JPS62114653A - エチレンオキシド製造用銀触媒およびその製造方法 - Google Patents

エチレンオキシド製造用銀触媒およびその製造方法

Info

Publication number
JPS62114653A
JPS62114653A JP60251957A JP25195785A JPS62114653A JP S62114653 A JPS62114653 A JP S62114653A JP 60251957 A JP60251957 A JP 60251957A JP 25195785 A JP25195785 A JP 25195785A JP S62114653 A JPS62114653 A JP S62114653A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
silver
catalyst
compound
carrier
cesium
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP60251957A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0525547B2 (ja
Inventor
Yoshiji Kishimoto
宣二 岸本
Masaharu Kiriki
正晴 桐木
Minoru Saotome
五月女 稔
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Shokubai Co Ltd
Original Assignee
Nippon Shokubai Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Shokubai Co Ltd filed Critical Nippon Shokubai Co Ltd
Priority to JP60251957A priority Critical patent/JPS62114653A/ja
Priority to AU64902/86A priority patent/AU586048B2/en
Priority to DE8686308750T priority patent/DE3663336D1/de
Priority to EP86308750A priority patent/EP0229465B2/en
Priority to KR1019860009565A priority patent/KR910004072B1/ko
Priority to CA000522745A priority patent/CA1277651C/en
Priority to CN86108406A priority patent/CN1007702B/zh
Priority to US06/930,137 priority patent/US4769358A/en
Publication of JPS62114653A publication Critical patent/JPS62114653A/ja
Publication of JPH0525547B2 publication Critical patent/JPH0525547B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
    • Y02P20/50Improvements relating to the production of bulk chemicals
    • Y02P20/52Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】 本発明はエチレンを分子状酸素により接触気相酸化して
エチレンオキシドを製造するに際して使用されるエチレ
ンオキシド製造用銀触媒a3よびその製造方法に関する
ものである。 (従  来  の  技  術1 工業的にエチレンを分子状酸素により接触気相酸化して
エチレンオキシドを[するに際し使用される銀触媒には
、その性能として高選択性、高活性、および触媒寿命の
耐久性が要求される。 これらの要求に対し、その性能を改善する目的で今日迄
種々検討がなされており担体、反応促進剤、銀化合物等
の改良に多くの努力が払われてきた。担体に関する報告
は多数提案されている。たとえば、特公昭42−141
2号、特公昭43−13137号、特公昭45−213
73号、特公昭45−22419号、特公昭45−11
217号、特開昭56−89843号、米国特許第27
66261号、米国特許第3172893号、米国特許
第3664970号の各公報明細書などであるがその多
くは、担体の細孔分布と比表面積に関Mるムのである。 米田特訂m2125333号明細書には、ナ[・リウム
またはカリウムおよびその金属塩を含何するアルカリ金
属塩はエチレンオキシド製造用銀触媒の添加剤として使
用されることが記載されている。 米国特許第223847/I号明細書には、水酸化ナト
リウムはエチレンオキシド製造用銀触媒の活性度を向上
させるが、水酸化カリウムは触媒作用に悪影響を及ぼす
ことが記載されている。 米国特許第2765283号明細書には、担体に銀を担
持する前に触媒)H体に塩化ナトリ・クムのごとき無機
塩素化物を1〜2000+)pM重量添加することによ
り触媒が改善される旨が記載されている。 米国特許第2799687号明m書には、20〜160
00ppM重1の塩化ナトリウム、塩化カリウムのごと
きハロゲン化物は抑制剤として作用し、触媒の活性低下
を起すことが記載されている。 特開昭50−90591号明細書には、担体中に不純物
またはセメントとして存在するよりも過剰間であって促
進作用を有する吊の銅、金、亜鉛、カドミウム、水銀、
ニオビウム、タンタル、モリブデン、タングステン、バ
ナジウム、または好ましくはクロム、カルシウム、マグ
ネシウム、ストロンチウムおよび/またはさらに好まし
くはバリウム、ならびに好ましくはさらに、アルカリ金
属を含有するアルキレンオキシド製造用触媒を開示して
いる。 特開Ill 52−151690号明細出には、比表面
積0.05〜10尻/Qを右する多孔質の耐熱性担体に
担持された銀を含有しざらに担体中の不純物もしくは結
合剤としての存在ω以外に、促進量のツートリウムとカ
リウム、ルビジウムおよびセシウムより成る8Yから選
ばれた少なくとも1秤の促進量の伯のアルカリ金属とを
含有するアルキレンオキシド製造用触媒を開示している
。 特開昭54−79193号明細書には、担体上に先ず銀
d3よび場合によりすトリウムまたはりヂウムを該当づ
る塩の形で施し、常法により加熱し、そして後続の処理
にJ5いてカリウム、ルビジウムおよびセシウムのアル
カリ金属の塩をアミンおよび/またはアンモニアと共に
施すことによりアルキレンオキシド製造用触媒が19ら
れることを開示している。 特開昭55−145677号明細書には、醇化反応触媒
としてアルミナ、シリカおよびチタニアの合泪含有量が
99重量%以上であり、周期率表ノva 、 v+ a
、 vi a、■、Ibおよび’[bの8族の金属の含
有量が金属酸化吻合削吊として0.1重量%未満であり
、かつpKaが+4.8のメチルレッドにより酸性色を
早しない非酸性担体に銀J5よび必要に応じてざらにア
ルカリ金属成分又はアルカリ土類金属成分を担持してな
る銀触媒を開示している。 特U11昭56−105750号明細書には、ナトリウ
ム成分が0.07tfi晒%以−[マ、比表面積が1〜
5Td、/Qのα−アルミナ主成分担体を、完成触媒に
対し5〜25千1且%担持率となる如き分解性銀溶液に
、完成触媒1キログラムあたり0.001〜0.05グ
ラム当間のアルカリ金属とホウ素の鉗合物、アルカリ金
属とモリブデンの銘合物および/またはアルカリ金属と
タングステンの銘合物含む含浸液で含浸、処理をおこな
い、加熱し還元または熱分解して製造されたエチレンオ
キシド製造用銀触媒を開示している。 特開昭57−107241号明細書には銀の他にカチオ
ン成分としてナトリウム(Na>およびアニオン成分と
して塩素(Cjりを少なくとも含有し、かつC4/Na
の原子比が1未満となるよう割合で加えられているエチ
レンオキシド製造用銀触媒を開示している。 特開昭57−140654号明細書には銀の他にカチオ
ン成分としてナトリウムおよびセシウムを、アニオン成
分として塩素を少なくとも含有するエチレンオキシド!
!Ia用銀触媒を開示している。 特開昭57−171435号明細書には、ナトリウム成
分が0.07重量%以下、比表面積が0゜5〜5Td/
Qのα−アルミナ担体に完成触媒に対し5・〜25重量
%11持された金属鍜粒子と、担体中の存在猷以外に完
成触媒1キログラムあたり0゜001〜0.05グラム
当量を担持されたアルカリ金属またはアルカリ金属の化
合物の少なくとし1種とを含有1′る1ヂレンオキシド
製造用銀触媒を開示している。 特公昭5’129293号明細書には、多孔性無機質耐
火性担体に還元性物質を含有した銀化合物を含浸し、加
熱還元処理Vしめて担体の外表面および細孔内壁面に微
細[1銀粒子を分散付着せしめた後、水および/または
低級アルコールにより洗浄し、乾燥後さらにこれに反応
促進含有溶液を含浸し、液成分を蒸発乾燥せしめてなる
ことを特徴とするエチレンオキシド製造用銀触媒の製造
方法を開示している。 特開昭58−119344号明細書には、全触媒の重量
の1KQ当り担体の表面に化学的に吸収された少なくと
も0.003グラム当間のセシウムおよび/またはルご
ジウムを含む多孔性無機質耐火性担体上の銀から47る
アルギレンオキシドの製造用触媒さらに化学的に吸収さ
れたセシウムおよび/またはルビジウムの吊が担体1q
当りの表面積1屑につき全触媒の400〜3000pp
mに当るものである触媒を開示している。 特1))j1召58−174238号明細占には、アル
ミナ、シリカ、シリカ−アルミナまたはこれらの組み合
Uかうなり、約0.05〜1.5TIt/Q(7)表面
積を有し、かつアルカリ金属の溶液jp +らアルカリ
金属を選択的に吸着する能力特性を有している粒状担体
上に有償銀塩の溶液から析出させ、分子状酸素の存在下
で500℃を越えない最大温度で活性新鮮触媒を生成す
るのに充分な時間だけ活性化した、平均粒径約0.2〜
1.0ミクロンの粒子として存在する、完成触媒の5〜
20車i%の銀の分散体およびこの分散活性銀粒子−L
に水と1〜3炭素アルカノールから成る溶液から前記完
成触媒の約10〜1000重量pprTlの範囲の星だ
け後析出させたセシウム、カリウムおよびルビジウムか
ら選択される少なくとし一つのアルカリ金属から成る触
媒を開示している。 以上のように数多く出されているが、その多くは限定さ
れた範囲内のアルカリ金属を銀触媒に添加することによ
り触媒性能を向上させているものである。しかしながら
これらの触媒は、触媒性能および触媒寿命の点で問題が
ある。 【発明が解決しようとづ−る問題点1 エチレンオキシド製造用銀触媒において、アルカリ金属
に代表される反応促進剤の添加効果は広く認められてい
るところであり、特許にも数多く開示されているが、こ
れはほとんど経験にもとづく効果を示したものに過ぎず
実際の化学的作用がいかなるものかという点に言及した
ものは皆無といってよい。このような状態において過去
の特許にa3いては発明者によってしばしば相反するよ
うな内容を開示したしのし少なくないことは当業名なら
よく心1!?でいるところて゛ある。一般文献において
もたとえばマルゴリスへ[炭化水素の触媒酸化」に記載
されているようにアルカリ金属の添加はエチレンオキシ
ド選択率を下げるという内容の報告もみられ研究者の実
験方法によって結果が大きく左右されていることがうか
がえるがこれらはすべて反応促進剤の化学的作用の本質
を理解していないがために生じる混乱であったと言える
。本発明者等は鋭意研究の結果、反応促進剤の化学的作
用の解明に成功しその知見に基づいて理想的とも言える
触媒を発明するに至った。 従来技術において反応促進剤の種類と有効添加量及び添
加方法については、種々従業されているが反応促進剤の
触媒での分布状態やその作用は明らかにされていなかっ
た。例外的に特開昭58−119344号、特開昭58
−174238号には担体上へのアルカリ金属の化学的
吸収または吸着が有効であることが述べられている。こ
のことは、担体上の酸点へのアルカリ金属の吸着被毒が
エヂレンオキシド生成反応における副反応であるエチレ
ンオキシドからアセトアルデヒドへの異性化反応を抑制
する効果を与えたものと理解でき、本発明者等の研究に
a3いてもこれを支持する結果を得た。しかし、本発明
者等の得た結論は銀触媒におけるアルカリ金属等の添加
効果にお1Jるこれら担体表面酸点への吸着液d;効果
はあくまで第二義的なもので、アルカリ金属等の添加効
果の主たるものはあくまで銀に対する効果であるという
ことである。担体表面上酸点への吸着被毒を理想的に実
現したとしても触媒性能(エチレンオキシド選択率)の
飛躍的向上にはつながらず、銀表面上に最適量のアルカ
リ金属等の化合物を単分子レベル(アルカリ金属等のイ
オンが1個1個別々に)で分散配置させてはじめて理想
的な触媒性能が実現できることを確認した。 特開昭58−119344号にはあえて多数の酸會ナイ
トを有する担体を用いて担体上への化学吸着金属量を増
大させることが有効であるが如きの記述がみられるが、
本発明者等は多数の酸サイトを有する担体を用いること
は無益であると考えている。 金属添加物の銀表面上での化学的作用について本発明者
が得た結論はマルゴリスらが主張する電子的効果よりも
銀表面上での立体疎害効果が大きいということである。 マルゴリスらの考え方では電子供与性のアルカリ金属の
添加はEO選択率低下の方向を予言し、事実そのような
実験結果を提示しているが、これは現在広く認められて
いるアルカリ金属の有効性と明らかに矛盾するものであ
る。一方本発明者等が立体疎害効宋を主張する根拠の第
一はアルカリ金属等の根土への単分子レベルの吸着担持
が選択性向上に大きく寄与する事実。 第2は一般的に知られているセシウム、ルビジウム、カ
リウムの重アルカリ金属の他にタリウムもこれらに匹敵
する有効な促進剤であることをすでに我々の研究グルー
プが開示しているが、それらに共通するのは金属のカチ
オン半径の大きさであることである。セシウム、ルビジ
ークム、カリウム、タリウム(1価)の4種の金属イオ
ンは不安定な放射性元素を除いた金兄素中上位4位のカ
チオン半径をもっている。これに対して電気陰性度、イ
オン化ポテンシャル、仕事函数等電子効果に関連するフ
ァクターに共通性は見い出せない。銀表面上での立体疎
害効宋の内容は分子状酸素の解離吸着抑制および生成エ
チレンオキシドの再吸着の抑制等が大きいとみられ、い
ずれも選択性向上に直接寄与するものである。従来公知
の特許に数多く見られる触媒1Ko当り金属添加物伍の
範囲限定、担体表面積1rri当りのR範囲限定等の表
示方法は極めて外面的で木質とはか【ノはなれたもので
あり、その金属添加物がどのような状態で触媒中にa在
するかで、その触媒性能は人さく左右される。実験者に
よってしばしば異なった結果が得られ混乱をさたしたの
6そこに原因があった。これら従来技術に基づいて調製
された触媒は触媒性能、特に選択率の而で十分満足でき
るものではなかった。 本発明者等は触媒における根太面積に対応する一定間の
反応促進剤を単分子レベルで銀表面上に分散担持ざVる
ことにより従来にない高い選択率を持らしかもそれが長
期にわたって維持でさる触媒が1qられることを見い出
し本発明を完成した。 【問題点を解決づ−るための手段1 本発明は工f゛レンを分子状酸素により接触気相酸化し
てエチレンオキシドを製造するに際し使用される多孔性
無機質耐火性担体の外表面および細孔内壁面に微細銀粒
子を分散付着Vしめてなる銀触媒にJ3いて、銀表面上
に根太面積1d当り1×=6 10−6〜5×10’グラム当恐の分散担持されたセシ
ウム、ルビジウム、カリウム、タリウム(11i1i)
よりなる群から選ばれた少なくとも1種の金属イオンか
らなる化合物を含むことを特徴とするエチレンオキシド
製造用銀触媒、およびエチレンを分子状酸素により接触
気相酸化してエチレンオキシドを製造するに際し使用さ
れる多孔性無機質耐火性担体の外表面および細孔内壁面
に微細銀粒子を分散付着せしめてなる銀触媒において、
多孔性無機質耐火性担体に、還元性化合物を含有した銀
化合物の溶液を含浸し、加熱還元処理せしめて、多孔性
無機質耐火性担体の外表面および細孔内壁面に微細銀粒
子を分散付着せしめた後、水および/または低級アルコ
ールにより洗浄し、乾燥後、銀表面上に銀表面積1m2
当りlX10’〜5×10−6グラム当間のセシウム、
ルビジウム、カリウム、タリウム(1価)よりなる群か
ら選ばれた少なくとも1種の金属イオンからなる化合物
を分散担持するにあたりその分散担持が、セシウム、ル
ビジウム、カリウム、タリウム(1価)よりなる群から
選ばれた少なくとも1種の金属化合物含有浸漬溶液から
の吸着によるものであり、浸漬および吸着担持後の溶媒
の乾燥除去を50℃未満の温度で行なうことを特徴とす
るエチレンオキシド製造用銀触媒の製造方法に関するも
のである。 銀触媒の選択性を飛躍的に向上させるためには、銀表面
上への最適量のセシウム化合物等の単分子レベルでの分
散担持が必要であることを本発明者らは見い出したが、
従来技術ではこれを実現することははなはだ困難であり
、このような触媒は事実上存在しなかった。このような
セシウム化合物等の分散担持を行なうには吸着作用を利
用することが好適であるが、公知技術である担体酸点へ
の吸着と異なり、根土には化学的吸着を行なう強い吸着
サイトが存在しないため完成触媒において分散担持状態
を維持するためには特別な条件設定が必要である。 担体に担持した銀触媒のみならず、銀単味の触媒におい
てもセシウム化合物等含有溶液に長時間浸漬しておくと
、溶液の濃度変化が観測され一定時間後(多くは3〜4
時間後)平衡濃度に到達し、根土に溶液濃度を超える溶
質量が蓄積されることが確認された。これは一種の吸着
現象といってまちがいではない。しかしこの吸着は非常
に弱いものであり、より溶解力の大きい溶媒で処理する
と、容易にIIQ fillける程度のものである。ま
た、浸漬温石を上げると吸@伍は著しく減少する。 本発明者等が確認したところでは、CSイオン等の吸着
量と、溶液平衡濃度の関係は、ラングミュア吸着式で整
理されるので、この吸着は単分子層吸着であり、化学吸
着的性質をもつと考えられるが、一方、求められる飽和
吸着量は銀表面をほぼおJ3いつく1世に相当するので
、吸着サイ]・は銀表面上の特殊なサイトに限定される
ものではないことがわかる。これらの知見から、本発明
者等はこの吸着現象を通常の銀表面にひ在する吸着酸素
0−と、Cs+イオン等との静電的吸着作用と結論づけ
たが、このような弱い吸着を利用して、分散担持を行な
う場合、調製工程には特別の条件設定が必要となる。 調製工程の守るべき条件をあげると (1)  セシウムイオン等含有浸漬溶液は所要の溶質
量を含む必要があるが溶質あ溶解度がなるべく小さい溶
媒を選んで調製すること。 たとえば、水に対してはとlνどのセシウム等の化合物
は高Jぎる溶解度をもら溶媒として水を単独で用いるこ
とは好ましくない。セシウム等の化合物としては、シュ
・り酸塩、炭酸塩、酢酸塩およびその他の各種塩、酸化
物、水酸化物を用いることができるが、溶媒は炭素数3
以下の低級アルコールか、その混合溶媒が好適である。 ■  セシウム溶液等への浸漬は50℃未満の低温で行
なうこと。好ましくは0〜40℃ぐある。 より好ましくは0〜25℃である。高温での浸漬は、吸
着量が著しく減少し、触媒性能が悪化Jる。 (3)  溶媒の乾燥除去を50℃未満の低温で行なう
こと。好ましくはガス気流中浸漬温度以下で行なこと。 浸漬を低温で行なっても、乾燥段階を高温で行なえば、
この段階で吸着イオンの脱離がおこり吸着量は著しく減
少し、触媒性能は悪化Jる。 このような条件を選ぶことににり銀表面上に単分子レベ
ルに分散担持したセシウム化合物等を含む銀触媒が得ら
れるが、最高性能を得るためには分散担持したセシウム
イオン等の屯を銀表面上に銀表面積1m2当りlX10
’−6〜5×10−6グラム当倒(セシウムイオン等と
して)に限定する必要がある。この範囲内に担持lfi
を設定するために必要な浸漬液の濃度は銀表面への吸着
について測定された、ラングミュア−型吸着等温線から
の直線式から容易に求められる。この範囲を超えるセシ
ウム化合物等を銀表面上に分散担持した場合、触媒は著
しく活性を失ない、またこの範囲を下まわる場合には、
触媒の選択性が著しく低下する。 本発明の方法によった場合、担体上にもセシウム化合物
等が担持されるが、担体上のセシウム化合物等について
はこの範囲とは無関係である。この範囲はあくまで銀表
面上のセシウム化合物等に限定される。銀表面トに吸着
にJ:り単分子レベルに分散担持されたセシウム化合物
のFfi4ま次のようにして測定される。 まず銀触媒表面全体に吸着された吊A(ダラム当量)は
、 A= ((浸漬液の仕込み濃度)−(浸16液の吸着平
衡濃度))×(浸漬fi吊)    −(1)で求めら
れる。この中には銀表面への吸4分以外に担体露出表面
への吸着量も含まれる。次に触媒調製に用いたと同じロ
ット−1同じ量の担体を銀担持する事を除いて触媒に施
したと全く同じ処理を行ない触媒と同様にセシウムイオ
ン等を含む種々の仕込み濃度の溶液中に浸)dし吸着平
衡濃度と吸着mの関係を求めるとラングミコア型の吸着
式で整理される。触媒での吸着平衡濃度と同じ吸着平衡
濃度にJ3ける担体表面への吸着量を(1)式と同様に
求めB(ダラム当準)とする。 BET法により求められる触媒の比表面積を5A(1d
/Q触媒)使用した担体の比表面積をSB(m/g担体
)触媒の銀含吊をa(wt%)−く触媒重量−担体重量
)/触媒型ff1x100どし、銀粒子を半球状どする
と触媒における銀の表面積S八°(況/触!11りは、 Sへ’=2(S^ −3B  x  (100−a  
>/  +00)と求められ、また触媒におりる担体露
出表面積SB’(屑/g・触媒)は、 SB’=S八 −8A’ で求められる。以上より銀表面上に吸着したm△′(ダ
ラム当醋)は、 A′= A−BX(SB’X触媒EGfii/3Bx触媒中〜)
となる、、根太面積1′rd当りの吸着量C(グラム5
吊/1d−A!J)は、 G=  A”/  S^°×触媒重量 と求められる。 この算出法により求められる銀表面−Lの吸着ト15A
−と浸漬液の吸着平衡濃度との関係番、1\bはりラン
グミュア型の吸着式で整理されるので銀表面トへの吸着
は単分子層吸着である。ラングミュア式から求められる
飽和吸着ωはセシウム等のイオン半径から幾町学的に求
められる串と(よぼ一致し、この吸着が分子レベルの吸
着であることを目明している。 担体に対するセシウム等の添加効果は担体表面上の酸点
をWimすることによりエヂレンAキシドの5v竹化活
牲が抑制されるところにあると考えられこれは例えば次
のにう/7実験によって証明される。本発明による触媒
を充填した反応管で通1;iのエチレン酸化及応を行な
い、作成したエチレンΔキシドを含む反応管用11ガス
を触媒に用いたと同じ吊の担体のみを充填し触媒反応?
Tと同一温度に設定しIζちう一つの反応管に通し、そ
の入口および出口のガス組成の変化から〕−チレンA−
キシドの5′/性化の割合を測定すると、11!体の種
類にもよるが、入]」エチレンオキシドの1〜4%が失
なわれるのに対し、適当値のセシウム化合物等を分散担
持した担体で同様の試験を行なうと入ロエチレン第4:
シドの1%以下が失イ1われるにり゛ぎない。この結果
より担体へのセシウム化合物等の添加効果は明らかであ
るが触媒表面に占める担体露出表面は担体のみの場合よ
りかなり小さいことを考え合せるとエチレンオキシド選
択率にして高々2%程度の効果にJぎ4工いとみられる
。これに対して本発明にしたがって銀表面上に適当間の
セシ・クム化合物を分散担持させることによりエチレン
オキシド遺沢率にしC10%以上らのプラス効果を実現
できるということを特に強調しておきたい。 溶液から吸着担持させた場合、触媒細孔中に残存した溶
液なかの溶質分が沈着するがこれはここで定性する分散
担持したセシウム化合物等とはみなさ41″い。分散担
持したセシウム化合物等とは単分子レベルに(1?シウ
ム等のイオンが1個1個別々に)担持されたものを指づ
。沈着した溶質分は分散10持されず、ある程度のかた
まりとなって存在づる。これらは有効な作用を及ぼさな
いばかりか、大過剰に存在する場合には触媒性能をそこ
なうので、可能な限りその量を抑制することが好ましい
。そのためには先にあげた少なくとも三条性を厳守し、
仕込み溶液濃度を必要最低限におさえ、吸着平衡濃度を
出来るだけ小ざくすることが必要である。これらの条件
を守ると、沈着分は吸着分の二剤程度に抑制でき、触媒
性能に著しく影響を与えることはない。これらの条件を
守らない場合、沈着分の占めるウェイトが大きくなり触
媒性能を低下させる。沈着分の影響を小さくするための
もう一つの方法は、触媒完成後もう一度溶媒中に浸漬し
、沈着分を優先的に溶出させるという方法であるが、こ
の場合には吸着分を正確に測定し、コントロールするこ
とが容易でないので必ずしも好ましい方法とは言えない
。 本発明の効果をより有効に発揮させるには担体トへの銀
の担持しより高分散であることが望ましい。担体表面を
銀粒子で覆うことにより担体の露出面積を小さくした方
が担体表面活性点の影響を小さくでき本発明の効果を疎
外することがなくなる。 本発明にかかる触媒は、以下の如くにして製造される。 本発明に使用される還元性化合物を含有した銀化合物溶
液としては、これまで公知の全てのものが利用できるが
、銀の高分散担持を有効に行なうにはアルカノールアミ
ンを還元性化合物として含有した、各種銀化合物をアル
カノールアミンまたは他のアミンに溶かした溶液、ホル
マリンを還元成分とし℃含有した1Ir1酸銀水溶液、
低級酸アミドを還元成分として含有した1inenのモ
ノエチレングリ」−ル>8液簀がハエましい。 還元性化合物として用いられるアルカノールアミンまた
(よ他のアミンとしては、七ノー・ジー・トリエタノー
ルアミン類、七ノー・ジー・トリーn−プロパツールア
ミン類、モノ−・ジー・トリーイソプロパツールアミン
類、n−ブタノールアミン類イソブタノールアミン類な
どが挙げられる。 低級酸アミドとしては、ホルムアミド、アセトアミド、
ブ[1ピオン酸アミド、グリコール酸アミド、ジメチル
ホルムアミドなどが挙げられる。 Ij;i$11として用いられる銀塩には、上記アルカ
ノールアミンと反応して鉗1nを形成する無機銀塩おに
び有機銀塩のいかなる−しのち用いうるが、−・例を挙
げると、硝M銀、炭酸銀、硫酸銀、酢酸銀、シュウ酸銀
、乳酸銀、コハク酸銀、グリコール酸銀などが用いうる
。 また、用いられる溶媒としては、水が好適であるが、ア
ルコール性水MWを1分子中に1〜3個右する炭素数2
〜6の低級脂肪族化合物、たとえば、モノエチレングリ
コール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコー
ル類、トリメチレングリコール、モノプロピレングリコ
ール、メチルセロソルブ、王チルセ1コソルブ、メブー
ルカルビトール、エブールカルビトール、グリ廿リンな
ども、とくに還元性化合物として低級酸アミド類を用い
る場合に好適に使用される。 これらの中から選ばれた銀化合物溶液を多孔性無機質担
体に含浸する。 本発明で使用される多孔性無機質担体は従来公知のいず
れも採用し得るが、アルミナおよび/またはシリカより
なる担体が好ましい。特にα−アルミナ担体が好結果を
与える。 上記の還元性化合物を含有した銀化合物は常温〜200
℃で金属銀に還元され担体内外表面に微粒子として析出
する。この際加熱温度は必要最低限の温度にとどめるこ
とが好ましい。また低温より始めて徐々に昇温させる方
が好結果を与える。 かくして活性銀を体表面および多孔内壁面に分散付着せ
しめた後、水および/または低級アルコールにより洗浄
、好ましくは煮沸洗浄を行なう。 これは触媒中のアルカノールアミン等の有機物を除去1
!1・めることと共に生成した活性銀の表面を清浄化し
てさらに高活性化させる効果を有する。 銀担持率は触媒に対し5〜25mm%好ましくは5〜2
0重量%である。洗fp侵50〜150°Cに加熱し乾
燥する。ここで得られた触媒は1000Aングストロー
ム以下の平均銀粒子径をもつ極めて微細かつ均一な銀粒
子を担持している。さらにこの触媒を所定量のセシウム
、ルビジウム、カリウム、タリウム(1価)よりなる群
から選ばれた少なくとも1種の金属化合物のメタノール
、エタノール等の低級アルコール溶液中に浸漬し、銀表
面上に根太面積1rd当り、1X10−6−6〜5×1
0−6グラム当量のセシウム、ルビジウム、カリウム、
タリウム(1価)よりなる群から選ばれた少なくとも1
種の金属化合物を吸着分散担持させる。その際浸漬物温
度は50℃未満好ましくは0〜40℃、より好ましくは
0〜25℃で浸漬し吸着担持後の溶媒の乾燥除去も50
℃未満好ましくは0〜40℃より好ましくは0〜25℃
で行なう。これら溶媒の乾燥除去はガス気流中で行なう
のが特に好ましい。 セシウム、ルビジウム、カリウム、タリウム(1価)の
化合物としては、たとえば硝M塩、硫酸塩、炭酸塩、シ
ュウ酸塩、水酸化物、酸化物、酢酸塩等の各種化合物が
用いられる。 溶媒とする低級アルコールとしは、メタノール、エタノ
ール、プロパツールおよびこれらの混合溶媒が用いられ
る。 本発明の銀触媒を使用してエチレンを分子状酸素により
接触気相酸化してエチレンオキシドを製造する方法にお
いて採用できる反応条件は、これまで当分野で知られて
いる全ての条件が採用できる。工業的製′i11規模に
おりる一般的な条件、ずなわら反応温度150〜300
℃、好ましくは180〜280℃、反応圧力2〜40k
g/cIIiG1好ましくは10〜30kg/cdG1
空間速度1000〜30000hr−1(STP) 、
好ましくは3000〜8000hr”(3丁P)が採用
される。そして触媒を通過する原料ガス組成としては、
エチレン0.5〜30容量%、炭酸ガス5〜30容量%
、残部が窒素、アルゴン、水蒸気等の不活性ガスおよび
−1/7ン、エタン等の低級炭化水素類さらにまた反応
抑制剤としての二塩化エチレン、塩化ジフェニル等のハ
ロゲン化物を0.1〜10ppm(容量)添加する方法
が好適に採用できる。 本発明にJ3いて使用される分子状酸素源としては空気
、酸素および富化空気が挙げられる。 (作   用〕 銀表面上へのセシウムイオン等の分散担持の化学的作用
は、エチレン酸化反応における銀表面トでの各種吸着物
に対する立体疎害効果が人きいとみられる。その一つは
酸素吸着種に対するもので隣接する銀原子を有効に被覆
することにより、酸素の解離吸着を1111制し、よっ
て完全酸化を抑制するという効果であり、他には生成エ
チレンオキシドの眼上への再吸着を抑制し、アセトアル
デヒドへの異性化反応を抑制するという効果があり、い
ずれ もエチレンオキシドの選択性向−Lに直接的に”N ’
3していると考えられる。 [実 施 例] 以下さらに具体的にするために実施例および比較例をあ
げて詳細に説明するが、本発明はその主旨に反しない限
りこれらの実施例に限定されるものではない。 なお、実施例および比較例に記載する転化率および選択
率は次式により算出されたちのである。 転化率(%)− 反応したエチレンのモル    X100原料ガス中の
エチレンのモル数 選択率(%)= エチレンオキシドに変化した エチレンのモル数       X100反応したエチ
レンのモル数 実施例 1 硝酸銀4700を水300qに溶解し水浴中で冷rJI
 Lながらエタノールアミン360Qを加え、よ<Ij
!1マして溶解し銀含浸溶液を調製した。この含浸溶液
を見かけ気孔率57%、BE王比表面積0.781d/
aの、α−アルミナ担体2.21に含浸させた。この含
浸混合物を徐々に90℃まで胃温しその温度で3時間撹
拌後、さらに120℃に4温して2時間撹拌し還元銀を
担体に分散付着せしめた。得られた銀担持触媒を31の
水で沸騰洗浄を5回くりかえした後、窒素気流中110
〜120℃に4時間加熱して乾燥した。 ついで乾燥したこの触媒を1.60 (Jの炭酸セシウ
ムを1615−の特級エタノールに溶解した液に浸漬し
、3時間20℃に保った。その後過剰な浸漬液を除去し
、さらに乾燥窒素を50j!/1nで5時間流通し、細
孔内の溶媒分を完全に蒸発除去した。その間触媒温度は
20℃を越えないように保った。 ここにおいて得られた触媒には13.5中量%の銀が担
持され、根太面積は1.03rIi/(J・触媒、担体
露出表面積は0.14rd10・触媒で銀表面積1m2
当り2.3x10’グラム当量のセシウムイオンが吸着
1■持されていた・ この触媒を内径25#Ill?、 ?f16000Ir
IIRの外部が加熱型の二重管式ステンレス製反応器に
充填し、該充vA層にエチレン20容吊%、酸素8容T
%、炭酸ガス7容吊%、残余がメタン、窒素、アルゴン
、エタンからなり、ざらに二塩化エチレン2pplから
なる混合ガスを導入し、反応圧力15Ng/ci G、
空間速痕65001−1r−1にて反応を行なった。3
0日後の結果を表−1に示す。 この触媒は6ケ月間反応を持続しても性能は変らなかっ
た。 実施例 2 硝酸18470aを水300 (Jに溶解し水浴中で冷
LJI L、ながらエタノールアミン360qを加え、
よく撹拌して溶解し銀含浸溶液を調製した。この含浸溶
液を見かけ気孔率57%、BE下下表表面積078TI
l/Qの、α−アルミナ担体2.21に含浸させた。こ
の含浸混合物を徐々に90’Cまで胃温しその温度で3
時間撹拌後、さらに120℃に4渇して2時I81撹拌
し還元銀を担体に分散付着μしめた。得られた銀担持触
媒を31の水で沸騰洗浄を5回くりかえした後、窒素気
流中110〜120℃に4時間加熱して乾燥した。 ついで乾燥したこの触媒を1.25 gの炭酸ルビジウ
ムを1615dの特級メタノールに溶解した液に浸漬し
、3時間20℃に保った。その後過剰な浸漬液を除去し
、さらに乾燥窒素を501/minで5時間流通し、細
孔内の溶媒分を完全に蒸発除去した。その間触媒温度は
20°Cを越えないJ:うに保った。 ここにJ3いて1!]られた触媒には13.5重品%の
銀が担持され、根太面積は1.03T11/Q・触媒、
1■体露出表面積は0.14m/g・触媒、で根太面積
1TIt当り2.6X10−6グラム当吊のRbイAン
が吸着担持されていた。 この触媒を内径25InIn、管16000 mtnの
外部が加熱型の二重管式ステンレス製反応器に充填し、
該充填層にエチレン20容最%、酸素8容最%、炭酸ガ
ス7容量%、残余がメタン、窒素、アルゴン、エタンか
らなり、ざらに二塩化エチレン2pplからなる混合ガ
スを導入し、反応圧力15/ry/−G、空間速度65
001−1r−’にて反応を行なった。30日後の結果
を表−1に示す。 この触媒は6ケ月間反応を持続しても性能は変らなかっ
た。 実席例 3 硝酸銀4700を水300gに溶解し水浴中で冷却しな
がらエタノールアミン360Qを加え、よく撹拌して溶
解し銀含浸溶液を調製した。この含浸溶液を児かけ気孔
率57%、BET比表面積0.78TIt/qのα−ア
ルミナ担体2.2λに含浸させた。この含浸混合物を徐
々に90℃まで背温しその温度で3時間撹拌後、ざらに
120℃に昇温して2時間1覚拌し還元銀を担体に分散
付着せしめた。得られた銀担持触媒を31の水で沸騰洗
浄を5回くりかえした侵、窒素気流中110〜120℃
に4時間加熱して乾燥した。 ついで乾燥したこの触媒を1.300の硝酸カリウムを
1615dの特級メタノールに溶解した液に浸漬し、3
時間20℃に保った。その後過剰な浸漬液を除去し、ざ
らに乾燥窒素を50 j! /minで5時間流通し、
細孔内の溶媒分を完全に蒸発除去した。ぞの間触媒温度
は20℃を越えないように保った。 ここにおいて得られた触媒には13.5重量%の銀が担
持され、根太面積は1.03TIt/g・触媒、1■体
露出表面積は0.14′IIt/Q・触媒で根太面積1
1rL当り2.8X10−6グラム当川のにイオンが吸
着(■持されていた。 この触媒を内径25H1管艮6000馴の外部が加熱型
の二重管式ステンレス製反応器に充填し、該充I11層
にエチレン20容間%、酸素8容ポ%、炭酸ガス7容量
%、残余がメタン、窒素、アルゴン、エタンからなり、
ざらに二塩化エチレン2Elr1mからなる混合ガスを
導入し、反応圧力15Kg/cm G 、空間速度65
00t−1r−’にて反応を行なった。30日後の結果
を表−1に承り。 この触媒は6ケ月間反応を持続してb性能は変らなかっ
た。 実施例 4 1ir1MI470にを水300 gニ溶解し水浴中テ
冷fJI L/ながらエタノールアミン360gを加え
、よく撹拌して溶解し銀含浸溶液を調製した。この含浸
溶液を児かけ気孔率57%、BE王比表面積0.787
11/(Jのα−アルミナ担体2.21に含浸させた。 この含浸混合物を徐々に90℃まで胃温しその温度で3
時間撹拌後、さらに120℃に!7′/温して2時間撹
拌し還元銀を1■体に分散付着せしめた。得られた銀担
持触媒を31の水で′Fic騰洗浄を5回くりかえした
後、窒素気流中110〜120℃に4時間加熱して乾燥
した。 ついで乾燥したこの触媒を2.45gの酢酸タ
リウムを1615戒の特級エタノールに溶解した液に浸
漬し、3時間20℃に保った。その1り過剰な浸漬液を
除去し、さらに乾燥窒素を501/minで511.′
1間流通し、細孔内の溶媒分を完全に蒸発除去した。そ
の間触媒温度は20°Cを越えないように保った。 ここにおいて得られた触媒には13.5fut%の根が
担持され、根太面積は1.03TIt10・触媒、担体
露出表面積は0.14尻/g・触媒で根太面積177(
当り2.7X10−6グラム当吊のTj!(I価)イオ
ンが吸W141持されていた。 この触媒を内径25m、管長6000Mの外部が加熱型
の二重管式ステンレス製反応器に充填し、該充填層に■
エタン20容吊%、酸素8容■%、炭酸ガス7容世%、
残余がメタン、窒素、アルゴン、エタンからなり、ざら
に二塩化エチレン21)Elmからなる混合ガスを導入
し、反応圧力151cg/ci G、空間速度6500
 Hr−1にて反応を行なった1、30日後の結果を表
−1に示ず。 この触媒は6ケ月間反応を持続しても性能は変ら4にか
った。 実施例 5 硝酸銀470qを水3000に溶解し水浴中で冷却しな
がらエタノールアミン360gを加え、よく撹拌して溶
解し銀含浸溶液を調製した。この含浸溶液を児かけ気孔
率54%、BET−比表面積1.12TIt/aのα−
アルミナ担体2,21をに含浸させた。この含浸混合物
を徐々に90℃までに昇温しその温度で3時間撹拌後、
さらに120℃に昇温して2時間撹拌し還元銀を担体に
分散何首せしめた。得られた銀担持触媒を31の水で沸
騰洗かを5回くりかえした模、窒素気流中110〜12
0℃に4時間加熱して乾燥した。 ついで乾燥したこの触媒を2.400の炭酸セシウムを
1600威の特級エタノールに溶解した液に浸’te 
シ、3時間20℃に保った。その後過剰な浸漬液を除去
し、さらに乾燥窒素を50J/minで5時間流通し、
細孔内の溶媒分を完全に魚介除去した。その間触媒温度
は20℃を越えないように保った。 ここにJ3いて得られた触媒には13.6重量%の鍛が
担持され、根太面積は1.25TIt10・触媒、担体
露出表面積は0.36だ/q・触媒で銀天面積1Td当
り2.9X10−6グラム当Mのセシウムイオンが吸着
担持されていた。 この触媒を内径25履、管長6000調の外部が加熱型
の二1F管式ステンレス製反応器に充填し、該充填層に
エチレン20容M%、酸素8容吊%、炭酸ガス7容量%
、残余がメタン、窒素、アルゴン、エタンからなり、ざ
らに二塩化エチレン2ppmからなる混合ガスを導入し
、反応圧力15Kg/Cれ)、空間速度650011r
”にて反応を行なった。30日後の結果を表−1に示す
。 この触媒は6ケ月間反応を梢続しても性能は変らなかっ
た。 実施例 6 硝酸銀5200を水300gに溶解し水浴中で冷II 
L、ながらエタノールアミン400gを加え、よく撹1
マして溶解し銀含浸溶液を調製した。この含浸溶液を児
かけ気孔率60%、BET比表面積2.80rd/aの
、α−アルミナ担体2.21に含浸ざ[た。この含浸混
合物を徐々に90℃まで背温しその温度で3時間撹拌後
、さらに120℃に昇温して2時間撹拌し還元銀を1i
1体に分散1ζ1呑往しめた。1!l?られた銀担持触
媒を31の水で沸騰洗浄を5回くりかえした後、窒素気
流中110〜120℃に4時間加熱して乾燥しlζ。 ついで乾燥したこの触媒を4.65qの炭酸セシウムを
1650#li!の特級エタノールに溶解した液に浸漬
し、3時間20℃に保った。その(す過剰な浸漬液を除
去し、さらに乾燥窒素を50j!/minで5時間流通
し、細孔内の溶媒分を完全に魚介除去した。その間触媒
温度は20℃を越えないように保った。 ここにJ3いて(11られた触媒には14.7手吊%の
銀が担持され、根太面積は2.42yt/g・触媒、担
体露出表面積は1.18′Id/q・触媒で銀表面1a
1m当り2.lX10−6グラム当量のセシウムイオン
が吸着担持されていた。 この触媒を内径25#ll11.管長6000戯の外部
が加熱型の二重管式ステンレス製反応器に充填し、該充
填層にエチレン20@倒%、酸素8容量%、炭酸ガス7
容量%、残余がメタン、窒素、アルゴン、エタンからな
り、ざらに二塩化エチレン2ppmからなる混合ガスを
導入し、反応圧力15Kg/aiG、空間速度6500
Hr”にて反応を行なった。301]後の結果を表−1
に示寸。 この触媒は6ケ月間反応を持続しても性能は変らなかっ
た。 実施例 7 1、r1M銀520gを水320 Q ニア11 Wt
 L 水浴中テ冷却しながらエタノールアミン4oog
を加え、よく撹拌して溶解し銀含浸溶液をvA製した。 この含浸溶液を見かけ気孔率62%、BET比表面積3
.53Td/Qのα−アルミナ担体2.21をに含浸さ
せた。この含浸混合物を徐々に90℃までに4温しその
温度で3時間撹拌後、さらに120”Cに昇温して2時
間撹拌し還元銀を担体に分散11着せしめた。得られた
銀担持触奴を31の水で沸騰洗浄を5回くりかえした後
、窒素気流中110〜120℃に4時間加熱して乾燥し
た。 ついで乾燥したこの触媒を5.10gの炭酸セシウムを
1680−の特級エタノールに溶解した液に浸漬し、3
時間20℃に保った。その後過剰な浸漬液を除去し、さ
らに乾燥窒素を50j!/minで5時間流通し、細孔
内の溶媒分を完全に蒸発除去した。その間触媒温度は2
0’Cを越えないように保った。 ここにJ3いて得られた触媒には14.8重量%の銀が
担持され、根太面積は2.86ゴ/q・触媒、担体露出
表面積は1.58rlL/g、触媒で銀表面積1m2当
り2.0X10−6グラム当量のセシウムイオンが吸着
担持されていた。 この触媒を内径25M、管長6000mの外部が加熱型
の二重管式ステンレス製反応器に充填し、該充填層にエ
チレン20容世%、酸素8容吊%、炭酸ガス76ffi
%、残余がメタン、窒素、アルゴン、エタンからなり、
ざらに二塩化エチレン21)l)mからなる混合ガスを
導入し、反応圧力15Kg/cri G、空間速116
500Hr−’にて反応を行13 ツだ。30日後の結
果を表−1に承す。 この触媒は6ケ月間反応を持続しても性能は変らなかっ
た。 実施例 8 硝酸銀470Qを水300gに溶解し水浴中で冷却しな
がらエタノールアミン360Qを加え、よく撹拌して溶
解し銀含浸溶液を調製した。この含浸溶液を児かけ気孔
率57%、BET比表面積0、78 TIt/ Qのα
−アルミナ担体2.21をに含浸ざUた。この含浸混合
物を徐々に90℃までに昇温しその温度で3時間撹拌後
、さらに120℃に昇温して2時間撹拌し還元銀を担体
に分散付着せしめた。得られた銀担持触媒を31の水で
沸騰洗浄を5回くりかえした後、窒素気流中110〜1
20℃に4時間加熱して乾燥した。 ついで乾燥したこの触媒を1.60Qの炭酸セシウムを
1615dの特級エタノールに溶解した液に浸漬し、3
時間O℃に保った。その後過剰な浸漬液を除去し、さら
に乾燥窒素を501/mi口で8時間流通し、細孔内の
溶媒分を完全に蒸発除去した。その間触媒温度は0℃を
越えないように保った。 ここにおいて得られた触媒には13.5重量%の銀が1
■持され、根太面積は1.03TIi/Q・触媒、担体
露出表面積は0.14TIt/g・触媒で銀表面積1m
2当り2.4X10”6グラム当檄のセシウムイオンが
吸着担持されていた。 この触媒を内径25!nJR1管長6000mgの外部
が加熱型の二重管式ステンレス製反応器に充填し、該充
填層にエチレン20容邑%、酸素8容量%、炭酸ガス7
容岳%、残余がメタン、窒素、アルゴン、エタンからな
り、さらに二塩化エチレン2+)l)■からなる混合ガ
スを導入し、反応圧力15Kg/−G、空間速度650
0f−1r”にて反応を行なった。30日後の結果を表
−1に示す。 この触媒は6ケ月間反応を持続しても性能は変らなかっ
た。 実施例 9 1ir1M銀470 Q ヲ’E / エチL/ ン’
j ’) ]−ルア 00qに溶解しこの溶液にホルム
アミド190gを加え、よく撹拌して溶解し銀含浸溶液
を調製した。 この含浸溶液を児かGノ気孔率57%、BET比表面積
0.78Td/Qの、α−アルミナ担体2.21に含浸
させた。この含浸混合物を撹拌しながら130℃まで昇
温しその温度で2時間撹拌後、さらに160℃に昇温し
て2時間撹拌し還元銀を担体に分散付着せしめた。得ら
れた銀担持触媒を31の水で沸IlI!洗浄を8回くり
かえした後、窒素気流中110〜120°Cに41+5
間加熱して乾燥した。 ついで乾燥したこの触媒を1.450の炭酸セシウムを
1615dの特級エタノールに溶解した液に浸漬し、3
時間20℃に保った。その後過剰な浸漬液を除去し、さ
らに乾燥窒素を50j!/1nで5時間流通し、細孔内
の溶媒分を完全に蒸発除去した。その間触媒温度は20
℃を越えないように保った。 ここにおいて得られた触媒には13.5重量%の銀が担
持され、根太面積は0.9171f/q・触媒、担体露
出表面積は0.22TIt/g・触媒で根太面積1TI
t当り2.3X10−6グラム当開のセシウムイオンが
吸着担持されていた。 この触媒を内径25調、管長6000m+の外部が加熱
型の二車管式ステンレス製反応器に充填し、該充填層に
エチレン20容a%、酸素8容洛%、炭酸ガス7容量%
、残余がメタン、窒素、アルゴン、エタンからなり、ざ
らに二塩化エチレン2ppmからなる混合ガスを導入し
、反応圧力15Kg/aj G、空間速度65001−
1r−1にて反応を行なった。30日侵の結果を表−1
に示す。 この触媒は6ケ月間反応を持続しても性能は変らなかっ
た。 比較例 1 (lrI酸銀4700を水300Gに溶解し水浴中で冷
IJlシながらエタノールアミン360qを加え、よく
撹拌して溶解し銀含浸溶液を調製した。この含浸溶液を
見かけ気孔率57%、BET比表面積0.78ffl/
aのα−アルミナ担体2.21をに含浸させた。この含
浸混合物を徐々に90℃までに界温しその温度で3時間
撹拌後、ざらに120°Cに昇温して2時間撹拌し還元
銀を担体に分散付着せしめた。得られた銀担持触媒を3
1の水で沸1丘洗浄を5回くりかえした後、窒素気流中
110〜120℃に4時間加熱して乾燥した。 ついで乾燥したこの触媒を5.05gの炭酸セシウムを
1615dの特級エタノールに溶解した液に浸漬し、3
時間20℃に保った。その後過剰な浸漬液を除去し、さ
らに乾燥窒素を501 /miOで5時間流通し、細孔
内の溶媒分を完全に12発除去した。その問触媒温度は
20℃を越えないように保った。 ここにおいて1!1られた触媒には13.5手品%の銀
が担持され、根太面積は1.03麓/g・触媒、担体露
出表面積は0.14TrL/Q・触媒で銀表面積1m2
当り5.5X10’ダラム当量のセシウムイオンが吸着
担持されていた。 この触媒を内径25m+、管長6000mの外部が加熱
型の二重管式ステンレス製反応器に充填し、該充I11
層にエチレン20容M%、酸素8容猷%、炭酸ガス7容
吊%、残余がメタン、窒素、アルゴン、エタンからなり
、ざらに二塩化エチレン2+11)mからなる混合ガス
を導入し、反応圧力15/(g/cm G、空間速度6
500Hr−’にて反応を行なった。30B後の結果を
表−1に示ず。 比較例 2 IIrl酸銀/l 70Qを水3ooqに溶解し水浴中
で冷却しながらエタノールアミン360Qを加え、よく
撹拌して溶解し銀含浸溶液を調製した。この含浸溶液を
見かけ気孔率57%、BET比表面積0.78m/Qの
α−アルミナ担体2.2)に含浸さL) /、:oこの
含浸混合物を徐々に90℃までに胃温しその温度で3時
間撹拌後、さらに120℃に昇温して2時間撹拌し還元
銀を81体に分散付着uしめた。45fられた銀担持触
媒を31の水で沸騰洗浄を5回くりかえした後、窒素気
流中110〜120℃に4時間加熱して乾燥した。 ついで乾燥したこの触媒を0.24<hの炭酸セシウム
を1615N1の特級エタノールに溶解した液に浸漬し
、3時間20℃に保った。その後過剰な浸漬液を除去し
、さらに乾燥窒素を501/minで5時間流通し、細
孔内の溶媒分を完全に蒸発除去した。その間触媒温度は
20℃を越えないように保った。 ここにおいて19られた触媒には13.5車w%の銀が
担持され、根太面積は1.03frt/Q・触媒、11
1体露出表面積は0.14Td/(J・触媒で銀表面積
1m2当り0.4X10’グラlえ当量のセシウムイオ
ンが吸着担持されていた。 この触媒を内径25InlR1管長6000mの外部が
加熱型の二重管式ステンレス製反応器に充jJllし、
該充填層にエチシン20容聞%、酸素8容吊%、炭酸ガ
ス7容吊%、残余がメタン、窒素、アルゴン、エタンか
らなり、ざらに二塩化エチレン2ppmからなる混合ガ
スを導入し、反応圧力15Kg/C肩G、空間速度65
001−1r−1にて反応を行なった。30日後の結果
を表−1に承り。 比較例 3 t、n v銀470gを水300 CJ kニー if
f WI L/ 水浴中T冷fJI L、ながらエタノ
ールアミン360Qを加え、よく撹拌して溶解し銀含浸
溶液を調製した。この含浸溶液を見かけ気孔率57%、
BET比表面積0.787d/Qのα−アルミブ担体2
.21に含浸さu/、:oこの含浸混合物を徐々に90
℃までに!/7温しその温度で3時間撹拌後、さらに1
20’Cに臂温しで2時間撹拌し還元銀を担体に分散付
着せしめた。y)られた銀担持触媒を31の水で沸騰洗
浄を5回くりかえした後、窒素気流中110〜120°
Cに4M間加熱して乾燥した。 ついで乾燥したこの触媒を1.450の炭M I?シウ
ムを1615m1!の特級エタノールに溶解した液に浸
idシ、3時間70℃に保った。その(す過剰な浸漬液
を除去し、さらに乾燥窒素を50f/miOで3時間流
通し、細孔内の溶媒分を完全にl’A発除去した。その
間融層外壁温度を70°Cに保った。 ここにおいて1守られた触媒には13.5中量%の4!
が担持され、根太面積は1,03尻/q・触媒、担体露
出表面積は0.14ゴ/Q・触媒で銀表面積]尻当り0
.8X10−6グラム当吊のセシウムイオンが吸着担持
されていた。 この触媒を内径25姻、管長6000庁の外部が加熱型
の二組管式ステンレス製反応器に充填し、該充填層にエ
チレン20′8量%、酸素8容吊%、炭酸ガス7容品%
、残余がメタン、窒素、アルゴン、エタンからなり、さ
らに二塩化エチレン21)11mからなる混合ガスを導
入し、反応圧力15Ng/crA G、空間速度650
0Hr−1にて反応を行なった。30日後の結果を表−
1に示づ。 この触媒は6ケ月反応を継続した結果、反応温度は2℃
−L−’j?シ、選択率は73.2%まで低下した。 〔ブで明の効果〕 Jでにくわしくjホベたにうに、従来技術の促進剤の添
加方法で得られた触媒は、銀表面上へのセシウム、ルど
ジウム、カリウム、タリウム(1価)よりなる群から選
ばれた少なくとも1種の、金属イオンの分散担持に全く
配慮が払われておらず、また有効量とみられる過範囲に
ついても本質からはなれた外面的な量を規定したにすぎ
ず、優れた触媒性能及び寿命を得ることが困難であった
が、本発明の触媒は従来にない優れた選択性と、長寿命
を実現し、工業上大きなメリットを得るらのである。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)エチレンを分子状酸素により接触気相酸化してエ
    チレンオキシドを製造するに際し使用される多孔性無機
    質耐火性担体の外表面および細孔内壁面に微細銀粒子を
    分散付着せしめてなる銀触媒において、銀表面上に銀表
    面積1m^2当り、1×10^−^6〜5×10^−^
    6グラム当量の分散担持されたセシウム、ルビジウム、
    カリウム、タリウム( I 価)よりなる群から選ばれた
    少なくとも1種の金属イオンからなる化合物を含むこと
    を特徴とするエチレンオキシド製造用銀触媒。
  2. (2)エチレンを分子状酸素により接触気相酸化してエ
    チレンオキシドを製造するに際し使用される多孔性無機
    質耐火性担体の外表面および細孔内壁面に微細銀粒子を
    分散付着せしめてなる銀触媒において、多孔性無機質耐
    火性担体に還元性化合物を含有した銀化合物の溶液を含
    浸し、加熱還元処理せしめて、多孔性無機質耐火性担体
    の外表面および細孔内壁面に微細銀粒子を分散付着せし
    めた後、水および/または低級アルコールにより洗浄し
    、乾燥後、銀表面上に銀表面積1m^2当り、1×10
    ^−^6〜5×10^−^6グラム当量のセシウム、ル
    ビジウム、カリウム、タリウム( I 価)よりなる群か
    ら選ばれた少なくとも1種の金属イオンからなる化合物
    を分散担持するにあたりその分散担持が、セシウム、ル
    ビジウム、カリウム、タリウム( I 価)よりなる群か
    ら選ばれた少なくとも1種の金属化合物含有浸漬溶液か
    らの吸着によるものであり、浸漬及び、吸着担持後の溶
    媒の乾燥除去を50℃未満の温度で行なうことを特徴と
    するエチレンオキシド製造用銀触媒の製造方法。
JP60251957A 1985-11-12 1985-11-12 エチレンオキシド製造用銀触媒およびその製造方法 Granted JPS62114653A (ja)

Priority Applications (8)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60251957A JPS62114653A (ja) 1985-11-12 1985-11-12 エチレンオキシド製造用銀触媒およびその製造方法
AU64902/86A AU586048B2 (en) 1985-11-12 1986-11-05 Silver catalyst for production of ethylene oxide and method for manufacture thereof
DE8686308750T DE3663336D1 (en) 1985-11-12 1986-11-11 Silver catalyst for production of ethylene oxide and method for manufacture thereof
EP86308750A EP0229465B2 (en) 1985-11-12 1986-11-11 Method for manufacture of silver catalyst for production of ethylene oxide
KR1019860009565A KR910004072B1 (ko) 1985-11-12 1986-11-12 에틸렌옥시드 제조용 은 촉매 및 그 제조방법
CA000522745A CA1277651C (en) 1985-11-12 1986-11-12 Silver catalyst for production of ethylene oxide and method for manufacture thereof
CN86108406A CN1007702B (zh) 1985-11-12 1986-11-12 用于环氧乙烷生产的银催化剂及其制备方法
US06/930,137 US4769358A (en) 1985-11-12 1986-11-12 Silver catalyst for production of ethylene oxide and method for manufacture thereof

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60251957A JPS62114653A (ja) 1985-11-12 1985-11-12 エチレンオキシド製造用銀触媒およびその製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62114653A true JPS62114653A (ja) 1987-05-26
JPH0525547B2 JPH0525547B2 (ja) 1993-04-13

Family

ID=17230500

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP60251957A Granted JPS62114653A (ja) 1985-11-12 1985-11-12 エチレンオキシド製造用銀触媒およびその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS62114653A (ja)

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52117293A (en) * 1976-03-25 1977-10-01 Shell Int Research Manufacture of denatured silver catalysts
JPS58119344A (ja) * 1981-12-30 1983-07-15 インペリアル・ケミカル・インダストリ−ズ・ピ−エルシ− アルキレンオキシド製造用触媒
JPS58174238A (ja) * 1982-03-24 1983-10-13 サイエンティフィック・デザイン・カンパニー・インコーポレーテッド エチレンを酸化エチレンに気相酸化する触媒、それを製造する方法および使用する方法
JPS6171837A (ja) * 1984-09-14 1986-04-12 Mitsubishi Petrochem Co Ltd エチレンからエチレンオキシドを製造するための触媒

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52117293A (en) * 1976-03-25 1977-10-01 Shell Int Research Manufacture of denatured silver catalysts
JPS58119344A (ja) * 1981-12-30 1983-07-15 インペリアル・ケミカル・インダストリ−ズ・ピ−エルシ− アルキレンオキシド製造用触媒
JPS58174238A (ja) * 1982-03-24 1983-10-13 サイエンティフィック・デザイン・カンパニー・インコーポレーテッド エチレンを酸化エチレンに気相酸化する触媒、それを製造する方法および使用する方法
JPS6171837A (ja) * 1984-09-14 1986-04-12 Mitsubishi Petrochem Co Ltd エチレンからエチレンオキシドを製造するための触媒

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0525547B2 (ja) 1993-04-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR910004072B1 (ko) 에틸렌옥시드 제조용 은 촉매 및 그 제조방법
KR0147853B1 (ko) 활성 및/또는 안정성이 개선된 알킬렌 옥사이드 촉매
TWI323259B (en) Ethylene oxide catalyst
US4760042A (en) Process for preparing an alkali metal-promoted silver catalyst
JPS5926338B2 (ja) 使用済み銀担持触媒の活性の改善方法
BRPI0611295A2 (pt) calcinacão em um gás inerte na presenca de uma pequena concentracão de um componente oxidante
RU2232636C2 (ru) Способ получения катализатора, содержащего золото и титан
JP7369694B2 (ja) エポキシ化触媒を調製するためのプロセス
JPH04363139A (ja) 酸化エチレン製造用銀触媒
JPS62114653A (ja) エチレンオキシド製造用銀触媒およびその製造方法
MXPA04008462A (es) Preparacion del portador del catalizador de oxido de etileno.
JPS62114654A (ja) エチレンオキシド製造用銀触媒の製造方法
JPS6039653B2 (ja) 酸素含有炭化水素化合物の製造方法
EP1838437A1 (en) Production and use of supported catalysts
JP5656708B2 (ja) 使用後のエチレンオキシド製造用触媒からの活性成分の回収方法及び回収された成分を用いた触媒の製造方法。
JP4051995B2 (ja) オレフィンオキシド製造用触媒および該触媒を用いるオレフィンオキシドの製造方法
JP5656709B2 (ja) 使用後のエチレンオキシド製造用触媒からの活性成分の回収方法および回収された成分を用いた触媒の製造方法。
US4841080A (en) Process for the oxidation of ethylene to ethylene oxide
JP3861585B2 (ja) 酸化エチレン製造用触媒の製造方法及び該製法により得られた触媒
JP4120162B2 (ja) 酸化エチレン製造用触媒の処理方法及び酸化エチレンの製造方法
JPS6039654B2 (ja) 酸素含有炭化水素化合物の製造方法
JPS5912757A (ja) 銀触媒、その製造法及びエチレンオキサイド製造におけるその使用法
JP2000256764A (ja) パラジウム−アンチモン合金触媒の調製方法
JPH0523594A (ja) 酸化エチレン製造用銀触媒
JPS601147A (ja) カルボニル化合物の製造法