JPS62102532A - 薄膜パタ−ニング方法 - Google Patents

薄膜パタ−ニング方法

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JPS62102532A
JPS62102532A JP60241492A JP24149285A JPS62102532A JP S62102532 A JPS62102532 A JP S62102532A JP 60241492 A JP60241492 A JP 60241492A JP 24149285 A JP24149285 A JP 24149285A JP S62102532 A JPS62102532 A JP S62102532A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
film
etching
thin film
resin
copper
Prior art date
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Pending
Application number
JP60241492A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinichi Hara
原 眞一
Makoto Morijiri
誠 森尻
Tsuneo Yoshinari
吉成 恒男
Mitsuo Sato
佐藤 満雄
Masatoshi Tsuchiya
土屋 正利
Masanobu Hanazono
雅信 華園
Shunichiro Kuwazuka
鍬塚 俊一郎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP60241492A priority Critical patent/JPS62102532A/ja
Publication of JPS62102532A publication Critical patent/JPS62102532A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は、薄膜素子の製造方法に係り、特に、樹脂膜を
用いた薄膜のパターニング方法に関するものである。
〔発明の背景〕
薄膜技術は、LSI等の半導体の配線に使われル他、磁
気バブルメモリ、感熱表示素子、薄膜磁気ヘッド、液晶
表示素子等の薄膜素子の製造に広く用いられて来ている
。この薄膜技術は、ひとつには今まで機械加工や厚膜技
術で製造していた分野への応用が進められておシ、構造
的に複雑なものが作られる傾向におる。また、一方では
素子の小形化、高密度化に伴い、パターン精度の向上が
必要になって来ている。このため、配置パターンあるい
はスルーホールによって生じた段差の上に更に高精度パ
ターンを形成する技術がひとつの課題となっている。こ
の課題に対する考え方のひとつは平坦化である。平坦化
法としては樹脂膜あるいは低融点ガラス等を塗布し、熱
処理して流動させる法、バイアススパッタリングにより
平坦な堆積膜を得る方法、凹凸のある膜上に樹脂等で平
坦な犠牲層を形成し、樹脂と膜の白部分を同時に表面か
らエツチングして行くエッチパック法などがおる。
前述の課題のもうひとつの解の方向は凹凸のある表面上
に高精度パターンを形成する技術の開発である。多層レ
ジストによシバターンを形成する技術などがこれに当た
る。
実際の素子形成プロセスにおいては、完全に平坦な面を
得ることは容易でなく、例えば配線接続部をエツチング
で除去することで新たな凹凸ができることになる。一方
、凹凸が大きい場合には、多層レジストの下層となる樹
脂層が凹凸を埋め切れない、レジストパターンを素子パ
ターンに転写するエツチング技術に限界がある等から現
実には高精度パターンの形成は困難であるうさらに薄膜
技術の応用が拡大したことによる問題点として、材料の
多・係化が上げられる。例えば配線材料にはアルミニウ
ム又はその合金が多く用いられているが、抵抗率が大き
い、エレクトロマイグレーションに弱い等の欠点から銅
、金等の材料を用いる場合がある。アルミニウムは、塩
素系ガスによる反応性スパッタエツチングで選択的にエ
ツチングできるが、銅、金等の材料では選択比の大きな
ドライエツチング方法は知られていない。
以下、銅薄膜のパターニングを具体例として、問題点を
明らかにする。。
銅は選択的にエツチングするドライエツチング用ガスが
仰られておらず、高11f4FKパターンを得ようとす
る時には加速したアルゴンイオンを衝突してエツチング
するイオンビームエツチング法あるいはイオンミリング
法が用いられることが多いつ平坦面上に銅膜がある場合
、1μmオーダの高精度パターンを形成することも可能
である1、シかし下地に凹凸があると、第2図に示すよ
うな再付着現象によりパターンが形成できなくなる。
第2図(イ)はエツチング前の状態、第2図(ロ)はエ
ツチング後の状態の断面をそれぞれ示している。すなわ
ち、第2図(イ)において、基板1上に凹凸のある薄膜
2を形成し、その上に銅膜3を蒸着、スパッタリングあ
るいはめつき法等で形成するっさらにホトレジストパタ
ーン4,5を形成する。ホトレジストe露光現象する前
はホトレジストパターン4,5は点線6で示すような表
面形状全している。この時、凹凸のある薄膜2があるた
めホトレジストパターン4.5の厚さは塗布及び熱処理
における流動によシそれぞれ異なる。このレジストパタ
ーン4,5金マスクにして、銅膜をアルゴンガスを用い
九イオンミリング法でエツチングすると第2図(ロ)に
示すような形状となる。
ホトレジストパターン4,5はそれぞれ薄くなるが第2
図(イ)で示すようにエツチング前の厚さが異なるため
、エツチング後においてもホトレジストパターン5の方
がホトレジストパターン4より厚くなっている。そのた
め、前者では、アルゴンイオンにニジスパッタされた銅
膜3の一部がホトレジストパターン5の側面に再付着し
、壁状の膜10を形成してしまう。一方、ホトレジスト
パターン4は十分な厚さがないため、アルゴンイオンに
よるサイドエツチングの進行で銅膜のパターン7は上部
が削られて面9が表れ、目的とする台形の形状のものが
得られない。ホトレジストパターン4.5の厚さを厚く
すると、銅膜パターン7は目的とする台形の形状になる
が、銅膜パターン8は、壁状の膜が更に厚くなってしま
い、単にホトレジストマスクで凹凸のある上の銅膜のパ
ターニングは困難である。
この解決策として、例えば、Bollinger、 L
D、 らが、5olid 5tafe Techno!
0.VOl、 23. no。
12(19781に示すように、クロム、チタン。
アルミニクムtマスクにしてアルゴンと酸素の混合ガス
で銅をイオンミリングする方法がある。この太易会、上
6己のクロム、チタン、アルミニウム等は酸化物が強固
なため、エツチング速度が低下する。−万、銅は酸素を
混合した時のエツチング速度の低下はわずかであシ、結
果として銅に対して約10倍の大きな選択比企与えるこ
とになる。しかしながら、この方法を用いる場合でもマ
スク材をホトレジストでパターニングしなければならな
い。このマスク材全パターニングする時の寸法種度を上
げるため、及びマスク材をエツチングする時の壁状の膜
の形成金防ぐため、凹凸を平坦化することが行なわれる
。樹脂膜は100〜400℃の低温での熱処理で使用で
きること、及び、下地の凹凸の周期が短い場合と同様、
周期が10μm以上の長い場合にも容易に効果的に平坦
化するため、有効な手段となる。しかしながら、実際の
デバイスに適用すると以下に示す問題点が生ずる。
第3図(イ)は、凹凸會樹脂、[11で平坦化し′fc
俊、銅膜3を堆積し、その上にエツチングマスクとなる
アルミニクム、クロム、チタン、ニッケル、鉄曾金、モ
リブデ/等からなるメタルマスク12’にパターニング
した時の断面を示したものでるる。この基板を、酸素2
0俤、アルゴン80チの混合ガスを用いて加速電圧60
0vでイオンミリングすると第3図(ロ)に示すような
目的とする台形断面を持つ銅膜パターン13が得られる
しかし、銅膜パターンを残渣なく形成するにはミリング
時間をジャストエツチングに比べ長くしなければならな
いが、樹脂が酸素に弱いため、樹脂膜11は急速にエツ
チングされる。また、金属膜3の露出部分が全て同時に
エツチング完了にはならないため、樹脂膜11の露出し
た部分からエツチングが開始される。そのため、表面は
、錐状、あるいは針状の凹凸が発生する。そして、銅膜
パターン13の近傍では、パターン側壁で反射したイオ
ンが当たるため、溝14が形成され、部分的に絶縁膜の
薄い部分ができ、素子の性能の低下を招く。
通常銅膜のように樹脂と密着の悪い金属を形成する場合
、金属と樹脂膜の間にクロム、チタン等の密着性全改善
するFAヲ形成する。しかし、この時の厚さは0.02
〜0.05μm程度であり、溝14及び樹脂膜表面の凹
凸を防ぐことはできない。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、樹脂膜上の金属膜?:8度良くパター
ニングする方法を提供することだある。
〔発明の概要〕
金属膜を、薄い他の金属膜をマスクにして酸素’ttむ
ガスでエツチングする方法は、下地が樹脂の時に与える
ダメージが大きい。本発明では、従来、密着性向上のた
めに用いていた金属膜の材質と厚さを適性化することに
より、樹脂膜の表面凹凸が防止できることを見出し、素
子作成プロセスに適用したものでおる。
〔発明の実施例〕
以下、本発明の一実施例を第1図により説明する。第1
図(イ)において、樹脂膜11とパターニングを目的と
する銅膜3との間にエツチングストッパ用の薄膜15を
挿入する。この薄膜15の厚さは銅膜3の厚さ、イオン
ミリングにおけるエツチングの速度分布、銅膜3と薄膜
15のエツチング選択性、下部凹凸の形状さらにはイオ
ン入射角等のイオンミリング条件等によって適正なもの
が選ばれるが、形成するパターン近傍におけるエツチン
グ速度の速い部分で、銅膜3のエツチング中に薄膜15
が局部的に除かれないことが必要である。実際には、エ
ツチング選択性について10倍程度以上の条件を選び、
薄膜15の厚さ金銅膜の1/20以上にすると良好な場
合が多い、。
第1図(イ)においてメタルマスク12t−用い銅膜3
をアルゴンと酸素の混合ガスでイオンミリングし、薄膜
15が露出する時点で停止することにより、第1し1(
ロ)の形状を得る3酸素とアルゴンの混合比は5〜50
チ程度が実用上好ましく、50係以上の場合、エツチン
グ速度の低下と、ストッパとなる薄膜15が一部で破壊
された場合の樹脂膜11のダメージが大きくなる可能性
がある。
また、5係以下では、メタルマスク12と銅膜3の選択
性が不足することがある。
第1図(ロ)の形状の素子をさらにアルゴンイオンある
いは薄膜15を選択的にエツチングするガスからなるイ
オンでミリングすることにより、第1図()゛)の形状
を得る。薄膜15がチタンの場合には、アルゴンあるい
は、フッ素化合物ガスが効果的であり、クロムの場合は
アルゴン、アルミニウムの場合は塩素系あるいはフッ素
系化合物が効果的である。
メタルマスク12は銅膜3のミリングにおいて十分形状
を保つ必要があり、この厚さは、経験上、ミリング中に
減る厚さが1/2以下になるようにするのが好ましい。
さらに、ストッパとなる薄膜15の厚さよりもミリング
後のメタルマスク12の厚さを厚くすることにより、第
1図()・)においてメタルマスクをそのまま残し、さ
らに上部に堆積する金属膜あるいは、絶縁膜との密着性
向上に使用することも可能である。
また、逆にメタルマスク12の厚さを、エツチングスト
ッパの薄膜15の除去のイオンミIJングの際に、完全
に除去できる程度の厚さKすることによシ、銅膜3を露
出させることも可能である。
この方法では、メタルマスク12の材料の選択が自由に
なるため、チタニア、アルミナ等の酸化物でも可能であ
る1゜ 本発明の実施例では銅膜を使用しているが、金。
銀のように酸素によシエッチング速囲が低下しないか、
低下の程区の小さい材料であれば、全く同一の方法が可
能である。この時に、メタルマ り12あるいはエツチ
ングストッパとなる薄膜15とパターニングを目的とす
る材料の膜との間に、さらに密着層を入れた多層構造も
可能である。この時、密着層が酸素に対しエツチング速
度が速いものf、9れば銅と同様に扱うことができ、一
方、エツチング速度が遅いものであればマスク材あるい
はストッパとしての役割を受持つことができる。
尚、第1図において、エツチングマスク12は通常イオ
ンミリング法るるいは反応性イオンミリング法に工りパ
ターニングする。このエツチングマスク金作成する他の
方法として、選択めっき法がある。選択めっき法にする
と、エツチング時の再付着によるパターン形状の荒れが
生じない。また、短時間に薄膜を制御した膜が得られる
ので、表面層として残るエツチングマスク12の量全容
易にコントロールすることができる。
エツチングマスク12の製法の別法として、リフトオフ
法があり、これもエツチングにおけるパターン形状の荒
れが防止できる他、ミリングにおけるエツチング速度の
遅い材料から自由に選択することができ、ホトレジスト
とのエツチング選択性を考慮する必要がなくなる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、酸素に弱い樹脂膜上にエツチングスト
ッパを設けることにより、樹脂の局部的なエツチング及
び表面の荒れ全防止することができ、高精度かつ信頼性
−の高い多層構造全形成することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図(イ)、(ロ)、(ハ)はそれぞれ本発明の薄膜
パターニング方法全実施時の説明図、第2図(イ)、(
ロ)及び第3図(イ)、(ロ)はそれぞれ従来のパター
ニング方法を実施時の説明図である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、薄膜素子の製造工程において、少なくとも一部が樹
    脂上に形成される金属薄膜を3層以上の積層膜とし、最
    も厚い層を中層に配し、その中間層と樹脂の間にある層
    の厚さを中間層の20分の1より厚くしたことを特徴と
    する薄膜のパターニング方法。
JP60241492A 1985-10-30 1985-10-30 薄膜パタ−ニング方法 Pending JPS62102532A (ja)

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JPS62102532A true JPS62102532A (ja) 1987-05-13

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JP (1) JPS62102532A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE3921999A1 (de) * 1988-07-06 1990-01-25 Ryobi Ltd Bogen-rotationsdruckmaschine fuer das bedrucken der vorderseite und der rueckseite
JPH02111021A (ja) * 1988-10-20 1990-04-24 Nec Kansai Ltd 半導体装置の製造方法

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DE3921999A1 (de) * 1988-07-06 1990-01-25 Ryobi Ltd Bogen-rotationsdruckmaschine fuer das bedrucken der vorderseite und der rueckseite
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