JPH05183534A - スペクトラム拡散通信装置 - Google Patents
スペクトラム拡散通信装置Info
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- JPH05183534A JPH05183534A JP3163191A JP3163191A JPH05183534A JP H05183534 A JPH05183534 A JP H05183534A JP 3163191 A JP3163191 A JP 3163191A JP 3163191 A JP3163191 A JP 3163191A JP H05183534 A JPH05183534 A JP H05183534A
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 送信側において、送信データはシリアル−パ
ラレル変換器101により複数のパラレルデータに変換
され、PNコード発生器105とセレクタ102によっ
てスペクトラム拡散変調が行なわれ、その各変調出力は
サウンダチャンネルとその位相を基準として遅延器10
3により遅延される。各遅延出力及びサウンダチャンネ
ル出力とは加算器104で加算され多重化して送信され
る。受信側において、受信信号と参照信号との相関が相
関器201によってとられ、その相関出力より相関パル
スを得て、サウンダ検出回路209、サンプリングパル
ス生成回路210、情報検出回路211によってこの相
関パルスよりデータ復調を行なう。 【効果】 SS通信において単一の相関器によって性能
のよいデータ復調を行なうことができる。
ラレル変換器101により複数のパラレルデータに変換
され、PNコード発生器105とセレクタ102によっ
てスペクトラム拡散変調が行なわれ、その各変調出力は
サウンダチャンネルとその位相を基準として遅延器10
3により遅延される。各遅延出力及びサウンダチャンネ
ル出力とは加算器104で加算され多重化して送信され
る。受信側において、受信信号と参照信号との相関が相
関器201によってとられ、その相関出力より相関パル
スを得て、サウンダ検出回路209、サンプリングパル
ス生成回路210、情報検出回路211によってこの相
関パルスよりデータ復調を行なう。 【効果】 SS通信において単一の相関器によって性能
のよいデータ復調を行なうことができる。
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はスペクトラム拡散通信装
置に係り、特にそのスペクトラム拡散受信機において単
一の相関器の使用によるデータ復調を可能にするための
改良に関する。
置に係り、特にそのスペクトラム拡散受信機において単
一の相関器の使用によるデータ復調を可能にするための
改良に関する。
【0002】
【従来の技術】高速データ通信を行う従来のスペクトル
拡散通信方式による多重通信装置の一例を図6及び図7
に示す。図6は送信機で、1はシリアル−パラレル変換
器、2−1〜2−nは掛け算器、3−1〜3−nはPN
符号発生器、4−1〜4−nはBPSK変調器、5は加
算器である。
拡散通信方式による多重通信装置の一例を図6及び図7
に示す。図6は送信機で、1はシリアル−パラレル変換
器、2−1〜2−nは掛け算器、3−1〜3−nはPN
符号発生器、4−1〜4−nはBPSK変調器、5は加
算器である。
【0003】上記送信機において、入力された高速のデ
ータ(ア)は、シリアル−パラレル変換器1によりパラ
レルデータ(イ1),(イ2),……(イn)に変換さ
れる。パラレルデータ(イ1),(イ2),……(イn)
は掛け算器2−1,2−2,……2−nの一方の入力に
入力される。一方、掛け算器2−1,2−2,……2−
nの他方の入力にはPN符号発生器3−1,3−2,…
…3−nから出力される異なるPN符号(ウ1),(ウ
2),……(ウn)が入力される。掛け算器2−1,2
−2,……2−nの出力(エ1),(エ2),……(エ
n)は夫々BPSK変調器4−1,4−2,……4−n
に入力され、高周波キャリア信号(オ)を変調する。そ
して、BPSK変調器4−1,4−2,……4−nから
は高周波の信号(カ1),(カ2),……(カn)が出力
され、加算器5に入力される。加算器5からはn多重さ
れたスペクトル拡散信号(キ)が出力されて送信される。
図7は受信機で、7−1〜7−nはコンボルバ、8−1
〜8−nは掛け算器、9−1〜9−nはPN符号発生
器、10−1〜10−nは検波器、12はデータ復調器
である。
ータ(ア)は、シリアル−パラレル変換器1によりパラ
レルデータ(イ1),(イ2),……(イn)に変換さ
れる。パラレルデータ(イ1),(イ2),……(イn)
は掛け算器2−1,2−2,……2−nの一方の入力に
入力される。一方、掛け算器2−1,2−2,……2−
nの他方の入力にはPN符号発生器3−1,3−2,…
…3−nから出力される異なるPN符号(ウ1),(ウ
2),……(ウn)が入力される。掛け算器2−1,2
−2,……2−nの出力(エ1),(エ2),……(エ
n)は夫々BPSK変調器4−1,4−2,……4−n
に入力され、高周波キャリア信号(オ)を変調する。そ
して、BPSK変調器4−1,4−2,……4−nから
は高周波の信号(カ1),(カ2),……(カn)が出力
され、加算器5に入力される。加算器5からはn多重さ
れたスペクトル拡散信号(キ)が出力されて送信される。
図7は受信機で、7−1〜7−nはコンボルバ、8−1
〜8−nは掛け算器、9−1〜9−nはPN符号発生
器、10−1〜10−nは検波器、12はデータ復調器
である。
【0004】上記受信機において、受信信号(ケ)は分
配され、コンボルバ7−1,7−2,……7−nの一方
の入力にそれぞれ入力される。一方、PN符号発生器9
−1,9−2,……9−nより出力されるPN符号(コ
1),(コ2),……(コn)は掛け算器8−1,8−
2,……8−nの一方の入力に付加される。掛け算器8
−1,8−2,……8−nのもう一方の入力には高周波
のキャリア信号(ス)が入力される。掛け算器8−1,8
−2,……8−nの出力(サ1),(サ2),……(サ
n)は、コンボルバ7−1,7−2,……7−nのもう
一方の入力に印加される。
配され、コンボルバ7−1,7−2,……7−nの一方
の入力にそれぞれ入力される。一方、PN符号発生器9
−1,9−2,……9−nより出力されるPN符号(コ
1),(コ2),……(コn)は掛け算器8−1,8−
2,……8−nの一方の入力に付加される。掛け算器8
−1,8−2,……8−nのもう一方の入力には高周波
のキャリア信号(ス)が入力される。掛け算器8−1,8
−2,……8−nの出力(サ1),(サ2),……(サ
n)は、コンボルバ7−1,7−2,……7−nのもう
一方の入力に印加される。
【0005】コンボルバの出力(シ1),(シ2),…
…(シn)は夫々検波器10−1,10−2,10−n
に入力される。この時、コンボルバからの出力には各デ
ータチャンネルから同じタイミングで相関スパイクが発
生する。検波器10−1,10−2,10−nの出力
(ソ1),(ソ2),(ソn)はデータ復調器12に入
力される。データ復調器12からは、復調されたデータ
(タ)が出力される。
…(シn)は夫々検波器10−1,10−2,10−n
に入力される。この時、コンボルバからの出力には各デ
ータチャンネルから同じタイミングで相関スパイクが発
生する。検波器10−1,10−2,10−nの出力
(ソ1),(ソ2),(ソn)はデータ復調器12に入
力される。データ復調器12からは、復調されたデータ
(タ)が出力される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】さて上述した従来の多
重通信装置では、キャリア信号の同期を必要とし、又、
相関器としてのコンボルバ(又はマッチドフィルタ)を
複数必要とする欠点がある。
重通信装置では、キャリア信号の同期を必要とし、又、
相関器としてのコンボルバ(又はマッチドフィルタ)を
複数必要とする欠点がある。
【0007】
【発明の目的】従って本発明の目的は、従来の多重通信
装置では複数の相関器を必要とするという欠点を改良
し、単一の相関器で復調できる多重通信装置を提供する
ことにある。
装置では複数の相関器を必要とするという欠点を改良
し、単一の相関器で復調できる多重通信装置を提供する
ことにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本願の第1の発明は上記
目的を達成するため、シリアルな送信データを複数のパ
ラレルデータに変換するシリアル−パラレル変換手段
と、該複数のパラレルデータによりスペクトラム拡散変
調を行う拡散変調手段と、上記複数のパラレルデータに
依存しないスペクトラム拡散変調信号と該スペクトラム
拡散変調信号の位相を基準として上記拡散変調手段の各
出力を夫々遅延せしめる遅延手段と、上記スペクトラム
拡散変調信号と上記各遅延手段出力とを加算する加算手
段と、該加算手段出力を高周波変調する高周波変調器
と、を含む送信機及び、受信された受信信号と参照信号
との相関をとる相関器と、該相関器の出力信号をベース
バンド情報帯域の信号に変換する変換手段と、該変換手
段の出力をデジタル信号に変換する2値化回路と、該デ
ジタル信号よりデータ復調せしめるデータ復調手段とを
含む受信機よりなることを要旨とする。
目的を達成するため、シリアルな送信データを複数のパ
ラレルデータに変換するシリアル−パラレル変換手段
と、該複数のパラレルデータによりスペクトラム拡散変
調を行う拡散変調手段と、上記複数のパラレルデータに
依存しないスペクトラム拡散変調信号と該スペクトラム
拡散変調信号の位相を基準として上記拡散変調手段の各
出力を夫々遅延せしめる遅延手段と、上記スペクトラム
拡散変調信号と上記各遅延手段出力とを加算する加算手
段と、該加算手段出力を高周波変調する高周波変調器
と、を含む送信機及び、受信された受信信号と参照信号
との相関をとる相関器と、該相関器の出力信号をベース
バンド情報帯域の信号に変換する変換手段と、該変換手
段の出力をデジタル信号に変換する2値化回路と、該デ
ジタル信号よりデータ復調せしめるデータ復調手段とを
含む受信機よりなることを要旨とする。
【0009】また本願の第2の発明は、シリアルな送信
データを複数のパラレルデータに変換する手段と、該複
数のパラレルデータをスペクトラム拡散変調する拡散変
調手段と、該拡散変調手段から出力されるスペクトラム
拡散変調信号と上記送信データに依存しないスペクトラ
ム拡散変調信号とを合成して多重化スペクトラム拡散変
調信号を出力する手段と、を備えた送信機と、上記多重
化スペクトラム拡散変調信号と参照信号との相関をとる
相関器と、該相関器の出力をベースバンド情報帯域の信
号に変換しかつ2値化することにより相関パルスを生成
する手段と、上記相関パルスから、前記送信データに依
存しないスペクトラム拡散変調信号に対応する相関パル
ス成分を検出する検出手段と、前記相関パルスより上記
相関パルス成分に基づいて前記データを復調する手段
と、から成ることを要旨とする。
データを複数のパラレルデータに変換する手段と、該複
数のパラレルデータをスペクトラム拡散変調する拡散変
調手段と、該拡散変調手段から出力されるスペクトラム
拡散変調信号と上記送信データに依存しないスペクトラ
ム拡散変調信号とを合成して多重化スペクトラム拡散変
調信号を出力する手段と、を備えた送信機と、上記多重
化スペクトラム拡散変調信号と参照信号との相関をとる
相関器と、該相関器の出力をベースバンド情報帯域の信
号に変換しかつ2値化することにより相関パルスを生成
する手段と、上記相関パルスから、前記送信データに依
存しないスペクトラム拡散変調信号に対応する相関パル
ス成分を検出する検出手段と、前記相関パルスより上記
相関パルス成分に基づいて前記データを復調する手段
と、から成ることを要旨とする。
【0010】
【作用】上記構成の多重通信装置において、送信側では
基準信号(PN符号をデータで変調しない、即ちデータ
に依存しない、例えば“全部1”の状態、これをサウン
ダーと呼ぶ)と情報信号(データ)を合成して送信す
る。送信側では入力された高速データをシリアル−パラ
レル変換をし、各々のチャンネル毎に拡散変調をする。
そして、これらの変調された信号を、上記データに依存
しないスペクトラム拡散変調信号、例えば、サウンダの
位相を基準として各チャンネルに順次遅延をかけ、サウ
ンダであるスペクトラム拡散変調信号と各々の遅延信号
を合成し、それに高周波キャリア信号をかけ送信する。
基準信号(PN符号をデータで変調しない、即ちデータ
に依存しない、例えば“全部1”の状態、これをサウン
ダーと呼ぶ)と情報信号(データ)を合成して送信す
る。送信側では入力された高速データをシリアル−パラ
レル変換をし、各々のチャンネル毎に拡散変調をする。
そして、これらの変調された信号を、上記データに依存
しないスペクトラム拡散変調信号、例えば、サウンダの
位相を基準として各チャンネルに順次遅延をかけ、サウ
ンダであるスペクトラム拡散変調信号と各々の遅延信号
を合成し、それに高周波キャリア信号をかけ送信する。
【0011】受信側では受信信号を単一の相関器で相関
を取る。相関器の基準信号に使用するPN符号は、例え
ばデータが“1”の時、相関スパイクがでるように選択
する。相関器の出力は従来の方式と異なり、例えば先頭
にサウンダによる相関スパイクが出力され、続いて遅延
されたデータチャンネルの相関スパイクがシリアルに出
力される。
を取る。相関器の基準信号に使用するPN符号は、例え
ばデータが“1”の時、相関スパイクがでるように選択
する。相関器の出力は従来の方式と異なり、例えば先頭
にサウンダによる相関スパイクが出力され、続いて遅延
されたデータチャンネルの相関スパイクがシリアルに出
力される。
【0012】
【実施例】以下図面に示す実施例を参照して本発明を説
明する。図1及び図2は夫々本発明によるスペクトラム
拡散(SS)通信装置の一実施例を構成する、送信機及
び受信機である。図1に示すように、送信機は、シリア
ル−パラレル変換回路101、セレクタ群102、遅延
器群103、加算器104、PN符号(コード)発生器
105、高周波キャリア発生器106、掛け算器107
から構成されている。
明する。図1及び図2は夫々本発明によるスペクトラム
拡散(SS)通信装置の一実施例を構成する、送信機及
び受信機である。図1に示すように、送信機は、シリア
ル−パラレル変換回路101、セレクタ群102、遅延
器群103、加算器104、PN符号(コード)発生器
105、高周波キャリア発生器106、掛け算器107
から構成されている。
【0013】図2に示すように、受信機は、相関器のコ
ンボルバ201、掛け算器202、高周波キャリア発生
器203、PN符号(コード)発生器204、ハイパス
フィルタ(HPF)205、増幅器206、検波器20
7、2値化回路208、サウンダパルス検出回路20
9、サンプリングパルス生成回路210、情報検出回路
211、パラレル−シリアル変換回路212から構成さ
れる。
ンボルバ201、掛け算器202、高周波キャリア発生
器203、PN符号(コード)発生器204、ハイパス
フィルタ(HPF)205、増幅器206、検波器20
7、2値化回路208、サウンダパルス検出回路20
9、サンプリングパルス生成回路210、情報検出回路
211、パラレル−シリアル変換回路212から構成さ
れる。
【0014】次に上記実施例の動作を説明する。まず、
送信機において、送信データaはシリアル−パラレル変
換回路101により、複数のチャンネルの信号に変換さ
れる。ここでは、説明を簡単化するためにチャンネル数
をNとする。また、送信データaは、シリアル−パラレ
ル変換回路101により、その各出力は、よりおそい伝
送速度に変換される。例えば、1/Nの伝送速度、また
は送信データaの伝送速度よりも任意におそい伝送速度
のパラレルデータに変換される。シリアル−パラレル変
換回路101からの各チャンネルの信号の極性に応じた
スペクトラム拡散変調(SS変調)が行われる。
送信機において、送信データaはシリアル−パラレル変
換回路101により、複数のチャンネルの信号に変換さ
れる。ここでは、説明を簡単化するためにチャンネル数
をNとする。また、送信データaは、シリアル−パラレ
ル変換回路101により、その各出力は、よりおそい伝
送速度に変換される。例えば、1/Nの伝送速度、また
は送信データaの伝送速度よりも任意におそい伝送速度
のパラレルデータに変換される。シリアル−パラレル変
換回路101からの各チャンネルの信号の極性に応じた
スペクトラム拡散変調(SS変調)が行われる。
【0015】なお、上記SS変調は、例えば以下の2通
りの方式を用いている。 CSK(Code Shift Keying)方式:データ(信
号)の極性に応じて2種類のPN符号(PN1とPN
2)を選択して出力する方式。 OOK(On Off Keying)方式:データ(信号)の
極性に応じてPN符号(PN1)を出力するかしないか
を選択する方式。
りの方式を用いている。 CSK(Code Shift Keying)方式:データ(信
号)の極性に応じて2種類のPN符号(PN1とPN
2)を選択して出力する方式。 OOK(On Off Keying)方式:データ(信号)の
極性に応じてPN符号(PN1)を出力するかしないか
を選択する方式。
【0016】以上の2つの方式のSS変調動作を実現す
るために、PN符号(PN1及びPN2)発生用にPN
コード発生器105及びシリアル−パラレル変換回路1
01の各出力による上記選択を行うための各セレクタ群
102をもって拡散変調器を構成している。次に、拡散
変調器の各セレクタの出力は遅延器群103の夫々の遅
延器に入力される。各遅延器の出力は、データ復調用同
期信号となるサウンダチャンネルのPN符号(ここでは
PN1とする)の位相を基準として、各々異なる任意の
遅延量が設定されたSS変調信号(情報チャンネル)が
得られる。この様子を図3に示す。なお図3において、
情報チャンネルは11〜14の4とした場合の異なる遅
延量(τ1〜τ4)でのCSK方式及びOOK方式の違い
を表している。またSはサウンダチャンネルである。ま
た、送信データの伝送速度が各情報チャンネルのおそい
伝送速度に変換されているのも表す。ここでは、1/4
の伝送速度に変換されている。各遅延器より得られたN
個の情報チャンネルのSS変調信号とサウンダチャンネ
ルの信号とを加算器104でアナログ加算(多重化)を
行い、加算器104の出力を掛け算器107によって高
周波キャリア発生器106の出力との掛け算を行い、多
重化SS信号を得る。
るために、PN符号(PN1及びPN2)発生用にPN
コード発生器105及びシリアル−パラレル変換回路1
01の各出力による上記選択を行うための各セレクタ群
102をもって拡散変調器を構成している。次に、拡散
変調器の各セレクタの出力は遅延器群103の夫々の遅
延器に入力される。各遅延器の出力は、データ復調用同
期信号となるサウンダチャンネルのPN符号(ここでは
PN1とする)の位相を基準として、各々異なる任意の
遅延量が設定されたSS変調信号(情報チャンネル)が
得られる。この様子を図3に示す。なお図3において、
情報チャンネルは11〜14の4とした場合の異なる遅
延量(τ1〜τ4)でのCSK方式及びOOK方式の違い
を表している。またSはサウンダチャンネルである。ま
た、送信データの伝送速度が各情報チャンネルのおそい
伝送速度に変換されているのも表す。ここでは、1/4
の伝送速度に変換されている。各遅延器より得られたN
個の情報チャンネルのSS変調信号とサウンダチャンネ
ルの信号とを加算器104でアナログ加算(多重化)を
行い、加算器104の出力を掛け算器107によって高
周波キャリア発生器106の出力との掛け算を行い、多
重化SS信号を得る。
【0017】次に受信機において、送信機で得られた多
重化SS信号がコンボルバ201の一方の入力端子に受
信信号とし入力される。コンボルバのもう一方の入力端
子には、PNコード発生器204で得られるPN符号
(ここでは、送信機で用いられているPN符号(PN
1)と時間的に反転した関係にあるPN符号(PN1)
を用いている)を掛け算器202にて高周波キャリア発
生器203の出力との掛け算を行い高周波変調されたP
N符号を参照信号とし入力する。コンボルバ201で
は、受信信号と参照信号の相関演算が行われ、高周波の
相関出力を得る(図4参照)。なお、この説明における
コンボルバのゲート長(処理時間)は2Tに相当する。
重化SS信号がコンボルバ201の一方の入力端子に受
信信号とし入力される。コンボルバのもう一方の入力端
子には、PNコード発生器204で得られるPN符号
(ここでは、送信機で用いられているPN符号(PN
1)と時間的に反転した関係にあるPN符号(PN1)
を用いている)を掛け算器202にて高周波キャリア発
生器203の出力との掛け算を行い高周波変調されたP
N符号を参照信号とし入力する。コンボルバ201で
は、受信信号と参照信号の相関演算が行われ、高周波の
相関出力を得る(図4参照)。なお、この説明における
コンボルバのゲート長(処理時間)は2Tに相当する。
【0018】図4において、図3で説明されたサウンダ
チャンネルのPN符号の位相を基準にし、各情報チャン
ネルの異なる位相関係にある各PN符号に対応した時間
的に分離した相関ピークが得られる。ここでは、サウン
ダチャンネル及び全ての情報チャンネルで自己相関であ
る相関ピークが得られた状態を示す。従って、CSK方
式及びOOK方式のいずれにおいて自己相関が得られな
い場合(CSK方式…相互相関、OOK方式…無相関)
は、相関ピークは発生しない。
チャンネルのPN符号の位相を基準にし、各情報チャン
ネルの異なる位相関係にある各PN符号に対応した時間
的に分離した相関ピークが得られる。ここでは、サウン
ダチャンネル及び全ての情報チャンネルで自己相関であ
る相関ピークが得られた状態を示す。従って、CSK方
式及びOOK方式のいずれにおいて自己相関が得られな
い場合(CSK方式…相互相関、OOK方式…無相関)
は、相関ピークは発生しない。
【0019】なお、上記実施例では相関器にコンボルバ
を用いた場合について述べているが、マッチドフィルタ
を使用しても何ら問題ない。但し、参照信号を生成する
箇所は、マッチドフィルタ上のパターンに置き換わり不
要である。次にコンボルバ出力をハイパスフィルタ20
5及び増幅器206を介し、検波器207において検波
しベースバンド情報帯域の信号に変換して2値化回路2
08にてロジックレベルのパルス列を得る。
を用いた場合について述べているが、マッチドフィルタ
を使用しても何ら問題ない。但し、参照信号を生成する
箇所は、マッチドフィルタ上のパターンに置き換わり不
要である。次にコンボルバ出力をハイパスフィルタ20
5及び増幅器206を介し、検波器207において検波
しベースバンド情報帯域の信号に変換して2値化回路2
08にてロジックレベルのパルス列を得る。
【0020】なお、2値化回路208においては、相関
ピークとスプリアスレベルとを最適に分離できるように
しきい値を設定している。サウンダチャンネルに対応す
る相関出力は、常に周期的な相関ピークを発生するた
め、相関ピークをサウンダパルス検出回路209におい
て検出し基準時間信号を得る。このような基準とされる
時間信号を必要とする目的は、通常のDS−SS方式に
おける拡散符号同期を不必要とするためである。
ピークとスプリアスレベルとを最適に分離できるように
しきい値を設定している。サウンダチャンネルに対応す
る相関出力は、常に周期的な相関ピークを発生するた
め、相関ピークをサウンダパルス検出回路209におい
て検出し基準時間信号を得る。このような基準とされる
時間信号を必要とする目的は、通常のDS−SS方式に
おける拡散符号同期を不必要とするためである。
【0021】すなわち、本発明においては、コンボルバ
上における受信信号のPN符号の位相と参照信号のPN
符号の位相同期を行い、データ復調をする方式ではな
く、単なる符号同期過程を省いた非同期方式を実現して
いる。このサウンダパルス検出回路209の出力である
基準時間信号を基にサンプリングパルス生成回路210
において各情報チャンネルに対応した相関出力をサンプ
リングするためのサンプリングパルスを生成する。
上における受信信号のPN符号の位相と参照信号のPN
符号の位相同期を行い、データ復調をする方式ではな
く、単なる符号同期過程を省いた非同期方式を実現して
いる。このサウンダパルス検出回路209の出力である
基準時間信号を基にサンプリングパルス生成回路210
において各情報チャンネルに対応した相関出力をサンプ
リングするためのサンプリングパルスを生成する。
【0022】なお、コンボルバを相関器として使用する
場合、コンボルバに入力される受信信号と参照信号は、
対応するため、相関ピークは、ゲート遅延時間/2で発
生する。すなわち、これより図3に示される送信側にお
けるサウンダチャンネルのPN符号の位相を基準とした
各情報チャンネルの遅延量(τ1〜τ4)に対応する相関
出力もτ1/2〜τ4/2ほど時間的に分離し発生するこ
とになる。
場合、コンボルバに入力される受信信号と参照信号は、
対応するため、相関ピークは、ゲート遅延時間/2で発
生する。すなわち、これより図3に示される送信側にお
けるサウンダチャンネルのPN符号の位相を基準とした
各情報チャンネルの遅延量(τ1〜τ4)に対応する相関
出力もτ1/2〜τ4/2ほど時間的に分離し発生するこ
とになる。
【0023】従って、サンプリングパルスは上記を考慮
して生成している。これより、サンプリングパルスを基
に、情報検出回路211において、各情報チャンネルに
対応した相関出力をサンプリングして、各情報チャンネ
ルのデータ列を復調する。ここで得られるデータは、送
信側においてシリアル−パラレル変換された後の遅い伝
送速度と等しい伝送速度のデータである。次に、このN
個のパラレルのデータ列を、パラレル−シリアル変換回
路212において、シリアルデータに変換することで、
送信データを復元する。
して生成している。これより、サンプリングパルスを基
に、情報検出回路211において、各情報チャンネルに
対応した相関出力をサンプリングして、各情報チャンネ
ルのデータ列を復調する。ここで得られるデータは、送
信側においてシリアル−パラレル変換された後の遅い伝
送速度と等しい伝送速度のデータである。次に、このN
個のパラレルのデータ列を、パラレル−シリアル変換回
路212において、シリアルデータに変換することで、
送信データを復元する。
【0024】この一連の動作の概略を図5に示す。上述
したように、受信機において、相関器によって相関演算
が行なわれ、その相関出力を検波し、2値化して、ロジ
ックレベルの相関パルス列を得る。その相関パルス列信
号からサウンダ検出回路によってサウンダチャンネルに
対応する相関パルス成分を検出するが、このような情報
チャンネルの基準信号であるサウンダチャンネルの検出
は広義の意味での初期同期過程と言えるのであり、次に
サウンダ検出回路の具体例について説明する。
したように、受信機において、相関器によって相関演算
が行なわれ、その相関出力を検波し、2値化して、ロジ
ックレベルの相関パルス列を得る。その相関パルス列信
号からサウンダ検出回路によってサウンダチャンネルに
対応する相関パルス成分を検出するが、このような情報
チャンネルの基準信号であるサウンダチャンネルの検出
は広義の意味での初期同期過程と言えるのであり、次に
サウンダ検出回路の具体例について説明する。
【0025】サウンダチャンネルに対応する相関出力
は、常に周期的に発生するように送信機において、サウ
ンダチャンネルのPN符号を設定する。例えば、前記P
N1を連続して設定する。このようにすれば、常に周期
的に発生するという周期性を利用することによりサウン
ダ検出が可能になる。図8はサウンダ検出回路の一構成
例を示す。同図において、300−1〜300−nは遅
延器、301は加算器、302は基準値発生回路、30
3は比較器である。
は、常に周期的に発生するように送信機において、サウ
ンダチャンネルのPN符号を設定する。例えば、前記P
N1を連続して設定する。このようにすれば、常に周期
的に発生するという周期性を利用することによりサウン
ダ検出が可能になる。図8はサウンダ検出回路の一構成
例を示す。同図において、300−1〜300−nは遅
延器、301は加算器、302は基準値発生回路、30
3は比較器である。
【0026】上述したように、サウンダチャンネルに対
応する相関パルス成分の発生周期が既知であるとして、
各遅延器300−1〜300−nの遅延時間はその周期
に設定されている。そして各遅延器300−1〜300
−nの出力は加算器301によってアナログ加算され
る。これにより相関パルス成分発生周期毎にその時のパ
ルスの数が得られる。例えば、遅延器が4個であると、
検出可能最大パルス数は5となる。
応する相関パルス成分の発生周期が既知であるとして、
各遅延器300−1〜300−nの遅延時間はその周期
に設定されている。そして各遅延器300−1〜300
−nの出力は加算器301によってアナログ加算され
る。これにより相関パルス成分発生周期毎にその時のパ
ルスの数が得られる。例えば、遅延器が4個であると、
検出可能最大パルス数は5となる。
【0027】加算器301の出力は比較器303により
基準値発生回路302からの基準値(5)と比較され、
一致した場合に、比較器303より出力信号が得られ
る。この信号が得られた場合は、周期性のある信号が入
力された、即ちサウンダパルスが検出されたと判断す
る。なお、前記遅延器の段数を多くすれば信号判断精度
を向上させることができるが、回路的規模もしくはその
使用環境を考慮して適正な段数とする。
基準値発生回路302からの基準値(5)と比較され、
一致した場合に、比較器303より出力信号が得られ
る。この信号が得られた場合は、周期性のある信号が入
力された、即ちサウンダパルスが検出されたと判断す
る。なお、前記遅延器の段数を多くすれば信号判断精度
を向上させることができるが、回路的規模もしくはその
使用環境を考慮して適正な段数とする。
【0028】前記比較器303の出力信号は、前述した
ようにサンプリングパルス生成回路に送られ、該回路よ
り得られるサンプリングパルスによって、各情報チャン
ネルに対応する相関パルスをサンプリングして情報を再
生する。なお、上述したサウンダ検出に際し、送信機に
おいて多重化SS信号を得るに当たり、送信データとし
て1が連続するようなデータである場合、即ち、SS変
調において連続してPN1が出力された形で多重化SS
信号を得て出力した場合、前記相関器出力において各情
報チャンネルに対応する相関パルスは、サウンダチャン
ネルと同様に連続して周期的に発生することになる。こ
の場合、サウンダパルス検出回路はサウンダチャンネル
もしくは情報チャンネルに対応する相関パルスのどちら
に対しても検出判断を下す可能性がある。
ようにサンプリングパルス生成回路に送られ、該回路よ
り得られるサンプリングパルスによって、各情報チャン
ネルに対応する相関パルスをサンプリングして情報を再
生する。なお、上述したサウンダ検出に際し、送信機に
おいて多重化SS信号を得るに当たり、送信データとし
て1が連続するようなデータである場合、即ち、SS変
調において連続してPN1が出力された形で多重化SS
信号を得て出力した場合、前記相関器出力において各情
報チャンネルに対応する相関パルスは、サウンダチャン
ネルと同様に連続して周期的に発生することになる。こ
の場合、サウンダパルス検出回路はサウンダチャンネル
もしくは情報チャンネルに対応する相関パルスのどちら
に対しても検出判断を下す可能性がある。
【0029】その結果、情報チャンネルのいずれかに応
じてサウンダチャンネルを検出できなかった場合、情報
チャンネルに対応する相関パルスをサンプリングするこ
とがなくなり、誤ったデータを復調することになる。こ
の問題を解決する方法としては次の(イ)又は(ロ)の
方法がある。
じてサウンダチャンネルを検出できなかった場合、情報
チャンネルに対応する相関パルスをサンプリングするこ
とがなくなり、誤ったデータを復調することになる。こ
の問題を解決する方法としては次の(イ)又は(ロ)の
方法がある。
【0030】(イ)送信したいデータ(情報)が発生し
た場合、送信データを多重化し多重化SS信号を出力す
る前に、図9(a)のようにサウンダチャンネルのみを
出力する。なお、その送出期間としては、サウンダ検出
回路によってサウンダチャンネルに対応する相関パルス
成分が検出できるのみ十分な時間とする。この場合、送
信機に入力する側、即ち、送信したいデータが発生した
側(例えば、パソコン間通信などであれば、パーソナル
コンピュータ)と送信機間において、高度なハンドシェ
ークが無いときには、例えば、図10に示すようにシリ
アル−パラレル変換回路101の前段に、遅延器400
を設けて送信したいデータ(情報)は、発生開始からそ
の送出期間分だけ、遅延させる。
た場合、送信データを多重化し多重化SS信号を出力す
る前に、図9(a)のようにサウンダチャンネルのみを
出力する。なお、その送出期間としては、サウンダ検出
回路によってサウンダチャンネルに対応する相関パルス
成分が検出できるのみ十分な時間とする。この場合、送
信機に入力する側、即ち、送信したいデータが発生した
側(例えば、パソコン間通信などであれば、パーソナル
コンピュータ)と送信機間において、高度なハンドシェ
ークが無いときには、例えば、図10に示すようにシリ
アル−パラレル変換回路101の前段に、遅延器400
を設けて送信したいデータ(情報)は、発生開始からそ
の送出期間分だけ、遅延させる。
【0031】(ロ)送信したいデータ(情報)が発生し
た場合、送信機において図9(b)に示すように送信デ
ータをコーディングして多重化し多重化SS信号を出力
する。なお、このコーディング方法としては、サウンダ
検出回路によってサウンダチャンネルに対応する相関パ
ルスが確実に検出できるように、1が連続する送信デー
タの所々にあらかじめ決められたアルゴリズムで0を挿
入する方法等がある。これにより1が連続しなくなるの
でサウンダ検出回路において誤検出がなくなる。
た場合、送信機において図9(b)に示すように送信デ
ータをコーディングして多重化し多重化SS信号を出力
する。なお、このコーディング方法としては、サウンダ
検出回路によってサウンダチャンネルに対応する相関パ
ルスが確実に検出できるように、1が連続する送信デー
タの所々にあらかじめ決められたアルゴリズムで0を挿
入する方法等がある。これにより1が連続しなくなるの
でサウンダ検出回路において誤検出がなくなる。
【0032】また、受信機でのデータ復調においては、
送信データを再生して出力する前にデコードする、即
ち、送信側の処理とは逆に、挿入された0をあらかじめ
決められたアルゴリズムで取り除くことにより送信デー
タをコーディングしたものに復元する。その場合の送信
機と受信機の主要部の構成例を図11(a)及び(b)
に示す。同図において、500はコード化回路、501
はデコード化回路で、他の構成は図1(a),(b)に
示す通りである。
送信データを再生して出力する前にデコードする、即
ち、送信側の処理とは逆に、挿入された0をあらかじめ
決められたアルゴリズムで取り除くことにより送信デー
タをコーディングしたものに復元する。その場合の送信
機と受信機の主要部の構成例を図11(a)及び(b)
に示す。同図において、500はコード化回路、501
はデコード化回路で、他の構成は図1(a),(b)に
示す通りである。
【0033】而して上述したサウンダ検出は通常のDS
−SS方式における拡散符号同期を不要とする。即ち、
非同期方式を実現するためのものである。従ってこの場
合、確実にコンボルバにて相関ピークが出力されなけれ
ばならない訳で、そのために情報チャンネルはコンボル
バのゲート長よりも長くする必要がある。即ち、コンボ
ルバのゲート長(処理時間)は2T(Tは送信データ伝
送速度)に相当する。従って各情報チャンネルは送信デ
ータの伝送速度の2倍よりも遅い伝送速度(例えば1/
4)に変換するのがよい。これにより、各情報チャンネ
ル1ビットにおけるコンボルバからの相関ピークは複数
(例えば4つ)発生することとなる。しかし実際は、デ
ータの変化点における相関ピークのレベルは不定である
ことから、上述のようにした場合、情報チャンネルデー
タ1ビット長の中の確実な相関ピーク点を検出する必要
がある。
−SS方式における拡散符号同期を不要とする。即ち、
非同期方式を実現するためのものである。従ってこの場
合、確実にコンボルバにて相関ピークが出力されなけれ
ばならない訳で、そのために情報チャンネルはコンボル
バのゲート長よりも長くする必要がある。即ち、コンボ
ルバのゲート長(処理時間)は2T(Tは送信データ伝
送速度)に相当する。従って各情報チャンネルは送信デ
ータの伝送速度の2倍よりも遅い伝送速度(例えば1/
4)に変換するのがよい。これにより、各情報チャンネ
ル1ビットにおけるコンボルバからの相関ピークは複数
(例えば4つ)発生することとなる。しかし実際は、デ
ータの変化点における相関ピークのレベルは不定である
ことから、上述のようにした場合、情報チャンネルデー
タ1ビット長の中の確実な相関ピーク点を検出する必要
がある。
【0034】このような確実な相関ピーク点の検出方法
としては、データの変化点を認識して回避する方法をと
ればよい。即ち、データ「0」の場合、その前後のデー
タの変化点においては、相関出力が発生しないのにもか
かわらず、なんらかのレベルを生じる。従って送信した
いデータが発生した時に、その前に、情報チャンネル長
に等しく最適な点が検出できるためのデータの変化点を
有する任意のダミーデータを送出する。なお、このダミ
ーデータも、通常のデータと同様にシリアル−パラレル
変換されるので、最終的に得られる多重化SS信号のど
こかの情報チャンネルの1つにダミーデータをのせ、受
信機においてはそのチャンネルのみを見て検出する。
としては、データの変化点を認識して回避する方法をと
ればよい。即ち、データ「0」の場合、その前後のデー
タの変化点においては、相関出力が発生しないのにもか
かわらず、なんらかのレベルを生じる。従って送信した
いデータが発生した時に、その前に、情報チャンネル長
に等しく最適な点が検出できるためのデータの変化点を
有する任意のダミーデータを送出する。なお、このダミ
ーデータも、通常のデータと同様にシリアル−パラレル
変換されるので、最終的に得られる多重化SS信号のど
こかの情報チャンネルの1つにダミーデータをのせ、受
信機においてはそのチャンネルのみを見て検出する。
【0035】その場合、1つの情報チャンネルに、例え
ば、1,0,1,0,1,0,…というオルタネートパ
ターンなどが作られるように多重化数を考慮して送信デ
ータの前に、ダミーデータは送出しなければならない。
図2(a)及び(b)は上述した相関ピーク点の検出方
法をとる場合の送信機及び受信機の主要部の構成例を示
す。図2(a)において、600は遅延器、601はダ
ミーデータ生成回路、602は上記遅延器と同等な時間
のカウンタ(又は遅延器)、604は選択器で、該選択
器以降の構成は図1(a)又はこれに図10又は図11
(a)の回路を加えた構成とする。図2(b)は、受信
機における情報検出回路211の構成例を示す。同図に
おいて、700はシフトレジスタ、701−1,701
−2,701−3…701−nは遅延器、702はパタ
ーン補正回路、703は基準値発生回路、704は比較
器、705は加算器である。パターン補正回路702
は、例えば、インバータINV1,INV2を含む。
ば、1,0,1,0,1,0,…というオルタネートパ
ターンなどが作られるように多重化数を考慮して送信デ
ータの前に、ダミーデータは送出しなければならない。
図2(a)及び(b)は上述した相関ピーク点の検出方
法をとる場合の送信機及び受信機の主要部の構成例を示
す。図2(a)において、600は遅延器、601はダ
ミーデータ生成回路、602は上記遅延器と同等な時間
のカウンタ(又は遅延器)、604は選択器で、該選択
器以降の構成は図1(a)又はこれに図10又は図11
(a)の回路を加えた構成とする。図2(b)は、受信
機における情報検出回路211の構成例を示す。同図に
おいて、700はシフトレジスタ、701−1,701
−2,701−3…701−nは遅延器、702はパタ
ーン補正回路、703は基準値発生回路、704は比較
器、705は加算器である。パターン補正回路702
は、例えば、インバータINV1,INV2を含む。
【0036】図2(a)の送信機において、例えば、情
報の多重化数が4の場合、ダミーデータ生成回路601
により生成された1000000010000000…
というダミーデータを、送信データスタート信号に応答
して選択器604によって送信データの前に入力させ、
シリアル−パラレル変換した後、SS変調器等を介して
多重化SS信号を得る。このダミーデータ送出期間中、
送信したいシリアルな送信データはその期間と同等な時
間、遅延器600で遅延させるので何ら問題なく、その
期間経過後、選択器604によってカウンタ602の出
力に応答してダミーデータから送信データに切り換え
る。
報の多重化数が4の場合、ダミーデータ生成回路601
により生成された1000000010000000…
というダミーデータを、送信データスタート信号に応答
して選択器604によって送信データの前に入力させ、
シリアル−パラレル変換した後、SS変調器等を介して
多重化SS信号を得る。このダミーデータ送出期間中、
送信したいシリアルな送信データはその期間と同等な時
間、遅延器600で遅延させるので何ら問題なく、その
期間経過後、選択器604によってカウンタ602の出
力に応答してダミーデータから送信データに切り換え
る。
【0037】図2(b)の受信機において、2値化回路
208からの相関パルスはシフトレジスタ700により
サンプリングパルスでサンプルされ、その相関パルスの
情報チャンネルの1つに対応する相関パルスを遅延器7
01−1,701−2,…701−nに入力する。ここ
で各遅延器の遅延時間は情報チャンネル長に等しく設定
されている。各遅延器の出力はパターン補正回路702
を介して加算器705によりアナログ加算される。パタ
ーン補正回路702では、例えば、101010…とい
うオルタネートパータンが得られることから遅延器1つ
おきにインバータINV1,INV2を設けている。こ
うすることで適する点で101010…のパターンは1
11111…と同極性となる。このようにして比較器7
04により基準値との最終の比較出力が得られたとき
が、データの最適点、即ち、サンプリングをしてデータ
復調をするのに適する点となる。なお、ダミーパターン
は何でもよいが、受信機のパターン補正回路のインバー
タをダミーパターンに応じて設定する。但し、ダミーパ
ターン長は遅延器群701の最大遅延時間以上、即ち、
検出するのに十分な時間でなければならない。
208からの相関パルスはシフトレジスタ700により
サンプリングパルスでサンプルされ、その相関パルスの
情報チャンネルの1つに対応する相関パルスを遅延器7
01−1,701−2,…701−nに入力する。ここ
で各遅延器の遅延時間は情報チャンネル長に等しく設定
されている。各遅延器の出力はパターン補正回路702
を介して加算器705によりアナログ加算される。パタ
ーン補正回路702では、例えば、101010…とい
うオルタネートパータンが得られることから遅延器1つ
おきにインバータINV1,INV2を設けている。こ
うすることで適する点で101010…のパターンは1
11111…と同極性となる。このようにして比較器7
04により基準値との最終の比較出力が得られたとき
が、データの最適点、即ち、サンプリングをしてデータ
復調をするのに適する点となる。なお、ダミーパターン
は何でもよいが、受信機のパターン補正回路のインバー
タをダミーパターンに応じて設定する。但し、ダミーパ
ターン長は遅延器群701の最大遅延時間以上、即ち、
検出するのに十分な時間でなければならない。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、多
重化されたスペクトラム拡散通信を行なっても相関器が
一つでよく、回路の簡略化が可能となる。そして、相関
器としてコンボルバやマッチドフィルタを用いる場合、
相関器の処理時間により扱えるデータの伝送レートの上
限が決まってしまうが、その限界を越えて高速のデータ
伝送が行なえるようになる。且つ、高速データ伝送を行
なってもPN符号のクロックを上げる必要がないので、
通信帯域が広がることもなく、他の通信系への干渉は無
い。また、データに依存しないスペクトラム拡散変調信
号を基準時間信号として多重化変調しているので、相関
器においてPN符号の位相同期を必要とせず、従って相
関器の処理弛緩を考慮することなく高速のデータ伝送が
可能となる。さらには、確実にデータ復調時の基準とな
るサウンダチャンネルに対応する相関パルスを検出する
ことができると共に確実なデータサンプリング点を検出
できるので、データ復調性能が向上する。
重化されたスペクトラム拡散通信を行なっても相関器が
一つでよく、回路の簡略化が可能となる。そして、相関
器としてコンボルバやマッチドフィルタを用いる場合、
相関器の処理時間により扱えるデータの伝送レートの上
限が決まってしまうが、その限界を越えて高速のデータ
伝送が行なえるようになる。且つ、高速データ伝送を行
なってもPN符号のクロックを上げる必要がないので、
通信帯域が広がることもなく、他の通信系への干渉は無
い。また、データに依存しないスペクトラム拡散変調信
号を基準時間信号として多重化変調しているので、相関
器においてPN符号の位相同期を必要とせず、従って相
関器の処理弛緩を考慮することなく高速のデータ伝送が
可能となる。さらには、確実にデータ復調時の基準とな
るサウンダチャンネルに対応する相関パルスを検出する
ことができると共に確実なデータサンプリング点を検出
できるので、データ復調性能が向上する。
【図1】本発明による装置の送信機及び受信機の一実施
例を示すブロック図である。
例を示すブロック図である。
【図2】本発明の他の実施例を示すブロック図である。
【図3】上記送信機の動作説明図である。
【図4】上記受信機の動作説明図である。
【図5】上記受信機の動作説明図である。
【図6】従来装置の一例を示すブロック図である。
【図7】従来装置の一例を示すブロック図である。
【図8】サウンダ検出回路の構成例を示すブロック図で
ある。
ある。
【図9】確実なデータサンプリング方法の一例の説明図
である。
である。
【図10】この方法を実施するための構成例を示すブロ
ック図である。
ック図である。
【図11】この方法を実施するための構成例を示すブロ
ック図である。
ック図である。
102 セレクタ群 103 遅延器群 104 加算器 105 PNコード発生器 107 高周波変調器 201 相関器 204 PNコード発生器 207 検波器 208 2値化回路 209 サウンダパルス検出回路 210 サンプリングパルス生成回路 211 情報検出回路 212 パラレル−シリアル変換回路
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年11月24日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図4】
【図2】
【図3】
【図10】
【図5】
【図11】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 赤沢 茂男 東京都文京区白山5丁目35番2号 クラリ オン株式会社内
Claims (12)
- 【請求項1】 シリアルな送信データを複数のパラレル
データに変換するシリアル−パラレル変換手段と、該複
数のパラレルデータによりスペクトラム拡散変調を行う
拡散変調手段と、上記複数のパラレルデータに依存しな
いスペクトラム拡散変調信号と該スペクトラム拡散変調
信号の位相を基準として上記拡散変調手段の各出力を夫
々遅延せしめる遅延手段と、上記スペクトラム拡散変調
信号と上記各遅延手段出力とを加算する加算手段と、該
加算手段出力を高周波変調する高周波変調器と、を含む
送信機及び、 受信された受信信号と参照信号との相関をとる相関器
と、該相関器の出力信号をベースバンド情報帯域の信号
に変換する変換手段と、該変換手段の出力をデジタル信
号に変換する2値化回路と、該デジタル信号よりデータ
復調せしめるデータ復調手段とを含む受信機よりなるこ
とを特徴とするスペクトラム拡散通信装置。 - 【請求項2】 上記拡散変調手段は、上記複数のパラレ
ルデータの各データの極性に応じて2種類の拡散符号を
選択することを特徴とする請求項1に記載のスペクトラ
ム拡散通信装置。 - 【請求項3】 上記拡散変調手段は、上記複数のパラレ
ルデータの各データの極性に応じて1つの拡散符号を出
力するかしないかを選択することを特徴とする請求項1
に記載のスペクトラム拡散通信装置。 - 【請求項4】 上記データ復調手段は、上記相関器から
の出力信号の上記スペクトラム拡散変調信号に対応した
相関ピークを上記2値化回路を介して検出する検出手段
を有することを特徴とする請求項1に記載のスペクトラ
ム拡散通信装置。 - 【請求項5】 上記データ復調手段は、上記検出手段の
出力信号より、上記相関器からの出力信号の上記複数の
パラレルデータに対応した相関ピークを上記2値化回路
を介してサンプリングするサンプリングパルス生成手段
を有することを特徴とする請求項1に記載のスペクトラ
ム拡散通信装置。 - 【請求項6】 上記データ復調手段は、上記サンプリン
グパルス生成手段より得られるサンプリングパルスによ
り、上記相関器からの出力信号の上記複数のパラレルデ
ータに対応した相関ピークを上記2値化回路を介してサ
ンプリングし、上記複数のパラレルデータを復調する情
報検出手段と、該情報検出手段で得られる複数のパラレ
ルデータより送信データを復調するパラレル−シリアル
変換手段とを含むことを特徴とするスペクトラム拡散通
信装置。 - 【請求項7】 シリアルな送信データを複数のパラレル
データに変換する手段と、 上記複数のパラレルデータをスペクトラム拡散変調する
拡散変調手段と、 上記拡散変調手段から出力されるスペクトラム拡散変調
信号と上記送信データに依存しないスペクトラム拡散変
調信号とを合成して多重化スペクトラム拡散変調信号を
出力する手段と、 を備えた送信機と、 上記多重化スペクトラム拡散変調信号と参照信号との相
関をとる相関器と、 上記相関器の出力をベースバンド情報帯域の信号に変換
しかつ2値化することにより相関パルスを生成する手段
と、 上記相関パルスから、前記送信データに依存しないスペ
クトラム拡散変調信号に対応する相関パルス成分を検出
する検出手段と、 前記相関パルスより上記相関パルス成分に基づいて前記
データを復調する手段と、 を備えた受信機と、 から成ることを特徴とするスペクトラム拡散通信装置。 - 【請求項8】 前記検出手段が、複数の遅延器と、これ
ら遅延器の各出力をアナログ加算する加算器と、該加算
器の出力と基準値とを比較する比較器と、から成ること
を特徴とする請求項7に記載のスペクトラム拡散通信装
置。 - 【請求項9】 前記送信機において、前記シリアルな送
信データを前記複数のパラレルデータに変換する前に、
上記データを所定時間遅延させる遅延手段を設けたこと
を特徴とする請求項1又は7に記載のスペクトラム拡散
通信装置。 - 【請求項10】 前記送信機において、前記シリアルな
送信データを前記複数のパラレルデータに変換する前
に、所定のアルゴリズムに従って、上記データをコード
化するコード化手段を設けると共に前記受信機におい
て、前記データ復調に際し、復調されたデータをデコー
ディングして前記シリアルな送信データを復元するデコ
ード手段を設けたことを特徴とする請求項1又は7に記
載のスペクトラム拡散通信装置。 - 【請求項11】 前記送信機において、前記シリアルな
送信データを前記複数のパラレルデータに変換する前
に、任意のダミーデータを発生する手段と、上記送信デ
ータとダミーデータを選択的に出力する手段とを設ける
と共に前記受信機において、前記相関パルスより前記ダ
ミーデータを検出するダミーデータ検出手段を設けたこ
とを特徴とする請求1又は7に記載のスペクトラム拡散
通信装置。 - 【請求項12】 前記ダミーデータ検出手段が、情報チ
ャンネルの1つに対応する相関パルスを遅延する複数の
遅延器と、これら遅延器の各出力を補正するパターン補
正手段と、該パターン補正手段の各出力をアナログ加算
する加算器と、該加算器の出力と基準値とを比較する比
較器と、から成ることを特徴とする請求項 【11】に記載のスペクトラム拡散通信装置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US07/713,462 US5291515A (en) | 1990-06-14 | 1991-06-11 | Spread spectrum communication device |
US07/829,469 US5228055A (en) | 1991-01-31 | 1992-01-31 | Spread spectrum communication device |
DE4202786A DE4202786A1 (de) | 1991-01-31 | 1992-01-31 | Spreizspektrum-kommunikationsanordnung |
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2-153998 | 1990-06-14 | ||
JP15399890 | 1990-06-14 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05183534A true JPH05183534A (ja) | 1993-07-23 |
JP2896817B2 JP2896817B2 (ja) | 1999-05-31 |
Family
ID=15574682
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3163191A Expired - Lifetime JP2896817B2 (ja) | 1990-06-14 | 1991-01-31 | スペクトラム拡散通信装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2896817B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5889815A (en) * | 1996-03-08 | 1999-03-30 | Yrp Mobile Telecommunications Key Technology Research Laboratories Co., Ltd. | Spread spectrum communication receiver |
WO1999023777A1 (fr) * | 1997-11-04 | 1999-05-14 | Sharp Kabushiki Kaisha | Emetteur et recepteur pour systeme de communication a plusieurs vitesses a spectre disperse direct par multiplexage du temps de propagation, et systeme precite |
US5949816A (en) * | 1996-03-05 | 1999-09-07 | Sharp Kabushiki Kaisha | Spread spectrum communication apparatus |
US5960028A (en) * | 1995-08-11 | 1999-09-28 | Sharp Kabushiki Kaisha | Spread spectrum communication system |
-
1991
- 1991-01-31 JP JP3163191A patent/JP2896817B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5960028A (en) * | 1995-08-11 | 1999-09-28 | Sharp Kabushiki Kaisha | Spread spectrum communication system |
US5949816A (en) * | 1996-03-05 | 1999-09-07 | Sharp Kabushiki Kaisha | Spread spectrum communication apparatus |
US5889815A (en) * | 1996-03-08 | 1999-03-30 | Yrp Mobile Telecommunications Key Technology Research Laboratories Co., Ltd. | Spread spectrum communication receiver |
WO1999023777A1 (fr) * | 1997-11-04 | 1999-05-14 | Sharp Kabushiki Kaisha | Emetteur et recepteur pour systeme de communication a plusieurs vitesses a spectre disperse direct par multiplexage du temps de propagation, et systeme precite |
US6738448B1 (en) | 1997-11-04 | 2004-05-18 | Sharp Kabushiki Kaisha | Transmitter and receiver for multi-rated delay multiplexing direct spread spectrum communication system, and multi-rated delay multiplexing direct spread spectrum communication system |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2896817B2 (ja) | 1999-05-31 |
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