JPS62109453A - 通信制御装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は通信制御装置に関し特に高速データ転送を効率
的に行なうことが可能な通信制御装置に関する。

〔発明の背景〕

従来のデータ通信システムにおいては、通信回線のデー
タ通信速度を高速化しても、通信制御装置内の処理時間
が短縮出来ないため、端末装置から見た応答時間は期待
するほど向上しないという問題漬があった。これは、デ
ータ通信速度を高速化しても、通信制御装置内のプログ
ラム処理時間が短縮できないため、相対的に上記プログ
ラム処理時間が長くなり、回線使用効率の低下の要因と
なるためである。尚、この様な通信制御装置に関連する
従来技術としては、特公昭５９−５５５７５号公報に記
載された発明が存在する。

〔発明の目的〕

本発明は上記した従来技術の問題点に鑑みなされたもの
で、通信回線の使用効率を向上させることが可能な通信
制（２）装置を提供することを目的としている。

〔発明の概要〕

本発明の通信制（２）装置は、通信回線に複数の端末装
ｊＦｌがマルチドロップ接続されているデータ通信シス
テムで用いられ、かつ通信回線との間で送受するデータ
をシリアル／パラレルデータに相互に変換する回線制御
部を備えたものであり、特に、上記回線制御部を複数個
設け、かつ複数の回線制御部を切り換えて使用するため
の切換手段を設けたことを特徴としている。上記構成を
有するため、通信制御装置内のプログラムが、−個の前
記回線制御部を使用１２である端末装置との間のデータ
処理を行なっている間に、データ通信回線上は次の回線
制御部を使用して、次の端末装置とのデータ転送処理を
並行して行なうことが可能になる。これによって、通信
回線の使用効率を大幅に高めることができる。

〔発明の実施例〕

以下、添付の図面に示す実施例により、更に詳細に本発
明について説明する。

第２図は本発明を適用したデータ通信システムの一例を
示すブロック図である。同図において、１は中央処理装
置、２は通信制御装置、３は中央側モデム（変復調装置
）、４１〜４ｎは端末側モデム、５１〜５ｎは端末装置
、６はデータ通信回線である。端末装置５１〜５ｒＬは
、各端末側モデム４１〜４ｎを使用してデータ通信回線
６に接続され、中央側モデム６を経由して通信制御装置
２とデータ通信を行なう。通信制＠装置２は、チャネル
を経由して中央処理装置１に接続される。

第１図のように構成されたデータ通信システムにおいて
は、通信制御装置２より順番に端末装置５１〜５ルを走
査してデータ転送を制御するポーリング方式が採用され
る。

第１図は第２図中に示した通信制御装置２の具体例を示
すブロック図である。図示する様に、通信制御装置２は
、装置全体の制御を行なう制御部２１と、ＤＭＡ転送を
制御するＤＭＡ転送制御部２２と、メモリ２３と、中央
処理装置１間のチャネルの制御を行なうチャネル制御部
２４と、データ通信回線上のシリアルデータをパラレル
データに変更する回線制御部２５　、２６と、モデム６
への送信データ信号２７とモデム３からの受信データ信
号２８とを回線制御部２５　、２６間で、制御部２１か
らの切換指示信号２９５に応じて切り換える切換論理部
２９とから構成されている。ここで、切換論理部２９は
、回線制御部２５の送信データ信号２５１と回線制御部
２６の送信データ信号２６１を選択して送信データ信号
２７とするセレクタ２９１と、セレクタ２９１の選択状
態を保持するフリップフロップ２９２と、フリップフロ
ップ２９２の出カニ応じて、中央側モデム５からの受信
データ信号２８を回線制御部２５への受信データ信号２
５２とするか又は回線制御部２６への受信データ信号２
６２とするかを選択するアンドゲート２９３　、２９４
とから構成されている。

次に、通信制御装置２の動作を本発明で追加になった回
線制御部２６と切換論理部２９を中心に述べる。制御部
２１が、回線制御部２５を使用してデータ転送を行なう
場合は、制御部２１は切換指示信号２９５を出力して、
切換論理部２９を回線制御部２５の使用状態にセットす
る。この状態になると、モデム３とのインタフェース信
号である送信データ信号２７と受信データ信号２８が、
回線制御部２５に入力される状態となる。回線制御部２
５は、メモリ２２上の送信データをＤＭＡ転送制御部２
３を制御して取りこみ、送信データ信号２５１とし、セ
レクタ２９を介して送信データ信号２７とする。捷だ、
回線制御部２５は、送信時と同様ｔ、７、受信データ信
号２８をＤＭＡ転送制御部２３を用いてメモリ２２に転
送する。

制机部２１が回線制御部２６を使用する場合は、切換指
示信号２９５で回線制御部２６使用状態と−すると、前
記と同様の動作が回゛線制個部２６について実行される
。

次に従来の処理と本発明を適用した場合の如埋との相違
について、第３図と第４図を使用して説明する。

第６図及び第４図は、穿、１図において、通信制＠装置
２は端末装置１ｉ５１に監況データ（ポーリングのＲＲ
フレーム）を送信し、端末装置５１から送信される応答
データ（情報を含む■フレ・−ム）を受信し、更に端末
装ｆｉ５２に監視データを送信し端末装置５２から送信
される応答データを受信した場合のタイムチャートであ
る。第５図は従来技術を用いた場合の処理を示すタイム
チ千−トであり、第４図は第１図、第２図に示す実施例
を用いた場合の処理を示すタイムチャートである。

先ず、第３図に示す従来の処理のタイムチャートについ
て説明する。通信制御装置２が、端末装置５１から送信
されるＩフレームの受信を終了ｊると、制ＦＭＪ部２１
内のプログラムが１フレーム内の受信データの処理Ａを
実行する。次に、制御部２１内のプログラムは端末装置
５２に対する送受信動作のａＩ！備を処理Ｂとして実行
する。制艇部２１内のプログラムは、上記の処％Ａ、Ｈ
の終了後、回線制御部２５に対して起動を行ない、回線
制御部２５は端末装置５２との間で）ｔＲフレームの送
信、■フレームの受信動作を行なう。

次に、第４図に示す本発明の実施例が適用された場合の
処理タイムチャートについて訣明する。通信処理装置２
が端末装置５１から送信されるＴフレームの受信を終了
すると、図示していないが、制御部２１のプログラムは
端末装置５２と（ハ；ｙ受信用に草備されている回線制
御部２６を起動すると共に、切換指示信号２９５により
切換論理部２９を回線制御部２６の選択状態にセットす
る。

回線制御部２６が起動されると、端末装置５２に対して
ＲＲフレームの送信を行ない、■フレームの受信動作を
行なう。制御部２１上のプログラムは、上記回線制御部
２６の動作と平行して第４図に示しである処理Ａと処理
Ｃを行なう。処理Ａでは、回線制御部２５とＬ）ＭＡ転
送制御部２５に蓄積しである端末装［５１とのデータ送
受信時のエラー情報やデータ転送数等の情報の処理を行
ない、次にデータ転送シーケンス番号等のデータリンク
レベル上の処理を行なう。処理Ｃでは、端末装置５３と
データ転送を行なうために、データ転送シーケンス番号
等のデータリンクレベル上の状態更新を行ったＲ）ｔフ
レームを準備し、次に端末装置５３と送受信動作の臨備
として回線制御部２５とｌ）ＭＡ転送制圓部２３に制御
情報や転送数のセット等の処理を行なう。

本実施例によれば、第３図に示す端末装置５１に対する
プログラム処理Ａと端末装置５２に対するプログラム処
理Ｂを待つことなく、次の端末装置５２に対するデータ
送受信が可能となるため回線の使用効率が向上する。

〔発明の効果〕

本発明によれば、送信回線の使用効率を向上させること
が可能な通信制＠装置を提俳することができ、各端末装
置から中央処理装置をアクセスした場合の応答時間を短
縮出来る。捷た、伸イオ回線に接続する端末ｇ置の数を
増加したり、通信データ量を増加することも可能になる
効果がある。

【図面の簡単な説明】 第１図は本発明の通信制御装置の一実柿例を示すプロ・
ｌり必、第２図は第１図に示す実施例を適用したデータ
通信システムを示すブロック図、第５図は従来の通信制
御装鰺を用いた場合の処理の一例を示すタイムチャート
、第４図は第１図に示す本発明の実施例を用いた場合の
処理の一例を示すブロック図である。 １・・・中央処理装置、２・・・通信制御ＩＩＩ装置、
５・・・中央側モデム、６・・・データ通信回線、２１
・・・制御部、２２・・・ＤＭＡ転送制御部、２３・・
・メモリ、２４・・・・チャンネル制御部、２５　、２
６・・・回線制御部、２７・・・。 送信データ信号、２８・・・受信データ信号、２９・・
・切換論理部、４１〜４ｎ・・・端末側モデム、５１〜
５ル・・・端末装置、２９１・・・セレクタ、２９２・
・・フリップフロップ、２９５・・・切換指示信号。 代理人弁理士　小　川　勝　男〜 躬　１０ 第２０ 躬　３膓 も斗圀

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 通信回線に複数の端末装置がマルチドロップ接続されて
   いるデータ通信システムで用いられ、かつ通信回線との
   間で送受するデータをシリアル／パラレルデータに相互
   に変換する回線制御部を備えた通信制御装置において、
   上記回線制御部を複数個設け、かつ複数の回線制御部を
   切り換えて使用するための切換手段を設けたことを特徴
   とする通信制御装置。