JPS5932876B2 - シ−ズヒ−タ - Google Patents
シ−ズヒ−タInfo
- Publication number
- JPS5932876B2 JPS5932876B2 JP10330178A JP10330178A JPS5932876B2 JP S5932876 B2 JPS5932876 B2 JP S5932876B2 JP 10330178 A JP10330178 A JP 10330178A JP 10330178 A JP10330178 A JP 10330178A JP S5932876 B2 JPS5932876 B2 JP S5932876B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- metal pipe
- heater
- insulating material
- electrically insulating
- zirconia
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Resistance Heating (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はシーズヒータの改良に関するものである。
従来のシーズヒータは、両端にターミナルを取付けたヒ
ータ線を金属パイプの内部中央に挿入しその金属パイプ
とヒータ線の間に臂開性を有するマグネシヤ粉末からな
る電気絶縁材料を充てんした後、この金属パイプを減径
して構成されることは周知のとおりである。
ータ線を金属パイプの内部中央に挿入しその金属パイプ
とヒータ線の間に臂開性を有するマグネシヤ粉末からな
る電気絶縁材料を充てんした後、この金属パイプを減径
して構成されることは周知のとおりである。
このようにマグネシヤ粉末からなる充てん材を用いた金
属パイプを減径することにより充てん率を増大させよう
としても、マグネシヤ粉末は臂開性を有するため微細化
するので、充てん率は８２弊程度にすぎない。
属パイプを減径することにより充てん率を増大させよう
としても、マグネシヤ粉末は臂開性を有するため微細化
するので、充てん率は８２弊程度にすぎない。
特に高温度で使用されるシーズヒータでは、マグネ粉末
からなる電気絶縁材料の充てん率は熱伝導および高温絶
縁抵抗に大きな影響を与える。本発明は上記にかんがみ
電気絶縁材料の充てん率を向上させることを目的とする
もので、両端にターミナルを取付けたコイル状ヒータを
金属パイプの内部中央に配置し、前記ヒータと金属パイ
プの間に電気絶縁材料を充てんしてなるシーズヒータに
おいて、前記電気絶縁材料はマグネシヤ粉末に臂開性の
ないアルミナまたはジルコニアなどの酸化物を重量比で
０．２〜５．０％混合して生成したことを特徴とするも
のである。
からなる電気絶縁材料の充てん率は熱伝導および高温絶
縁抵抗に大きな影響を与える。本発明は上記にかんがみ
電気絶縁材料の充てん率を向上させることを目的とする
もので、両端にターミナルを取付けたコイル状ヒータを
金属パイプの内部中央に配置し、前記ヒータと金属パイ
プの間に電気絶縁材料を充てんしてなるシーズヒータに
おいて、前記電気絶縁材料はマグネシヤ粉末に臂開性の
ないアルミナまたはジルコニアなどの酸化物を重量比で
０．２〜５．０％混合して生成したことを特徴とするも
のである。
以下本発明の一実施例を図面を参照して説明する。
図において、１は金属パイプ、２は金属パイプ１の内部
中央に配置されたコイル状ヒータ線、３はヒータ線２の
両端にそれぞれ連結されたターミナルで、その反連結側
は金属パイプ１から突出している。
中央に配置されたコイル状ヒータ線、３はヒータ線２の
両端にそれぞれ連結されたターミナルで、その反連結側
は金属パイプ１から突出している。
４は金属パイプ１とヒータ線２およびターミナル３の間
に充てんされた電気絶縁材料である。
に充てんされた電気絶縁材料である。
上記電気絶縁材料４はマグネシヤ粉末に臂開性のないア
ルミナまたはジルコニアなどの酸化物を混合して生成さ
れている。
ルミナまたはジルコニアなどの酸化物を混合して生成さ
れている。
前記マグネシヤ粉末は４０〜６０メッシュのもの３０％
、６０〜８０メッシュのもの２５％、８０〜１００メッ
シュのもの１５％、１００〜２００メッシュ２０％、２
００メッシュのもの１０％（％はいずれも重量比で示す
）の粒度分布を有する。このような組成成分のマグネシ
ヤ粉末に１００メッシュ以上のアルミナまたはジルコニ
アなどの酸化物を重量比で０．２〜５．０％混合して電
気絶縁材料（充てん材料）４が生成される。このような
充てん材４を金属パイプ１内に充てんした後に、金属パ
イプ１をローリングミルなどを介して減径することによ
り充てん率を増大させる。前記アルミナまたはジルコニ
アなどの酸化物の混合割合を重量比で０．２〜５．０％
に限定した理由は下記のとおりである。
、６０〜８０メッシュのもの２５％、８０〜１００メッ
シュのもの１５％、１００〜２００メッシュ２０％、２
００メッシュのもの１０％（％はいずれも重量比で示す
）の粒度分布を有する。このような組成成分のマグネシ
ヤ粉末に１００メッシュ以上のアルミナまたはジルコニ
アなどの酸化物を重量比で０．２〜５．０％混合して電
気絶縁材料（充てん材料）４が生成される。このような
充てん材４を金属パイプ１内に充てんした後に、金属パ
イプ１をローリングミルなどを介して減径することによ
り充てん率を増大させる。前記アルミナまたはジルコニ
アなどの酸化物の混合割合を重量比で０．２〜５．０％
に限定した理由は下記のとおりである。
０．２％より少なくアルミナまたはジルコニアを混合し
ても充てん率の向上には効果はなく、また５．０％以上
に混合するとアルミナまたはジルコニアは臂開性がない
ためにヒータ線を傷つけたりする恐れがあり充てん率の
向上にも効果がなくなる。
ても充てん率の向上には効果はなく、また５．０％以上
に混合するとアルミナまたはジルコニアは臂開性がない
ためにヒータ線を傷つけたりする恐れがあり充てん率の
向上にも効果がなくなる。
よつて、重量比で０．２〜５．０％が最も良い結果を得
る。本実施例は上記のようにマグネシア粉末に臂開性の
ないアルミナまたはジルコニアなどの酸化物を０．２〜
５．０％混合してなる充てん材料４を金属パイプ１内に
充てんし、その後にローリングミルなどにより減径した
ので、前記アルミナまたはジルコニアが核となるから、
充てん材料４の充てん率を約８７％にすることができる
。
る。本実施例は上記のようにマグネシア粉末に臂開性の
ないアルミナまたはジルコニアなどの酸化物を０．２〜
５．０％混合してなる充てん材料４を金属パイプ１内に
充てんし、その後にローリングミルなどにより減径した
ので、前記アルミナまたはジルコニアが核となるから、
充てん材料４の充てん率を約８７％にすることができる
。
これに対し従来のマグネシア粉末のみからなる充てん材
料を使用したシーズヒータでは、その充てん率は約８２
％である。
料を使用したシーズヒータでは、その充てん率は約８２
％である。
したがつて本発明品は従来品に比べて充てん率を５％程
度増大させることができる。以上説明したように、本発
明によれば電気絶縁材料の充てん率向上させることがで
きるので、熱伝導を良好にし、かつ高温寿命を延長させ
ると共に絶縁抵抗の大なる高品質のシーズヒータをうる
ことができる。
度増大させることができる。以上説明したように、本発
明によれば電気絶縁材料の充てん率向上させることがで
きるので、熱伝導を良好にし、かつ高温寿命を延長させ
ると共に絶縁抵抗の大なる高品質のシーズヒータをうる
ことができる。
図面は本発明のシーズヒータの一実施例を示す断面図で
ある。 １・・・・・・金属パイプ、２・・・・・・ヒータ線、
３・・・・・・ターミナル、４・・・・・・電気絶縁材
料。
ある。 １・・・・・・金属パイプ、２・・・・・・ヒータ線、
３・・・・・・ターミナル、４・・・・・・電気絶縁材
料。
Claims (1)
- １ 両端にターミナル３を取付けたコイル状ヒータ線２
を金属パイプ１の内部中央に配置し、前記ヒータ２と金
属パイプ１の間に電気絶縁材料４を充てんしてなるシー
ズヒータにおいて、前記電気絶縁材料４は、マグネシヤ
粉末に劈開性のないアルミナまたはジルコニアなどの酸
化物を重量比で０．２〜５．０％混合して生成したこと
を特徴とするシーズヒータ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10330178A JPS5932876B2 (ja) | 1978-08-24 | 1978-08-24 | シ−ズヒ−タ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10330178A JPS5932876B2 (ja) | 1978-08-24 | 1978-08-24 | シ−ズヒ−タ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5530154A JPS5530154A (en) | 1980-03-03 |
| JPS5932876B2 true JPS5932876B2 (ja) | 1984-08-11 |
Family
ID=14350414
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10330178A Expired JPS5932876B2 (ja) | 1978-08-24 | 1978-08-24 | シ−ズヒ−タ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5932876B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2017145990A (ja) * | 2016-02-16 | 2017-08-24 | 日本特殊陶業株式会社 | グロープラグ |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| NL8401586A (nl) * | 1984-05-17 | 1985-12-16 | Dresser Europe Sa | Buiskoppeling. |
| JPS61124087A (ja) * | 1984-11-20 | 1986-06-11 | 松下電器産業株式会社 | シ−ズヒ−タ |
-
1978
- 1978-08-24 JP JP10330178A patent/JPS5932876B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2017145990A (ja) * | 2016-02-16 | 2017-08-24 | 日本特殊陶業株式会社 | グロープラグ |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5530154A (en) | 1980-03-03 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US3477058A (en) | Magnesia insulated heating elements and methods of production | |
| US4112410A (en) | Heater and method of making same | |
| US4300038A (en) | Electric cartridge heater | |
| JPS5932876B2 (ja) | シ−ズヒ−タ | |
| US4280932A (en) | Magnesia insulated heating elements | |
| US4234786A (en) | Magnesia insulated heating elements and method of making the same | |
| JP2952499B2 (ja) | シーズヒータ | |
| JPS58188082A (ja) | シ−ズヒ−タ | |
| JPH0218560B2 (ja) | ||
| US4435693A (en) | Electrical insulating refractory composition | |
| US3592771A (en) | Tubular heating elements and magnesia insulation therefor and method of production | |
| US2285952A (en) | Electric heater insulating material | |
| JPS6021448B2 (ja) | 金属ヒ−タ線埋設用電気絶縁材料およびその製造方法 | |
| JPS6030076B2 (ja) | シ−ズヒ−タおよびその製造方法 | |
| US2856368A (en) | Resistance material for fire detector element | |
| JPH02423B2 (ja) | ||
| GB2014063A (en) | Electrical heater and method of making | |
| SU383095A1 (ru) | Электроизоляционный материал | |
| JPS587597Y2 (ja) | カ−トリツジヒ−タ | |
| JPS61290681A (ja) | シ−ズヒ−タ | |
| JPS6036077B2 (ja) | シ−ズヒ−タ | |
| JPH0235436B2 (ja) | ||
| JPH0372012B2 (ja) | ||
| US1125616A (en) | Embedding material for electrical heating units. | |
| JPS6065492A (ja) | シ−ズヒ−タ |