JPS6211346Y2 - - Google Patents

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JPS6211346Y2
JPS6211346Y2 JP1981043748U JP4374881U JPS6211346Y2 JP S6211346 Y2 JPS6211346 Y2 JP S6211346Y2 JP 1981043748 U JP1981043748 U JP 1981043748U JP 4374881 U JP4374881 U JP 4374881U JP S6211346 Y2 JPS6211346 Y2 JP S6211346Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
cylinder block
pump
mounting
water jacket
engine
Prior art date
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JP1981043748U
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English (en)
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JPS57157779U (ja
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  • Details And Applications Of Rotary Liquid Pumps (AREA)
  • Details Of Reciprocating Pumps (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は自動車における舵取装置用ポンプの取
付装置に関するものである。
本考案の目的は、ポンプ装置の振動によるエン
ジンルーム内での不快音の防止と、ポンプ装置の
冷却手段を簡単な構成としたことである。
従来、舵取装置用ポンプは自動車用エンジンの
側部にブラケツトを固定し、このブラケツトの先
端にヒンジピンで固定支持する構成であつた。
このような従来の取付機構によると、エンジン
中心から離れた位置にポンプが取付けられるた
め、前記ブラケツトの剛性ともからんでポンプ装
置が振動し、この振動が要因となつてエンジンル
ーム内でこもり音が発生し、運転者に不快音を与
える。
また、ポンプは長期に使用していると油温が上
昇するため、これを冷却する配管をラジエータの
近傍まで延長しているが、その配管系によつて限
られたスペースのエンジンルーム内を複雑にする
欠点があつた。
本考案は上記従来の欠点に鑑み、エンジンブロ
ツクと一体若しくは一体に結合した剛体にポンプ
構成部材の装着穴を形成し、ポンプをエンジンブ
ロツクに極力接近させた位置で取付けると共に、
シリンダブロツク内の冷却水を配管を用いずに直
接誘導してポンプの油温を冷却するようにし、従
来の欠点を解消したものである。
以下本考案の実施例を図面により説明する。第
1図において1はエンジンのシリンダブロツク、
2はポンプ構成部材3の取付部である。
第2図及び第3図により詳しく説明すると、取
付部2はシリンダブロツク1と一体に構成され、
この取付部2にはポンプ構成部材3を装置させる
装着穴4を形成している。ポンプ構成部材3は、
ポンプハウジング5、カムリング6、ベーン8を
有するロータ7により構成されたものである。9
は吐出ポート、10は吸込ポートを示す。
さらに、前記取付部2における装着穴4の周囲
にはウオータジヤケツト11が形成され、シリン
ダブロツク1内の強制冷却用ウオータジヤケツト
12と連通穴13を介して連通している。
前記の取付部2はシリンダブロツク1と一体構
造であるが、第4図に示すようにポンプハウジン
グを兼用した取付基体2aをシリンダブロツク1
とは別個に形成し、この取付基体2aに前記実施
例のポンプハウジング5を除いたポンプ構成部材
3aを装着させる装着穴4と、この装着穴4の周
囲にウオータジヤケツト11を設け、シリンダブ
ロツク1に形成した取付面16にボルト17によ
り一体に結合してもよい。
尚第3図の符号14はポンプの蓋部材、15は
回転軸を示す。
本考案は取付部2もしくは取付基体2aの何れ
においてもエンジンのシリンダブロツク1と一体
であり、これに形成された装着穴4にポンプ構成
部材3又は3aを装着するものであるから、取付
部2もしくは取付基体2a自体が従来のブラケツ
ト機構に比較して支持剛性がはるかに高められた
剛体となり、しかもこれに装着されたポンプ構成
部材3又は3aはエンジン中心に接近して位置さ
れるため、ポンプ装置の振動およびそれに伴うこ
もり音の発生は抑止される。
さらに、取付部2もしくは取付基体2aはシリ
ンダブロツクの側方に突設するので、シリンダブ
ロツク1の前後方向の長さが長くなるようなこと
はなく、シリンダブロツクの前端にポンプを装着
した従来のものに比較するとシリンダブロツクの
大型化、それによるエンジンルームの前後方向の
スペースの拡張等の必要がなく、在来のエンジン
ルームのスペース内で充分納められる。
また、取付部2もしくは取付基体2aには装着
穴4の周囲にシリンダブロツク1内の強制冷却用
ウオータジヤケツト12と連通するウオータジヤ
ケツト11を設け、シリンダブロツク1内の冷却
水を直接導入してポンプ装置の油を冷却するもの
であるから、特殊な配管を施す必要がなくなり、
配管部品の低減並びにその組付作業が省略され、
エンジンルーム内のスペースを配管系で複雑とす
る不具合が解消される利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案装置の斜視図、第2図は第1図
−線拡大断面図、第3図は第1図−線拡
大断面図、第4図は他の実施例を示す断面図であ
る。 1……シリンダブロツク、2……取付部、2a
……取付基体、3,3a……ポンプ構成部材、4
……装着穴、11……ウオータジヤケツト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. エンジンのシリンダブロツクの側方に、舵取装
    置用ポンプのポンプ構成要素を嵌合支持装着する
    穴をエンジンのクランクシヤフト軸線と平行な軸
    線方向に形成したシリンダブロツクと一体をなす
    取付部、もしくはこのシリンダブロツクと一体に
    結合される取付基体を突設し、前記穴を取り巻く
    前記取付部もしくは取付基体内に、ウオータジヤ
    ケツトを設け、このウオータジヤケツトを前記取
    付部もしくはシリンダブロツクとの接合部に開口
    形成された連通穴を介してシリンダブロツク内の
    強制冷却用ウオータジヤケツトと連通させたこと
    を特徴とする舵取装置用ポンプの取付装置。
JP1981043748U 1981-03-30 1981-03-30 Expired JPS6211346Y2 (ja)

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JP1981043748U JPS6211346Y2 (ja) 1981-03-30 1981-03-30

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JP1981043748U JPS6211346Y2 (ja) 1981-03-30 1981-03-30

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57157779U JPS57157779U (ja) 1982-10-04
JPS6211346Y2 true JPS6211346Y2 (ja) 1987-03-17

Family

ID=29840717

Family Applications (1)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5413001B2 (ja) * 1974-11-15 1979-05-28
JPS5529094A (en) * 1978-08-17 1980-03-01 Maschf Augsburg Nuernberg Ag Oil pump

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS49146511U (ja) * 1973-04-13 1974-12-18
JPS5413001U (ja) * 1977-06-29 1979-01-27

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5413001B2 (ja) * 1974-11-15 1979-05-28
JPS5529094A (en) * 1978-08-17 1980-03-01 Maschf Augsburg Nuernberg Ag Oil pump

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Publication number Publication date
JPS57157779U (ja) 1982-10-04

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