JPS62103128A - オレフイン系収縮フイルムの製造方法 - Google Patents
オレフイン系収縮フイルムの製造方法Info
- Publication number
- JPS62103128A JPS62103128A JP24268185A JP24268185A JPS62103128A JP S62103128 A JPS62103128 A JP S62103128A JP 24268185 A JP24268185 A JP 24268185A JP 24268185 A JP24268185 A JP 24268185A JP S62103128 A JPS62103128 A JP S62103128A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sheet
- film
- same
- ethylene
- temperature
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Manufacture Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)
- Shaping By String And By Release Of Stress In Plastics And The Like (AREA)
- Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明はラベル用の熱収縮フィルムの製造方法に間する
ものであり、更に詳しくは耐熱性に優れるポリオレフィ
ン系の熱収縮フィルムの製造方法である。
ものであり、更に詳しくは耐熱性に優れるポリオレフィ
ン系の熱収縮フィルムの製造方法である。
(従来の技術〕
従来、ワンウェイ用容器、特にガラス瓶のラベルとして
使用されている熱収縮フィルムの素材には、ポリ塩化ビ
ニル樹脂やポリスチレン系樹脂があるが、これらの素材
は耐熱性に劣り、100°Cを越す高温殺菌工程を必要
とする内容物(例えばコーヒー飲料)用ラベルとしては
使用できない。
使用されている熱収縮フィルムの素材には、ポリ塩化ビ
ニル樹脂やポリスチレン系樹脂があるが、これらの素材
は耐熱性に劣り、100°Cを越す高温殺菌工程を必要
とする内容物(例えばコーヒー飲料)用ラベルとしては
使用できない。
一方、本発明者らは、ポリオレフィン系の発泡シートが
緩衝性、耐衝撃強度、耐熱性等の利点より優れたラベル
用熱収縮フィルムであることを開示した(特願昭60−
4926号)。
緩衝性、耐衝撃強度、耐熱性等の利点より優れたラベル
用熱収縮フィルムであることを開示した(特願昭60−
4926号)。
しかしながら、発泡シートは不透明である為ガラス瓶に
被覆する場合、被覆する高さに制限のあることや、ソリ
ッドフィルムに比べた場合、熱伝導度が小さく、内容物
を所定の温度まで加熱する工程や冷却する工程をもつ充
填ラインではライン速度を下げざるを得えない欠点を有
している。
被覆する場合、被覆する高さに制限のあることや、ソリ
ッドフィルムに比べた場合、熱伝導度が小さく、内容物
を所定の温度まで加熱する工程や冷却する工程をもつ充
填ラインではライン速度を下げざるを得えない欠点を有
している。
本発明者らは、この様な状況下に耐熱性及び透明性の優
れるしかもフィルムの[1する機械適性の良い熱収縮フ
ィルムを鋭意検討した結果、特定のエチレン−プロピレ
ン共重合体を使った一方方向延伸フィルムが有効である
ことを見い出し、本発明を完成するに至った。
れるしかもフィルムの[1する機械適性の良い熱収縮フ
ィルムを鋭意検討した結果、特定のエチレン−プロピレ
ン共重合体を使った一方方向延伸フィルムが有効である
ことを見い出し、本発明を完成するに至った。
すなわち本発明は、エチレン含有量が2〜10MIt%
であって、メルトフローインデックス(Ml;J l5
K−6758に準する)が0.5〜10g/10分であ
るエチレン−プロピレン共重合体100重量と、メルト
フローインデックスが0.5〜log/10分であるプ
ロピレン単独重合体O〜50!1iia(+からなる組
成物よりシートを成形し、該シート表裏の表面温度差を
2℃以上もたせて一方方向に延伸することを特徴とする
オレフィン系収縮フィルムの製造方法である。
であって、メルトフローインデックス(Ml;J l5
K−6758に準する)が0.5〜10g/10分であ
るエチレン−プロピレン共重合体100重量と、メルト
フローインデックスが0.5〜log/10分であるプ
ロピレン単独重合体O〜50!1iia(+からなる組
成物よりシートを成形し、該シート表裏の表面温度差を
2℃以上もたせて一方方向に延伸することを特徴とする
オレフィン系収縮フィルムの製造方法である。
以下、本発明の詳細な説明する。
本発明でいうエチレン−プロピレンの共重合体は、エチ
レンの含有量が2〜1011%好ましくは3〜7重量%
のものである。エチレンの含有量が2重量%未満では延
伸したフィルムの収縮温度中が狭く、1IAffiをフ
ィルムに吹き付けた際、直接熱風が当ると(a M状態
になり、また熱風の当たりが弱いと収縮不足になり、被
覆したガラス瓶全周を奇麗にすることが困難でロスが大
きい、又、エチレン含有量が10!i1%を越えると剛
性が低下し、フィルムをガラス瓶に装着する際ロスが多
発したり、耐熱性が低下してくる。
レンの含有量が2〜1011%好ましくは3〜7重量%
のものである。エチレンの含有量が2重量%未満では延
伸したフィルムの収縮温度中が狭く、1IAffiをフ
ィルムに吹き付けた際、直接熱風が当ると(a M状態
になり、また熱風の当たりが弱いと収縮不足になり、被
覆したガラス瓶全周を奇麗にすることが困難でロスが大
きい、又、エチレン含有量が10!i1%を越えると剛
性が低下し、フィルムをガラス瓶に装着する際ロスが多
発したり、耐熱性が低下してくる。
エチレン−プロピレン共重合体100!量に対して、プ
ロピレン単独重合体を0〜50重ffi部の範囲で耐熱
性、加熱時の収縮性、剛性等の必要物性に応じ選択配合
される。プロピレン単独重合体の配合量が50重を部を
越えると延伸フィルムの収!i!温度巾が狭くなり、ガ
ラス瓶に被覆時の外観不良のロスが多発する。
ロピレン単独重合体を0〜50重ffi部の範囲で耐熱
性、加熱時の収縮性、剛性等の必要物性に応じ選択配合
される。プロピレン単独重合体の配合量が50重を部を
越えると延伸フィルムの収!i!温度巾が狭くなり、ガ
ラス瓶に被覆時の外観不良のロスが多発する。
エチレン−プロピレン共重合体のメルトインデックス(
MI;J Is K−6758に準する)は、0.5〜
log/10分、好ましくは1.0〜5g710分の範
囲である。プロピレン単独重合体のMl値は0.5〜1
0g/10分て好ましくはエチレン−プロピレン共重合
体のMl値±Ig/10分である。Ml値が0.5g・
710分未満ではフィルムの延伸ムラを発生したりフィ
ルム裂けを発生する。また逆に10g/10分を越すと
延伸をかけてもその効果が乏しく、特に加熱時の収縮が
不足しロスが大きくなる。
MI;J Is K−6758に準する)は、0.5〜
log/10分、好ましくは1.0〜5g710分の範
囲である。プロピレン単独重合体のMl値は0.5〜1
0g/10分て好ましくはエチレン−プロピレン共重合
体のMl値±Ig/10分である。Ml値が0.5g・
710分未満ではフィルムの延伸ムラを発生したりフィ
ルム裂けを発生する。また逆に10g/10分を越すと
延伸をかけてもその効果が乏しく、特に加熱時の収縮が
不足しロスが大きくなる。
本発明において着色剤、帯防剤、酸化防止剤等を添加す
ることは何ら差し支えない。
ることは何ら差し支えない。
本発明の熱収縮フィルムを得る為の延伸処理は縦方向も
しくは横方向に少なくとも一方方向に延伸するものであ
って、好ましくは縦方向に延伸する。
しくは横方向に少なくとも一方方向に延伸するものであ
って、好ましくは縦方向に延伸する。
縦方向に延伸する際は通常ロール延伸機が使用され、予
熱は100〜140℃の温度範囲で行われ、かつシート
の表裏の表面温度差が2℃以上で引取方向に延伸される
。延伸倍率は3.0〜7゜0倍、好ましくは4.0〜6
゜0倍が選択される。
熱は100〜140℃の温度範囲で行われ、かつシート
の表裏の表面温度差が2℃以上で引取方向に延伸される
。延伸倍率は3.0〜7゜0倍、好ましくは4.0〜6
゜0倍が選択される。
予熱温度が100℃未満では、延伸ムラが発生し易く均
一な収縮フィルムを得ことが困難になり、又140℃を
越えると延伸効果が損われる。又シート表裏の表面温度
差が2℃未満では、延伸したフィルムからラベル用とし
てヒートシールして円筒体を作成した後、加熱炉に挿入
した際、円筒体の内面を強く収縮せしめ内側に巻き込む
状態で収縮することができず、収縮時に折れシワが多発
し、奇麗な被覆層が得られない。
一な収縮フィルムを得ことが困難になり、又140℃を
越えると延伸効果が損われる。又シート表裏の表面温度
差が2℃未満では、延伸したフィルムからラベル用とし
てヒートシールして円筒体を作成した後、加熱炉に挿入
した際、円筒体の内面を強く収縮せしめ内側に巻き込む
状態で収縮することができず、収縮時に折れシワが多発
し、奇麗な被覆層が得られない。
延伸倍率は3.0倍未満では収縮性が不足し、この為装
着したラベルを加熱した際ガラス瓶に密着せず肩部にシ
ワが多発する。又逆に、7.0倍を越えると延伸方向に
裂は易くスリット等の工程で支障をきたす。
着したラベルを加熱した際ガラス瓶に密着せず肩部にシ
ワが多発する。又逆に、7.0倍を越えると延伸方向に
裂は易くスリット等の工程で支障をきたす。
横方向に延伸する際は、テンタ一方式が代表的手段とし
て用いられ、予熱条件および延伸倍率は縦方向の延伸と
同様の条件が通用される。
て用いられ、予熱条件および延伸倍率は縦方向の延伸と
同様の条件が通用される。
〔実りに1グリ〕
以下、実施例にて本発明を説明する。
実施例1〜2
表に示した樹脂を原料として50mmφ押出機に取付た
300mm巾のTダイよりシートを押出し、このシート
を表に示した延伸条件で80μmの厚みのフィルムを得
た。
300mm巾のTダイよりシートを押出し、このシート
を表に示した延伸条件で80μmの厚みのフィルムを得
た。
このフィルムの収!1!串及び実用テストの実施した結
果を表に記載した。
果を表に記載した。
収Fil率の測定条件;120℃の油浴中1分間浸漬
耐熱ブロッキング性の;被覆ビンを3本1紐に測定条件
縛り110℃の乾燥機中に20分間放置。
縛り110℃の乾燥機中に20分間放置。
加熱時の収縮性能もあり、ガラス瓶にフィルム円筒体を
被せて加熱収縮させた後の外Uも良好であった。】】0
℃の乾燥機中に放置してもフィルムは変形せず、耐熱性
に優れている。
被せて加熱収縮させた後の外Uも良好であった。】】0
℃の乾燥機中に放置してもフィルムは変形せず、耐熱性
に優れている。
又、実施例1のフィルムを被覆(ラベルの高さ10.5
mm)L+だ瓶(内容ji312cc)と、ポリオレフ
ィン発泡シート(シー)fio、2mm。
mm)L+だ瓶(内容ji312cc)と、ポリオレフ
ィン発泡シート(シー)fio、2mm。
発泡! $1 、5倍、ラベル高さ105mm)を被覆
した瓶を用意し、25℃の水300cc*填した後、9
0℃の恒温水tW中に105mm浸漬し、ガラス瓶内の
水温の変化をフィルムを被覆した瓶内水温がポリオレフ
ィン発泡シートを被覆した瓶内水温と同一に達する所要
時間は約半分であった。
した瓶を用意し、25℃の水300cc*填した後、9
0℃の恒温水tW中に105mm浸漬し、ガラス瓶内の
水温の変化をフィルムを被覆した瓶内水温がポリオレフ
ィン発泡シートを被覆した瓶内水温と同一に達する所要
時間は約半分であった。
比較例 1−3
実施η111と同様の設備および原料を使用し、延伸条
件を表に示した如くに変えてフィルムを得た。
件を表に示した如くに変えてフィルムを得た。
比較例1のフィルムは、厚みバラツキも大で製品ロスが
大きかった。又比較例2,3のフィルムはいずれもガラ
ス瓶にフィルムを被せて加熱させた際、奇麗に収縮せず
ロスが多かった。
大きかった。又比較例2,3のフィルムはいずれもガラ
ス瓶にフィルムを被せて加熱させた際、奇麗に収縮せず
ロスが多かった。
比較例4
原料としてスチレン−ブタジェン共重合体を使用し、5
倍延伸して80μmのフィルムを得た。
倍延伸して80μmのフィルムを得た。
このフィルムをガラス瓶に被覆し、3本を1鞘に縛り、
110℃の温度の乾燥機に20分間放置した。ブロッキ
ングし、又フィルムも変形してしまった。
110℃の温度の乾燥機に20分間放置した。ブロッキ
ングし、又フィルムも変形してしまった。
本発明で得られた熱収縮フィルムは耐熱性に優れ、10
0℃を越える加熱殺菌工程を通過する容器のラベルとし
ても使用が可能であり、ガラス瓶はもとよりPET樹脂
ボトルや金属缶等のラベルとしてもて通用できる。
0℃を越える加熱殺菌工程を通過する容器のラベルとし
ても使用が可能であり、ガラス瓶はもとよりPET樹脂
ボトルや金属缶等のラベルとしてもて通用できる。
さらに本発明で得られたフィルムは透明性にも優れ、耐
衝撃性もあるので内圧のかかっている炭酸飲料用ガラス
瓶の被覆ラベルとしても充分使用可能である。
衝撃性もあるので内圧のかかっている炭酸飲料用ガラス
瓶の被覆ラベルとしても充分使用可能である。
Claims (1)
- エチレン含有量が2〜10重量%であって、メルトフロ
ーインデックス(MI;JISK−6758)が0.5
〜10g/10分であるエチレン−プロピレン共重合体
100重量部とメルトフローインデックスが0.5〜1
0g/10分であるプロピレン単独重合体0〜50重量
部からなる組成物よりシートを成形し、該シートを10
0〜140℃の温度で予熱しかつシート表裏の表面温度
差を2℃以上もたせて一方方向に延伸することを特徴と
するオレフィン系収縮フィルムの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24268185A JPS62103128A (ja) | 1985-10-31 | 1985-10-31 | オレフイン系収縮フイルムの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24268185A JPS62103128A (ja) | 1985-10-31 | 1985-10-31 | オレフイン系収縮フイルムの製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62103128A true JPS62103128A (ja) | 1987-05-13 |
JPH0550378B2 JPH0550378B2 (ja) | 1993-07-28 |
Family
ID=17092648
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24268185A Granted JPS62103128A (ja) | 1985-10-31 | 1985-10-31 | オレフイン系収縮フイルムの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62103128A (ja) |
-
1985
- 1985-10-31 JP JP24268185A patent/JPS62103128A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0550378B2 (ja) | 1993-07-28 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4495264B2 (ja) | 熱収縮性多層フィルム | |
JP3224281B2 (ja) | 少なくとも3層のpa層を持つ5−層同時押し出し二軸延伸チユーブラフイルム | |
US5460878A (en) | Heat sealable shrink laminate | |
TWI429691B (zh) | 熱可收縮性聚酯膜 | |
JPH0319840A (ja) | 収縮ラベリングにおける応用のための多層透明ポリオレフィンフィルム | |
JPH0222052A (ja) | 熱収縮性積層フイルム及びその製造方法 | |
JPH05305660A (ja) | 同時押し出し二軸延伸チユーブラフイルム | |
KR100319247B1 (ko) | 폴리프로필렌계열수축성적층필름 | |
JPH05208444A (ja) | 内側pa層を有する同時押出しされた少くとも3層の二軸延伸管状フイルム | |
KR930009303B1 (ko) | 열수축성 폴리올레핀 복합사이트 | |
JP2845324B2 (ja) | 二軸延伸ポリアミド系フィルム及びその製造方法 | |
EP0498249A2 (en) | Process for producing shrink film and resultant shrink film layers and laminates | |
JPH0582810B2 (ja) | ||
JP3442415B2 (ja) | 耐熱性シュリンクラベル用フィルム | |
JPS62103128A (ja) | オレフイン系収縮フイルムの製造方法 | |
JP4817858B2 (ja) | 蓋材 | |
JPS6228226A (ja) | 一方向性熱収縮チューブ状フィルムの製造方法 | |
US20140208695A1 (en) | Roll-fed shrink film | |
NZ292443A (en) | Biaxially oriented copolymer shrink film with high shrinkage in machine direction compared to transverse direction | |
JPH0421192B2 (ja) | ||
JPH0546304B2 (ja) | ||
JP2000211025A (ja) | 環状ポリオレフィン系熱収縮性チュ―ブ、その製造方法、及びその使用 | |
JP3195403B2 (ja) | 熱収縮性多層フィルム | |
JPH02187441A (ja) | 防曇性に優れた熱収縮性ポリプロピレン系フィルム | |
JP2001294678A (ja) | 熱収縮性ポリプロピレン系フィルム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |