JPS62105495A - プリント基板の防水処理装置 - Google Patents
プリント基板の防水処理装置Info
- Publication number
- JPS62105495A JPS62105495A JP24598985A JP24598985A JPS62105495A JP S62105495 A JPS62105495 A JP S62105495A JP 24598985 A JP24598985 A JP 24598985A JP 24598985 A JP24598985 A JP 24598985A JP S62105495 A JPS62105495 A JP S62105495A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- circuit board
- printed circuit
- case
- waterproof filler
- moisture
- Prior art date
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明はプリン1一基板の防水処理装置に関する。
従来の技術
例えば洗濯機や自動車等に電子制御装置を塔載する場合
、そのプリント基板は、従来では下記の2つに代表され
る方式によって防水性充填材による防水処理が成されて
いる。
、そのプリント基板は、従来では下記の2つに代表され
る方式によって防水性充填材による防水処理が成されて
いる。
第1の方式は、第3図(J3)に示すようにプリント基
板6を、プリント基板6に設けた穴部6aを貫通するよ
うな位置決め用ボス部7を有するケース8に配置し、そ
の後、ケース8内部に防水性充填材9を注入して硬化す
る方式である。
板6を、プリント基板6に設けた穴部6aを貫通するよ
うな位置決め用ボス部7を有するケース8に配置し、そ
の後、ケース8内部に防水性充填材9を注入して硬化す
る方式である。
第2の方式は、第4図(a)に示すようにプリント基板
11を、シリコーンゴム等のように離型性の良いゴム型
10に配置した後、ゴ11型10の内部に防水性充填材
12を注入硬化し、その後ゴム型10より防水性充填材
I2と一体化したプリント基板11を脱型する方式であ
る。
11を、シリコーンゴム等のように離型性の良いゴム型
10に配置した後、ゴ11型10の内部に防水性充填材
12を注入硬化し、その後ゴム型10より防水性充填材
I2と一体化したプリント基板11を脱型する方式であ
る。
発明が解決しようとする問題点
第3図(a)の方式ではプリント基板6がケース8の位
置決めボス部7によって機械的にケースに固定されてい
て、防水性充填材9を介してケース8と一体化している
ため、冷熱サイクル等によってケース8と防水性充填材
9との線膨張係数差による寸法収縮差が生じ、第3図(
b)のように冷熱サイクルを与えるとプリント基板装置
に「反り」となって現われる。このような状況では実装
部品、及びその接合部に力が作用してプリント基板ユニ
ッl−の不良原因になるなどの問題点があった。
置決めボス部7によって機械的にケースに固定されてい
て、防水性充填材9を介してケース8と一体化している
ため、冷熱サイクル等によってケース8と防水性充填材
9との線膨張係数差による寸法収縮差が生じ、第3図(
b)のように冷熱サイクルを与えるとプリント基板装置
に「反り」となって現われる。このような状況では実装
部品、及びその接合部に力が作用してプリント基板ユニ
ッl−の不良原因になるなどの問題点があった。
第4図(a)の方式ではゴム型10を用いるため、ゴム
型JO用に余分な材料代が発生すると同時に、第4図(
b)のように脱型するという作業工程が必要となる問題
点があった。
型JO用に余分な材料代が発生すると同時に、第4図(
b)のように脱型するという作業工程が必要となる問題
点があった。
本発明は冷熱サイクル等によってもプリント基板に不要
な力が作用せず、しかも脱型という余分な作業工程が不
必要なプリント基板の防水処理装置を提供することを目
的とする。
な力が作用せず、しかも脱型という余分な作業工程が不
必要なプリント基板の防水処理装置を提供することを目
的とする。
問題点を解決するための手段
本発明のプリント基板の防水処理装置は、電子部品を実
装したプリント基板が載置されるように一側が開口する
と共に載置されたプリン1一基板に当接する突部を有す
るケースと、ケース内に前記電子部品の導電部が被覆可
能な高さまで充填同化した防水性充填材と、前記ケース
と防水性充填材との間に設けられた非接着層とを設けた
ことを特徴とする。
装したプリント基板が載置されるように一側が開口する
と共に載置されたプリン1一基板に当接する突部を有す
るケースと、ケース内に前記電子部品の導電部が被覆可
能な高さまで充填同化した防水性充填材と、前記ケース
と防水性充填材との間に設けられた非接着層とを設けた
ことを特徴とする。
作用
この構成によるとプリン1へ基板はケースに載置してプ
リント基板を機械的にケースと一体化することはせず、
さらにケースと防水性充填材とが接着力をもたないよう
に、ケースと防水性充填材との界面に非接着層を形成し
たため、冷熱サイクル等によって線膨張係数差による収
縮差が生じてもケースと防水性充填材との界面でのスベ
リ現象によって吸収できる。
リント基板を機械的にケースと一体化することはせず、
さらにケースと防水性充填材とが接着力をもたないよう
に、ケースと防水性充填材との界面に非接着層を形成し
たため、冷熱サイクル等によって線膨張係数差による収
縮差が生じてもケースと防水性充填材との界面でのスベ
リ現象によって吸収できる。
実施例
以下、本発明の実施例を第1図と第2図に基づいて説明
する。
する。
第1図は本発明の一実施例を示す。各種電子部品1を実
装したプリント基板2を、−側が開口したケース3に配
置する。ケース3内部には防水性充填材4を前記電子部
品1の導電部が被覆可能な高さまで注入して硬化される
。前記ケース3は硬化後の防水性充填材4と接着力をも
たないようにポリプロピレン樹脂等を材質とした成型品
で、ケース3と防水性充填材4との界面には離型剤等か
らなる非接着層5を形成するために防水性充填材4の注
入前にフッ素離型剤を塗布して前処理されている。また
、ケース3には突部3aを設けてプリント基板2との間
隔が規制されている。ここで用いる防水性充填材4は、
耐湿性がよいことはもちろん、冷熱サイクル等によって
部品接合部のハンダにクラックが発生しないよう考慮し
、低温においてもゴム弾性を有するような材質のもので
あって、例えば二液硬化タイプのポリブタジェン変性ポ
リウレタン等が用いられている。
装したプリント基板2を、−側が開口したケース3に配
置する。ケース3内部には防水性充填材4を前記電子部
品1の導電部が被覆可能な高さまで注入して硬化される
。前記ケース3は硬化後の防水性充填材4と接着力をも
たないようにポリプロピレン樹脂等を材質とした成型品
で、ケース3と防水性充填材4との界面には離型剤等か
らなる非接着層5を形成するために防水性充填材4の注
入前にフッ素離型剤を塗布して前処理されている。また
、ケース3には突部3aを設けてプリント基板2との間
隔が規制されている。ここで用いる防水性充填材4は、
耐湿性がよいことはもちろん、冷熱サイクル等によって
部品接合部のハンダにクラックが発生しないよう考慮し
、低温においてもゴム弾性を有するような材質のもので
あって、例えば二液硬化タイプのポリブタジェン変性ポ
リウレタン等が用いられている。
このように構成すると、ケース3と防水性充填材4との
線膨張係数が異なる場合においても冷熱サイクル等によ
るプリント基板装置の「反り」が発生しなくなることを
実験にて確認した。これは、ケース3と防水性充填材4
との界面に存在する非接着層5においてスベリが生じ、
両者の熱収縮差を吸収するためである。これによりケー
ス3を用いて連続生産を行なうという特徴が生かせ、第
4図のようなシリコーンゴム型10を用いる場合の欠点
を解消できる。
線膨張係数が異なる場合においても冷熱サイクル等によ
るプリント基板装置の「反り」が発生しなくなることを
実験にて確認した。これは、ケース3と防水性充填材4
との界面に存在する非接着層5においてスベリが生じ、
両者の熱収縮差を吸収するためである。これによりケー
ス3を用いて連続生産を行なうという特徴が生かせ、第
4図のようなシリコーンゴム型10を用いる場合の欠点
を解消できる。
第2図(a)(b)は他の実施例を示す。第1図のプリ
ント基板装置を取付はパネル等に取付ける場合、第2図
に示すような構成により対応できる。
ント基板装置を取付はパネル等に取付ける場合、第2図
に示すような構成により対応できる。
13はプリント基板で、パネル14のボス部14aにネ
ジ止めするためのネジが貫通するネジ穴部13aを有す
る。15は防水性充填材でパネル14のボス部14aが
プリント基板13に当接できるように逃がし部15aを
設けである。】6はケースで、プリント基板13との間
隔を規制する突部16aを有しかつねし等を貫通させる
場合に、ねじが容易に貫通するように薄肉部16bを設
け、防水性充填材15とケースI6との界面には離型剤
等からなる非接着層17を有する。パネル14のボス部
14aへのプリント基板装置の取付けは、第2図(b)
のようにタッピングネジ18等により行なうことができ
る。
ジ止めするためのネジが貫通するネジ穴部13aを有す
る。15は防水性充填材でパネル14のボス部14aが
プリント基板13に当接できるように逃がし部15aを
設けである。】6はケースで、プリント基板13との間
隔を規制する突部16aを有しかつねし等を貫通させる
場合に、ねじが容易に貫通するように薄肉部16bを設
け、防水性充填材15とケースI6との界面には離型剤
等からなる非接着層17を有する。パネル14のボス部
14aへのプリント基板装置の取付けは、第2図(b)
のようにタッピングネジ18等により行なうことができ
る。
発明の詳細
な説明のように本発明のプリント基板の防水処理装置で
は、ケースを用いているためプリンl−基板の防水性充
填材による連続処理が可能となり、ゴム型を用いた場合
のように脱型する必要がなく量産性が良い。ケースと防
水性充填材処理されたプリント基板とは非接着層により
一体化されていないため、ケースと防水性充填材との線
膨張係数が異なる場合においても、冷熱サイクル等での
「反り」が発生せずプリント基板装置の信頼性が向」ニ
するものである。
は、ケースを用いているためプリンl−基板の防水性充
填材による連続処理が可能となり、ゴム型を用いた場合
のように脱型する必要がなく量産性が良い。ケースと防
水性充填材処理されたプリント基板とは非接着層により
一体化されていないため、ケースと防水性充填材との線
膨張係数が異なる場合においても、冷熱サイクル等での
「反り」が発生せずプリント基板装置の信頼性が向」ニ
するものである。
第1−図は本発明の一実施例の断面図、第2図はパネル
への取つけ前後の状態の断面図、第3図は従来の防水処
理装置の冷熱サイクル前後の断面図、第4図は従来のゴ
ム型使用の防水処理装置の製造工程図である。 1・・電子部品、2・・・プリント基板、3・・・ケー
ス、3a、]、6a・・・突部、4・・・防水性充填材
、5・・・非接着層、16b・・・薄肉部 代理人 森 本 義 弘 第1図 第2図 @3図
への取つけ前後の状態の断面図、第3図は従来の防水処
理装置の冷熱サイクル前後の断面図、第4図は従来のゴ
ム型使用の防水処理装置の製造工程図である。 1・・電子部品、2・・・プリント基板、3・・・ケー
ス、3a、]、6a・・・突部、4・・・防水性充填材
、5・・・非接着層、16b・・・薄肉部 代理人 森 本 義 弘 第1図 第2図 @3図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、電子部品を実装したプリント基板が載置されるよう
に一側が開口すると共に載置されたプリント基板に当接
する突部を有するケースと、ケース内に前記電子部品の
導電部が被覆可能な高さまで充填固化した防水性充填材
と、前記ケースと防水性充填材との間に設けられた非接
着層とを設けたプリント基板の防水処理装置。 2、プリント基板と当接するケース突部の面を、タッピ
ングネジ等により貫通可能な薄肉部としたことを特徴と
する特許請求の範囲第1項記載のプリント基板の防水処
理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24598985A JPH0632390B2 (ja) | 1985-10-31 | 1985-10-31 | プリント基板の防水処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24598985A JPH0632390B2 (ja) | 1985-10-31 | 1985-10-31 | プリント基板の防水処理装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62105495A true JPS62105495A (ja) | 1987-05-15 |
JPH0632390B2 JPH0632390B2 (ja) | 1994-04-27 |
Family
ID=17141812
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24598985A Expired - Lifetime JPH0632390B2 (ja) | 1985-10-31 | 1985-10-31 | プリント基板の防水処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0632390B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6313399A (ja) * | 1986-07-04 | 1988-01-20 | 日本建鐵株式会社 | 洗濯機等の制御ユニツトの製造方法 |
CN103857236A (zh) * | 2012-11-30 | 2014-06-11 | 株式会社电装 | 用于车辆的电子控制单元 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3918321B2 (ja) * | 1998-09-30 | 2007-05-23 | 株式会社富士通ゼネラル | 直線偏波用フィードホン |
-
1985
- 1985-10-31 JP JP24598985A patent/JPH0632390B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6313399A (ja) * | 1986-07-04 | 1988-01-20 | 日本建鐵株式会社 | 洗濯機等の制御ユニツトの製造方法 |
CN103857236A (zh) * | 2012-11-30 | 2014-06-11 | 株式会社电装 | 用于车辆的电子控制单元 |
JP2014108645A (ja) * | 2012-11-30 | 2014-06-12 | Denso Corp | 車両用電子制御ユニット |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0632390B2 (ja) | 1994-04-27 |
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