JPS6142116Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6142116Y2
JPS6142116Y2 JP6058980U JP6058980U JPS6142116Y2 JP S6142116 Y2 JPS6142116 Y2 JP S6142116Y2 JP 6058980 U JP6058980 U JP 6058980U JP 6058980 U JP6058980 U JP 6058980U JP S6142116 Y2 JPS6142116 Y2 JP S6142116Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cell holder
cell
sedimentation
rotation
rotating disk
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP6058980U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS56161554U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP6058980U priority Critical patent/JPS6142116Y2/ja
Publication of JPS56161554U publication Critical patent/JPS56161554U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6142116Y2 publication Critical patent/JPS6142116Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Optical Measuring Cells (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は水平回転軸に直角方向に交差して取
付けた回転円盤円周上のセルホルダへ沈降セルを
装着する形式の遠心沈降式粒度分布測定装置の改
良に関する。
第1図は粒度分布を測定するにあたり遠心
沈降測定だけでなく自然沈降測定も併せて連続的
に行なえる便宜な遠心沈降式粒度分布測定装置の
一例を示す図で、1はモータ、2はその回転軸、
3は回転円盤、4は沈降セル、5はカウンタバラ
ンス、ORは沈降セル4の回転軌道、6,7はそ
の回転軌道OR上に対向して設けた沈降度検出の
光源と、その受光素子である。この構成によつて
モータ1の停止時図の位置で自然沈降法と、モ
ータ1の回転による遠心沈降法の両方法の粒度分
布測定が連続的に行なえるものであり、この装置
に沈降セル4を円盤3に取付けるのは図に示す
ような止め金具8にて沈降セル4を押えるように
ビス9にて固定するのが最も簡単な方法として行
なわれている。しかしながらこの取付方法はビス
止めなどの作業を行なわねばならならず沈降セル
4の着脱に時間がかかり良好な方法とはいえな
い。特に装着時に時間がかかると試料のうちの粗
粒分が沈降してしまい測定誤差を生じる欠点があ
る。
これを防ぎ、迅速に沈降セル4を装着するには
第2図に示すような光通孔10Hを形成したセル
ホルダ10を回転円盤3に小ねじ9などで予め固
定しておき、これに沈降セル4を回転中心方向
(矢印a方向)から挿入する方法が考えられる。
しかし回転中心部には円盤3を回転軸2に固定す
るとともに、円盤3が回転状態から停止したとき
沈降セル4が上方から抜け落ちるのを防止する金
具の凸起物2Tが存在し、かつこれをなくすこと
ができない遠心沈降式の装置にあつては上述の挿
入方法は現実的に実施できないものである。
そこでこの考案は上述の欠点を一挙に解決し、
セルホルダに沈降セルを迅速に装着でき、かつ安
定した測定のできる遠心沈降式粒度分布測定装置
の提供を目的とする。
以下第3図、第4図に基づいてこの考案の遠心
式粒度分布測定装置の実施例を詳述する。
第3図はこの考案の遠心沈降式粒度分布測定装
置に用いる直方体の光学ガラスなどの透明部材製
の沈降セル本体11とその蓋12(ゴムなどの成
形品)で、13は試料量を示す液面標線であり、
これは従来のものと同一である。
第4図はこの考案の要部を示し、14は沈降セ
ル11に容易に挿入しうる内のり寸法の等しい直
方体のセルホルダで、沈降度検出用の光通孔14
Hが前後の側板14F,14Bに穿設されてい
る。14Uはその底板である。16は上述の後側
板14Bの長手方向中心線の上方A点に設けた軸
受で、回転円盤3に樹設されたピン軸15と係合
し、セルホルダ14を揺動自在に支承する支点と
なるものである。
17は板ばねであり、回転軸2側の端部が回転
円盤3上にセルホルダ14を狭んで樹設されたピ
ン18,18に固定され、セルホルダ14を常に
長手方向中心線を一点鎖線14′と一致させ安定
させる方向に弾発力を加えるように設置されてい
る。
回転円板3にはセルホルダ14の測定状態での
位置14′に対応した光通孔3Hがあけてある。
以上の構成で測定に際してはまず沈降セル11
に測定対象のハイドロゾルSを適当量入れ蓋12
を閉じてのち十分かくはんする。つぎにセルホル
ダ14を第4図のように右(または左)に実線位
置に傾け、沈降セル11を矢印b方向から差し込
むとセルホルダ14は測定位置(一点鎖線14′
上位置)にばね17,17の復帰力によりもど
る。この時から自然沈降の測定が開始される。
第5図はこの考案の他の実施例を示し、セルホ
ルダ14の後側板14Bの長手方向中心線の上方
に支軸19が樹設され、回転円盤3側の挿通孔2
0に挿通され割りピン付きナツト21により回動
自在に固設されている。
また、セルホルダ14の後側板14Bの長手方
向中心線の下方には固定用凹部22が形成される
一方、回転円盤3側で凹部22と対向する一点鎖
線14′上の位置には貫通孔23が形成され、板
ばね24によりセルホルダ14の凹部22側に付
勢される固定球25が内装されており、凹部22
と固定球25が嵌合することによりセルホルダ1
4が測定位置において固定保持されるべく設定さ
れている。
以上の構成により、セルホルダ14を測定位置
より右または左に回動して傾け、沈降セル11を
セルホルダ14内に挿入し、その後、セルホルダ
14を測定位置に復帰させるように回動すること
により自動的に凹部22と固定球25が嵌合し、
セルホルダ14は測定位置で固定保持される。こ
の時から自然沈降の測定が開始される。
以上実施例に示した如く本考案の遠心沈降式粒
度分布測定装置にあつては、セルホルダを傾かせ
て、沈降セルの着脱操作を容易かつ迅速に行なえ
るとともに、沈降セルを測定位置に固定保持でき
るので、回転中の沈降セルの姿勢偏位を防止で
き、安定したより測定精度が高い測定ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は近年開発されたこの考案の改良前の遠
心・自然両方の沈降法の粒度分布測定装置の構成
を示す図ではその側面図、はその正面図、第
2図はセルホルダと回転中心部凸起物との関係説
明図、第3図は沈降セルの外観斜視図、第4図は
この考案の実施例のセルホルダ部の正面図、第5
図の別の実施例のセルホルダ取付部断面図側面図
である。 2……回転軸、3……回転円盤、11……沈降
セル、14……セルホルダ、17,17……板バ
ネ、22……凹部、25……固定球。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 水平回転軸に直角方向に交差して取付けた回転
    円盤の円周上に回転可能に取付けた沈降セル固定
    用のセルホルダと、このセルホルダを測定位置に
    あるときセルホルダの回動を一定の力で規制保持
    する回転規制手段とを有し、一定以上の外力によ
    りセルホルダの回転規制手段による規制保持を解
    除してセルホルダを回転可能にするように構成し
    てなり、前記セルホルダと回転円盤の測定位置に
    おける対向部において一方に凹部を形成し他方に
    は一定の押圧力により凹部と嵌合する係合球を設
    けて前記回転規制手段を形成したことを特徴とす
    る遠心沈降式粒度分布測定装置。
JP6058980U 1980-04-30 1980-04-30 Expired JPS6142116Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6058980U JPS6142116Y2 (ja) 1980-04-30 1980-04-30

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6058980U JPS6142116Y2 (ja) 1980-04-30 1980-04-30

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS56161554U JPS56161554U (ja) 1981-12-01
JPS6142116Y2 true JPS6142116Y2 (ja) 1986-11-29

Family

ID=29655022

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6058980U Expired JPS6142116Y2 (ja) 1980-04-30 1980-04-30

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6142116Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7362648B2 (ja) 2018-10-31 2023-10-17 株式会社堀場製作所 遠心沈降式の粒径分布測定装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS56161554U (ja) 1981-12-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4564322A (en) Drill scope
US5438761A (en) Rotatable carpenter's level
US4567666A (en) Tilt sensor null adjusting apparatus
US5172484A (en) Angle measuring device for peripheral grinding wheels with tool rests
JPS6142116Y2 (ja)
US2729896A (en) Wheel alignment gauge
US4656752A (en) Precise-reading angular level
US2898447A (en) Bounce flash adapter
US4747217A (en) Pendulum style level
JPH03187105A (ja) 自動車用の前照灯
US2754594A (en) Slope gage
US11415415B1 (en) Self-leveling laser level
US4112584A (en) Telescope level adjusting means
JPS582704A (ja) 測量器械の調整台
CN211954229U (zh) 一种仪器校准用夹持装置
US2387852A (en) Precision measuring apparatus
US4543729A (en) Clamp for a tooling ball and a method for establishing a plane for lay-out purposes
JPS6110703A (ja) ホイ−ル・アラインメント・ゲ−ジ
JPH0641186Y2 (ja) 光波距離計
US2781587A (en) Wheel aligner
US4229885A (en) Structure of vertical and horizontal surveying instrument
US2204046A (en) Pen lifting attachment for recording meters
CN211318158U (zh) 用于镜片透光率检测的多角度夹持装置
JPH086272Y2 (ja) 天びん
CN212275041U (zh) 一种用于电子天平的四角调整机构