JPS62114638A - セラミツクス粉末の造粒方法 - Google Patents
セラミツクス粉末の造粒方法Info
- Publication number
- JPS62114638A JPS62114638A JP60255663A JP25566385A JPS62114638A JP S62114638 A JPS62114638 A JP S62114638A JP 60255663 A JP60255663 A JP 60255663A JP 25566385 A JP25566385 A JP 25566385A JP S62114638 A JPS62114638 A JP S62114638A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ceramic powder
- trichloroethane
- alcohol
- volume
- solvent
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Glanulating (AREA)
- Compositions Of Oxide Ceramics (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
「産業上の利用分野」
本発明は、水と反応し易いセラミックスを含むセラミッ
クス粉末を造粒する分野で好適に利用される。
クス粉末を造粒する分野で好適に利用される。
「従来の技術」
構造材料として用いられるセラミックスは、セラミック
ス粉末に少量の有機質成形助剤を添加し、水、ケトン類
等の溶媒中で混合し、1賞4乾燥により顆粒状に造粒し
、これを加圧成形した後、高温焼成して製造されるのが
一般である。
ス粉末に少量の有機質成形助剤を添加し、水、ケトン類
等の溶媒中で混合し、1賞4乾燥により顆粒状に造粒し
、これを加圧成形した後、高温焼成して製造されるのが
一般である。
[発明が解決しようとする問題点」
セラミックス粉末の主成分又は焼結助剤に窒化ケイ素、
窒化アルミニウム等の非酸化物やβ−アルミナ等の電解
質を用いて水解媒中で混合すると非酸化物の一部が水と
反応して酸化又は水和されることから、・焼結性が劣化
し、またム茎成後の焼結体の(幾械的特性全劣化させる
問題点カアった。アルコール、田−やケトン類の溶媒を
用いると反応を防止することはできるが、可燃fE溶媒
であるために噴き乾燥機や建屋内を防爆構造としなけれ
ばならない。
窒化アルミニウム等の非酸化物やβ−アルミナ等の電解
質を用いて水解媒中で混合すると非酸化物の一部が水と
反応して酸化又は水和されることから、・焼結性が劣化
し、またム茎成後の焼結体の(幾械的特性全劣化させる
問題点カアった。アルコール、田−やケトン類の溶媒を
用いると反応を防止することはできるが、可燃fE溶媒
であるために噴き乾燥機や建屋内を防爆構造としなけれ
ばならない。
「問題点を解決するための手段」
本発明は上記の問題点を解決し、通常の装置を用いて、
水と反応し易いセラミックスを含むセラミックス粉末を
化学変化を起こさせずに造粒する方法を提供することを
目的とし、その手段は溶媒として1・1・t−トリクロ
ロエタン又は1・1・1−)リクロロエタンとアルコー
ルとの混合溶媒を用いるところにある。
水と反応し易いセラミックスを含むセラミックス粉末を
化学変化を起こさせずに造粒する方法を提供することを
目的とし、その手段は溶媒として1・1・t−トリクロ
ロエタン又は1・1・1−)リクロロエタンとアルコー
ルとの混合溶媒を用いるところにある。
「作用」
第一に1・1・1−トリクロロエタンは非酸化物セラミ
ックスや電解質に対して不活性であるから、セラミック
ス粉末と有機質成形助剤との混合の際に溶媒として用い
てもセラミックス粉末に化学変化を起こさせることはな
い。第二に1・1・1−トリクロロエタンはポリビニル
アルコール、エチレンビニルアセテート、ポリビニルブ
チラール、ポリエチレングリコール、各イ・「セルロー
ス、アクリル樹脂、メタクリル樹脂、フェノール樹脂等
各種樹脂、パラフィンワックス、マイクロスタリンワッ
クス、変性ワックス等各棟ワックスなどの有機質成形助
剤の多くを溶解し得る。第三に1・1・1−トリクロロ
エタンは不燃性であるから、噴g乾燥機や建屋内を防爆
構造とする必要がない。1・1・l−トリクロロエタン
はその一部を1−1・1−トリクロロエタンよりも蒸発
速度の遅いアルコールで置換して混合溶媒としても良く
、置換すれば置換置にほぼ比例して溶媒の蒸発速度が遅
くなり、より球形に近く流動性及び充填性の良い顆粒に
造粒することができる。ただし、蒸発速度が遅くなり過
ぎると顆粒中にアルコールが残留して成形時の離型性を
劣化させるおそれがあるので、置換するアルコールの種
類は沸点100℃以下であり、かつ20℃での蒸気圧1
0m+*七以上のものが望ましい。また置侠量が過剰に
なると1・1・1−)リクロロエタンに溶解していた有
機質成形助剤が析出して顆粒中に偏析するおそれがある
ので、有機質成形助剤の含有量にもよるが通常は混合前
の1・1・1−トリクロロエタン及びアルコールの体積
をそれぞしvT及ヒVAトスレは、VT2vAt¥jK
8/2≦V?/VhS9の“利金で混合するのが望まし
い。
ックスや電解質に対して不活性であるから、セラミック
ス粉末と有機質成形助剤との混合の際に溶媒として用い
てもセラミックス粉末に化学変化を起こさせることはな
い。第二に1・1・1−トリクロロエタンはポリビニル
アルコール、エチレンビニルアセテート、ポリビニルブ
チラール、ポリエチレングリコール、各イ・「セルロー
ス、アクリル樹脂、メタクリル樹脂、フェノール樹脂等
各種樹脂、パラフィンワックス、マイクロスタリンワッ
クス、変性ワックス等各棟ワックスなどの有機質成形助
剤の多くを溶解し得る。第三に1・1・1−トリクロロ
エタンは不燃性であるから、噴g乾燥機や建屋内を防爆
構造とする必要がない。1・1・l−トリクロロエタン
はその一部を1−1・1−トリクロロエタンよりも蒸発
速度の遅いアルコールで置換して混合溶媒としても良く
、置換すれば置換置にほぼ比例して溶媒の蒸発速度が遅
くなり、より球形に近く流動性及び充填性の良い顆粒に
造粒することができる。ただし、蒸発速度が遅くなり過
ぎると顆粒中にアルコールが残留して成形時の離型性を
劣化させるおそれがあるので、置換するアルコールの種
類は沸点100℃以下であり、かつ20℃での蒸気圧1
0m+*七以上のものが望ましい。また置侠量が過剰に
なると1・1・1−)リクロロエタンに溶解していた有
機質成形助剤が析出して顆粒中に偏析するおそれがある
ので、有機質成形助剤の含有量にもよるが通常は混合前
の1・1・1−トリクロロエタン及びアルコールの体積
をそれぞしvT及ヒVAトスレは、VT2vAt¥jK
8/2≦V?/VhS9の“利金で混合するのが望まし
い。
「実施例」
表に示す溶媒20Qにエチレ/ビニルアセテ−ト80(
H’及びパラフィンワックス200ft溶解し、この溶
液に平均粒径1.0μmの5jsNn 90重量%、同
1.5μmのY2O35車t%及び同1.0μmのAh
Os 5 iti: 量%よりなる粉末20に4を投入
し、20時間混合した後、噴霧乾燥して造粒した。
H’及びパラフィンワックス200ft溶解し、この溶
液に平均粒径1.0μmの5jsNn 90重量%、同
1.5μmのY2O35車t%及び同1.0μmのAh
Os 5 iti: 量%よりなる粉末20に4を投入
し、20時間混合した後、噴霧乾燥して造粒した。
得られた顆粒の流動性全評価するために安息角を6川定
した。
した。
次に上記顆粒を圧力2t/cnlで金型成形し、脱脂し
、1気圧の窒素雰囲気中1750℃で2時間保持するこ
とによって5X4X40mmの焼結体を製造した。焼結
体について密度及び抗折強度を測定した結果と生成相の
同定結果とを上記顆粒の安息角測定結果とともに表に示
す。
、1気圧の窒素雰囲気中1750℃で2時間保持するこ
とによって5X4X40mmの焼結体を製造した。焼結
体について密度及び抗折強度を測定した結果と生成相の
同定結果とを上記顆粒の安息角測定結果とともに表に示
す。
表かられかるように本発明方法でイ4)られた顆粒は流
動性及び充填性が良く、焼結体の特性向上に寄与してい
た。
動性及び充填性が良く、焼結体の特性向上に寄与してい
た。
「発明の効果」
流動性、充填性及び焼結性に優れた顆粒を得ることがで
きる。
きる。
特許出願人 日本特殊陶朶株式会社
代表者鈴木今−
Claims (3)
- (1)水と反応し易いセラミックス粉末を含むセラミッ
クス粉末と有機質成形助剤とを溶媒中で混合し、噴霧乾
燥する方法において、溶媒が1・1・1−トリクロロエ
タン又は1・1・1−トリクロロエタンとアルコールと
の混合溶媒であることを特徴とするセラミックス粉末の
造粒方法。 - (2)混合溶媒の混合前の1・1・1−トリクロロエタ
ンの体積V_Tとアルコールの体積V_AとがV_T≧
V_Aの関係にあることを特徴とする特許請求の範囲第
1項記載のセラミックス粉末の造粒方法。 - (3)アルコールの種類が沸点100℃以下であり、か
つ20℃での蒸気圧10mmHg以上のものであること
を特徴とする特許請求の範囲第1項記載のセラミックス
粉末の造粒方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60255663A JPS62114638A (ja) | 1985-11-14 | 1985-11-14 | セラミツクス粉末の造粒方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60255663A JPS62114638A (ja) | 1985-11-14 | 1985-11-14 | セラミツクス粉末の造粒方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62114638A true JPS62114638A (ja) | 1987-05-26 |
Family
ID=17281879
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60255663A Pending JPS62114638A (ja) | 1985-11-14 | 1985-11-14 | セラミツクス粉末の造粒方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62114638A (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS50131866A (ja) * | 1974-03-20 | 1975-10-18 |
-
1985
- 1985-11-14 JP JP60255663A patent/JPS62114638A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS50131866A (ja) * | 1974-03-20 | 1975-10-18 |
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