JPS62104223A - Adpcm符号化・復合化器 - Google Patents

Adpcm符号化・復合化器

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JPS62104223A
JPS62104223A JP24342985A JP24342985A JPS62104223A JP S62104223 A JPS62104223 A JP S62104223A JP 24342985 A JP24342985 A JP 24342985A JP 24342985 A JP24342985 A JP 24342985A JP S62104223 A JPS62104223 A JP S62104223A
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JP
Japan
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adaptive
amplitude
scale factor
adaptive control
signal
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Pending
Application number
JP24342985A
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English (en)
Inventor
Kenichiro Hosoda
細田 賢一郎
Atsushi Fukazawa
深沢 敦司
Shinji Kawaguchi
川口 伸二
Atsushi Shinpo
敦 新保
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Publication date
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  • Compression, Expansion, Code Conversion, And Decoders (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は音声信号及び音声帯域データ信号を逐次適応
予測し、低ビツト符号化するためのADPCM符号化・
復号化器に関する。
(従来の技術) 主として音声1画像信号、アナログモデム信号等の通信
分野において情報を圧縮して伝送するため32kbps
ADPCM符号化・復号化器が用いられている。このA
DPCM符号化慟符号化器復号化器、国際電信電話諮問
委員会においてG、721 として、国際標準化規格が
定められている。この発明の理解を容易にするために、
この発明の説明に先立ち、この国際標準化された32k
bpsADPCM符号化・復号化器につき第5図(A)
及び(B)を参照して説明する。
第5図(A)は従来のADPCM符号化器lO化層し、
第5図(B)は従来のADPCM復号化器30化層す。
ADPCM符号器10は64 kbpsノミューロウ(
川−Law)符号又はエイ−ロウ(A−Law)符号を
32 kbps符号に変換する符号化器である。この符
号化器!0において、11はPCM入力端子、12は線
形PCM変換器、13は減算器から成る差分信号発生器
、14は適応量子化器、 15は適応逆量子化器、1B
はスケールファクタ適応部17及びスケールファクタ適
応速度制御部!8を具えるスケールファクタ発生部、 
19は適応予測器、20は加算器から成る加算信号発生
器、21はこの符号器10の出力端子である。
一方、復号化器30は32 kbps符号を64 kb
psの出力信号に変換して出力するための装置で、31
は符号入力端子、32は適応逆量子化器、33はスケー
ルファクタ適応部34及びスケールファクタ適応速度制
御部35を具えるスケールファクタ発生部、38は適応
予測器、37は加算器から成る加算信号発生器、38は
非線形PCM変換器、39は同期タンデムアルゴリズム
、40はPCM出力端子である。
この従来のADPCM符号化争符号化器復号化器つき説
明する。
先ず、符号化器lOの動作につき説明する。入力端子1
1に入力したh−Law又A−LawPCM符号S (
k)を線形PCM信号変換器12によって線形PCM信
号5l(k)に変換する。差分信号発生器13に供給す
る。この発生器13の出力としてこの信号S、(k)か
ら後述する適応予測器18の予測信号5e(k)を差し
引いて得られた差分信号d (k)を出力する。差分信
号d (k)を次段の適応量子化器14でスケールファ
クタ発生器16のスケールファクタ適応部17から送ら
れてきたスケールファクタy(k)によりスケーリング
した後、32kbpsの出力符号1 (k)に符号化し
、この符号I (k)を出力端子21から復号化器30
へ送出すると共に、次段の適応逆量子化器15に供給す
る。この適応逆量子化器15は符号I (k)の逆量子
化値d、(k)を再生し、適応予測器18及び加算信号
発生器20に送り、適応予測器18において加算信号発
生器20から入力S (k)の再生値S、(k)を用い
て予測信号5e(k)を発生させている。
ところで、上述したスケールファクタ発生部1Bは既に
説明したようにのスケールファクタ適応部17とスケー
ルファクタ適応速度制御部18とを具えている。スケー
ルファクタ適応速度制御部18は符号I(k)の平均振
幅に応じた値を有する線形結合係数a□(k)をスケー
ルファクタ適応部17に送り、この係数a□(k)で与
えられるスケールファクタy (k)を生ずる構成とな
っている。
この場合、スケールファクタ適応速度制御部I8はこれ
に設けられている時定数の異なる積分器(図示せず)に
よって先ず符号I(k)の振幅の短時間平均値dms(
k)及び長時間平均値d1(k)を次式に従って演算す
る。
dms(k)  =  (1−2−5)  dms(k
−1)+2−5F  (I  (k)  )     
(+)clml  (k)  =  (1−2−7) 
 dml  (k −1)+2  ””  F  (I
  (k)  )     (2)ここで、F(I(k
))はI (k)によって予め定められている定数テー
ブル値であり、スケールファクタ速度制御gBla内に
設けたメモリ(図示せず)からI  (k)に応じて読
み出されるように構成されている。このようにして演算
されたdma(k)及びdml(k)値を比較すること
によって差分信号d(k)が音声信号のように時間的に
変化する信号であるか或いは音声帯域データ信号のよう
に平均振幅が時間的にほとんど変化しない信号であるか
の違いがわかる。差分信号d(k)が時間的に変化する
信号であると、速度制御部18からスケールファクタ制
御部17への線形結合係数(パラメータ) a、(k)
の値をl ”に近づけ、一方平均振幅が時間的にほとん
ど変化しない場合には“0°′に近づけるように逐次更
新しながら、この値をスケールファクタ適応部6に送る
スケールファクタ適応部17の出力であるスケールファ
クタは次式で与えられている。
y、(k)= (1−2−5)y (k)+2−5W 
(I (k) ’t    (3)y、(k)=  (
1−2−6)yl(k−1)+2−6y (k)  ’
      (4)V  (k)  = al(k) 
 y、L(k  1)+  (1−at(k))yl(
k −1) )  (5)ここで、YLL(k)は音声
信号用スケールファクタ、yl(k)は音声帯域データ
信号用スケールファクタ、W (I (k) )はM−
テーブル値と称せられ符号I  (k)により予め定め
られた定数値、a+(k)は前述したスケーリングファ
クタ適応速度制御部18から送られてくる線形結合パラ
メータである。
これらの式の関係から1例えば音声信号か或いは音声帯
域データ信号かによって、dIIls(k)とdml(
k)の差分が時刻によって異なる。この差分の大きさに
対応してパラメータa1(k)が“loo又は0′°の
方向に逐次更新され、その結果、スケールファクタy(
k)がy+t(k)又はy、(k)の線形結合の形によ
って定められて、そのスケールファクタy(k)が適応
量子化器14及び適応逆量子化器15に送られ、各種信
号に対して量子化特性を低下させないようにする。
適応逆量子化器15から再生された信号は量子化誤差が
含まれた再生差分信号dci(k)である、この信号へ
(k)を加算信号発生器20に送り、ここで適応予測器
19から送られてきた予測信号と加算されて線形PCM
信号5j(k)の再生信号5r(k)を発生させてこれ
を適応予測器18に送る。
この適応子Δ11器19は通常はトランスバーサルフィ
ルタで構成されている。この再生信号5r(k)でd!
(k)のパワーすなわちd2?(k)が小さくなるよう
(圧縮度を小さくするよう)にそのフィルタのタップ係
数を修正し、過去に標本時刻において再生された51(
k)信号とタップ係数のたたみ込みによって、次の標本
時刻における入力信号の予測信号5e(k)を発生させ
る。
次の復号化器30の動作につき説明する。
復号化器30においては、符号入力端子3!で受信した
量子化符号I (k)を適応逆量子化器32でスケール
ファクタ発生部33からのスケールファクタy(k)を
用いて再生し再生差分信号d4(k)を発生する。この
再生差分信号d2(k)は適用予測器36及び加算信号
発生器37に送られ、この加算信号発生器37において
適応予測器3Bから送られてきた予測信号5e(k)と
加算されて前述した入力信号S、(k)の再生値である
再生信号S、(k)を形成する。この適応予測器36は
再生差分信号dり(k)と再生信号S、(k)とから前
述の予測信号5e(k)を形成している。尚、符号出力
端子21と符号入力端子31との間でビット誤りが生じ
ない限り、復号化器30のスケールファクタ発生器33
(34,35)、適応予測器36は符号化器10のそれ
らの要素18(17,18) 、 +9と全く同じ動作
をし、かつ、内部状態も一致している。入力信号5i(
k)の再生信号S、(k)は非線形PCM変換器38に
よりに−Law又はA−LawPCM符号5p(k)に
変換さる。この時この符号5P(k)は例えばPCM−
AD PCM−PCM−ADPCMというように、PC
MとADPCMが同期タンデム接続されたときにも最大
一段目のPCM−ADPCM−PCM接続で生じた劣化
分しか発生しないように、同期タンデムアルゴリズム3
9において、符号I(k)、予測信号5e(k)及びス
ケールファクタy(k)を用いて調整されて元のS (
k)と同じ64kbps(7)p−Law又はA−La
wPCM符号S、1(k)に変換されてPCM出力端子
4oから出力される。
(発明が解決しようとする問題点) このように、CCITT、G、721で国際標準化され
たADPCM符号化・復号化器では。
汗声信号、低速の音声帯域データ信号(4800bit
/s以下のモデム信号)に対しては非常に優れた特性を
有することが既にCCITTのスタブイブ’に一7’(
STYDY  GROUP)XVI[−IJボート (
REPORT)で報告されている。
しかしながら、GI[ファクシミリ等で広く用いられて
いる7 200 bit/s以上の高速モデム信号の場
合には、適応予測器の予測能力が悪く、しかも、モデム
信号のように入力信号のパワーが一定のときであっても
スケールファクタが一定とならないでふらついてしまう
ため、モデム信号に対して量子化特性が劣化するという
問題点があった。
従って、この発明の目的は音声信号及び低速の音声帯域
データ信号に対してはCCITT、G721と同等の性
能を維持すると共に、高速の音声帯域データ信号(72
00bit/s以上のモデム信号)の伝送を可能にした
ADPCM符号化・復号化器を提供することにある。
(問題点を解決するための手段) この目的の達成を図るため、この発明においては、CC
ITT、G、721として国際標準化されたADPCM
符号化番符号化器復号化器成として1種々の手段を講じ
たもので、適応予測器の適応極予測フィルタに縦続接続
させた任意次数の固定極予測フィルタを含む固定極予測
器と、この固定極予測フィルタの出力振幅を適応制御す
るための第一振幅適応制御係数を発生する固定極振幅適
応制御回路とを具える制御部を有することを特徴とする
この発明の実施に当り、この制御部は第二振幅適応制御
係数を発生する振幅適応制御回路を設け、この固定極振
幅適応制御回路及び振幅適応制御回路のそれぞれからの
第一及び第二振幅適応制御係数の大きさの組み合せから
入力信号の種類を逐次判定し、その判定結果をスケール
ファクタ適応部及びスケールファクタ速度制御部に送出
する判定回路を設けるのが好適である。
この発明の実施に当り、この制御部に、前述した適応極
予測フィルタの出力振幅を適応制御するだめの第二振幅
適応制御係数を発生する適応極振輻適応制御回路を設け
るのが好適である。この適応極振幅適応制御回路を前述
の振幅適応制御回路とすることが出来る。
さらに、この発明の実施に当り、この制御部に、前述の
適応棒振幅制御回路及び固定極振幅適応制御回路のそれ
ぞれからの第一及び第二振幅適応制御係数の大きさの組
み合せから入力信号の種類を逐次判定し、その判定結果
をスケールファクタ適応部及びスケールファクタ速度制
御部に送出する判定回路を設けるのが好適である。
さらに、この発明の好適実施例においては、その判定結
果に応じてスケールファクタ速度制御部によって前述し
た線形結合係数を強制的に0″に設定するように出来る
また、この発明の好適実施例においては、前述のスケー
ルファクタ適応部に少なくとも二種類以上のM−テーブ
ル値を設け、前述の判定結果に応じて、これらM−テー
ブル値を切換えてこのスケールファクタを設定出来るよ
うに構成することも出来る。
さらに、前述のスケールファクタを定数値で補正する手
段を設け、前述の判定結果に応じて、その定数値を切換
え出来るように構成することも出来る。
さらに、この判定回路には、前述の適応極振幅適応制御
回路及び固定極振幅適応制御回路のそれぞれからの振幅
適応制御係数の大きさの組み合せをよって決定される判
定結果が一定時間以上継続した場合にのみその判定結果
を出力するためのバッファを設けることが出来る。
(作用) このように、この発明においては、適応予測器の他に固
定極フィルタを含む固定極予測器と、固定極フィルタの
出力振幅を制御するための振幅適応制御係数を発生する
固定極振幅制御回路とを具えた構成としたので、音声信
号及び低速モデム信号(4800bit/s以下)に対
してはその係数は0または0に近い値に自動的に更新さ
れることによりに、CCITT、G、721国際標準化
ADPCM符号化・復号化器と同等な品質を保持するこ
とが出来る。
また、0.721で伝送を保障していない高速モデム信
号(7200bit/s以上)に対しては前述した係数
は1または1に近い値に自動的に更新され、よい予測が
出来るようになり、従ってこの場合でも高品質伝送が可
能となる。
(実施例) 以下、図面を参照してこの発明のADPCM符号化・復
号化器の実施例につき説明する。
第1図(A)はこの発明を構成するADPCM符号化器
50の一例の構成を示すブロック図であり、第1図(B
)はこの発明を構成するADPCM復号化器復号化−7
0構成を示すブロック図である。
両図において、点線で囲んで示した部分51及び71は
主として第6図(A)及び(B)に示した従来の符号化
器10及び復号化器30にそれぞれ対応する構成部分で
あり、従って第6図(A)及び(B)に示した構成成分
と同一の構成成分については同一の符号を付して示す。
第1図(A)において、従来構成をさらに詳細に示して
る部分につき簡単に説明する。差分信号発生器13は二
段の減算器13a及び13bから成る。また、加算信号
発生器20は二段の加算器20a及び20bから成る。
さらに、適応予測器19はCCITT、G、721で国
際標準化された適応零点予測フィルタ(図中AZで示し
である)19a及び同様に標準化された適応極予測フィ
ルタ(図中APで示しである)19bをそれぞれ具えて
いる。
この適応零点予測フィルタ19aは適応逆量子化器15
からの再生差分信号del(k)を供給され。
また、このフィルタ19aの出力である予測信号5g3
(k )を減算器13b及び加算器20aにそれぞれ供
給する構成となっている。
また、適応極予測フィルタ19bは加算器20a及び2
0bの出力d12Ck )及びdcf(: k )が供
給され、また、このフィルタ+9bの出力である予測信
号5e2(k )を減算器+3a及び加算器20bにそ
れぞれ供給する構成となっている。
この符号化器50に対応する第1図(B)に示す復号化
器70においても、これと同様に、加算信号発生器37
は二段の加算器37a及び37bから成り、適用予測器
36はCCITT、G、721で国際標準化された適応
零点予測フィルタ(図中AZで示しである)37a及び
同様に標準化された適応極予測フィルタ(AP)37b
を具えている。この場合には、適応零点予測フィルタ3
8aは適応逆量子化器32からの再生差分信号dq(k
)が供給され、その出力としての予測信号583(k 
)を加算器37aに供給する構成となっている。
また、適応極予測フィルタ36bは加算器37aの出力
信号及び加算器3?bの出力である入力再生信号S、(
k)が供給されて、その出力としての予測信号5e2(
k )を加算器37bに供給するように構成されている
この発明においては、符号化器50及び復号化器27は
従来構成に追加してそれぞれ固定極予測器52及び72
と、固定極振幅適応制御回路53及び73とを含む制御
部54及びハをそれぞれ設ける。
先ず、符号化器50につき説明する。この発明の符号化
器50においては、入力信号S+(k)に対する予測信
号を発生する予測フィルタとして、適応零点予測フィル
タ19a及び適応極予測フィルタ!9bの二つの適応予
測フィルタ以外にモデム信号に醇適なタップ係数をもっ
ているトランスバーサル型の任意次数の固定極予測フィ
ルタ55を設ける。この固定極予測フィルタ55を加算
信号発生器20の加算器20bの出力端子に別の加算器
58を介して接続し、このフィルタ55の出力である予
測信号5ea(k )を振幅適応制御係数回路57を経
て、前述の差分信号発生器13の減算器13aの前段に
設けた別の減算器58及び加算器56にそれぞれ供給出
来るように構成する。これらフィルタ55、加算器56
、振幅適応制御係数回路57及び減算器58を以って固
定極予測器52を構成している。
さらに、固定極振幅適用制御回路53には加算器20b
の出力である再生差分信号d!1(k)及び固定極子側
フィルタ55から直接予測信号Sg、(k )をそれぞ
れ供給すると共に、この固定極振幅適応制御回路53か
ら振幅適応制御係数回路51に第一振幅適応制御係数α
(k)を供給し、予測信号Sgy(k)の振幅を制御出
来るように構成する。
このα(k)は次式(6)で与えられる。
α(k) = δ  争  (α  (k−1)   −α 0 
)  十 α 0+ y ・s g n (d ql(
K −1)、S e(CK −1)・・Φ(6) δ :緩和係数 α0 :任意定数 γ :加速度係数 次に、動作を説明する。入力信号34(k)が音声信号
、低速モデム信号の場合、固定極振幅適応制御回路53
が自動的にα(k)→O(α(k)−120)にするよ
うに構成しであるので、振幅適応制御係数回路57から
の予測信号α(k)S (k)は零となるので、固定極
予測フィルタ55で入力信号の予71+1を行わないで
、従来と同様に適応零点予測フィルタ19a及び適応極
予測フィルタ+9bで標準化方式で予測する。
これに対し、入力信号に7200 bit/sのような
高速モデム信号が入ってくると、この固定極振幅適応制
御回路53によって自動的にα(k)が1に近づき(α
(k); 1)、固定極予測フィルタ55で入力信号の
予測を行うことが出来る。従って、このような高速モデ
ム信号に対して予測能力が著しく向上する。
次にこの発明の変形例につき説明する。
上述した第一振幅適応制御係数α(k)と同様に加算信
号発生器20の加算器20aの出力である再生差分信号
dq2Ck )及び適応極子A11フィルタ+9bから
の予測信号5elCk )に基づいて第二振幅適応制御
係数β(k)を発生する適応極振幅適応制御回路59を
制御部54に設ける。このβ(k)もβ (k) = δ ・ (β (k−1)  −β0)+β。
+y・sgn (dq2(K−1)、5ez(K−1)
・ ・ ・ (7) δ :緩和係数 β0 :任意定数 γ :加速度係数 で与えられる。そして、この制御部54に、これらα(
k)及びβ(k)の大きさの組み合せから現在の入力信
号の種類を識別するための判定回路60を設ける。
また、この第二振幅適応制御係数β(k)を発生する回
路として、適応極振幅適応制御回路58の代わりに、振
幅適応制御回路(この回路も図中59で示し、実質的に
は適応極振幅適応制御回路と同一構成である)を設け、
この振幅適応制御回路5Sからは適応極予測フィルタ1
9bの出力の振幅を制御せずに1判定回路80のみに第
二振幅適応制御係数β (k)を供給するように構成す
ることも出来る。
この判定回路60では1例えば、α(k):1でβ(k
):Oである組み合せの時は現在の入力信号が高速モデ
ム信号であると逐次判定する。また、これとは逆にα(
k):Orβ(k)−31の組み合せの時は現在の入力
信号が音声及び低速モデム信号であると逐次判定する。
そして、この判定結果をD (k)として出力させ、こ
の信号D (k) 全逐次或いはフレーム毎にスケール
ファクタ発生部16のスケールファクタ適応速度制御部
18及びスケールファクタ適応部17にそれぞれ供給す
る。
このスケールファクタ適応部17はそのメモリにM−テ
ーブル値(W (I (k) ))を複数個記憶させて
おき、この判定結果の信号D (k)を受けたとき、こ
のD (k)が高速モデム48号を示している場合には
、これに適合したM−テーブル値をメモリから読み出し
て切換え設定することが出来るように構成する。
また、スケールファクタ適応速度制御部18はこの判定
結果信号D (k)を受けて、このD(k)か高速モデ
ム信号を示している場合には、既に説明した(5)式で
示す音声信号用スケールファクタy、L(k )及び音
声帯域データ信号用スケールファクタy、(k)とを結
合する線形結合係数al(k)を強制的に零にするよう
に動作する。
上述した構成の符号化器50に対する復号化器70は、
復号化器50から送られてきた量子化符号I (k)を
復号してg−Law又はA−Law信号を再生するよに
機能するように構成されている。
この復号化器70において、制御部74の固定極予測器
72は固定極予測フィルタ75を具え、これに加算器3
7bにIli続した別の加算器76を経て入力再生信号
5r(k)を供給し、この固定極予測フィルタ75から
振幅適応制御係数回路77を経て予測信号α(k)Se
l(k)をこの加算器76及びさらに別の加算器78a
に供給するように構成する。この加算器78からの出力
を同期タンデムアルゴリズム38に供給するように構成
する。また、この加算器の他11の1→1シI で:畠
つ肴占希T+d M r ++、力9Ω5毛IK:帛応
極予Δ11フィルタ3ebからの出力を加算器78bで
加算して得られたの加算出力を供給する。
さらに、固定極振幅適用制御回路73は、加算器37b
からの再生差分信号di、(k )及び固定極予測フィ
ルタ75からの直接の予測信号Sel(k )をそれぞ
れ入力として受けて、第一振幅適応制御係数α(k)を
発生するように構成する。
さらに、この復号化器70の制御部74には、前述と同
様な第二振幅適応制御係数β(k)を発生する適応極振
幅適応制御回路79を設け、その入力として加算器37
aからの再生差分信号d、、(k )及び適応極予測フ
ィルタ38bからの予測信号5ea(k )とを供給す
る。この第二及び第一振幅適応制御係数β(k)及びα
(k)の大きさの組み合せによって前述と同様にして入
力信号の種類を逐次判定し、その判定結果を表わす信号
D (k)をスケールファクタ発生部33のスケールフ
ァクタ適応部34及びスケールファクタ適応速度制御部
35にそれぞれ供給する判定回路80を設ける。
次にこの発明の他の実施例を説明する。
第2図(A)及び(B)はそれぞれ符号化器及びこれと
対をなす復号化器の変形例を示すブロック図である。尚
、第2図において先に説明した構成成分と同一の構成成
分については同一符号を付して示しその詳細な説明を省
略する。
この第二実施例の符号化器50においては、判定回路6
0からそれぞれ送られてくる判定結果信号D (k)が
高速モデム信号を示している場合には、スケールファク
タ適応部17から生ずるスケールファクタv (k)適
当な定数yoを加算して補正し、最適なスケールファク
タY (k)を適応量子化器14、適応逆量子化器15
及びスケールファクタ適応速度制御部17にそれぞれ供
給するように構成している。この構成によれば1M−テ
ーブル値を記憶させておくメモリを設ける代わりに。
判定結果D(k)に応じて適切な定数を選んで出力させ
ることが出来るスケールファクタ適応係数回路61を設
け、この定数yoをスケールファクタ適応部17からの
スケールファクタy(k)と加算器62において加算し
て補正し、最適なスケールファクタY(k)を得る構成
とする。
この符号化器の構成と対となる復号化器の構成を第2図
(B)にブロック図で示す、この場合には、符号化器に
おける適合量子化器14が無い点を゛除けば同一の構成
となっているので、同一部分には同一符号を付して示し
、その詳細な説明は省略する。
第3図(A)及び(B)は第三実施例を示すブロック図
である。
この第三実施例の符号化器50においては、固定極予測
フィルタ55からの予測信号の振幅制御のみならず、適
応極子側フィルタ19bからの予測信号の振幅も適応制
御出来るように構成し、これら二つの予測フィルタ19
b及び55のうち良い予測値を与えた方の予測フィルタ
の予測出力を支配的に使用して、入力信号に対しより忠
実度の高い予測信号を供給することが出来る構成となっ
ている。
従って、この構成においては、適応極予測フィルタ18
bの出力側に別の振幅適応制御係数回路62を設け、こ
れに第二振幅適応制御係数β(k)を適応極振幅適応制
御回路59から供給して、予測信号β(k)Se2(k
)を減算器13a及び加算器20bに供給し、かつ、適
応極予測フィルタ19bから直接予測信号5e2(k 
)を適応極振幅適応制御回路58へ供給出来るように構
成する。
この構成と対をなす復号化器の構成部分を第3図(B)
にブロック図で同一部分にば同一符号を付して示してあ
り、この場合にも対応して動作するので、その詳細な説
明を省略する。
さらに、第4図はこの発明の第四実施例を示すブロフク
図である。
この実施例においては、符号化器50及び復号化器70
のいづれにおいても、判定回路60及び80に7へラフ
763を設け、雑音の影響を除くために判定結果信号D
(k)が予め定めた時間To内に同一の値を所定回数0
0だけ出力した場合のみ、換言すれば、同一の結果が所
定時間10以上連続した場合、判定結果信号D’(k)
をスケールファクタ発生部16及び33にそれぞれ送出
するように構成し、よって判定結果の精度を高めるよう
になしている。この場合、外部からバッファ63へ00
及びToの信号を入力させるための閾値設定回路(図示
せず)を設ける。このバッファ83は判定回路60又は
80と一体構成としてまたは別個に設けることが出来る
この発明は上イした各実施例で説明した回路構成にのみ
限定されるものではなく、所要に応じて適当に変形又は
変更することが出来ること勿論である。
(発明の効果) 上述した説明からも明らかなように、この発明のADP
CM符号化番符号化器復号化器、固定極予測フィルタを
設けることによって予測器の予測能力を著しく高めるこ
とが出来ると共に、モデム信号の誤検出を回避出来る構
造となっているので、適応量子化器の量子化特性の能力
も高めることが出来、以下に示すような効果を奏するこ
とが出来る。すなわち、 ■音声信号或いは低速モデム信号(4800bit/s
以下)に対してはCCITT、G、721各標準化AD
PCM符号化・復号化器と同等な品質を保って信号を圧
縮伝送することが出来また伝送された信号を原信号に再
生することが出来る。
■また、G、721で伝送を保障していない高速モデム
信号(7200bit/s以上)の高品質伝送が可能と
なる。
【図面の簡単な説明】
第1図(A)及び(B)はこの発明のADPCM符号化
器・復号化器を構成する符号化器及び復号化器の実施例
をそれぞれ示すブロック図。 第2図(A)及び(B)はこの発明の第二実施例を説明
するためのブロック図、 第3図(A)及び(B)はこの発明の第三実施例を説明
するためのブロック図、 第4図はこの発明の第四実施例を説明するためのブロッ
ク図。 第5図(A)及び(B)は従来のADPCM符号化・復
号化器の説明に供するブロック図である。 10.50・・・ADPCM符号化器 11・・・PCM入力端子、12・・・線形PCM変換
器13・・・差分信号発生器、  13a、13b・・
・減算器14・・・適応量子化器、  15.32・・
・適応逆量子化器16.33・・・スケールファクタ発
生部17.34・・・スケールファクタ適応部18.3
5・・・スケールファクタ適応速度制御部19.36・
・・適応予測器 19a、3[(a・・・適応零点予測フィルタ19b、
38b・・・適応極予測フィルタ20.37・・・加算
信号発生器 20a、20b、37a、37b、58.7B、78a
、78b ・−加算器21・・・出力端子 30.70・・・ADPCM復号化器 31化層・符号入力端子 38・・・非線形PCM変換器 39・・・同期タンデムアルゴリズム 40・・・PCM出力端子 51、71・・・主として従来構成の部分52.72・
・・固定極予測器 53、73・・・固定極振幅適応制御回路54.74・
・・制御部 55.75・・・固定極予測フィルタ 57.77、82・・・振幅適応制御係数回路53.7
9・・・適応極振幅適応制御回路(又は振幅適応制御回
路) 60.80・・・判定回路 61・・・スケールファクタ適応係数回路63・・・バ
ンファ。 特許出願人    沖電気T業株式会社(A )   
       z。 符号化器の¥二宴1乞4Ji 第2図 符号イ乙豚のY三製力らイ列 th1号化器化層三臭方ヒ(列1 第3図 手続穎j正書 昭和61年7月22日

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)適応極予測フィルタを有する適応予測器と、スケ
    ールファクタ適応部及びスケールファクタ速度制御部を
    有し音声信号用スケールファクタと音声帯域データ信号
    用スケールファクタとを線形結合係数で結合してなるス
    ケールファクタを出力するスケールファクタ発生部とを
    それぞれに含むADPC符号器及びADPC復号器とを
    具え、入力信号を圧縮して伝送するための国際電信電話
    諮問委員会においてG.721として勧告化されたAD
    PC符号化・復号化器において、 適応予測器の適応極予測フィルタに縦続接続させた任意
    次数の固定極予測フィルタを含む固定極予測器と、該固
    定極予測フィルタの出力振幅を適応制御するための第一
    振幅適応制御係数を発生する固定極振幅適応制御回路と
    を具える制御部を有することを特徴とするADPC符号
    化・復号化器。
  2. (2)前記制御部は第二振幅適応制御係数を発生する振
    幅適応制御回路を具え、前記固定極振幅適応制御回路及
    び該振幅適応制御回路のそれぞれからの第一及び第二振
    幅適応制御係数の大きさの組み合せから前記入力信号の
    種類を逐次判定し、その判定結果を前記スケールファク
    タ適応部及びスケールファクタ速度制御部に送出する判
    定回路を具えることを特徴とする特許請求の範囲第1項
    記載のADPC符号化・復号化器。
  3. (3)前記制御部は前記適応極予測フィルタの出力振幅
    を適応制御するための第二振幅適応制御係数を発生する
    適応極振幅適応制御回路を具えることを特徴とする特許
    請求の範囲第1項記載のADPC符号化・復号化器。
  4. (4)前記制御部は、前記固定極振幅適応制御回路及び
    前記適応極振幅適応制御回路のそれぞれからの第一及び
    第二振幅適応制御係数の大きさの組み合せから前記入力
    信号の種類を逐次判定し、その判定結果を前記スケール
    ファクタ適応部及びスケールファクタ速度制御部に送出
    する判定回路を具えることを特徴とする特許請求の範囲
    第3項記載のADPC符号化・復号化器。
  5. (5)前記判定結果に応じて前記スケールファクタ速度
    制御部によって前記線形結合係数を強制的に“0”に設
    定することを特徴とする特許請求の範囲第2項又は第4
    項記載のADPC符号化・復号化器。
  6. (6)前記スケールファクタ適応部に少なくとも二種類
    以上のM=テーブル値を設け、前記判定結果に応じて、
    該M=テーブル値を切換えて前記スケールファクタを設
    定出来るように構成したことを特徴とする特許請求の範
    囲第2項又は第4記載のADPC符号化・復号化器。
  7. (7)前記スケールファクタを定数値で補正する手段を
    設け、前記判定結果に応じて、該定数値を切換え出来る
    ように構成したことを特徴とする特許請求の範囲第2項
    又は第4記載のADPC符号化・復号化器。
  8. (8)前記判定回路は、前記適応極振幅適応制御回路及
    び固定極振幅適応制御回路のそれぞれからの振幅適応制
    御係数の大きさの組み合せをよって決定される判定結果
    が一定時間以上継続した場合にのみ該判定結果を出力す
    るためのバッファを具えるこを特徴とする特許請求の範
    囲第2項又は第4項記載のADPC符号化・復号化器。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63110821A (ja) * 1986-10-29 1988-05-16 Hitachi Ltd 適応差分符号器
JPS63301633A (ja) * 1987-06-01 1988-12-08 Hitachi Ltd Adpcm符号化・復号化方法

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63110821A (ja) * 1986-10-29 1988-05-16 Hitachi Ltd 適応差分符号器
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