JPS62109348A - ダイオ−ドおよびそれに用いる金属スタツド - Google Patents

ダイオ−ドおよびそれに用いる金属スタツド

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JPS62109348A
JPS62109348A JP61260825A JP26082586A JPS62109348A JP S62109348 A JPS62109348 A JP S62109348A JP 61260825 A JP61260825 A JP 61260825A JP 26082586 A JP26082586 A JP 26082586A JP S62109348 A JPS62109348 A JP S62109348A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、pn接合を有する半導体ウニ/)が金属スタ
ッド間に内蔵された電気絶縁エンベロープと、それぞれ
の金属スタッドに接続してエンベロープ外に突出する電
流導体とを含んでなり、該金属スタッドは主としてタン
グステンと金属焼結活性剤とを含む焼結体であるダイオ
ードに関し、更に本発明は、か\るダイオードにおける
使用に好適な金属スタッドに関する。か\るダイオード
は、特開昭58−75862号(東邦金属株式会社、昭
和58年5月7日公開)により公知である。
公知ダイオードのスタッドのタングステンには焼結前に
0.5重量%未満のNiが添加されている。
添加によって、Ni無添加の場合よりも低温(1800
〜1950℃)でスタッドを焼結することが可能となる
。Niの添加をしない場合は、焼結方法は操作を約2時
間という順当な期間内に達成し得るためには、少なくと
も2200℃で実施すべきである。
焼結活性剤としてのN1使用の欠点は、前記特許出願中
の写真からも明かなように、可成り粗い構造の焼結体が
生ずることである。構造が粗くなる場合は、金属スタン
ドの機械的強度の減少を来たすことが確S忍されている
タングステン焼結体は金属焼結活性剤としてNiの代わ
りにFeまたはCoを含有し得ることが特開昭55−1
23.135号(東京芝浦電気株式会社、昭和55年9
月22日公開)から公知である。更にまた、パラジウム
が好適な代替品であることが確認されている。
本発明は、主としてタングステンよりなり、容易に製作
し得て、強度大なる焼結金属スタッド(を有するダイオ
ード)を提供することを目的とする。
本発明によれば、この目的は、浮筒に記載した1重(頂
のダイオードにおいて、またこのダイオードに適する金
属スタットにおいて、金属スタッドがY2O3,510
2,Al2O3,ZrO2およびThO2よりなる群か
ら選ばれた物質をも含有することで達成し得る。
スタッドへの少量のこの添加物は、スタッドの大きい強
度と同時に微細な構造を腐すことが確認された。これは
また、金属焼結活性剤が、前記特許出願によれば最早や
容認し得ない量、例えば0.5重量%以上存在する場合
にも真実である。
上記酸化物の存在の利点は、金属焼結活性剤(焼結工程
を助長する金属)が比較的多l、例えば0.1〜2重滑
%の量、特に0.2乃至0.8重里%の量で存在し得る
ことである。焼結スタッドの高密度と大強度とを可成り
低温で短期間内に既に達成し得ることが事実判明してい
る。約1500℃、例えば1425〜1600℃の焼結
温度を約15乃至30分間作用させれば、最大可能密度
の95%以上(95%= 18.3g/cm’)の密度
が得られる。
前記酸化物の添加は、少量で充分であるから、スタッド
の電気的性質には実質的にW響しない。
概して、0.2乃至1重量%の量で全く充分である。
本発明によるダイオードの二つの実施例が添付図面中に
側面図で示されている。
第1図において、pn接合を有する半導体材料のウェハ
1はガラスエンベロープ2内に金属スタット3,4の間
で内蔵され、金属スタッドはエンベロープ外に突出した
それぞれの電流導体5,6に接続する。図示の実施例に
おいて、ガラスエンベロープ2はスタッド3,4をウェ
ハ1に対し両側面に押圧する。
第2図において、第1図の各部分に対応する部分は同一
符号で表示する。同図は、ガラスエンベロープ12がド
ロップの形状をしているドロップダイオードを示す。ス
タッド3.4はこの実施例にあっては臘付けによってウ
ェハ1に接合する。
両図において、金属スタッド3,4は焼結体であって、
主としてタングステンと焼結工程を促進する金属とを含
んでなり、またY2O3,Al2O3,SiO□。
ZrO2およびThO□よりなる群から選ばれた物質を
も含aする。
金属スタットは次の如くにして取得された。
タングステン粉末をNi(NO3)2の脱イオン水溶液
に加えた。混合物を2時間振盪し、次いで真空内、10
0℃で乾燥した。引続き、粉末をY (NO3) 3水
溶液に加え、2時間振盪し、次いで真空乾燥した。
塩をN+とY2O3とにそれぞれ変換するために、粉末
を水素中850℃で加熱した。N1の含量は、Y2O3
の含量と同様に、0.5重量%であった。
得られた粉末をドライバインダと混合し、次いで脱イオ
ン水に加えて預粒化した。頚粒は、44〜144 μm
の分画を単離するために篩別した。
頚粒を圧縮して成形品となし、その後成形品を水素/水
蒸気中1000℃で脱炭素処理した。
成形品を、1分間当り25℃で1000℃から最終温度
まで昇温し、該成形品をこの温度に若干の間保持して焼
結しスタッドを形成した。
比較のために、0.5mff1%のNiシか含有しない
タングステンスタッドを同ト策の方法で作製した。
両方のタイプのスタット(ずなわち、Y2O3を含有す
るものと含有しないもの)について密度を測定した。こ
の密度は、最大可能密度の%で表わして、第1表に示し
である。密度が少なくとも95.0%の焼結体について
、強度を測定した。第1表は焼結体を1%だけ変形する
に要した圧力を示す。
′!51表 Y2O3を含有するスタッドは、同様な方法で作製され
たがY2O,を含有しないスタッドよりも常に高い密度
を有することがこの表から明がである。
Y2O3を含有するスタッドの構造はY2O3を含有し
ないスタッドのそれより可成り微細であることが常に確
認された。
更に、Y2O3を含有するスタッドは、同様な方法で作
製されたがY2O3を含有しないスタッドよりも可成り
大なる強度を有することも上表から明かである。
更に、スタッドを1425℃乃至1500℃の範囲の低
温で焼結したならば非常に有利であることも第1表から
明かである。第1表に記載したものを製作するのに使用
した方法と若干異なる方法で他の金属スタッドを取得し
た。
タングステン粉末にN i (NO3)またはCo(N
[13) 2を含浸し、引続いて前述の通りに乾燥した
。取得した粉末に次いでY (NO3) 2またはAI
 (NO3) 2を前述の如くに含浸して真空内、70
℃で乾燥した。得られた混合物から粒径l14〜144
μmの預粒を篩別した。
頚粒を圧縮して成形品とした。成形品は、塩をN+、 
Co、 Y2O3およびAl2O3ニそれぞれ変換する
ために水素中850℃で加熱した。
温度を1分間当り25℃ずつ1000℃から最終温度に
まで上昇させ、若干時間その状態に維持することによっ
て、成形品を焼結してスタッドを形成した。
製作したすべてのスタッドについて密度を測定し、最大
可能密度の%で表示した。製作したスタッドの強度は破
損荷重、すなわちスタッドが破壊する圧力の測定によっ
て判定した。この強度はN/mm2で表示する。
結果を第2表〜第4表に示す。Ni、 Co、 Al2
O3およびY2O,の量は重量%である。
第2表 水比較例 第3表 第4表 第2表から、0,25重世%という低いY2O3の量で
、非フ;已に高い密度と強度のスタッドを生ずるのに充
分であることが明らがである。等量のN1が存在するな
らば、これらのパラメータは最高となる。すべてのスタ
ッドの密度と強度とは、Y2O3を含有しない比較例と
対比すれば可成り改善される。Y2O3を含有するスタ
ッドの構造はY2ozを含有しないスタッドの構造より
も微細であり。Y2O3とNlとの比が高い程、より微
細な構造となる。
第3表は、N1に加えてAl2O3が存在するときは、
高密度と非常に高強度のスタッドを取得し得ることを示
す。該スタッドはAl2O3を欠如するスタッドより幕
かに微細な構造を有する。
第4表からは、Coの池にAt203を添加するときは
、遥かに高密度で非常に高強度のスタッドを得られるこ
とが明かである。本発明のスタッドは非常に微細な構造
を有する。Al2O3を欠如する比較例のスタッドの密
度は容認不能な程低い。
ニッケルを含有するタングステン粉末を1500℃でま
たはコバルト含有のものを1550℃で、共に15分間
焼結して製造したスタッドからダイオードを製作した。
該ダイオードの電気伝導度を、タングステンと0.5%
のニッケルとよりなる焼結スタッドを有するダイオード
、および引抜きタングステン線のスタッドを有するダイ
オードの伝導度と対比した。25℃と165℃との両方
における伝導度を、1mAまたは100 mAの電流が
ダイオードを通過する際のダイオード上の電圧降下を計
測することによって測定した。
これらの試験の結果を第5表に表わす。
第5表 本比較例 これらのデータから、Y2O3またはA1□03の添加
は、それら酸化物を含有するスタッドを有するダイオー
ドの電気伝導度に有意に影背しないと結論される。
本発明によるスタッドの粗度は最大許容粗度5μmより
も常に小さい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明ダイオードの一態様を示す側面図であり
、 第2図は本発明ダイオードの別の態様を示す同じく側面
図である。 ■・・・ウェハ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、pn接合を有する半導体ウェハが金属スタッド間に
    内蔵された電気絶縁エンベロープと、それぞれの金属ス
    タッドに接続してエンベロープ外に突出する電流導体と
    を含んでなり、該金属スタッドは主としてタングステン
    と金属焼結活性剤とを含む焼結体であるダイオードにお
    いて、上記金属スタッドが更にY_2O_3、SiO_
    2、Al_2O_3、ZrO_2およびThO_2より
    なる群から選ばれた物質を含有することを特徴とするダ
    イオード。 2、主としてタングステンと金属焼結活性剤とを含む焼
    結体を含んでなり、且つ該金属スタッドが更にY_2O
    _3、SiO_2、Al_2O_3、ZrO_2および
    ThO_2よりなる群から選ばれた物質を含有すること
    を特徴とする特許請求の範囲第1項に記載のダイオード
    に用いる金属スタッド。
JP61260825A 1985-11-05 1986-11-04 ダイオ−ドおよびそれに用いる金属スタツド Expired - Fee Related JPH0744248B2 (ja)

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NL8503023 1985-11-05
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JPH0744248B2 JPH0744248B2 (ja) 1995-05-15

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DE (1) DE3677570D1 (ja)
HK (1) HK15793A (ja)
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KR950000206B1 (ko) 1995-01-11
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HK15793A (en) 1993-03-05
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NL8503023A (nl) 1987-06-01
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