JPS62102638A - 識別装置 - Google Patents
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- JPS62102638A JPS62102638A JP60242239A JP24223985A JPS62102638A JP S62102638 A JPS62102638 A JP S62102638A JP 60242239 A JP60242239 A JP 60242239A JP 24223985 A JP24223985 A JP 24223985A JP S62102638 A JPS62102638 A JP S62102638A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- code
- signal
- vehicle
- frequency
- saw convolver
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、駐車場や有料道路等のゲートを通過する車両
の所有者等を識別する識別装置に関する。
の所有者等を識別する識別装置に関する。
[発明の概要]
送信側がスペクトラム拡散による直接拡散を用いた信号
を送信するとともに、受信側が疑似雑音信号(以下PN
コードと称する)の同期検出に表面弾性波コンボルバ(
以下SAWコンボルバと称する)を用いることにより、
送信側と受信側との安定したデータ通信が得られる。
を送信するとともに、受信側が疑似雑音信号(以下PN
コードと称する)の同期検出に表面弾性波コンボルバ(
以下SAWコンボルバと称する)を用いることにより、
送信側と受信側との安定したデータ通信が得られる。
[従来の技術]
車両から送信される独自の識別信号を受信することによ
り車両の所有者等を判別する車両識別システムに於ては
、静止状態でない車両に対応させる為データ速度を上げ
る必要がある一方微弱電波という低レベルでの送信電力
が用いられていた。
り車両の所有者等を判別する車両識別システムに於ては
、静止状態でない車両に対応させる為データ速度を上げ
る必要がある一方微弱電波という低レベルでの送信電力
が用いられていた。
[発明が解決しようとする問題点コ
このようなことは無線工学的に相反することで、即ち通
常の変調方式を用いてデータ送信を行なった場合データ
速度を上げなければ電波の周波数スペクトルが拡大され
てしまい、受信側で余分な熱雑音を除く為高感度検出が
必要とされる。したがって受信側で狭帯域用のバンドパ
スフィルタを採用する際トレードオフ等の問題が生じ、
著しく設計自由度に傷害を与えるとともに、外部雑音や
データ同期時間と車速との兼合いによる不安定さを有し
ていた。
常の変調方式を用いてデータ送信を行なった場合データ
速度を上げなければ電波の周波数スペクトルが拡大され
てしまい、受信側で余分な熱雑音を除く為高感度検出が
必要とされる。したがって受信側で狭帯域用のバンドパ
スフィルタを採用する際トレードオフ等の問題が生じ、
著しく設計自由度に傷害を与えるとともに、外部雑音や
データ同期時間と車速との兼合いによる不安定さを有し
ていた。
したがって、本発明の目的は、以上述べた設計の自由度
を損なうことなく高データ速度による安定した送受信を
行いうる識別装置を提供することである。
を損なうことなく高データ速度による安定した送受信を
行いうる識別装置を提供することである。
[問題点を解決するための手段]
かかる目的を解決するために、本発明による識別装置は
、同一のクロック周波数により駆動される第1のPNコ
ード発生手段および車両コード発生手段と、前記第1の
PNコード発生手段および車両コード発生手段で発生さ
れる各コード掛け合せるコード掛け合せ手段と、この掛
け合された信号により搬送波信号源を掛算することによ
りABPSK変調する手段と、を含む送信側と、送信側
との同期ずれを補正する同期制御手段と、該同期制御手
段により駆動される局部発振器および第2のPNコード
発生手段と、前記第2のPNコード発生手段で発生され
るコードにより前記局部発振器で発生される同周波数を
変調する掛算手段と、送信側より送信された信号が第1
の入力端子に接続されるとともに上記掛算手段により変
調された信号が第2の端子に接続されたSAWコンボル
バと、を含む受信側と、より構成されることを要旨とす
る。
、同一のクロック周波数により駆動される第1のPNコ
ード発生手段および車両コード発生手段と、前記第1の
PNコード発生手段および車両コード発生手段で発生さ
れる各コード掛け合せるコード掛け合せ手段と、この掛
け合された信号により搬送波信号源を掛算することによ
りABPSK変調する手段と、を含む送信側と、送信側
との同期ずれを補正する同期制御手段と、該同期制御手
段により駆動される局部発振器および第2のPNコード
発生手段と、前記第2のPNコード発生手段で発生され
るコードにより前記局部発振器で発生される同周波数を
変調する掛算手段と、送信側より送信された信号が第1
の入力端子に接続されるとともに上記掛算手段により変
調された信号が第2の端子に接続されたSAWコンボル
バと、を含む受信側と、より構成されることを要旨とす
る。
[作用]
送信側がスペクトラム拡散による直接拡散を用いた信号
を送信するとともに、受信側がSAWコンボルバによる
PNコードの同期検出を行うので極く微弱な送信レベル
で、高速のPNコード相関を行い得ることができる。
を送信するとともに、受信側がSAWコンボルバによる
PNコードの同期検出を行うので極く微弱な送信レベル
で、高速のPNコード相関を行い得ることができる。
[実施例コ
第1図および第2図本発明による識別装置を採用した車
両識別システムに於ける車両側送信機および識別側受信
機を示す図で、識別を受ける車両には全て第1図に示さ
れる送信機が装着される。第1図中1は搬送波信号源で
無線周波数信号が用いられ、2はPNコード発生器で各
車両共通の信号でありクロック速度としては13MHz
の情報コードを用いられる。3は車両コード発生器で約
50ビツト、12.7MHz k情報コードを用いられ
車両識別のための情報コードを発生する。4は、上記P
Nコード発生器2および車両コード発生器3を駆動する
クロック発生器、5は車両コードとPNコードとの信号
を掛け合せる半加算器(EX−OR回路)、6は搬送波
信号源1の搬送波をBPSK変調し26MK2の帯域に
わたってスペクトラム拡散する掛算器、7は出力電力を
微弱電波のレベルに合せる可変減衰器で、8はRF波を
送信する信号アンテナである。第2図中9は送信された
RF波を受信する受信アンテナ、10は送信されるRF
波と同じ同周波数信号を発生する局部発振器、11は送
信機側のPNコードと時間的に逆の配列をしたPNコー
ドを発生するPNコード発生器、12はPNコード発生
器11のクロック周波数および局部発振器10の周波数
を送信機側発生周波数と同期をとるように補正し駆動す
る同期制御回路、13は局部発振器10の周波数をPN
コード発生器11のPNコードで変調する掛算器、14
は一方の入力端子に受信アンテナ9で受信されたRF倍
信号入力され他方の入力端子に掛算器13により変調さ
れたリファレンスが入力されるSAWコンボルバ、15
はSAWコンボルバの中央電極すなわち出力端子よりの
信号を復調する車両コードデコーダである。
両識別システムに於ける車両側送信機および識別側受信
機を示す図で、識別を受ける車両には全て第1図に示さ
れる送信機が装着される。第1図中1は搬送波信号源で
無線周波数信号が用いられ、2はPNコード発生器で各
車両共通の信号でありクロック速度としては13MHz
の情報コードを用いられる。3は車両コード発生器で約
50ビツト、12.7MHz k情報コードを用いられ
車両識別のための情報コードを発生する。4は、上記P
Nコード発生器2および車両コード発生器3を駆動する
クロック発生器、5は車両コードとPNコードとの信号
を掛け合せる半加算器(EX−OR回路)、6は搬送波
信号源1の搬送波をBPSK変調し26MK2の帯域に
わたってスペクトラム拡散する掛算器、7は出力電力を
微弱電波のレベルに合せる可変減衰器で、8はRF波を
送信する信号アンテナである。第2図中9は送信された
RF波を受信する受信アンテナ、10は送信されるRF
波と同じ同周波数信号を発生する局部発振器、11は送
信機側のPNコードと時間的に逆の配列をしたPNコー
ドを発生するPNコード発生器、12はPNコード発生
器11のクロック周波数および局部発振器10の周波数
を送信機側発生周波数と同期をとるように補正し駆動す
る同期制御回路、13は局部発振器10の周波数をPN
コード発生器11のPNコードで変調する掛算器、14
は一方の入力端子に受信アンテナ9で受信されたRF倍
信号入力され他方の入力端子に掛算器13により変調さ
れたリファレンスが入力されるSAWコンボルバ、15
はSAWコンボルバの中央電極すなわち出力端子よりの
信号を復調する車両コードデコーダである。
したがって、SAWコンボルバ14の一方の入力端子に
入力されるRF倍信号他方の入力端子に入力されるリフ
ァレンスが同一コード系列であれば、これらの信号は弾
性表面波に変換されその出力端子である中央のゲート電
極に向かって進み、ゲート電極真下で相互の波形が一致
した場合に中央ゲート電極からは入力RF波およびリフ
ァレンス信号の2倍の周波数を有する鋭い出力波を生じ
1位相に載っている情報が車両コードデコーダで復調さ
れ処理される。
入力されるRF倍信号他方の入力端子に入力されるリフ
ァレンスが同一コード系列であれば、これらの信号は弾
性表面波に変換されその出力端子である中央のゲート電
極に向かって進み、ゲート電極真下で相互の波形が一致
した場合に中央ゲート電極からは入力RF波およびリフ
ァレンス信号の2倍の周波数を有する鋭い出力波を生じ
1位相に載っている情報が車両コードデコーダで復調さ
れ処理される。
[本案の効果]
以上説明した通り1本発明によれば、極く微弱なRF出
力レベルでしかも耐妨害性が有り、また高データ速度に
よる識別処理が可能である。
力レベルでしかも耐妨害性が有り、また高データ速度に
よる識別処理が可能である。
尚、本発明による識別装置は車両に限られるものでなく
、人間や動物等の識別にも用いる事が可能である。
、人間や動物等の識別にも用いる事が可能である。
第1図は本発明による識別装置を車両に用いた送信機を
示す図、第2図は第1図に示す送信機に対応する識別側
受信機を示す図である。 1・・・搬送域信号源、2,11・・・PNコード発生
器、3・・・車両コード発生器、4・・・クロック発生
器、5・・・半加算器、6,13・・・掛算器、7・・
・可変減衰器、8・・・送信アンテナ、9・・・受信ア
ンテナ、10・・・局部発振器、12・・・同期制御回
路、14・・・SAWコンボルバ、15・・・車両コー
ドデコーダ。 特許出願人 クラリオン株式会社 手続補正書(自発) 昭和61年 2月 5日 特1Hat 殿 jl、
事件の表示 昭和60年特許願第242239号 2、発明の名称 識別装置 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 住所 東京都文京区白山5丁目35番2号明細書の
全文 5、補正の内容 昭和60年10月29日付特許願の明a書の全文を別紙
の通り補正する。 6、添付書類 (訂正)明細書 1通則紙 (訂正)明細書 1、発明の名称 識別装置 2、特許請求の範囲 (1)(a)同一のクロック周波数により駆動される第
1のPNコード発生手段および車両コード発生手段と、
前記第1のPNコード発生手段および車両コード発生手
段で発生される各コードを掛け合せるコード掛け合せ手
段と、この掛け合された信号により搬送波信号源を掛算
することによりBPSK変調する手段と、を含む送信側
と。 (b) 送信側との同期ずれを補正する同期制御手段
と、該同期制御手段により駆動される局部発振器および
第2のPNコード発生手段と、前記第2のPNコード発
生手段で発生されるコードにより前記局部発振器で発生
される周波数を変調する掛算手段と、送信側より送信さ
れた信号が第1の入力端子に接続されるとともに上記掛
算手段により変調された信号が第2の入力端子に接続さ
れたSAWコンボルバと、を含む受信側と、より構成さ
れることを特徴とする識別装置。 (2) 上記局部発振器が送信側より送信される周波数
と同じ周波数信号を発生することを特徴とする特許請求
の範囲第1項の識別装置。 (3) 上記第2のPNコード発生手段が上記第1のP
Nコード発生手段によるコードに対して時間内に逆配列
のPNコードを発生することを特徴とする特許請求の範
囲第1項および第2項記載の識別装置。 3、発明の詳細な説明 [産業上の利用分野] 本発明は、駐車場や有料道路等のゲートを通過する車両
の所有者等を識別する識別装置に関する。 [発明の概要] 送信側がスペクトラム拡散による直接拡散を用いた信号
を送信するとともに、受信側が擬似雑音信号(以下PN
コードと称する)の同期検出に表面弾性波コンボルバ(
以下SAWコンボルバと称する)を用いることにより、
送信側と受信側との間で高速に初期同期が得られ、且つ
安定したデータ通信が得られる。 [従来の技術] 車両から送信される独自の識別信号を受信することによ
り車両の所有者等を判別する車両識別システムに於いて
は、限られた検出距離の中で静止状態でない車両を識別
するにはデータ速度を上げる必要がある一方、一般的用
途では微弱電波という低レベルでの送信電力しか用いら
れずにいた。 [発明が解決しようとする問題点] このような条件でのデータのやりとりは、無線技術では
相反することであった。本来受信側では余分な雑音を除
いて必要とする信号の高感度検出をしなければいけない
のに、従来の変調方式を用いてデータ送信を行なった場
合には、データ速度を上げなければ電波の周波数スペク
トルが拡がり過ぎてしまうという傾向があった。この事
は高感度受信のため、受信側で余分な熱雑音を除く為高
感度検出が必要とされるものの受信側で狭帯域用のバン
ドパスフィルタを採用できないことを意味する。所謂周
波数帯域と感度とのトレードオフ等の問題が生じること
と成り、外部雑音やデータの初期同期時間と車速との兼
合いによるシステムの不安定さを有していた。 したがって1本発明の目的は1以上述べたトレードオフ
等の問題を生ずることなく高データ速度による安定した
送受信を行いうる識別装置を提供することである。 [問題点を解決するための手段] かかる目的を解決するために、本発明による識別装置は
、同一のクロック周波数により駆動される第1のPNコ
ード発生手段および車両コード発生手段と、前記第1の
PNコード発生手段および特定コード発生手段で発生さ
れる各コード掛け合せるコード掛け合せ手段と、この掛
け合された信号により搬送波信号源を掛算することによ
りBPSK変調する手段と、を含む送信側と、送信側と
の同期ずれを補正する同期制御手段と、該同期制御手段
により駆動される局部発振器および第2のPNコード発
生手段と、前記第2のPNコード発生手段で発生される
コードにより前記局部発振器で発生される周波数を変調
する掛算手段と、送信側より送信された信号が第1の入
力端子に接続されるとともに上記掛算手段により変調さ
れた信号が第2の端子に接続されたSAWコンボルバと
、を含む受信側と。 より構成されることを要旨とする。 [作用コ 送信側がスペクトラム拡散による直接拡散を用いた信号
を送信するとともに、受信側がSAWコンボルバによる
PNコードの同期検出を行うので極く微弱な送信レベル
で、高速のPNコード相関を行い得ることができる。 [実施例コ 第1図および第2図は本発明による識別装置を採用した
車両識別システムに於ける車両側送信機および識別側受
信機を示す図で、識別を受ける車両には全て第1図に示
される送信機が装着される。第1図中1は搬送波信号源
で無線周波数信号が用いられ、2はPNコード発生器で
各車両共通の信号でありクロック速度としては13MH
zが用いられる。3は車両コード発生器でコード長は約
50ビツト。 クロック速度は12.7KHz情報コードが用いられ車
両識別のための情報コードを発生する。4は、上記PN
コード発生器2および車両コード発生器3を駆動するク
ロック発生器、5は車両コードとPNコードとの信号を
掛け合せる半加算器(EX−OR回路)、6は搬送波信
号源1の搬送波をBPSK変調し26 M Hzの帯域
にわたってスペクトラム拡散する掛算器、7は出力電力
を微弱電波のレベルに合せる可変減衰器で、8はRF波
を送信する送信アンテナである。第2図中9は送信され
たRF波を受信する受信アンテナ、10は送信されるR
F波と同じ周波数信号を発生する局部発振器、11は送
信機側のPNコードと時間的に逆の配列をしたPNコー
ドを発生するPNコード発生器、12はPNコード発生
器11のクロック周波数およびD部発振器10の周波数
を送イd機側発生周波数と同期をとるように補正し駆動
する同期制御回路、13は局部発振器10の周波数をP
Nコード発生器11のPNコードで変調する掛算器、1
4は一方の入力端子に受信アンテナ9で受信されたRF
倍信号入力され他方の入力端子に掛算器13により変調
されたリファレンスが入力されるSAWコンボルバ、1
5はSAWコンボルバの中央電極すなわち出力端子より
の信号を復調する車両コードデコーダである。したがっ
て、SAWコンボルバ14の一方の入力端子に入力され
るRF倍信号他方の入力端子に入力されるリファレンス
が同一コード系列であれば、これらの信号は仲性表面波
に変換され、その出力端子である中央のゲート電極に向
かって進み、ゲート電極真下で相互の波形が一致した場
合に中央ゲート電極からは入力RF波およびリファレン
ス4.4号の2倍の周波数を有する鋭い出力波を生じ、
位相に載っている情報が車両コードデコーダで復調され
処理される。 [本案の効果コ 以上説明した通り、本発明によれば、極く微弱なRF出
力レベルでしかも耐妨害性が有り、またデータの初期同
期時間が極端に短縮でき、加えてデータの同期維持も確
固たるものになる。 尚、本発明による識別装置は車両に限られるものでなく
1人間や動物等の識別にも用いる事が可能である。 4、図面の1′IM甲な説明 第1図は本発明による識別装置を車両に用いた送信機を
示す図、第2図は第1図に示す送信機に対応する識別側
受信機を示す図である。 1・・・搬送波信号源、2,11・・・PNコード発生
器、3・・・車両コード発生器、4・・・クロック発生
器、5・・・半加算器、6,13・・・掛算器、7・・
・可変減衰器、8・・・送信アンテナ、9・・・受信ア
ンテナ、10・・・局部発振器、12・・・同期制御回
路、14・・・SAWコンボルバ、15・・・車両コー
ドデコーダ。
示す図、第2図は第1図に示す送信機に対応する識別側
受信機を示す図である。 1・・・搬送域信号源、2,11・・・PNコード発生
器、3・・・車両コード発生器、4・・・クロック発生
器、5・・・半加算器、6,13・・・掛算器、7・・
・可変減衰器、8・・・送信アンテナ、9・・・受信ア
ンテナ、10・・・局部発振器、12・・・同期制御回
路、14・・・SAWコンボルバ、15・・・車両コー
ドデコーダ。 特許出願人 クラリオン株式会社 手続補正書(自発) 昭和61年 2月 5日 特1Hat 殿 jl、
事件の表示 昭和60年特許願第242239号 2、発明の名称 識別装置 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 住所 東京都文京区白山5丁目35番2号明細書の
全文 5、補正の内容 昭和60年10月29日付特許願の明a書の全文を別紙
の通り補正する。 6、添付書類 (訂正)明細書 1通則紙 (訂正)明細書 1、発明の名称 識別装置 2、特許請求の範囲 (1)(a)同一のクロック周波数により駆動される第
1のPNコード発生手段および車両コード発生手段と、
前記第1のPNコード発生手段および車両コード発生手
段で発生される各コードを掛け合せるコード掛け合せ手
段と、この掛け合された信号により搬送波信号源を掛算
することによりBPSK変調する手段と、を含む送信側
と。 (b) 送信側との同期ずれを補正する同期制御手段
と、該同期制御手段により駆動される局部発振器および
第2のPNコード発生手段と、前記第2のPNコード発
生手段で発生されるコードにより前記局部発振器で発生
される周波数を変調する掛算手段と、送信側より送信さ
れた信号が第1の入力端子に接続されるとともに上記掛
算手段により変調された信号が第2の入力端子に接続さ
れたSAWコンボルバと、を含む受信側と、より構成さ
れることを特徴とする識別装置。 (2) 上記局部発振器が送信側より送信される周波数
と同じ周波数信号を発生することを特徴とする特許請求
の範囲第1項の識別装置。 (3) 上記第2のPNコード発生手段が上記第1のP
Nコード発生手段によるコードに対して時間内に逆配列
のPNコードを発生することを特徴とする特許請求の範
囲第1項および第2項記載の識別装置。 3、発明の詳細な説明 [産業上の利用分野] 本発明は、駐車場や有料道路等のゲートを通過する車両
の所有者等を識別する識別装置に関する。 [発明の概要] 送信側がスペクトラム拡散による直接拡散を用いた信号
を送信するとともに、受信側が擬似雑音信号(以下PN
コードと称する)の同期検出に表面弾性波コンボルバ(
以下SAWコンボルバと称する)を用いることにより、
送信側と受信側との間で高速に初期同期が得られ、且つ
安定したデータ通信が得られる。 [従来の技術] 車両から送信される独自の識別信号を受信することによ
り車両の所有者等を判別する車両識別システムに於いて
は、限られた検出距離の中で静止状態でない車両を識別
するにはデータ速度を上げる必要がある一方、一般的用
途では微弱電波という低レベルでの送信電力しか用いら
れずにいた。 [発明が解決しようとする問題点] このような条件でのデータのやりとりは、無線技術では
相反することであった。本来受信側では余分な雑音を除
いて必要とする信号の高感度検出をしなければいけない
のに、従来の変調方式を用いてデータ送信を行なった場
合には、データ速度を上げなければ電波の周波数スペク
トルが拡がり過ぎてしまうという傾向があった。この事
は高感度受信のため、受信側で余分な熱雑音を除く為高
感度検出が必要とされるものの受信側で狭帯域用のバン
ドパスフィルタを採用できないことを意味する。所謂周
波数帯域と感度とのトレードオフ等の問題が生じること
と成り、外部雑音やデータの初期同期時間と車速との兼
合いによるシステムの不安定さを有していた。 したがって1本発明の目的は1以上述べたトレードオフ
等の問題を生ずることなく高データ速度による安定した
送受信を行いうる識別装置を提供することである。 [問題点を解決するための手段] かかる目的を解決するために、本発明による識別装置は
、同一のクロック周波数により駆動される第1のPNコ
ード発生手段および車両コード発生手段と、前記第1の
PNコード発生手段および特定コード発生手段で発生さ
れる各コード掛け合せるコード掛け合せ手段と、この掛
け合された信号により搬送波信号源を掛算することによ
りBPSK変調する手段と、を含む送信側と、送信側と
の同期ずれを補正する同期制御手段と、該同期制御手段
により駆動される局部発振器および第2のPNコード発
生手段と、前記第2のPNコード発生手段で発生される
コードにより前記局部発振器で発生される周波数を変調
する掛算手段と、送信側より送信された信号が第1の入
力端子に接続されるとともに上記掛算手段により変調さ
れた信号が第2の端子に接続されたSAWコンボルバと
、を含む受信側と。 より構成されることを要旨とする。 [作用コ 送信側がスペクトラム拡散による直接拡散を用いた信号
を送信するとともに、受信側がSAWコンボルバによる
PNコードの同期検出を行うので極く微弱な送信レベル
で、高速のPNコード相関を行い得ることができる。 [実施例コ 第1図および第2図は本発明による識別装置を採用した
車両識別システムに於ける車両側送信機および識別側受
信機を示す図で、識別を受ける車両には全て第1図に示
される送信機が装着される。第1図中1は搬送波信号源
で無線周波数信号が用いられ、2はPNコード発生器で
各車両共通の信号でありクロック速度としては13MH
zが用いられる。3は車両コード発生器でコード長は約
50ビツト。 クロック速度は12.7KHz情報コードが用いられ車
両識別のための情報コードを発生する。4は、上記PN
コード発生器2および車両コード発生器3を駆動するク
ロック発生器、5は車両コードとPNコードとの信号を
掛け合せる半加算器(EX−OR回路)、6は搬送波信
号源1の搬送波をBPSK変調し26 M Hzの帯域
にわたってスペクトラム拡散する掛算器、7は出力電力
を微弱電波のレベルに合せる可変減衰器で、8はRF波
を送信する送信アンテナである。第2図中9は送信され
たRF波を受信する受信アンテナ、10は送信されるR
F波と同じ周波数信号を発生する局部発振器、11は送
信機側のPNコードと時間的に逆の配列をしたPNコー
ドを発生するPNコード発生器、12はPNコード発生
器11のクロック周波数およびD部発振器10の周波数
を送イd機側発生周波数と同期をとるように補正し駆動
する同期制御回路、13は局部発振器10の周波数をP
Nコード発生器11のPNコードで変調する掛算器、1
4は一方の入力端子に受信アンテナ9で受信されたRF
倍信号入力され他方の入力端子に掛算器13により変調
されたリファレンスが入力されるSAWコンボルバ、1
5はSAWコンボルバの中央電極すなわち出力端子より
の信号を復調する車両コードデコーダである。したがっ
て、SAWコンボルバ14の一方の入力端子に入力され
るRF倍信号他方の入力端子に入力されるリファレンス
が同一コード系列であれば、これらの信号は仲性表面波
に変換され、その出力端子である中央のゲート電極に向
かって進み、ゲート電極真下で相互の波形が一致した場
合に中央ゲート電極からは入力RF波およびリファレン
ス4.4号の2倍の周波数を有する鋭い出力波を生じ、
位相に載っている情報が車両コードデコーダで復調され
処理される。 [本案の効果コ 以上説明した通り、本発明によれば、極く微弱なRF出
力レベルでしかも耐妨害性が有り、またデータの初期同
期時間が極端に短縮でき、加えてデータの同期維持も確
固たるものになる。 尚、本発明による識別装置は車両に限られるものでなく
1人間や動物等の識別にも用いる事が可能である。 4、図面の1′IM甲な説明 第1図は本発明による識別装置を車両に用いた送信機を
示す図、第2図は第1図に示す送信機に対応する識別側
受信機を示す図である。 1・・・搬送波信号源、2,11・・・PNコード発生
器、3・・・車両コード発生器、4・・・クロック発生
器、5・・・半加算器、6,13・・・掛算器、7・・
・可変減衰器、8・・・送信アンテナ、9・・・受信ア
ンテナ、10・・・局部発振器、12・・・同期制御回
路、14・・・SAWコンボルバ、15・・・車両コー
ドデコーダ。
Claims (3)
- (1)(a)同一のクロック周波数により駆動される第
1のPNコード発生手段および 車両コード発生手段と、前記第1のPNコー発生手段お
よび車両コード発生手段で発生される各コードを掛け合
せるコード掛け合せ手段と、この掛け合された信号によ
り搬送波信号源を掛算することによりBPSK変調する
手段と、を含む送信側と、 (b)送信側との同期ずれを補正する同期制御手段と、
該同期制御手段により駆動される局部発振器および第2
のPNコード発生手段と、前記第2のPNコード発生手
段で発生されるコードにより前記局部発振器で発生され
る周波数を変調する掛算手段と、送信側より送信された
信号が第1の入力端子に接続されるとともに上記掛算手
段により変調された信号が第2の入力端子に接続された
SAWコンボルバと、を含む受信側と、より構成される
ことを特徴とする識別装置。 - (2)上記局部発振器が送信側より送信される周波数と
同じ周波数信号を発生することを特徴とする特許請求の
範囲第1項の識別装置。 - (3)上記第2のPNコード発生手段が上記第1のPN
コード発生手段によるコードに対して時間内に逆配列の
PNコードを発生することを特徴とする特許請求の範囲
第1項および第2項記載の識別装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60242239A JPS62102638A (ja) | 1985-10-29 | 1985-10-29 | 識別装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60242239A JPS62102638A (ja) | 1985-10-29 | 1985-10-29 | 識別装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62102638A true JPS62102638A (ja) | 1987-05-13 |
Family
ID=17086307
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60242239A Pending JPS62102638A (ja) | 1985-10-29 | 1985-10-29 | 識別装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62102638A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02207605A (ja) * | 1989-02-07 | 1990-08-17 | Clarion Co Ltd | 通信装置 |
EP0542922A1 (en) * | 1990-08-06 | 1993-05-26 | Omnipoint Corporation | Reciprocal mode saw correlator method and apparatus |
US5355389A (en) * | 1993-01-13 | 1994-10-11 | Omnipoint Corporation | Reciprocal mode saw correlator method and apparatus |
JP2809879B2 (ja) * | 1991-05-07 | 1998-10-15 | オムニポイント・コーポレイション | スペクトル拡散相関器 |
-
1985
- 1985-10-29 JP JP60242239A patent/JPS62102638A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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