JPS62101623A - 高曲げ弾性率エラストマ−の製造方法 - Google Patents

高曲げ弾性率エラストマ−の製造方法

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JPS62101623A
JPS62101623A JP60236562A JP23656285A JPS62101623A JP S62101623 A JPS62101623 A JP S62101623A JP 60236562 A JP60236562 A JP 60236562A JP 23656285 A JP23656285 A JP 23656285A JP S62101623 A JPS62101623 A JP S62101623A
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polyurea
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molded
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ルイス マイクル アルベリノ
デール フランシス レゲルマン
ナンシイ パーシネン ベスポリ
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Dow Chemical Co
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の分野 本発明は、反応射出成形(RIM)ポリ尿素含有エラス
トマーに関し、さらに詳しくはポリ尿素結合を含有する
高曲げ弾性率エラストマーのRIM加工の改良およびこ
れによって得られた改良された製品に関する。
先行技術の説明 米国特許第4.218.543号明細店には、有機ポリ
イソシアナート、重合体状ポリオールおよび特にジエチ
ルトルエンジアミン(DETDA>によって例示される
型の種々のポリアミン連鎖延長剤のRIM加工によるポ
リウレタン−ポリ尿素の製造に関する先行技術の広範な
総説が与えられている。この総説は、本明細書に自照さ
れている。
エラストマーポリウレタン−ポリ尿素重合体のRIM技
術による製造の改良は、ジアミンとグリコールの連鎖延
長剤ブレンドの使用およびイソシアナート末端プレポリ
マーの使用をそれぞれ開示している米国特許第4.29
6,212号および第4.374,210号明1Bmに
報告されている。
さらに重合体状ポリオール成分の代わりにアミン末端ポ
リエーテルを使用することによって、すぐれた耐熱性を
有するポリ尿素エラストマーが生成する(米国特許第4
.433,067号明細書を参照されたい)。
ポリ尿素含有エラストマーのステイフネス(曲げ弾性率
)は、使用するアミン連鎖延長剤(例えばDETDA)
の濃度に正比例する。残念ながら、DETDAの濃度を
増大すると、曲げ弾性率値が上昇するので、得られたR
IM成形品は成形品の取出し時に脆くなって許容できな
い。ある場合には、後硬化によって脆さはやや減少する
米国特許第4..442.235号明細書には、DET
DAを初め先行技術アミン連鎖延長剤の代わりに1.3
.5−1−リエチルー2.6−ジアミツベンゼンを使用
することによって高曲げ弾性率ポリ尿素エラストマーの
脆さを克服する手段が記載されている。しかしながら、
このようにして得られた製品の脆さ挙動の向上は、この
特許明細書の開示からは容易に明らかでなく、ともかく
この方法は、単一ジアミン種の使用に限定されている。
ドミングーズ(Dominguez )ら(米国特許第
4,272.618号明細書)には、さきに用いられて
いる(すなわち218℃まで)よりも高温において成形
品を取出した後のRIMポリウレタン成形品の硬化が開
示されている。しかしながら、使用する連鎖延長剤は、
ジアミンでなくグリコールであり、グリコール連鎖延長
された高曲げ弾性率ポリウレタンは、ジアミン連鎖延長
ポリ尿素が成形したままの状態において示す脆さの問題
を提出しない。
配合物が直鎖ポリウレタンまたは高ポリ尿素含量のポリ
ウレタンであるかを問わず、これまでRIM金型が加熱
される最高温度は、約100℃を越えず、好ましくは7
0℃を越えない。事実、金型温度がRIMエラストマー
の大ていの性質に余りまたは全く影響をおよぼさないと
長年考えられていた。マツクブレイヤ−(HcBray
er )らのジャーナル・オス・セルラー・プラスティ
ックス(Journal of Ce1lular P
lastics) 、 7月/8月、1977、第25
5頁を参照されたい。先行技術においでは、非RIM製
造ポリウレタンエラストマー形成成分を金型に注型し、
次いで金型を加熱して金型内の重合反応を行うことは陳
腐である。
米国特許第4.098,773号明Ill書には、イソ
シアナートプレポリマー、芳香族ジイソシアナートおよ
びジオール連鎖延長剤を金型に注型し、次いで長時間(
すなわち24時間)200℃までに加熱する代表的操作
が開示されている。
本発明者らは、高曲げ弾性率ジアミン連鎖延長ポリ尿素
RIM配合物は、先行技術範囲より高温における金型に
おいて加工された場合に、成形品取出し工程において脆
さの先行技術の問題を克服する成形品を生成することを
今や見出だした。
発明の要約 本発明は、(1)有機ポリイソシアナート、(ii)少
なくとも211!ilの活性水素含有基および分子量約
1500〜約12.000を有する有機化合物および(
iii)芳香族ジアミン連鎖延長剤(前記ジアミンの各
アミン基に対してオルト位の少なくとも1つが低級アル
キル基によって置換されている)の反応射出成形による
ポリ尿素結合を含有する高曲げ弾性率エラストマーの改
良された製造方法において、前記成分を温度約90℃〜
約220 ’Cにおける金型に射出し、次いで前記成形
エラストマーの成形品取出し時の脆さ特性の向上を得る
に十分な時間この温度に保つことを特徴とする、ポリ尿
素結合を含有する高曲げ弾性率エラストマーの改良され
た製造方法を含む。
本発明は、また前記方法によって製造されたポリ尿素結
合を含有する高曲げ弾性率エラストマーをも含む。
「高曲げ弾性率エラストマー」の用語は、ASTM試験
方法D方法90により環境室温(約20℃〜25℃)に
おいて測定された場合に曲げ弾性率少なくとも4921
 K9/ cra2を有するエラストマーを意味する。
発明の詳細な説明 本発明の改良されたRIM方法は、高曲げ弾性率特性を
付与するに十分なポリ尿素結合を含有する成形エラスト
マーの製造用先行技術に記載されたRIM操作、装置お
よび適切な成分の何れかを用いて実施できる。主として
、成形エラス1−7−は、重合体主鎖にポリ尿素結合お
よびポリウレタン−ポリ尿素結合を主に有する型のもの
である。
概して、前記に定義された試験によって測定されたこれ
らのエラストマーの室温曲げ弾性率は、範囲的4921
 K9/cm2〜9部 1 、090Kg/cm2に入
る値を右づ゛る。
反応体および成形操作を初め、このような成形物のRI
M製造に関する具体的および詳細な教示については、前
記の先行技術を参照する。これに関して−は、その開示
が、本明細書に参照されている、米国特許第4.272
.618号、第4,296,212号、第4,374.
210号および第4.’433.067号明細書および
、その開示が本明細書に既に参照されている米国特許第
4.218,543号明m書を特別に参照する。
前記のように、先行技術の金型温度において製造された
高曲げ弾性率のRIM成形ポリ尿素エラストマーは脆い
。任意の寸法で成形された成形品は、この脆さの欠点が
あるが、多くの試験目的には、本明細書において用いら
れる金型寸法は、25 、4 cm X 46 cm 
X 6 、4 tnmであった。脆さは、金型の開放前
または開放中の金型のエラストマーの割れまたは破砕の
何れかに現われる。あるいは、成形品が成形品取出し後
に無傷であるとしても、成形品は手で曲げた場合に、破
壊しやすい。
本発明の方法の新規性は、RIM金型が加熱される温度
およびポリ尿素成形品がこの温度において金型内に保持
される時間、ずなわら成形品取出し時間にある。本発明
の方法の条件下においては、ポリ尿素成形品は、金型内
で破砕または割れずまた手作業によって曲げた時に全く
破壊できず、あるいは非常に苦労して初めて破壊できる
金型の温度は、有利には約り0℃〜約220℃、好まし
くは約り00℃〜約200℃、最も好ましくは約り10
℃〜約190℃である。
成形品取出し時間は、使用金型温度、重合体のポリ尿素
含量の程度、金型寸法などのような要因によって変わる
。概して、成形品が厚ければ厚い程、成形品取出し時間
は一層長い。逆に、温度が高ければ高い程、時間は、一
層短い。条件の任意の所定の組についての最適時間は、
実験によって容易に決定される。しかしながら、主な決
定的な要因は、成形品の脆さの向上の達成である。
従って、成形品が前)本の温度範囲に保持される時間は
、前記の成形品の脆さ特性の向上を得るに十分でなけれ
ばならない。すなわち、成形品は、金型内で破砕または
割れず、また取出されると、厚さ6.4Mの形材の形で
手作業で曲げた場合に破壊できないかまたは非常に苦労
して初めて破壊される。
本発明が、任意の特別の成形品取出し時間によって限定
されることを望まず、前)ホの成形品の脆さの品質の向
上によってのみ限定されること望むが、有利な成形品取
出し時間は、範囲約3秒〜約5分内にある。
本発明により使用されるポリイソシアナートは、RIM
技術に熟練した人に既知の2官能性または一層高官能性
ポリイソシアナートの何れかであり、しかも本明細書に
参照されている特許明細書に開示されたポリイソシアナ
ートを含み得る。ポリイソシアナートの好ましい種類は
、芳香族ポリイソシアナートである。
例示的であるがその限定的でないものは、m−およびp
−フェニレンジイソシアナート、2.4−および2.6
−t−ルエンジインシアナートおよびこれらの2種の異
性体の混合物、4.4′−メチレンビス(フェニルイソ
シアナート)、2゜4′−メチレンビス(フェニル イ
ソシアナート)およびこれらのメチレンビス(フェニル
イソシアナート)異性体の混合物を含むメチレンビス(
)工二ルイソシアナート)、3.3’−ジメチル−4,
4′−ジイソシアナトジフェニルメタン、メチレンビス
(フェニルイソシアナート)の液化形、特に例えば、4
,4′−メチレンビス(フェニルイソシアナート)をカ
ルボジイミド触媒と加熱して、前記イソシアナートの1
部をカルボジイミドに変換することによって製造された
イソシアナート当量約130〜約180を有するカルボ
ジイミド含有4.4′−メチレンビス(フェニルイソシ
アナート)のような4,4′−メチレンビス−(フェニ
ルイソシアナート)の液化形(2,4’−異性体約20
%までを含有する混合物を含む)、およびジプロピレン
グリコール、トリプロピレングリコールおよびこれらの
混合物のような低分子量グリコールの少量(イソシアナ
ート1当量当り約0.04当ω〜約0.2当間)と反応
された4、4′−メチレンビス(フェニルイソシアナー
ト)の液化形、メチレンビス(フェニルイソシアナート
)および分子量1000〜10.000のポリアルキレ
ンオキシポリオール、分子量600〜5000のポリテ
トラメチレングリコール、および分子ff1500〜8
000のポリエステルポリオールから選ばれ、官能性2
〜3を有するポリオールから製造された、イソシアナー
ト含量的9重量%〜約20重最%を有するイソシアナー
ト末端プレポリマー[前記ポリオールおよび前記メチレ
ンビス(フェニルイソシアナート)は、その開示が既に
本明細書に参照されている米国特許第4.3,74.2
10号明細書によって1イソシアナート当邑当り前記ポ
リオール約0.01当吊〜約0.5当量の割合で反応さ
れている]でありまたポリイソシアナートの好ましい群
に入るものは1、前記ポリイソシアナートの何れかのブ
レンドまたは混合物、特に液化メチレンビス(フェニル
イソシアナート)の互の混合物および所望の任意の割合
の前記のイソシアナート末端プレポリマーとの混合物で
ある。
少なくとも2個の活性水素基および分子量約1500〜
約12.000を有する有機化合物としては、前記特許
明細書に開示され、しかも本明細書に参照されている重
合体状ポリオールおよび重合体状ポリアミンがある。
ポリオールを本発明の方法において用いる場合、得られ
る成形エラストマーは、ジアミン連鎖延長剤から生じる
ポリ尿素結合に沿ってポリウレタン結合を含有すること
は当業者に明らかである。ポリアミンが、選ばれた成分
である場合、エラストマーは、重合体状ポリアミンおよ
び連鎖延長剤の両者から誘導されたポリ尿素結合を主に
含有するであろう。本発明の方法には、またポリオール
とポリアミンの混合物の使用も含まれる。
重合体状ポリオール成分については、官能性は、概して
約2〜約4であり、ヒドロキシル官能性は主に第一級で
ある。ポリオールは官能性約2〜約3および分子量約2
000〜約5oooを有するのが好ましい。
ポリオールの好ましい群は、水、アンモニア、エチレン
グリコール、プロピレングリコール、トリメチロールプ
ロパン、グリセリン、アニリン、エタノールアミンなど
のアルコキシル化によって1qられたポリプロピレンオ
キシ−ポリエチレンオキシでキャップしたジオールおよ
びトリオール、コハク酸、アジピン酸、スペリン酸、ア
ゼライン酸、フタル酸、イソフタル酸なとの二基基カル
ボン酸をアルキレングリコールおよびオキシアルキレン
グリコールと反応させて相当するポリアルキレンおよび
ポリオキシアルキレンエステルジオールまたはこれらの
共重合体を形成することから得られたポリエステルジオ
ール、およびビニル樹脂強化プロピレンオキシ−エチレ
ンオキシでキャップしたジオールおよびトリオール、特
にポリアクリロニトリルで強化されたポリ夷−テルを含
む。
重合体状ポリアミン成分については、官能性は、概して
第一および(または)第二アミン末端重合体、特に第一
アミン末端ポリエーテルの約2〜約4である。第一アミ
ン末端ポリエーテルは、官能性約2〜約3および分子量
約2000〜約6000を有するのが好ましい。
ポリアミンの好ましい群は、好ましい分子量および前記
の官能性範囲を有する、主に第一アミン末端ポリエチレ
ンオキシーボリプロピレンオキシボリエーテルである。
芳香族ジアミン連鎖延長剤成分としては、前記の定義に
属する、前記の技術に開示された芳香族ジアミンの何れ
かがある。各アミノ基に対するオルト位のすべてが、低
級アルキル基によって置換されているのが好ましい。
好ましい群としては、1−メチル−3,5−ジエチル−
2,4−ジアミノベンゼン、1−メチル−3,5−ジメ
チル−2,6−ジアミツーベンゼンおよびこれらの2者
の、種々の割合の混合物(DETDAと呼ぶ)、3.3
’、5.5’−テトライソプロピル−4,4′−ジアミ
ノジフェニルメタン、1.3.5−トリエチル−2,6
−ジアミツベンゼンなどがある。特に好ましい連鎖延長
剤はDETDA混合物である。
前記の成分が、本発明の方法により反応される割合は、
広く変り得る。有利には、芳香族ジアミン連鎖延長剤が
、重合体状ポリオールまたはポリアミンおよびジアミン
連鎖延長剤の一緒にした重量当り約25重量%〜約6o
重量%を含むような割合で、芳香族ジアミン連鎖延長剤
は用いられる。
この芳香族ジアミン連鎖延長剤は、約27%〜約55%
を構成するのが好ましい。
エチレングリコール、1.3−プロピレングリコール、
1.2−プロピレングリコール、1.4=ブタンジオー
ル、ヘキサンジオールなどの分子量60〜400を有す
る脂肪族連鎖延長剤の少量を含むことは本発明の方法の
範囲内にある。このようなジオール連鎖延長剤が用いら
れる場合、これらのジオール連鎖延長剤は、 (iii
)およびジオール連鎖延長剤の一緒にした重量が全重量
の65重重量を越えないという条件で(11)、(ii
i)およびジオール連鎖延長剤の一緒にした重量の約4
0重量%までを構成するのが有利である。
ポリイソシアナート(i)対(11)および(iii)
および任意の脂肪族ジオール連鎖延長剤からなる全活性
水素当量の割合は、イソシアナート当吊対全活性水素当
量の比が範囲的0.95〜約1.15、好ましくは約0
.98〜約1.05内にあるようなものである。
イソシアナート基と反応性水素含有化合物の反応用触媒
を任意に使用できる。前記技術に開示された触媒の何れ
かは、本発明の方法において使用できる。このような触
媒としては、ビスマス、スズ、鉛、アンチモン、コバル
トなどおよびボスフィンおよび第三有機アミンの有機酸
塩および無機酸塩および有は金属誘導体がある。このよ
うな触媒の好ましい群としては、オクタン酸第−スズ、
オレイン酸第−スズ、ジブチルスズジアセテート、ジブ
チルスズジオクトエート、ジブチルスズジラウレート、
ジブチルスズマレエート、ジブチルスズメルカプトプロ
ピオネート、ジブチルスズジドデシル−メルカプチド オクチルチオグリコレート)など、トリエチルアミン、
トリエチレンジアミン、N,N,N’N’ーテトラメチ
ルエチレンジアミン、N−メチルモルホリン、N,N−
ジメチルシクロヘキシルアミンなどお」;び任意の組み
合わせの前記のものの混合物がある。
概して、使用する場合、触媒または触媒の混合物は、全
成分の全重量当たり約0.01mffi%〜約5重量%
の範囲内に入る。
任意に、発泡剤は、緻密強靭なスキンの表面が望まれる
場合、使用できる。水およびフルオロカーボン発泡剤を
初め、当業界に既知の発泡剤の何れかを使用できる。ま
た、不活性気体(例えば窒素、アルゴンなど)を導入し
て、望む微孔性〜巨大気泡性の性質のどのような発泡度
も与えることができる。
分散剤、整泡剤、界面活性剤、内部用離型剤、難燃剤、
着色剤、補強剤、ガラス繊維などの他の任意の添加剤を
、本発明の方法によるRIM配合成分に添加できる。
本発明の方法によって製造された成形エラストマーは、
先行技術によって製造されたポリ尿素エラストマーより
も非常にすぐれた、成形品取出し時の脆性強さの特徴が
ある。ざらに、製品は、高い引張強さ、硬さ、耐熱性、
曲げ弾性率などの、成形ポリ尿素含有エラストマーの既
知のすぐれた物性の特徴がある。特に、曲げ弾性率およ
び耐熱性は、さきに脆さの問題の枚に成形できなかった
配合物のジアミン連鎖延長剤の高水準のために、以前に
可能なものよりもはるかに大きい。成形品には、特に自
動車バンパー、車体要素、パネル、ドア、エンジンフー
ド、スカー1−、エアスクープなどの自動車部品の成形
において広範囲の実用性がある。
下記の例は、本発明を案出かつ使用する様式および方法
を記載し、しかも本発明者によって意図された本発明の
最良実施態様を示すが、限定するとは解釈されない。
例1 下記の実験は、本発明による高曲げ弾性率ポリウレタン
−ポリ尿素含有エラストマー(実験3)および本発明に
よらない2種の比較エラストマー(実験1および2)の
RIM製造を説明する。パイロットプラント規模のRI
MIiを、第1表に示す重量部の割合の配合剤と共に用
いた。
、  RIM機の1個のタンクに、A成分(38℃)を
装入したが、一方策2のタンクには、B成分く50℃)
を装入した。各タンクからの計量ポンプを用いて、配合
剤をRIMIiの衝突ミキシングヘッドに送入した。混
合後、反応混合物を25 、4 cm X 46 ct
tr X 6 、4 ttaの金型に向けた。
実験間の唯一の変数は、金型温度および成形品取出し時
間であった。
先行技術による金/8!温度68℃を有した実験1にお
いて、成形品は、金型を開放した時にガラスのように破
砕したことが認められた。実験2においては、金型温度
は、先行技術値よりもはるかに高いが、成形品取出し時
間2分は短かすぎた。なぜならば試料はなお脆いからで
あった。この成形品は金型内で破砕しないが、手で曲げ
た時に破壊した。
実験2と同じ金型温度を有したが、一層長い成形品取出
し時間5分を有した実験3の場合、成形品は脆くなく、
しかも手による曲げによって破壊できなかった。従って
、成形品は、後硬化され、しかも第1表に示すように高
曲げ弾性率成形品の良好な性質を有することが認められ
た。
第  1  表 配合剤 (重量部): 成分 A: イソシアナートI 1128.8  128.8  1
28.8成分 B: NGO指数         1.0   1.0  
 1.0ハ一ドセグメント%    62    62
    62A/B比        0.81  0
.81  0.81金型温度(℃)       68
°   149°   149゜In化1り1℃/1 
hr。
性質 密度、g /CC1,144 ショア硬さ0       −    −     7
0引張強さ、Kg/cm2   −    −    
398伸び%         −一130 曲げ弾性率、K’J/cm2−−9641曲げ強さ、K
’J/cm2   −    −    489第1表
の脚注 1 イソシアナートI:は4.4′メチレンビス(フェ
ニルイソシアナート)および全ヒドロキシル当量がMD
11当屋当たり約0.2であるジプロピレングリコール
とトリプロピレングリコール(等重量部)の少量の混合
物から製造された液化メチレンビス(フェニルイソシア
ナート)である。イソシアナート当ff1(1,E、)
−181゜ 2.3F6503:分子量6000のポリプロピレンオ
キシ−ポリエチレンオキシトリオール、0f−(当ff
1=2100(テキサコ・ケミカル・カンバーから供給
)。
3、DETDA:1−メタル−3,5−ジエチル−2,
4−ジアミノベンゼンと1−メチル−3,5−ジエチル
−2,6−ジアミノベンゼンのそれぞれの80/20f
j[%混合物。
4、UL−28:ジブチルスズジアルコラートである触
媒(ライトコ・ケミカル・コーポレーションから供給)
5 脆さ二本発明によらない試料は、その最悪の面にお
いて、金型の開放前または開放中(厚さ6.4m>割れ
るかまたはガラスのように割れることが認められ、その
最良の面においては、試料は、成形品を取出すことがで
きるが、手で曲げると容易に割れる。本発明による試料
は、最悪の面において、手で曲げて破壊が非常に困難で
あり、しかもその最良の面においては、手作業による試
験において全く破壊できない。
鯉2 例1に記載したと同じ装置および操作を用いたが、下記
第2表に示す重量部の割合の配合剤を用いて、本発明の
方法による7種のポリ尿素エラストマー(実験5〜7お
よび9〜12)および実験4および8の2種の比較配合
物を製造した。
DETDAと共にシェフアミン(JeHamine )
T−5000を使用することによって、成形エラストマ
ーのこの系列において主にポリ尿素結合が1qられた。
イソシアナート成分に存在するウレタンからウレタン結
合のみが生じる(それぞれ第1表および第2表のイソシ
アナート■成分およびイソシアナート■成分の脚注を参
照されたい)。
脆さの観察の結果から、温度が上昇するに伴ない、脆さ
特性が低下することが分かる。しかしながら、また下記
のデータから分かるように、時間も要因の役をつとめる
、金型温度68℃の実験4は、成形品取出し時に容易に
破壊した。実験5において、温度が93℃に上昇した時
、成形品は破壊が困難であり、しかち成形品取出し時間
を5分に増大することによって、良好な成形品(すなわ
ち破壊できなかった)が得られた。実験7において、金
型温度が100℃を越えると、成形品取出し時間2分は
、破壊できない成形品を与えるに十分であった。しかし
ながら、実験8においては104℃においても、成形品
取出し時間30秒は短かすぎた。なぜならば試料は容易
に破壊したからである。金型温度を115℃に上昇した
時は、30秒は、苦労して初めて破壊した成形品を生じ
るに十分であった。124℃〜127℃の範囲において
時間30秒は、全く破壊できない成形品を与えるに十分
であった。
第2表の脚注 1.イソシアナート■:は(1)イソシアナート基の1
部がカルボジイミド(イソシアナート当量=143)に
変換されている4、4′−メチレンビス(フェニルイソ
シアナート)の液化形約53重量部および(2)メチレ
ンビス(フェニルイソシアナート)[4,4’−異性体
的89%および2.4′−異性体11%を含む]約25
重量部およびエチレンオキシド(E、O,)含量約18
重量%〜約19重量%および第一ヒドロキシル基約85
%を有する分子15000のポリプロピレンオキシ−ポ
リエチレンオキシトリオール22重石部の反応から製造
されたイソシアナート末端プレポリマー、OH当ff1
=約1626、 のブレンドである。ブレンドのイソシアナート当量=1
80゜ 2、シェフアミンT−5000は分子量約5000およ
び3個の第一アミン基を有するポリプロピレンオキシポ
リアミンである。
3、加熱撓み温度はASTM試験法D648によって測
定される。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)(i)有機ポリイソシアナート、(ii)少なく
    とも2個の活性水素含有基を有し、分子量 約1500〜約12,000を有する有機化合物および
    (iii)芳香族ジアミン連鎖延長剤(前記ジアミンの
    各アミン基に対してオルト位の少なくとも1つが低級ア
    ルキル基によつて置換されている)の反応射出成形によ
    るポリ尿素結合を含有する高曲げ弾性率エラストマーの
    製造方法において、前記配合成分を温度約90℃〜約2
    20℃における金型に射出し、次いで前記成形エラスト
    マーの成形品取出し時に脆さの性質の向上を得るに十分
    な時間この温度に保つことを特徴とする、ポリ尿素結合
    を含有する高曲げ弾性率エラストマーの製造方法。
JP60236562A 1984-10-25 1985-10-24 高曲げ弾性率エラストマ−の製造方法 Pending JPS62101623A (ja)

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Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS52142797A (en) * 1976-05-21 1977-11-28 Bayer Ag Process for manufacturing elastic object
JPS55144020A (en) * 1979-04-24 1980-11-10 Bayer Ag Manufacture of elastic formed article
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