JPS62104860A - ポリ(塩化ビニル)のポリブレンド - Google Patents

ポリ(塩化ビニル)のポリブレンド

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JPS62104860A
JPS62104860A JP61185396A JP18539686A JPS62104860A JP S62104860 A JPS62104860 A JP S62104860A JP 61185396 A JP61185396 A JP 61185396A JP 18539686 A JP18539686 A JP 18539686A JP S62104860 A JPS62104860 A JP S62104860A
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scpe
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ウェイ−イェイフ ヤン
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
    • C08L27/00Compositions of homopolymers or copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, each having only one carbon-to-carbon double bond, and at least one being terminated by a halogen; Compositions of derivatives of such polymers
    • C08L27/02Compositions of homopolymers or copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, each having only one carbon-to-carbon double bond, and at least one being terminated by a halogen; Compositions of derivatives of such polymers not modified by chemical after-treatment
    • C08L27/04Compositions of homopolymers or copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, each having only one carbon-to-carbon double bond, and at least one being terminated by a halogen; Compositions of derivatives of such polymers not modified by chemical after-treatment containing chlorine atoms
    • C08L27/06Homopolymers or copolymers of vinyl chloride
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
    • C08L67/00Compositions of polyesters obtained by reactions forming a carboxylic ester link in the main chain; Compositions of derivatives of such polymers
    • C08L67/02Polyesters derived from dicarboxylic acids and dihydroxy compounds

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、特定の化学的および物理的性質を有するポリ
マーブレンド(″ポリブレンド”)に関し、その100
重量部は約70:30〜約30:70部のポリ(塩化ビ
ニル)(“PVC”)およびセグメント化コポリエステ
ル(“SCPE”)からなる。
このぼりブレンドは、ことにガラス繊維で強化したとき
、予期されない所望の加工特性を有する。
以下余白 〔従来の技術〕 商業的に入手可能なPVCから成形した物品、例えば硬
質の押出PVCパイプ、および多くの種類の形状および
大きさの圧縮成形および射出成形された物品は、比較的
低いHDT 、低い耐衝撃性、低い曲げ強さおよび反復
応力による破壊に対する高い感受性という共通の性質を
有する。これらの否定的な品質を取シ消す先行技術の試
みの1つは、ある必須の特性を有する比較的高い結晶性
の/ IJブレンドが混和性である、多数のポリブレン
ドを提供することである。より普通には、ポリブレンド
は、米国特許第3,574,789号中に開示されてい
るような、短鎖脂肪族グリコールおよび二酸モノマーか
ら製造されたポリエステル樹脂を包み、このポリエステ
ルは約170℃より低い結晶の融点を有しかつPVC中
に混和性であるが、融点は単に低く過ぎて混和性を制限
した。ポリブレンドに使用可能なポリエステルは、PV
Cの劣化を避けるべきとき、PVCの加工温度のそれよ
りも高い融点をもつことができないことは、自明である
「混和性」とは、ポリブレンドが非晶質相ノ認識できる
分離を示さずかつ単一のガラス転移温度(“Tg″)を
示すような、ポリエステルのPVC中の溶解またはその
逆を意味する。これらのポリブレンド°の中には、「芳
香族ポリエステル/塩素化ポリ−v−tvrvンドの研
究(A 5tudy of AromaticPoly
est@r /  Chlorlnated Poly
mer Blends 11、M6 アラビン(Aub
ln)およびR,E、 7’ルド′ ホSet、24.
587(i984)中に記載されるものがある。
上の規準により特徴づけられる完全なあるいはほぼ完全
表混和性をいかに得るかという問題を取シ扱う他の参考
文献は、次のものを包含する:「ポリマーブレンドの応
用:最近の発展への強調(App11emtlo口s 
of Polym@r Blends :Emphas
is  on  R@e @nt  Advances
)  J  、  L、M。
Se1. ) 24・587 (i984): rポリ
(塩化ビニル)中の半結晶性セグメント化4リエーテル
エステルコポリマーの混和性(Miscibility
 ofS@m1arystalllns Segmen
t@d Po1y@th@rEnt@r Copoly
merm In Po1y (Vlnyl Chlo−
rids ) J 、M、H,レーy(L@hr) 著
、スタディセビーア・サイエンティフィック・パブリジ
ング・カンフ4ニー(E1s*vl@r 5clsnt
lfic PublishingCompany ) 
(i978) コポリ(塩化ビニル)とコポリエステル
の熱可塑性エラストマーとのブレンドの熱処理による耐
衝撃性の改良(Irnprov・m@ntof the
 Impact Str@ngth of a Bl@
nd ofPoly (Vlnyl Chloride
 ) with Copoly@st@rTh@rI!
Ioplamtia Elastom@r by He
at Treat −m@nt ) J * T−ニジ
(Ntshl )およびT 、に、クラ略20.133
1 −1337 (i976)。
さらに詳しくは、本発明は固体成分を機械的に混合する
ことによって調製されたポリブレンドに関し、これらの
成分はマトリックスと分散した粒子相から成る混合物を
生成し、それらのいずれ1つもその物理的境界内に明確
々認識できる相として2m類の混合されたポリマーを含
有する。強化用充填材、例えば、ガラス繊維を加える場
合、マトリックスは第3相を含む。各追加の充填材また
は不混和性添加剤は追加の相を構成する。
塩素化ポリマー、例えば、PVC1塩素化PVCじcP
VC”)、塩素化ポリ(エチレン)、および塩化ビニリ
デンのコポリマーと混和性のポリエステルまたはコポリ
エステ/I/(これらを−緒にして、以後、簡潔のため
「(コ)ポリエステル」と呼ぶ)における最近の関心は
、混和性を見い出すための「混和性の窓(mtselb
illty window ) J  を定める(コ)
ポリエステルの特定のエステル濃度に集中されている。
この窓の外部では、「不混和性」であると判断され、中
間の条件または状態が存在しないと主張されている。本
発明のポリブレンド中に使用されるSCPEは不混和性
でまくかつまた混和性の窓の内側に存在しないが、ポリ
ブレンドを造形品への溶融冷却の間のポリエステルの結
晶の形成にとりて臨界的である「制限された混和忙を有
する。
「ポリブレンド」という月給は、ここで使用するとき、
PVCとSCPEとの混合物を意味し、この混合物はP
VCに富んだおよびSCPEに富んだ非晶質相、および
結晶質のPVCおよびSCPEの相から本質的に成る多
相または多数の相を維持し、この構造は「制限された相
溶性」を定める規準を満足する。制限された相溶性を有
するSCPEは、PVCと配合したとき、ポリブレンド
がSCPEに基づいて25チ〜約55俤の範囲の結晶化
度により特徴づけられる明確な認識できる相を有するよ
うに、十分な結晶化度を有するものでおる。
本発明のPVC/ SCPEポリブレンド中のSCPE
が満足しなくてはならない制限された相溶性の必須の規
準は、(+)TI!!Jグレンドの組成およびその放物
の特性、(i1)製造法に関する試料の経歴(hlst
ary )、(iii)制限された混和性を決定するた
めに使用した方法および計器、および(iv)実験の結
果および結論を与えることによって、以後詳しく説明す
る。
「混物性(rnlsclbls ) Jは、例えば、「
相溶性(compatlbl・)」よりも好ましい。な
ぜなら、後者の用語は均一性をその意味に加えるという
多くのもののうちの一部分についての学究的なかつ協同
の努力にかかわらず、誤りて使用されかつ誤解されてき
ているからである〔例えば、なかでも、[ポリブレンド
における相溶性の概念(Th・Concept of 
Compatibility in Po1yblsn
dall、アーサー(Arthur ) J、ユ(Yu
 )著、章の題名「多成分ポリマー系(Multico
mpon@nt Polymer先行技術において、不
明瞭な用語[相溶性(compatible ) Jが
「混和性(m1scible ) jと同義語として使
用されてきておシ、同様に「で可塑化された( pla
stlelz@d with )  Jという用語は、
量に無関係に、「可塑剤(plastia−1zer 
) Jが内部の可塑化剤である、すなわち、このように
して可塑化されるPVCと化学的に反応性であるか、あ
るいはそれと混和性でありて、それからブリードまたは
プルーミングしないか、あるいはそれが不混和性である
ようにそれと不混和性であるかどうかにかかわらず、使
用されてきた。
、[IJエステルをPVCと配合する上の場合のすべて
において、本発明において存在するように、使用するポ
リエステルに滞因する可塑化効果が存在するが、可塑化
効果のタイプおよびそれが発揮される条件は、ポリブレ
ンドの加工特性およびその物理的および化学的性質に*
要な影響を及ぼす。
例えば、米国特許第3,718,715号は、PVCと
長鎖「軟質」および短鎖「硬質」のエステルセグメント
tたは単位を有する半結晶質SCPEとのブレンドを教
示している。長鎖単位はシカ/L/&ン酸および600
〜6000の範囲の分子量を有する?+J(フルキレン
オキミド)グリコールから誘導される。短鎖単位はシカ
/I/?ン酸および低分子盆ゾオールから誘導される。
そのようにして形成されるブレンドは、ノーイトレル(
Hytrel■)コポリエステルとして市販されている
エラストマーでおる。これらのSCPEは上のとニク(
にと)の文献の研究において使用され、ここでPVC中
のSCPEの部分的混和性が報告されておシ、この部分
的混和性は、PVCの一次粒子が破壊し始めた後、増大
し、そしてハイトレル(Hytr@l )のSCPEは
要求される化学的構造および結晶化度に欠けるため、彼
の部分的混和性のブレンド中で彼が観察した相が相互に
連続的(co−continuous)であるか、ある
いは、ブレンド中のPVCの一次粒子の形態が維持され
るかに無関係に、ポリブレンドにおいて少なくとも25
チの結晶化度を得るという臨界的な意味および効果を見
落した。
1年より短い前に、デ・タイプ) (Ds Wltt 
)らは、米国特許第3,686,361号において、P
VCとのポリブレンド中のlす(fロピレンテレフタレ
ート)(簡潔のため“PPT”)ポリブレンドの加工特
性を改良しかつ溶融粘度を減少させることを開示した。
PPTの分子量は臨界的ではないと思われたが、約20
es−1での量において、 PPTは実質的な量の追加
の普通のトリオクチルトリメリテート(“TOTM″)
可塑剤を用いないが、より高い百分率で、可塑化機能を
有することを彼等は認識せず、非常に多くのTOTMを
必要とし九ので、ポリブレンドの硬度および成形温度は
両者とも著しく低下した。ポリエステル鎖中に分散した
短鎖「軟質」脂肪族または環式脂肪族(簡潔のため。
−緒に「(@式)脂肪族」と呼ぶ)ポリエステルセグメ
ントは、PVC中のコポリエステルの制限された混和性
を支配する、適切な化学構造および結晶化度と形態との
間の適切なバランスを欠くことを、彼等は認識しなかつ
念。彼等はPPTの高い結晶化度を変更する動機をもた
ず、そして結晶化度の低い「軟質」短鎖脂肪族ポリエス
テルセグメントの比較的高い比率(ポリブレンド100
重量部につき10〜30重量部)がそれを適切に変更し
、こうして所望の形態を提供するということを示唆する
理由をもたなかった。
PVCとポリエステルとの所望のブレンドを形成するた
めの必須の手がかシは、PVC中に制限された混和性を
もっSCPEを準備すること、およびこの手がかシは1
70℃以上〜約2201?:の範囲の融点をもつ調節し
たSCPEによって提供されるであろうことは、決して
認識されていなかった。短鎖硬質PBT (例えば)セ
グメントおよび長鎖軟質f+)Cアルキレンオキシド)
エステルグリコールセグメントを有する米国特許第3,
718,715号のSCPEと異なり、本発明の調節し
たSCPEは長鎖硬質PBTまたはPPTセグメントお
よび短鎖軟質テトラメチレングリコールアジペート(例
えば)セグメントを有する。このような5CPBは、要
求される結晶化度とPVC中のSCPEの制限された混
和性との間のバランスを提供するので、ポリブレンドの
特定のかつ必要な成分となる。このバランスはSCPE
の特定の構造により決定され、そして、このSCPEに
ついて、塩化ビニルのホモポリマーに対して独特である
さらに詳しくは、本発明は、2種類のポリマーが互いに
対して示す強い親和性を害さないで、認識できる別々の
相にかかわらず、ガラス繊維または他の無機繊維で強化
された、PVC/ SCPE d? リプレンドに関す
る。この親和性はポリプレンrの小さい領域大きさによ
って示され、「混和性」が、簡単な液体についてのよう
に、分子レベルの分子のほとんど完全な混合に関連する
ような、「単一の均質相」を意味すべき場合、はんのわ
ずかのポリブレンドが真に混和性であることが発見され
、そして本発明のポリブレンドはそれらの間に入らない
ことを認識すべきである。
〔発明の概要〕
所望の物理的特性をもつPVCのポリブレンドを提供す
るための手がかシは、約70:30〜約30 : 70
重量部のPVCをPVC中の制限された混和性をもつ結
晶質のセグメント化コポリエステル(” SCPE ”
 )と配合することであることが、発見された。SCP
Eは長鎖のポリプロピレンテレフタレート(PPT)ま
たはポリブチレンテレ7タレー)(PBT)の「硬質セ
グメント」と、短鎖の(シクロ)脂肪族飽和エステル「
軟質セグメント」とから成る。このような制限された混
和性は、SCPE K基づいて少なくとも25襲の結晶
化度、およびSCPEに富んだマトリックスと分散した
PVCに富んだ粒子とから成る、2つの明確に認識でき
るポリマー相によって証明される。「富んだ」という用
語は、そのポリマーの50重isより多くが存在するこ
とを意味する。
明確に認識可能な相が(−)巨大粒子(macro−p
artielの)の形態でちシ、これらがSCPEで満
たされたPVCの一次粒子のクラスターであり、PVC
およびSCPEの両者が(i)相互に連続した相、また
は(i1)混和性であり、そして、(b)相互に連続的
な相として存在する実質的に別々のPVC粒子(「領域
」)およびSCPEのマトリックス相である場合、制限
された混和性、およびそれによる高度に望ましい性質が
PVC/SCPE ポリブレンドにおいて得られること
が、さらに発見された。いずれの相(a)および(b)
においても、個々のPVC領域のscpgによるぬれ、
すなわち、あるSCPEとPVCとの分子の混合が存在
し、これはPVC領域の拡散境界によって証明される。
マトリックス(b)は主要相として存在し、そして分散
した巨大粒子(a)(ii)は望ましくは小さい比率に
保持される。
ポリブレンドの化学は、25%〜約50%の範囲の結晶
化度を確保するように選択される。
比較的高い分子量のPVCおよびSCPEをもつポリブ
レンドを調製し、かつ5CPB自体が(+) 30〜9
0チの範囲の結晶化度、(ii)PVCの加工温度の範
囲内の溶融温度(Tm)、および(由)PVC中のポリ
エステルの制限された混和性のみを満たすかあるいはそ
の逆を満たす、よく定められた化学的組成を有する場合
、ポリブレンドは独特の性質をもつことが、さらに発見
された。
したがりて、本発明の一般的目的は、(峠コポリエステ
ルの構造を調節して前もって決定した結晶化度および前
もって選択したTmを与え、そして(b)コポリエステ
ルおよびPVCを機械的に配合して、PVC中のコポリ
エステルの制限された混和性の状態を維持し、これによ
りてポリブレンドがいずれの純粋な成分に関しても単一
の拡大されたT、を有するようにすることによって、P
VCおよび結晶質SCPEの多相−リブレンドを提供す
ることである。
なおさらに、コJ IJエステルが次の成分を包含する
本質的に3成分から成る場合=(a)テレフタル酸およ
び、テレフタル酸/酸に関して、少量のイソフタル酸:
 (b) 1.3−グロノンンジオールまたは1.4−
ブタンジオール、これらは成分(−)と長鎖のPPT 
iたはPBT (硬質成分と呼ぶ)を形成する:および
、(、)短鎖のエステルグリコール(軟質セグメント)
、これはC2−C12アルカンジオン酸またはシクロア
ルカンジオンR(r(シクロ)アルカンジオン」)およ
びC2’−C12アルカンゾオールまたはシクロアルカ
ンジオール(「(シクロ)アルカン」から成υ、成分(
龜)と結合し、これによりSCPEは170℃以上〜約
220℃の範囲の融点を有する;このような条件を満足
すると、 5cpaをポリブレンドの100重1部につ
き約30〜70重量部の量で使用したとき、SCPEは
PVCの所望の性質を実質的に害さないでPVC中で可
塑化機能を発揮するととか、発見された。「エステルグ
リコール」という用語は、グリコール鎖の末端を強調す
るために使用する。
また1本発明の一般的目的は、それぞれ約30=70〜
約70 : 30重盆部ノPVCオヨび5cpEを含有
するポリブレンドを提供することであり、ここでSCP
Eは30%〜約90慢の範囲の結晶化度を有し;このよ
うなポリブレンドは約5〜約40重量%の強化用充填材
を含むことができ、そしてそのように強化される場合、
ポリブレンドはポリブレンド中のSCPEの′HDTお
よび未配合の)ITの比例的寄与によって期待されるよ
りも大きいHDTを有する。
また、本発明の特定の目的は、50〜70重量部OPV
Cおよび30〜50]ii一部OSCPEから本質的に
成るガラス繊維で強化され九複合体を提供することであ
り、ここで5PCEは長鎖のPBT iたはPPTの硬
質セグメントまたはそれらの混合物、および軟質セグメ
ントの短鎖のPPTtたはPBTおよび(シクロ)脂肪
族エステルグリコールから成シ、前記複合体はASTM
 D−638により測定して10.0OOpslより大
きい引張シ強さを有し、かつ、強化されたSCPEおよ
び強化されたPVC中のガラス繊維の直接の比例する作
用によって期待されうるよりも大きいHDTを有する。
本発明の上の目的および他の目的ならびに上の利点およ
び他の利点は、本発明の好ましい実施態様についての以
下の説明からいっそう完全に明らかとなるでちろう。説
明の一部分は添付図面に関連してなされる。
以下金白 〔発明の好ましい実施態様〕 本発明のポリブレンドは、PVCのホモポリマーおよび
特定したS CPU:のみを使用して、各々が添加剤不
含ポリブレンド100重量に基づいて7゜:30〜30
 : 70重量部の比較的狭い範囲で存在するとき、物
理的性質の予期しない改良を示す。
SCPEが約30部よプ少ない量で存在するが、あるい
は約9J/lより小である溶融の熱によって決定して、
ポリブレンドの結晶化度が20%より低いと、SCPE
は可塑化機能を提供するだけであり、物理的改良は得ら
れない。
本発明のポリブレンドはPVCおよび上に同定した5c
pEから本質的に成る。PVCは、30℃でシクロヘキ
サン中で測定して、0.4より大きく、好ましくは約0
.4〜約1.5の固有粘度(”I 、v、″)fr:有
する商用銘柄のホモポリマーのいずれであることもでき
、セしてPVCの他の特定の物理的性質は狭く臨界的で
はない。とくに望ましいPVCは、商品名ゼオン(Ge
on@) 110 X 377として商業的に入手可能
な、約0.54のi、v、を有するPVCである。好ま
しい加熱佛み温度()IDT )は64〜70℃の範囲
であり、その二次すなわちガラス転移温度(Tg)は約
83〜90℃であり、そしてそれは約182℃以上にお
いて加工されて、硬質のPVC造形品を生成する。本発
明のポリブレンドは、SCPEおよびPVCの各々が強
化用充填材、例えば、ケプラー(Kavlar■)アラ
ミド、ホウ素、炭素またはガラスの繊維で強化されると
き、SCPEおよび未配合のPVCの比例的効果により
期待できるHDTを越えるHDTを示し、ここでガラス
繊維は典型的な高性能の用途に最も好ましい。
[高性能の複合体は2洩以上の均質材料を組み合わせて
、単一材料の性質よりもすぐれた材料の性質のバランス
を達成することによって形成されカーク(xtrk)お
よびオス−r −(Othmer)著、260ページ、
5upp1. Vol、、第3版、1984参照)が、
本発明の繊維強化されたポリブレンドは、均質ではなく
、制限された混和性を有するポリマーを用いて、驚くほ
どに高いHDTおよび他の望ましい性質全達成する。
多成分系混合物の性質は各成分の濃度から予測できない
こと、そしてこのような混合物の性質を組成に関係づけ
るためには、成分間の相互作用、粒子の大きさおよび形
状、およびこの混合物中に見い出される充填の性質につ
いて知ることが必要であることは、一般に認識されてい
る〔[混合物の性質の予測:科学および工業における混
合物の規則(Predicting the Prop
ertiea of Mixtures:Mixtur
e Ru1es in 5cienc@and Eng
ineering)J、L、E、 =−ルセン(N15
lsen)、第1ページ参照]。
混合物のこれらの後者の説明は、成分間の接着および種
々の相の形態の知識を包含する。混合物の性質を予測す
るために必要なこれらの要素のいずれも、接着および形
態の性質を研究しなければ、正確に知ることはできない
。本発明のポリブレンドの場合において、このような研
究は報告されていない。以下の説明から明らかなように
、とくにガラス繊維で強化されたポリブレンドを用いて
、観測されるHDTの予期されない改良は、PVCとの
制限された混和性を起こすSCPEの化学的構造および
結晶化度の因子によって生ずる、予期されない形態の結
果に違いない。
試駆した組成物のHDTは、 AST M D−648
により決定する。使用した試験片は長さ12.7cW1
(5インチ)および断面0.64crnX 1.27c
r11(0,25インチxo、soインチ)の成形され
た棒である。
試験組成物は、実施例に関連して以後詳述するように、
まず乾式配向し、次いで混練して、凝集性のシートを形
成し、これを引き続いて混練機から取り出し、そして冷
却した。このシート全ストリップに切り、これらのスト
リップを約200℃の温度および約300 psiの圧
力で成形し、次いで5分以内に室温に水冷プレス内で冷
却して、試験に望む大きさの試料棒を調製した。試料に
加える応力は264 pslであり、そして浸漬媒質は
シリコーン油であり、これを室温で開始して約り℃/分
の平均速度で加熱する。
本発明のポリブレンドにおいて使用するSCPEは、必
然的に結晶質であり、好ましくは約30〜90%の結晶
化度を有する。このコポリエステルの融点は、差動走査
熱量計の観測容易な結晶の融点のピーク(DSC曲線)
として、あるいは結晶化度がX線回折の結果により支持
される場合、明白な結晶の融点のピークとして決定され
る。
本発明のSCPEは、式 %式%) で表わすことができ、式中、 Mは少量の、好ましくは約10モル%より少ないイソフ
タル酸を含有できるテレフタル酸の残基全表わし、 Rは1.3−プロパンジオールまたは1,4−ブタンジ
オールの残基を表わし、 Qは3〜約12個の炭素原子を有する(シクロ)脂肪族
二塩基酸、および、2〜約12個の炭素原子を有する(
シクロ)アルカンジオールのポリエステルグリコールの
残基’lわし、セしてXおよびyは存在するモル分率全
表わし、Xが1.0であるとき、yは0.03〜0.1
0の範囲である。
SCPEの上の構造は、長鎖硬質セグメントと短鎖軟質
セグメントの端対端の結合を生ずるエステル交換によっ
て得られる。
本発明の好ましいSCPEは、式(II)Q −(MR
)  −(MQ)y−1−MRQ!−1 で表わされ、式中 (MR)x−1は最も好ましくはPBTを表わし、そし
て15000〜約30000の範囲の数平均分子量Mn
を有するPBTの100重盗部当910重量部までのポ
リ(ブチレンイソフタレート)(“PBIT”)を含む
ことができる。(環式)脂肪族ジカルボン酸は、(環式
)脂肪族ポリエステルの形成を実質的に妨害しない置換
基を含有することができ、ここで前記ポリエステルは構
造式 で表わされ、式中、 mは0〜約12の範囲の整数であり、 nは2〜約12の範囲の整数であり、セしてpは1〜5
0の整数である。
要求する特性をもつSCPEは、普通のポリ縮合により
、あるいはエステル交換によって便利に形成できる。例
えば、約5000〜約30000の範囲の数平均分子量
Mn fもつPBTまたはPPT (硬質セグメント)
ヲ、約190〜約10000の範囲のMnを有する(環
式)脂肪族エステルグリコール(軟質成分)、例えば、
商品名ニス) −鳩5tot■)で入手可能なもの、と
反応させ、ここで後者が短鎖としてSCPEの約10〜
30重量%の範囲で存在するようにする。硬質セグメン
トおよび軟質セグメントは、端対端の立体的配置で、内
部線状コポリマー(intralinsar copo
lymer ) f形成し、ここでそれらの分布は不規
則である、すなわち、反応条件は統計学的に決定される
。(環式)脂肪族エステルグリコールのセグメントの長
さは、よく知られているように、維持することができず
、すべてのエステル官能はエステル交換反応を行うこと
ができる。
ポリ縮合によるSCPEの製造 攪拌機、窒素のための入口管、および受器に導ひかれる
蒸留冷却器全装備する191(5ガロン)容の反応器内
で、6020#のジメチルテレフタレート、6125N
の1.4−ブタンジオールおよび1182.7.9のテ
トラメチレングリコールアジペート(数平均分子量約1
000 )を3.721のチタン(ft/) n−ブト
キシドの触媒の存在下に加熱した。
反応を165℃で開始し、そして温度は215℃に徐々
に上昇した。メタノールの計算量が受器に集められるこ
とによって証明されるように、エステル交換反応が完結
するとすぐに、温度全220℃に上昇させ、そしてわず
かの真空を加えて、系からの過剰のブタン・ジオールの
除去を促進する。
反応の第2段階、すなわち、ポリ縮合fr、230〜2
50℃において約15瓢〜約0.3 rmの減圧下に、
所望の分子量のポリマーが得られるまで、実施してブタ
ンジオールを蒸留する。
エステル交換によるSCPEの製造 攪拌機および窒素の入口を備える1ノ容の樹脂びん内で
、 200JL7)PBT、 3(Nilのオリゴマー
のテトラメチレンアジペートグリコール(Mn約to0
0)k、0.01−のチタン(IV) n−ブトキシド
の存在下に275℃に加熱する。反応に要する時間は、
触媒の量、オリゴマーのポリエステルグリコールの量1
反応の@度、および所望の融点に依存する。この例示に
おいて、30分より短い時間で十分である。
コポリエステルの製造に使用するジカルボン酸は、ジオ
ールとの反応においてソカルポン酸と実質的に同様に挙
動してコポリエステルを形成する、2つの官能性カルボ
ン酸基を有する酸の同等物質を包含する。このような同
等物質は、エステル、エステル形成性誘導体、例えば、
塩化物および無水物などを包含する。代表的な(環式)
脂肪族酸は、次の通シである:セパシン酸、コハク酸、
グルタル酸、アジピン酸、シュウ酸、アゼライン酸、ジ
メチルマロン酸、1.4−シクロヘキサンジカルメン酸
、1.3−シクロヘキサンジカルゴン酸%3,4−フラ
ンジカルデン酸および1.1−シクロプタンジカルゴン
酸。アジピン酸は最も好ましい。
短鎖軟質セグメントのために使用するアルキレングリコ
ールの例は、次の通シである:エチレングリコール、ジ
エチレングリコール、トリエチレングリコール、1.3
−グロビングリコール、ジプロピレングリコール、1.
3−ブチレングリコール、1.4−ブチレングリコール
、ネオペンチルグリコール、1.5−ヘキサングリコー
ル。そして、シクロアルキレングリコールの例は、次の
通シである:1.2−7クロインタンジオール、1.3
−シクロベンタンジオール、1.2−シクロヘキサンジ
オール。
1.4−7クロヘキサンジオール、シクロブタンジオー
ル、シクロブタンジメタツール、シクロヘキサンジメタ
ツールなど。
本発明のポリブレンドは、普通の添加剤、例えば、酸化
防止剤、熱および元の安定剤、顔料、染料など金含むこ
とができるが、可塑剤の添加は不要である。さらに、ポ
リブレンドは普通の強化材、最も好ましくはガラス繊維
で、約1〜約40重量%の量で強化することができ、そ
して普通の成形法、例えば、押出し、圧綿成形などによ
り熱成形可能である。
使用するガラス繊維のタイプは狭く臨界的ではなく、未
サイズすなわちはだかのガラス繊維よりもサイズされた
ガラス繊維は好ましい。最も好ましくは、ガラス繊維は
アミノシラン結合剤およびフィルム形成剤でサイズされ
ておシ、そしてフィルム形成剤は反復単位中の必須成分
として約2〜約4個の炭素原子を含有する開環した低級
アルキレンオキシドを有し、必要に応じて他の共重合可
能な成分を含有する、ポリマーから本質的になる。
このようなサイズしたガラス繊維のそれ以上の詳細は、
米国特許出願第630,421号に記載されておシ、そ
の開示をここに引用によって加える。
J IJ fレンドの棟々の添加剤は、ポリブレンドお
よび添加剤を、均一なポリブレンドが得られるまで、加
熱して十分にコポリエステル全溶融しかつ混合すること
によって混入される。添加剤の添加の順序は重要ではな
いが、明らかなように、回避できるならば、PVC 6
その劣化温度に有意な時間保持することは望ましくなく
、そして効率よい完全な混合全実施できる、最低の温度
が好ましい。
適当な混合装置は、バンバリーミキサ−1押出機などを
包含する。
5CPHの臨界的結晶化度は、 PPTまたはPBTの
長鎖硬質セグメント、および(環式)脂肪族の短鎖軟質
セグメントによって決定され、そして前者はSCPEの
約70〜90重量%で存在し、残部の10〜30重i%
は軟質短鎖セグメントである。
SCPE を形成する方法は臨界的なくかつ普通の方法
が用いられるが、軟質セグメントは、選択した軟質セグ
メントの特定構造に依存して、硬質セグメントの1モル
につき0.03〜0.1モルの範囲の比で存在すること
が必須である。PBTまたはPPTf:(環式)脂肪族
エステルと約250〜300℃の範囲の温度に加熱する
とき、この分布は得られる。
典型的な混線の手順 例示的混練の手順において、SCPE’にロール温度を
216℃(420下)にセットした2本ロール機に入れ
、そしてSCPE’を完全に溶融した後、PVCおよび
、必要に応じて顔料、染料など全包含する、加工助剤を
加えた。事実上均質な混合物を得るために必要な回数で
通過を行い、この混合物を混線機上でバンド状にし、そ
して、ガラス繊維を加えるべきとき、それを増分ずつ加
えて、それがポリブレンド中に吸収されかつ均質に分布
されるようにする。実験室の混練機で、ガラス繊維を加
えた混練の平頭は約5分を要する。
ここで第1〜5図として添付された写真を参照すると、
これらの図面において同一の同定文字は同一の事柄を表
わし、そしてとくに第1図を参照すると、本発明のポリ
ブレンドの325×の倍率の光学顕微鏡写真が示されて
おり、これは2相の証拠を提供し、2相は光学顕微鏡写
真中にA#で表示する、巨大粒子によって代表されるP
VCに富んだ分散相、およびB”で表示される、取り囲
む樹脂よって代表されるS CPEに富んだマ) IJ
フックスある。5cpEに富んだマトリックスの小斑点
の外観は、2つの相互連続相の存在の証拠を提供する。
「第1相互連続相」とここで呼ぶ、相互連続相の外観は
、第2図に示す透過型電子顕微鏡写真中の巨大粒子”A
″中に見られるように、PVCおよびSCPEが混和性
であるポリブレンドの特徴ある均一な淡灰色の外観と異
なる。第1図のPVCの巨大粒子は、′D#とじて表示
するSCPEにより取シ囲まれたPVCまたFiPVC
に富んだ物質の隣接する微小粒子(巨大粒子“A″よ)
非常に小さい)から成るマトリックスによって取り囲ま
れている;したがって、このマトリックスは「第1相互
連続相(first co−continuous p
hase)Jと呼ぶ。はとんど黒色の点はネガ上の不純
物またはダストによって生じたものである。淡い灰色の
区域″D″のパックグラウンドに対する暗灰色の斑点“
C”は、それぞれSCPEに富んだ物質およびPVCに
富んだ微小粒子である。
第2図全参照すると、第1図に示す同一のポリブレンド
の5oooxの倍率の透過製電子顕微鏡写真が示されて
おシ、これは第1図において同定したもののような巨大
粒子“A″の部分全示し、この巨大粒子の部分において
、PVCおよびSCPEは混和性であ)、均一な淡い灰
色の区域として見られる単一の相を生ずる。この単−相
の巨大粒子はマトリックス“B′″により取シ囲まれて
おり、このマトリックスはここでD”と表示するscp
gおよびSCPEに富んだ物質の淡い区域と相互分散し
た。暗いPVCおよびPVCに富んだスポット″C#の
微小粒子から本質的に成ることが見られる;このマ) 
IJフックス第1相互連続相として特徴づけられる。こ
の第1相互連続相において、PVC領域は拡散の境界を
示す小さい暗い円として明瞭に見られる。これは界面付
近における実質的な分子の混合の証拠を提供する。
第3図を参照すると、191℃(375?)で混練した
本発明のポリブレンドの光学顕微鏡写真(325Xの倍
率)が示されておシ、ポリブレンド中の分散相として1
文字″E′で表示するPVCの巨大粒子が存在し、巨大
粒子は、SCPE″D”により取シ囲まれたPVC領斌
の微小粒子から成る。
第1相互連続相(マ) IJックス″B”)によって取
シ囲まれている。この第3図の外観はこの倍率において
第1図のそれに類似するが、第1図において巨大粒子″
A1およびマ) IJフックスB#は。
第3図における同様な相と比較して、混a温度が高いた
めに、より均一に現われる。木目様のすしは流れの線で
あり、淡い流れの線″F”はSCPEまたはSCPEに
富んだ物質である。淡い斑点″′G”は実質的に純粋な
S CPEであると思われる。巨大粒子′E″の淡い境
界″H”は分子の混合を示す。
第4図を参照すると、第3図に示す同一のポリブレンド
の5oooxの倍率の透過型電子顕微鏡写真が示されて
おり、これは(a) SCPgで充満された巨大粒子″
J#から構成された巨大粒子″E”の部分(分散相)、
「第2相互連続相」を形成する;(b)上に述べた第1
相互連続相(マトリックス″Bつ;および境界“L’(
淡い区域で輪郭されている)、第1相互連続相と、第2
相互連続相から成る分散相との間のゾーンにおける分子
の混合金示す;を示す。マ) IJックスN K #中
のSCPE”N”により取シ囲まれたPVCの領域1M
′は、各巨大粒子1E”中のSCPEの址に関してPV
CO量が大きいために、明瞭に見ることができる。すべ
てのPVC領域は、分散相または第1相互連続相(マト
リックス)のいずれの中に存在するにかかわらず、SC
PE相との拡散界面を示す。
第5図を参照すると、純粋なPVCの15000xの倍
率の電子顕微鏡写真が示されている。それは特徴ある均
一なまだらの灰色の外観を有する。すじはミクロトーム
からの°切断線であり、これは砥薄の試料を横切る厚さ
のわずかの変化を原因とする。認識できる巨大粒子は存
在しない。黒い斑点″10”はダストのような不純物で
ある。
第6図を参照すると、「典型的な混線手順」を使用し1
分子量が異なるPVC110X 377およびPVC8
6k用いて調製したポリブレンド中に変化量のSCPE
 i使用して得られたHDTがらグロンされている。S
 CPEは例示した手順に記載するようKしてつくり、
そして各ポリブレンドは30重量%のガラスを含有する
。いずれの強化された未配合のPVCのHDTも68℃
である;強化された未配合(D HDTは163℃であ
る。PVCおよびS CPEの量に従いポリブレンドへ
のHDTの寄与を直線的に割当てることにより期待され
るHDTは、純粋なポリマーのHDTi表わす点を接続
する線L′上に存在する。′″PVC86”のしるしを
付した曲線において見られるように、強化されたポリブ
レンドの)HDTは、SCPEの量が30重量%に到達
するまで減少し1次いで急激に上昇する。40重量%に
おいて、両者のタイプのPVCは線L′が示すものより
も非常に高いHDTを示す。
ガラス繊維は多くに高度に結晶質のポリマーにおいてH
DTt−非常に改良することが知られている[「熱可塑
性物質の加熱撓み温度の理解に向けて(Twarda 
an Understandlng of HeatD
istartion Tempsrature of 
Thermoplastics)J。
M、T、タケモリ(Tak@mori)著、ポリマー・
エンジニアリング・アンド・サイエンス(Polym。
Eng、 Sci 、 ) Vol 19、A 15.
1104ページ参照]が、このような改良が本質的に非
晶質のポリマーと結晶質のポリマーとのポリブレンドに
おいてガラス繊維により提供されうるという指示は存在
せずまたそれを信する理由は存在しない。はとんどのこ
のようなポリブレンドがHDTの実質的な改良を提供し
ないという証拠は存在する。例えば、等重量部のゼオy
(Geon)PVC110x377またはゼオン(G・
on) PVC86とテレフタル酸、1.4−ブタンジ
オール、ヘキサンジオールまたはポリカブロラクトンジ
オール(等重量のジオールの10%)のSCPEとのポ
リブレンドは、30重量%のガラス繊維で70℃より低
いHDT ’i与える。
このHDTは30重量%のガラス繊維を含む未配合のP
VCのそれと同一である。
〔実施例〕
以下の実施例において、記載する重量部のPVC110
X377と記載する重量部の上の例示的実施例に記載す
るようにして製造したSCPEとを、加重量%のアミノ
シラン結合剤でサイジングしたチ薗ッグトガラス繊維と
一緒に、216℃(420′F)において2本ロール機
により混線することによって、ポリプレンPを調製した
。この配合した材料をベレット化し、そして射出成形し
た。金型温度は約100℃であり、そしてサイクル時間
は50秒であった。ノズルの温度は約200℃であシ。
そして押出物は120℃で30分間アニーリングした。
得られた結果を下表に記載する。射出成形した試料につ
いての値は’ inj Wの下に記載し、そして圧縮成
形した試料についての値は’ camp、 ’の下に記
載する。射出成形した試料は述べたようにアニーリング
した。圧縮成形した試料は、上の例示的実施例に記載す
るようにして調製した。
以下金白 観           へ ポリブレンドが強化されているかどうかはそのTgに影
響全はとんど与えず、そのTgはPVC対SCPEの比
、およびそれぞれのSCPEセグメントの化学的構造お
よび長さに対して感受性である。写真(第1〜4図)に
おいて明らかにされている制限された混和性の確証は、
第7図によりて提供される。この第7図は50 / 5
0 OPVC/SCPEポリブレンドについてのDSC
曲線(第2回の加熱)を示し、[広げられたTgJt=
示す。そのように呼ぶ理由は、TgがPVCおよびSC
PEの成分について個々に得られた鋭い曲線と特徴的に
異なることにある。
ポリブレンド中に使用した特定のPVCおよびXににつ
いてこれらはそれぞれ79.7℃および49.6℃であ
り、そしてDSC曲線は、第7図に示すものに匹敵する
、急な勾配の初期の部分金有するが、第7図に見られる
徐々の平坦化と対照的に直ちの平坦化を示す。この徐々
の水準化を生ずるのは。
制限された混和性である。これらの成分が不混和性であ
るとき、2つのTgが見られ、各成分についてのTgは
それぞれの温度である(シフトしない)。
【図面の簡単な説明】
第1図は、216℃(420”F)で混練した本発明の
ポリブレンドの325×の倍率の、粒子構造を示す光学
顕微鏡写真であり、ポリブレンド中の分散相としてPV
Cの巨大粒子を示し、巨大粒子はSCPEにより取り囲
まれた一次PVC粒子から成るマトリックスによって取
シ囲まれておシ、したがって「第1相互連続相」と呼ぶ
。 第2図は、第1図に示す同一のポリブレンドの5ooo
xの倍率で得た、粒子構造金示す透過型電子顕微鏡写真
であり、PVCおよびscpgが混和性であり、単−相
を生ずる巨大粒子の部分を示す。 単−相の巨大粒子は、相互連続的PVCおよびSCPE
相から成るマトリックスによって取シ囲まれておシ、こ
のマトリックスはポリブレンドの形態の主要比率を占め
る。 第3図は、191℃(375?)において混練した本発
明のポリブレンドの325×の倍率の、粒子構造を示す
光学顕微鏡写真であり、ポリブレンド中の分散相として
PVCの巨大粒子を示し、巨大粒子はSCPEにより取
シ囲まれたより小さい270粒子から成るマトリックス
によって取り囲まれておυ、それゆえ「第1相互連続相
」と呼ぶ。 第4図は、第3図に示す同一のポリブレンドの5ooo
xの倍率の、粒子構造を示す透過型電子顕微鏡写真であ
り、(、)分散相がSCPEで満たされて「第2相互連
続相」全形成する巨大粒子である、゛巨大粒子の部分:
(b)上で説明した第1相互連続相:および(c)第1
相互連続相と、第2相互連続相から成る分散相との間の
ゾーンにおける、分子混合によって輪郭が形成された境
界(明るい区域)を示す。すべてのPVC領域は、分散
相または第1相互連続相のいずれの中に存在しても、S
CPE相との拡散界面を示す。 第5図は、押出されたPVC単独の15000Xの倍率
の、粒子構造を示す透過型電子顕微鏡写真である。 第6図は、ガラス繊維で強化されたポリブレンドの■胃
へのPVCおよびSCPEの変化量の効果全グラフで示
し、PVCおよびscpgは溶融配合されてポリブレン
ドを形成し、このポリブレンドはポリブレンド中のSC
PEのHDTおよび未配合のPVCのHDTの直線の比
例的寄与から期待されうるものよりも、予期されないほ
どに高いHDT’i有する。 第7図は、216℃(420?)で混練したPVCおよ
びSCPEの50150ポリブレンドについての差動走
査熱量計(DSC)の曲線である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、約30:70〜約70:30重量部のポリ(塩化ビ
    ニル)(“PVC”)および前記PVCと制限された混
    和性を有するセグメント化コポリエステル(“SCPE
    ”)から本質的に成るポリブレンドであって、 前記SCPEは、 第1相互連続のSCPEに富んだ相、このPVCの領域
    において、微小粒子およびSCPEは明確な認識できる
    相として存在し、そして前記PVC領域は拡散した境界
    を有する、および SCPEで満たしたPVCの巨大粒子から本質的に成る
    分散したPVCに富んだ相、 によって証明され、 前記SCPEは、 (i)式 −(MR)_x−(MQ)_y− 式中、 Mは少量のイソフタル酸を含むことができるテレフタル
    酸の残基を表わし、 Rは1,3−プロパンジオールまたは1,4−ブタンジ
    オールの残基を表わし、 Qは2〜12個の炭素原子を有する脂肪族または環式脂
    肪族の二塩基酸、および2〜12個の炭素原子を有する
    アルカンまたはシクロアルカンのジオールの(環式)脂
    肪族ポリエステルの残基であり、そして xおよびyは存在するモル分率を表わし、xが1.0で
    あるとき、yは0.03〜0.10の範囲であり、 前記(環式)脂肪族ポリエステルは、構造式▲数式、化
    学式、表等があります▼ を有し、式中、 mは0〜約12の整数であり、 nは2〜約12の整数であり、そして pは1〜50の整数である、 の式、 (ii)30〜90%の範囲の結晶化度、および(ii
    i)PVCの加工温度の範囲の溶融温度(Tm)、を有
    し、 この結果前記ポリブレンドは25%〜約55%の範囲の
    結晶化度を有することを特徴とするポリブレンド。 2、前記分散した相中およびまた第1相互連続相中の前
    記PVC領域は約200オングストローム〜約5000
    オングストロームの大きさの範囲内にあり、および前記
    分散した相のPVCの巨大粒子は約50ミクロン〜約2
    00ミクロンの大きさの範囲内にある特許請求の範囲第
    1項記載のポリブレンド。 3、前記PVCに富んだ分散相はPVCがその中に混和
    性であるSCPEから本質的に成る特許請求の範囲第1
    項記載のポリブレンド。 4、前記PVCに富んだ分散相は第2相互連続相を形成
    するSCPEで満たした微小粒子から本質的に成る特許
    請求の範囲第1項記載のポリブレンド。 5、約5〜約40重量%のガラス繊維を内部に実質的に
    均質に分散させて含む特許請求の範囲第1項記載のポリ
    ブレンド。 6、前記SCPEは170℃〜約220℃の範囲の融点
    を有する特許請求の範囲第2項記載のポリブレンド。 7、前記SCPEは70〜90重量%の長鎖硬質セグメ
    ントおよび10〜30重量%の短鎖軟質セグメントを有
    する特許請求の範囲第4項記載のポリブレンド。 8、前記PVCは、30℃においてシクロヘキサノン中
    で測定して、約0.4〜約1.5の固有粘度を有する特
    許請求の範囲第7項記載のポリブレンド。 9、前記ポリブレンドの形成に使用した前記PVCおよ
    び前記SCPEの加熱撓み温度(HDT)の比例的寄与
    より大きいHDTを有する特許請求の範囲第8項記載の
    ポリブレンド。 10、硬質ポリ(塩化ビニル)(“PVC”)およびセ
    グメント化コポリエステル(“SCPE”)を含有する
    硬質樹脂材料を製造する方法において、 それぞれ約30:70〜約70:30重量部のPVCお
    よびSCPEを、約5〜約40重量%のガラス繊維と、
    170℃〜約220℃の範囲の温度において溶融配合し
    、ここで 前記PVCは、30℃においてシクロヘキサノン中で測
    定して、約0.4〜約1.5の固有粘度を有し、そして
    、 前記SCPEは、 (i)式 −(MR)_x−(MQ)_y− 式中、 Mは少量のイソフタル酸を含むことができるテレフタル
    酸の残基を表わし、 Rは1,3−プロパンジオールまたは1,4−ブタンジ
    オールの残基を表わし、 Qは2〜12個の炭素原子を有する脂肪族または環式脂
    肪族の二塩基酸、および2〜12個の炭素原子を有する
    アルカンまたはシクロアルカンのジオールの(環式)脂
    肪族ポリエステルの残基であり、そして xおよびyは存在するモル分率を表わし、xが1.0で
    あるとき、yは0.03〜0.10の範囲であり、 前記(環式)脂肪族ポリエステルは、構造式▲数式、化
    学式、表等があります▼ を有し、式中、 mは0〜約12の整数であり、 nは2〜約12の整数であり、そして pは1〜50の整数である、 の式、 (ii)30〜90%の範囲の結晶化度、および(ii
    i)PVCの加工温度の範囲の溶融温度(Tm)、を有
    し、 この結果前記ポリブレンドは25%〜約55%の範囲の
    結晶化度を有し、そして 前記ポリブレンドを熱成形して、前記SCPEの加熱撓
    み温度(HDT)および前記PVCのHDTの比例的寄
    与のためのものよりも大きいHDTを有する前記硬質樹
    脂材料を得ることを特徴とする方法。 11、ガラス繊維で強化された溶融配合されたポリブレ
    ンドの造形品であって、前記ポリブレンドは、 30℃においてシクロヘキサノン中で測定して、約0.
    4〜約1.5の固有粘度を有するポリ(塩化ビニル)(
    “PVC”)、および、 セグメント化コポリエステル(“SCPE”)からなり
    、前記SCPEは、 (i)式 −(MR)_x−(MQ)_y− 式中、 Mは少量のイソフタル酸を含むことができるテレフタル
    酸の残基を表わし、 Rは1、3−プロパンジオールまたは1、4−ブタンジ
    オールの残基を表わし、 Qは2〜12個の炭素原子を有する脂肪族または環式脂
    肪族の二塩基酸、および2〜12個の炭素原子を有する
    アルカンまたはシクロアルカンのジオールの(環式)脂
    肪族ポリエステルの残基であり、そして、 xおよびyは存在するモル分率を表わし、xが1.0で
    あるとき、yは0.03〜0.10の範囲であり、 前記(環式)脂肪族ポリエステルは、構造式▲数式、化
    学式、表等があります▼ を有し、式中、 mは0〜約12の整数であり、 nは2〜約12の整数であり、そして pは1〜50の整数である、 の式、 (ii)30〜90%の範囲の結晶化度、および(ii
    i)PVCの加工温度の範囲の溶融温度(Tm)、を有
    し、 この結果前記ポリブレンドは25%〜約55%の範囲の
    結晶化度、および前記SCPEの加熱撓み温度(HDT
    )および前記PVCのHDTの比例的寄与のためのもの
    よりもHDTを有することを特徴とする造形品。 12、ペレットの形態である特許請求の範囲第11項記
    載の造形品。 13、任意の長さおよび形状の押出された細長い物体の
    形態である特許請求の範囲第11項記載の造形品。 14、任意の形状の圧縮成形された層状物体の形態であ
    る特許請求の範囲第11項記載の造形品。
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