JPS6210273A - 真空蒸着装置 - Google Patents
真空蒸着装置Info
- Publication number
- JPS6210273A JPS6210273A JP14919785A JP14919785A JPS6210273A JP S6210273 A JPS6210273 A JP S6210273A JP 14919785 A JP14919785 A JP 14919785A JP 14919785 A JP14919785 A JP 14919785A JP S6210273 A JPS6210273 A JP S6210273A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- evaporation
- vapor deposition
- velocity
- shielding plate
- aperture
- Prior art date
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- Pending
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- Physical Vapour Deposition (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔概要〕
本発明は均質蒸着膜を得ることのできる真空蒸着装置を
提供するもので、蒸発源と蒸着基板との間に配置したし
ゃへい板の蒸発物質通過用開口部の開口面積を、蒸着速
度検出機構の検出信号の変化に応じ変化させることによ
り蒸着速度制御を高速で行えるようにして目的の達成を
図っている。
提供するもので、蒸発源と蒸着基板との間に配置したし
ゃへい板の蒸発物質通過用開口部の開口面積を、蒸着速
度検出機構の検出信号の変化に応じ変化させることによ
り蒸着速度制御を高速で行えるようにして目的の達成を
図っている。
本発明は真空蒸着装置の改良に関するものである。
真空蒸着装置において、特に複数の蒸発源から異なった
材料を蒸発させ基板上で混合する多源蒸着の場合、各蒸
発源の速度制御の成否が膜組成に直接影響を与える。従
って、均一な組成をもった膜を作製するためには各蒸発
源の蒸発量を常に一定に保持する必要がある。すなわち
、蒸発量のずれが検出されたときに即座に応答する機構
を持たせることが必要である。
材料を蒸発させ基板上で混合する多源蒸着の場合、各蒸
発源の速度制御の成否が膜組成に直接影響を与える。従
って、均一な組成をもった膜を作製するためには各蒸発
源の蒸発量を常に一定に保持する必要がある。すなわち
、蒸発量のずれが検出されたときに即座に応答する機構
を持たせることが必要である。
従来の真空蒸着装置では、蒸発速度制御を行う場合、こ
れまでは蒸発量の監視を水晶振動式膜厚モニタで行い、
設定蒸発量からのずれの制御は、蒸発源に加える電力を
調整して行っていた。
れまでは蒸発量の監視を水晶振動式膜厚モニタで行い、
設定蒸発量からのずれの制御は、蒸発源に加える電力を
調整して行っていた。
しかし、このような従来の方式では、蒸発材料の性質(
熱容量、蒸発温度)により、電力による蒸発量の応答に
ばらつきがあり、材料ごとに制御系を調整し直す必要が
あった。また、この従来の方式では、電力を上げる一材
料の温度が上がる一蒸発量が多くなる、という具合に応
答するため、速い応答が望めないという欠点も有してお
り、この解決策が特に要望されている。
熱容量、蒸発温度)により、電力による蒸発量の応答に
ばらつきがあり、材料ごとに制御系を調整し直す必要が
あった。また、この従来の方式では、電力を上げる一材
料の温度が上がる一蒸発量が多くなる、という具合に応
答するため、速い応答が望めないという欠点も有してお
り、この解決策が特に要望されている。
本発明は、上述の問題点を解決することのできる真空蒸
着装置を提供することを目的としたもので、その為の手
段として、第1図に示すように、蒸発源と基板との間に
配置したじゃへい板の蒸発物質通過用開口部の開口面積
を、蒸着速度検出機構からの信号と蒸着量設定信号のず
れに応じた信号により変化させる制御手段を設けている
。
着装置を提供することを目的としたもので、その為の手
段として、第1図に示すように、蒸発源と基板との間に
配置したじゃへい板の蒸発物質通過用開口部の開口面積
を、蒸着速度検出機構からの信号と蒸着量設定信号のず
れに応じた信号により変化させる制御手段を設けている
。
蒸着速度制御は、材料の蒸発量と無関係にじゃへい板の
開口部面積を制御手段により調整して基板上への蒸発物
質の到達量を制御することにより行われる。この場合、
熱が関与する過程がなくなるため、蒸発量制御の早い応
答が実現される。
開口部面積を制御手段により調整して基板上への蒸発物
質の到達量を制御することにより行われる。この場合、
熱が関与する過程がなくなるため、蒸発量制御の早い応
答が実現される。
以下、図面に関連して本発明の詳細な説明する。
第1図は本発明に係る真空蒸着装置の要部概要説明図で
、図中、1は蒸発源、2は被蒸着基板、3は水晶振動式
膜厚モニタ(蒸着速度検出機構)、4はしゃへい板、5
は制御手段である。
、図中、1は蒸発源、2は被蒸着基板、3は水晶振動式
膜厚モニタ(蒸着速度検出機構)、4はしゃへい板、5
は制御手段である。
しゃへい板4は、開口部6を有し、モータにより駆動さ
れて、一方向に回転する。
れて、一方向に回転する。
制御手段5は、第2図乃至第4図に詳細を示すように、
上板7と、スライドピン8と、レール9と、スプリング
(賦勢手段)10とよりなる。上板7は、開口部6と同
形状の開口部11を有し、しゃへい板4に、該しゃへい
板4を駆動するモータ軸12と同心に回転自在に支持さ
れている。スライドピン8は、しゃへい板4.上板7の
間でじゃへい板4に両端を固定されて半径方向に伸びる
レール9に摺動自在に支持され、上板7に半径方向と交
差する方向に形成された長穴13に係合している。この
保合により、上板7はしゃへい板4とともに回転可能で
ある。スプリング10は、このスライドピン8を半径方
向内側(第2.3図の矢印A方向)に賦勢している。
上板7と、スライドピン8と、レール9と、スプリング
(賦勢手段)10とよりなる。上板7は、開口部6と同
形状の開口部11を有し、しゃへい板4に、該しゃへい
板4を駆動するモータ軸12と同心に回転自在に支持さ
れている。スライドピン8は、しゃへい板4.上板7の
間でじゃへい板4に両端を固定されて半径方向に伸びる
レール9に摺動自在に支持され、上板7に半径方向と交
差する方向に形成された長穴13に係合している。この
保合により、上板7はしゃへい板4とともに回転可能で
ある。スプリング10は、このスライドピン8を半径方
向内側(第2.3図の矢印A方向)に賦勢している。
本発明の特徴となる制御手段5は以上のように構成され
ているが、次にその作用について説明する。
ているが、次にその作用について説明する。
いま、対向してともに回転しているじゃへい板4、上板
7の開口部6,11のずれにより形成される蒸着物質通
過用開口面積14が標準状態であるときは、蒸発源1か
ら蒸発し開口面積14を通って基板2に蒸着される蒸着
物質の蒸着速度は、適正であり、この蒸着速度は膜厚モ
ニタ3により検出されている。第2,3図はこの状態を
示し、スライドピン8は、その遠心力がスプリング10
の賦勢力と釣り合って長穴13の中央付近に位置してい
る。膜厚モニタ3の検出値が標準値とずれた場合は、モ
ータ軸12の回転数をこのずれに応じて変化させる。こ
の場合、検出値が標準値より大きくなったときは回転数
を減少させ、検出値が標準値より小さくなったときは回
転数を増大させる。モータ軸12の回転数が減少すると
、スライドピン8の遠心力が小さくなるので、該スライ
ドピン8はスプリング10に賦勢されて矢印A方向に移
動し、該スライドピン8と係合する上板7はしゃへい板
4に対し第2図の反時計方向に相対的に移動する。従っ
て、開口面積14は減少して蒸着速度が減少する。また
、モータ軸12の回転数が増大すると、スライドピン8
はスプリング10の賦勢力に抗して上述と反対の矢印A
′力方向移動し、上板7はしゃへい板4に対し第2図の
時計方向に相対的に移動して蒸着速度が増大する。これ
らの動きは、膜厚モニタ3の検出値が標準値と等しくな
るまで続けられ、これにより、基板2上に到着する蒸着
物質の量を制御することができるが、この場合、従来の
ように熱が関与する過程がなくなるため、蒸着量制御の
早い応答が実現される。第5図は制御手段の回路図を示
し、蒸着速度検出機構3の信号と蒸着量設定信号は比較
器15で比較され、モータ16は、比較器15で比較さ
れた両信号のずれに応じた量だけモータ駆動回路17に
より回転数を増減される。
7の開口部6,11のずれにより形成される蒸着物質通
過用開口面積14が標準状態であるときは、蒸発源1か
ら蒸発し開口面積14を通って基板2に蒸着される蒸着
物質の蒸着速度は、適正であり、この蒸着速度は膜厚モ
ニタ3により検出されている。第2,3図はこの状態を
示し、スライドピン8は、その遠心力がスプリング10
の賦勢力と釣り合って長穴13の中央付近に位置してい
る。膜厚モニタ3の検出値が標準値とずれた場合は、モ
ータ軸12の回転数をこのずれに応じて変化させる。こ
の場合、検出値が標準値より大きくなったときは回転数
を減少させ、検出値が標準値より小さくなったときは回
転数を増大させる。モータ軸12の回転数が減少すると
、スライドピン8の遠心力が小さくなるので、該スライ
ドピン8はスプリング10に賦勢されて矢印A方向に移
動し、該スライドピン8と係合する上板7はしゃへい板
4に対し第2図の反時計方向に相対的に移動する。従っ
て、開口面積14は減少して蒸着速度が減少する。また
、モータ軸12の回転数が増大すると、スライドピン8
はスプリング10の賦勢力に抗して上述と反対の矢印A
′力方向移動し、上板7はしゃへい板4に対し第2図の
時計方向に相対的に移動して蒸着速度が増大する。これ
らの動きは、膜厚モニタ3の検出値が標準値と等しくな
るまで続けられ、これにより、基板2上に到着する蒸着
物質の量を制御することができるが、この場合、従来の
ように熱が関与する過程がなくなるため、蒸着量制御の
早い応答が実現される。第5図は制御手段の回路図を示
し、蒸着速度検出機構3の信号と蒸着量設定信号は比較
器15で比較され、モータ16は、比較器15で比較さ
れた両信号のずれに応じた量だけモータ駆動回路17に
より回転数を増減される。
以上述べたように、本発明によれば、蒸着速度制御を高
速で行うことができ、均質蒸着膜を得ることが可能であ
る。
速で行うことができ、均質蒸着膜を得ることが可能であ
る。
第1図は本発明の実施例を示す真空蒸着装置の要部概要
説明図、 第2図はその制御手段の詳細を示す平面図、第3図は同
側面図、 第4図は第2図のI V−I V断面図、第5図は本発
明の制御手段を示す回路図で、図中、 1は薫発源、 2は基板、 3は水晶振動式膜厚モニタ (蒸着速度検出機構)、 4はしゃへい板、 5は制御手段、 6.11は開口部、 7は上板、 8はスライドビン、 9はレール、 10はスプリング(賦勢手段)、 12はモータ軸、 13は長大、 14は開口面積である。
説明図、 第2図はその制御手段の詳細を示す平面図、第3図は同
側面図、 第4図は第2図のI V−I V断面図、第5図は本発
明の制御手段を示す回路図で、図中、 1は薫発源、 2は基板、 3は水晶振動式膜厚モニタ (蒸着速度検出機構)、 4はしゃへい板、 5は制御手段、 6.11は開口部、 7は上板、 8はスライドビン、 9はレール、 10はスプリング(賦勢手段)、 12はモータ軸、 13は長大、 14は開口面積である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 蒸着速度検出機構を有し、蒸発源と被蒸着基板との間に
配置したしゃへい板の開口部を通る前記蒸発源からの蒸
発物質により蒸着を行う真空蒸着装置において、 前記蒸着速度検出機構からの信号と蒸着量設定信号のず
れに応じた信号により前記開口部の開口面積を変化させ
る制御手段を設けたことを特徴とする真空蒸着装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14919785A JPS6210273A (ja) | 1985-07-09 | 1985-07-09 | 真空蒸着装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14919785A JPS6210273A (ja) | 1985-07-09 | 1985-07-09 | 真空蒸着装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6210273A true JPS6210273A (ja) | 1987-01-19 |
Family
ID=15469941
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14919785A Pending JPS6210273A (ja) | 1985-07-09 | 1985-07-09 | 真空蒸着装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6210273A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63213581A (ja) * | 1988-01-14 | 1988-09-06 | Seiko Epson Corp | インクジォット記録用インク |
US4942063A (en) * | 1989-04-20 | 1990-07-17 | North American Philips Corporation | Method for controlling the thickness distribution of an interference filter |
US4982695A (en) * | 1989-04-20 | 1991-01-08 | North American Philips Corporation | Method and apparatus for controlling the thickness distribution of an interference filter |
JP2006134738A (ja) * | 2004-11-08 | 2006-05-25 | Toppan Printing Co Ltd | 有機エレクトロルミネッセンス素子の製造方法および製造装置並びに、それを用いて製造した有機エレクトロルミネッセンス素子 |
-
1985
- 1985-07-09 JP JP14919785A patent/JPS6210273A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63213581A (ja) * | 1988-01-14 | 1988-09-06 | Seiko Epson Corp | インクジォット記録用インク |
US4942063A (en) * | 1989-04-20 | 1990-07-17 | North American Philips Corporation | Method for controlling the thickness distribution of an interference filter |
US4982695A (en) * | 1989-04-20 | 1991-01-08 | North American Philips Corporation | Method and apparatus for controlling the thickness distribution of an interference filter |
JP2006134738A (ja) * | 2004-11-08 | 2006-05-25 | Toppan Printing Co Ltd | 有機エレクトロルミネッセンス素子の製造方法および製造装置並びに、それを用いて製造した有機エレクトロルミネッセンス素子 |
JP4635570B2 (ja) * | 2004-11-08 | 2011-02-23 | 凸版印刷株式会社 | 有機エレクトロルミネッセンス素子の製造方法および製造装置 |
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