JPH032079Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH032079Y2 JPH032079Y2 JP1986031837U JP3183786U JPH032079Y2 JP H032079 Y2 JPH032079 Y2 JP H032079Y2 JP 1986031837 U JP1986031837 U JP 1986031837U JP 3183786 U JP3183786 U JP 3183786U JP H032079 Y2 JPH032079 Y2 JP H032079Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- flexible tube
- nut body
- nut
- flexible
- tube
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 9
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 241000217377 Amblema plicata Species 0.000 description 1
- 230000004323 axial length Effects 0.000 description 1
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 1
- 230000001771 impaired effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Joints That Cut Off Fluids, And Hose Joints (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は、フレキシブルチユーブと他の配管系
の接続部とを気密に接続するフレキシブル継手の
袋ナツトの改良に関するものである。
の接続部とを気密に接続するフレキシブル継手の
袋ナツトの改良に関するものである。
(従来の技術)
従来、第1図に示すように、ナツト本体1の軸
方向の一端側内周に形成されたつば部2に、蛇腹
形状をなすフレキシブルチユーブ10のやや径の
大きな一端部11をリング20を介して係止する
と共に、ナツト本体1の内周に形成された雌ねじ
部3を他の配管系の接続部(図示せず)に締結す
ることで、該一端部11の端面を接続部に気密に
当接できるフレキシブル継手の袋ナツトが知られ
ている。
方向の一端側内周に形成されたつば部2に、蛇腹
形状をなすフレキシブルチユーブ10のやや径の
大きな一端部11をリング20を介して係止する
と共に、ナツト本体1の内周に形成された雌ねじ
部3を他の配管系の接続部(図示せず)に締結す
ることで、該一端部11の端面を接続部に気密に
当接できるフレキシブル継手の袋ナツトが知られ
ている。
(考案が解決しようとする課題)
しかしながら、従来の袋ナツトでは第2図に示
すように、ナツト本体1の近傍でフレキシブルチ
ユーブ10が屈曲されると、フレキシブルチユー
ブ10の一端部11の上側部分に大きな曲げモー
メントが発生して該一端部11及びその周辺に変
形を生じ、当接端面における気密性が損われて内
部の流体が洩れるという問題を生じていた。
すように、ナツト本体1の近傍でフレキシブルチ
ユーブ10が屈曲されると、フレキシブルチユー
ブ10の一端部11の上側部分に大きな曲げモー
メントが発生して該一端部11及びその周辺に変
形を生じ、当接端面における気密性が損われて内
部の流体が洩れるという問題を生じていた。
本考案は上記問題点に鑑みてなされたもので、
その目的とするところは、ナツト本体の近傍でフ
レキシブルチユーブが屈曲された場合でも、当接
端面の気密性が損われることがないフレキシブル
継手の袋ナツトを提供することにある。
その目的とするところは、ナツト本体の近傍でフ
レキシブルチユーブが屈曲された場合でも、当接
端面の気密性が損われることがないフレキシブル
継手の袋ナツトを提供することにある。
(課題を解決するための手段)
本考案は前記目的を達成するため、ナツト本体
の軸方向の一端側内周に形成されたつば部に、蛇
腹形状をなすフレキシブルチユーブの一端部を係
止すると共に、他の配管系の接続部との協働で該
一端部の端面を接続部に気密に当接可能なフレキ
シブル継手の袋ナツトにおいて、フレキシブルチ
ユーブの一端部から複数山分を受容する筒形状の
保持部を、ナツト本体のつば部側に一体に連設し
ている。
の軸方向の一端側内周に形成されたつば部に、蛇
腹形状をなすフレキシブルチユーブの一端部を係
止すると共に、他の配管系の接続部との協働で該
一端部の端面を接続部に気密に当接可能なフレキ
シブル継手の袋ナツトにおいて、フレキシブルチ
ユーブの一端部から複数山分を受容する筒形状の
保持部を、ナツト本体のつば部側に一体に連設し
ている。
(作用)
本考案では、ナツト本体のつば部側に連設され
た筒形状の保持部によつて、フレキシブルチユー
ブの一端部から複数山分が受容されているので、
ナツト本体の近傍でフレキシブルチユーブが屈曲
された場合でも、該チユーブの変形が一端部にま
で及ぶことがなく、該一端部には特段の曲げモー
メントが発生しない。つまり、上記の屈曲ではフ
レキシブルチユーブの一端部及びその周辺に変形
を生じることがない。
た筒形状の保持部によつて、フレキシブルチユー
ブの一端部から複数山分が受容されているので、
ナツト本体の近傍でフレキシブルチユーブが屈曲
された場合でも、該チユーブの変形が一端部にま
で及ぶことがなく、該一端部には特段の曲げモー
メントが発生しない。つまり、上記の屈曲ではフ
レキシブルチユーブの一端部及びその周辺に変形
を生じることがない。
(実施例)
第3図及び第4図は本考案の一実施例を示すも
ので、第3図はフレキシブル継手の部分断面図、
第4図は動作説明図である。本実施例では、第1
図及び第2図に示した従来例と構成を同じくする
部分に同一符号を用いている。
ので、第3図はフレキシブル継手の部分断面図、
第4図は動作説明図である。本実施例では、第1
図及び第2図に示した従来例と構成を同じくする
部分に同一符号を用いている。
第3図において、1は外形断面が六角形状をな
すナツト本体で、一方の開口端から軸方向の中心
部近傍までの内周に雌ねじ部3が形成されてい
る。また、ナツト本体1の雌ねじ部3のねじ底部
には、雌ねじ部3よりもやや小径で、且つフレキ
シブルチユーブ10よりもやや大径のつば部2が
形成されている。
すナツト本体で、一方の開口端から軸方向の中心
部近傍までの内周に雌ねじ部3が形成されてい
る。また、ナツト本体1の雌ねじ部3のねじ底部
には、雌ねじ部3よりもやや小径で、且つフレキ
シブルチユーブ10よりもやや大径のつば部2が
形成されている。
4はナツト本体1のつば部2側に一体に連設さ
れた保持部で、該保持部4はナツト本体1と同一
の外形断面を有し、且つつば部2と同一の内径を
有している。また、この保持部4は、フレキシブ
ルチユーブ10の複数山分(図中では3山分)を
受容するの軸方向長さを有している。
れた保持部で、該保持部4はナツト本体1と同一
の外形断面を有し、且つつば部2と同一の内径を
有している。また、この保持部4は、フレキシブ
ルチユーブ10の複数山分(図中では3山分)を
受容するの軸方向長さを有している。
10は蛇腹形状をなすフレキシブルチユーブ
で、やや径の大きい一端部11を、ナツト本体1
のつば部2にリング20を介して係止されてい
る。
で、やや径の大きい一端部11を、ナツト本体1
のつば部2にリング20を介して係止されてい
る。
上述のフレキシブルチユーブ10を他の配管系
の接続部(図示せず)に接続する場合には、第3
図の状態でナツト本体1の雌ねじ部3をスパナー
(図示せず)等を使用して該接続部に締め付けれ
ばよい。ナツト本体1の締結によつて、フレキシ
ブルチユーブ10の一端部11がつば部2と接続
部との間で挟持され、該一端部11の端面は接続
部に気密に当接する。
の接続部(図示せず)に接続する場合には、第3
図の状態でナツト本体1の雌ねじ部3をスパナー
(図示せず)等を使用して該接続部に締め付けれ
ばよい。ナツト本体1の締結によつて、フレキシ
ブルチユーブ10の一端部11がつば部2と接続
部との間で挟持され、該一端部11の端面は接続
部に気密に当接する。
上述のフレキシブル継手では、ナツト本体1の
つば部2側に連設された保持部4によつて、フレ
キシブルチユーブ10の一端部11から複数山分
が受容されているので、配管に際し第4図に示す
ようにナツト本体1の近傍でフレキシブルチユー
ブ10が屈曲された場合でも、該チユーブ10の
変形が一端部11にまで及ぶことがなく、該一端
部11には特段の曲げモーメントが発生しない。
つまり、上記の屈曲ではフレキシブルチユーブの
一端部11及びその周辺に変形を生じることがな
く、当接端面における気密性を良好に維持するこ
とができる。
つば部2側に連設された保持部4によつて、フレ
キシブルチユーブ10の一端部11から複数山分
が受容されているので、配管に際し第4図に示す
ようにナツト本体1の近傍でフレキシブルチユー
ブ10が屈曲された場合でも、該チユーブ10の
変形が一端部11にまで及ぶことがなく、該一端
部11には特段の曲げモーメントが発生しない。
つまり、上記の屈曲ではフレキシブルチユーブの
一端部11及びその周辺に変形を生じることがな
く、当接端面における気密性を良好に維持するこ
とができる。
また、屈曲時におけるフレキシブルチユーブ1
0の変形を、保持部4内に位置するチユーブ部分
の変動によつて多少なり吸収緩和することができ
るので、極端な屈曲を行なう場合でも該屈曲部分
に損傷や耐圧劣化を生じることもない。
0の変形を、保持部4内に位置するチユーブ部分
の変動によつて多少なり吸収緩和することができ
るので、極端な屈曲を行なう場合でも該屈曲部分
に損傷や耐圧劣化を生じることもない。
更に、保持部4がナツト本体1に一体に連設さ
れているので、部品価格が安く済み、またナツト
本体1を交換するのみで従来品にも利用できて汎
用性が極めて高い。
れているので、部品価格が安く済み、またナツト
本体1を交換するのみで従来品にも利用できて汎
用性が極めて高い。
(考案の効果)
以上詳述したように、本考案によれば、ナツト
本体のつば部側に連設された筒形状の保持部によ
つて、フレキシブルチユーブの一端部から複数山
分が受容されているので、ナツト本体の近傍でフ
レキシブルチユーブが屈曲された場合でも、該チ
ユーブの変形が一端部にまで及ぶことがなく、該
一端部には特段の曲げモーメントが発生しない。
従つて、フレキシブルチユーブの一端部及びその
周辺に変形を生じることがなく、当接端面におけ
る気密性を良好に維持することができる。
本体のつば部側に連設された筒形状の保持部によ
つて、フレキシブルチユーブの一端部から複数山
分が受容されているので、ナツト本体の近傍でフ
レキシブルチユーブが屈曲された場合でも、該チ
ユーブの変形が一端部にまで及ぶことがなく、該
一端部には特段の曲げモーメントが発生しない。
従つて、フレキシブルチユーブの一端部及びその
周辺に変形を生じることがなく、当接端面におけ
る気密性を良好に維持することができる。
また、屈曲時におけるフレキシブルチユーブの
変形を、保持部内に位置するチユーブ部分の変動
によつて多少なり吸収緩和することができるの
で、極端な屈曲を行なう場合でも該屈曲部分に損
傷や耐圧劣化を生じることもない。
変形を、保持部内に位置するチユーブ部分の変動
によつて多少なり吸収緩和することができるの
で、極端な屈曲を行なう場合でも該屈曲部分に損
傷や耐圧劣化を生じることもない。
更に、保持部がナツト本体に一体に連設されて
いるので、部品価格が安く済み、またナツト本体
を交換するのみで従来品にも利用できて汎用性が
極めて高い。
いるので、部品価格が安く済み、またナツト本体
を交換するのみで従来品にも利用できて汎用性が
極めて高い。
第1図及び第2図は従来例を示すもので、第1
図はフレキシブル継手の部分断面図、第2図は動
作説明図である。第3図及び第4図は本考案の一
実施例を示すもので、第3図はフレキシブル継手
の部分断面図、第4図は動作説明図である。 図中、1…ナツト本体、2……つば部、4……
保持部、10……フレキシブルチユーブ、11…
…フレキシブルチユーブの一端部。
図はフレキシブル継手の部分断面図、第2図は動
作説明図である。第3図及び第4図は本考案の一
実施例を示すもので、第3図はフレキシブル継手
の部分断面図、第4図は動作説明図である。 図中、1…ナツト本体、2……つば部、4……
保持部、10……フレキシブルチユーブ、11…
…フレキシブルチユーブの一端部。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 ナツト本体の軸方向の一端側内周に形成された
つば部に、蛇腹形状をなすフレキシブルチユーブ
の一端部を係止すると共に、他の配管系の接続部
との協働で該一端部の端面を接続部に気密に当接
可能なフレキシブル継手の袋ナツトにおいて、 フレキシブルチユーブの一端部から複数山分を
受容する筒形状の保持部を、ナツト本体のつば部
側に一体に連設した、 ことを特徴とするフレキシブル継手の袋ナツ
ト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986031837U JPH032079Y2 (ja) | 1986-03-07 | 1986-03-07 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986031837U JPH032079Y2 (ja) | 1986-03-07 | 1986-03-07 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62143887U JPS62143887U (ja) | 1987-09-10 |
JPH032079Y2 true JPH032079Y2 (ja) | 1991-01-21 |
Family
ID=30837940
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1986031837U Expired JPH032079Y2 (ja) | 1986-03-07 | 1986-03-07 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH032079Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6062693U (ja) * | 1983-10-07 | 1985-05-01 | 伸栄産業株式会社 | フレキシブルチユ−ブの接続装置 |
-
1986
- 1986-03-07 JP JP1986031837U patent/JPH032079Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62143887U (ja) | 1987-09-10 |
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