JP2564079B2 - グリルの表示装置 - Google Patents

グリルの表示装置

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JP2564079B2
JP2564079B2 JP4268926A JP26892692A JP2564079B2 JP 2564079 B2 JP2564079 B2 JP 2564079B2 JP 4268926 A JP4268926 A JP 4268926A JP 26892692 A JP26892692 A JP 26892692A JP 2564079 B2 JP2564079 B2 JP 2564079B2
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秀一 高田
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、魚等を焼くグリル装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、グリルの使用中は、魚マーク
を点灯させ、上火バーナが燃焼中の場合は上火燃焼マー
クを点灯させ、下火バーナが燃焼中の場合は下火マーク
を点灯させる事により、現在燃焼中のバーナが判る様に
した、両面焼きグリル装置が知られている(特開平2−
17329号公報)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、上記両面焼
きグリル装置において、バーナの燃焼量が切り替わる様
にした場合、現在どの程度の火力でバーナが燃焼してい
るのかマークを見ただけでは判らない、という不具合が
見いだされた。本発明の目的は、使用者が加熱源の加熱
レベルを容易に判るグリル装置の提供にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は、以下の構成を採用した。 (1)単独に加熱レベルの切り替えが可能な上加熱源及
び下加熱源により、グリル庫内が上方や下方から加熱さ
れるグリル装置に用いるグリルの表示装置であって、個
別に点灯制御が可能な二組の表示器群と、加熱レベルに
応じた数の表示器を、配設順に、点灯、消灯、又は点滅
させる表示制御器とを備え、該表示制御器は、両方の加
熱源が動作している場合、各組の表示器の表示周期を同
期させる。
【0005】(2)グリル庫内を加熱する、加熱レベル
の切り替えが可能な加熱源と、該加熱源が安定加熱状態
に移行した事を検知する監視手段とを有するグリル装置
に用いるグリルの表示装置であって、個別に点灯制御が
可能な表示器群と、安定加熱状態に移行する迄の間は、
加熱レベルに応じた数の表示器を点灯状態にし、安定加
熱状態に移行した後は、加熱レベルに応じた数の表示器
を、配設順に、点灯、消灯、又は点滅させる表示制御器
とを備える。
【0006】(3)グリル庫内を加熱する、加熱レベル
の切り替えが可能な加熱源と、該加熱源が異常状態に陥
った事を検知する異常検知手段とを有するグリル装置に
用いるグリルの表示装置であって、個別に点灯制御が可
能な表示器群と、正常時には、加熱レベルに応じた数の
表示器を配設順に点灯又は消灯させ、異常検知時には、
加熱レベルに応じた数の表示器を点滅状態にする表示制
御器とを備える。
【0007】(4)上記(1)〜(3)のいずれかの構
成を有し、且つ、前記表示器は、魚形状を示す図形の、
上方向又は上下各方向に規則的に並設され、前記表示制
御部は、表示器を外方から前記図形の方向に向かって順
に点灯させる。
【0008】
【作用及び発明の効果】〔請求項1について〕 単独に加熱レベルの切り替えが可能な、上加熱源及び下
加熱源により、グリル庫内が上方や下方から加熱される
グリル装置において、グリルの表示装置は、加熱レベル
に応じた数の表示器を、配設順に、点灯、消灯、又は点
滅させ、且つ、両方の加熱源が動作している場合、各組
の表示器の表示周期を同期させている。この為、使用者
は、各加熱源の加熱レベルを容易に知る事ができ、且
つ、点灯表示が不自然にならない。
【0009】〔請求項2について〕 加熱レベルの切り替えが可能な加熱源と、加熱源が安定
加熱状態に移行した事を検知する監視手段とを有するグ
リル装置において、グリルの表示装置は、安定加熱状態
に移行する迄の間は、加熱レベルに応じた数の表示器を
点灯状態にし、安定加熱状態に移行した後は、加熱レベ
ルに応じた数の表示器を、配設順に、点灯、消灯、又は
点滅させている。この為、使用者は、加熱源が何時、安
定加熱状態に移行したかを的確に知る事ができるととも
に、どの状態(安定加熱状態の前や後)においても、加
熱源の加熱レベルを容易に知る事ができる。
【0010】〔請求項3について〕 加熱レベルの切り替えが可能な加熱源と、加熱源が異常
状態に陥った事を検知する異常検知手段とを有するグリ
ル装置において、グリルの表示装置は、正常時には、加
熱レベルに応じた数の表示器を、配設順に、点灯、消灯
させ、異常検知時には、加熱レベルに応じた数の表示器
を点滅状態にしている。この為、使用者は、加熱源が異
常状態に陥った事を的確に知る事ができるとともに、ど
の状態(正常時及び異常状態時)においても、加熱源の
加熱レベルを容易に知る事ができる。
【0011】〔請求項4について〕 表示器は、魚形状を示す図形の、上方向又は上下各方向
に規則的に並設され、表示制御部は、表示器を外方から
図形の方向に向かって順に点灯させている。この為、使
用者は、グリル庫内に入れた魚を、各加熱源が加熱して
いる様子を視覚的に見る事ができるとともに、各加熱源
の加熱レベルを容易に知る事ができる。
【0012】
【実施例】本発明の一実施例(請求項1〜4に対応)を
図1〜図7に基づいて説明する。図1に示す様に、グリ
ルの表示装置Aは、魚を載せる焼網を備えた受皿が収納
されるグリル庫、該グリル庫内を加熱する上火バーナ及
び下火バーナ(いずれも図示せず)、各バーナの着火検
知及び失火検知を行なうサーモカップル101、ガス安
全弁(図示せず)、スパーカ(図示せず)、及び調理モ
ードを選択するモードスイッチ103、電源スイッチ1
04等を有するグリル装置に装着され、魚マーク1、表
示器群2、3、及び表示制御器4を備える。
【0013】魚マーク1は、魚形状の蛍光表示器(青色
発光)であり、グリル装置の正面の操作パネルに配され
ている。
【0014】表示器群2は、横方向の長さを順次長くし
た、逆台形状の蛍光表示器21、22、23(赤色発
光)を、均等間隔で、魚マーク1の上方に配したもので
あり、蛍光表示器毎に、点灯、消灯、点滅を行なう事が
できる。
【0015】表示器群3は、横方向の長さを順次長くし
た、台形状の蛍光表示器31、32、33(赤色発光)
を、均等間隔で、魚マーク1の下方に配したものであ
り、蛍光表示器毎に、点灯、消灯、点滅を行なう事がで
きる。
【0016】表示制御器4は、電源スイッチ104、サ
ーモカップル101、及びモードスイッチ103から送
出される、作動信号、着火検知信号、及びモード信号に
基づき、蛍光表示器21〜23及び31〜33を個別に
点灯制御する。尚、本実施例において、加熱レベルに応
じた表示器の数とは、強燃焼の場合は三個、弱燃焼の場
合は一個である。
【0017】つぎに、待機モード、“モード1”、“モ
ード2”、及び“モード3”における、表示制御器によ
る表示器群2、3の点灯制御について述べる。 〔待機モード〕 使用者が電源スイッチ104を投入すると、グリル装置
は、待機モードとなり、調理モードを選択するモードス
イッチ103の押圧待ちとなる。
【0018】この待機モードでは、運転停止状態及び各
モードの基本点灯状態(=未着火検知状態)を使用者に
見せる為に、表示制御器4は、魚マーク1及び表示器群
2、3の点灯状態を、モードスイッチ103を押圧する
毎に、状態41→状態42→状態43→状態44→状態
41…に切り替える(図5参照)。状態41(運転停止
状態を表示)では、表示制御器4は、魚マーク1及び表
示器群2、3を全て消灯状態にする。
【0019】状態42(“モード1”の基本点灯状態を
表示)において、表示制御器4は、魚マーク1及び表示
器群2、3を全て点灯状態にする。状態43(“モード
2”の基本点灯状態)において、表示制御器4は、魚マ
ーク1を点灯状態にし、表示器群2を全て点灯状態に
し、表示器群3の内、蛍光表示器32のみ点灯状態にす
る。状態44(“モード3”の基本点灯状態)におい
て、表示制御器4は、魚マーク1を点灯状態にし、表示
器群3を全て点灯状態にし、表示器群2を全て消灯状態
にする。
【0020】〔“モード1”〕 待機モードにおいて、“モード1”の表示(状態42の
表示)がされている時に、図示しない点火スイッチを押
圧すると、ガス安全弁が開弁し、スパーカが所定時間作
動し、上火バーナ及び下火バーナが点火され、各バーナ
が強燃焼する。監視手段であるサーモカップル(上下各
バーナに装着)の出力電圧が共に着火検知レベルに達し
ない間(図7の“モード1”、モード選択- 着火検知
間)、表示制御器4は、図7の“モード1”に示す様に
魚マーク1及び表示器群2、3に通電を行ない、図2の
状態51に示す様に、魚マーク1及び表示器群2、3を
全て点灯状態にする。
【0021】各バーナに臨ませたサーモカップル101
の出力電圧が共に着火検知レベル以上になる(安定加熱
状態になる)と、表示制御器4は、図7の“モード1”
に示す様に、魚マーク1及び蛍光表示器23、33に通
電を行ない、図2の状態52に示す様に、魚マーク1の
点灯状態を維持し、蛍光表示器23、33を点灯状態に
する。
【0022】サーモカップル101の出力電圧が共に着
火検知レベル以上を維持し、且つ状態52が0.3秒間
継続すると、表示制御器4は、図7の“モード1”に示
す様に、魚マーク1及び蛍光表示器22、23、32、
33に通電を行ない、図2の状態53に示す様に、魚マ
ーク1の点灯状態を維持し、蛍光表示器22、23、3
2、33を点灯状態にする。
【0023】サーモカップル101の出力電圧が共に着
火検知レベル以上を維持し、且つ状態53が0.3秒間
継続すると、表示制御器4は、図7の“モード1”に示
す様に、魚マーク1及び蛍光表示器21、22、23、
31、32、33に通電を行ない、図2の状態54に示
す様に、魚マーク1の点灯状態を維持し、表示器群2、
3を全て点灯状態にする。
【0024】サーモカップル101の出力電圧が共に着
火検知レベル以上を維持し、且つ状態54が0.3秒間
継続すると、表示制御器4は、図7の“モード1”に示
す様に、魚マーク1のみに通電を行ない、図2の状態5
5に示す様に、魚マーク1の点灯状態を維持し、表示器
群2、3を全て消灯状態にする。
【0025】サーモカップル101の出力電圧が共に着
火検知レベル以上を維持し、且つ状態55が0.3秒間
継続すると状態52に戻り、タイマーがタイムアップす
る迄、状態52→状態53→状態54→状態55→状態
52…を繰り返す。
【0026】タイマーがタイムアップすると、表示制御
器4は、魚マーク1への通電のみ継続し、表示器群2、
3への通電を全て停止し、図6に示す様に、魚マーク1
のみが点灯状態となる。尚、タイムアップに伴い、電磁
安全弁が閉弁状態となり、各バーナは消火状態になる。
【0027】サーモカップル101が、何方かのバーナ
の燃焼炎を検知しなくなる(図7のエラー発生)と、図
7の“モード1”に示す様に、魚マーク1及び表示器群
2、3に間欠通電(0.5秒通電- 0.5秒非通電)を
行ない、図2の状態56に示す様に、魚マーク1及び蛍
光表示器群2、3を点滅状態にする。尚、エラーの検知
に伴い、電磁安全弁が閉弁状態となり、各バーナは消火
状態になる。
【0028】〔“モード2”〕 待機モードにおいて、“モード2”の表示(状態43の
表示)がされている時に、図示しない点火スイッチを押
圧すると、ガス安全弁が開弁し、スパーカが所定時間作
動し、上火バーナ及び下火バーナが点火され、上火バー
ナが強燃焼し、下火バーナが弱燃焼する。サーモカップ
ル(上下各バーナに装着)の出力電圧が共に着火検知レ
ベルに達しない間(図7の“モード2”、モード選択-
着火検知間)、表示制御器4は、図7の“モード2”に
示す様に魚マーク1、蛍光表示器21、22、23、3
2に通電を行ない、図3の状態61に示す様に、魚マー
ク1及び蛍光表示器21、22、23、32を点灯状態
にする。
【0029】各バーナに臨ませたサーモカップル101
の出力電圧が共に着火検知レベル以上になると、表示制
御器4は、図7の“モード2”に示す様に、魚マーク1
及び蛍光表示器23、32のみに通電を行ない、図3の
状態62に示す様に、魚マーク1の点灯状態を維持し、
蛍光表示器23、32を点灯状態にする。
【0030】サーモカップル101の出力電圧が共に着
火検知レベル以上を維持し、且つ状態62が0.3秒間
継続すると、表示制御器4は、図7の“モード2”に示
す様に、魚マーク1及び蛍光表示器22、23、32に
通電を行ない、図3の状態63に示す様に、魚マーク1
の点灯状態を維持し、蛍光表示器22、23、32を点
灯状態にする。
【0031】サーモカップル101の出力電圧が共に着
火検知レベル以上を維持し、且つ状態63が0.3秒間
継続すると、表示制御器4は、図7の“モード2”に示
す様に、魚マーク1及び蛍光表示器21、22、23、
32に通電を行ない、図3の状態64に示す様に、魚マ
ーク1の点灯状態を維持し、蛍光表示器21、22、2
3、32を点灯状態にする。
【0032】サーモカップル101の出力電圧が共に着
火検知レベル以上を維持し、且つ状態64が0.3秒間
継続すると、表示制御器4は、図7の“モード2”に示
す様に、魚マーク1のみに通電を行ない、図3の状態6
5に示す様に、魚マーク1の点灯状態を維持し、表示器
群2、3を全て消灯状態にする。
【0033】サーモカップル101の出力電圧が共に着
火検知レベル以上を維持し、且つ状態65が0.3秒間
継続すると状態62に戻り、タイマーがタイムアップす
る迄、状態62→状態63→状態64→状態65→状態
62…を繰り返す。
【0034】タイマーがタイムアップすると、表示制御
器4は、魚マーク1への通電のみ継続し、表示器群2、
3への通電を全て停止し、図6に示す様に、魚マーク1
のみが点灯状態となる。
【0035】サーモカップル101が、何らかのバーナ
の燃焼炎を検知しなくなる(図7のエラー発生)と、図
7の“モード2”に示す様に、魚マーク1、蛍光表示器
21、22、23、32に間欠通電(0.5秒通電-
0.5秒非通電)を行ない、図3の状態66に示す様
に、魚マーク1及び蛍光表示器21、22、23、32
を点滅状態にする。
【0036】〔“モード3”〕 待機モードにおいて、“モード3”の表示(状態44の
表示)がされている時に、図示しない点火スイッチを押
圧すると、スパーカが所定時間作動し、下火バーナが点
火され、下火バーナが強燃焼する。下火バーナに装着し
たサーモカップル101の出力電圧が着火検知レベルに
達しない間(図6の“モード3”、モード選択- 着火検
知間)、表示制御器4は、図7の“モード3”に示す様
に魚マーク1、蛍光表示器31、32、33に通電を行
ない、図4の状態71に示す様に、魚マーク1及び蛍光
表示器31、32、33を点灯状態にする。
【0037】下火バーナに臨ませたサーモカップル10
1の出力電圧が着火検知レベル以上になると、表示制御
器4は、図7の“モード3”に示す様に、魚マーク1及
び蛍光表示器33のみに通電を行ない、図4の状態72
に示す様に、魚マーク1の点灯状態を維持し、蛍光表示
器33を点灯状態にする。
【0038】下火バーナに臨ませたサーモカップル10
1の出力電圧が着火検知レベル以上を維持し、且つ状態
72が0.3秒間継続すると、表示制御器4は、図7の
“モード3”に示す様に、魚マーク1及び蛍光表示器3
2、33に通電を行ない、図4の状態73に示す様に、
魚マーク1の点灯状態を維持し、蛍光表示器32、33
を点灯状態にする。
【0039】下火バーナに臨ませたサーモカップル10
1の出力電圧が着火検知レベル以上を維持し、且つ状態
73が0.3秒間継続すると、表示制御器4は、図7の
“モード3”に示す様に、魚マーク1及び蛍光表示器3
1、32、33に通電を行ない、図4の状態74に示す
様に、魚マーク1の点灯状態を維持し、蛍光表示器3
1、32、33を点灯状態にする。
【0040】下火バーナに臨ませたサーモカップル10
1の出力電圧が着火検知レベル以上を維持し、且つ状態
74が0.3秒間継続すると、表示制御器4は、図7の
“モード3”に示す様に、魚マーク1のみに通電を行な
い、図4の状態75に示す様に、魚マーク1の点灯状態
を維持し、表示器群2、3を全て消灯状態にする。
【0041】下火バーナに臨ませたサーモカップル10
1の出力電圧が着火検知レベル以上を維持し、且つ状態
75が0.3秒間継続すると状態72に戻り、タイマー
がタイムアップする迄、状態72→状態73→状態74
→状態75→状態72…を繰り返す。
【0042】タイマーがタイムアップすると、表示制御
器4は、魚マーク1への通電のみ継続し、表示器群2、
3への通電を全て停止し、図6に示す様に、魚マーク1
のみが点灯状態となる。
【0043】サーモカップル101が、何方かのバーナ
の燃焼炎を検知しなくなる(図7のエラー発生)と、図
7の“モード3”に示す様に、魚マーク1、蛍光表示器
31、32、33に間欠通電(0.5秒通電- 0.5秒
非通電)を行ない、図4の状態76に示す様に、魚マー
ク1及び蛍光表示器31、32、33を点滅状態にす
る。
【0044】本実施例のグリル装置Aは、以下の効果を
有する。 (ア)表示制御器4は、上下バーナが強燃焼する“モー
ド1”の場合には、蛍光表示器21〜23及び31〜3
3(三個の蛍光表示器)を、図2の状態52〜状態55
に示す様に外方側から魚マーク1の方向(内方側)に向
かって順に点灯させ、且つ表示器群2と表示器群3との
点灯- 消灯パターンを同期させている。又、上バーナが
強燃焼し下バーナが弱燃焼する“モード2”の場合に
は、蛍光表示器21〜23を図3の状態62〜状態64
に示す様に外方側から内方側に向かって順に点灯させ、
蛍光表示器32を図3の状態62〜状態64に示す様に
点灯させ、且つ状態65に示す様に消灯パターンを同期
させている。更に、下バーナが強燃焼し上バーナが消火
状態にある“モード3”の場合には、蛍光表示器31〜
33を図4の状態72〜状態75に示す様に外方側から
魚マーク1の方向(内方側)に向かって順に点灯させて
いる。この為、使用者は、操作パネルの蛍光表示器を一
目見るだけで、グリル庫内の魚が何方バーナで如何なる
火力強度で加熱されているかを視覚的に見る事ができ
る。また、上下バーナが両方共燃焼している時は、点灯
- 消灯パターンを同期させているので、点灯- 消灯パタ
ーンが自然に見える。
【0045】(イ)サーモカップル101の出力電圧が
着火検知レベルに達しない状態51、61、71の間、
表示制御器4は、状態54、64、74で点灯する蛍光
表示器と同じ表示器を点灯状態にしている。この為、使
用者は、バーナが何時、着火検知レベルに達したかを的
確に知る事ができる。
【0046】(ウ)サーモカップル101が、何れかの
バーナの燃焼炎を検知しなくなると、魚マーク1及び表
示器群2、3の内、状態54、64、74で点灯する蛍
光表示器と同じ表示器を点滅状態にしている。この為、
使用者は、失火等の異常状態にバーナが陥った事を的確
に知る事ができる。
【0047】本発明は、上記実施例以外に、以下の実施
態様を含む。 a.請求項2、3のグリルの表示装置を組み付けるグリ
ル装置は、片面焼きのものであっても良い。 b.上記実施例では、表示制御部4が、火力に応じた数
の蛍光表示器を外方から魚マーク1の内方に向かって順
に点灯させているが、外方から魚マーク1の方向に向か
って順に消灯させたり、外方から魚マーク1の内方に向
かって順に点滅させたりする構成にしても良い(請求項
1、2のみ)。 c.加熱源の加熱レベルの切り替えは何段階でも良く、
表示器群の数も適宜、決めれば良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るグリルの表示装置のブ
ロック図である。
【図2】そのグリルの表示装置が“モード1”で作動し
ている時の表示器群の点灯状態を示す説明図である。
【図3】そのグリルの表示装置が“モード2”で作動し
ている時の表示器群の点灯状態を示す説明図である。
【図4】そのグリルの表示装置が“モード3”で作動し
ている時の表示器群の点灯状態を示す説明図である。
【図5】そのグリルの表示装置が待機モードで作動して
いる時の表示器群の点灯状態を示す説明図である。
【図6】そのグリルの表示装置がタイムアップした時の
表示器群の点灯状態を示す説明図である。
【図7】そのグリルが各モードで作動する際のタイムチ
ャート図である。
【符号の説明】
1 魚マーク(図形) 2、3 表示器群 4 表示制御器 21、22、23、31、32、33 表示器 101 サーモカップル(監視手段、異常検知手段) A グリルの表示装置

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 単独に加熱レベルの切り替えが可能な上
    加熱源及び下加熱源により、グリル庫内が上方や下方か
    ら加熱されるグリル装置に用いるグリルの表示装置であ
    って、 個別に点灯制御が可能な二組の表示器群と、 加熱レベルに応じた数の表示器を、配設順に、点灯、消
    灯、又は点滅させる表示制御器とを備え、 該表示制御器は、両方の加熱源が動作している場合、各
    組の表示器の表示周期を同期させる事を特徴とするグリ
    ルの表示装置。
  2. 【請求項2】 グリル庫内を加熱する、加熱レベルの切
    り替えが可能な加熱源と、該加熱源が安定加熱状態に移
    行した事を検知する監視手段とを有するグリル装置に用
    いるグリルの表示装置であって、 個別に点灯制御が可能な表示器群と、 安定加熱状態に移行する迄の間は、加熱レベルに応じた
    数の表示器を点灯状態にし、安定加熱状態に移行した後
    は、加熱レベルに応じた数の表示器を、配設順に、点
    灯、消灯、又は点滅させる表示制御器とを備えるグリル
    の表示装置。
  3. 【請求項3】 グリル庫内を加熱する、加熱レベルの切
    り替えが可能な加熱源と、該加熱源が異常状態に陥った
    事を検知する異常検知手段とを有するグリル装置に用い
    るグリルの表示装置であって、 個別に点灯制御が可能な表示器群と、 正常時には、加熱レベルに応じた数の表示器を配設順に
    点灯又は消灯させ、異常検知時には、加熱レベルに応じ
    た数の表示器を点滅状態にする表示制御器とを備えるグ
    リルの表示装置。
  4. 【請求項4】 前記表示器は、魚形状を示す図形の、上
    方向又は上下各方向に規則的に並設され、 前記表示制御部は、表示器を外方から前記図形の方向に
    向かって順に点灯させる事を特徴とする請求項1乃至請
    求項3の何れかに記載のグリルの表示装置。
JP4268926A 1992-10-07 1992-10-07 グリルの表示装置 Expired - Lifetime JP2564079B2 (ja)

Priority Applications (1)

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