JPS62106813A - フイルタ−プレスにおける濾布振動装置 - Google Patents

フイルタ−プレスにおける濾布振動装置

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JPS62106813A
JPS62106813A JP60260610A JP26061085A JPS62106813A JP S62106813 A JPS62106813 A JP S62106813A JP 60260610 A JP60260610 A JP 60260610A JP 26061085 A JP26061085 A JP 26061085A JP S62106813 A JPS62106813 A JP S62106813A
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filter
vibrator
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福田 嘉弘
Hiroyuki Okazaki
弘幸 岡崎
Akira Takashima
高島 皓
Kazuo Yoshizaki
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Sumitomo Chemical Co Ltd
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Sumitomo Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、フィルタープレスにおける濾布振動装置に
関する。
従来の技術 従来のフィルタープレスにおける濾布振動装置は、圧搾
濾過の終了後、開板状態の濾板同志の間に、例えばエア
・シリンダの作用により濾布振動用ハンマを所定位置ま
で下降させたのち、ハンマを垂直面内でさらに昇降させ
たりあるいは円運動させることにより、濾布吊り棒およ
びこれに吊り下げられた濾布に振動を与えていた(例え
ば特公昭54−24747号公報参照)。
しかしながら、従来の装置によれば、濾布に与えられる
振動が比較的緩慢であるため、ケーキの除去作業に時間
がかかり、フィルタープレスによる濾過作業の能率が悪
いという問題があった。
発明の目的 この発明の目的は、上記の問題を解決し、濾布に対して
一定時間に非常に多くの撮動を確実に与えることができ
、従ってケーキの剥離除去作業をきわめて短時間に迅速
にかつ確実に行なうことができて、フィルタープレスの
濾過作業の能率を大幅に向上し得るフィルタープレスに
おける濾布振動装置を提供しようとするにある。
発明の構成 この発明は、上記の目的を達成するために、フィルター
プレスの濾布吊下げ棒の上方に配置されたレールに、移
動枠体が移動自在に支持せられ、移動枠体に昇降台が昇
降自在に設けられ、この昇降台に振動伝達防止機構を介
してバイブレータ取付板が備えられ、この取付板にバイ
ブレータが取り付けられるとともに、バイブレータの振
動のきいに濾布吊下げ棒をつかまえる濾布吊下げ棒捕捉
手段が吊下げ状に取り付けられているフィルタープレス
における濾布振動装置を要旨としている。
実  施  例 つぎに、この発明の実施例を図面に基づいて説明する。
なお、この明細書において、前とは第6図の右側を、後
とは同図左側をいい、また右とは同図表側を、左とは同
図裏側をいうものとする。
第6図において、工場等の床面(1)に所定間隔をあけ
て立設された前後一対のスタンド(2)(3)に、ファ
ーストヘッド(4)およびリヤーヘッド(5)が取付け
られ、これら両ヘッド(4)(5)の左右両側部に一対
のサイドバー(6)(6)が水平状に渡し止められてい
る。これらサイドバー(6)(6)にはルーズヘッド(
7〉がその左右両側の車輪(8)(8)を介して、前後
動自在に支承されている。
そしてリヤーヘッド(5)に取付けられた油圧シリンダ
によってルーズヘッド(7)を前方に押すことにより、
サイドバー(6)(6)に吊手(9)(9)を介して支
承された多数の濾板(10)をファーストヘッド(4)
側に押し付け1qるようになっている。
ファーストヘッド(4)とリヤーヘッド(5)には支柱
(11)(11)が立てられ、この支柱(11011)
に断面コ字形のレール(12012)がフィルタープレ
スの両側上方の位置に2本架設され、これらのレール(
12)(12)上を濾布振動装置(13)が移動せられ
るようになっている。
濾布振動装置(13)の詳細を示す第1図〜第5図にお
いて、(14)はレール(12012)に沿って移動す
る移動枠体、(15)はこれの左右両側壁に回転自在に
取り付けられた合計8個の日−ラ、(16)は移動枠体
(14)の内部に水平に設けられた昇降台で、これは左
右一対の昇降駆動用雄ねじ捧(17)にねじ被せられた
雌ねじ筒体(18)によって昇降自在に支持され、かつ
前後一対のガイド棒(19)に嵌め被せられたねじのな
い筒体(49)によって案内されるものである。(20
)は昇降台(16)上に4個のコイルばね(21)を介
して備えられたバイブレータ取付板で、これにはバイブ
レータ(22)が取り付けられるとともに、バイブレー
タ(22)の振動のさいにi11!lP5吊下げ捧(5
1)をつかまえる濾布吊下げ棒捕捉手段(23)が吊下
げ状に取り付けられている。
ここで、バイブレータ(22)としては、振動モータま
たはエア式バイブレータ等を使用し得る。
また濾布吊下げ棒捕捉手段(23)はつぎのような構成
を有している。すなわち、バイブレータ取付板(20)
の下面に左右一対の吊持棒(24)が吊下げ状に取り付
けられ、これらの吊持棒(24)の下端に水平板(25
)が取り付けられている。水平板(25)の下面には左
右一対ずつ前後−組の軸受ブラケット(60) (60
)を介して前後一対の水平軸(610ら1)が回転自在
に取り付けられ、各水平軸(61)にはそれぞれ左右両
端部にボス(62)(62)と一対のく形および逆く形
のアーム(63)(63)とを介して捕捉板(64)(
64)が固定されている。なお、捕捉板(64)(64
)のa!布布下下棒当接面にはウレタンゴム板(65)
(65)が貼り付けられている。そして前側水平軸(6
1)の右側部分および後側水平軸(61)の左側部分に
はそれぞれボス(66066)を介して揺動アーム(6
7)(67)が立上がり状に固定されている。これらの
揺動アーム(67)(67)の上端部は、取付ブラケッ
ト(68068)を介して水平板(25)の上面に取り
付けられた前後一対のベローズ型加圧用空気ばね(70
)(70)の先端ブラケット(69)(69)にそれぞ
れビン(71)(71)により揺動自在に連結されてい
る。各加圧用空気ばね(70)は一対の表面板(72)
(73)と、これらの中間に設けられた加圧空気を導入
するためのゴム製ベローズ部(74)とを備えており、
ベローズ部(74)の左右両側には一対の戻し用コイル
ばね(75)(75)が配置され、各コイルばね(75
)の両端は取付ブラケット(68)(68)に固定され
ている。加圧空気の導入および排出手段の図示は省略さ
れている。
昇降台(16)には、一対の吊持棒(24)をルーズに
挿通するために大きい目の貫通孔(47)があけられて
いる。
一対の昇降駆動用雄ねじ棒(17)は、移動枠体(14
)の上下両壁に垂直状にかつ回転自在に取り付けられる
とともに、これらの雄ねじ棒(17017)は上壁を貫
通していて、その上端部にはウオーム歯車(28)(2
8)がそれぞれ取り付けられている。(30)は移動枠
体(14)の・上壁上面に設はられたブレーキ・モータ
、(31)はこれの駆動プーリ、(32)は同じく土壁
上面に左右一対の軸受ブラケット(33)を介して水平
状に取り付けられた回転軸で、これの左右筒@寄りの部
分に上記ウオーム歯車(28) (28)とかみ合うウ
オーム(29) (29)がそれぞれ取り付けられてい
る。(34)はこの回転軸(32)に取り付けられた伝
動ブーりで、これと駆動プーリ(31)との間に■ベル
ト(35)が巻き掛けられている。(36036)は移
動枠体(14)の左右両側壁の高さの中央部にそれぞれ
設けられた移動枠体固定装置で、これは左右両側壁の内
側にそれぞれ取り付けられた小さいエア・シリンダ(3
7)と、これの側壁を貫通するビス1〜ン・ロンドの先
端に備えられた円形のゴム板(39)付き圧接板(38
)とによって構成されている。(40)(40)は移動
枠体(14)の右側壁下部内面に取り付けられた上下一
対の近接スイッチ、(41)は昇降台(16)の同側端
に取り付けられたノンタクト作動板である。(42)は
移動枠体(14)を移動させるためのリンク・チェーン
で、これはレール(12012)の前後両端部に設けら
れた左右一対のプーリ(43)(44)に巻きuトけら
れている。(45)(45)は移動枠体(14)の上端
部に水平状に取り付けられたテンションボルトで、これ
の前後両端部にはチェ−ン継手(46)(46)を介し
てリンク・チェーン(42)の両端部が接続されている
濾板(10)は、基板とこれの両面に被せられた表面に
濾液流下溝を有するゴム板等の弾性体よりなる圧搾濾板
と、弾性体を被していない普通濾板の2種類の濾板によ
って構成されている。
濾板(10)の前後両i!i過面は一対の濾布(50)
により被覆されている。(51)は各濾布(50)の上
縁に取り付けられた濾布吊下げ棒で、これらの左右両端
部は、濾板(10)の左右両側上端部に立上り状に設け
られた逆り形のばね吊下げ棒(52)の上端部に吊下げ
られたばね(53)によって、それぞれ吊られている。
(54)は隣接する濾板(10)同志の互いに対向する
濾布吊下げ棒(51)の各両端部を相互に連結する鎖よ
りなる連結部材で、これは隣接する濾板(10)が相互
に離間せしめられたさいの間隔よりも短い長さを有して
いる。なお、この連結部材(54)は鎖以外のたとえば
ローブ等によって構成されていてもよい。
つぎに、上記濾布撮動装@ (13)の作用を説明する
濾布撮動装置(13)の移動枠体(14)は、圧搾濾過
の終了後、図示しない濾板移OJブロックの移動と同調
して作動する送り駆動機構によって移動せしめられるが
、これの詳細な説明は省略した。移動枠体(14)が開
板行程で離間状態の濾板(10)同志の中間部上方に移
動して停止すると、そこで左右両側の移動枠体固定装置
(36)(36)のエア・シリンダ(37)(37)を
作動させて、それぞれ圧接板(38)をレール(12H
12)の内面に押し付けて、移動枠体(14)を固定す
る。ついで、ブレーキ・モータ(30)の作動により動
力伝達機構を介して一対の昇降駆動用雄ねじ棒(17)
(17)が同時に回転せしめられ、昇降台(16)が下
降せしめられる。この昇降台(16)の上下限の位置は
近接スイッチ(40)(40)により設定する。昇降台
(16)が下限の位置に停止せしめられた優、捕捉手段
(23)の加圧用空気ばね(70)(70)に空気が導
入され、これによって左右両側のコイルばね(75)(
75)の引張力に抗して先端ブラケット(69)(69
)が水平状に移動する。このような空気ばね(70H7
0)の作動によって揺動アーム(67067)が揺動す
るとともに、水平軸(61)(61)が回動して、く形
および逆く形アーム(63063)が揺動し、一対の捕
捉板(64)(64)が開かれて、これらが前後両濾布
吊下げ棒(51)(51)の内側面に押し付けられる。
ここで、両濾布吊下げ棒(51H51)の左右両端部は
チェノよりなる一対の連結部材(54)(54)により
連結されているため、濾布吊下げ棒(51)(51)は
連結部材(54)(54)の長さよりは開かず、このた
め濾布吊下げ棒(sl)(51)は捕捉板(64)(6
4)によってしっかりと捕えられる。
ついでバイブレータ(22)の作動により捕捉手段(2
3)を介して濾布吊下げ棒(51051)が一体に振動
せしめられる。バイブレータ(22)による振動は、例
えば10〜50IllRIの両振幅を有していて、振動
数が非常に多く、従って濾布吊下げ捧(51)(51)
に吊り下げられた濾布(50)(50)に付着している
ケーキをきわめて短時間に迅速かつ確実に除去すること
ができるものである。なお、バイブレータ(22)によ
る振動はこのように非常に激しいものであるが、濾布吊
下げ棒(51051)は捕捉手段(23)によってしっ
かりと捕えられているため、この振動が濾布吊下げ棒(
51)(51)を介して濾布(50) (50)に速や
かに伝達せられるとともに、振動により騒音を生じるこ
とがなくかつ濾布(50)(50)を傷付けることもな
い。また振動伝達防止機構としてバイブレータ取付板(
20)にコイルばね(21)が取り付けられているので
、バイブレータ(22)の振動が移動枠体(14)に伝
わるのを防止することができる。
ケーキ除去作業の終了後、空気ばね(70)(70)内
の空気が排出せしめられると、コイルばね(75)(7
5)の引張力により先端ブラケット(69)(69)が
元の状態に戻るので、揺動アーム(67) (67)が
上記の場合と逆の方向に揺動するとともに、水平軸(6
1)(61)が回動して、く形および逆く形アーム(6
3063)が揺動し、捕捉板(64)(64)がそれぞ
れ濾布吊下げ棒(51)(51)から離れる。ついで、
ブレーキ・モータ(30)の反転作動により濾布吊下げ
棒捕捉手段(23)が上昇せしめられ、上限位置の近接
スイッチ(40)の作動により停止する。
なお、濾布吊下げ棒捕捉手段(23)が開板状態の濾板
(10)同志の間に位置するように移動枠体(14)の
送り駆動装置が設けられ、濾板(10)を順次開く濾板
移動ブロックの移動と同調して移動枠体(14)が移送
せしめられることにより、1つの連室毎に上記の濾布振
動作業が自動的に反復して行なわれるものである。
第7図と第8図は、この発明の第2実施例を示すもので
ある。ここで上記第1実施例の場合と異なる点は、バイ
ブレータ(22)および濾布吊下げ棒捕捉手段(23)
の取付機構にある。すなわち、この第2実施例において
は、昇降台(16)上にコイルばね(21)を介して取
り付けられた上部水平板(26)にはバイブレータ(2
2)が取り付けられておらず、この上部水平板(26)
に吊持棒(24)(24)を介して吊下げ状に取り付け
られた下部水平板(27)の上面にバイブレータ(22
)が取り付けられている。また濾布吊下げ棒捕捉手段(
23)の加圧用空気ばね(70)(70)および捕捉板
(64)(64)等は、この下部水平板(27)の下面
に取り付けられているものである。このような第2実施
例によれば、バイブレータ(22)が下方に備えられて
いるので、重心の位置を低くできるばかりでなく、移動
枠体(14)の高さが低くてすみ、従って非常にコンパ
クトであるという利点がある。
この第2実施例のその他の点は、上記第1実施例の場合
とほぼ同様であるので、図面において同一のものには同
一の符号を付した。
第9図〜第11図は、この発明の第3実施例を示すもの
である。ここで上記第1実施例の場合と異なる点は、昇
降台(16)の昇降手段および濾布吊下げ棒捕捉手段(
80)にある。すなわち、この第3実施例においては、
昇降台(16)の昇降手段として例えば第11図に示す
ような左右一対のスライド・シリンダ(81)(81)
が使用せられている。これらのスライド・シリンダ(8
2)(82)では、昇降台(16)の左右両端に立上が
り状に設けられた一対の側板(82)(82)のそれぞ
れ中央部に、スライド・シリンダ(81)(81)のシ
リンダ本体(83) (83)の摺動子(84)(84
)が固定されるとともに、これらの側板(82)(82
)の前後両端部外側に上下一対の筒体(85)(85)
が固定され、これらの筒体(85085)がスライド・
シリンダ(81)(81)の前後一対のガイド棒(86
) (86)に嵌め被せられている。そして、スライド
・シリンダ(81081)の摺動子(84084)が昇
降するのに伴って昇降台(16)、バイブレータ(22
)および濾布吊下げ棒捕捉手段(80)が昇降し得るも
のとなされている。
一方、濾布吊下げ棒捕捉手段(80)は、つぎのような
構成を有している。すなわち、パイブレーク取付板(2
0)に左右一対ずつ前後−組の吊持環(24)(24)
が垂下状に取り付けられ、これらの吊持環(24)(2
4)の下端に前後一対の水平板(87)(87)が固定
されている。各水平板(87)の下面には3つの電磁ホ
ルダ(88)が所定間隔おきに取り付けられている。
この第3実施例においては、一対のスライド・シリンダ
(81)(81)の作動により昇降台(16)が下限の
位置まで降下せしめられ、該シリンダ(81)(81)
に内蔵されたリミットスイッチ(図示路)の作動により
停止せしめられる。このどき、前後一対の水平板(87
)(87)に取り付けられた電磁ホルダ(88)の下面
は濾布吊下げ棒(51)(51)上面に接触しており、
この状態で通電すると、強磁性体である濾布吊下げ棒(
51)(51)が電磁ホルダ(88)(813)の吸着
力により捕捉され、この状態でバイブレータ(22)が
作動することにより、濾布吊下げ棒(51) (51)
および濾布(50) (50)がパイブレーク(22)
と一体に振動して、ケーキが剥離除去せられるものであ
る。ケーキの除去後、電磁ホルダ(88)の吸着力が解
除され、スライド・シリンダ(81) (81)の作動
により昇降台(16)およびバイブレータ(22)と捕
捉手段(80)が上限の位置まで上昇せしめられる。
この第3実施例のその他の点は、上記第1実施例の場合
と同様であり、図面において同一のものには同一の符号
を付した。
第12図と第13図は、この発明の第4実施例を示すも
のである。ここで上記第3実施例の場合と異なる点は、
濾布吊下げ棒捕捉手段(901にある。すなわち、この
第4実施例おいては、前後一対の水平板(87087)
の下面に開閉自在な捕捉爪(92092)を備えた3つ
のチャック装置(91)が所定間隔おきに固定されてい
る。
この第4実施例においては、水平板(87H87)に設
けられた3つのチャック装置 (91)の捕捉爪<92
)(92)が開放せられた状態で、一対のスライド・シ
リンダ(81)(81)の作動により昇降台(1ら)が
下限の位置まで降下せしめられて、各チャック装置(9
1)が濾布吊下げ棒(51)(51)の真上近くに位置
せしめられ、ついで空気圧もしくは油圧による駆動手段
(図示路)の作動により捕捉爪(92092)が閉じて
濾布吊下げ棒(51)(51)が捕捉され、この状態で
バイブレータ(22)が作動することにより、濾布吊下
げ棒(51)(51)および1布(50)(50)がバ
イブレータ(22)と一体に振動して、ケーキが剥離除
去せられるものである。ケーキの除去後、チャック装置
(91)の作動により捕捉爪(92)(92)が開き、
スライド・シリンダ(81)(81)の作動により昇降
台(16)およびバイブレータ(22)と捕捉手段(9
0)が上限の位置まで上昇せしめられる。
この第4実施例のその他の点は、上記第3実施例の場合
と同様であるので、図面において同一のものには同一の
符号を付した。
なお、パイブレーク(22)を備えた昇降台(16)の
昇降手段、および振動伝達防止機構は、上記実施例のも
のに限らず、その他の構造のものを適宜採択使用し得る
ものである。また濾布吊下げ棒捕捉手段も図示のものに
限らず、その他適宜のものを使用し19る。
発明の効果 この発明によるフィルタープレスにおける濾布振動装置
は、上述のように、フィルタープレスの濾布吊下げ棒(
51)の上方に配置されたレール(12)に、移動枠体
(14)が移動自在に支持せられ、移動枠体(14)に
昇降台(16)が昇降自在に設りられ、この昇降台(1
6)に撮動伝達防止機構(21)を介してバイブレータ
取付板(20)(27)が備えられ、この取付板(20
)(27)にバイブレータ(22)が取り付けられると
ともに、バイブレータ(22)の振動のさいに濾布吊下
げ棒(51)をつかまえる濾布吊下げ棒捕捉手段(23
)(80)(90)が吊下げ状に取り付けられているも
ので、濾布吊下げ棒捕捉手段(23)(80)(90)
を下降させて、これにより濾布吊下げ棒(51)をしっ
かりととらえたのち、撮動数の非常に多いバイブレータ
(22)によって濾布吊下げ棒(51)並びに濾布(5
0)を振動させるものであるから、濾布(50)はバイ
ブレータ(22)と一体に振動することができて、濾布
(50)に対して一定時間に非常に多くの振動を確実に
与えることができ、従ってケーキの剥離除去作業をきわ
めて短時間に迅速かつ確実に行なうことができ、フィル
タープレスの濾過作業の能率を大幅に向上し得るもので
ある。そしてこれは濾板数すなわち瀘室数の多い大容量
のフィルタープレスはど、その効果が大きいものとなる
。また捕捉手段(23)(80)(90)よりとらえら
れた濾布吊下げ棒(51)はバイブレータ(22)と一
体に振動するため、従来の濾布振動装置の場合と全く相
違して、振動により騒音を生じることがなく、かつ濾布
(50)が損傷を受けることがない。
【図面の簡単な説明】
図面はこの発明の4つの実施例を示すもので、第1図は
第1実施例の濾布振動装置の正面図、第2図は同右側面
図、第3図は第2図の要部拡大右側面図、第4図は第1
図の平面図、第5図は第1図v−v線に沿う断面図、第
6図はフィルタープレス全体の部分切欠き右側面図であ
る。 第7図は第2実施例の濾布撮動装置の正面図、第8図は
同右側面図である。第9図は第3実施例の濾布撮動装置
の正面図、第10図は同右側面図、第11図はスライド
・シリンダのみの拡大正面図である。第12図は第4実
施例の濾布撮動装置の正面図、第13図は同右側面図で
ある。 (12)・・・レール、(13)・・・濾布振動装置、
(14)・・・移動枠体、(16)・・・昇降台、(2
0)・・・バイブレータ取付板、(21)・・・振動伝
達防止機構、(22)・・・バイブレータ、(23)(
80)(90)・・・濾布吊下げ棒捕捉手段、(27)
・・・下部水平板(パイブレーク取付板)、(50)・
・・濾布、(51)・・・濾布吊下げ棒。 以  上 特許出願人  住友化学工業株式会社 外4名 第12図 手続補正書 昭和61年9月18日 特許庁長官  黒1)明雄 殿           
      力&1、事件の表示   昭和60年 特
許願 第260610号2、発明の名称   フィルタ
ープレスにおける濾布振1]装置3、補正をする者 事件との関係    特許出願人 住   所    大阪市東区北浜5丁目15番地名 
  称     (209)住友化学工業株式会社(外
1名) 4代理人 住   所  東京部品用区東五反田5丁目22番33
号第6図、第7図、第8図および第13図。 明    細    書 1、発明の名称 フィルタープレスにおける濾布撮動装置2、特許請求の
範囲 フィルタープレスの濾布吊下げ棒(51)の上方に配置
されたレール(12)に、移動体(14)が移動自在に
支持せられ、移動体(14)に昇降台(16)が昇降自
在に設けられ、この昇降台(16)に振動伝達防止機構
(21)を介してパイブレーク取付板(20)(27)
が備えられ、この取付板(20)(27)にバイブレー
タ(22)が取り付けられるとともに、バイブレータ(
22)の振動のさいに濾布吊下げ棒(51)をつかまえ
る濾布吊下げ棒捕捉手段(23)(80)(90)が吊
下げ状に取り付けられているフィルタープレスにおける
濾布撮動装置。 3、発明の詳細な説明 産業上の利用分野 この発明は、フィルタープレスにおける濾布撮動装置に
関する。 従来の技術 従来のフィルタープレスにおける濾布撮動装置は、圧搾
濾過の終了後、開板状態の濾板同志の間に、例えばエア
・シリンダの作用により濾布振動用ハンマを所定位置ま
で下降さけたのち、ハンマを垂直面内でさらに昇降させ
たりあるいは円運動させることにより、濾布吊り棒およ
びこれに吊り下げられた濾布に振動を与えていた(例え
ば特公昭54−24747号公報参照)。 しかしながら、従来の装置によれば、濾布に与えられる
振動が比較的緩慢であるため、ケーキの除去作業に時間
がかかるばかりでなく、ケーキが残留したままで次の鑓
過工程を実施しなければならず、フィルタープレスによ
る濾過作業の能率が悪いという問題があった。また従来
の装置では、濾布撮動用ハンマによる打撃のさい騒音が
発生し、かつハンマによる打撃または摩滅により濾布が
損傷を受けるという問題があった。 発明の目的 この発明の目的は、上記の問題を解決し、濾布に対して
一定時間に非常に多くの振動を確実に与えることができ
、従ってケーキの剥離除去作業をきわめて短時間に迅速
にかつ確実に行なうことができて、フィルタープレスの
濾過作業の能率を大幅に向上し得るうえに、騒音を生じ
ることがなく、かつ濾布が損傷を受けないフィルタープ
レスにおける濾布振動8置を提供しようとするにある。 発明の構成 この発明は、上記の目的を達成するために、フィルター
プレスの濾布吊下げ棒の、上方に配置されたレールに、
移動体が移動自在に支持せられ、移動体に昇降台が昇降
自在に設けられ、この昇降台に@動伝達防止機構を介し
てパイブレーク取付板が備えられ、この取付板にバイブ
レータが取り付けられるとともに、パイブレークの撮動
のさいに濾布吊下げ棒をつかまえる濾布吊下げ棒捕捉手
段が吊下げ状に取り付けられているフィルタープレスに
おける濾布振動装置を要旨としている。 実  施  例 つぎに、この発明の実施例を図面に基づいて説明する。 この明細書において、前後および左右は第6図を基準と
し、前とは第6図の右側、後とは同図左側をいい、また
右とは同図表側、左とは同図裏側をいうものとする。 第6図において、工場等の床面(1)に所定間隔をあけ
て立設された前接一対のスタンド(2)(3)に、ファ
ーストヘッド(4)およびリヤーヘッド(5)が取付け
られ、これら両ヘッド(4)(5)の左右両側部に一対
のサイドバー(606)が水平状に渡し止められている
。これら1ナイドバー(6)(6)にはルーズヘッド(
7)がその左右両側のローラ(8)(8)を介して、前
後動自在に支承されている。そしてリヤーヘッド(5)
に取付けられた油圧シリンダによってルーズヘッド(7
)を前方に押すことにより、サイドバー(6)(6)に
吊手(9)(9)を介して支承された多数の濾板(10
)をファーストヘッド(4)側に押し付は得るようにな
っている。 ファーストヘッド(4)とリヤーヘッド(5)には支柱
(11)(11)が立てられ、この支柱(11)(11
1に断面口字形のレール(12)(12)がフィルター
プレスの左右両側上方の位置に2本架設され、これらの
レール(12012)上を濾布撮動装置(13)が移動
せられるようになっている。 この発明による濾布撮動装置(13)の詳細は第1図〜
第5図に示されている。同図において、レール(12)
(12)に沿って前後に移動する移動体(14)の左右
両側壁に合計8個のローラ(15)が回転自在に取り付
けられている。移動体(14)の内部に昇降台(16)
が水平に設けられている。昇降台(16)は左右一対の
昇降駆動用雄ねじ棒(17)にねじ被せられた雌ねじ筒
体(18)によって昇降自在に支持され、かつ前後一対
のガイド棒(19)に嵌め被せられたねじのない筒体(
49)によって案内されるものである。昇降台(16)
上に4個のコイルばね(21)を介してバイブレータ取
付板(20)が備えられ、これにはバイブレータ(22
)が取り付【プられるとともに、バイブレータ(22)
の振動のきいに濾布吊下げ捧(51)をつかまえる濾布
吊下げ棒捕捉手段(23)が吊下げ状に取り付けられて
いる。 ここで、バイブレータ(22)としては、振動モータ、
エア式バイブレータおよびマグネット式バイブレータ等
を使用し得る。バイブレータ(22)の振動の大きさは
、振幅2〜5QIIIIIl、好ましくは10〜5Qn
m、および振動数300〜50oovpi、好ましくは
700〜3500vpIIlである。なお図示のバイブ
レータ(22)は振動モータであり、具体的には振幅1
6ml1lおよび振動数1160VDlを有している。 また濾布吊下げ棒捕捉手段(23)はつぎのような構成
を有している。すなわち、バイブレータ取付根(20)
の下面に左右一対の吊持棒(24)が吊下げ状に取り付
けられ、これらの吊持棒(24)の下端に水平板(25
)が取り付けられている。水平板(25)の下面には左
右一対ずつ前侵−組の軸受ブラケット(60)(60)
を介して前後一対の水平軸(61)(61)が回転自在
に取り付けられ、各水平軸(61)のそれぞれ左右両端
部にボス(62062)が取り付けられ、これらのボス
(62062)に一対のく形および逆く形のアーム(6
3)(63)が前後に対向するように吊下げ状に取り付
けられ、これらのアーム(63)(63)の下部外側に
捕捉板(64)(64)がそれぞれ固定されている。な
お、捕捉板(64)(64)の濾布吊下げ棒肖接面には
ウレタンゴム板(65)(65)が貼り付けられている
。そして前側水平軸(61)の右側部分および後側水平
軸(61)の左側部分にはそれぞれボス(6606B)
を介して揺動アーム(67)(67)が立上がり状に固
定されている。 これらの揺動アーム(67)(67)の上端部は、取付
ブラケット(681(68)を介して水平板(25)の
上面に取り付けられた前後一対のベローズ型加圧用空気
ばね(70)(70)の先端ブラケット(69)(69
)にそれぞれビン(71)(71)により揺動自在に連
結されている。各加圧用空気ばね(70)は一対の表面
板(72)(73)と、これらの中間に設けられた加圧
空気を導入するためのゴム製ベローズ部(74)とを備
えており、ベローズ部(74)の左右両側には一対の戻
し用コイルばね(75)(75)が配置され、各コイル
ばね(75)の両端はブラケット(68)(69)の左
右両端部に固定されている。加圧空気の導入および排出
手段の図示は省略されている。昇降台(16)、および
移動体(14)の下壁には、一対の吊持棒(24)をル
ーズに挿通するために太き目の貫通孔(47)(47)
がそれぞれあけられている。 一対の昇降駆動用雄ねじ棒(17)は、移動体(14)
の上下両壁に垂直状にかつ回転自在に取り付けられると
ともに、これらの雄ねじ棒(17H7)は土壁を貫通し
ていて、その上端部にはウオーム歯車(28)(28)
がそれぞれ取り付けられている。 移動体(14)の土壁上面に駆動プーリ(31)を有す
るブレーキ・モータ(30)が取り付けられている。 また同じ上壁上面には左右一対の軸受プラケッ1− (
33)を介して回転軸(32)が水平状に取り付けられ
、この回転軸(32)の左右両端寄りの部分に上記ウオ
ーム歯車(28N28)とかみ合うウオーム(29)(
29)がそれぞれ取り付けられている。回転軸(32)
には伝動プーリ(34)が取り付けられ、伝動プーリ(
34)と駆動プーリ(31)との間に■ベルト(35)
が巻き掛けられている。移動体(14)の左右両側壁の
高さの中央部に移動体固定装置(36)(36)がそれ
ぞれ設けられている。各固定袋!1(36)は左右両側
壁の内側にそれぞれ取り付けられた小さいエア・シリン
ダ(37)と、これらの側壁を貫通するピストン・ロッ
ドの先端に備えられた円形のゴム板(39)付き圧接板
(38)とによって構成されている。移動体(14)の
右側壁下部内面には上下一対の近接スイッチ(40)(
40)が取り付けられ、昇降台(16)の同側端にノン
タフ1−作動板(41)が取り付けられている。移動体
(14)を移動させるためのリンク・チェーン(42)
(42)はレール(12H12)の前後両端部に設けら
れた左右一対のスプロケットホイル(43)(44)に
巻き掛けられている。移動体(14)の左右上端部にテ
ンションボルト(45)(45)が水平状に取り付けら
れ、これの前後両端部にはチェーン継手(46)(46
)を介してリンク・チェーン(42)の両端部が接続さ
れている。 濾板(10)の前後両濾過面は、原液導入孔部分で相互
に連結された前後一対の濾布(50)により被覆されて
いる。各濾布(50)の上縁に取り付けられた濾布吊下
げ棒(51)の左右両端部は、濾板(10)の左右両側
上端部に立上り状に設けられた逆り形のばね吊下げブラ
ケット(52)の上端水平部に吊下げられたばね(53
)によって、それぞれ吊られている。隣接する濾板(1
0)同志の互いに対向する濾布吊下げ棒(51)の各両
端部を相互に連結する鎖よりなる連結部材(54)は、
隣接する濾板(10)が相互に離間せしめられたさいの
間隔よりも短い長さを有している。なお、この連結部材
(54)は鎖以外のたとえばローブ等によって構成され
ていてもよい。 つぎに、上記濾布撮動1首(131の作用を説明する。 濾布撮動装置(13)の移動体(14)は、圧搾濾過の
終了後、図示しない濾板移動ブロックの移動と同調して
作動する送り駆動機構によって移動せしめられるが、こ
れの詳細な説明は省略した。 移動体(14)が開板行程で離間状態の濾板(10)同
志の中間部上方に移動して停止すると、そこで左右両側
の移動体固定装置(36)(36)のエア・シリンダ(
37)(37)を作動させて、それぞれ圧接機(38)
をレール(12012)の内面に押し付けて、移動体(
14)を固定する。ついで、ブレーキ・モータ(30)
の駆動により移動体(14)の上壁土面に設けられた動
力伝達機構を介して一対の昇降駆動用雄ねじ棒(17)
(17)が同時に回転せしめられ、昇降台(16)が下
降せしめられる。この昇降台(16)の上下限の位置は
近接スイッチ(40)(40)の位置調整により設定す
る。昇降台(16)が下限の位置に停止せしめられた後
、1m捉手段(23)の加圧用空気ばね(70)(70
)に空気が導入され、これによって左右両側のコイルば
ね(75)(75)の引張力に抗して先端ブラケット(
t39)(69)が移動する。 このような空気ばね(70)(70)の作動によってブ
ラケット(69)(69)に連結された揺動アーム(6
7)(67)が揺動するとともに、水平軸(61)(6
1)が回動して、く形および逆く形アーム(63)(6
31が揺動し、一対の捕捉板(64)(64)が外側に
開かれて、これらが前後両濾布吊下げ棒(51)(51
)の内側面に押し付けられる。ここで、両濾布吊下げ棒
(51)(51)の左右両端部はチェノよりなる一対の
連結部材(54)(54)により連結されているため、
濾布吊下げ棒(51)(51)は連結部材(54)(5
4)の長さよりは開かず、このため濾布吊下げ棒(51
H51)は捕捉板(64) (64)によってしっかり
と捕えられる。 ついでバイブレータ(22)の駆動により捕捉手段(2
3)を介して濾布吊下げ棒(51)(51)が一体に振
動せしめられる。バイブレータ(22)は、前述のよう
に例えば2〜50mmと比較的小さい両振幅を有してい
るが、撮動数が非常に多いので、バイブレータ(22)
を振動させると、捕捉板(64)(64)によってしっ
かりと捕えられた吊下げ棒(51)(51)に吊下げら
れた濾布(50)(50)は非剛性体であるため濾布(
501(501自体に与えられる撮動が増幅され、その
結果、パイブレーク(22)固有の振幅よりも大きい振
幅で、かつまた橿めて急速に前後方向にはためき、ケー
キに対し一定時間に非常に多くの激しい撮り落し作用が
与えられる。、従って濾布吊下げ棒(51051)に吊
り下げられた濾布(50)(50)に付着しているケー
キをきわめて短時間に迅速かつ確実に除去することがで
きるものである。なお、パイブレーク(22)により濾
布に与えられる撮動はこのように非常に激しいものであ
るが、濾布吊下げ棒(51)(51)は捕捉手段(23
)によってしっかりと捕えられているため、撮動により
騒音を生じることがなくかつ濾布(50)(50)を傷
付けることもない。また撮動伝達防止機構としてバイブ
レータ取付板(20)にコイルばね(21)が取り付け
られているので、バイブレータ(22)の撮動が移動体
(14)に伝わるのを緩衝することができる。 ケーキ除去作業の終了後、空気ばね(70)(70)内
の空気が排出せしめられると、コイルばねげ5)(75
)の引張力により先端ブラケット(69)(69)が元
の状態に戻るので、揺動アーム(67H67)が上記の
場合と逆の方向に揺動するとともに、水平軸(61)(
61)が回動して、く形および逆く形アーム(63)(
63)が内側に向けて揺動し、捕捉機(64)(64)
もそれぞれ濾布吊下げ棒(51)(51)から離れて元
の状態に戻る。ついで、ブレーキ・モータ(30)の反
転駆動により濾布吊下げ棒捕捉手段(23)が上昇せし
められ、上限位置の近接スイッチ(40)の作動により
停止する。 なお、濾布吊下げ棒捕捉手段(23)が開板状態の濾板
(10)同志の間に位置するように移動体(14)の送
り駆動装置が設けられ、濾板(10)を順次開く通板移
動ブロックの移動と同調して移動体(14)が移送せし
められることにより、濾室毎に上記の濾布振動作業が自
動的に反復して行なわれるものである。 第7図と第8図は、この発明の第2実施例を示すもので
ある。ここで、上記第1実施例の場合と異なる点は、バ
イブレータ(22)および濾布吊下げ棒捕捉手段(23
)のうちのベローズ型空気ばね(701(70)の取付
位置にある。すなわち、この第2実施例においては、昇
降台(16)上にコイルばね(21)を介して取り付け
られた上部水平板(26)にはバイブレータ(22)が
取り付けられておらず、この上部水平板(26)に吊持
枠(24)(24)を介して吊下げ状に取り付けられた
下部水平板(27)の上面にバイブレータ(22)が取
り付けられている。従って移動体(14)の下壁にあけ
られた貫通孔(48)は、吊持枠(24)(24)とバ
イブレータ(22)を挿通し得る大きさとする。また濾
布吊下げ棒捕捉手段(23)の加圧用空気ばね(70)
(70)は、この下部水平板(27)の下面に取り付け
られているものである。このような第2実施例によれば
、バイブレータ(22)が下方に備えられているので、
重心の位置を低くできるばかりでなく、移動体(14)
の高さが低くてすみ、従って非常にコンパクトであり、
フィルタープレスの据付は高さを低くできるという利点
がある。なお、第7図と第8図においては、移動体固定
装置(36)および上下一対の近接スイッチ(40)(
40)の図示は省略されている。 第9図〜第11図は、この発明の第3実施例を示すもの
である。ここで、上記第1実施例の場合と異なる点は、
昇降台(16)の昇降手段および濾布吊下げ棒捕捉手段
(80)にある。すなわち、この第3実施例においては
、昇降台(16)の昇降手段として例えば第11図に示
すような左右一対のスライド・シリンダ(81)(81
)が使用せられている。これらのスライド・シリンダ(
811(81)では、昇降台(16)の左右両端に立上
がり状に設けられた一対の側板(82)(82)のそれ
ぞれ中央部に、スライド・シリンダ(81)(81)の
シリンダ本体(83)(83)の摺動子(84)(84
)が固定されるとともに、これらの側板(82)(82
)の前後両端部外側に上下一対の筒体(85)(85)
が固定され、これらの筒体(85)(85)がスライド
・シリンダ(81081)の前後一対のガイド棒(86
086)に嵌め被せられている。そして、スライド・シ
リンダ(81)(81)の摺動子(84)(84)が昇
降するのに伴って昇降台(16)、バイブレータ(22
)およびa rti吊下げ棒捕捉手段(80)が昇降し
得るものとなされている。 なお、昇降台(16)の昇降手段は、図示は省略したが
その他エアシリンダおよび空気ばね等であってもよい。 一方、濾布吊下げ棒捕捉手段(80)は、つぎのような
構成を有している。すなわち、バイブレータ取付板(2
0)に左右一対ずつ前後−組の吊持枠(24)(24)
が垂下状に取り付けられ、これらの吊持枠(24)(2
4)の下端に前後一対の水平板(87)(87)が固定
されている。各水平板(87)の下面には3つの電磁ホ
ルダ(88)が所定間隔おきに取り付けられている。 この第3実施例においては、一対のスライド・シリンダ
(81N81)の作動により昇降台(16)が第9図と
第10図に実線で示す下限の位置まで降下せしめられ、
該シリンダ(81)(81)に内蔵されたリミットスイ
ッチ(図示路)の作動により停止せしめられる。このと
き、前後一対の水平板(87)(87)に取り付けられ
たmlホルダ(88)の下面は濾布吊下げ棒(51)(
51)上面に直接接触しており、この状態で通電すると
、強磁性体とした濾布吊下げ棒(51H51)が電磁ホ
ルダ(88)(88)の吸着力により捕捉され、この状
態でバイブレータ(22)が駆動することにより、濾布
吊下げ棒(51)(51)および濾布(50)(50)
がバイブレータ(22)と一体に撮動して、ケーキが剥
離除去せられるものである。ケーキの除去後、電磁ホル
ダ(88)の吸着力が解除され、スライド・シリンダ(
81)(81)の作動により昇降台(16)およびバイ
ブレータ(22)と捕捉手段(80)が第9図と第10
図に2点鎖線で示す上限の位置まで上昇せしめられる。 第12図と第13図は、この発明の第4実施例を示すも
のである。ここで、上記第3実施例の場合と異なる点は
、濾布吊下げ棒捕捉手段(90)にある。すなわち、こ
の第4実施例おいては、前復一対の水平板(87)(8
7)の下面に開閉自在な捕捉爪(92)(92)を備え
た3つのチャック装@(91)が所定間隔おきに固定さ
れている。 この第4実施例においては、水平板(87) (87)
に設けられた3つのチャック装置(91)の捕捉爪(9
2)(92)が開放せられた状態で、一対のスライド・
シリンダ(81)(81)の作動により昇降台(16)
が第12図と第13図に実線で示す下限の位置まで降下
せしめられて、各チャック装ff1(91)が濾布吊下
げ棒(51051)の貞上近くに位置せしめられ、つい
で空気圧もしくは油圧による駆動手段(図示略)の作動
により捕捉爪(92)(92)が閉じて濾布吊下げ棒(
51)(51)が捕捉され、この状態でバイブレータ(
22)が作動することにより、濾布吊下げ棒(51H5
1)および濾布(50)(50)がバイブレータ(22
)と一体に撮動して、ケーキが剥離除去ゼられるもので
ある。ケーキの除去後、チャック装置(91)の作動に
より捕捉爪(92)(92)が開き、スライド・シリン
ダ(81081)の作動により昇降台(16)およびバ
イブレータ(22)と捕捉手段(90)が第12図と第
13図に2点鎖線で示す上限の位置まで上昇せしめられ
る。 上記第2実施例〜第4実施例のその他の点は、前述の第
1実施例の場合と同様であるので、図面において同一の
ものには同一の符号を付した。 なお、バイブレータ(22)を備えた昇降台(16)の
昇降手段は、上記実施例のものに限らず、流体圧シリン
ダおよびその他の構造のものを適宜採択使用し得るもの
である。また振動伝達防止機構および濾布吊下げ棒捕捉
手段も図示のものに限らず、その他通貨のものを使用し
得る。 また上記実施例では、この発明を濾板が左右一対のサイ
ドパーにより前後移動自在に吊持されたサイドバー型フ
ィルタープレスに適用した場合を示したが、この発明は
濾板が上部ガイド・レールに前後移動自在に吊り下げら
れたオーバーハング型フィルタープレス(図示略)にも
同様に適用されるものである。 発明の効果 この発明によるフィルタープレスにおける濾布振動装置
は、上述のように、フィルタープレスの濾布吊下げ棒(
51)の−E方に配置されたレール(12)に、移動体
(14)が移動自在に支持せられ、移動体(14)に昇
降台(16)が昇降自在に設けられ、この昇降台(16
)に振動伝達防止機構(21)を介してバイブレータ取
付板(20)(27)が備えられ、この取付板(20)
(27)にバイブレータ(22)が取り付けられるとと
もに、バイブレータ(22)の振動のさいに濾布吊下げ
棒(51)をつかまえる濾イli吊下げ棒捕捉手段(2
3)(80)(90)が吊下げ状に取りイζ1けられて
いるもので、濾布吊下げ棒捕捉手段(23)(80)(
90)を下降させて、これにより濾布吊下げ棒(51)
をしっかりととらえたのち、振動数の非常に多いバイブ
レータ(22)によって濾布吊下げ棒(51)並びに濾
布(50)を振動させるものであるから、濾布(50)
はバイブレータ(22)と一体に振動することができて
、バイブレータ(22)の撮動が濾布(50)に有効に
伝達され、しかもその際濾布(50)自体に与えられる
振動は地線されるので、濾布(50)に付着しているケ
ーキに一定時間に前後方向の非常に多くの激しい撮り落
し作用が与えられ、ケーキの剥離除去作業をきわめて短
時間に迅速かつ確実に行なうことができ、フィルタープ
レスの濾過作業の能率を大幅に向上し得るものである。 そしてこれは濾板数ザなわち産室数の多い大音量のフィ
ルタープレスはど、その効果が大きいものとなる。また
捕捉手段(23)(80)(90)よりとられえられた
濾布吊下げ棒(51)はバイブレータ(22)と一体に
振動するため、従来の濾布振動装置の場合と全く相違し
て、振動により騒音を生じることがな(、かつ濾布(5
0)が損傷を受けることがない。 4、図面の簡単な説明 図面はこの発明の4つの実施例を示すもので、第1図は
第1実施例の濾布振動装置の正面図、第2図は同右側面
図、第3図は第2図の要部拡大右側面図、第4図は第1
図の平面図、第5図は第1図v−v線に沿う断面図、第
6図はフィルタープレス全体の部分切欠き右側面図であ
る。 第7図は第2実施例の濾布振動装置の正面図、第8図は
同右側面図である。第9図は第3実施例の濾布振動装置
の正面図、第10図は同右側面図、第11図はスライド
・シリンダのみの拡大正面図である。第12図は第4実
施例の濾布振動装置の正面図、第13図は同右側面図で
ある。 (12)・・・レール、(13)・・・濾布撮動装置、
(14)・・・移動体、(16)・・・昇降台、(20
)・・・バイブレータ取付板、(21)・・・撮動伝達
防止機構、(22)・・・バイブレータ、(23)(8
0)(90)・・・濾布吊下げ棒捕捉手段、(27)・
・・下部水平板(バイブレータ取付&)、(50)・・
・濾布、(51)・・・濾布吊下げ棒。 以  上 特許出願人  住友化学工業株式会社 外4名 6人           64 第7図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. フィルタープレスの濾布吊下げ棒(51)の上方に配置
    されたレール(12)に、移動枠体(14)が移動自在
    に支持せられ、移動枠体(14)に昇降台(16)が昇
    降自在に設けられ、この昇降台(16)に振動伝達防止
    機構(21)を介してバイブレータ取付板(20)(2
    7)が備えられ、この取付板(20)(27)にバイブ
    レータ(22)が取り付けられるとともに、バイブレー
    タ(22)の振動のさいに濾布吊下げ棒(51)をつか
    まえる濾布吊下げ棒捕捉手段(23)(80)(90)
    が吊下げ状に取り付けられているフィルタープレスにお
    ける濾布振動装置。
JP60260610A 1985-07-09 1985-11-19 フイルタ−プレスにおける濾布振動装置 Granted JPS62106813A (ja)

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DE8686111819T DE3687113T2 (de) 1985-11-19 1986-08-23 Vibrationsanlage fuer ein filtertuch einer filterpresse.
EP86111819A EP0225972B1 (en) 1985-11-19 1986-08-23 Apparatus for vibrating filter cloth of filter press

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JP15205085 1985-07-09
JP60-152050 1985-07-09

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