JPS6210676Y2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6210676Y2
JPS6210676Y2 JP19745281U JP19745281U JPS6210676Y2 JP S6210676 Y2 JPS6210676 Y2 JP S6210676Y2 JP 19745281 U JP19745281 U JP 19745281U JP 19745281 U JP19745281 U JP 19745281U JP S6210676 Y2 JPS6210676 Y2 JP S6210676Y2
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JP
Japan
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cell
holder
holder body
screwed
jig
Prior art date
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Application number
JP19745281U
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English (en)
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JPS5899651U (ja
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  • Investigating Or Analysing Materials By Optical Means (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は分光測定等においてセルを固定保持す
るためのホルダーに関し、特にセルの不用意な回
転を防止し所望のセル面を簡単に出せるようなセ
ルホルダーに関する。
螢光分光計等の各種分光測定において、さまざ
まなフローセルが用いられているのは周知の通り
であるが、こうしたフローセルを所望の向きで測
定位置へセツトするため、通常セルはホルダー内
に固定される。この種の従来のセルホルダーは、
一般に透過窓を持つホルダー本体とネジ付蓋とで
構成されており、セルを所望の向きでホルダー本
体内へ入れた後、ネジ付蓋をホルダー本体に嵌め
込むことによつてセルが固定されている。しかし
このようなセルホルダーでは、ネジ付蓋を嵌め込
む際、その回転動につれて内部のセルが不用意に
回転してしまう可能性があり、ホルダー本体内へ
正しく設置しても、固定時には向きがズレてしま
うことがしばしばある。
本考案の目的は、上記のような従来法の欠点を
除去し、セルの不用意な回転を防いて所望のセル
面を出せるようなセルホルダーを提供することに
ある。すなわち本考案によるセルホルダーは、ホ
ルダー本体の透過窓に嵌合可能な治具を用意し、
セルをホルダー本体内へ入れネジ付蓋で固定する
際、この治具をホルダー本体の透過窓へ嵌合し、
セルの不用意な回転を防止したことを特徴とする
ものである。
以下本考案の一例を、図面に沿つてさらに詳し
く説明する。
第1図は本考案によるセルホルダーの斜視図、
第2図は同分解斜視図で、1はホルダー本体を示
している。ホルダー本体1は、上端のフランジ部
1aと下方の角筒部1bから成り、内部には後述
のセルを収納する空間が形成されている。角筒部
1bはその周面に透過窓2を有し、ここを測定光
が通過する。一方、フランジ部1aの内周には後
述のネジ付蓋と噛み合うネジが形成されると共
に、ホルダー全体を所定の測定位置へセツトする
ための取付孔が設けられている。このホルダー本
体1内の空間に、下方パツキン3,セル4,上方
パツキン5がこの順序で入れられ、セル4は所望
の向きで設置される。これらの上にさらにセル押
え6が配置され、セル押え6はホルダー本体1内
に入れられる下方の筒状部とそこから上方へ延び
試料の流出口を成す軸状部6aとからなり、内部
には通路が形成されている。7はネジ付蓋で、上
端のフランジ部とその下に延びた筒状部から成
り、筒状部の外周には、ホルダー本体1のフラン
ジ部1a内周に形成されたネジと噛み合うネジが
切られている。又ネジ付蓋7の中心部は貫通孔と
なつており、ここにセル押え6の上方に延びた軸
状部6aが嵌挿される。さらに本考案では第1図
に示すごとく、治具8が用意される。各治具8は
大径のフランジ部とその一面から突出した小径の
円柱部から成り、この円柱部がホルダー本体1の
透過窓2に嵌合される。円柱部は、治具8が透過
窓2に嵌合された状態で、その先端がセル4の外
周と接する長さを持つ。
このように構成された本考案のセルホルダーに
おいて、セル4は次のようにホルダー本体1内に
固定設置される。まず、下方パツキン3、セル
4、上方パツキン5、セル押え6を、第2図に示
すごとくこの順序でホルダー本体1内へ入れ、セ
ル4は所望の向き、つまりセルの外周面がホルダ
ー本体1の透過窓2形成面と平行になるようにセ
ツトされる。次に2個の治具8を対向位置にある
ホルダー本体1の透過窓2へそれぞれ嵌合し、各
円柱部の先端をセル4の外周面と接触させる。こ
うした後、ネジ付蓋7をセル押え6の軸状部6a
に通し、ホルダー本体1のフランジ部1aへネジ
込み、セル4を固定する。ネジ付蓋7をネジ込ん
だ後治具8を透過窓2から取り外し、第1図に示
したようなセル入りのセルホルダーが得られる。
ネジ付蓋7をネジ込む際、その回転動がセル押え
6を介してセル4へ伝わりセル4を回転させよう
とする力が作用しても、セル4は対向した2つの
外周面を2個の治具8で挾まれているため不用意
に回転することはなく、最初にセツトした所望の
向きのままホルダー本体1内に固定される。又こ
の状態で、セル押え6の軸状部6aはネジ付蓋7
から上方へ突き出て試料の流出口となり、特に説
明しなかつたがホルダー本体1の下方へ延びる流
入口と合わせ、それぞれへ試料導入用のチエーブ
を接続することによつて試料がセル4内へ導かれ
る。
以上述べたように本考案によれば、治具を透過
窓へ嵌合するという簡単な操作でセルの不用意な
回転を防止でき、セルを正しい配向でホルダー本
体内へ固定設置することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案によるセルホルダーを示す斜視
図、第2図は同じく分解斜視図である。 1……ホルダー本体、2……透過窓、3,5…
…パツキン、4……セル、6……セル押え、7…
…ネジ付蓋、8……治具。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 透過窓を持つホルダー本体と、該ホルダー本体
    内に挿入固定されるセルと、セルホルダー本体に
    ネジ込まれセルホルダー本体に挿入されたセルを
    固定保持するネジ付蓋と、ホルダー本体の透過窓
    に外側から嵌合されその先端面がセルの側面と密
    着接触可能な治具とを備え、セル挿入後治具を透
    過窓に嵌合した状態でネジ付蓋をネジ込んでセル
    を固定し、測定時には治具を透過窓から取り外す
    ことを特徴とするセルホルダー。
JP19745281U 1981-12-26 1981-12-26 セルホルダ− Granted JPS5899651U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19745281U JPS5899651U (ja) 1981-12-26 1981-12-26 セルホルダ−

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19745281U JPS5899651U (ja) 1981-12-26 1981-12-26 セルホルダ−

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5899651U JPS5899651U (ja) 1983-07-06
JPS6210676Y2 true JPS6210676Y2 (ja) 1987-03-13

Family

ID=30110676

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19745281U Granted JPS5899651U (ja) 1981-12-26 1981-12-26 セルホルダ−

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JP (1) JPS5899651U (ja)

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Publication number Publication date
JPS5899651U (ja) 1983-07-06

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