JP2798129B2 - チャープスペクトラム拡散信号多重化装置用送信装置及び受信装置 - Google Patents

チャープスペクトラム拡散信号多重化装置用送信装置及び受信装置

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JP2798129B2
JP2798129B2 JP22376496A JP22376496A JP2798129B2 JP 2798129 B2 JP2798129 B2 JP 2798129B2 JP 22376496 A JP22376496 A JP 22376496A JP 22376496 A JP22376496 A JP 22376496A JP 2798129 B2 JP2798129 B2 JP 2798129B2
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    • H04BTRANSMISSION
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    • H04B2001/6912Spread spectrum techniques using chirp

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主としてスペクト
ラム拡散符号としてチャープ信号を用いて複数の信号を
時間的にずらすことにより信号多重化を行うチャープス
ペクトラム拡散信号多重化装置用送信装置及び受信装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のスペクトラム拡散を用いた信号多
重化方式としては、例えば特開平7−50649号公報
に開示された符号分割多重通信方法、その送信装置及び
受信装置が挙げられる。この符号分割多重通信方法は、
拡散符号を用いて情報符号を直接拡散するものであり、
符号分割多重通信装置の要部構成は図8に示されるよう
になっている。
【0003】この符号分割多重通信装置は、多重数nを
n=2,情報符号のシンボル間隔をTsとするもので、
情報符号発生器201,202及び拡散器203,20
4の他、拡散符号発生器205,遅延回路206,加算
器207,並びに変調器208を含む送信装置と、逆拡
散フィルタ210,遅延回路211,並びにサンプラ2
12,213を含む受信装置とから成る。
【0004】この符号分割多重通信装置では、送信側に
おいて情報符号発生器202で発生した伝送符号を拡散
符号発生器205から出力される拡散符号によって拡散
器204で畳み込んで拡散を行う。又、受信側において
情報符号発生器201の伝送符号も拡散符号発生器20
5から出力される拡散符号によって畳み込むことにより
拡散を行うが、このまま拡散したのでは拡散器204か
らの出力信号と区別が付かなくなり、受信側で分離でき
なくなる。
【0005】そこで、送信側では拡散符号発生器205
から出力される拡散符号を遅延回路206でTs/2だ
け遅延させた遅延拡散符号を拡散器203へ伝送する。
拡散器203及び拡散器204からの出力信号は加算器
207で加算され一つの加算信号として出力される。変
調器208では加算信号に対して伝送し易い信号形式に
変換するための変調が行われ、これにより変調器208
からは変調信号が送信出力される。
【0006】一方、受信側では、変調信号を受信入力し
た逆拡散フィルタ210で復調信号と拡散符号発生器2
05で発生する拡散符号と同じ拡散符号で相関演算を行
う。逆拡散フィルタ210から出力される濾過信号はそ
れぞれTs/2ずれて2つに分離され、その一方をサン
プラ212で抽出し、他方を一旦遅延回路211でTs
/2だけ遅延させた後、サンプラ212と同じタイミン
グでサンプラ213で抽出して復調受信処理に供される
サンプル信号を得る。
【0007】このように、拡散符号のタイミングをずら
して信号多重化を行えば、同じ周波数帯域幅において一
層高速な信号伝送が可能になる。
【0008】因みに、スペクトラム拡散を用いた信号多
重化,並びにそれに要するチャープ信号の処理に関連す
るその他の公知技術としては、特開昭62−59432
号公報に開示されたFDM/TDM相互変換方式,特開
平5−276141号公報に開示されたスペクトラム拡
散通信用変復調装置,特開平6−104865号公報に
開示されたCDMA時分割多重化通信方式,特開平6−
141016号公報に開示されたスペクトル拡散通信方
式,特開平7−38522号公報に開示された多重化変
換方式,特開平7−107007号公報に開示された拡
散符号生成方式,特開平7−115407号公報に開示
されたスペクトラム拡散通信装置,特開平7−1770
59号公報に開示された送受信装置,特開平7−254
868号公報に開示されたチャープ式スペクトル拡散変
復調器、これを用いた通信装置及びシステム、チャープ
信号の多重化方法、多重化チャープ信号からの相関検出
方法並びにチャープ式SAWスペクトル拡散変復調器の
構成方法,特開平7−288491号公報に開示された
多重キャリア周波数ホッピング通信システム等が挙げら
れる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上述した拡散符号を用
いた直接拡散による信号多重化方式の場合、例えばこれ
を携帯端末等に適用しようとすると、携帯端末では電源
として電池を用いており、消費電力の大きな通信方式を
採用することが困難であるため、一般に拡散符号のチッ
プレートを情報符号のシンボルレートの10倍以上にし
ているが、これによって拡散器の演算速度がかなり速く
なって素子の演算速度に対する対応が困難になったり、
素子の消費電力が増加してしまうという問題がある。
【0010】本発明は、このような問題点を解決すべく
なされたもので、その技術的課題は、携帯端末のように
伝送特性は多少劣化しても小型軽量化や低消費電力化が
望まれる環境下で一層総合的に優れて信号伝送を具現し
得るチャープスペクトラム拡散信号多重化装置用送信装
置及び受信装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、スペク
トラム拡散を用いて信号多重化を行う送信装置であり、
送信データを第1から第n(nは2以上の整数)のn個
の信号に分割して分配出力する分配器と、第1から第n
の信号にそれぞれ異なった遅延時間を与えて第1から第
nの遅延信号を出力する遅延手段と、第1から第nの遅
延信号を加算して送信加算信号を出力する加算器と、所
定の特性を有する第1のチャープ信号と送信加算信号と
を畳み込んで送信重畳信号として出力するチャープフィ
ルタと、送信重畳信号を変調して変調信号として出力す
る変調器とを含むチャープスペクトラム拡散信号多重化
装置用送信装置が得られる。
【0012】又、本発明によれば、上記チャープスペク
トラム拡散信号多重化装置送信装置において、第1の信
号と第1の遅延信号との遅延差は零であるチャープスペ
クトラム拡散信号多重化装置送信装置が得られる。
【0013】一方、本発明によれば、上記何れかのチャ
ープスペクトラム拡散信号多重化装置用送信装置におけ
る変調信号を受信復調するチャープスペクトラム拡散信
号多重化装置用受信装置であって、変調信号を受信入力
し、第1のチャープ信号とは逆特性を持った第2のチャ
ープ信号と該変調信号とを畳み込んで受信重畳信号とし
て出力する逆チャープフィルタと、受信重畳信号をそれ
ぞれ異なった遅延時間で遅延してn個の受信遅延信号と
して出力する遅延手段と、n個の受信遅延信号をサンプ
リングしてサンプル信号を出力するn個のサンプラと、
n個のサンプル信号を加算合成して受信加算信号を復調
受信信号として出力する加算器とを含むチャープスペク
トラム拡散信号多重化装置用受信装置が得られる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下に実施例を挙げ、本発明のチ
ャープスペクトラム拡散信号多重化装置用送信装置及び
受信装置について、図面を参照して詳細に説明する。
【0015】図1は、本発明の一実施例に係るチャープ
スペクトラム拡散信号多重化装置の要部構成を示したブ
ロック図である。このチャープスペクトラム拡散信号多
重化装置は、スペクトラム拡散を用いて信号多重化を行
う送信装置及びこの送信装置から出力される変調信号を
受信復調する受信装置から成るもので、送信装置は、送
信データを第1から第n(nは2以上の整数である)の
n個の信号に分割して分配出力する分配器101と、第
1から第nの信号にそれぞれ異なった遅延時間を与えて
第1から第nの遅延信号を出力する遅延手段としての遅
延器102と、第1から第nの遅延信号を加算(多重化
処理とみなして良い)して送信加算信号を出力する加算
器103と、所定の特性を有する第1のチャープ信号と
送信加算信号とを畳み込んで送信重畳信号として出力す
るチャープフィルタ104と、送信重畳信号を変調して
変調信号として出力する変調器105とを含んで成る。
【0016】又、受信装置は、変調信号を受信入力し、
第1のチャープ信号とは逆特性を持った第2のチャープ
信号と変調信号とを畳み込んで受信重畳信号として出力
する逆チャープフィルタ110と、受信重畳信号をそれ
ぞれ異なった遅延時間で遅延してn個の受信遅延信号と
して出力する遅延手段としての遅延器111と、n個の
受信遅延信号をサンプリングしてサンプル信号を出力す
るn個のサンプラ112,113と、n個のサンプル信
号を加算合成して受信加算信号を復調受信信号として出
力する加算器114とを含んで成っている。
【0017】このうち、チャープフィルタ104はSA
Wフィルタ等のインパルス応答がチャープ信号となるフ
ィルタで構成される。同様に、逆チャープフィルタ11
0もSAWフィルタで構成される。分配器101,遅延
器102,加算器103,遅延器111,サンプラ11
2,サンプラ113,及び加算器114はそれぞれ演算
速度が伝送データのシンボルレート程度の速度で動作す
るデジタル論理回路で構成される。因みに、ここでは拡
散信号を用いた直接拡散のようにシンボルレートの10
倍以上の速度で論理演算する必要がないため、低速度回
路であって、しかも低消費電力の回路で構成可能となっ
ている。
【0018】このチャープスペクトラム拡散信号多重化
装置の送信装置及び受信装置において、信号の多重数n
としてn=2を用いるものとした場合、送信装置ではシ
ンボル間隔Ts/2の送信データが分配器101へ入力
されると、ここで第1から第2の信号に分離され、分離
された第1から第2の信号のシンボル間隔はそれぞれT
sとなる。分配器101から出力される第1から第2の
信号の一方は加算器103へ直接入力されるが、他方は
遅延器102へ入力されてTs/2だけ遅延されて第1
から第2の遅延信号として加算器103へ入力される。
加算器103では第1から第2の遅延信号を加算合成し
た送信加算信号をチャープフィルタ104へ出力する。
但し、加算器103へ入力される第1の信号と第1の遅
延信号との遅延差は零となっている。チャープフィルタ
104では送信加算信号と所定の特性を有する第1のチ
ャープ信号とを畳込み演算であるスペクトラム拡散を行
って畳込み、送信重畳信号として変調器105へ出力す
る。変調器105では送信重畳信号を伝送し易い信号形
態へ変換するための変調を行った変調信号を送信出力す
る。
【0019】これに対し、受信装置において、変調信号
は逆チャープフィルタ110で受信入力されるが、逆チ
ャープフィルタ110ではチャープフィルタ104(第
1のチャープ信号)と逆特性を持った第2のチャープ信
号と変調信号とを畳込み演算であるスペクトラム逆拡散
を行って畳込んで受信重畳信号として出力する。この逆
チャープフィルタ110から出力される受信重畳信号信
号には2つの信号がTs/2だけずれて多重化されてい
るので、一方をサンプラ112で抽出し、他方を遅延器
111でTs/2だけ遅延させて受信遅延信号とした後
にサンプラ113で抽出する。サンプラ112,113
は、それぞれ受信重畳信号,受信遅延信号をサンプリン
グしてサンプル信号を出力するが、これらのサンプル信
号は加算器114で加算合成されて復調受信信号を示す
受信加算信号として出力される。即ち、加算器114で
は分配器101で行った信号分配処理とは逆の信号合成
処理を行う。
【0020】ところで、送信装置のチャープフィルタ1
04で用いる第1のチャープ信号は、図2(b)に示さ
れるような時間tと共に正弦波の周波数が増大する信号
であり、この第1のチャープ信号は図2(c)に示され
るように周波数が時間tと共に増大する。即ち、チャー
プフィルタ104は図2(a)に示すようなインパルス
を入力すると図2(b)に示すような波形で出力される
特性を有している。
【0021】一方、受信装置の逆チャープフィルタ11
0で用いる第2のチャープ信号は、図3(a)に示され
るように周波数fが大きくなると振幅特性は変化しない
が、遅延量τが減少するフィルタを通すことで信号先端
の低い周波数f成分は遅れて出力され、終端の高い周波
数f成分は余り遅れずに出力される。このため、逆チャ
ープフィルタ110からの出力は図3(b)に示される
ように時間的に拡がった圧縮されたインパルス状にな
る。
【0022】こうしたチャープ信号を用いて多重数n=
2で多重化を行った場合を図4に示すタイムングチャー
トを参照して説明すれば、送信装置においてはシンボル
間隔Tsの入力信号S1と、これとは別な入力信号S2
をTs/2だけずらして加算し、チャープ信号でスペク
トラム拡散を行う。ここで、入力信号S1のチャープ信
号と入力信号S2のチャープ信号は時間的に重なるので
符号間干渉となるが、受信装置においては逆チャープフ
ィルタ110でスペクトラム逆拡散を行うことにより、
それぞれ2つの信号S3,S4として分離できるように
なる。
【0023】因みに、チャープフィルタ104をデジタ
ル回路で構成するためには、図5に示されるように、加
算信号をカウントするカウンタ801からの計数信号に
従ってROM802のメモリテーブルからチャープ信号
を取り出し、乗算器803で加算信号をチャープ信号と
乗算して送信重畳信号を得る場合を例示できる。即ち、
ここではチャープフィルタ104において入力信号とな
る加算信号をトリガーとするカウンタ801でROM8
02のアドレスを決定し、乗算器803でROM802
のデータ出力に加算信号を乗算することにより、デジタ
ル的にチャープフィルタを構築できる。尚、ここで伝送
データが±1の2値データならば乗算器803の代わり
に排他的論理和回路を用いることもできる。
【0024】図6は、本発明の他の実施例に係るチャー
プスペクトラム拡散信号多重化装置の送信装置における
要部構成を示したブロック図である。ここでは、図1に
示した一実施例に係る装置の送信装置を図示のように変
更している。
【0025】即ち、この送信装置は、送信データを第1
から第n(nは2以上の整数)のn個に分割した信号を
分配出力する分配器601と、n個の信号に対してイン
パルス応答において第1のチャープ信号に関する絶対遅
延時間のみがそれぞれ異なるチャープ濾過信号を生成出
力するn個のチャープフィルタ602,603と、n個
のチャープ濾過信号を加算合成して送信加算信号を出力
する加算器604と、送信加算信号を変調して変調信号
として出力する変調器605とを含んでいる。但し、こ
こでも信号の多重数nとしてn=2を用いるものとす
る。
【0026】この送信装置では、送信データを入力した
分配器601で分割した信号がチャープフィルタ60
2,603へ分配入力される。チャープフィルタ60
2,603のインパルス応答はそれぞれ図7にF1,F
2として示されるように、フィルタ内の遅延時間が互い
にTs/2だけずれるようになっているため、図1に示
した一実施例の送信装置における遅延器102を排除し
ても同じ特性を得ることができる。尚、ここでのチャー
プフィルタ602,603も、図5に示したデジタル回
路で構成することができる。
【0027】
【発明の効果】以上に述べた通り、本発明のチャープス
ペクトラム拡散信号多重化装置用送信装置及び受信装置
によれば、拡散符号を用いたスペクトラム直接拡散のよ
うに一般にデータシンボルレートの10倍以上の速度を
持つチップレートで処理をする部分が無いため、高価で
高速な素子を用いる必要が無くなると共に、比較的簡単
な構成で低速動作が可能になって消費電力が低く抑制さ
れ、限られた周波数帯域において一層高速な信号伝送が
可能になる。この結果、携帯端末のように小型軽量化や
低消費電力化が重要視される分野への適用が極めて有効
になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るチャープスペクトラム
拡散信号多重化装置の要部構成を示したブロック図であ
る。
【図2】図1に示すチャープスペクトラム拡散信号多重
化装置の送信装置で用いるチャープフィルタにおける第
1のチャープ信号のインパルス応答を説明するために示
したタイムチャートであり、(a)はインパルス入力波
形に関するもの,(b)は出力波形に関するもの,
(c)は出力周波数波形に関するものである。
【図3】図1に示すチャープスペクトラム拡散信号多重
化装置の受信装置で用いる逆チャープフィルタにおける
第2のチャープ信号を説明するために示したタイムチャ
ートであり、(a)は周波数に対する遅延特性に関する
もの,(b)は出力波形に関するものである。
【図4】図1に示すチャープスペクトラム拡散信号多重
化装置の送信装置及び受信装置における多重化による処
理信号のタイミングチャートを示したものである。
【図5】図1に示すチャープスペクトラム拡散信号多重
化装置の送信装置に備えられるチャープフィルタをデジ
タル回路で構成した場合を例示した回路ブロック図であ
る。
【図6】本発明の他の実施例に係るチャープスペクトラ
ム拡散信号多重化装置の送信装置における要部構成を示
したブロック図である。
【図7】図6に示す送信装置に備えられるチャープフィ
ルタのインパルス応答を説明するために示したもので、
(a)は一方のフィルタに関するもの,(b)は他方の
フィルタに関するものである。
【図8】従来のスペクトラム拡散を用いた信号多重化方
式に係る符号分割多重通信装置の要部構成を示したブロ
ック図である。
【符号の説明】
101,601 分配器 102,111 遅延器 103,114,207,604 加算器 104,602,603 チャープフィルタ 105,208,605 変調器 110 逆チャープフィルタ 112,113,212,213 サンプラ 201,202 情報符号発生器 203,204 拡散器 205 拡散符号発生器 206 遅延回路 210 逆拡散フィルタ 211 遅延回路 801 カウンタ 802 ROM 803 乗算器

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スペクトラム拡散を用いて信号多重化を
    行う送信装置であり、送信データを第1から第n(nは
    2以上の整数)のn個の信号に分割して分配出力する分
    配器と、前記第1から第nの信号にそれぞれ異なった遅
    延時間を与えて第1から第nの遅延信号を出力する遅延
    手段と、前記第1から第nの遅延信号を加算して送信加
    算信号を出力する加算器と、所定の特性を有する第1の
    チャープ信号と前記送信加算信号とを畳み込んで送信重
    畳信号として出力するチャープフィルタと、前記送信重
    畳信号を変調して変調信号として出力する変調器とを含
    むことを特徴とするチャープスペクトラム拡散信号多重
    化装置用送信装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のチャープスペクトラム拡
    散信号多重化装置用送信装置において、前記第1の信号
    と前記第1の遅延信号との遅延差は零であることを特徴
    とするチャープスペクトラム拡散信号多重化装置用送信
    装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載のチャープスペクト
    ラム拡散信号多重化装置用送信装置における前記変調信
    号を受信復調するチャープスペクトラム拡散信号多重化
    装置用受信装置であって、前記変調信号を受信入力し、
    前記第1のチャープ信号とは逆特性を持った第2のチャ
    ープ信号と該変調信号とを畳み込んで受信重畳信号とし
    て出力する逆チャープフィルタと、前記受信重畳信号を
    それぞれ異なった遅延時間で遅延してn個の受信遅延信
    号として出力する遅延手段と、前記n個の受信遅延信号
    をサンプリングしてサンプル信号を出力するn個のサン
    プラと、前記n個のサンプル信号を加算合成して受信加
    算信号を復調受信信号として出力する加算器とを含むこ
    とを特徴とするチャープスペクトラム拡散信号多重化装
    置用受信装置。
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