JPS62113722A - 複合ペロブスカイト化合物の製造方法 - Google Patents
複合ペロブスカイト化合物の製造方法Info
- Publication number
- JPS62113722A JPS62113722A JP60249941A JP24994185A JPS62113722A JP S62113722 A JPS62113722 A JP S62113722A JP 60249941 A JP60249941 A JP 60249941A JP 24994185 A JP24994185 A JP 24994185A JP S62113722 A JPS62113722 A JP S62113722A
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- perovskite compound
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
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Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、圧電セラミ、ウス材料、誘電体セラミックス
材料に適する金属酸化物の複合ペロブスカイト化合物の
製造方法に関するものでムる。
材料に適する金属酸化物の複合ペロブスカイト化合物の
製造方法に関するものでムる。
従来、 W、 Fe 、Nb 、 Pbの酸化物を含む
複合ペロブスカイト化合物は、それぞれの金属の酸化物
を混合後、仮焼、粉廊、焼成して製造していた。しかし
ながら、このような従来の方法では、固溶状態が均一に
なりに<<、その上、製造された化合物粉末の粒径分布
が広くかつ粒子形状が不均一である。従って、こうして
得られた複合ペロブスカイト化合物は高い誘電率を示さ
ないという欠点がある。更に。
複合ペロブスカイト化合物は、それぞれの金属の酸化物
を混合後、仮焼、粉廊、焼成して製造していた。しかし
ながら、このような従来の方法では、固溶状態が均一に
なりに<<、その上、製造された化合物粉末の粒径分布
が広くかつ粒子形状が不均一である。従って、こうして
得られた複合ペロブスカイト化合物は高い誘電率を示さ
ないという欠点がある。更に。
焼成のために、1000℃以上の高温が必要であり、エ
ネルギー消費の点からも不利であるばかりでなく2例工
ば、コンデンサに用いる場合使用する内部電極に高価な
パラジウムを多く含むAg−Pd合金を使用しなければ
ならないという欠点もある。
ネルギー消費の点からも不利であるばかりでなく2例工
ば、コンデンサに用いる場合使用する内部電極に高価な
パラジウムを多く含むAg−Pd合金を使用しなければ
ならないという欠点もある。
上記問題点に鑑み1本発明は、固溶状態が均一で、かつ
粒子の粒度がほぼ一定でかつ粒子゛[形状も均−で、エ
ネルギー消費が′’?# 、かつ例えばコンデンサて用
いた場合内部電極に高価なパラジウムの使用を少なくで
きる複合プロブスカイト化合物の製造方法を提供するこ
とを目的とするものである。
粒子の粒度がほぼ一定でかつ粒子゛[形状も均−で、エ
ネルギー消費が′’?# 、かつ例えばコンデンサて用
いた場合内部電極に高価なパラジウムの使用を少なくで
きる複合プロブスカイト化合物の製造方法を提供するこ
とを目的とするものである。
本発明の製造方法は、Pbアルコキシド+ Feアルコ
キシド、およびNbアルコキシドを化学論比に混合し、
これに水を加えて加水分解を行ない、析出物を乾燥して
第一のペロブスカイト化合物を得。
キシド、およびNbアルコキシドを化学論比に混合し、
これに水を加えて加水分解を行ない、析出物を乾燥して
第一のペロブスカイト化合物を得。
一方Pbアルコキシド+Feアルコキシド、およびWア
ルコキシドを、同様に混合および加水分解して、析出物
を乾燥して第二のペロブスカイト化合物を得、該第一お
よび第二のペロブスカイト化合物を混合し、焼成してx
Pb (Fe+・Nb4)Os−1−xPb(Fe4・
w+)o、系((K、x<:1 )の複合ペロブスカイ
ト化合物を得ることを特徴とするものである。
ルコキシドを、同様に混合および加水分解して、析出物
を乾燥して第二のペロブスカイト化合物を得、該第一お
よび第二のペロブスカイト化合物を混合し、焼成してx
Pb (Fe+・Nb4)Os−1−xPb(Fe4・
w+)o、系((K、x<:1 )の複合ペロブスカイ
ト化合物を得ることを特徴とするものである。
以下2本発明の実施例について述べる。
Pbアルコキシド(Pb(OR)2) 、Feアルコキ
シド(Fe (OR) 3 ) 、Nbアルコキシド(
Nb(oR)5) (但しRはアルキル基)を2モル比
で、2:1:1の割合となるように2例えばそれぞれ1
2.00g、4.28.9゜7.16.!9を、混合す
る。この混合は、N2気流中のぺ/ゼン液(あるいは、
メチルやブタノール等の有機溶媒も用いられる)の例え
ば200 at中へ溶かしながら温度40〜50℃で、
4時間ないし5時間9例えば、50℃で5時間行なう。
シド(Fe (OR) 3 ) 、Nbアルコキシド(
Nb(oR)5) (但しRはアルキル基)を2モル比
で、2:1:1の割合となるように2例えばそれぞれ1
2.00g、4.28.9゜7.16.!9を、混合す
る。この混合は、N2気流中のぺ/ゼン液(あるいは、
メチルやブタノール等の有機溶媒も用いられる)の例え
ば200 at中へ溶かしながら温度40〜50℃で、
4時間ないし5時間9例えば、50℃で5時間行なう。
その後この溶液に過剰の蒸留水を加えて加水分解を行な
い10時間放置する。その結果生じた沈澱物を濾過。
い10時間放置する。その結果生じた沈澱物を濾過。
洗浄、乾燥してA微粉末を得る。
一方、 Pbアルコキシド(Pb (OR) 2 )
、 Feアルコキ/ド(Fe (OR) 5) 、Wア
ルコキシド(W(OR)6)を1モル比で、3:2:1
の割合となるように2例えばそれぞれ、 12.OO,
!i’ 、 5.73Fr、 6.61[を、混合する
。
、 Feアルコキ/ド(Fe (OR) 5) 、Wア
ルコキシド(W(OR)6)を1モル比で、3:2:1
の割合となるように2例えばそれぞれ、 12.OO,
!i’ 、 5.73Fr、 6.61[を、混合する
。
この混合も上興と同様の条件で行いその後上記と同様に
水を加えて、沈澱物を濾過、洗浄、乾燥してB微粉末を
得る。
水を加えて、沈澱物を濾過、洗浄、乾燥してB微粉末を
得る。
AおよびB微粉末を混合後、空気中にて約900℃で焼
成することによって、複合ペロブスカイト化合物の粉末
が得られる。
成することによって、複合ペロブスカイト化合物の粉末
が得られる。
得られた微粉末の粒径は電子顕微鏡観察により約01μ
mであることが確認された。これは従来法による場合の
04μmよυはるかに小さくなっている。また、X線回
折によって、結晶質の粉体化合物となっていることが確
認された。
mであることが確認された。これは従来法による場合の
04μmよυはるかに小さくなっている。また、X線回
折によって、結晶質の粉体化合物となっていることが確
認された。
このようにして得た複合グロブスカイト化合物の微粉末
の特性を測定した。即ち得られた化合物微粉末を整粒後
単板に成形し、900℃大気中で焼成したものについて
密度を測定し、更にこれに銀電極を焼付けそして誘電率
、誘電損失、比抵抗を測定した。得られた特性を、従来
法によったものの特性と一緒に表1に示した。
の特性を測定した。即ち得られた化合物微粉末を整粒後
単板に成形し、900℃大気中で焼成したものについて
密度を測定し、更にこれに銀電極を焼付けそして誘電率
、誘電損失、比抵抗を測定した。得られた特性を、従来
法によったものの特性と一緒に表1に示した。
表 1
表1において、到達密度は実際の密度を理論密度(8,
5511/cm3)で割った100分率である。
5511/cm3)で割った100分率である。
第1表から明らかなように1本発明法によるものは、従
来法によるものに比して密度が高くなっている。これは
、得られた化合物微粉末が微細なことによる。密度が高
いことによシ9機械強度(抗折強度、硬度)が大きくな
るし1粒内気孔が減少し9表1にみられるとおり、誘電
率、誘電損失、比抵抗も従来法のものより優れている。
来法によるものに比して密度が高くなっている。これは
、得られた化合物微粉末が微細なことによる。密度が高
いことによシ9機械強度(抗折強度、硬度)が大きくな
るし1粒内気孔が減少し9表1にみられるとおり、誘電
率、誘電損失、比抵抗も従来法のものより優れている。
以上述べたごとく2本発明によれば。
Pb (Fe+・Nb4)03Pb (F e4・w+
)05の複合ペロブスカイト化合物を低温焼成温度で2
分布中の小さい極めて微細な粒子として、しかも均一組
成をもって容易に製造することができる。また焼成温度
が低いので、コンデンサ等への適用の1際、内部電極金
属として高価なパラジウムを使用することを不用とする
利点をも有する。
)05の複合ペロブスカイト化合物を低温焼成温度で2
分布中の小さい極めて微細な粒子として、しかも均一組
成をもって容易に製造することができる。また焼成温度
が低いので、コンデンサ等への適用の1際、内部電極金
属として高価なパラジウムを使用することを不用とする
利点をも有する。
Claims (1)
- 1、Pbアルコキシド、FeアルコキシドおよびNbア
ルコキシドを化学量論比に混合し、これに水を加えて加
水分解を行ない、析出物を乾燥して第一のペロブスカイ
ト化合物を得、一方Pbアルコキシド、Feアルコキシ
ド、およびWアルコキシドを同様に混合し、加水分解し
て、その析出物を乾燥して第二のペロブスカイト化合物
を得、該第一および第二のペロブスカイト化合物を焼成
してxPb(Fe_1_/_2・Nb_1_/_2)O
_3−1−xPb(Fe_2_/_3・W_1_/_3
)O_3系(但し0≦x≦1)の複合ペロブスカイト化
合物を得ることを特徴とする複合ペロブスカイト化合物
の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60249941A JPS62113722A (ja) | 1985-11-09 | 1985-11-09 | 複合ペロブスカイト化合物の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60249941A JPS62113722A (ja) | 1985-11-09 | 1985-11-09 | 複合ペロブスカイト化合物の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62113722A true JPS62113722A (ja) | 1987-05-25 |
JPH0321488B2 JPH0321488B2 (ja) | 1991-03-22 |
Family
ID=17200448
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60249941A Granted JPS62113722A (ja) | 1985-11-09 | 1985-11-09 | 複合ペロブスカイト化合物の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62113722A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5304533A (en) * | 1987-08-24 | 1994-04-19 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Process for producing an oxide superconductor from alkoxides |
-
1985
- 1985-11-09 JP JP60249941A patent/JPS62113722A/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5304533A (en) * | 1987-08-24 | 1994-04-19 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Process for producing an oxide superconductor from alkoxides |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0321488B2 (ja) | 1991-03-22 |
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