JPS62116829A - 燃焼装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （イ）産業上の利用分野 本発明は燃焼用空気を室内から得て、生ずる高温の燃焼
排気ガスを室内に放出して暖房を行なう開放式の燃焼装
置に関する。

（ロ）従来の技術 近年、室内の空気を燃焼に供し、該燃焼により発生する
高温の排気ガスを室内に放出して暖房を行なう開放式の
燃焼装置が開発され市販されているが、このような開放
式の燃焼装置のタイマ装置においては、室内の酸素濃度
の低下による酸欠を未然に防止するため、タイマ装置に
より燃焼運転する場合には一定時間後に燃焼を停止する
ものが特開昭５６−２７８２８号公報で開示されている
。

（ハ）発明が解決しようとする問題点 前記従来の技術にあっては、タイマ運転時と通常運転時
における暖房の判別がつきにくく、例えばタイマ運転を
解除し忘れにより暖房を行なっているにも係らず途中消
火するといった問題点が発生していた。

（ニ）問題点を解決するための手段 本発明は設定時刻に自動的に動作を行なわせて燃焼を開
始しその後一定時間燃焼を継続した後消火する点火手段
を備えたものにおいて、前記点火手段により燃焼を行な
って消火した後は、タイマ運転による消火である旨を文
字にて表示する表示部を設けて成る如く構成したもので
ある。

（ホ）作用 タイマ運転による一定時間の燃焼運転終了後は、タイマ
運転後の消火状態であることを表示部に表示することが
できるので、使用者はタイマ運転後の消火状態か、他の
要因による異常消火状態であるかを容易に識別すること
ができる。

（へ）実施例 以下、本発明の一実施例を第１図〜第６図に基づいて説
明する。（１）は第２図〜第５図にその詳細を示す電源
スィッチ（２）、タイマスイッチ（３）、室温調節スイ
ッチ（４）（５）、時刻調節スイッチ（６）（７）、表
示切換スイッチ（８）等から成る操作部、（９）はバー
ナ（図示せず）の燃焼を制御する燃焼制御回路で、該制
御回路（９）は前記操作部（１）の各スイッチの操作に
応じてバーナの燃焼を制御する。

（１０）はタイマ手段としてのタイマ回路で、該タイマ
回路（１０）は予め使用者が設定している希望の時刻に
なると前記制御回路（９）に燃焼開始信号を出力する。

（１１）はタイマ手段としての計時回路で、該計時回路
（１１）は前記タイマ回路（１０）の出力する燃焼開始
信号が入力すると予め設定している燃焼可能時間（例え
ば６０分間）を減算して後述する表示部（１２）に残り
の燃焼時間の表示信号を出力する。また、該計時回路（
１１）は予め設定している燃焼可能時間（６０分）を経
過したら前記制御回路（９）に燃焼停止信号を出力する
ものである。

（１２）は表示部で、該表示部（１２）は第２図〜第５
図に図示しているように現在時刻、バーナの燃焼量、希
望の温度（設定温度）、現在の温度、タイマ運転時にお
ける残り燃焼時間、′タイマー運転を解除してください
」旨の文字による表示等を行なう。また、前記表示部（
１２）は第６図に示すように予め前述するようなタイマ
運転時における残り燃焼時間や１タイマー運転を解除し
てください」旨の表示等を施した表示板（１３）を配設
すると共に該表示板（１３）の後方には前述する文字等
に対応する部分に液晶透過板（１４）を配設している。

更に、前記液晶透過板（１４）の背面後方にはＬＥＤや
ＥＬ等からなる多数の発光手段（１５）（１５）・・・
を配設している。よって前記表示板り１３）の表示した
い部分に対応する液晶透過板（１４）の液晶部分を作動
して透明とすることにより発光体（１５）（１５）・・
・の発光を表示板（１３）の表示したい部分側に透過さ
せることにより表示板（１３）に施した表示が点灯表示
するように構成しているものである。

本発明は上述する構成であり、以下その動作について説
明すると、先ず電源スィッチ（２）を抑圧操作した後表
示切換スイッチ（８）を「タイマー合せ位置」とするこ
とにより現在時刻の表示部分はタイマ一時刻を表示する
。そして、時刻調節スイッチ（６）（７）を抑圧操作し
て希望のタイマ時刻に合わせた後表示切換スイッチ（８
）を「通常位置」に戻すことによりタイマ時刻がタイマ
回路（１０）にセットされる。

而して、タイマスイッチ（３）を抑圧操作すると表示部
（１）は第３図に示すように現在時刻と電源スィッチ（
２）の投入を示す「パワー、とタイマスイッチ（３）の
投入を示す時計を型どった絵柄等が表示される。

その後、設定したタイマ時刻が到来するとタイマ回路（
１０）は燃焼開始信号を燃焼制御回路（９）に出力する
。燃焼制御回路（９）はタイマ回路（１０）から燃焼開
始信号が入力するとバーナの燃焼動作を開始させると共
に表示部（１２）に第４図で示すようにバーナの燃焼量
、希望の温度、現在の温度、１０分毎に１個ずつ消灯し
て残り燃焼時間をアナログ表示する残り燃焼時間、「タ
イマー運転を解除してください」旨の文字による表示等
を行なう表示信号を出力する。また、前記タイマ回路（
１０）の出力する燃焼開始信号は計時回路（１１）に入
力し、残り燃焼時間の演算を開始する。この残り燃焼時
間は燃焼可能時間である６０分から燃焼経過時間を減算
することにより行なわれその出力は前記表示部（１２）
の残り燃焼時間の表示に対応する液晶透過板（１４）を
作動させて表示部分を１個ずつ消灯させて残りの燃焼時
間を１０分毎に減少表示するアナログ表示を行なうもの
である。また、タイマ運転中にこのタイマ運転を解除し
たい時にはタイマスイッチ（３）を抑圧操作することに
より解除きれ通常燃焼状態とすることができる。

そして、前記計時回路（１１）はタイマ回路（１０）が
燃焼開始信号を出力してから６０分間を経過したことを
検出すると、前記制御回路（９）に燃焼停止信号を出力
してバーナの燃焼を停止させると共に表示部（１２）に
出力していた残り燃焼時間の表示信号を停止することに
より表示部（１２）は第５図で示すように１タイマー運
転を解除してください」旨の文字による表示とタイマス
イッチ＜３）が操作されタイマ運転状態にあることを表
示する絵柄と現在時刻とを表示する状態に保持きれる。

以上説明したように、本発明の表示部（１２）はタイマ
運転時におけるバーナ燃焼時にはその燃焼を継続するこ
とができる残りの燃焼時間をアナログ表示するようにし
ているので、使用者は表示部（１２）を目視することに
より容易に残りの燃焼時間を確認することができる。

また、表示部（１２）に表示される残りの燃焼時間は発
光しているので特に夜間等における暗い室内で使用した
場合その表示は見易く使用者は一見くして残りの燃焼時
間を確認することができる。

更にまた、タイマ運転による一定時間の燃焼運転終了後
には「タイマー運転を解除してください」旨を文字にて
表示することにより、使用者は容易にタイマ運転による
消火状態を確認することができる。

（ト）発明の効果 本発明は以上の如くであり、タイマ運転による一定時間
の燃焼運転終了後には「タイマー運転を解除してくださ
い、旨を文字にて表示することにより、使用者は容易に
タイマ運転による消火状態を確認することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図〜第６図は本発明の一実施例を示す図で、第１図
は燃焼装置の電気回路を示すブロック図、第２図〜第５
図は第１図中にある表示部の表示例を示す図、第６図は
表示部の構造を説明する断面図である。 （１０）・・・タイマ回路（タイマ手段）、（１１）・
・・計時回路（タイマ手段）、　（１２）・・・表示部
。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）設定時刻に自動的に動作を行なわせて燃焼を開始
   しその後一定時間燃焼を継続した後消火する点火手段を
   備えたものにおいて、前記点火手段により燃焼を行なっ
   て消火した後は、タイマ運転による消火である旨を文字
   にて表示する表示部を設けたことを特徴とする燃焼装置
   。