JP3442415B2 - 耐熱性シュリンクラベル用フィルム - Google Patents

耐熱性シュリンクラベル用フィルム

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JP3442415B2 JP14501792A JP14501792A JP3442415B2 JP 3442415 B2 JP3442415 B2 JP 3442415B2 JP 14501792 A JP14501792 A JP 14501792A JP 14501792 A JP14501792 A JP 14501792A JP 3442415 B2 JP3442415 B2 JP 3442415B2
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【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、特にガラス瓶の被覆保
護及び外面装飾に用いられるシュリンクラベル用フィル
ムに関し、更に詳しくは透明性に優れ、且つ内容物が高
温殺菌処理を必要とする飲料(コーヒー等)に特に有用
なレトルト適性のある耐熱性シュリンクラベル用フィル
ムに関する。 【0002】 【従来の技術】従来のシュリンクラベル用フィルムとし
ては、ポリ塩化ビニルフィルム、ポリスチレンフィルム
等が用いられている。しかし、これらのフィルムは耐熱
性に乏しく、高温殺菌処理に耐えうるものではなかっ
た。一方、ポリオレフィン系、特にポリプロピレン系の
シュリンクラベル用フィルムにおいて良好な耐熱性を得
るためには高融点の樹脂が使用されているが、収縮性が
不十分となり、容器に収縮包装した場合の密着性が悪く
なる。また良好な収縮仕上り性を得るためには、比較的
低融点の樹脂、例えばエチレン含量の高いエチレン−プ
ロピレンランダム共重合体、エチレン−プロピレン−α
オレフィン三元共重合体等が使用されているが、耐熱性
に不十分な点がある。 【0003】 【発明が解決しようとする問題点】本発明は、上記のよ
うな相反する特性を満足する、すなわち収縮包装におけ
る容器への密着性が良好であり、且つ高温殺菌処理にも
十分耐えうるシュリンクラベル用フィルムを提供するも
のである。 【0004】 【課題を解決するための手段】本発明者らは前記の問題
点を解決するため種々検討した結果、通常の収縮条件で
はシュリンクトンネルを出た時のフィルムの表面温度は
80℃前後であり、フィルム温度がそれより低い、例え
ば70℃の場合、明らかに収縮不十分であり、また、フ
ィルム温度をそれより高い、例えば90℃にするために
はガラス瓶の予熱温度を過度に上げるかまた、シュリン
クトンネル温度を大幅に高くするか、もしくはシュリン
クトンネルの通過時間を長くする必要がある。しかし、
いずれも実用上の収縮包装条件としては好ましくないも
のとなることが判明し、更に、収縮包装仕上り状況を細
かに観察することによりフィルム温度が80℃となる条
件で収縮包装されたラベルの密着性が80℃の熱収縮応
力における加熱時の収縮応力値(A)と加熱後空冷時の
収縮応力値(B)の差(A)−(B)とよい相関関係が
あることを見い出した。すなわちラベルの密着性の良い
ものは熱収縮応力値の差(A)−(B)が低いものであ
ることがわかり、特に0〜15g/mmが良好である
ことを見いだし本発明に達したものである。即ち、本発
明は、融点が140〜160℃の結晶性プロピレン−エ
チレンランダム共重合体80〜30重量%、MIが1〜
10のプロピレン単独共重合体10〜60重量%、及び
軟化温度115〜140℃の石油樹脂類が全組成物に対
して2〜15重量%添加された、DSCによる結晶融解
曲線のメインピークが150〜160℃の樹脂組成物か
らなり、この樹脂組成物を溶融押出して急冷した実質的
に無配向の原反フィルムを100〜140℃の温度範囲
で一軸方向に3.0〜4.0倍に延伸して得られる、下
記(1)〜(2)の特性を有する、密着性が優れた耐熱
性シュリンクラベルフィルム、 (1)120℃のグリセリン浴中で10秒間熱収縮させ
た熱収縮率が延伸方向で25%以上。 (2)80℃の熱水中で5秒間加熱したときの最大収縮
応力値(A)と加熱を中止して空冷を開始した時の収縮
応力値(B)の差[(A)−(B)]が0〜15g/m
。 に関する。 【0005】以下本発明について詳しく説明する。本発
明において使用する結晶性プロピレン−エチレンランダ
ム共重合体は融点が140℃〜160℃、好ましくは1
45℃〜155℃のものが好ましく、通常エチレン含有
量が2〜10重量%のもの、更に好ましくは2〜5重量
%のものである。融点が140℃未満では耐熱性が低下
し、高温殺菌処理した場合フィルムの白化やラベルどう
しのブロッキングが起こり、また、融点が160℃を超
えるものを用いると得られるフイルムの収縮性が不足
し、容器への密着性が悪くなるばかりかヒートシール性
も悪化するのでいずれも好ましくない。本発明で用いら
れるプロピレン単独重合体はMIが1〜10g/10分
のものが用いられ、更に1.5〜7のものがより好適に
使用される。MIが1未満のものは溶融粘度が高すぎる
ため押出製膜の調節が困難であり、又、MIが10を超
すと溶融粘度が低すぎて、膜厚調整が困難であり、いず
れも実用的でない。又、プロピレン単独重合体の配合量
が10重量%未満では得られるシュリンクラベルの容器
への密着性が不十分であり、更にレトルト特性が不十分
である。60重量%を超えると収縮包装後のラベルの端
線が均一とならず、外観が悪い包装物と成る。本発明に
おける石油樹脂類としては、石油樹脂、水添石油樹脂、
テルペン樹脂、水添テルペン樹脂などが挙げられ、市販
商品のうち具体的には荒川化学工業(株)製アルコンP
−115,P−125,P−140、安原樹脂工業
(株)製フリアロンP−115,P−125、エクソン
化学(株)製エスコレッツ5320等が挙げられるがこ
れらに限定されるものではない。中でも軟化点が115
℃〜140℃のものが好適に使用される。このような石
油樹脂は全組成物重量に対して2〜15重量%添加され
る。2重量%未満では、組成物の結晶性が高くなり、延
伸性、透明性、熱収縮性、ヒートシール性等が不十分で
あり、逆に15重量%を超えるとレトルト処理ごのフイ
ルムに白化が生じたり、ブロッキングがしやすくなるた
め好ましくない。 【0006】本発明におけるシュリンクラベル用フィル
ムは、主成分が、結晶性プロピレン−エチレンランダム
共重合体80〜30重量%、プロピレン単独重合体10
〜60重量%、及び石油樹脂類が全組成物に対して2〜
15重量%からなり、DSCによる結晶融解曲線のメイ
ンピークが150〜160℃の樹脂組成物を溶融押出し
て急冷した実質的に無配向の原反フィルムを100〜1
40℃の温度範囲で一軸方向に3.0〜4.0倍に延伸
することにより製造される。上記組成物のDSCによる
メインピーク温度が150℃未満であると耐熱性が不十
分となり、高温殺菌処理した場合、フィルムの白化やラ
ベルどうしのブロッキングが起こり好ましくない。また
メインピーク温度が160℃を超えると耐熱性は良好と
なるが収縮性が不十分となり、容器を収縮包装した場
合、肩部・底部の密着が不十分で外観が悪くなる。尚、
本発明で用いる混合樹脂組成物中には、必要に応じて酸
化防止剤、帯電防止剤、紫外線吸収剤、滑剤その他の添
加剤を含むことができる。上記の組成物を溶融押出する
工程における押出温度は300℃以下が好ましく、16
0〜280℃の間の温度が更に好ましい。押出温度が3
00℃を超えるとプロピレン系重合体中に混入した石油
樹脂類が熱分解を起こし、気泡の発生及び著しい発煙等
が生じるため好ましくない。押出機のフラットダイより
溶融押出されたフィルムは結晶化が進まないうちに急冷
し、実質的に未延伸の原反フィルムを得る。得られた実
質的に未延伸のフィルムは100℃〜140℃の温度で
一軸方向に3.0倍〜4.0倍に延伸する。この場合、
延伸温度が100℃未満では均一な延伸が行えず延伸ム
ラが発生したり、得られたフィルムの自然収縮が大きい
等の問題が生じる。逆に延伸温度が140℃を超えると
延伸ロールへフィルムが粘着する等の工程上のトラブル
が発生したり、得られるフィルムの低温収縮性が劣る等
の欠点が生じるのでいずれの場合も好ましくない。又、
延伸倍率が3.0倍未満では延伸方向への配向が小さ
く、高温殺菌処理時にゆるみが生じる。このようにして
得られたフィルムは、自然収縮を抑制するため、若干の
弛緩熱処理することが望ましい。熱処理温度は60〜1
00℃、熱処理時間は熱処理温度に応じて適宜決められ
るが、熱処理温度が高くなるに従って短い処理時間が用
いられる。上記のようにして得られたフィルムには、表
面にコロナ処理等既知の表面処理を行い、必要に応じて
印刷、金属蒸着加工をすることができる。 【0007】本発明のシュリンクラベル用フィルムは、
120℃の熱収縮率は25%以上、80℃に加熱時の収
縮応力値(A)と80℃での加熱を中止して空冷を開始
した直後の熱収縮応力値(B)の差(A)−(B)が、
0〜15g/mmのものであり、通常シュリンクトン
ネルにより収縮包装したとき、ラベルが容器に密着し、
外観が優れた包装物を得ることが出来る。熱収縮率が2
5%未満であると、容器へ収縮包装した場合密着性が不
十分であり、80℃に加熱される時の熱収縮応力と加熱
後冷却される時の熱収縮応力値の差が15g/mm
超えると、冷却時の収縮応力の低下が大きいため密着性
が不十分となり、外観が優れた包装物を得ることが出来
ず、本発明の目的を達し得ない。 【0008】 【実施例】次に本発明を実施例により具体的に説明する
が、本発明はこれらに限定されるものではない。なお、
本発明におけるラベル特性の評価基準及び熱収縮率、熱
収縮応力の測定方法は次のとおりである。 (1)ラベル特性 縦(延伸方向に直角方向)97mm、横(延伸方向)1
80mmにフィルムを切り取り、縦方向に平行な端どう
しをインパルスシールにより端どうしが5mm重なり合
うようにして円筒状のスリーブを作成した。このスリー
ブを高さ130mm、胴部の直径54mmの180ml
ガラス瓶の瓶肩部から底部まで保護されるように瓶に装
着した後、280℃の熱風式シュリンクトンネルに4秒
間通し、延伸フィルムを熱収縮させラベリングしたガラ
ス瓶を得た。このラベリングしたガラス瓶を次の方式で
評価した。 〔密着性〕熱収縮後、フィルムを包むように手で押え、
ガラス瓶を円周方向に回した時、回りにくいあるいは全
く回らないものを○印、軽く回るものを×印で示した。 〔外観〕熱収縮後、フィルムとガラス瓶との密着状態で
判定を行い、全くシワ、アバタ、空気のかみ込みのない
ものを○印、部分的にシワ、アバタがみられるものを△
印、シワ、アバタの多いものを×印で示した。 〔瓶肩部のラベル端線の均一性〕ラベルの端線がほぼ直
線状のものを○印、波打ったもの、シワの発生がみられ
たものを×印で示した。 〔レトルト適性〕ラベリングしたガラス瓶を130℃、
30分間加圧熱水処理後取り出した時の外観を判定し
た。処理前と全く変化のないものを○印、部分的なゆる
み、白化などが生じているもの、表面がベトつくもの、
全体的にブカブカして密着の悪いものを×印で示した。 (2)熱収縮率 延伸方向及びそれと直角方向に約100mmの正方形に
なるよう試料フィルムを切り取り、原寸:L0 (mm)
を読み取る。この切り取った試料を120℃±0.5℃
に制御されたグリセリン浴中に10秒間浸漬し、その後
すみやかに水冷する。 加熱収縮させた試料の延伸方向の寸法:L(mm)を読
み取り、式1の熱収縮率を算出した。 (3)熱収縮応力 フィルムより延伸方向に50mm、それと直角方向に1
0mmの大きさでサンプリングし、熱収縮応力測定装置
に試料をセットする。次に80℃の熱水中に試料を5秒
間浸漬することにより加熱し、次いで直ちに浸漬を中止
して空冷を開始したときの収縮応力曲線をレコーダーに
記録する。5秒間加熱時の最大応力値を(A)、空冷開
始直後の応力値を(B)とした。 【0009】 【式1】 【0010】実施例1 結晶性プロピレン−エチレンランダム共重合体(融点1
46℃)75重量%とプロピレン単独重合体(融点16
8℃)20重量%及び石油樹脂(軟化点125℃)5重
量%を二軸混練押出機により混練し、ペレット状の混合
物を得た。この混合物を170℃〜260℃で溶融混練
し、230℃に保ったTダイよりシート状に押出し、冷
却ロールで25℃まで冷却した。この未延伸フィルムを
125℃まで加熱し、ロール延伸機により縦方向に3.
5倍延伸した。次いでこの延伸フィルムを75℃の熱ロ
ールを通して5秒間弛緩熱処理を行った。得られた延伸
フィルムの厚みは100μmであった。結果を表1に示
す。表1の結果からわかるように、得られたフィルムは
DSC結晶融解ピークのメインピーク温度が153℃、
120℃の熱収縮率が35%及び80℃の熱収縮応力値
の差(A)−(B)が15g/mm2 であった。次にこ
のフィルムをラベル特性の評価基準に従って評価を行っ
た結果、密着性、外観、ラベル端線の均一性及びレトル
ト適性に優れており、高温殺菌処理にも耐えうるシュリ
ンクラベル用フィルムであった。 【0011】実施例2 結晶性プロピレン−エチレンランダム共重合体(融点1
46℃)50重量%とプロピレン単独重合体(融点16
8℃)40重量%及び石油樹脂(軟化点125℃)10
重量%を二軸混練押出機により混練し、ペレット状の混
合物を得た。延伸倍率を3.6倍にした以外は実施例1
と同様にして厚み100μmの延伸フィルムを得た。結
果を表1に示す。表1の結果からわかるように得られた
フィルムは、DSC結晶融解ピークのメインピーク温度
が155℃、120℃の熱収縮率が33%及び80℃の
熱収縮応力値の差(A)−(B)が8g/mm2 であっ
た。実施例1と同様にラベル特性の評価を行った結果、
密着性、外観、ラベル端線の均一性及びレトルト適性に
優れており、高温殺菌処理にも耐えうるシュリンクラベ
ル用フィルムであった。 【0012】実施例3,4 原料組成、延伸温度、延伸倍率を表1のように変更する
以外は実施例1と同様にして厚み100μmの延伸フィ
ルムを得た。結果を表1に示す。表1の結果からわかる
ように実施例1,2と同様に優れた特性を有するもので
あった。 【0013】比較例1 結晶性プロピレン−エチレンランダム共重合体(融点1
46℃)ペレット100重量%を実施例1と同様にして
押出製膜、延伸し、厚み100μmの延伸フィルムを得
た。結果を表1に示す。プロピレン単独重合体の添加が
ないため、80℃の熱収縮応力値の差は4g/mm2
あるが、DSC結晶融解ピークのピーク温度が146℃
であり、レトルト適性が不十分となるばかりか密着性も
やや不十分であった。 【0014】比較例2 実施例3の原料組成で延伸倍率を2.0倍に変更した以
外は、実施例1と同様にして厚み100μmの延伸フィ
ルムを得た。結果を表1に示す。表1の結果からわかる
ように80℃熱収縮応力値の差が30g/mm2 とな
り、密着性が不十分となるばかりか、レトルト処理で白
化、ゆるみが生じ、耐熱性シュリンクラベル用フィルム
としては不適なものであった。 【0015】比較例3 結晶性プロピレン−エチレンランダム共重合体10重量
%とプロピレン単独重合体80重量%及び石油樹脂10
重量%の原料組成にした以外は実施例1と同様にして1
00μmの延伸フィルムを得た。結果を表1に示す。表
1の結果からわかるように120℃の熱収縮率が23%
であったため、ラベルの外観及び端線の均一性が不十分
であり、シュリンクラベル用フィルムとして不適なもの
であった。 【0016】比較例4 実施例3の原料組成で延伸温度を145℃に変更した以
外は実施例1と同様にして100μmの延伸フィルムを
得た。結果を表1に示す。表1の結果からわかるよう
に、120℃の熱収縮率が15%であり、ラベルの密着
性、外観及び端線の均一性が不十分であった。以上の結
果から、本発明により得られるシュリンクラベル用フィ
ルムは容器への密着性、ラベル外観も良好であり、且
つ、高温殺菌処理にも十分耐えうる優れた特性を有する
シュリンクラベル用フィルムであることがわかる。 【0017】 【表1】【0018】 【発明の効果】ラベルを容器に収縮包装する場合、通常
シュリンクトンネルが用いられるが、熱収縮率が25%
未満であると、容器にシュリンクラベルを用いて収縮包
装した場合、密着性が不十分となり、ラベルがシュリン
クトンネル中で加熱されるときの熱収縮応力と出た後、
空冷開始直後の熱収縮応力値の差が15g/mm2 を超
えると、収縮応力の低下が大きいため密着性が不十分と
なるが、本発明により得られたフィルムは収縮包装によ
る容器への密着性が良好で、透明性に優れ、且つ高温殺
菌処理にも十分耐えうるため、缶入り・瓶入りコーヒー
飲料等のシュリンクラベル用フィルムとして特に有用な
ものである。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭64−14019(JP,A) 特開 昭63−268743(JP,A) 特開 昭62−103128(JP,A) 特開 昭62−56117(JP,A) 特開 平3−212434(JP,A) 特公 昭49−48470(JP,B1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B29C 55/00 - 55/30 B29C 61/00 - 61/10 C08J 5/18 C08L 1/00 - 101/16 G09F 3/00 - 3/20

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 融点が140〜160℃の結晶性プロピ
    レン−エチレンランダム共重合体80〜30重量%、M
    Iが1〜10のプロピレン単独共重合体10〜60重量
    %、及び軟化温度115〜140℃の石油樹脂類が全組
    成物に対して2〜15重量%添加された、DSCによる
    結晶融解曲線のメインピークが150〜160℃の樹脂
    組成物からなり、この樹脂組成物を溶融押出して急冷し
    た実質的に無配向の原反フィルムを100〜140℃の
    温度範囲で一軸方向に3.0〜4.0倍に延伸して得ら
    れる、下記(1)〜(2)の特性を有する、密着性が優
    れた耐熱性シュリンクラベルフィルム。(1)120℃のグリセリン浴中で10秒間熱収縮させ
    た熱収縮率が延伸方向で25%以上。 (2)80℃の熱水中で5秒間加熱したときの最大収縮
    応力値(A)と加熱を中止して空冷を開始した時の収縮
    応力値(B)の差[(A)−(B)]が0〜15g/m
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