。
尚、第2図から第5図はICシート送り機構3 (第1
図)のシートガイド組立体3Aをダイホルダ10に組み
付けた状態を示しているが、シートガイド組立体3Aに
ついては後述する。
上記下型1は切断プレスBのテーブルB3に取外し自在
に装着される。つまり第2図、第3図、第5図に示すよ
うにダイホルダ10の底面にキー溝38を形成すると共
に一端側に左右1対のテーパ金具39を設けである。一
方、第1図に示すように切断プレスBのテーブルB3に
はガイドキー83a及び緊締金具B3bが互いに直角に
固設されており、ダイホルダ10のキー溝38をガイド
キー83aに、またテーパ金具39を緊締金具B3bに
それぞれ係合させることにより下型1の位置決めがなさ
れ、そしてダイホルダ10のボルト穴10a (第2回
左上隅)からボルト(図示せず)をテーブルB3のタッ
プ穴B3cに締め込むことによって固定される。尚、以
上の下型1のプレステーブルB3への固定構造はプレス
型ユニットB1の種類が異なっても共通した構造として
互換性をもたせである。
また第1図においてプレステーブルB3に形成した穴B
3dは下型1のダイDEI〜DE3に対応させて形成し
た集塵口である。この集塵口B3dは第24図に示すよ
うにホースまたはチューブElによって集塵機Eに連通
し、ダイDHI〜DE3において生ずる抜きカスや切断
屑がこの集塵口B3dを介して集塵される。
尚、プレスBは透明な完全カバー35を有し、これを開
くと切断プレスBは言うまでもなくプロブレ装置全体の
作動が自動的に停止されるようにしである。
fCl  上型(第7図〜第1O図) 上型2は第7図〜第10図に示すように単一の共通のポ
ンチホルダ40に前述の一連のプレス加工を行うプレス
型の各々のポンチP)II〜P)15をそれぞれ取外し
可能に組み付けて構成しである。
前段の3つのポンチPHI−PH3はほぼ同じ取付構造
なのでそのうちの第1段目の樹脂抜きポンチP111を
例にとると、特に第10図に示すようにポンチPH1は
ポンチプレート41に取り付けられ、このポンチプレー
ト41は中間プレート42及びベースプレート43を介
してポンチホルダ40にボルト44で取外し可能に取り
付けられる。またポンチプレート41にはシート押えプ
レート (またはストリッパプレート)45が1対のバ
ネ付勢スライドピン4Gによって上下動自在に取り付け
られ、更に1対のパイロットピン47が固定されている
。パイロットピン47は前述した下型lのダイDEI〜
DELのダイホルダ11のガイドブツシュ17 (第2
図、第5図)に嵌合する。一方、後段の2つのポンチP
I(4,PH5特に第9図に示すようにポンチプレート
51に取り付けられ、このポンチプレート51は中間プ
レート52及びベースプレート53を介してポンチホル
ダ40にボルト54(第7図)で取外し可能に取り付け
られる。尚、ベースプレート53は第8図に示すように
ポンチPI+4.PH5に共通としてあり、これは前述
の下型lのダイDE4.DE5のダイプレー1−18を
共通のものにしたことと対応する。またポンチプレート
51にはミート押えプレート (またはストリンパプレ
ート)55が各2本ずつのバネ付勢スライドピン56及
びガイドピン57によって上下動自在に取り付けられて
いる。更に前記共通のベースプレート53には1対のパ
イロットピン58が固設され、これが前述した下型1の
ガイドブツシュ23に嵌合する。
更にポンチホルダ40には4つのガイドブツシュ59.
3本のストッパピン60、及び4本のハネ付きストッパ
ビン61が設けられている。
前述したようにガイドブツシュ59ば下型1のガイドボ
スト30と嵌合し、ストッパビン60及びバネ付きスト
ッパビン61はそれぞれ下型Iのストッパビン35及び
36と衝合する。
ポンチホルダ40には更に上面にラム連結具62が設げ
られており、これが切断プレスBのプレスラムB2(第
24図)のピストンロッド先端部のフランジB2a(第
8図、第10図)に係合する。これにより上型2がプレ
スラムB2で上下駆動され、ダイDEI〜DE5とポン
チPHI〜Pl+5でIC切断加工がなされる。
更にまたダイホルダ40の一端部にL形の押下げレバー
63が固定されている。このレバー63は上型2の下降
運動を利用してICシート送り機構のシート送りレバー
120(特に第13図参照)を押し下げるものであり、
これについては後述する。
尚、上型2にもICシート送りの際の位置検出のための
光センサ等を多数組み付けであるが、これについては詳
細な説明は省略する。
(d)ICシート送り機構 ICシート送り機構3は基本的には第1図に示すように
シートガイド組立体3A(下型1に組み付けた状態で図
示)と、このシートガイド組立体に沿ってICシートを
順送りする送り杆組立体3Bと、IC切断後のシート屑
を排出するエジェクタ3Cとから構成されている。
※シートガイド組立体(第2図〜第6図)シートガイド
組立体3Aは第2図〜第6図に示すようにICシート送
送路(第2図)の両側に配置される1対のガイドレール
70を有し、各シートガイド70は短形断面の支持レー
ル71とその北面にビス止めされたカバー板72とで構
成され、ICシートSはリードフレームF(第20図)
の左右側縁が支持レール71とカバー板72との間のガ
イド溝内に係合した状態で送られるように構成されてい
る。一方、ガイドレール70の支持レール71は一端部
が下型ダイホルダ10から突出しており、前述したIC
シートローダAのICシート供給ヘッドA1によって供
給されたICシートが載置されるシート供給部を構成し
ている。つまり第2図、第3図、第6図に示すように支
持レール71の突出端部にはガイドブロック73が取り
付けられており、ICシートSがこれらガイドブロック
73間に上方から押し込まれ、リードフレーム側縁部で
支持レール71上に載置されるようになっている。ガイ
ドブロッ73にはまたバネ板からなるシート押え板74
が片側2個ずつ(図には1個ずつしか示してない)設け
られている。このシート押え板74は通常は内側へ突出
しており、ICシートSが上方から押し込まれる際は外
側へ押し拡げられてその押し込みを許容し、押し込み後
は再び内側へ突出してICシートSの飛び出しを■止す
る作用をする。尚、ICシートSはその製造過程で反り
(湾曲)が生ずるが、上記のシート押え板74はこのI
Cシートの反りを抑えて平坦に保持する機能も併せ有す
る。またICシートの反りはその後の順送り中もガイド
レール70のガイド溝によって抑えられ、従って良好な
プレス切断加工が可能となる。
第2図及び第3図に示すようにガイドレール70はそれ
ぞれの両端近傍位置においてリフタ80により下型ダイ
ホルダ10に上下動自在に装着される。リフタ80は特
に第3図右側部分に明示するようにダイホルダ10に固
定されるボディ81を有し、このボディ81内にリフト
ビン82がリニアボールベアリング83によって上下動
自在に装着された構造である。リフトピン82は上端部
はガイドレール70の支持レール71の穴に挿入され、
また下端部はダイホルダ10の穴に挿入されており、圧
縮コイルばね84の作用によってガイドレール70を常
時上方へ押し上げている。一方、リフタボディ81の上
面にはストッパ板85が固着され、ガイドレール70の
下面に固定された爪86がこのスl−’:、’パ板85
の下面に係合してガイドレール70の上限リフト位置(
上死点)を規定している。これにより後述するようにガ
イドレール70は上型2が上方位置にある非プレス状態
ではダイDEI〜DE5の上面よりも高い位置に保持さ
れ、上型2が下降するプレス行程で上型2によってダイ
DEI〜DE5のレベルまで押し下げられ、IC切断加
工が行われることになる。このガイドレール70のリフ
ト動作は後述する送り杆組立体3BによるICシート送
り動作と関連するものである。
尚、Mに明示してないが、ガイドレール70の支持レー
ル71及びカバー板72にはICシートの位置検出等の
光センサのセンサ光透過穴が多数形成され、また特にカ
バー板72には送り杆組立体3Bの送りビン96 (第
11図)がICシートの送り穴に係合するのを可能にす
る長大が多数形成されている。
※送り杆組立体(第11図〜第17図)送り杆組立体3
Bは特に第11図に示すようにガイドレール70 (仮
想線で示す)に平行に延在する送り杆90を有し、この
送り杆90にはそれから直角に突出する送り腕91〜9
5が取り付けられている。これらの送り腕の下面には1
本または2本の下向きに突出する送りビン96が設けら
れ、これらの送りビン96がICシートSのリードフレ
ームFの穴(第20図参照)に嵌合してシート送りを行
う。
送り杆90は両端部でそれぞれ双腕レバー101及び単
腕レバー102の一端部に固着されており、そしてこれ
らのレバー10L 102は支持軸103にこれに対し
て揺動自在に、しかしその軸線方向へは移動不可能に支
承されている。つまり、送り杆90、レバー101,1
02 、及び支持軸103は基本的に送り杆90が支持
軸103を中心に揺動可能であるような矩形の枠体(以
下これを「送り杆枠体」と称する)を構成している。
上記送り杆枠体は1対の軸受104.105によって下
型ダイホルダ10に取り付けられる。これらの軸受10
4.105は第12図及び第14図に示すように下部で
ダイホルダ10に固定され、上部のリニアボールヘアリ
ング106で送り杆枠体の支持軸103を軸線方向へ往
復移動自在に支承する。また、支持軸103には片腕レ
バー102の近傍位置にて駆動杆107(特に第15図
参照)が1対のツバ付きベアリング108によって回動
自在に、しかし支持軸103の軸線方向へは移動不可能
に取り付けられている。そして支持軸103の軸受10
5にはダイレクトマウント式のエアシリンダ110が装
着され(特に第14図参照)、そのピストンロッドはフ
ローティング継手111を介して駆動杆107の一端に
連結されている。
従ってエアシリンダ110を作動させると、前記送り杆
枠体は第11図に示すようにICシート送送路に沿って
矢印’r+、’rzの方向へ往復駆動される。尚、軸受
105にはまたストッパ板109(第11図、第15図
)が固定されており、これに駆動杆107が衝合するこ
とにより送り杆枠体の移動ストロークp (第12図右
側部)が規定される。この移動ストロークpが後述する
ようにICシートの送りピッチに相当する。
更に、特に第16図に明示するように送り杆枠体の双腕
レバー101の横アームと下型ダイホルダ10に固定の
ブラケット112との間に引張りコイルばね113が掛
は渡され、これにより送り杆枠体に常にそれの支持軸1
03を中心とする矢印R,(第16図)方向の回転力が
付与されている。一方、双腕レバー101の縦アームの
下端にはローラ114が回転自在に設けられ、支持軸1
03の軸受104に固定の水平に延びるストッパレール
115(第11図、第12図参照)の前面にこのローラ
114が当接することにより送り杆枠体の矢印R,方向
の回転を規制してそれを前記ガイドレール70とほぼ同
じ高さの水平な通常位置に保持している。送り杆枠体の
矢印T I、 T z方向への往復運動の際、ローラ1
14はレール115に当接したまま転勤する。
尚、第17図に示すように、ストッパレール115には
電気的絶縁体からなる絶縁ブツシュ116が埋め込まれ
、これに導電体からなるねじ状の接触端子117がレー
ル115のローラ当接面まで貫通させて螺入されている
。また軸受け104の背面にはタッチリミットTLが固
定されており、その端子TLaが接触端子117にリー
ド線(図示せず)で接続されている。一方、ローラ11
4は導電体で作られていて、レバー1o1、支持軸10
3、軸受104を介してタフチリミツトTLと電気的導
通状態となっている。従ってローラ114が接触端子1
17に接触しているときは電気的な閉回路が形成され、
ローラ114がレール115に当接していること、つま
り送り杆枠体が水平状態の通常位置に保持されているこ
とが検出される。しかるに後述するようにICシート送
りの際に送り杆90の送りピン96力月Cシートの送り
穴にうまく挿入されずに送り杆枠体が矢印R2方向へ持
ち上げられた場合は双腕レバー101の回動によってロ
ーラ114がレール115つまり接触端子117から離
れ、従って前記電気回路が開いて送りビン96とICシ
ートの送り穴との嵌合が不良であることが検出されるよ
うになっている。
次に、第11図及び第12図に示すように送り杆枠体の
支持軸103は単腕レバー102から外側へ突出してお
り、その突出部にシート送込みレバー120が1対のツ
バ付きヘアリング121(特に第11図参照)によって
回動自在に、しかし支持軸103の軸線方向へは移動不
可能に取り付けられている。第11図及び第13図に示
すようにレバー120の先端部近傍にはICシート送送
路と一致させてブラケット122が固着されており、そ
の上面に2枚のシート送り板123が平行に設けられて
いる。このシート送り板123はガイドレール70のシ
ート供給部に載置されたICシートS(第11図)のI
C樹脂モールドの下面に7擦接触し、後述の如くレバー
120が送り杆枠体と共に矢印T1方向へ駆動さたとき
にICシートSを送り込む作用をする。
また特に第13図に示すようにレバー120の基端部に
固定のブラケット124と下型ダイホルダ10との間に
引張りコイルばね125を張設し、これによってレバー
120に矢印R3方向の上向き回転力を付与している。
一方、第11図及び第13図に示すようにレバー120
の中央部分に固定のブラケット126にローラ127が
回転自在に設けられ、これがガイドレール70の下面に
当接してレバー120の回動上限位置(上死点)を規定
している。またレバー120の先端屈曲部にローラ12
8が回転自在に設けられている。このローラ128は前
述した上型2の押下げレバー63と対応して設けられて
おり、上型2の下降行程時にローラ128が押下げレバ
ー63で押し下げられることによりレバー120が矢印
R1方向へ回動させられるようになっている。尚、上記
ローラ127.128はシート送込みレバー120が送
り杆枠体と共に矢印T、、T2方向へ駆動される際にそ
れぞれ駆動杆63、ガイドレール70に当接して転勤す
る。
さて次にICシート送り機構3の作用を説明する。まず
、送り杆組立体3Bの送り杆枠体およびシート送込みレ
バー120は通常はエアシリンダ110によって矢印T
2方向へ駆動された位置にある(第11図及び第12図
には矢印T。
方向へ駆動された位置を示しである)。この状態で上型
2がその上方位置(非プレス位置)にある場合、シート
ガイド組立体3へのガイドレール70はリフタ80によ
って送り杆90とほぼ平らな上方位置にリフトされ、送
り腕91〜95の送りビン96がICシートSの所定の
送り穴に嵌合される。一方、送り杆組立体3Bのシート
送込みレバー120も上方位置へ回動し、それのシート
送り板123がガイドレール70のシート供給部のIC
クシ−SのICに摩擦接触する。
この状態でエアシリンダ110で送り杆90及び送りレ
バー120が矢印T1方向へ駆動されると、ICシート
Sは同方向へ1ピツチpだけ送られる。そしてICシー
ト送り後、上型2が下降してプレス加工が行われる。こ
のとき上型2の下降によってガイドレール70が押し下
げられてICシートSは送り杆90の送りピン96から
離脱し、またシート送込みレバー120も下方へ回動さ
せられてICシート送り板123がICから離れる。こ
の状態でエアシリンダ110が巡動し、送り杆90及び
送りレバー120が矢印Tz力方向復帰駆動される。し
かる後に上型2が非プレス位置へ上昇復帰し、これに伴
ってガイドレール70及び送りレバー120が上昇し、
送りピン96とICシート送り穴の嵌合ならびにICと
シート送り板123の接触力5なされ、次のICシート
送りが行われることになる。しかしこの場合にICシー
トの送り不良などにより送りビン96とICシート送り
穴の嵌合がうまく行われなかった場合、前述したように
送り杆90が支持軸103を中心に上方(第16図の矢
印R2方向)へ持ち上げられ、ローラ114がストッパ
レール115から離れることによりタフチリミツトTL
で検出される。これにより切断ブレスBは勿論のことプ
ロブレ装置全体の作動が停止される。
※エジェクタ(第11図、第18図、第19図)エジェ
クタ3Cは特に第18図及び第19図に示すように互い
に上下に配置されたエジェクトローラ130及び1対の
押圧ローラ131とを有する。エジェクトローラ130
は第19図(blに示す如く下型ダイホルダ10に固定
されるブラケット132に片持ち軸受で支承され、減速
機付きモータ133で駆動される。尚、図示してないが
エジェクトコーラI30にはワンウェイクラッチが組み
込まれていて、正方向にのみ回転駆動され、逆方向へは
回転自在となっている。一方、押圧ローラ130は第1
9図(alに示す如くブラケット132に片持ち支持さ
れた支軸134に装着された1対の揺動アーム135の
先端部に回転自在に取り付けられている。そして第18
図に示す如く同様にブラケット132に固定された押圧
ばね136の弾性力によって押圧ローラ131はエジェ
クトローラ130に押圧させられている。これにより第
21図に示す如<IC押し抜き後に残ったリードフレー
ムF(シート屑)はエジェクトローラ130と押圧ロー
ラ131との間に挾持されてシート屑シュータB6(第
23図、第25図)へと急速に排出される。
(elIc切断加工 上記のICC切断ブレスによるIC切断加工は以下の如
くである。
(i)まずプレス型ユニットB1は下型1、上型2およ
びICシート送り機構3をそれぞれ切断加工すべきIC
シートに適合するように組立調整した上で一体的に組み
立てられる。
そしてこのプレス型ユニットB1をプレステーブルB2
に取り付ける。尚、この取り付けの際に上型2は自動的
にプレスラムB2に連結される。そして下型1のエア継
手ブロック37にエアラインおよび真空圧ラインを接続
し、また光センサ用の電線をコネクタ(図示せず)を接
続すれば準備完了である。尚、当初は上型2が上昇して
いて非プレス位置にあり、そしてシート送り機fl13
の送り杆組立体3Bの送り杆棒体(90,101,10
2,103)及びシート送込みレバー120は矢印T2
方向に駆動された位置にあるものとする(尚、以下では
送り杆棒体及びシート送込みレバーの駆動を車に「送り
杆組立体3Bの駆動」と記す)。
(ii)まず、ICシートローダAからICシート供給
ヘッドA2によって1枚のICシートSがICシート送
り機構3のガイドレール70のシート供給位置に供給さ
れる。このとき前述したようにICシートSはシート押
え板74により飛び出しが防止されると共に反りが除去
される。
(iii)ICシートが供給されると、ICシート送り
機構3のエアシリンダ110が作動して送り杆組立体3
Bが矢印T1方向へ駆動され、シート供給部のICシー
トSは送込みレバー120で1ピッチ送り込まれる。次
いで上型2がプレスラムB2によって下降駆動され、こ
れによってガイドレール70及びシート送込みレバー1
20が共に押し下げられる。この状態で送り杆組立体3
Bがエアシリンダ110で矢印T2方向へ駆動され、初
期位置に復帰する。その後上型2が上昇し、ガイドレー
ル70及び送込みレバー120が上昇復帰する。
尚、図示例の場合はガイドレール70のシート供給部と
送り杆90の送りピン96がICシートSの送り穴に最
初に嵌合する位置とが2pだけ離間しており、従って上
記送込みレバー120による送込みは2回行われる。
(iv)上記2回の送込みが終了した時点では、送り杆
90の一番目の送り腕91のピン96がICシートの送
り穴に嵌合した状態となる。
この状態で送り杆組立体3Bが矢印T、力方向駆動され
、ICシートSは送り杆90によって送られる。送り終
了後、上型2が下降し、これに伴ってガイドレール70
が下降することによりICシートSは送りピン96から
離脱する。そしてこの状態で送り杆組立体3Bが矢印T
2方向へ駆動され、初期位置へ復帰する。その後上型2
が上昇することによりガイドレール70が上昇し、これ
に伴ってICシーt−sの次の送り穴が送りピン96に
嵌合し、次の送りが行われる。そしてICシートが順送
りされるにつれて第2番目以後の送り腕92〜95の送
りピン96も順次送り作用を行うようになる。尚、図示
例の場合は送り杆90による送り開始位置と樹脂抜き位
置とが2pだけ離間しており、従ってICシートSの先
頭のICが樹脂被位置へ送られるまでには更に2回の送
り (シート供給部からは計4回)の送りが行われる。
(v)先頭のICが樹脂抜き位置に達すると、上型2の
プレス行程時にダイDEIとポンチPH1によって第2
1図に示すように漏れ樹脂が打ち抜かれる。以後、IC
シートが2p。
1p、2p、2pずつ送られるごとに順次ダイDE2〜
DE5及びポンチPH2〜PH5によってダムバーカッ
ト、リードカット、タイバーピンチ形成、押し抜きが行
われてICがリードフレームFから切り離される。切り
落とされたICはグイDE5内に真空吸着された上で、
エアシリンダ24によってガイドレール25へと押し出
され、曲げプレスCに供給される。
(νi)このようにICシートSが順送りされながら切
断加工され、その終端がガイドレール70のシート供給
部から送出されると、次のICシートがICシートロー
ダAから供給され、前記同様に順送りされながらIC切
断加工が連続的に行われる。
(vi)一方、ICが全て切断された後のシート屑(リ
ードフレームF)は最後のICが切断された直後に(つ
まり上型2が上昇してリードフレームFの送り穴が送り
ビン96に嵌合する前に)エジェクタ3Cによってシー
ト屑シュータB6へ急速排出される。
尚、以上のIC切断加工におけるシート供給部へのIC
シート供給(つまりICシートの有無)の確認、ガイド
レールに沿ったICシート送り位置の検知、切断された
IC0曲げプレスへの送り出し、およびシート屑の排出
などはほとんどが光センサを用いて行なわれる。尚、こ
れらの光センサ及び他の各種センサは図に明示してない
が大部分はプレス型ユニットBlに組み込まれ、ICシ
ートの種類つまりプレス型ユニットの種類に関係なく一
定の位置に設けることが可能なものはプレスBのテーブ
ルB3やその他の部分に設けられている。
〔発明の効果〕
本発明によるIC切断プレスは以下のような多(の利点
を有する。
(イ)  IC切断のための一連のプレス加工を行う複
数種類のプレス型(ダイ及びポンチ)及びICシートの
順送りのためのICシート送り機構を一体のユニットと
して構成したことにより、プレスを異種ICシート加工
用に転換する場合にプレス型ユニットを別のユニットと
そっくり交換できることから、各プレス型相互間の位置
決めやシート送りピッチの変更など各種の煩雑な調整作
業が全く不要となり、極めて短時間で節単に実施可能で
ある。特に前記実施例の如くプレス型ユニットのプレス
テーブルへの固定部分またはプレスラムとの連結部分を
異種ユニット相互間で共通にしておけば、プレス型ユニ
ットの交換作業が標準化されて未熟練作業員でも容易に
実施可能である。
(0)  このような短時間でのプレス型ユニットの交
換はプレスの休止時間の短縮つまり稼動効率の向上を可
能とし、高い生産性を実現し得る。
(I\) この高い生産性の実現はまた切断プレスの異
種ICシート加工用への転換を容易なものとし、従って
プレスの高い汎用性が確保される。
仁) 更に、プレス型ユニットは各プレス型およびIC
シート送り機構が個別に取外し可能なようにダイセット
に組み付けられていることから、プレス型ICシート送
り機構およびダイセントをそれぞれ最小限必要な種類だ
け用意しておいてそれらを適宜組み合わせることによっ
て所要のプレス型ユニットを構成することができイ1゜
従って異種ICシートごとに完全なプレス型ユニットを
作る必要がなく、製造コストの点で極めて有利である。
尚、プレス型ユニットの下型、上型及びICシート送り
機構の細部構成は図示実施例に限らず種々の構成が可能
である。しかし図示実施例の特にICシート送り機構は
以下のような利点を有する。
■ 送り杆組立体は基本的にICシート送路に沿って往
復移動するだけであり、シートガイド組立体のガイドレ
ールが上下動してICシートを送りビンに対して係脱さ
せる。つまりICシート送り穴が送りビンに対しその軸
線方向において移動するだけなので両者の係脱が円滑に
行われ、嵌合ミスの発生が極めて少ない。従ってまた送
り穴と送りビンの嵌合精廣を高め、高精度のシート送り
を実現できる。
■ ガイドレール及びシート送込みレバーの駆動が上型
の下降運動及びばねによって行われるのでそのための格
別な駆動が不要であり、またプレス加工との完全な同期
性が得られる。
■ 送りピンと送り穴の嵌合ミスが生じた場合、送り杆
枠体が持ち上がり、タッチリミットによって検知される
■ ICシートの反りが自動的に除去され、良好なIC
切断加工が可能である。
なおまた、図示実施例はIC切断プレスをプロダレ装置
に組み込んだ例であるが、本発明のIC切断プレスはそ
れ単独でも使用できることは云うまでもない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるIC切断プレスの一実施例の要部
分解斜視図、 第2図はシートガイド組立体を組み付けた状態の下型の
平面図、 第3図は下型の一部断面正面図、 第4図は下型の一部破断左側面図、 第5図は下型の一部断面右側面図、 第6図は第3図のvr−vr矢視断面図、第7図は上型
の平面図、 第8図は上型の一部断面正面図、 第9図は上型の一部断面左側面図、 第10図は上型の一部断面右側面図、 第11図はICシート送り機構の送り杆組立体及びエジ
ェクタの平面図、 第12図は送り杆組立体の一部断面正面図、第13図は
送り杆組立体の右側面図、 第14図は第12図のXrV−XrV矢視一部所面側面
図、 第15図は第12図のXV−XV矢視一部所面側面図、 第16図は送り杆組立体の左側面図、 第17図は第12図のX■−χ■矢視拡大断面側面図、 第18図はエジェクタの正面図、 第19図はエジェクタの分解平面図、 第20図はICシートの一例の平面図、第21図はIC
切断工程図、 第22図はIC自動切断成形装置の外観斜視図、第23
図はIC自動切断成形装置の平面図、第24図はIC自
動切断成形装置の一部省略左側面図、。 第25図はIC自動切断成形装置の正面図である。 第1図から第25図において、 Bは切断プレス、 B1はプレス型ユニット、 B2はプレスラム1、 B3はプレステーブル、 1は下型、 2は上型、 3はICシート送り機構、 3Aはシートガイド組立体、 3Bは送り杆組立体、 3Cはエジェクタ、 10はダイホルダ、 DHI〜DE5はダイ、 30はガイドボスト、 40はポンチホルダ、 PH1−PH5はポンチ、 59はガイドブツシュ、 63は押下げレバー、 70はガイドレール、 80はリフタ、 90は送り杆 96は送りビン、 110はエアシリンダ、 120はシート送込みレバー、 SはICシートである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、複数のICがリードフレームで相互連結された状態
    のICシートを順送りしながら一連のプレス切断加工を
    行ってICを個々に切り離すIC切断プレスにおいて、
    前記一連のプレス切断加工を行う複数種類のプレス型及
    び前記ICシートの順送りを行うICシート送り機構を
    共通のダイセットにそれぞれ個別に取外し可能に組み付
    けて単一のプレス型ユニットとして構成したことを特徴
    とするIC切断プレス。 2、前記プレス型ユニットは、前記プレス型の各ダイを
    単一の共通のダイホルダに取外し可能に取り付けて構成
    され且つプレステーブルに取外し可能に固定される下型
    と、前記プレス型の各ポンチを単一の共通のポンチホル
    ダに取外し可能に取り付けて構成され且つ切断プレスの
    プレスラムに係脱自在に連結される上型とを有し、前記
    ICシート送り機構は前記下型に取外し可能に組み付け
    られていることを特徴とする特許請求の範囲第1項に記
    載のIC切断プレス。 3、前記下型の切断プレステーブルへの固定部分ならび
    に前記上型のプレスラムへの連結部分が異種プレス型ユ
    ニット相互間で共通であることを特徴とする特許請求の
    範囲第2項記載のIC切断プレス。
JP60253815A 1985-11-13 1985-11-14 Ic切断プレス Granted JPS62114732A (ja)

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US06/929,781 US4972572A (en) 1985-11-13 1986-11-13 IC sheet cutting press and IC sheet processing apparatus using the same
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