JP3576996B2 - 濾材及び濾過装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、袋状濾材の下部を閉じた後、濾材内に原液を供給して圧搾濾過を行うようにした濾材及び濾過装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の濾過装置は種々の構造のものが提案されている。
【0003】
例えば、特開平2−86805号公報には、筒状濾布の下端部開口を閉じた後、上端部開口より原液を供給し、可動板を横方向例えば水平方向に移動させて濾布に押し付けて濾布内のケーキを圧搾濾過するとともに、濾過終了後、濾布の下端部開口を開けて、濾布内のケーキを排出するように構成したものがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記構成のものでは、一般に筒状濾布に原液を供給するとき、上端部開口よりゴミ等の不純物が混入してしまい、ケーキ中に不純物が残存するという問題があった。
【0005】
また、圧搾濾過の後、下端部開口を開けて、ケーキを排出する場合にも、ゴミ等の不純物が混入してしまい、ケーキ中に不純物の残存するという問題があった。
【0006】
従って、本発明の目的は、上記問題を解決することにあって、ケーキ中にゴミ等の不純物を混入させないようにする濾材及び濾過装置を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明は以下のように構成する。
【0008】
本発明の第1態様によれば、筒状の濾材本体と、
上記濾材本体の上部に配置され原液を上記濾材本体内に投入する原料投入管口に連通するための上記濾材本体より細い口の筒状の上端部開口部と、
上記濾材本体の下部に配置され上記濾材本体からケーキを排出するための下端部開口部と、
上記下端部開口部の周囲に該下端部開口部の周囲を覆うように配置されかつ末広がりのスカート状の下端覆部とを備えるようにしたことを特徴とする濾材を提供する。
【0009】
本発明の第2態様によれば、上記濾材の上部下部を締切り袋状とし、押圧部材にて圧搾する第1態様に記載の濾材を提供する。
【0010】
本発明の第3態様によれば、上記下端覆部は撥水性を有する第1又は2態様に記載の濾材を提供する。
【0011】
本発明の第4態様によれば、第1〜3のいずれか1つの態様に記載の濾材と、
上記濾材を支持する支持体と、
上記支持体に支持された上記濾材の筒状の上記濾材本体の下部を閉塞可能な第1開閉装置と、
上記支持体に支持された上記濾材の筒状の上記濾材本体の上部を閉塞可能な第2開閉装置と、
上記支持体に支持された上記濾材の上記下端部開口部と上記上端部開口部を閉塞した状態で上記濾材を押圧して圧搾濾過させる押圧部材とを備えることを特徴とする濾過装置を提供する。
【0012】
本発明の第5態様によれば、上記濾材に振動を付与する振動付与部材をさらに備える第4態様に記載の濾過装置を提供する。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明にかかる実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
【0014】
以下に、本発明の第1の実施形態に係る濾材及び濾過装置を図1〜図14に基づいて詳細に説明する。
【0015】
この濾過装置は、図1〜図6に示すように、袋状の濾材1を支持体2に吊り部材例えば後述する支持紐1d,1eを介して吊り支持し、上記濾材1の下部を第1開閉装置の一例としての第1開閉シリンダ6の駆動により閉塞したのち、原料投入弁81を有する原料投入管口8に連通した上記濾材1の上端部開口部1aより原液を濾材1内に供給し、上記濾材1の上部を第2開閉装置の一例としての第2開閉シリンダ7の駆動により閉塞するとともに、押圧部材の一例としての可動板4により、上下の油圧シリンダ51,52の駆動で上記原液が収容された濾材1を押圧して圧搾濾過を行う一方、濾過終了後に上記第1開閉シリンダ6により濾材1の下端部の閉塞動作を解除して上記下端部開口部1bを開き、濾材1内のケーキを濾材下方に排出するように大略構成している。
【0016】
上記袋状の濾材1は、図3〜図6,図13,及び図14に示すように、筒状の濾材本体1gと、濾材本体1gの上部よりも上方の上端縁の中央部に配置され原液15を濾材本体1g内に投入するように原料投入管口8に連通するための濾材本体1gより細い口の筒状の上端部開口部1aと、濾材本体1gの下部よりも下方の下端縁に配置されて濾材本体1gからケーキを排出するために濾材本体1gと大略同一径の下端部開口部1bと、濾材本体1gの下部のケーキ排出用下端部開口部1bの周囲に該下端部開口部1bの周囲を覆うように末広がりのスカート状の下端覆部1cとを設けている。
【0017】
また、袋状濾材1の濾材本体1gの上部の両肩部には、振動付与部材の一例としての一対の振動機12,12に吊り支持するU字状の支持紐1d,1dと、図14にも示すように濾材本体1gの上縁部に配置されて固定板3に固定された両側一対の板バネ101,101に連結するとともに濾材本体1gの上縁部近傍の中央に配置されて後述する第2開閉装置の一例としての第2開閉シリンダ7の上部締付バー71に板バネ99を介して支持されたバネ13に連結する支持紐1e,1e,1eと、原料投入管口8に濾材1の上端部開口部1aを取付ける下部の取付紐1fとを設けている。
【0018】
上記濾材1は、その濾材本体1gをポリプロピレン繊維より構成しているが、繊維の材質、繊維の太さ、網目の粗さ等は濾過すべき原液の性状に応じて適宜選択される。
【0019】
また、上記濾材1の濾材本体1gの下端覆部1cは、ゴミ等の不純物がケーキ中に混入しないように防止する機能を有するものであって、濾材本体1gとは異なる材質、例えば撥水性の繊維にしたり、撥水性樹脂をコーティングしたものを用いることができる。
【0020】
上記濾材1は、振動付与部材の一例としての一対の振動付与用シリンダ12a,12aを有する振動機12,12又はバネ等を介して支持すると共に、上端部開口部1aは取付紐1fにより原液投入口8に取付けて支持され、下端覆部1cは取付紐1fにより受皿装置90に取付けて支持される。下端覆部1cは、振動機12,12により振動が付与されて濾材1が振動するときの振動ストローク分の余裕を持つことができるような長さを有するようにしている。この結果、下端覆部1cを取付紐1fにより受皿装置90に取付けても、振動機12,12により振動が付与されると、取付紐1fにより濾材1の振動を妨げることなく、濾材1が自在に振動するようにしている。
【0021】
上記支持体2は、支持体本体20と固定板3とを両側でかつ上下の合計4本のサイドバー21,…,21により固定して構成されている。
【0022】
上記支持体本体20の上部には、第2開閉装置の一例としての第2開閉シリンダ7と、第1油圧シリンダ51とを、それぞれ横方向例えば水平方向沿いに配置し、また、支持体本体20の下部には、第2油圧シリンダ52と、第1開閉装置の一例としての第1開閉シリンダ6をそれぞれ横方向例えば水平方向沿いに配置する。
【0023】
なお、上記下方の両側の一対のサイドバー21,21は、可動板4の両側方に設けた回転自在なローラ41,41を介して可動板4を支持している。
【0024】
上記第1開閉シリンダ6は、そのピストンロッド6aの先端に縦断面V字凹状の下部締付バー61を設けており、固定板3の受板31の下端部に形成された縦断面V字凸状の係止部32に係止するようにしている。よって、濾材1を下部締付バー61と上記受板31との間に濾材1の下端部を挟み込んで係止することにより、濾材1の下端部開口を閉塞するようにしている。なお、下部締付バー61を縦断面V字凸状とし、係止部32を縦断面V字凹状としてもよい。
【0025】
上記第2開閉シリンダ7は、そのピストンロッド7aの先端に縦断面V字凹状の上部締付バー71を設けており、固定板3の受板31の上端部に形成された縦断面V字凸状の係止部33に係止するようにしている。よって、濾材1を上部締付バー71と上記受板31との間に濾材1の上部を挟み込んで係止することにより、濾材1の上部を閉塞するようにしている。なお、上部締付バー71を縦断面V字凸状とし、係止部33を縦断面V字凹状としてもよい。
【0026】
上記駆動装置5の一例としての油圧シリンダ51,52は、図13に示すように、それぞれ一端を支持体本体20に固定し、ピストンロッド51a,52aの先端は、ピン51b,52bを介して枢着して可動板4に連結する。
【0027】
よって、上記油圧シリンダ51,52の駆動により、可動板4は下方の両側のサイドバー21,21上の一対のローラ41,41の転動により案内されて横方向に移動するように構成されている。
【0028】
上記受皿装置90は、上部の濾液受皿9にて濾材1を通過して濾過された濾液17が受け取られ、図11に示すように、濾液17は、濾材の外面(側面)及び濾板(固定板3の受板31又は可動板4)の濾液排出溝を伝って下方へ流れ、濾液受皿9内に受け取られる。その後、図11に示すように、濾液17は、濾液受皿9から流桶91内に案内される。
【0029】
上記濾液受皿9は、図6に示されるように、上記下部締付バー61と一体的に連結されており、第1開閉シリンダ6の駆動により、下部締付バー61と共に移動する。
【0030】
なお、上記流樋91には、図6に示されるように筒状のケーキガイド92が内装されており、上記濾材1の下端部開口部1bはケーキガイド92の内側に垂れ下がり、濾材1内のケーキ16は下端部開口部1bからケーキガイド92の内側を通過して下方に落下するように案内される一方、濾材1の下端覆部1cはケーキガイド92の外側を覆うように取付紐1fで取付け固定されて、下端覆部1cの表面に付着したり流れるゴミなどはケーキガイド92の内側に入ることなく外側に案内されるようにして、ケーキ16にゴミなどが混入しないようにしている。ケーキ回収装置は、上記濾過装置の下方に配置されており、ケーキガイド92の内側を通過して下方に落下したケーキ16を、スクリューコンベヤやベルトコンベヤ等により、所要の位置へ回収するようにしている。
【0031】
次に、上記濾過装置を用いた濾過工程について説明する。
【0032】
まず、図6に示すように、袋状濾材1の上端部開口部1aを原料投入管口8に取付紐1fで取付け、一対の上部支持紐1d,1dを振動機12,12に吊り支持すると共に、支持紐1e,1e,1eを一対のバネ101,101及びバネ13に吊り支持する。また、濾材1の下端覆部1cはケーキガイド92の外側を覆うように取付けて固定する。
【0033】
そして、図7に示すように、前工程として、可動板4を駆動装置5の一例としての油圧シリンダ51,52の駆動で、所定の位置まで移動して、可動板4と固定板3の受板31との隙間により、濾室11の容積を決定する。
【0034】
次に、図8に示すように、濾材下部締切り工程として、第1開閉装置の一例としての第1開閉シリンダ6の駆動により下部締付バー61を固定板3の受板31の係止部32に向けて移動し、上記濾材1の下端部開口1bよりも上方の濾材本体1gの下部を下部締付バー61と係止部32との間で閉塞する。
【0035】
次に、図9に示すように、原液投入工程として、下部が閉塞された濾材1内に、上記濾材1の上端部開口1aより、原液供給管8の原料投入弁81を開いて原液供給管口8から原液15を上記濾材本体1g内に供給する。
【0036】
次に、図10に示すように、濾材上部締切り工程として、第2開閉装置の一例としての第2開閉シリンダ7の駆動により上部締付バー71を固定板3の受板31の係止部33に向けて移動し、上記濾材本体1gの上端部開口1aよりも下方の上記濾材1の上部を上部締付バー71と係止部33との間で閉塞する。この結果、原液15は、上部及び下部が閉塞された上記濾材1内に保持されるとともに、原液15中の水分は濾材1を通過して濾材1の外面及び濾板の濾液排出溝を伝って濾液受皿9内に濾液17として集められ、濾液受皿9内から流樋91内に濾液17が案内される。
【0037】
次に、図11に示すように、圧搾工程として、可動板4を油圧シリンダ51,52の駆動で移動させ、可動板4と固定板3との間で濾材1を押圧し、濾材1内のケーキ16を圧搾する。このときも、原液15中の水分は濾材1を通過して濾材1の外面及び濾板の濾液排出溝を伝って濾液受皿9内に濾液17として集められ、濾液受皿9内から流樋91内に濾液17が案内される。
【0038】
次に、圧搾工程終了後、図12に示すように、ケーキ排出工程として、油圧シリンダ51,52を逆駆動して可動板4による濾材1の圧搾を解除する。また、第1,第2開閉シリンダ6,7を逆駆動して濾材1の上部、下部を開き、濾材1内ケーキ16をその自重による濾材下方への落下と、さらに振動機12,12やバネ13による振動で、濾材1内のケーキ16は下端部開口部1bからケーキガイド92の内側を通過して下方に落下する。また、スクリューコンベヤ、ベルトコンベヤ等のケーキ回収装置により、落下したケーキ16は回収される。
【0039】
上記実施形態によれば、袋状濾材1を支持紐1d,1eを介して支持体2に吊り支持し、また、濾材1の下部には下端部開口1bの周囲に下端部開口1bの周囲を覆うように下端覆部1cを設けているため、原液15は濾材1により濾過及び圧搾濾過された後、ケーキ16が排出される間、上端部開口部1aよりゴミ等の不純物が混入することもなく、また、下端覆部1cによりゴミ等の不純物がケーキ16中に混入することがない。
【0040】
また、ケーキ排出時に振動付与部材12により濾材1に振動を付与できるようにしたので、濾材1に付着したケーキ16を濾材1から分離させて円滑に排出させることができる。
【0041】
また、上記下端覆部1bは撥水性を有するようにすれば、濾液17などの水分が上記下端覆部1bを通過してケーキ16側に侵入することを効果的に防止することができる。
【0042】
また、濾材1の筒状の濾材本体の上部及び下部を締切ることにより袋状とし、押圧部材の一例としての可動板4にて、より高圧で圧搾することができるため、原液15の濾過効率をより向上させることができると共に、濾材は肩部で破損することもない。
【0043】
なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、その他種々の態様で実施できる。
【0044】
例えば、上記濾材1は四角筒体に限定されず、三角筒体、五角筒体等任意の多角形状や円形でもよい。
【0045】
また、上記第1,第2開閉シリンダ6,7のそれぞれは、空気シリンダでも油圧シリンダでもよいと共に、他の公知の駆動装置により同様な作用を行わせることもできる。
【0046】
また、上記実施形態では、上記油圧シリンダ51,52と可動板4とを濾材1に対して同じ方向に配置して、可動板4を押すことにより圧搾濾過を行っているが、上記油圧シリンダ51,52と可動板4とを濾材1の両側に配置して、それぞれの油圧シリンダ51,52が配置された側とは濾材1を介して反対側の可動板4を油圧シリンダ51,52側に引くことにより圧搾濾過を行うこともできる。
【0047】
また、濾材1に対する上記押圧シリンダ51,52の押圧作用は、一方向から押圧するものに限らず、例えば固定体側にも可動板を備えて、二方向から濾材1を押圧してもよい。
【0048】
なお、上記様々な実施形態のうちの任意の実施形態を適宜組み合わせることにより、それぞれの有する効果を奏するようにすることができる。
【0049】
【発明の効果】
本発明の構成によれば、筒状の濾材本体の上部に配置された上端部開口部は、原料投入管口に連通するように設けられ、また、濾材の下部には下端部開口の周囲に下端部開口の周囲を覆うように下端覆部を設けているため、原液は濾材により濾過及び圧搾濾過された後、ケーキが排出される間、上端部開口部よりゴミ等の不純物が混入することもなく、また、下端覆部によりゴミ等の不純物がケーキ中に混入することがない。
【0050】
また、上記下端覆部は撥水性を有するようにすれば、濾液などの水分が上記下端覆部を通過してケーキ側に侵入することを効果的に防止することができる。
【0051】
また、ケーキ排出時に振動付与部材により濾材に振動を付与できるようにすれば、濾材に付着したケーキを濾材から分離させて円滑に排出させることができる。
【0052】
また、濾材の筒状の濾材本体の上部及び下部を締切ることにより袋状とし、押圧部材の一例としての可動板にて、より高圧で圧搾することができるため、原液の濾過効率をより向上させることができると共に、濾材は肩部で破損することもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る濾過装置の側面図である。
【図2】上記濾過装置の平面図である。
【図3】上記濾過装置の濾材の正面図である。
【図4】上記濾過装置の濾材の底面図である。
【図5】上記濾過装置の濾材を上記濾過装置に取付けた状態を示す正面図である。
【図6】上記濾過装置の濾材を上記濾過装置に取付けた状態を示す側面図である。
【図7】上記濾過装置による作動状態の前工程を示す側面図である。
【図8】上記濾過装置による作動状態の濾材下部締切り工程を示す側面図である。
【図9】上記濾過装置による作動状態の原料投入工程を示す側面図である。
【図10】上記濾過装置による作動状態の濾材上部締切り工程を示す側面図である。
【図11】上記濾過装置による作動状態の圧搾工程を示す側面図である。
【図12】上記濾過装置による作動状態のケーキ排出工程を示す側面図である。
【図13】上記濾過装置の概略の側面図である。
【図14】上記濾過装置の部分側面図である。
【符号の説明】
1…袋状濾材、1a…上端部開口、1b…下端部開口、1c…下端覆部、1d…支持紐、1e…支持紐、1f…取付紐、1g…濾材本体、2…支持体、3…固定体、4…可動板、5…駆動装置、6…第1開閉装置、7…第2開閉装置、8…原料投入管口、9…濾液受皿、10…濾過装置、11…濾室、12…振動機、12a…振動付与用シリンダ、13…バネ、15…原液、16…ケーキ、17…濾液、20…支持体本体、21…サイドバー、31…受板、32,33…係止部、41…ローラ、51…第1油圧シリンダ、52…第2油圧シリンダ、51a,52a…ピストン、51b,52b…ピン、61…下部締付バー、71…上部締付バー、80…原料投入ポンプ、81…原料投入弁、85…液面計、90…受皿装置、91…流樋、92…ケーキガイド、99,101…板バネ。
Claims (5)
- 筒状の濾材本体(1g)と、
上記濾材本体(1g)の上部に配置され原液(15)を上記濾材本体内に投入する原料投入管口(8)に連通するための上記濾材本体より細い口の筒状の上端部開口部(1a)と、
上記濾材本体の下部に配置され上記濾材本体からケーキ(16)を排出するための下端部開口部(1b)と、
上記下端部開口部の周囲に該下端部開口部の周囲を覆うように配置されかつ末広がりのスカート状の下端覆部(1c)とを備えるようにしたことを特徴とする濾材。 - 上記濾材の上部下部を締切り袋状とし、押圧部材(4)にて圧搾する請求項1に記載の濾材。
- 上記下端覆部は撥水性を有する請求項1又は2に記載の濾材 。
- 請求項1〜3のいずれか1つに記載の濾材(1)と、
上記濾材を支持する支持体(2)と、
上記支持体に支持された上記濾材の筒状の上記濾材本体の下部を閉塞可能な第1開閉装置(6)と、
上記支持体に支持された上記濾材の筒状の上記濾材本体の上部を閉塞可能な第2開閉装置(7)と、
上記支持体に支持された上記濾材の上記下端部開口部と上記上端部開口部を閉塞した状態で上記濾材を押圧して圧搾濾過させる押圧部材(4)とを備えることを特徴とする濾過装置。 - 上記濾材に振動を付与する振動付与部材(12)をさらに備える請求項4に記載の濾過装置。
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