JPS62102574A - 磁気抵抗効果素子 - Google Patents

磁気抵抗効果素子

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JPS62102574A
JPS62102574A JP60242436A JP24243685A JPS62102574A JP S62102574 A JPS62102574 A JP S62102574A JP 60242436 A JP60242436 A JP 60242436A JP 24243685 A JP24243685 A JP 24243685A JP S62102574 A JPS62102574 A JP S62102574A
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JP
Japan
Prior art keywords
magnetic
thin film
substrate
predetermined pattern
substance
Prior art date
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Pending
Application number
JP60242436A
Other languages
English (en)
Inventor
Masami Kinoshita
木下 雅己
Hirofumi Imaoka
今岡 裕文
Toshihisa Moriyama
森山 敏尚
Michiaki Shinozuka
道明 篠塚
Yoshimasa Tanaka
義昌 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Victor Company of Japan Ltd
Original Assignee
Victor Company of Japan Ltd
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Publication date
Application filed by Victor Company of Japan Ltd filed Critical Victor Company of Japan Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は磁界の検出に用いられる磁気抵抗効果素子に関
する。
(従来の技術) 磁気抵抗効果素子は、例えば磁気テープに記録されてい
る情報信号の頭出しのために磁気ヘッドの全巾にわたっ
て記録されている信号の再生を行な際に用いられる磁気
ヘッドの磁気センサとして用いられたり、その他各種の
用途に磁気センサとして用いられていることは周知のと
おりである。
そして、従来、磁気抵抗効果素子は、アルミナを主成分
とするセラミックス、あるいはガラスなどのような非磁
性体の絶縁体基板における鏡面仕上げされた状態の表面
に、磁気抵抗効果を有する磁性物質(例えば、ニッケル
鉄合金、あるいはニッケル・コバルト合金)による所定
のパターンの磁性薄膜を、周知の成膜手段、例えば蒸着
法、スバ\、 ツタリング法などにより付着形成させて磁気検萬部を構
成させるのと同時に、前記した磁気検出部に対する接続
端子として用いられる2個の電極部も、前記した磁気抵
抗効果を有する磁性物質により基板上に付着形成させる
ようにしていた。
第2図において、1は下部ガラスの基板、2は上部ガラ
ス基板、3は磁気抵抗効果を有する磁性物質(例えば、
ニッケル鉄合金、あるいはニッケル・コバルト合金)に
よる所定のパターンの磁性薄膜を、周知の成膜手段1例
えば蒸着法、スパッタリング法などにより付着形成させ
た磁気検出部であり、また、4,5は前記した磁気検出
部3に対する接続端子として用いられる2個の電極部で
あって、この2個の電極部4,5も前記した磁気検出部
1の成膜時に、前記した磁気抵抗効果を有する磁性物質
により基板上に付着形成されている。
そして、前記の電極部4,5には接続線6,7が。
それぞれ半田付け8,8・・・の手段によって接続され
るのである。
(発明が解決しようとする問題点) ところが、前記した従来の磁気抵抗効果素子では、薄膜
状の磁気検出部3と電極部4,5との双方を、磁気検出
部の構成材料として用いられる磁気抵抗効果を有する磁
性材料により、基板1上に同時に付着形成させていたの
で、電極部4,5に対して接続線6,7を半田付け8,
8・・・する際に、加熱による膜割れが生じたり、電極
部4,5に対して接続[6,7を強固に固着させること
ができなかったり、電極部4,5に対する接続線6,7
の半田付けの時間が長い場合には基板1上の薄膜が半田
中に拡散吸収され(いわゆる、半田くわれが生じ)で、
電極部4,5が基板1から剥離したりするということが
生じていた。
そのため、磁気抵抗効果素子を使用する各種の素子また
は装置の製作に当って行なわれる電極部4.5に対する
接続線6.7の半田付けに際して、前記のような問題が
生じない状態で半田付けが行なわれるためには、240
℃以下というような温度についての制限と、3秒以内と
いうような時間についての制限とが必要とされるなど、
半田付けの温度と時間とが厳しく規制されているので、
半田ペーストを電極部4,5に塗布してリフロー炉で半
田付けを行なう場合のように、半田付けに際して比較的
に長時間にわたって高い温度が半田付は部分に与えられ
るような半田付は手段は採用できないから、磁気抵抗効
果素子を組込み使用する素子あるいは装置などの大量生
産の実施に支障を与えていた。
それで、従来は磁気抵抗効果素子の電極部に対する接続
線の半田付は作業は、熟練している作業者が半田ごてを
用いて行なうようにしていたが、半田付は作業が作業者
の手作業によって実施された場合でも、磁気抵抗効果素
子自体が2〜4mm角というように小さいために、半田
付けの作業が困難であって半田付けに長い時間が掛かり
、電極部4,5に膜割れを生じさせて不良品を多発させ
ることが問題になっていた。
また、たとえ、半田付けがうまく行なわれたとしても、
接続線に例えば200〜300グラム程度の僅かな力が
加わっても、電極部4,5が基板1から剥離してしまう
ので、後工程において磁気効果素子を他の部品に取付け
る作業を自動化することも困難であった。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、非磁性体の絶縁体基板における鏡面仕上げさ
れた状態の表面に付着形成させた磁気抵抗効果を有する
磁性物質による所定のパターンの磁性薄膜で構成されて
いる磁気検出部に対する接続端子として用いられる2個
の電極部が、前記した磁気検出部を構成している磁気抵
抗効果を有する磁性物質による所定のパターンの磁性薄
膜の端部に対して重なり合う部分と接続端子の部分とが
連続している状態の所定のパターンを有している如き個
別の導電性物質による薄膜により前記した非磁性体の絶
縁体基板における鏡面仕上げされた状態の表面に付着形
成されている磁気抵抗効果素子において、前記した電極
部として基板の構成物質に対して良好な付着性を示す物
質による薄膜と、半田付けに適する物質による薄膜とが
積層されているものを用いてなる磁気抵抗効果素子を提
供するものである。
(実施例) 以下、本発明の磁気抵抗効果素子の具体的な内容を添付
図面を参照しながら詳細に説明する。第1図は本発明の
磁気抵抗効果素子の平面図であり。
この第1図において10は例えばガラスの基板、または
アルミナを主材料として構成されたセラミックスの基板
のように、非磁性体の絶縁体基板であり、この非磁性体
の絶縁体基板10の表面は鏡面研磨によって鏡面状に仕
上げられている。
Aは非磁性体の絶縁体基板10における鏡面状に仕上げ
られた表面状態の表面に付着形成された磁気抵抗効果を
有する磁性物質(例えば、ニッケル鉄合金、またはニッ
ケル・コバルト合金)による所定のパターンの磁性薄膜
で構成されている磁気検出部である。
また、Bl、B2は前記した磁気検出部を構成している
磁気抵抗効果を有する磁性物質による所定のパターンの
磁性薄膜の端部11.12に対して重なり合う部分13
.14と接続端子の部分15°、16とが連続している
状態の所定のパターンを有している如き個別の導電性物
質による薄膜として前記した非磁性体の絶縁体基板10
における鏡面仕上げされた状態の表面に付着形成されて
いる接続端子として用いられる2個の電極部である。
そして、本発明の磁気抵抗効果素子における前記した電
極部Bl、B2は、非磁性体の絶縁体基板lOの鏡面状
の表面に、基板10の構成物質に対して良好な付着性を
示す物質1例えばクロムによる薄膜と、半田付けに適す
る物質例えば金によるg膜とが積層された状態の構成の
ものとなされているのである。
前記のような構成を有する本発明の磁気抵抗効果素子は
、例えば次のようにして製作することができる。すなわ
ち、まず、ガラスの基板10における鏡面状の表面に、
蒸着法またはスパッタリング法により、適当な組成比の
ニッケル鉄合金(例えば、ニッケルが83〜85%で残
部が鉄であるようなニッケル鉄合金)の所定の厚さの薄
膜(例えば、厚さが250オングストロームの磁性薄膜
)を付着成し、次いで、前記したニッケル鉄合金の薄膜
上にフォトレジスト層をつけてから、そのフォトレジス
ト層に磁気検出部Aで必要とされる所定のパターンを有
するマスクを通して露光した後に現像する。
次に前記のような露光現像工程によって、磁気検出部A
で必要とされている所定のパターンの部分だけにフォト
レジスト層が残されている状態のフォトレジスト層によ
るマスクパターンが形成されているものを腐蝕液を用い
て湿式エツチングを行なったり、あるいはドライ・エツ
チングを行なってから、前記したフォトレジスト層によ
るマスクパターンを除去して、基板10上に磁気検出部
Aで必要とされている所定のパターンを有するニッケル
鉄合金の薄膜が付着形成されている状態のものを得る。
それから、基板10上に再び一様な厚さのフォトレジス
ト層を形成させた後に、そのフォトレジスト層に電極部
Bl、B2で必要とされる所定のパターンを有するマス
クを通して露光し、現像することにより電極部Bl、B
2と対応する部分が除去された状態のフォトレジスト層
によるマスクパターンを得る。
次いで、前記したフォトレジスト層によるマスクパター
ンを用いて、例えば蒸着法またはスパッタリング法の適
用により200〜600オングストロームの厚さのクロ
ムの薄膜を付着形成させた後に、前記したクロムの薄膜
上に引続き1000〜6000オンゲストロムの厚さの
金の薄膜を付着形成させる。
次に、フォトレジスト層によるマスクパターンを除去し
た後に、所定のパターンを有する二酸化シリコンまたは
窒化シリコンによる保護膜を付着させる。
第1図に示されている例においては、磁気検出部Aのパ
ターンが直線状のものとされているが、磁気検出部Aの
パターンとしては、磁気抵抗効果素子の使用目的に応じ
てそれぞれ異なるものとなされるべきものである。また
、上記した磁気抵抗効果素子に関する製作法は、それの
−例を示したのに過ぎず、本発明の磁気抵抗効果素子は
周知の成膜技術を選択使用して製作されてもよいことは
勿論である。
(効果) 以上、詳細に説明したところから明らかなように、本発
明の磁気抵抗効果素子は非磁性体の絶縁体基板における
鏡面仕上げされた状態の表面に付着形成させた磁気抵抗
効果を有する磁性物質による所定のパターンの磁性薄膜
で構成されている磁気検出部に対する接続端子として用
いられる2個の電極部が、前記した磁気検出部を構成し
ている磁気抵抗効果を有する磁性物質による所定のパタ
ーンの磁性薄膜の端部に対して重なり合う部分と接続端
子の部分とが連続している状態の所定のパターンを有し
ている如き個別の導電性物質による薄膜により前記した
非磁性体の絶縁体基板における鏡面仕上げされた状態の
表面に付着形成されている磁気抵抗効果素子において、
前記した電極部として基板の構成物質に対して良好な付
着性を示す物質による薄膜と、半田付けに適する物質に
よる薄膜とが積層されているものを用いてなる磁気抵抗
効果素子であるから、この本発明の磁気抵抗効果素子で
は、電極部が例えばクロムのように基板との付着力が大
きな物質の薄膜によって電極部と基板との付着の状態が
強固なものにされているとともに、前記したクロムの薄
膜上に半田に拡散することもなく半田付けに適する物質
、例えば金のような物質の薄膜を付着させた2層構造の
ものにされているから、電極部は基板に対して大きな付
着力で付着された状態になっており、がっ、電極部に対
する接続線の半田付けも容易で、半田付けの所要時間が
多少長くても、電極部の薄膜に割れや、いわゆる半田く
われを生じさせることがなく、また、電極部と接続線と
の接着強度も大であり、したがって、本発明の磁気抵抗
効果素子ではりフロー炉により電極部と接続線との半田
付けを行なうことも可能であるために、磁気抵抗効果素
子を組込んで構成する素子あるいは装置の組立て作業の
自動化も容易となる他、電極部は耐腐蝕性に優れている
という利点も有しているので、本発明によれば既述した
従来の磁気抵抗効果素子における諸問題点はすべて良好
に解決することができるのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の磁気抵抗効果素子の平面図、第2図は
磁気抵抗効果素子の斜視図である。 A・・・磁気検出部、Bl、B2・・・電極部、1・・
・下部基板、10・・・基板、

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  非磁性体の絶縁体基板における鏡面仕上げされた状態
    の表面に付着形成させた磁気抵抗効果を有する磁性物質
    による所定のパターンの磁性薄膜で構成されている磁気
    検出部に対する接続端子として用いられる2個の電極部
    が、前記した磁気検出部を構成している磁気抵抗効果を
    有する磁性物質による所定のパターンの磁性薄膜の端部
    に対して重なり合う部分と接続端子の部分とが連続して
    いる状態の所定のパターンを有している如き個別の導電
    性物質による薄膜により前記した非磁性体の絶縁体基板
    における鏡面仕上げされた状態の表面に付着形成されて
    いる磁気抵抗効果素子において、前記した電極部として
    基板の構成物質に対して良好な付着性を示す物質による
    薄膜と、半田付けに適する物質による薄膜とが積層され
    ているものを用いてなる磁気抵抗効果素子。
JP60242436A 1985-10-29 1985-10-29 磁気抵抗効果素子 Pending JPS62102574A (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55123183A (en) * 1979-03-15 1980-09-22 Nec Corp Magnetic detector

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55123183A (en) * 1979-03-15 1980-09-22 Nec Corp Magnetic detector

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