JPS62112923A - 燃焼装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （イ）産業上の利用分野 本発明は、灯油等の液体燃料を燃焼させて暖房や給湯を
行なう燃焼装置に関する。

（ロ）従来技術 従来、此種燃焼装置には、バーナに供給する液体燃料量
が所定量より減少したことを検出して燃焼が停止するの
を事前に報知する給油予告装置が実開昭５７−１９０２
４１号および実開昭５７−１９５５３３号公報等で開示
されている。また、燃焼用空気を室内から得て、生ずる
高温の燃焼排気ガスを室内に放出して暖房を行なう開放
式の燃焼装置においてタイマ運転を行なう場合には、予
め設定した時刻が到来すると一定時間の燃焼運転を行な
った後運転を停止するようにしたものが特開昭５６−２
７８２８号公報で開示されている。

（ハ）発明が解決しようとする問題点 前記従来の技術にあっては、残りの燃料量が所定量より
減少するとＬＥＤ等を点灯あるいは点滅させて燃料量の
減少を使用者に報知して給油を促すだけであり、使用者
にとっては残りの燃焼時間がわからないという問題点が
あった。また、タイマ運転時において燃焼運転を行なっ
ている場合にも残りの燃焼時間がわからないといった問
題点があった。従っす、前述した状態により消火すると
、消火により発生する末燃焼ガス等による異臭が室内に
充満すると共に暖房を停止してしまうために、使用者は
できるだけ燃焼運転を停止させずに継続するためにも正
確な残りの燃焼時間を知りたいという要望があった。

（ニ）問題点を解決するための手段 本発明は、燃料量が所定量に低下した事を検出すると給
油予告信号を発生する給油予告装置と、該給油予告信号
に基づいて残りの燃焼可能時間を演算出力する第１の演
算回路と、予め設定した時刻が到来すると一定時間の燃
焼運転を行なった後運転を停止させるタイマ手段と、該
タイマ手段により一定時間の燃焼運転時にはその一定時
間内における残りの燃焼可能時間を演算出力する第２の
演算回路と、前記第１および第２の演算回路が出力する
残りの燃焼可能時間を表示する表示部とから構成したも
のである。

（ホ）作用 タイマ運転時における残りの燃焼時間と燃料切れによる
燃焼停止までの燃焼時間とを同一の表示器にて表示する
ことができる。

（へ）実施例 以下本発明の一実施例を第１図〜第１０図に基づき説明
する。（１）は給油予告装置で、該予告装置（１）は例
えば実開昭５７−１９０２４１号および実開昭５７　１
９５５３３り公報等で開示されているようにバーナ部に
供給する液体燃料としての灯油が所定量（例えば９０分
間燃焼を継続するだけの残油量）に減少するとその重量
を検出してマイクロスイッチ等の開閉による給油予告信
号を出力する。（２）は前記予告装置（１）から給油予
告信号が入力した時から残りの燃焼時間を演算する第１
の演算回路で、該残りの燃焼時間は前記予告装置（１）
が予告信号を出力した後燃焼運転を継続可能な時間（例
えば９０分間）から燃焼経過時間を減算することにより
演算して後述する表示部（１４）に残りの燃焼時間の表
示信号を出力する。また、該第１の演算回路（２）はそ
の残りの燃焼時間が“０”になると後述する燃焼制御回
路（１３）に燃焼停止信号を出力する。

（３）は第２図〜第４図にその詳細を示す操作部で、該
操作部（３）は電源スィッチ（４）、タイマースイッチ
（５）、室温調節スイッチ（６）（７）、現在時刻およ
びタイマ時刻を修正あるいは設定する時刻調節スイッチ
（８）（９）、「現、在時刻合せ」、「通常位置」、「
タイマー合せ」の各モードを選択する切替えスイッチ（
１０）等から構成している。

（１１）はタイマ手段としてのタイマ回路で、該タイマ
回路（１・１）は前記操作部（３）を操作して設定され
るタイマ時刻になると後述する燃焼制御回路（１３）お
よび第２の演算回路（１２）に燃焼開始信号を出力する
。（１２）は前記タイマ回路（１１）の出力する燃焼開
始信号が入力した時から一定時間（例えば６０分間）か
ら燃焼経過時間を減算することにより残りの燃焼時間を
演算して後述する表示部（１４）にその表示信号を出力
する。また、前記第２の演算回路（１２〉は残りの燃焼
時間が４０”になると後述する燃焼制御回路（１３）に
燃焼停止信号を出力する。

（１３）は燃焼制御回路で、該制御回路はマイクロコン
ピュータやＬＳＩ等にて構成しており、予め４一 定めたシーケンスプログラムに基づいてバーナ（図示せ
ず）の燃焼を制御するものである。

（１４）は表示部で、該表示部（１４）は第２図〜第４
図で示すように現在時刻、バーナの燃焼量、希望の温度
（設定温度）、現在の温度、前記第１および第２の演算
回路（２）（１２）の出力する残りの燃焼時間等を表示
する。また、前記表示部（１４）の構成は第５図にその
断面図を示すように、色々な文字表示や図柄を施した表
示板（１５）の背面に液晶透過板（１６）を介してＬＥ
ＤやＥＬ等から成る多数の発光手段（１７）（１７）・
・・を配置している。よって、前記表示板（１５）に施
した表示部分と対応する液晶透過板（１６）を作動して
透明とすることにより発光手段（１７）（１７）・・・
の発光は該透過板（１６）を通過させて表示板（１５）
の表示したい部分を発光表示するよう構成している。

更に、前記表示部（１４）を第６図に基づき説明すると
、液晶透過板（１６）のＡブロック（１６Ａ）に対応す
る表示板（１５）には「灯油がなくなりました」旨の文
字を表示し、Ｂブロック（１６Ｂ）は「残り灯油のめや
す」の表示に対応する。また、Ｃブロック（１６Ｃ）は
並設した９個の透光部（イ）（イ）・・・に対応すると
共に該Ｃブロック（１６Ｃ）は各透光部（イ）くり・・
・の夫々に対応した制御が可能となっている。Ｄブロッ
ク（１６Ｄ）は前記Ｃブロック（１６Ｃ）の透光部（（
＞（（）・・・に対応する残りの燃焼時間を表示するも
のであり、その表示は’０　３０　６０分」の表示と’
０　３０　６０　９０分」の表示を行なう。Ｅブロック
（１６Ｅ）は「タイマー運転を解除してください」の表
示に対応し、Ｆブロック（１６Ｆ）はタイマ運転に対応
する絵柄〈口）に対応させている。

本発明は上述する構成であり、以下その動作について説
明すると、先ず操作部（３）の電源スィッチ（４）を抑
圧操作することにより燃焼制御回路（１３）は動作を開
始して予め定められたシーケンスプログラムに基づいて
バーナの燃焼運転を開始して暖房あるいは給湯を行なう
。この時表示部（１４）は第２図に示すように現在時刻
、バーナの燃焼量、希望の温度、現在の温度等が表示さ
れる。また、室温や給湯温度を変更する場合には室温調
節スイッチ（６）（７）を操作することにより任意の温
度に設定することができる。

次に、前述するような通常の燃焼運転を行なっている時
に灯油等の燃料量が所定量よりも減少（低下）した場合
について説明すると、該燃料量の減少を給油予告装置（
１〉が検出して給油予告信号を第１の演算回路（２）に
出力する。第１の演算回路（２）は給油予告信号が入力
してからバーナの燃焼運転を継続することが可能な９０
分間から燃焼経過時間を減算して油切れによる消火まで
の残りの燃焼時間を演算してその信号を出力する。表示
部（１４）は第１の演算回路（２）から残りの燃焼時間
信号が入力すると液晶透過板（１６）のＢ、Ｃ，Ｄの各
ブロック（１６Ｂ）、（１６Ｃ）、（１６Ｄ）を作動さ
せて透明にすることにより「残り灯油のめやす」、’０
　３０　６０　９０分」、残りの燃焼時間をアナログ的
に表示する透光部（イ）（す・・・の９個全部が発光表
示される。その表示を第４図およびその要部を拡大した
第９図に示す。そして、第１の演算回路（２）は給油予
告装置（１）の出力する給油予告信号が入力してから１
０分毎に透光部（（）（（）・・・を右方から１個ずつ
順次消灯させる信号を表示部（１４）に出力していきそ
の後残りの燃焼時間が“０″になると燃焼停止信号を燃
焼制御回路（１３）に出力してバーナの燃焼を停止させ
る。また、前記燃焼停止信号が第１の演算回路（２）か
ら表示部（１４〉に入力すると、該表示部（１４）は液
晶透過板（１６）のＢ、Ｃ，Ｄブロック（１６Ｂ）、（
１６Ｃ）、（１６Ｄ）を不透明として゛そのブロック（
１６Ｂ）、（１６Ｃ）、（１６Ｄ）に対応する表示部分
を消灯すると共にＡブロック（１６Ａ）を透明として第
１０図で示すように１灯油がなくなりました」旨の文字
表示を保持する。

次に、タイマ運転を行なう場合について説明すると、先
ず切替えスイッチ（１０）を「タイマー合せ」位置とす
ることにより現在時刻の表示部分にタイマ時刻が現れる
。そしてタイマ時刻を修正する場合には時刻調節スイツ
、チ（８）（９）を操作して任意に希望するタイマ時刻
に合せた後該切替えスイッチ（１０）を「通常位置」と
することによりタイマ＝８− 回路（１１）にタイマ時刻がセットされる。このように
希望するタイマ時刻をセットした後に運転スイッチ（４
）を押圧操作し燃焼制御回路（１３）を作動状態として
タイマスイッチ（５）抑圧操作する事により該制御回路
（１３）はタイマ運転状態となる。

而して、タイマ回路（１１）は設定されている希望のタ
イマ時刻が到来すると燃焼制御回路（１３）に燃焼開始
信号を出力して該制御回路（１３）はバーナの燃焼運転
を開始する。また、前記タイマ回路（１１）の出力する
燃焼開始信号が第２の演算回路（１２）に入力すると該
演算回路（１２）はタイマ運転時において燃焼運転を継
続することが可能な６０分間から燃焼経過時間を減算し
て消火するまでの残りの燃焼時間を出力する。表示部（
１４）は第２の演算回路（１２）から残りの燃焼時間信
号が入力すると液晶透過板（１６）のＣブロック（１６
Ｃ）の透光部（イ）（イ）・・・を左側から６個とＤブ
ロック（１６Ｄ＞の「０３０６０分、およびＥ、Ｆブロ
ック（１６Ｅ）（１６Ｆ）に対応する１タイマー運転を
解除してください」とタイマ運転を表示する絵柄（ロ）
とを特徴とする特許の表示を第３図および第７図に示す
。そして、第２の演算回路（１２）はタイマ回路（１１
）から出力きれる燃焼開始信号が入力してから１０分毎
に透光部（（）（（）・・・を右方から１個ずつ順次消
灯させる信号を表示部（１４）に出力していきその後残
りの燃焼時間が“０”になると燃焼停止信号を燃焼制御
回路（１３）に出力してバーナの燃焼を停止させる。ま
た、前記燃焼停止信号が第２の演算回路（１２）から表
示部（１４）に入力すると、該表示部（１４）は液晶透
過板（１６）のＣ，Ｄブロック（１６Ｃ）、（１６Ｄ）
を不透明とすると共に第８図に示すようにＥ、Ｆブロッ
ク（１６Ｅ）、（１６Ｆ）を透明にして「タイマー運転
を解除してください」旨の文字による表示とタイマ運転
モードであることを表示する絵柄（ロ）を点灯して表示
をこのまま保持する。

また、前述するようなタイマ運転中において燃料量が所
定量より低下した場合には表示部（１４）にタイマ運転
における残りの燃焼時間を優先して表示するように構成
しているものである。

本発明は、上述した如くであり、タイマ運転時における
残りの燃焼時間と燃料量が所定量に低下した時からの残
りの燃焼時間とを表示する表示部を兼用しているので、
表示部の表示スペースを減少することができ、且つ安価
に製作することができる。

（ト）発明の効果 本発明は、以上述べた如くであり、タイマ運転時におけ
る残りの燃焼時間と燃料■が所定量以下に低下してから
の残り燃焼時間とを同一の表示器にて表示することがで
きるので、使用者は容易にタイマ運転時あるいは燃料切
れで消火するまでの残りの燃焼時間を「Ｉ視にて確認す
ることができるので非常に使い易い燃焼装置を提供する
ことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図〜第１０図は本発明の一実施例を示す図で、第１
図は電気回路のブにＩツク図を示す図、第２図〜第４図
は表示部全体の表示例を示す図、第５図は表示部構造を
示す断面図、第６図は表示部の要部を拡大した図、第７
図〜第１０図は第６図における表示動作を説明する図で
ある。 （１）・・・給油予告装置、　（２）・・・第１の演算
回路、（１１）・・・タイマ回路（タイマ手段）、（１
２）・・・第２の演算回路、　（１４）・・・表示部。 出願人　三洋電機株式会社　外１名 代理人　弁理士　　佐　野　静　夫 第１図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）燃料量が所定量に低下した事を検出すると給油予
   告信号を発生する給油予告装置と、該給油予告信号に基
   づいて残りの燃焼可能時間を演算出力する第１の演算回
   路と、予め設定した時刻が到来すると一定時間の燃焼運
   転を行なった後運転を停止させるタイマ手段と、該タイ
   マ手段によりー定時間の燃焼運転時にはその一定時間内
   における残りの燃焼可能時間を演算出力する第２の演算
   回路と、前記第１および第２の演算回路が出力する残り
   の燃焼可能時間を表示する表示部とから構成、したこと
   を特徴とする燃焼装置。