JPS62111123A - 過給式多気筒内燃機関 - Google Patents

過給式多気筒内燃機関

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JPS62111123A
JPS62111123A JP25153785A JP25153785A JPS62111123A JP S62111123 A JPS62111123 A JP S62111123A JP 25153785 A JP25153785 A JP 25153785A JP 25153785 A JP25153785 A JP 25153785A JP S62111123 A JPS62111123 A JP S62111123A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cylinder
cylinders
supercharging
dead center
intake
Prior art date
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Pending
Application number
JP25153785A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinichi Yamamoto
真一 山本
Toshiro Kitamura
北村 敏郎
Yasuhiro Miyagawa
宮川 保博
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daihatsu Motor Co Ltd
Original Assignee
Daihatsu Motor Co Ltd
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Publication date
Application filed by Daihatsu Motor Co Ltd filed Critical Daihatsu Motor Co Ltd
Priority to JP25153785A priority Critical patent/JPS62111123A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、クランク軸を共通にした3つの気筒のうち1
つの気筒を、他の2つの燃焼用気筒に対する過給用の気
筒に構成した多気筒内燃機関に関するものである。
〔従来の技術〕
クランク軸を共通にした3つの気筒のうち1つの気筒を
、他の2つの燃焼用気筒に対する過給用の気筒に構成し
た多気筒内燃機関は、先行技術としての特開昭52−7
6517号公報によって提案されている。
そして、この先行技術における多気筒内燃機関は、クラ
ンク軸を共通にした3つの気筒のうち2つの気筒を位相
が互いに360度ずれた四サイクルの燃焼用気筒に、残
りの1つの気筒をニサイクルの過給用気筒にし、該過給
用気筒の位相を前記両燃焼用気筒に対して180度とし
、過給用気筒の上死点の位相を両燃焼用気筒の下死点に
一致させることにより、当該過給用気筒で圧縮した混合
気を、両燃焼用気筒に交互に送気するように構成したも
のである。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかし、四サイクルの燃焼用気筒では、当該気筒への空
気の充填効率を確保するために吸気弁が閉じるときの時
期を、当該燃焼用気筒における下死点よりも適宜クラン
ク角θ1 (θ1=20〜60°)だけ後ろの位相に設
定するのが通例であるから、過給用気筒の両燃焼用気筒
に対する位相を、前記先行技術のように180度に設定
すると、過給用気筒におけるピストンの下降動は、両燃
焼用気筒ピストンの上昇動に完全に一致し、当該一方の
燃焼用気筒における吸気弁は、過給用気筒が吸入行程に
なったときにおいても開いていることになり、過給用気
筒内には、吸気弁が開いている燃焼用気筒から混合気を
、当該燃焼用気筒における吸気弁が閉となる迄の間にお
いて吸入することになるから、過給用気筒の吸入行程に
際して当該過給用気筒内に新しく吸入される大気空気の
量は、過給用気筒内に燃焼用気筒より吸入した混合気の
量だけ少なくなる。
そしてこのように、燃焼用気筒における吸気弁の閉じる
迄の間における過給用気筒内への混合気の吸入は、過給
用気筒における体積効率(行程容積に対する混合気の吸
入量の割合)、ひいては過給効率を低下させるから、過
給による出力のアップが不充分であった。
本発明は、このように両燃焼用気筒における吸気弁の閉
迄の間において、過給用気筒内への混合気の逆流を防止
し、燃焼用気筒の体積効率を向上することを目的とする
ものである。
〔問題点を解決するための手段〕
このため本発明は、クランク軸を共通にした3つの気筒
のうち2つの気筒を位相が互いに360度ずれた四サイ
クルの燃焼用気筒に、1つの気筒をニサイクルの過給用
気筒に各々構成し、前記過給用気筒に吸入した混合気を
、当該過給用気筒で圧縮して前記両燃焼用気筒に交互に
送気するようにした多気筒内燃機関において、前記過給
用気筒における上死点の両燃焼用気筒に対する位相を、
当該両燃焼用気筒における上死点より適宜クランク角だ
け後ろに位置するようにずらせた構成にしたものである
〔発明の作用・効果〕
このように、過給用気筒における上死点の両燃焼用気筒
に対する位相を、当該両燃焼用気筒における上死点より
適宜クランク角だけ後ろに位置するようにずらせると、
過給用気筒においてそのピストンの上死点からの下降動
にて吸入行程に移行するときの時期が、両燃焼用気筒の
うち一方の燃焼用気筒における吸気弁の閉じる時期に近
付くことになり、換言すると、燃焼用気筒における吸気
弁が閉じるときの時期と、過給用気筒が吸入行程に入る
時期とが略一致することになるから、前記先行技術のよ
うに燃焼用気筒の吸気弁が閉じる迄の間に、過給用気筒
に混合気を吸入することを防止ないし低減することがで
きるのである。
従って本発明によると、過給用気筒への混合気の吸入を
防止ないし低減することができる分だけ、過給用気筒に
おける体積効率、ひいては過給効率を向上できるから、
機関出力のアップを図ることができる効果を有する。
〔実施例〕
以下本発明の実施例を図面について説明すると、図にお
いてlは第1気筒2及び第3気wI4を4サイクルの燃
焼用気筒とし、第2気筒3を2サイクルの過給用気筒と
した判型3気筒内燃機関を示し、該内燃機関lにおける
各気筒は一本のクランク軸1aで構成されており、この
内燃機関1には、前記第1気筒2及び第3気筒4の箇所
に吸気弁7゜8付き吸気ポート5.6と、排気弁11.
12付き排気ポート9.10とが各々形成されると共に
、第2気筒3の箇所に一つの吸入ポート13が形成され
ている。
前記第1気筒2及び第3気筒4のピストン(図示せず)
は同一位相で上下動するが、第1気筒2と第3気筒4と
は、第1気筒2が爆発行程のとき第3気筒4が吸気行程
となるように点火時期がクランク角で360度ずれてお
り、且つ、前記吸気弁7,8は、従来から周知のように
第1気筒2及び第3気筒4の上死点(TDCI)よりも
適宜クランク角θ1 (θ1=10〜20°)だけ前の
位置へから、第1気筒2及び第3気筒4の下死点(BD
CI)より適宜クランク角θ2だけ後ろの位置Bまでの
クランク角度(θin)において開くように構成され、
この吸気弁7,8で開閉される吸気ボート5゜6は、吸
気通路14.15を介して前記第2気筒3内に連通して
いる。
また、前記第2気筒3における行程容積は、第1気筒2
及び第3気筒4の両方に対して過給を行うために、第1
気筒2又は第3気筒4の行程容積より大きい値に構成さ
れている。
一方、エアクリーナ16からの吸入通路17にはスロッ
トル弁18付きの気化器19を設けて、この吸入通路1
7を前記第2気筒3における吸入ボート13に接続し、
この吸入ボート13内に第2気筒3への方向にのみ開く
ようにした逆止弁型の吸入弁20が設けられ、また、前
記第1気筒2及び第3気筒4における排気ボート9.1
0には、排気マニホールド21が接続されている。
そして、前記第2気筒3の第1気筒2及び第3気筒4に
対する位相を、当該第2気筒3におけるピストンの上昇
動による最初の圧縮行程のとき第3気筒4が吸気行程で
、第2気筒2の次の圧縮行程のとき第1気筒2が吸気行
程となるように設定するにおいて、機関1をクランク軸
1aの方向に見たとき、第2気筒3におけるシリンダボ
アの軸線23を、第1気筒及び第3気筒4におけるシリ
ンダボアの軸線22に対してクランク軸1aの回転方向
に適宜角度θ3だけ傾斜させることにより、第2気筒3
おける上死点(TDC2)の第1気筒2及び第3気筒4
における上死点(TOCI)に対する位相を、適宜クラ
ンク角θ3だけ後ろに位置するようにずらせた位置に設
定して成るものである。
この場合、第2気筒2のクランクピンを、第1気筒2及
び第3気筒4のクランクピンに対して回転方向に180
゛−03の位相にすることによって、第2気筒3の第1
気筒及び第3気筒2.4に対する上死点(TDC2)の
位相を、第1気筒及び第3気筒の上死点(TDCI’)
よりクランク角θ3だけ後ろに位置するようにしても良
い。
なお、前記気化器19による燃料供給に代えて燃料噴射
式にするときには、エアクリーナ16の下流側にエアフ
ローメータを設け、該エアフローメータで計測した空気
量に対応する量の燃料を、吸入通路17又は吸入ポート
13若しくは第2気筒3に噴射供給するか、第1気筒2
及び第3気筒に噴射供給するようにすれば良い。
この構成において、第2気筒3のピストンが下降する吸
入行程のとき、第1気筒2は圧縮行程、第3気筒4は排
気行程で、両気筒2,4における吸気弁7,8はいずれ
も閉じているから、第2気筒3内には、エアクリーナ1
6からの吸入空気がこれに燃料を供給されたのち吸入さ
れる。次いで第2気筒3がピストンの上昇動による圧縮
行程になると、第3気筒4が排気行程から吸気行程に移
行し、この移行の途次においてその吸気弁8が開くこと
により、第2気筒3で圧縮された混合気が第3気筒4に
吸気通路15を介して送気され、第3気筒4に対しての
過給が行なわれ、また、第2気筒3が次の圧縮行程にな
ると、第1気筒2が排気行程から吸気行程に移行し、こ
の移行の途次においてその吸気弁7が開くことにより、
第2気筒3で圧縮された混合気が第1気筒2に吸気通路
工4を介して送気され、第1気筒2に対しての過給が行
なわれるのである。
そして、前記第2気筒3における上死点(TDC2)の
第1気w12及び第3気筒4に対する位相を、当該第1
気筒2及び第3気筒4における上死点(TOCI)より
適宜クランク角θ3だけ後ろに位置するようにずらせた
位置に設定したことにより、第2気筒3の上死点(TD
C2)から第1気筒2及び第3気筒4における吸気弁7
.8が閉じるまでの間のクランク角度が略180度とな
り、第2気筒3におけるピストンの上死点(TDC2)
からの下降動にて当該第2気筒3が吸入行程に移行する
ときの時期が、第1気筒2及び第3気筒4における吸気
弁7.8が閉じる時期に略同じになるか近付くことにな
るから、第1気筒2及び第3気筒4における吸気弁7.
8が閉じる迄の間においてこれら両気筒2.4内の混合
気を第2気筒3内に吸入することを防止し、体積効率を
向上できるのである。
なお、前記実施例は3気筒内燃機関における中央の第2
気筒を過給用気筒にした場合であったが、第1気筒2又
は第3気筒4を過給用気筒とし、他の気筒を燃焼用気筒
にしても良いことは言うまでもない。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示し、第1図は内燃機関の平面
図、第2図は機関をクランク軸の方向に見たときの位相
関係を示す図である。 1・・・内燃機関、2・・・第1気筒、3・・・第2気
筒、4・・・第3気筒、5.6・・・吸気ボート、7.
8・・・吸気ボート、13・・・吸入ポート、14.1
5・・・吸気通路、16・・・エアクリーナ、17・・
・吸入通路、18・・・スロットル弁、19・・・気化
器、20・・・吸入弁。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)、クランク軸を共通にした3つの気筒のうち2つ
    の気筒を位相が互いに360度ずれた四サイクルの燃焼
    用気筒に、1つの気筒を二サイクルの過給用気筒に各々
    構成し、前記過給用気筒に吸入した混合気を、当該過給
    用気筒で圧縮して前記両燃焼用気筒に交互に送気するよ
    うにした多気筒内燃機関において、前記過給用気筒にお
    ける上死点の両燃焼用気筒に対する位相を、当該両燃焼
    用気筒における上死点より適宜クランク角だけ後ろに位
    置するようにずらせたことを特徴とする過給式多気筒内
    燃機関。
JP25153785A 1985-11-08 1985-11-08 過給式多気筒内燃機関 Pending JPS62111123A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25153785A JPS62111123A (ja) 1985-11-08 1985-11-08 過給式多気筒内燃機関

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JP25153785A JPS62111123A (ja) 1985-11-08 1985-11-08 過給式多気筒内燃機関

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JPS62111123A true JPS62111123A (ja) 1987-05-22

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ID=17224288

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JP25153785A Pending JPS62111123A (ja) 1985-11-08 1985-11-08 過給式多気筒内燃機関

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5265564A (en) * 1989-06-16 1993-11-30 Dullaway Glen A Reciprocating piston engine with pumping and power cylinders

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5527218A (en) * 1978-08-16 1980-02-27 Tokyo Electric Co Ltd Serial printer

Patent Citations (1)

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