JPS63301633A - Adpcm符号化・復号化方法 - Google Patents
Adpcm符号化・復号化方法Info
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- JPS63301633A JPS63301633A JP13484287A JP13484287A JPS63301633A JP S63301633 A JPS63301633 A JP S63301633A JP 13484287 A JP13484287 A JP 13484287A JP 13484287 A JP13484287 A JP 13484287A JP S63301633 A JPS63301633 A JP S63301633A
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Landscapes
- Compression, Expansion, Code Conversion, And Decoders (AREA)
- Transmission Systems Not Characterized By The Medium Used For Transmission (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は適応差分PCM (以下、ADPCMという)
符号化・復号化方式に係り、特に、モデム信号と音声信
号とを精度良く判別し音声信号帯域のモデム信号の符号
化・復号化特性が良好なADPCM符号化・復号化方式
に関する。
符号化・復号化方式に係り、特に、モデム信号と音声信
号とを精度良く判別し音声信号帯域のモデム信号の符号
化・復号化特性が良好なADPCM符号化・復号化方式
に関する。
[従来の技術]
従来のADPCM符号化・復号化方式については、アイ
・イー・イー・イー、テレコミュニケーションズ コン
ファレンス、 19g4.23.1 、1〜23゜1.
4 (IEEE、置ECOMMUNICA−TIONS
C0NFERENCE、1984,23゜1.1〜
23.1.4)において論じられている。この従来技術
における入力信号の識別法を以下に説明する。従来の方
法は、入力信号の振幅変化が大きい音声信号に十分対応
できる様な高速動作を行なう量子化幅YUjと、振幅変
化が小さいモデム信号に適応できる様な低速動作を行な
う量子化幅YLjを夫々別個に発生させ、これら2つの
量子化幅の線形結合で、実際に量子化を行なう真の量子
化幅Yjを発生する構成をとっている。すなわち、Aj
を線形結合定数として。
・イー・イー・イー、テレコミュニケーションズ コン
ファレンス、 19g4.23.1 、1〜23゜1.
4 (IEEE、置ECOMMUNICA−TIONS
C0NFERENCE、1984,23゜1.1〜
23.1.4)において論じられている。この従来技術
における入力信号の識別法を以下に説明する。従来の方
法は、入力信号の振幅変化が大きい音声信号に十分対応
できる様な高速動作を行なう量子化幅YUjと、振幅変
化が小さいモデム信号に適応できる様な低速動作を行な
う量子化幅YLjを夫々別個に発生させ、これら2つの
量子化幅の線形結合で、実際に量子化を行なう真の量子
化幅Yjを発生する構成をとっている。すなわち、Aj
を線形結合定数として。
Yj=Aj−YUj −暑 + (1−−Aj)
Y Lj−+なる演算を行ない、量子化幅Y」を得
ている。(ここで、jは処理を行なうサンプリング時刻
を示し。
Y Lj−+なる演算を行ない、量子化幅Y」を得
ている。(ここで、jは処理を行なうサンプリング時刻
を示し。
「量子化幅」は、論文中の「スケールファクタ」に対応
する。)また、定数A、は、量子化幅Y、で量子化を行
なった結果得られる量子化値Ijのある重み関数F (
Ij)の長時間平均(時定数が長い平均化操作)と短時
間平均とを求め、これらの差により入力信号が音声信号
かモデム信号かを判定することで求められる。すなわち
、 D+mS+j =(l −2−’)D+ss+j−+
+ 2−’ F (I 1)DsQ+j=(12−’)
D+sQ+j−++2−’F(Ij)なる演算により、
長時間平均DmfL、jと短時間平均Dllls、jを
得、 Ap+」=(1−2−’)Aptj−+ + 2−3(
Aj>2−32−3Dのとき) =(12−’)Aptj−+ (Δj≦2−3
Dr、t、jのとき) 但し、Aj =I Dms+j −DmQtj lによ
り定数Ajを得る。この式の意味は、入力信号の振幅変
化が小さい場合は長時間平均D+aLjに短時間平均り
、s、jが追尾していくと考えられるから、その差Δ、
は小さいはずであり、逆に、ΔJが大きいなら、音声信
号の様に入力信号の統計的性質は均等でなく変化が急速
であると推定するのが妥当であるという事である。
する。)また、定数A、は、量子化幅Y、で量子化を行
なった結果得られる量子化値Ijのある重み関数F (
Ij)の長時間平均(時定数が長い平均化操作)と短時
間平均とを求め、これらの差により入力信号が音声信号
かモデム信号かを判定することで求められる。すなわち
、 D+mS+j =(l −2−’)D+ss+j−+
+ 2−’ F (I 1)DsQ+j=(12−’)
D+sQ+j−++2−’F(Ij)なる演算により、
長時間平均DmfL、jと短時間平均Dllls、jを
得、 Ap+」=(1−2−’)Aptj−+ + 2−3(
Aj>2−32−3Dのとき) =(12−’)Aptj−+ (Δj≦2−3
Dr、t、jのとき) 但し、Aj =I Dms+j −DmQtj lによ
り定数Ajを得る。この式の意味は、入力信号の振幅変
化が小さい場合は長時間平均D+aLjに短時間平均り
、s、jが追尾していくと考えられるから、その差Δ、
は小さいはずであり、逆に、ΔJが大きいなら、音声信
号の様に入力信号の統計的性質は均等でなく変化が急速
であると推定するのが妥当であるという事である。
[発明が解決しようとする問題点]
ADPCM符号器に、音声信号帯域にあるモデム信号、
例えば9.6kbpsのモデム信号が入力した場合を考
える。モデム信号の様な統計的性質が一定な信号は、信
号の相関も小さく、従って、予測する事が非常に難しい
。従って、ADPCM符号器の量子化器への入力である
、入力信号と予測信号の差分信号Djは、あまり小さく
ない。このため、量子化値Ijもかなり変化する。例え
ば、位相変調されたモデム信号については1位相変化が
大きい時点での差分信号り、ほかなり大きい。従って、
短時間平均DsSもかなり変化する事になり、Ajがい
つも小さくなる事はない。このため、入力信号の識別が
うまくいかなくなり、モデム信号の符号化歪が増えピッ
ト誤りが発生してしまうという問題がある。
例えば9.6kbpsのモデム信号が入力した場合を考
える。モデム信号の様な統計的性質が一定な信号は、信
号の相関も小さく、従って、予測する事が非常に難しい
。従って、ADPCM符号器の量子化器への入力である
、入力信号と予測信号の差分信号Djは、あまり小さく
ない。このため、量子化値Ijもかなり変化する。例え
ば、位相変調されたモデム信号については1位相変化が
大きい時点での差分信号り、ほかなり大きい。従って、
短時間平均DsSもかなり変化する事になり、Ajがい
つも小さくなる事はない。このため、入力信号の識別が
うまくいかなくなり、モデム信号の符号化歪が増えピッ
ト誤りが発生してしまうという問題がある。
本発明の目的は、音声のみならず、その他の音声帯域の
信号に対しても符号化特性の良いADPCM符号化・復
号化方式を提供する事にある。
信号に対しても符号化特性の良いADPCM符号化・復
号化方式を提供する事にある。
[問題点を解決するための手段]
上記目的は、音声の様な相関の大きい入力信号に対して
は適応極予測を、モデム信号の様な相関の小さい信号に
対しては固定極予測を行なってこれらの線形結合をとり
予測信号とし、さらに、該線形結合定数は、前記適応極
予測の予測係数があらかじめ定められた変動領域内にあ
るか否かにより制御し、また、量子化器の量子化幅も、
音声信号の様な標準偏差値の数倍もの振幅も現れる分布
特性をもつ信号に対しては高速かつ大きな変化をする適
応化を、モデム信号の様な振幅変動が小さくほぼ一定レ
ベルの定常信号に対しては不必要に量子化幅を変動させ
ない様に低速かつ小きざみな変化をする適応化をさせて
これら2つの適応化により発生する量子化幅の線形結合
をとり、真の量子化幅とし、この時の線形結合定数も、
前記予測における線形結合定数と同様に適応極子i1+
11の予測係数が、ある所定の領域内にあるか否かに従
い制御することで、達成される。
は適応極予測を、モデム信号の様な相関の小さい信号に
対しては固定極予測を行なってこれらの線形結合をとり
予測信号とし、さらに、該線形結合定数は、前記適応極
予測の予測係数があらかじめ定められた変動領域内にあ
るか否かにより制御し、また、量子化器の量子化幅も、
音声信号の様な標準偏差値の数倍もの振幅も現れる分布
特性をもつ信号に対しては高速かつ大きな変化をする適
応化を、モデム信号の様な振幅変動が小さくほぼ一定レ
ベルの定常信号に対しては不必要に量子化幅を変動させ
ない様に低速かつ小きざみな変化をする適応化をさせて
これら2つの適応化により発生する量子化幅の線形結合
をとり、真の量子化幅とし、この時の線形結合定数も、
前記予測における線形結合定数と同様に適応極子i1+
11の予測係数が、ある所定の領域内にあるか否かに従
い制御することで、達成される。
[作用]
9.6kbpsモデム信号の様な音声帯域のほぼ全体を
占める様なスペクトラム帯域幅を持ち、かつ信号に相関
が少ない信号については、該スペクトラムに合致した固
定予測をする事により予測利得をかせぐ事が出来、かつ
量子化幅の適応化法も、入力信号レベルに合致した量子
化幅に収束後は低速かつ小きざみな応答をもつ適応化を
行なう事により、モデム信号の性質に合ったADPCM
符号化・復号化を行なう事ができる。音声信号等、モデ
ム信号以外の信号に対するADPCM符号化・復号化で
は、極予測出力と量子化幅出力については、音声信号用
とモデム信号用の線形結合をとったものを真の極予測出
力、真の量子化幅出力とし、これら2組の線形結合定数
をいずれも、適応極予測の予測係数の値があらかじめ定
められたモデム信号に対する変動範囲内にあるか否かに
より、モデム月極予測側及びモデム用適応量子化幅側か
、あるいはもう1組の音声月極予測側及び量子化幅側へ
制御するので、入力信号の性質に合った符号化・復号化
ができ、符号化歪みを低減することができる。
占める様なスペクトラム帯域幅を持ち、かつ信号に相関
が少ない信号については、該スペクトラムに合致した固
定予測をする事により予測利得をかせぐ事が出来、かつ
量子化幅の適応化法も、入力信号レベルに合致した量子
化幅に収束後は低速かつ小きざみな応答をもつ適応化を
行なう事により、モデム信号の性質に合ったADPCM
符号化・復号化を行なう事ができる。音声信号等、モデ
ム信号以外の信号に対するADPCM符号化・復号化で
は、極予測出力と量子化幅出力については、音声信号用
とモデム信号用の線形結合をとったものを真の極予測出
力、真の量子化幅出力とし、これら2組の線形結合定数
をいずれも、適応極予測の予測係数の値があらかじめ定
められたモデム信号に対する変動範囲内にあるか否かに
より、モデム月極予測側及びモデム用適応量子化幅側か
、あるいはもう1組の音声月極予測側及び量子化幅側へ
制御するので、入力信号の性質に合った符号化・復号化
ができ、符号化歪みを低減することができる。
[実施例]
以下、本発明の一実施例を図面を参照して説明する。
第1図及び第2図は、夫々本発明の一実施例に係るAD
PCM符号化・復号化方式を適用したADPCM符号器
及びADPCM復号器のブロック構成図である。また、
第3図は、入力信号がモデム信号であるか否かを判定す
る際に使用する予測係数判定領域図である。
PCM符号化・復号化方式を適用したADPCM符号器
及びADPCM復号器のブロック構成図である。また、
第3図は、入力信号がモデム信号であるか否かを判定す
る際に使用する予測係数判定領域図である。
第1図において、1は入力端子、2は差回路、3は量子
化器、4は逆量子化器、5は高速適応量子化幅発生器、
6は低速適応量子化幅発生器、7は線形結合定数発生器
、8は適応等予測器、9は適応極予測器、IOは固定極
予測器、 11はモデム信号識別器、12は線形結合定
数発生器、13〜16は乗算器、17〜21は加算器、
22は出力端子である。
化器、4は逆量子化器、5は高速適応量子化幅発生器、
6は低速適応量子化幅発生器、7は線形結合定数発生器
、8は適応等予測器、9は適応極予測器、IOは固定極
予測器、 11はモデム信号識別器、12は線形結合定
数発生器、13〜16は乗算器、17〜21は加算器、
22は出力端子である。
今、時刻jに入力端子lに信号Sjが入力したとすると
、信号Sjと加算器19の出力である予測信号SEjと
の差が差回路2でとられ、この差信号DJが量子化器3
で量子化され、ADPCM符号値■符号値力端子22か
ら出力される。同時に、該信号Ijは高速又は低速で適
応化動作をする量子化幅発生器5及び6へ入力され、量
子化幅の更新を行なう6例えば、従来例での説明を引用
すれば、高速適応量子化幅発生器5の出方がYUjであ
り、低速適応量子化幅発生器6の出方がYLjである。
、信号Sjと加算器19の出力である予測信号SEjと
の差が差回路2でとられ、この差信号DJが量子化器3
で量子化され、ADPCM符号値■符号値力端子22か
ら出力される。同時に、該信号Ijは高速又は低速で適
応化動作をする量子化幅発生器5及び6へ入力され、量
子化幅の更新を行なう6例えば、従来例での説明を引用
すれば、高速適応量子化幅発生器5の出方がYUjであ
り、低速適応量子化幅発生器6の出方がYLjである。
線形結合定数発生器7は、詳細は後述するモデム信号識
別器11の出力により、線形結合定数βJを発生させる
もので、例えば、 βj++= (1’ 2−’)βj+2−3(モデム以
外)=(1−2−’)β」 (モデム時)βj+
+=βj++ (Iβj++ l≦1)=1 (
1βj++l>1) なる演算をする。この出力であるβ」+1を用いて、真
の量子化幅Yj++が加算器21から出力される。
別器11の出力により、線形結合定数βJを発生させる
もので、例えば、 βj++= (1’ 2−’)βj+2−3(モデム以
外)=(1−2−’)β」 (モデム時)βj+
+=βj++ (Iβj++ l≦1)=1 (
1βj++l>1) なる演算をする。この出力であるβ」+1を用いて、真
の量子化幅Yj++が加算器21から出力される。
Yj+1:β」÷1°YUj+、+(1−βj++)Y
Lj++一方、ADPCM符号値工」は逆量子化器4
で逆量子化され、逆量子化値DQ」が出力される。
Lj++一方、ADPCM符号値工」は逆量子化器4
で逆量子化され、逆量子化値DQ」が出力される。
これをもとに、適応等予測器8で適応零予測が行なわれ
、零予測値5EZj++が出力される。例えば、 Bj++ =(1−2−’)B3+ 2−7sgn2−
7s++ )・sgn(DQj++−k)なる演算をす
る。
、零予測値5EZj++が出力される。例えば、 Bj++ =(1−2−’)B3+ 2−7sgn2−
7s++ )・sgn(DQj++−k)なる演算をす
る。
加算器17は極予測残差を出力するもので、D Q 」
+ S E Z iを出力する。
+ S E Z iを出力する。
加算器18は再生信号SRjを出力するもので。
SRj”SPj+DQj+5EZj
” S E j + S E Z j
なる値を出力する。ここでSPjは極子測値で、加算器
20の出力である。
20の出力である。
この再生信号SRjをもとに適応極予測器9は適応極予
測を、固定極予測器lOは固定極予測を夫々行ない、夫
々極予測値 S ’P ?+I + S P Llを出
力する6例えば、 SPj++= Σ a j S Rj++−1i=s F nj S Pj++ = Σ c SPj++=i=1 a″J++ =(1−2−@) a″J+3・2−”s
gnP441・sgnPjaj++ =(1−2−’、
)a:+ 2−’(sgnPj++・sgnPj−+f
(a18gnPj++sgnPj)P j = S
Rj −S P j なる演算をする。(ci、7−、は固定の予測定数であ
り、モデム信号の周波数スペクトルを、固定極予測器1
0の伝達関数 が近似する様に選べばよい。
測を、固定極予測器lOは固定極予測を夫々行ない、夫
々極予測値 S ’P ?+I + S P Llを出
力する6例えば、 SPj++= Σ a j S Rj++−1i=s F nj S Pj++ = Σ c SPj++=i=1 a″J++ =(1−2−@) a″J+3・2−”s
gnP441・sgnPjaj++ =(1−2−’、
)a:+ 2−’(sgnPj++・sgnPj−+f
(a18gnPj++sgnPj)P j = S
Rj −S P j なる演算をする。(ci、7−、は固定の予測定数であ
り、モデム信号の周波数スペクトルを、固定極予測器1
0の伝達関数 が近似する様に選べばよい。
モデム信号識別機11は、上式に従って毎サンプル時に
更新される予測係数aje ajが第3図に示される様
な領域A内に入るか否かを判定するもので、領域A内に
入る時はモデム信号であると、領域A外の時はモデム信
号以外であると判定する。
更新される予測係数aje ajが第3図に示される様
な領域A内に入るか否かを判定するもので、領域A内に
入る時はモデム信号であると、領域A外の時はモデム信
号以外であると判定する。
そして、その結果をもとに線形結合定数発生器12が線
形結合定数αjを発生する0例えば、αj÷+=(12
−’)αj+2−’(モデム以外)=(1−2−’)a
j (モデム信号)αJ+1:αj++ (lα
」◆+l≦1)= 1 (1αj++l>
1)なる演算をする。
形結合定数αjを発生する0例えば、αj÷+=(12
−’)αj+2−’(モデム以外)=(1−2−’)a
j (モデム信号)αJ+1:αj++ (lα
」◆+l≦1)= 1 (1αj++l>
1)なる演算をする。
この結合定数αjを適応極予測器9出力に乗算器15で
乗算し、■−α、を固定極予測器10出力に乗算器16
で乗算し、両乗算器15.16の出力を加算器20で加
算することにより、極子測値SPjが得られる。
乗算し、■−α、を固定極予測器10出力に乗算器16
で乗算し、両乗算器15.16の出力を加算器20で加
算することにより、極子測値SPjが得られる。
5Pj=αj SPj+(1−aj)S Pj加算器
19は零予測値5EZjと極子測値SPjとから予測信
号SEjを得るもので 5Ej=SP、+5EZj により算出される。
19は零予測値5EZjと極子測値SPjとから予測信
号SEjを得るもので 5Ej=SP、+5EZj により算出される。
第2図のADPCM復号器において、23は入力端子、
24は逆量子化器、25は高速適応量子化幅発生器、2
6は低速適応量子化幅発生器、27は線形結合定数発生
器、28は適応零予測器、29は適応極予測器、30は
固定極予測器、31はモデム信号識別器、32は線形結
合定数発生器、33〜36は乗算器、37〜40は加算
器、41は出力端子である。
24は逆量子化器、25は高速適応量子化幅発生器、2
6は低速適応量子化幅発生器、27は線形結合定数発生
器、28は適応零予測器、29は適応極予測器、30は
固定極予測器、31はモデム信号識別器、32は線形結
合定数発生器、33〜36は乗算器、37〜40は加算
器、41は出力端子である。
復号側の動作は、符号側の説明でのADPCM符号値I
j出力後の説明と全く同じであり、再生信号SRjを出
力端子41へ出力する。
j出力後の説明と全く同じであり、再生信号SRjを出
力端子41へ出力する。
第3図は、前述の様に、モデム信号か否かを極予測係数
aL ajにより判定するための判定領域図で、領域A
内の時はモデムと、領域A外の時はモデム以外の信号と
判定する。領域Aとしては、例えば。
aL ajにより判定するための判定領域図で、領域A
内の時はモデムと、領域A外の時はモデム以外の信号と
判定する。領域Aとしては、例えば。
a:<0.875
−0.73<aI<−0,2
−0,4< a X+ a :(0,25の様に選ぶ事
ができる。実際に、極予測係数は、rJe−’シを極と
してもつなら。
ができる。実際に、極予測係数は、rJe−’シを極と
してもつなら。
2 ? cos (1) : a 」
なる関係があり、rは帯域幅情報を、ωがスペクトラム
の中心周波数情報を表わす様に適応化される。そして、
モデム信号の場合は、スペクトラム帯域幅は変調方式に
より定まり、この範囲でのスペクトラム密度はほぼ一様
分布なのでrはあまり変動せず、ωはモデム信号のキャ
リア周波数の付近に集まるので、a″j* aJの変動
範囲は、ある領域(第3図の例では領域A)に限定でき
る。一方、音声信号の場合、スペクトラムのほとんどが
低速に集中するので、第3図の第1象限、第4象限の領
域A以外の部分に集中する。
の中心周波数情報を表わす様に適応化される。そして、
モデム信号の場合は、スペクトラム帯域幅は変調方式に
より定まり、この範囲でのスペクトラム密度はほぼ一様
分布なのでrはあまり変動せず、ωはモデム信号のキャ
リア周波数の付近に集まるので、a″j* aJの変動
範囲は、ある領域(第3図の例では領域A)に限定でき
る。一方、音声信号の場合、スペクトラムのほとんどが
低速に集中するので、第3図の第1象限、第4象限の領
域A以外の部分に集中する。
トーン信号の場合は、スペクトラムの帯域が狭いので、
aI< 0.73の部分、すなわち、三角形の底辺の
部分に集中する。
aI< 0.73の部分、すなわち、三角形の底辺の
部分に集中する。
以上の様に、第3図の領域Aにaj* ajが入るか否
かの判定を行ない、この結果をフィルタリングし、平滑
化したものを線形結合定数とする事により、安定な切り
替えが行なわれ、かつ上記判定は入力信号の周波数特性
、特にモデム信号の場合はその帯域幅とキャリア周波数
により決まる領域に予測係数が集中する事から正確な判
定が可能である。
かの判定を行ない、この結果をフィルタリングし、平滑
化したものを線形結合定数とする事により、安定な切り
替えが行なわれ、かつ上記判定は入力信号の周波数特性
、特にモデム信号の場合はその帯域幅とキャリア周波数
により決まる領域に予測係数が集中する事から正確な判
定が可能である。
〔発明の効果]
本発明によれば、入力信号がモデム信号か否かを正確に
判定できるので、モデム信号に対して符号化歪みのない
好適なADPCM符号化・復号化方式を実現できる。
判定できるので、モデム信号に対して符号化歪みのない
好適なADPCM符号化・復号化方式を実現できる。
第1図及び第2図は夫々本発明の一実施例に係るADP
CM符号化・復号化方式を適用した符号器及び復号器の
ブロック構成図、第3図は入力信号がモデム信号あるか
否かを極予測係数により判定する判定領域図である。 3・・・量子化器、4,24・・・逆量子化器、5.2
5・・・高速適応量子化幅発生器、6,26・・・低速
適応量子化幅発生器、 7 、12.27.32・・・
線形結合定数発生器、8,28・・・適応零予測器、9
,29・・・適応極予測器、 10.30・・・固定極
予測器、11.31・・・モデム信号識別器。 代理人 弁理士 秋 本 正 実 業 1 図
CM符号化・復号化方式を適用した符号器及び復号器の
ブロック構成図、第3図は入力信号がモデム信号あるか
否かを極予測係数により判定する判定領域図である。 3・・・量子化器、4,24・・・逆量子化器、5.2
5・・・高速適応量子化幅発生器、6,26・・・低速
適応量子化幅発生器、 7 、12.27.32・・・
線形結合定数発生器、8,28・・・適応零予測器、9
,29・・・適応極予測器、 10.30・・・固定極
予測器、11.31・・・モデム信号識別器。 代理人 弁理士 秋 本 正 実 業 1 図
Claims (1)
- 1、標本化されたディジタル符号の入力信号から該入力
信号の予測信号を引き去った差信号を量子化し、符号化
・復号化するADPCM符号化・復号化方式において、
前記量子化に使用する量子化幅を高速及び低速の2つの
適応化法により発生する高速適応量子化幅と低速適応量
子化幅との線形結合により生成し、前記予測信号の極予
測を、前記量子化された差信号と前記予測信号との加算
により得られる再生信号から適応的に予測した値と固定
的に予測した値との線形結合により生成し、該線形結合
と前記量子化幅の線形結合に使用する線形結合定数値を
、夫々適応予測係数値がある所定の変動領域内にあるか
否かにより決定することを特徴とするADPCM符号化
・復号化方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62134842A JP2507431B2 (ja) | 1987-06-01 | 1987-06-01 | Adpcm符号化・復号化方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62134842A JP2507431B2 (ja) | 1987-06-01 | 1987-06-01 | Adpcm符号化・復号化方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63301633A true JPS63301633A (ja) | 1988-12-08 |
JP2507431B2 JP2507431B2 (ja) | 1996-06-12 |
Family
ID=15137740
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62134842A Expired - Lifetime JP2507431B2 (ja) | 1987-06-01 | 1987-06-01 | Adpcm符号化・復号化方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2507431B2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5970329A (ja) * | 1982-10-15 | 1984-04-20 | Nec Corp | 時不変予測組合せ型adpcm符号化復号化方法 |
JPS62104223A (ja) * | 1985-10-30 | 1987-05-14 | Oki Electric Ind Co Ltd | Adpcm符号化・復合化器 |
-
1987
- 1987-06-01 JP JP62134842A patent/JP2507431B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5970329A (ja) * | 1982-10-15 | 1984-04-20 | Nec Corp | 時不変予測組合せ型adpcm符号化復号化方法 |
JPS62104223A (ja) * | 1985-10-30 | 1987-05-14 | Oki Electric Ind Co Ltd | Adpcm符号化・復合化器 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2507431B2 (ja) | 1996-06-12 |
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