JPS62110095A - 管端間調整装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、２個の対向フランジの間に配役さ几たベロー
状体で構成され、当該の管端に臨む対向フランジの端面
が、環状構の中に陥没するベロー状体の各々１個のゴム
状弾性壌状膨出部によって背面を蔽われ、かつ当該の管
端にあるフランジと連結されて成る５相互に間隔を置い
て配設された２個の管端の間の弾性継手としてのｇｆ端
間調整装置に関する。

〔従来の技術〕

ベロー状体がゴムから成り、織物の補強を有する上記の
管端間調整装置は飲料水管及び廃水管、特に、衛生設備
、浄水設備、空調設備、食品工業等において熱膨張、組
立誤差、振動、調整運動の吸収と固体伝送音の遮断に適
している。その場合、冒頭に説明した管端間調整装置は
、それぞれ上記の環状溝を具備する２個のフランジから
成り、この環状溝にベロー状体の環状膨出部が係合した
ものである。フランジは更に管端に設けられるフランジ
ＶＣ螺着しなければならな込。

このようにして上記の管端間調整装置は管端に溶接その
他により固着したフランジを必要とするから、製造及び
組立が高価である。

〔発明が解決しようとする問題点〕

本発明の目的とするところは、冒頭に述べた管端間調整
装置を安価に構成し、その組立を簡素化することである
。

〔問題点を解決するための手段、作用、発明の効果〕本
発明に基づき環状溝が当該の対向フランジの方向に円錐
形に開く密封室であり、その半径方向内側の一部が当該
の管端の外周面てよって規定され、管端間調整装置を組
立てた時に環状膨出部が密封室をふさぎ、密封室の円錐
形環状面、対向フランジの端面及び当該の管端の外周面
に押接するように、密封室が環状膨出部を半径方向及び
軸方向に加圧する構成にすることによって上記の目的が
達成される。

このようにして本発明に基づく管端間調整装置はパリ取
りしただけの平滑な管端に組立てられ、その際唯−の組
立用具として、螺着のために適当なス・ダナが必要であ
る。この新規な管端間調整装置は容易に組立てられるだ
けでなく、解体も容易である。組立の際に部品をはめ込
んで、ねじ継手で相互に緊締しさえすればよいから、防
爆環境で指定される一切の保安対策が不要である。

各締付は部材は少くとも１個の凸形に形成された円環か
ら成り、環状部分に弓形輪廓を督し、半径方向スリット
を具備することができる。伸Ｎ調奎装ｅを緊締した峙て
締付は部材と菅の外周面との間に強制的結合だけでなく
、簡易な固定も形成するために、半径方向内側の締付は
縁を尖らせることができる。

環状膨出部の構造は密封室の内側輪廓とあいまって、極
めて簡単だがはなはだ高い負荷に耐える密封をもたらす
。組立の際に互いに連結される管端の僅かなずれは問題
でない。

特に、互いに連結される管端の直径が大きい場合は、密
封室部材ないしはフランジが複数個の個別の円環セグメ
ントから成ることが好ましい。

密＠室部材にベロー状体の当該の環状膨出部を、例えば
、加硫により固着することもできる。また。

密封室部材をベロー状体に設は念織物補強で取囲むこと
も可能である。ベロー状体を製造する時に、この補強を
まず射出成形グイに挿入した上で、密封室部材をダイに
挿入すればよい。射出成形工程が完了すれば、いわば分
離不能な結合が得られる。

〔実施例〕

以下、図面を参照して本発明を実施例に基づｂて説明す
る。

第１図は、斤いに間隔を置いて配設された２個の管端ノ
、２の間に設けられた弾性継手としての管端間調整装置
を示す。両方の管端１．２のそれぞれの上にまず外側フ
ランク３．締付部材４及び密封室部材５が嵌装される。

各密閉室部材５は外側フランジ３側に開放した円環形締
付間隔７′５Ｉ：有し、円環形に形成された締付部材４
がこの締付間隔７に挿入され、その半径方向内側の締付
Ｑ　４　ａが管の外周面上に支えられ、半径方向外側の
締付縁４ｂの上に締付間隔７の環状締付面７ａがかぶさ
る。締付部材４は弛緩状態で当該の密封室部材５の端面
を越えて張り比す。その場合、締付部材を当該の締付間
隔７の背面に軸方向に押付ける力が締付部材４の外径を
拡大すると同時に、内径を縮小するように、締付部材４
の形状を選定する。

締付部材４は環形部分に弓形輪廓を有し、半径方向スリ
ットを具備することができる。図示の外側フランジ３は
平坦なフラｙ　）＜グとして形成されている。

密封室部材５は２個の管端１，２の間の間隙側にそれぞ
れ開放した密封室９が形成されている。

密封室９は上記の間隙の方向に円錐形に拡がり、半径方
向内側の一部が当該の管端１，２の外周面によって画定
される。

２個の管端１，２の間の間隙はベロー状体８によって取
囲まれる。ベロー状体８はゴム製で、織物により補強さ
れているとよい。ベロー状体８は両側の軸方向端に各々
１個の環状膨出部６を有する。環状膨出部６は密封室９
内に入り、上記密封室９を軸方向の長さを規定する対向
フランク１゜の背後に張り出す。フランク３と対向フラ
ンジ１０はそれぞれねじ継手１ノを介して相互に緊締さ
れる。本実施例ではねじ継手１１は、外側フランジ３と
対向フランジ１０に単に貫挿したゲルトから成る。

環状膨出部６は無負荷の状態では、その横断面は実質的
に四分円セグメントに相当する。ねじ継手１１を締め込
むと、環状膨出部６は、密封室９によって半径方向及び
軸方向に加圧されて密封室９をふさぎ、密接室９の円錐
形環状面（環状壁面）９ｍ、対向７ランジ１０の対向端
面１０ｈ及び当該の管端１．２の外周面に押接する。更
に、環状膨出部６の環状段部６ａが当該の管端１，２の
端面に当接する。また、ねじ継手１ノを締め込むことに
よって、締付部材４が変形するから、締付部材４は管端
１，２に高い締付は力を作用する。

第２図に示す実施態様は、環状膨出部６とこれを収容す
る密封室９．９ｂの形状だけが第１図の実施態様と相違
する。密封室は半分が室部材５の密封Ｎ９から、半分が
同様の構造の、但し密封室９に対してｍ像のように配設
された対向フランジ１０の密封室９ｂから成る。従って
、密封室９＃９ｂの横断面は近似的に二等辺三角形の形
状を有する。この実施例では、無負荷の環状膨出部６の
横断面は実質的〈半円セグメントに相当する。

第１図及び第２図の実施態様では、当該の管端１．２の
それぞれ外側にある対向フランク１０の内径は管端１．
２の外径より大きい。対向フランジ１０は金属又はプラ
スチック製である。

第３図の実施態様では、環状膨出部６の構造は第２図の
ものと実質的に同じである。但し、環状膨出部６に段状
の支持リング１２が設けられ、当該の管端１，２の外周
面と端面に当接し、それによって当該の・α端に対して
同時にストッパの役割をする。支持リング１２はその外
形輪廓に整合し、半径方向内側へ開放した環状膨出部６
の環状溝にゆるく押込まれている。

第３図の実施態様では、別個の室部材も締付は部材も設
けられていない。むしろ、この場合は、密封室９がフラ
ンジ３の中に直接設けられる。フランジ３は軸中心に分
割され、２個の半割胴体１３．１４で構成される。半割
胴体１３．１４はそれぞれ軸方向に走る７ランジ縁端部
１３ａ。

１４ｈを有し、このフランク縁端部がねじ継手１５によ
って半径方向に相互に緊締され、その際２個の半割胴体
１３．１４がその間に当該の管端１．２を締付ける。半
割胴体１３．１４は端面が当該の対向７ランジ１０１Ｃ
接し、ボルトを含むねじ継手１ノによりてこれに螺着さ
れる。２個の半割胴体１３．１４によりて規定される密
封室９の中に、その円錐形内側輪廓に整合する円錐形リ
ング１６が挿入され、ゴム状弾性環状膨出部６の保護の
ために使用され、半割胴体１３．１４のフランジ縁端部
１３ｈ、１４ｔｈの間でこの環状膨出部が締付けられる
ことを防止する。

第４図の実施態様では、フランジ及び対向フランクが共
同で２個の半割胴体１７．１８を構成する。従って、第
３図の実施態様に用いられているねじ継手１ノが無い。

又、円錐形円環１６の取付けもない。

第５図は、一体に形成された外側フランジ３が当該の管
端１．２の上に嵌着され、これに溶接された伸縮調整装
置を示す。対向７ランジ１０は外側フランク３に接し、
ボルトを含むねじ継手１１を介してこれに螺着される。

第６図は、密封室９と環状膨出部６が第１図の実施、櫟
様におおむね相当する管端間調整装置を示す。なお、フ
ランジと対向フランジは共同でやはり第４図の半割胴体
１７．ｌｆｔを構成する。密封室９の中に、分割してな
い円錐形リング１６が挿入されている。

低い負圧又は過圧範囲で使用されるゴム製管端間調整装
置は、管端との連結て関して高い締付は力を必要としな
いから、上記の使用範囲では第１図及び第２図による締
付は部材４を用いなくてよい。すべての実施態様で管端
１．２に対する密封は、互いに直交する２つの平面で、
すなわち、一方では管端１．２の端面から成る平面で、
他方では各管端の外周面の区域で行われる。

第１図と第２図の実施態様では密封室部材５が複数個の
個別のセグメントから成り、これを当該の環状膨出部６
に固定してもよい。

図示の管端間調整装置においては、ベロー状体８の補強
織物を設けた場合に補強織物の極端な変向ないしは偏り
を回避することができる。また、それによって補助支持
ネットを廃止することができる。

第３図、第４図及び第６図のシェル構造は組立と解体を
簡素化する。すべての実施態様で管端間調整装置の両端
は、環状膨出部６の環状肩部６ａ又は支持リング１２に
管端１．２が接するまで、管端１，２の上に押し込まれ
る。材料のコ９ムに適応した「柔軟な」連結方法が得ら
れ、管端間調整装置の寿命を長くする。

【図面の簡単な説明】

第１図ないし第６図は、それぞれ、本発明の管端間調整
装置の異なる実施態様の一部縦断面図を示す。 １．２・・・管端、３・・・外側フランジ、４・・・締
付部材、４ｍ、４ｂ・・・締付縁、５・・・密封室部材
、６・・・環状膨出部、６ａ・・・環状段部、７・・・
円環形締付間隔、７＆・・・環状締付面、８・・・ベロ
ー状体、９・・・ｒ対置、９ａ・・・円錐形環状面１１
状壁面）、９ｂ・・・密封室、１０・・・対向フランジ
、１０ｈ・・・端面、１１・・・ねじ継手、１２・・・
段状の支持リング、１３゜１４・・・半割胴体、１３ｈ
、１４ｈ・・・フランジ縁端部、１５・・・ねじ、１６
・・・円錐形リング、１７゜１８・・・半割胴体。 出願人代理人　　弁理士　鈴　江　武　彦手続補正書（
放） 昭和６１年１１月２６日 特許庁長官　黒　１）明　雄　殿 １、事件の表示 特願昭６１−２００２１３号 ２、発明の名称 管端間調整装置 ３、補正をする者 事件との関係　　特許出願人 名称　アギンテック・アーゲー ４、代理人 住所　東京都千代田区霞が関３丁目７番２号　ＵＢＥビ
ル昭和６１年１０月２８日 ６、補正の対象 適正な願書（代表者の氏名）、委任状およびその訳文、
図面 ７、補正の内容　　別紙の通り 図面の浄書　（内容に変更なし） 手続補正書 昭和６１年１１月２７日 特許庁長官　黒　１）明　雄　殿 １、事件の表示 特願昭６１−２００２１３号 ２、発明の名称 管端間調整装置 ３、補正をする者 事件との関係　　特許出願人 名称　アギンテックーアーゲー ４、代理人 住所　東京都千代田区霞が関３丁目７番２号　ＵＢＥビ
ル６、補正の対象 図面 ７、補正の内容 図面を別紙の通り補正する。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １）２個の対向フランジ（１０）の間に配設されたベロ
   ー状体（８）を有し、該対向フランジ（１０）は前後に
   配置された管端（１、２）に対向する端面（１０ａ）で
   環状溝内に挿入された該ベロー状体（８）のゴム状弾性
   膨出部（６）によって係合されかつ該管端（１、２）上
   に設置された外側フランジ（３）に接続されて成る、相
   互に間隔を置いて配設された２個の管端（１、２）間の
   弾性継手としての管端間調整装置に於いて、該環状溝は
   対応の該対向フランジ（１０）に向けて円錐状に拡径す
   る密封室（９）から成り、該密封室（９）は半径方向内
   側部で該管端（１、２）に接し、該伸縮調整装置を組立
   てた時に該環状膨出部（６）が半径及び軸方向へ加圧さ
   れる事により該密封室（９）の円錐形環状面（９ａ）、
   対応の該対向フランジ（１０）の該端面（１０ａ）及び
   対応の該管端（１、２）に押接される構造とした事を特
   徴とする管端間調整装置。 ２）無負荷の時前記環状膨出部（６）の横断面が実質的
   に四分円セグメントに相当する形状を有することを特徴
   とする特許請求の範囲第１項に記載の管端間調整装置。 ３）前記環状膨出部（６）は内周面に環状肩部（６ａ）
   を有し、管端間調節器を組立てた時に該環状肩部（６ａ
   ）が対応の該管端（１、２）の端面に当接する構成にし
   たことを特徴とする特許請求の範囲第１項又は第２項に
   記載の管端間調整装置。 ４）前記膨出部（６）は、対応の前記管端（１、２）の
   端面に当接する段状の支持リング（１２）を内部に設け
   たことを特徴とする特許請求の範囲第１項又は第２項に
   記載の管端間調整装置。 ５）前記膨出部（６）は、その半径方向内側に開口し前
   記支持リング（１２）の外形輪廓に対応しかつ該支持リ
   ング（１２）を受ける環状溝を有することを特徴とする
   特許請求の範囲第４項に記載の管端間調整装置。 ６）前記フランジ（３）を対応の前記管端（１、２）に
   嵌装すると共にねじ継手（１１）等により前記対向フラ
   ンジ（１０）に緊締し、前記密封室（９）が形成された
   環状の密封室部材（５）を該管端（１、２）にゆるく嵌
   装すると共に該フランジ（３）に支持するように設け、
   該フランジ（３）と該密封室部材（５）とで締付間隔（
   ７）を形成し、該締付間隔（７）内に少くとも１個の円
   環状締付部材（４）を設け、該締付部材（４）は該管端
   （１、２）の外周面に支えられる半径方向内側の締付け
   縁（４ａ）と、前記締付間隔（７）の締付け面（７ａ）
   が覆う半径方向外側の締付け縁（４ｂ）とを有し、かつ
   該締付部材への軸方向圧縮力が該締付部材の外径の拡大
   と内径の縮小をもたらすように、該締付部材（４）が締
   付間隔（７）から軸方向に張り出す構成になっているこ
   とを特徴とする特許請求の範囲第１項ないし第５項のい
   ずれか１に記載の管端間調整装置。 ７）前記締付部材（４）が環状部に弓形輪廓を有すると
   共に半径方向スリットを具備することを特徴とする特許
   請求の範囲第６項に記載の管端間調整装置。 ８）前記対向フランジ（１０）は、前記密封室（９）と
   鏡像を成し共同して二等辺三角形状の横断面を形成する
   他の密封室（９ｂ）を有し、前記環状膨出部（６）は無
   負荷時にその横断面が実質的に半円セグメントに相当す
   る形状になるように構成されることを特徴とする特許請
   求の範囲第１項及び第３項乃至第７項のいずれかの１に
   記載の管端間調整装置。 ９）ベロー状体（８）はゴムと補強用織物とから成るこ
   とを特徴とする特許請求の範囲第１項ないし第８項のい
   ずれかの１に記載の管端間調整装置。 １０）前記外側フランジ（３）が平坦なフランジリング
   として形成されていることを特徴とする特許請求の範囲
   第１項ないし第９項のいずれかの１に記載の管端間調整
   装置。 １１）前記密封室部材（５）ないしは前記外側フランジ
   （３）が複数個の個別セグメントから成ることを特徴と
   する特許請求の範囲第１項ないし第１０項のいずれかの
   １に記載の管端間調整装置。 １２）前記密封室部材（５）が対応の前記環状膨出部（
   ６）に固着されていることを特徴とする特許請求の範囲
   第６項ないし第１１項のいずれかの１に記載の管端間調
   整装置。 １３）前記密封室（９）が前記外側フランジ（３）内に
   配設されていることを特徴とする特許請求の範囲第１項
   ないし第５項、第８項及び第９項のいずれかの１に記載
   の管端間調整装置。 １４）前記外側フランジ（３）が対応の前記管端（１、
   ２）に溶接され、かつ前記対向フランジ（１０）に接し
   てこれに螺着されていることを特徴とする特許請求の範
   囲第１３項に記載の管端間調整装置。 １５）前記外側フランジ（３）が軸中心に分割されて２
   個の半割胴体（１３、１４；１７、１８）で構成され、
   これらの半割胴体がねじ（１５）等によって半径方向に
   相互に緊締され、その間に前記管端（１、２）を締付け
   ることを特徴とする特許請求の範囲第１３項に記載の管
   端間調整装置。 １６）前記半割胴体（１３、１４）は端面が対応の前記
   対向フランジ（１０）に接し、これに螺着されているこ
   とを特徴とする特許請求の範囲第１５項に記載の管端間
   調整装置。 １７）前記２個の半割胴体（１３、１４；１７、１８）
   内に前記密封室（９、９ｂ）が形成され、密封室（９）
   の中に、その円錐形内側輪廓に対応する円錐形リング（
   １６）が挿入されていることを特徴とする特許請求の範
   囲第１６項に記載の管端間調整装置。 １８）前記２個の半割胴体（１７、１８）がそれぞれ前
   記対向フランジ（１０）をも包含する構成としたことを
   特徴とする特許請求の範囲第１５項に記載の管端間調整
   装置。