JPS62108855A - ビス(3,5−ジメチル−4−ヒドロキシフエニル)スルホンの製造方法 - Google Patents
ビス(3,5−ジメチル−4−ヒドロキシフエニル)スルホンの製造方法Info
- Publication number
- JPS62108855A JPS62108855A JP24894085A JP24894085A JPS62108855A JP S62108855 A JPS62108855 A JP S62108855A JP 24894085 A JP24894085 A JP 24894085A JP 24894085 A JP24894085 A JP 24894085A JP S62108855 A JPS62108855 A JP S62108855A
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- Japan
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- xylenol
- sulfone
- reaction
- sulfonic acid
- recovered
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、ピス(5,5−ジメチル−4−ヒドロキシフ
エニル)スルホン(以下、ピスキシレノールスルホンと
略す)ft高高吸収率製造する方法に関するものである
。
エニル)スルホン(以下、ピスキシレノールスルホンと
略す)ft高高吸収率製造する方法に関するものである
。
近年、ピスキシレノールスルホンは耐熱性、耐加水分解
性等の特徴を有するプラスチックの原料として、ポリエ
ステル、エポキシ、ポリカーボネート等に用いることが
盛んに提案されている。
性等の特徴を有するプラスチックの原料として、ポリエ
ステル、エポキシ、ポリカーボネート等に用いることが
盛んに提案されている。
(従来の技術)
従来よりピスキシレノールスルホンを合成する方法は知
られており、英国特許第820,659−1では、2,
6−キシレノールと無水硫酸を175Cで4時間反応さ
せているが、収率ば76%と低く、しかも、製品中着色
性不純物が多いという欠点がある。また、米国特許第5
,583.421号では、水と共沸混合物を形成する能
力を有する有機弓1謀の存在下、2.6−キシレノール
と硫酸全+70Cを越えない温度で反応きせているが、
収率が76係と低いだけでなく、不純物が多く、これを
除去するために、アルカリにm解後、酢酸で中和全行な
うという復雑な操作を行なってかり、しかも、この操作
で15幅以上のピスキシレノールスルホンをロスしてい
る。前記特許を改良した特公昭58−500612号に
かいても収率は85%程度であり、不純物が1%も含ま
れており、改良効果は満足できるものではない。
られており、英国特許第820,659−1では、2,
6−キシレノールと無水硫酸を175Cで4時間反応さ
せているが、収率ば76%と低く、しかも、製品中着色
性不純物が多いという欠点がある。また、米国特許第5
,583.421号では、水と共沸混合物を形成する能
力を有する有機弓1謀の存在下、2.6−キシレノール
と硫酸全+70Cを越えない温度で反応きせているが、
収率が76係と低いだけでなく、不純物が多く、これを
除去するために、アルカリにm解後、酢酸で中和全行な
うという復雑な操作を行なってかり、しかも、この操作
で15幅以上のピスキシレノールスルホンをロスしてい
る。前記特許を改良した特公昭58−500612号に
かいても収率は85%程度であり、不純物が1%も含ま
れており、改良効果は満足できるものではない。
これら従来技術の方法の欠点は、次のような理由による
ものと考えられる。ピスキシレノールスルホン金合成す
る反応は、例えば下記の二つの平衡反応で示されるが、
このうち(Dの反応は100C程度の比較的穏やかな条
件下でも進行するが、(II)の反応は150Cにおい
ても反応速度が遅く、lI&常、さらに高温で長時間の
条件が必要となる。このような条件下では、赤褐色副生
物等の生成を伴い、(H)の反応を進行させるにしたが
って、反応の選択性が低下する。そのため、単に反応を
完結に近ツケてもピスキシレノールスルホンの収率の向
上には限界がある。しかも、副生物の生成量が増大し、
精製操作が複雑となるばかりか、その際に多くのピスキ
シレノールスルホンをロスすることになるのである。
ものと考えられる。ピスキシレノールスルホン金合成す
る反応は、例えば下記の二つの平衡反応で示されるが、
このうち(Dの反応は100C程度の比較的穏やかな条
件下でも進行するが、(II)の反応は150Cにおい
ても反応速度が遅く、lI&常、さらに高温で長時間の
条件が必要となる。このような条件下では、赤褐色副生
物等の生成を伴い、(H)の反応を進行させるにしたが
って、反応の選択性が低下する。そのため、単に反応を
完結に近ツケてもピスキシレノールスルホンの収率の向
上には限界がある。しかも、副生物の生成量が増大し、
精製操作が複雑となるばかりか、その際に多くのピスキ
シレノールスルホンをロスすることになるのである。
本発明者らは、このような反応の特徴から考えて、必ず
しも(旧の反応を完結させなくても、反応中間体である
3、5ジメチル−4−ヒドロキシフエニルスルホン酸(
以下、キシレノールスルホン酸と略す)を回収し、再び
反応器にフィードすることにより、実質的にピスキシレ
ノールスルホ/の収率が向上できるものと考えた。従来
の技術において、中間体のキシレノールスルホン酸を回
収し、これを再び反応に供する思想は全く知られていな
い。
しも(旧の反応を完結させなくても、反応中間体である
3、5ジメチル−4−ヒドロキシフエニルスルホン酸(
以下、キシレノールスルホン酸と略す)を回収し、再び
反応器にフィードすることにより、実質的にピスキシレ
ノールスルホ/の収率が向上できるものと考えた。従来
の技術において、中間体のキシレノールスルホン酸を回
収し、これを再び反応に供する思想は全く知られていな
い。
(発明が解決しようとする問題点)
ピスキシレノールスルホンとキシレノールスルホン酸は
ともに高融点であるため、両者を蒸留で分離することは
困難であり、溶媒による抽出分前の方法が好適である。
ともに高融点であるため、両者を蒸留で分離することは
困難であり、溶媒による抽出分前の方法が好適である。
前出の米国特許第5,583,421号の明a書中には
、ピスキシレノールスルホンは溶かさないが、キシレノ
ールスルホン酸tgかすm1Mとして、メタノール、エ
タノール、プロパツール等のアルコールが好適であるこ
とが記載されている。しかしながら、これらアルコール
は硫酸により脱水反応、縮合反応など起こすため、抽出
弁i1#したキシレノールスルホン酸を反応器に再フィ
ードするためには、アルコールを蒸留して除去しなけれ
ばならず、アルコールによるキシレノールスルホン酸の
回収リサイクル方法は、工業的には有利な方法とはいえ
ない。
、ピスキシレノールスルホンは溶かさないが、キシレノ
ールスルホン酸tgかすm1Mとして、メタノール、エ
タノール、プロパツール等のアルコールが好適であるこ
とが記載されている。しかしながら、これらアルコール
は硫酸により脱水反応、縮合反応など起こすため、抽出
弁i1#したキシレノールスルホン酸を反応器に再フィ
ードするためには、アルコールを蒸留して除去しなけれ
ばならず、アルコールによるキシレノールスルホン酸の
回収リサイクル方法は、工業的には有利な方法とはいえ
ない。
(問題点を解決するための手段)
本発明者らは、鋭意検討を重ねた結果、原料で#ル2.
6−キゾレノールがキシレノールスルホンtflを浴解
し、ピスキシレノールスルホンを結晶として析出させる
ことを見いだした。この新たな知見を利用することによ
り、反応混合物と2,6−キシレノールを接触させた後
、濾過・遠心分離等によす、ピスキシレノールスルホン
は結晶としてとす出し、キシレノールスルホン酸ヲ2.
6−キシレノール浴液として回収することができる。そ
して、この回収液を蒸留等の煩雑な操作を加えず、その
まtiの反応に再フィードすることにより、工業的に有
利にピスキシレノールスルホンの実質的な収率が95%
以上にまで向上させることができる。
6−キゾレノールがキシレノールスルホンtflを浴解
し、ピスキシレノールスルホンを結晶として析出させる
ことを見いだした。この新たな知見を利用することによ
り、反応混合物と2,6−キシレノールを接触させた後
、濾過・遠心分離等によす、ピスキシレノールスルホン
は結晶としてとす出し、キシレノールスルホン酸ヲ2.
6−キシレノール浴液として回収することができる。そ
して、この回収液を蒸留等の煩雑な操作を加えず、その
まtiの反応に再フィードすることにより、工業的に有
利にピスキシレノールスルホンの実質的な収率が95%
以上にまで向上させることができる。
本発明の方法において、2,6−キシレノールによる回
収は高収率をもたらすだけでな(,2,6−キシレノー
ルが反応中生成する微量の着色副生物等をも鼎解するた
め、2.6−キシレノールと接触、分離されたピスキシ
レノールスルホンは、ホトンど着色もなく、容易に高N
度の製品を得ることができる利点も有している。
収は高収率をもたらすだけでな(,2,6−キシレノー
ルが反応中生成する微量の着色副生物等をも鼎解するた
め、2.6−キシレノールと接触、分離されたピスキシ
レノールスルホンは、ホトンど着色もなく、容易に高N
度の製品を得ることができる利点も有している。
以下、本発明の実施態様について説明する。
2.6−キシレノールと回収再フィードされるキシレノ
ールスルホン酸および新たに加えられるf硫酸、発煙硫
酸、無水硫酸等のスルホン化剤との反応において、2,
6−キシレノールの量は新たに加えられるスルホン化剤
の2倍モル以上であることが好適である。
ールスルホン酸および新たに加えられるf硫酸、発煙硫
酸、無水硫酸等のスルホン化剤との反応において、2,
6−キシレノールの量は新たに加えられるスルホン化剤
の2倍モル以上であることが好適である。
本発明では、反応各課を匣用することな〈実施すること
が可能であるが、俗媒を用いてもよく、その場合、反応
不活性であり、水と共沸混合物全形成するものが好まし
く、例えば、ヘプタン、オクタン、・ツナン、デカン等
の炭化水素類、ジクロルエタン、テトラクロルエチレン
、0−ジクロロ・/ゼン等のハロ炭化水素類等が挙げら
れる。
が可能であるが、俗媒を用いてもよく、その場合、反応
不活性であり、水と共沸混合物全形成するものが好まし
く、例えば、ヘプタン、オクタン、・ツナン、デカン等
の炭化水素類、ジクロルエタン、テトラクロルエチレン
、0−ジクロロ・/ゼン等のハロ炭化水素類等が挙げら
れる。
反応は100〜180Cの範囲、さらに好ましくは12
0〜170Cの範囲で実施される。
0〜170Cの範囲で実施される。
反応終了後、キシレノールスルホン酸1等を含有したピ
スキシレノールスルホンの固体u、濾過、遠心分離等の
操作により、溶媒、2,6−キシレノール等の液体と分
離される。
スキシレノールスルホンの固体u、濾過、遠心分離等の
操作により、溶媒、2,6−キシレノール等の液体と分
離される。
2.6−キシンノールによるキシレノールスルホン酸の
回収は、2,6−キシレノールのm点(46C)以上で
行なわれる。
回収は、2,6−キシレノールのm点(46C)以上で
行なわれる。
反応後、回収、再フィードされるキシレノールスルホン
酸の量は特に制限はないが、通常、新たに力nえたスル
ホン化剤1モルに対し0.01〜0.7モル、好ましく
は0.05へ0.5モル、さらに好まL < ij o
y+〜0.5モルの範囲で行なわれる。多量のキシレノ
ールスルホン酸を回収、再フィードすることは、エネル
ギー的に不利であり、また、回収、再フィードするキシ
レノールスルホン酸の置があまりにも少ない場合には、
実質的な収率が低ペ 下する。
酸の量は特に制限はないが、通常、新たに力nえたスル
ホン化剤1モルに対し0.01〜0.7モル、好ましく
は0.05へ0.5モル、さらに好まL < ij o
y+〜0.5モルの範囲で行なわれる。多量のキシレノ
ールスルホン酸を回収、再フィードすることは、エネル
ギー的に不利であり、また、回収、再フィードするキシ
レノールスルホン酸の置があまりにも少ない場合には、
実質的な収率が低ペ 下する。
キシレノールスルホン酸を回収するにあたφ、回収を充
分に行なうために、反応混合物中に存在するキシレノー
ルスルホン酸の重量に対し、3倍以上の2,6−キシレ
ノールと接触させることが望ましい。
分に行なうために、反応混合物中に存在するキシレノー
ルスルホン酸の重量に対し、3倍以上の2,6−キシレ
ノールと接触させることが望ましい。
反応混合物と2,6−キシレノールを接触ζせた後、ピ
スキシレノールスルホンの結晶は濾過、遠心分離等の方
法で2,6−キシレノール、キシレノールスルホン酸等
と分離される。また、反応混合物と2,6−キシレノー
ルの接触、ピスキシレノールスルホンの分離操作を、い
わゆる固体抽出に用いられる方法(例えば、Rotoc
el抽出器、Kennedy抽出器等)を用いて実施し
てもよい。
スキシレノールスルホンの結晶は濾過、遠心分離等の方
法で2,6−キシレノール、キシレノールスルホン酸等
と分離される。また、反応混合物と2,6−キシレノー
ルの接触、ピスキシレノールスルホンの分離操作を、い
わゆる固体抽出に用いられる方法(例えば、Rotoc
el抽出器、Kennedy抽出器等)を用いて実施し
てもよい。
分離されたピスキシレノールスルホンは、わずかに2.
6−キシレノール等を含むが、減圧加熱下に乾燥する方
法、あるいは例えば、低級脂肪族アルコール類、水等の
溶剤で洗浄、7濾過後、乾燥する方法等により、高純度
のピスキシレノールスルホンとすることができる。
6−キシレノール等を含むが、減圧加熱下に乾燥する方
法、あるいは例えば、低級脂肪族アルコール類、水等の
溶剤で洗浄、7濾過後、乾燥する方法等により、高純度
のピスキシレノールスルホンとすることができる。
また、反応開始時に、あらかじめ過剰な2.6−キシレ
ノールを加え、反応終了後もキシレノールスルホン酸を
析出させずにmmさせておき、濾過、固液分離等により
、ピスキシレノールスルホンのみを固体として分離させ
る方法等も可能である。
ノールを加え、反応終了後もキシレノールスルホン酸を
析出させずにmmさせておき、濾過、固液分離等により
、ピスキシレノールスルホンのみを固体として分離させ
る方法等も可能である。
この際、分離されたピスキシレノールスルホンには、必
ずわずかにキシレノールスルホン酸が混入するので、こ
れを2,6−キシレノールと接触させて、分離、回収し
てもよい。
ずわずかにキシレノールスルホン酸が混入するので、こ
れを2,6−キシレノールと接触させて、分離、回収し
てもよい。
(実施例)
以下に実施例を示す。ここで言う実収率とは、次のよう
に計nきれfC,値である。反応に供された2、6−キ
/レノール、キシレノールスルホン酸、ピスキシレノー
ルスルホンの重量をそれぞれF9、F!、F、とし、反
応後、キシレノールスルホン酸の回収に用いられた2、
6−キシレノールの重量を81回収された2、6−キシ
レノール、キシレノールスルホン酸、ピスキシレノール
スルホンのitそれぞれR,、R,、R8、単離された
ピスキシレノールスルホンのttpとすれば、 である。
に計nきれfC,値である。反応に供された2、6−キ
/レノール、キシレノールスルホン酸、ピスキシレノー
ルスルホンの重量をそれぞれF9、F!、F、とし、反
応後、キシレノールスルホン酸の回収に用いられた2、
6−キシレノールの重量を81回収された2、6−キシ
レノール、キシレノールスルホン酸、ピスキシレノール
スルホンのitそれぞれR,、R,、R8、単離された
ピスキシレノールスルホンのttpとすれば、 である。
実施例1
反応器に2.6−キシレノール450部、キシレノール
スルホン酸55部、ピスキシレノールスルホ725部を
加え、98重量%硫酸95ノを60〜70Cで30分か
けて滴下した後、50〜3DOffi+1Hgの減圧下
、130〜165cで7時間反応を行った。この間、生
成した水は、2,6〜キシレノールとの共沸で系外に抜
き出し、凝縮後、水層を分離し、2.6−キシレノール
は反応器に戻した。
スルホン酸55部、ピスキシレノールスルホ725部を
加え、98重量%硫酸95ノを60〜70Cで30分か
けて滴下した後、50〜3DOffi+1Hgの減圧下
、130〜165cで7時間反応を行った。この間、生
成した水は、2,6〜キシレノールとの共沸で系外に抜
き出し、凝縮後、水層を分離し、2.6−キシレノール
は反応器に戻した。
反応終了i、70Cに降温してから遠心分離し、さらに
ピスキシレノールスルポンの結晶1250ffB(7)
2.6− キー、y vノールで洗浄した。得られた
固体をメタノール・水(1:1)混合液で洗浄後、ti
9燥1..284部のピスキシレノールスルホン(純度
99.8%以上)を得た。また、回収された2、6−キ
シレノール、キシレノールスルホン酸、ピスキルノール
スルホンは、ソれぞれ464゜57.25部であった。
ピスキシレノールスルポンの結晶1250ffB(7)
2.6− キー、y vノールで洗浄した。得られた
固体をメタノール・水(1:1)混合液で洗浄後、ti
9燥1..284部のピスキシレノールスルホン(純度
99.8%以上)を得た。また、回収された2、6−キ
シレノール、キシレノールスルホン酸、ピスキルノール
スルホンは、ソれぞれ464゜57.25部であった。
したがって、今回の反応における実収率は95.8%で
あった。
あった。
実施例2
反応器において、実施例1で回収されたもの、216−
キシレノール464部、キシレノールスルホン酸57部
、ピスキシレノールスルホン25部の組成とした。98
重量%硫酸95fを60〜70[で30分かけて滴下し
た後、50〜300rnmHgの減圧下、120〜16
5Cで7時間反応を行った。この間、生成した水は、2
,6−キシレノールとの共沸で系外に抜き出し、2.6
−キシレノールは反応器に戻した。70Cに降温後、遠
心分離し、さらにピスキシレノールスルホンの結晶を2
50部の2,6−キシレノールで洗浄した。
キシレノール464部、キシレノールスルホン酸57部
、ピスキシレノールスルホン25部の組成とした。98
重量%硫酸95fを60〜70[で30分かけて滴下し
た後、50〜300rnmHgの減圧下、120〜16
5Cで7時間反応を行った。この間、生成した水は、2
,6−キシレノールとの共沸で系外に抜き出し、2.6
−キシレノールは反応器に戻した。70Cに降温後、遠
心分離し、さらにピスキシレノールスルホンの結晶を2
50部の2,6−キシレノールで洗浄した。
得られた固体をメタノール・水(に1)混合液で洗浄後
、乾燥し、281部のピスキシレノールスルホンを得た
(純度99.8%以上)。回収きれた2、6−キシVノ
ール、キシレノールスルホン酸、ピスキシレノールスル
ホンは、それぞれ463部、55部、24部であった。
、乾燥し、281部のピスキシレノールスルホンを得た
(純度99.8%以上)。回収きれた2、6−キシVノ
ール、キシレノールスルホン酸、ピスキシレノールスル
ホンは、それぞれ463部、55部、24部であった。
したがって、今回の反応における実収率は97%であっ
た。
た。
実施例3
実施例2で回収されたものを反応器に入れ、実施例2と
同様の方法で操作を行なった。今回の反応の実収率は9
6.5%であった。
同様の方法で操作を行なった。今回の反応の実収率は9
6.5%であった。
実施例4
反応器に2,6−キシレノール280?、キシレノール
スルホン酸55?、ピスキシレノールスルホン15ノ、
n−ノナン100−を仕込み、98重量%硫酸952を
60〜70Cで30分で加えた。温度を上昇させ160
〜165Cで4時間反応を行った。この間生成した水は
、n−ノナンとの共沸で系外に抜き出し、n−ノナンは
反応器に戻した。70Cに降温後、反応混合物を遠心分
離した。さらに2507の2,6−キシレノールで固体
を洗浄した。得られた固体を水・メタノール(1:i)
混合液で洗fP後、乾燥し、284yのピスキシレノー
ルスルホンの結晶を得た(純度99.8%以上)。また
、回収された2、6−キシレノール、キシレノールスル
ホン酸、ピスキシレノールスルホンは、2957.57
7.167であった。したがって、今回の反応における
実収率は96%であった。
スルホン酸55?、ピスキシレノールスルホン15ノ、
n−ノナン100−を仕込み、98重量%硫酸952を
60〜70Cで30分で加えた。温度を上昇させ160
〜165Cで4時間反応を行った。この間生成した水は
、n−ノナンとの共沸で系外に抜き出し、n−ノナンは
反応器に戻した。70Cに降温後、反応混合物を遠心分
離した。さらに2507の2,6−キシレノールで固体
を洗浄した。得られた固体を水・メタノール(1:i)
混合液で洗fP後、乾燥し、284yのピスキシレノー
ルスルホンの結晶を得た(純度99.8%以上)。また
、回収された2、6−キシレノール、キシレノールスル
ホン酸、ピスキシレノールスルホンは、2957.57
7.167であった。したがって、今回の反応における
実収率は96%であった。
(発明の効果)
本発明によれば、前記実施例から明らかなように、ピス
キシレノールスルポンを極めて高い収率で製造すること
ができ、また、はとんど着色もなく、容易に高純度の製
品が得られる。
キシレノールスルポンを極めて高い収率で製造すること
ができ、また、はとんど着色もなく、容易に高純度の製
品が得られる。
代理人 (・′〃 水 猛 ゝ。
−1,;す
Claims (1)
- 2,6−キシレノールとスルホン化剤を反応させてピス
(3,5−ジメチル−4−ヒドロキシフエニル)スルホ
ンを製造する方法において、副生する3,5−ジメチル
−4−ヒドロキシフエニルスルホン酸を2,6−キシレ
ノールの溶液として回収し、再び反応系にフィードする
ことを特徴とするピス(3,5−ジメチル−4−ヒドロ
キシフエニル)スルホンの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24894085A JPS62108855A (ja) | 1985-11-08 | 1985-11-08 | ビス(3,5−ジメチル−4−ヒドロキシフエニル)スルホンの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24894085A JPS62108855A (ja) | 1985-11-08 | 1985-11-08 | ビス(3,5−ジメチル−4−ヒドロキシフエニル)スルホンの製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62108855A true JPS62108855A (ja) | 1987-05-20 |
Family
ID=17185677
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24894085A Pending JPS62108855A (ja) | 1985-11-08 | 1985-11-08 | ビス(3,5−ジメチル−4−ヒドロキシフエニル)スルホンの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62108855A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8907312B2 (en) | 2010-08-20 | 2014-12-09 | Bio-Rad Laboratories, Inc. | Cytometry system with solid numerical-aperture-increasing lens |
-
1985
- 1985-11-08 JP JP24894085A patent/JPS62108855A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8907312B2 (en) | 2010-08-20 | 2014-12-09 | Bio-Rad Laboratories, Inc. | Cytometry system with solid numerical-aperture-increasing lens |
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