JPH05506060A - 高温耐性成形エラストマー - Google Patents
高温耐性成形エラストマーInfo
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- JPH05506060A JPH05506060A JP92504363A JP50436392A JPH05506060A JP H05506060 A JPH05506060 A JP H05506060A JP 92504363 A JP92504363 A JP 92504363A JP 50436392 A JP50436392 A JP 50436392A JP H05506060 A JPH05506060 A JP H05506060A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
高温耐性成形エラストマー
技術分野
本発明は、一般にポリウレタンおよび/または尿素エラストマーに関し、より詳
細には、反応成形ポリウレタンエラストマー等に関する。
特に、本発明は、動的適用において高温および低温耐性を育する新規な成形エラ
ストマーに関する。
背景技術
ポリウレタンを基材としたエラストマーは、しばしば、ポリオールのような比較
的高当量の活性水素含有材料と、連鎖延長剤のような比較的低当量の活性水素含
有材料とを、ポリイソシアネートを用いて反応させることにより製造される。
このエラストマーの製造の際には、反応性成分と触媒または他の任意の添加剤は
共にブレンドされ、その後配合物が硬化される適当な形の金型に移される。伝統
的には、成分と他の添加剤とのこのブレンディングはバッチ法で行われている。
成形された形を維持し、その後、エラストマーを成形品として取り出し、重合が
完了するまで後硬化することが可能となるまで、エラストマーを金型中で、特に
バッチ法で硬化することは、典型的なブラクテスである。この方法においては、
金型を頻繁に使用することができ、それにより、より高い生産速度が得られる。
通常、ある期間中にできるだけ多くの成形部品を生産することが望ましいので、
金型中の滞留時間はできるだけ短いことが重要である。従って、エラストマー配
合物が比較的短時間で、金型中で、エラストマーが成形品として取り出さねへ後
硬化され得る状態まで、硬化されることが望ましい。しかしながら、バッチ加工
においては、配合物のバッチ成分をブレンドし、その後このブレンドを金型に移
すためには、少々時間がかかるので、配合物があまりに早く硬化しないことか必
要である。
実際には、特に慣習的なキャスティング法や失活したアミン連鎖延長剤を使用す
るバッチ加工には、触媒は使用されない。そのような場合には、典型的な全型内
滞留時間は、使用した特別な成分や硬化温度に依存して、約1〜5時間の範囲に
ある。さらに、非常に触媒作用を受けるある種のハンド/機械キャスト法は、1
時間の成形時間のもとて容器中で成形するものである。そのようなキャスト法は
、特に、ローラースケートの車輪その他を形成する際に有用である。しかしなが
ら、エネルギーの使用を減少させ、かつ、生産性を向上させるためには、より早
く、より低い成形温度で硬化するエラストマー配合物を提供することが望ましい
。エラストマーを製造するための共通の標的は、触媒系を利用し、約100〜1
30°Cで、滞留時間が30分であることであった。しかし、時として、触媒と
バッチ加工系を利用して製造したエラストマーから最適の性質と多形を得ること
は難しかった。
反応射出成形(RIM)は、迅速な混合および大規模で、硬化の速いウレタン部
品の成形のための技術である。RIMポリウレタン部品は、伝統的に、軽量であ
ることかエネルギーの保存に寄与する自動車の種々の外部車体への用途に使用さ
れてきた。RIM部品は、一般に、活性水素含有材料をポリイソシアネートと迅
速に混合し、同時にその混合物を反応か進む金型に射出することにより製造され
る。これらの活性水素含有材料としては、典型的には、高分子量多伍ポリエーテ
ルおよび/または低分子量活性水素含有化合物、すなわち、連鎖延長剤か挙げら
れる。さらに、自動車に応用されるRIM部品は、典型的には、非常に迅速に反
応し、1〜2分後には成形品として取り出される。反応と取り出しの後、部品を
約250°F(121,1’C)の周囲温度に4〜24時間置くことにより、さ
らなる硬化工程に置いてもよい。あいに(、極端に速い反応時間は、多形構造の
制御を失わせる。
許容されるRIMの典型的なプラクティスでは、イソシアネート以外の全成分を
一つの容器に(B成分と呼ぶ。)、イソシアネートをもう一つの容器に(A成分
と呼ぶ。)、 反応とそれに続いて金型中でA成分とB成分を共に選択された計
算量の残り(baIance)と混合する前に、入れる。米国特許第4.297
.444号は、この伝統的な手順の改良を開示している。この変更には、高分子
量多価ポリエーテルの一部をイソシアネートの一部と予備反応させることを含む
。もしあれば、連鎖延長剤と残りの多価ポリエーテルを共に、その後、RIMプ
ロセスにおいて、プレポリマーに加えて混合し、これらの成分を反応させて、R
IMポリウレタンエラストマーを生成させる。
米国特許第4.806.615号、第4.742.090号、第4.404.3
53号、第4.732.919号、第4.530.941号、および第4.60
7.090号を含む他の多くの特許は、RIMエラストマーとその製造を開示し
ている。
上記したように、RIMエラストマーは、自動車のフェーシアや、フェンダ−、
ハンドル、ダツシュボード、および他の種々の構造的な可どう性部品のような他
の構成部品としてよく利用されてきた。RIM加工技術における重要な利点は、
混合、反応および成形射出の全てが同時に起こり、その結果、金型中での滞留時
間か減少することである。従って、RIMエラストマーは、種々の消費者や産業
上の応用に広く許容されることが見出されてきた。
しかしながら、これらの製品への応用の多くは、構成部品か外的加重を受けない
ような、静的および/または不加重的な用途を伴う。関心のあるもう一つの領域
は、ある製品か高温および低温の両極端の温度かけられたときの温度耐性に関す
る。自動車のタイミングおよびパワートランスミッションベルト、■−ベルト、
マイクロリブ付きベルト、Uジヨイント用成形ブーツ等のようなある種の用途に
おいては、製品は動的加重条件下で高温および低温をかけられる。そのような状
況においては、エラストマーは、動的加重下で高温および低温で降伏し、および
/またはクラックを発生させる傾向があるため、今日まで長期間の使用には許容
されていなかった。従って、高温および低温の条件下で動的加重に耐えるために
必要な特性を有するポリウレタンエラストマーが必要とされている。
発明の開示
従って、本発明の目的のひとつは、改良された成形エラストマーを提供すること
である。
本発明のもう一つの目的は、動的適用において高温および低温耐性を存するポリ
ウレタン製品を提供することである。
本発明のさらにもう一つの目的は、反応射出成形技術による形成が可能な高温耐
性を有する効果的なエラストマーを提供することである。
上記した、および他の目的を達成するために、本発明の目的に従って、本明細書
で具体化し、広く記載するように、成形エラストマーが開示されている。この成
形エラストマーは、動的適用において高温および低温耐性を育し、共に金型に射
出されたとき、連鎖延長剤と短時間で反応可能な、アミンまたはヒドロキシ末端
ポリオール、ヒドロ牛ンルまたはアミン末端連鎖延長剤、およびボリイソン了ネ
ート含有プレポリマーを含む。
発明を実施するための最良の態様
静的または不加重条件下でのポリウレタンエラストマ一部品および構成部品の熱
および寸法安定性は、すでに発表されている。例えば、米国特許第4.297.
444号は、反応射出成形(RIM)系におけるこれらの性質を発表している。
特に、ポリウレタン部品の高い熱寸法安定性に対する2つの重要な見地かある。
第一の見地は、高温をかけられたときの成形品のドループ(droop)または
垂れ(sag)であり、第二の見地は高温または低温にさらされた結果としての
製品寸法の恒久的な収縮または伸長である。しかし、これらの構成部品か動的加
重条件下に置かれ、その後例えば、285°F(140,6°C)以上のような
高温かけられたとき、先行技術の構成部品かそのような高温に耐え、その形を保
持する能力は実質的に変化する。このことは、ベルトへの適用において特に言え
ることである。さらに、動的1M重下で、高温および低温の両極端についてのそ
のような構成部品の予測は不確実なものとなる。しかし、本発明は、285°F
(140,6℃)以下および以上の温度に高められたとき、動的加重条件下でそ
のようなドループや垂れを回避し、弾性率を維持する。さらに、本発明の構成部
品は、また、約−736F(−59,4°C)のような低温状況下でよい挙動を
示し得る。
本発明に有用なポリオールとしては、ポリエーテルポリオール、ポリエステルポ
リオール等が挙げられる。より好ましくは、このポリオールとしては、約2〜8
の平均ヒドロキシル官能価を有し、約500〜5000の平均ヒドロキシル当量
のポリエーテルポリオールが挙げられる。より好ましい態様のひとつとしては、
約2へ4のヒドロキシル官能価を有し、約1000〜3000の平均ヒドロキシ
ル当量のポリエーテルポリオールが挙げられる。さらに好ましい態様においては
、このポリエーテルポリオールは、約1500〜2500の平均ヒドロキシル当
量を育する約2〜3の平均ヒドロキシル官能価を含む。
望ましいポリオールは、好ましくは、狭い分子量分布を存し、約1.05以下の
非常に低い多分散性を有するものである。より好ましい態様においては、この多
分散性は約1.035以下である。本発明の好ましい態様において重要な因子に
は、非常に低い不飽和レベル(それは一つの反応性部位を有する分子の数である
)を存するポリオールを使用することが含まれる。不飽和レベルか上がるにつれ
、ポリオールの一官能価種も増す。従って、不飽和レベルが下がるにつわ、ポリ
オール中の分子量たりの官能価または反応性部位の数か高くなる。初期に開発さ
れたRIMエラストマーから構築されたパワートランスミッションベルトは高温
で予期できないクラッキングを生じ、不飽和レベルの減少はこの問題を緩和する
ことがわかっていた。サンプルIg当たり0.03〜0.04ミリ当量(meq
/g)の不飽和レベルを有するベルトの試験は、275°F(135°C)で1
157および1259時間、また室温で2335時間作動するベルトを提供した
。しかし、0.07meq/′gより大きい不飽和レベルを有するベルトは、2
75°F(135℃)でたった478時間、また室温で921時間しか作動しな
かった。好ましいポリオール不飽和レベルは少なくともサンプルIg当たり0.
06ミリ当量程度であり、好ましくは0.03未満である。
好ましいポリオールとしては、アルキレンオキシド、より好ましくは、プロピレ
ンオキシド(PPO)、エチレオキシドまたはポリテトラメチレンオキシド(P
TMO)を含むアルキレンオキシドが挙げられる。好ましいアルキレンオキシド
は、ポリプロピレンオキシドである。さらに好ましいポリオールは、約5500
〜eoooの分子量を育するポリプロピレンオキシドポリオールである。
ポリイソシアネート含有プレポリマーは、全てポリイソシアネートで構成されて
もよく、また、ポリイソシアネートと一部または全部のポリオールの混合物であ
ってもよい。しかしなから、本発明において、真正なポリイソシアネートプレポ
リマー(すなわち、約15重量%以下のNGO)を使用することは、非常に重要
であることがわかっている。先行技術の非動的適用に用いられるRIMエラスト
マーは、一般に基礎イソシアネートエラストマー(basic 1socyan
ate elastoIller)(約32重量%以上のNC0)、または疑プ
レポリマー(quasi−prepolymer)(約16〜25重量%のNG
O)を使用してきた。しかし、動的加重下におけるそのようなエラストマーの官
能価は、上記したように十分なものではなかった。
非常に多様なポリイソシアネートを、本発明のブリポリマーとして利用してよい
。適当な脂肪族ポリイソシアネートとしては、トランス、トランス−1,4−シ
クロへキシルジイソシアネート、l、6−へ牛サンジイソシアネート、およびこ
れらの混合物か挙げられる。しかし、好ましいポリイソシアネートは、分子量た
り2個以上の−NCO基を有する芳香族である。本発明に有用な典型的な芳香族
ポリイソシアネートとしては、2.4−トルエンジイソシアネート(Tll)、
2、 6−トルエンジイソシアネート、1,4−フェニレンジイソシアネート、
4゜4′−ジフェニルメタンジイソシアネー)(MDD、p−フェニレンジイソ
シアネート(PPDB)、トリメチルキシリレンジイソシアネート(TMIDI
)、およびこれらの混合物か挙げられる。どのような芳香族ポリイソシアネート
か本発明の使用に選択されるにしろ、選択した連鎖延長剤と混合したときに反応
時間が短いことか絶対不可欠である。従って、以下に記載するある連鎖延長剤は
遅くてもよく、その場合には反応の速いポリイソシアネートか要求される。一方
、ある連鎖延長剤は比較的速く、その場合にはPPDIのように反応が遅いポリ
イソシアネートを使用することができる。このような方法で、上記の組み合わせ
は21M法に使用することができ、ここでは、バッチキャスト加工において、約
5分のポット反応に対して反応時間が約5秒である。
好ましい形態においては、ポリイソシアネートはMDIである。好ましいプレポ
リマーは、少なくともわずかにポリイソシアネートか過剰に存在し、ポリオール
が広範匠にカップリングしないような、ポリイソシアネートとポリオールの反応
生成物である。
選択されたポリイソシアネートに係わらず、プレポリマーは好ましくは、約3〜
25重量%の−NCOのイソシアネート組成物を含む。好ましい態様おいては、
イソシアネートは約6〜15重量%のNGOを含み、より好ましくは−NCO含
有率は約7〜12重量%である。さらに、ポリオールに対するポリイソシアネー
トの好ましい計算量の混合比は、NGO/−OHの反応比で表して、約0.90
〜鎖延長剤は、プロピレンオキシド、エチレンオキシド、および1. 2−ブチ
レンオキシドのような低分子量オリゴマーの脂肪族水酸化物化合物を挙げてもよ
い。
本発明のもうひとつの態様において、連鎖延長剤として、エチレンジアミン、I
、3−ジアミノプロパン、1.4−ジアミノブタン、ヘキサメチレンジアミン、
アミンエタノールアミン、1. 4−ジアミノシクロヘキサン、およびトリエチ
レンテトラミンのようなH1肪族アミンを挙げてもよい。
本発明の好ましい態様においては、連鎖延長剤は、2,4−ジアミノトルエン、
2.6−ジアミノトルエン、l、5−ナフタレンジアミン、1. 4−フェニレ
ンジアミン、l、4−ジアミノベンゼン、4,4′−メチレンビス(オルトクロ
ロアニリン)、1,4−ブチレングリコール、4.4′−メチレンビスジアニリ
ン(MDA)、3.5−ジエチル−2,4−ジアミノトルエン、ジエチルトルエ
ンジアミン、および3. 3’、5. 5’テトライソプロピル−4,4′ −
メチレンビスアニリンを含んでもよい芳香族アミンである。このより好ましい形
態において、芳香族アミン連鎖延長剤は、MOCAまたはMBOCAとしてよく
知られている、4,4′−メチレンビス(オルトクロロアニリン)である。
合におけるイソシアネートは、金型RIM射出中に2つの競合する反応に関与し
るMOCAであり、また、プレポリマーがMDIと上記のポリオールを含み、結
果として8〜9%のNGOとなるエラストマー生成物である。
他の添加化合物も本発明の組成物に有用であり得る。これらには、成分の反応時
間を減少させる触媒か含まれる。この触媒は、当業界で公知のいかなる望ましい
化合物から選択してもよく、好ましくは有機金属化合物、第三アミン、およびア
ルカリ金属アルコキシドから選択される。しかし、ポリウレア−ウレタンは触媒
を用いても用いなくても製造できる。アミン末端基を含存しないポリオールは、
亜鉛、ビスマス、アンチモン、コバルト、マンガン、バナジウム、銅等の脂肪族
カルボン酸である有機リガンドが挙げられる。本発明の組成物に対する特に好ま
しい触媒は、ネオデカン酸ビスマスである。
本発明の組成物からの製品の加工を助けたり、本発明のエラストマーから製造さ
れる生産物の機能化を助けるために、本発明は種々の他の添加剤を利用してもよ
い。例えば、本発明のエラストマー組成物がパワートランスミッションベルト製
品に利用されるときには、酸化防止剤が特に有用である。適当な酸化防止剤とし
ては、2,6−ジーt−ブチルフェノール、および置換アルカン酸のヒンダード
フェノールのポリアルキレングリコールエステルが挙げられる。例としては、エ
チレングリコールの3.5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシベンゼン酸エステ
ル、トリメチレングリコールのビス(3−(3−メチル−3−t−ブチル−4−
ヒドロキシフェニル)プロピオネート)が挙げられる。最後の例は、チバガイギ
ーから商標名イルガノックス([rganox)245として市販されている好
ましい製あるエラストマー組成物へのもう一つの添加剤は、好ましくはシリコン
潤滑剤の1.000〜3,000付近の範囲にあるが、このポリシロキサンは2
0センチストークスの粘度を有し、2000の分子量を有する。このポリシロキ
サンは、ようであり、移動の自由度は、直接、ポリシロキサン材料の分子量と粘
度に依存枯渇すると、その後、ベルト製品の残りに存在するポリシロキサンの騒
音減少能で、騒音レベルを試験した。この第一の試験の結果を以下の表Iに記載
した。
表I
DMS
分子量 騒音評価
2.000 *静寂
13.050 2〜3時間後に騒音か大きい!、39.000 2〜3時間後に
騒音か大きい*セレブリティで4092時間、メルセデスで750時間−最大試
験を行った表Iのデータかられかるように、適当な分子量を有するポリシロキサ
ン添加剤の選択の重要性か実証されている。低分子量は、メルセデスエンジンで
750時間、シエビイエンジンで4,000時間以上の試験期間中、静寂なエラ
ストマーベルト製品を提供した。しかし、分子量か実質的に大きくなると、ベル
トは比較的短い期間で騒音か大きくなった。高分子量ポリシロキサンは軟らかい
セグメントを通してゆっくり拡散するので、エラストマー製品に対する潤滑剤と
して効果的に機能することかできず、その結果、ひとたびベルト表面上の潤滑剤
か使い尽くされると、ベルトは短期間で騒音か大きくなるものと考えられる。し
かし、1重量%レベルの2,000分子量のPDMSは770キサンかエラスト
マー表面に正しい速度で拡散し、その表面で潤滑剤として連続して作用しベルト
製品の騒音を減少させるのに適切な分子量を有するよってある。
表Iかられかるように、13050程度の分子量は数時間以上ベルトの騒音を防
止しなかった。2,000分子量のPDMSと同様に作用するであろう好ましい
PDMS分子量の狭い範囲をさらに定義するために、1200分子量〜1365
0分子量の市販のシロキサンを選択し、その後型1の試験に用いたようなベルト
を製造するために使用する本発明のエラストマーに入れた。スリップ剤のこの一
連の実験の結果を以下の表IIに示す。
ベルトl 1250 10 <144
ベルト2 2000 20 >750
ベルト3 3780 50 <24
ベルト+0 1650 50 <24
(技分かれ)
ベルト4 5970 100 <24
ベルト5 9430 200 <24
ベルト6 13650 350 <24表IIには、種々の分子量のPDMS液
体の対応する粘度が含まれている。ベルト10は、同じ粘度、50センチストー
クスを存する枝分かれしていない種との比較のため、枝分かれしたシロキサンを
含むエラストマーから製造された。表■fの最後のカラムに示されている試験結
果は、約75Orpmのアイドリング速度て連続的に作動されるメルセデスエン
ジンにおける騒音を試験したポリウレタンベルトを基準とした。
前述したように、シロキサンを含存しない対照ベルトは、メルセデスエンジンに
おいて約3時間以内に極端に騒音か大きくなる。2000分子量PDMS (ベ
ルト2)の1重量%レベルを有するベルトは、750時間までベルト騒音を生じ
ないで作動していた。表IIに示されているように、2000分子量より高いP
DMS分子量を有する全てのベルトは、1重量%添加で、24時間以内に騒音を
生した。1重量%レベルで低分子量PDMSを存するエラストマーを配合された
ひとつのベルト(ベルトl)は、約144時間静寂であり、その後チーピングを
始めた。この低分子量添加剤は、軟らかいセグメントを通って速く拡散し過ぎ、
この時間枠内で1重量%の添加では早く枯渇したものと考えられる。ベルトIO
は、技分かれしたPDMSで製造されたが、このスリップ添加剤が主として、分
子量よりはその粘度に従って機能することを示している。50センチストークス
の粘度と1650分子量を有する上記の例(ベルト10)は、直鎖50センチス
トークスPDMS (ベルト3)がそうであったように、24時間以内では騒音
を減少させた。直M1650分子量は非常に効果的に騒音を減少させるべきであ
る。
というのは、それは、ともに24時間よりはるかに長い時間、騒音を減少させる
、1250と2000分子量の材料の間に入るであろうからである。従って、粘
度は主たる機能パラメータであると考えられる。
以下の表IIIは、当量分子添加(すなわち、2000分子量添加剤の1重量%
添加と同じモル当量を与えるように、PDMS添加剤を添加することである。)
における、いくつかのPDMS添加剤を用いた騒音の結果を示す。
ベルト2 2000 20 >750
ヘルド7 3780 50 <48
ベルト8 5970 100 <56
ベルト9 13650 350 <36表IIIかられかるように、2000よ
り高い分子量のPDMSを有するエラストマーから製造されるベルトは、表II
に示されるように、1重量%の添加において対応するベルトよりより長い間、よ
り静かである。これは、分子量か当量のモル添加に対して増加するにつれ、配合
中のシロキサン量か徐々に多くなるせいであると考えられている。しかし、表I
Iに記載されている1重量%添加におけるように、これらのより高い分子量のP
D〜IS材料は、見掛は上、軟らかいセグメントを通って容易に移動して騒音の
減少のためにエラストマー表面を補充しないので、ベルト2のようにかなりの時
間レベルで騒音の減少を示さない。
達成されたかなりの騒音減少レベルのために、2000分子量PDMS添加剤を
用いて、さらに試験を行った。これらの試験は、1重量%添加で2000分子1
1PD〜IS添加剤を用いて、また用いないで、本発明のエラストマーから製造
したハンドキャストブラックの引つ張りと引き裂き特性に関する。これらの試験
において標準偏差を考慮した場合、このスリップ添加剤は、ポリウレタン材料の
引っ張りと引き裂き特性に有害作用を有することはないようであった。さらに、
テーパー磨耗試験をこのポリウレタン材料について行なったところ、その結果は
、PDMS2000分子量の1重量%の添加はポリウレタン材料の耐磨耗性をか
なり改良することを示した。最後に、しオメトリックスダイナミックスペクトロ
メーターを用いて、2000分子量PDMS添加剤を1重量%て有するポリウレ
タンについて試験を行い、PDMS添加剤の添加がこのポリウレタン材料の粘弾
性にほとんど影響を与えないことか決定された。
本発明のエラストマー組成物の製造において、キャスティング、射出成形、およ
び反応射出成形を含むいかなる公知の成形法を利用してもよい。好ましい態様に
おいては、RIMを利用し、本発明のエラストマー組成物は、以下に詳述するよ
うなRIM反応生成物である。この好ましいRIM態様においては、2つの液体
投入流か形成される。Aサイド成分流にはポリイソシアネート含有プレポリマー
か含まれ、−万Bサイド成分には連鎖延長剤、もしあるならば、過剰のポリオー
ル、および触媒、着色剤等のような他の添加剤か含まれる。Aサイドプレポリマ
ーは、上記したようなポリイソシアネートだけを含んでもよく、または予備反応
したポリイソシアネートと100%までおよび100%を含む一部のポリオール
の組み合わせを含んでもよく、このポリオールは過剰の−NGOを用いであるい
は用いないで、エラストマー組成物に利用されるものである。
上記したように、Bサイド成分は、100%のポリオールかAサイトプレポリマ
ーに混合されない限り、残りの過剰のポリオールを含む。指摘したように、Aサ
イドイソシアネート含有プレポリマーは適当な温度で予備反応して、Aサイド液
体流成分を形成する。
ひとたびAサイドとBサイド構成流が上記したように形成されると、それらはR
IMミックスヘッド(mixhead)を通って金型に射出される。ミックスヘ
ッドはAおよびBサイド成分を共に混合し、続いてそれらを金型中に射出するよ
うに設計され、これfこより、RIM法に典型的な射出の間、AおよびBサイド
成分を反応させる。AおよびB混合組成物はそのような形状の金型に射出さね、
望ましい形を作製する。射出され反応した組成物はその後、金型中でゲル化およ
び固化し、そのときに成形品として取り出さ礼金型から分離して後硬化される。
AおよびBサイドとも加工温度は一般に40〜120°Cの範囲であり、好まし
くは65〜75°Cである。材料の金型中でのゲル時間は、その構成成分に依存
して変化する。ゲル時間は、一般に0〜15分である。特に、触媒か利用されな
いときには、ハードゲルは、一般に1%〜2分で、活性化されたアミンか使用さ
れるならば、約15秒で生じる。触媒が利用されるときには、ソフトゲルが、約
20秒後のガラス化に続いて初期に得られる。成形品として取り出す時間は、一
般に1〜60分の範囲であり、約200〜450°F(93,3〜23Z2°C
)で0〜24時間の後硬化時間を育する。これらの範囲は、もちろん、ポリイソ
シアネート、連鎖延長剤およびポリオール組み合わせの実際の選択に依存する。
AおよびBサイド成分反応体は典型的には約100−180g/秒で金型に射出
さることに留意すべきである。
結果として得られる本発明のエラストマー組成物は、上記したように反応した構
成成分により創成された硬いおよび軟らかいセグメントの組み合わせである。
本発明の重要な見地は、硬いセグメントの平均長はかなり均一であること、およ
び硬いセグメントは互いに密接に会合していることである。従って、本発明のエ
ラストマー組成物はより良好な屈曲疲労特性を有し、先行技術の材料よりもクラ
ッキングに対する抵抗性が高い傾向かある。さらに、ポリオールの末端のエチレ
ンオキシド基は、硬いおよび軟らかいセグメントの相分離を助ける。その結果、
本発明のエラストマー組成物は、先行技術の組成物のように脆くなるというより
、使用中に幾分穏やかな過熱老化を示す傾向がある。先行技術の組成物は、組成
物の性質に依存して、熱硬化または結晶化する傾向がある。
本発明の重要な利点は、高いおよび低い温度の適用を組み合わせたことであり、
従って、高温および低温耐性を存する本発明のエラストマー組成物を提供するこ
とである。本発明、特に、加重か高温の環境でかけられる動的適用に有用であり
、その適用は、先行技術の組成物のクラブキングも熱硬化も引き起こす傾向があ
る。
そのような条件に置かれ、本発明か非常に有用である製品の例として、同期ベル
ト、■ベルト、マイクロリブ付きベルト、成形ブー人および他の成形品のような
パワートランスミッションベルト等が挙げられる。
本発明は、また、良好な低温耐性も有する。これは、改良された相分離と共にポ
リプロピレンオキシドポリオールの低いガラス転移温度によるものである。
以下の実施例は、本発明を説明するために提供されるものであり、本発明の範囲
を限定するものではない。以下の実施例に挙げられているすへての部およびパー
セントは、特に指示しない限り重量であり、NCO含有率は一般に±0.5重量
約8.0重量%NGOを有するプレポリマーを作製するように、6000分子量
(MW)ポリプロピレンオキシドグリコール(PPO)にMDIを混合して、本
発明のエラストマー組成物を製造した。その後、157.7gのこのプレポリマ
ーをA成分タンクに充填した。その後、B成分作動タンクに、92.3gの残り
の混合物、すなわち、54.5 gのポリプロピレンオキシドグリコール、およ
び36.3gのMOCAを充填した。これは、Bサイド成分中に60:40の比
のポリオール・連鎖延長剤を供給した。さらに、Bサイドへの添加剤は、約0.
2 gのキャスケム社(Caschem Company)により生産された商
標コスキャット83 (Coscat 83)として入手できるネオデカン酸ビ
スマス触媒と、1.2gのチバガイギーから商標イルガノックス245 (Ir
ganox 245)として市販されている、トリメチレングリコールのビス(
−(3−メチル−3−t−ブチル−4−ヒトでキシフェニル)プロピオネート)
である酸化防止剤を含んだ。その後、AおよびBサイド成分を21Mミックスヘ
ッドを通って生産車パヮートランスミッションベ/b)金型に射出した。得られ
た成形品は約1.7のA:Bの比率を有し、約32.3重量%の硬いセグメント
を有した。成形品を取り出し、後硬化し、加重下で約270’F(13g2°C
)以下の温度で試験するエンドレス同期ベルトに裁断した。このベルトは優れた
高温耐性を示した。さらに、このベルトは約−75°F(−59,4”C)の低
温で優れた強度と抵抗性を示した。
実施例11
本発明の一連のエラストマー組成物を実施例■のものと同様のAおよびB成分を
用いて製造した。Aサイドは、各々実施例■のAサイドと同じであった。この実
施例IIの各シリーズと実施例Iのそれとの唯一の差は、Bサイドタンクに充填
されるPPOとMOCAの相対量であった。これらの量は、Bサイド成分中で以
下のようなポリオール:連鎖延長剤の比率を与えるように変化させた。
11a、 70:30
11b、 80:20
11c、 90:10
これらのBサイド成分の各々を、同定したAサイド成分に加えて、21Mミック
スヘッドを通して生産車パワートランスミッションベルト金型にそれぞれ射出し
、最終的に各組成物から同期ベルトを形成した。これらのベルトを、その後、2
70°F (132,2°C)の室温および零下温度で動的加重下て試験した。
これらの実施例11a、IIb、およびIrc並びにIの試験結果を比較すると
、Bサイド比か60:40(実施例■)から90:10(実施例ITc)に増加
するにつれ、ベルト組成物の弾性率は低下することか測定された。さらに、この
比率か増加するにつれ、極限引張強さと同様に高温耐性か減少した。従って、す
べての変更した組成物は非常に許容できるベルトを生産したか、最良の性能は実
施例Iの組成物から得られた。
実施例」Ir
もうひとつの本発明のエラストマー組成物を、8%の代わりに12重量%NGO
を有するプレポリマーを作製するように、6000分子量PPOをMDIととも
に用いて製造した。この場合、133.3gのこのプレポリマーをA成分タンク
に充填した。Bタンクには、69.1 gの残りのPPOグリコールおよび46
.1 gのMOCAを含存する混合物116.7gを充填し、実施例■と同様に
、60:40の比のポリオール:連鎖延長剤をBサイド成分に供給した。さらに
、Bサイド成分に対する添加剤も約0.2gのニスキャット83触媒および1.
2gのイルガノックス245酸化防止剤を含存した。その後、このAおよびBサ
イド成分を21Mミックスヘッドを通して生産型パワートランスミッションベル
ト金型に射出した。得られた製品は、約1.1のA:Bの比を有し、約39.8
重量%の硬いセグメントを有した。NC○含有率が増加した結果として、この発
明の組成物は、わずかにより硬いベルトを生産し、高温側の温度耐性がわずかに
増加した。
実施例IV
もうひとつの本発明のエラストマー組成物を、12重量%NGOを有するプレポ
リマーを作製するように、5000分子量PPOにMDIを混合して、製造する
。その後、99.6 gのこのプレポリマーをA成分タンクに充填する。B成分
作動タンクには、150.4gの残りの混合物、すなわち、119.1 gのP
POおよび29.8 gのMOCAを充填し、80:20の比のポリオール:連
鎖延長剤をBサイド成分に供給する。さらに、Bサイドに対する添加剤は約0.
2 gのニスキャット83ネオデカン酸ビスマス触媒および1.2gのイルガノ
ックス245酸化防止剤を含有する。その後、この人およびBサイド成分をRr
Mミックスヘッドを通して生産車パワートランスミッションベルト金型に射出し
、得られた製品は、約0.7のA Bの比を有する。この比の増加は、低分子量
PPOとともに、高温側の温度耐性と引張強さを減少させる傾向かある。
実施例V
さらにもうひとつの本発明のエラストマー組成物を、6重量%NGOを有するプ
レポリマーを作製するように、5000分子量PPOに十分なMDIを混合して
、実施例Tのそれと幾分同様に製造する。この場合、+73.5gのこのプレポ
リマーをA成分タンクに充填する。その後、B成分タンクには、45.0 gの
残りのPPOグリコールおよび3 Q、 OgのMOCAを含存する混合物76
.5 gを充填し、60:40の比のポリオール 連鎖延長剤をBサイド成分に
供給する。さらに、Bサイド成分に対する添加剤は前記の実施例のものと同様で
あり、約0.2 gのニスキャット83触媒および1.2 gのイルガノックス
245酸化防止剤を含存する。再び、このAおよびBサイド成分を21Mミック
スヘッドを通して金型に射出し、得られたベルト製品は、約23のA:Bの比を
有する。あいにく、6を量%NCOレベルは非常に高い重量%の硬いセグメント
を生産しない。従って、この実施例Vの組成物から構築されたベルトは、低い高
温耐性および引張強さをこの特別な実施例においては、実施例IおよびIIのさ
らなるもう一つの変更品が製造される。この実施例のエラストマー組成物は、2
3.5重量%NGOを有するプレポリマーを作製するように、5000分子量P
POに十分なMDIを混合して配合される。この場合、その後、80.6 gの
このプレポリマーをA成分タンクに充填する。日成分タンクには、151.1
gの残りのPPOポリオールおよび16.8 gの1,4−ブチレングリコール
(BDO)を含有する混合物169.4gを充填し、90:10の比のポリオー
ル:連鎖延長剤をBサイド成分に供給する。さらに、Bサイド成分に対する添加
剤は前記の実施例のときと同じであり、すなわち、約0.2 gのニスキャット
83触媒および1.2 gのイルガノックス245酸化防止剤である。上記のよ
うに、このAおよびB成分を21Mミックスヘッドを通してベルト金型に速やか
に射出し、得られたベルト製品は、約0.5のA−Bの比を有する。得られたラ
ンダムエラストマーのため、この組成物は、性能の一貫しないベルトを生産する
。
実施例VII
この特別な実施例においては、すべてのポリオールをAサイド成分に含存させた
。より詳細には、本発明のエラストマー組成物は、この実施例においては、3.
0重量%NGOを有するプレポリマーを作製するように、6000分子量PPO
に十分なMDIを混合して製造された。指摘したように、結果として得られたエ
ラストマーのすべてのPPOポリオールは、Aサイド成分のこのプレポリマーに
含まれた。この場合、227.3gのこのプレポリマーをA成分タンクに充填し
た。その後、B成分タンクには、0.3gのニスキャット83触媒および0.7
gのイルガノックス245酸化防止剤を含存するBサイドに対する残りの添加剤
を混合されたほとんどすべてのMOCA、すなわち、21.7gからなる混合物
22.7gを充填した。その後、このAおよびBサイド成分をRIMミックスヘ
ッドを通して金型に速やかに射出し、得られた製品は、約IO20のA:Bの比
を育した。
このエラストマー製品を試験し、それは低いNCO含存率のためにわずかに弾性
率か低い傾向があった。これは、同期ベルトとしては高温耐性に悪影響を及ぼし
た。しかし、それは良好なレジリエンスを有し、接着性エラストマー用途への使
用に非常に望ましい。
実施例VIII
この実施例においては、5.3重量%NC○を育するプレポリマーを作製するよ
うに、ポリオールポリテトラメチレンオキシド(FTMO)に十分量のポリイソ
シアネー)TDIを混合することにより、本発明のエラストマー組成物を製造す
る。この特別な実施例においては、組成物の全てのポリオールは、Aサイド成分
に入れる。212.9gのこのプレポリマーをA成分タンクに充填する。日数分
作動タンクには、その後、35.9 gのMOCAと1.2gのイルガノックス
245酸化防止剤の混合物37.1 gを充填する。触媒は利用しない。Aおよ
びBサイド成分をRrMミックスヘッドを通して生産型パワートランスミッショ
ンベルト金型に射出する。得られたベルト製品は、約5.7のA:Bの比を有し
、許容できる高温および低温耐性を有する良好なベルトを生産する。
この実施例においては、すべてのポリオールを再び、Aサイド成分に入れた。
この場合、6.5重量%NGOを有するプレポリマーを作製するように、ポリオ
ールPTMOに十分量のp−フェニレンジイソシ了ネー)(PPDI)を混合す
ることによって、本発明のエラストマー組成物を製造する。プレポリマーが形成
されるとすぐに、218.6gのこのプレポリマーをA成分タンクに充填する。
B成分タンクには、1.2 gのイルガノックス245酸化防止剤とともに30
.1 gの連鎖延長剤ジエチルトルエンジアミン(DETDA)を充填する。こ
のAおよびBサイド成分を、その後、RIMミックスヘッドを通して金型に射出
し、得られた製品は、約7.0のA:Bの比を有した。この組成物から製造され
たベルトは、高い弾性率、高い引張強さ、および良好な伸びを存する。さらに、
それは良好な高温耐性(285°F(140,6°C))を存する。
実施例X
この特別な実施例において、および続〈実施例Xl−X1lrにおいては、Aサ
イド成分は同じ方法で作製する。これらの実施例X−X1lrすべてにおいて、
すべてのポリオールはAサイド成分に入れる。6.0重量%NCOを育するプレ
ポリマーを作製するように、2000分子量PTMOに十分なMDIイソシアネ
ートを混合して、この発明のエラストマー組成物を、製造する。Aサイド成分が
作製されるとすぐに、その204.4 gをA成分タンクに充填する。Bサイド
成分を、4.4′−ビス(sec−ブチルアミノ)ジフェニルメタンである、連
鎖延長剤ユニリンク([Jni Ijnk) 4200の45.3 gに0.2
gのコスキ+yト触媒を混合して作製する。この実施例においては、酸化防止剤
を利用しない。45.5gの全Bサイド成分を、その後、B成分作動タンクに充
填する。その後、AおよびBサイド成分をRIMミックスヘッドを通して速やか
に生産型パワートランスミッションベルト金型に射出し、得られた製品は、約4
.5のA:Bの比を育する。この特別な組成物は反応が遅く、低い弾性率並びに
低い高温および低温耐性能力を有する製品を生産する。
実施例XI
この特別な実施例においては、Aサイド成分は、プレポリマー中に6.0重量%
NGOを育する前の実施例Xのように作製する。この場合、196.5gのプレ
ポリマーをAサイド成分タンクに充填する。B成分を、その後、53.2 gの
連鎖延長剤ロンサギュア(LONZACLIRE) (これは、4,4′−ビス
(2,5−ジエチル−3−クロロ−1−アミノ)ジフェニルメタンの商標である
)に0.2gの触媒コスキャット83と混合して作製する。再び、この特別な実
施例においては、酸化防止剤を利用しない。AおよびBサイド成分を、その後、
RIMEツクスヘッドを通してベルト金型に射出し、得られた製品は、約3.7
のA:Bの比を有する。このエラストマー組成物は、同様の引張強さを有する実
施例Xのものよりわずかに高い弾性率を育する。低温耐性は実施例Xのものとほ
ぼ同じであるが、高温耐性はレジリエンスと同様より良好である。
実施例XIT
この実施例においては、Aサイド成分を、再び、前の実施例XおよびXIと同様
の方法で作製する。Bサイド成分を、28.1 gの連鎖延長剤DETDAに0
.7gの酸化防止剤イルガノックス245を混合して作製する。この特別な実施
例においては、触媒を含有させない。AおよびBサイド成分を、その後、RIM
ミックスヘッドを通してベルト金型に射出する。得られた製品は、約7,7のA
:Bの比を有する。この特別の組成物は、反応が速く、良好な高温耐性およびレ
ジリエンスとともに高い引張強さを有する。
実施例XrrT
この実施例においては、Aサイド成分を再び、前の実施例X−XIIと同様に作
製する。これらの前の実施例のように、全てのポリオールをAサイド成分に入れ
る。Bサイド成分を51.8gの連鎖延長剤4.4′−ビス(3,5−ジイソプ
ロピル−1−アミノ)ジフェニルメタン(TIMDA)に0.2gの触媒コスキ
ャット83を混合して作製する。この実施例においては、酸化防止剤をBサイド
成分に含存させない。八およびBサイド成分を、その後、RIMミックスヘッド
を通してベルト金型に射出し、得られた製品は、&8のA:Bの比を有する。こ
の実施例の組成物は、比較できる高温耐性と高い引張強さを育する実施例XII
のものと比較して低い硬度を有する。
施例におけるようなポリウレア−ウレタン組成物ではなく、純粋なウレタン組成
物であった。これは、Bサイド成分に対する連鎖延長剤の選択による。この実施
例においては、12.0重量%NCOを育するプレポリマーを作製するように、
12重量%6000MW PPOにMDIを混合して、Aサイド成分を配合した
。
この場合、792.6gのプレポリマーをAサイド成分タンクに充填した。Bサ
イド成分には、他の添加剤を用いずに、BDOとして知られている連鎖延長剤l
。
4−ブチレングリコール(またはブタンジオール)100gを充填した。Aおよ
びBサイド成分を、その後、RIMミックスヘッドを通して金型に射出し、得ら
れた製品は、約7.9のA:Bの比を存した。この得られた組成物は、優れた低
温耐性と伸び性を有するベルトを形成した。しかし、この純粋なウレタン系を使
用するので、高温耐性は犠牲となった。
実施例XV
この実施例においては、Aサイド成分を、上記の実施例XIVにおけるように配
合し、1150.8gをA成分タンクに添加した。しかし、Bサイド成分タンク
には、他の添加剤を用いずに、連鎖延長剤として100.0gのエチレングリコ
ールを添加した。AおよびBサイド成分を、その後、RIMミックスヘッドを通
してパワートランスミッションベルト金型に射出し、硬化し、その後、ベルトに
裁断した。得られたベルト組成物は、約11.5のA:Bの比を有した。再び、
このウレタンベルトは、低温耐性を高めるために高温耐性を犠牲にし、実施例X
IVにおけるように硬度が減少した。
産業上の利用分野
上記の記載かられかるように、本発明は、改良されたエラストマー組成物を提供
する。この組成物は、好ましくは、反応射出成形技術を利用して製造され、短い
成形時間と迅速な硬化速度を提供して実質的に生産性を向上させる。しかし、キ
ャスティングと射出成形技術もまた、利用してよい。さらに、本発明のエラスト
マー組成物は、増強された特性を有し、高温および低温条件下で、特に加重下で
の、抵抗崩壊および引張と共に、連続的な動的加重下で、特にベルトに用いたと
きに、その形と強度を保つ。本発明から構築されるベルトに関する関連用途を参
照されたい。従って、本発明のエラストマー組成物は、特に、■ベルト、マイク
ロリブ付きベルト、工業用ベルト、成形ブーツ、および種々の他の成形されたエ
ラストマー製品と同様、今Bの自動車の並外れた高温にさらされる自動車エンジ
ン用の同期タイミングおよびパワートランスミッションベルトに使用される改良
された新規な組成物として音用である。
本発明の前記の記載および例示的な懸様は、変更や別のt!i様を変える際に、
詳細に記載してきた。しかし、本発明の上記の記載は典型的なものであること、
および、本発明の範囲は先行技術の観点から解釈されるように、請求の範囲のみ
に限定されることを理解すべきである。
要約書
成形エラストマーは、動的適用において高温および低温耐性を育することを特徴
とする。該エラストマーは、アミンまたはヒドロキソ末端ポリオール、ヒドロキ
シまたはアミン末端連鎖延長剤、および、金型中で共に混合されたとき前記延長
剤と短時間に反応できるポリイソシアネート含有プレポリマーの反応生成物を含
む。
国際調査報告 OFT/II< 01/nQEgQ、 lla PCT/US
91109569
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1.動的適用において高温および低温耐性を有し、アミンまたはヒドロキシ末端 ポリオール、ヒドロキシまたはアミン末端連鎖延長剤、および、金型中で共に混 合されたとき前記延長剤と短時間に反応できるポリイソシアネート含有プレポリ マーを含むことを特徴とする成形エラストマー。 2.プレポリマーが約3〜25重量%−NCOのイソシアネート含有物を含む、 請求項1記載のエラストマー。 3.プレポリマーが約6〜15重量%−NCOのイソシアネート含有物を含む、 請求項2記載のエラストマー。 4.プレポリマーが約7〜12重量%−NCOのイソシアネート含有物を含む、 請求項3記載のエラストマー。 5.プレポリマーがポリエーテルポリオールおよび芳香族または脂肪族ポリイソ シアネートを含む、請求項1記載のエラストマー。 6.プレポリマーが分子当たり2以上の一NCO基を有する芳香族ポリイソシア ネートを含む、請求項1記載のエラストマー。 7.芳香族ポリイソシアネートが、2,4−トルエンジイソシアネート、2,6 −トルエンジイソシアネート、1,4−フェニレンジイソシアネート、4,4′ −ジフェニルメタンジイソシアネート、1,4−シクロヘキサンジイソシアネー ト、トリメチルキシリレンジイソシアネート、およびこれらの混合物からなる群 より選択される、請求項6記載のエラストマー。 8.芳香族ポリイソシアネートが4,4′−ジフェニルメタンジイソシアネート を含む、請求項7記載のエラストマー。 9.芳香族ポリイソシアネートがトルエンジイソシアネートを含む、請求項7記 載のエラストマー。 10.ポリオールが約2〜8の平均ヒドロキシル官能価と約500〜5000の 平均ヒドロキシル当量を有するポリエーテルポリオールを含む、請求項1記載の エラストマー。 11.ポリエーテルポリオールが約2〜4の平均ヒドロキシル官能価と約100 0〜3000の平均ヒドロキシル当量を有する、請求項10記載のエラストマー 。 12.ポリエーテルポリオールが約2〜3の平均ヒドロキシル官能価と約150 0〜2500の平均ヒドロキシル当量を有する、請求項11記載のエラストマー 。 13.ポリオールがアルキレンオキシドを含む、請求項1記載のエラストマー。 14.アルキレンオキシドが、プロピレンオキシド、エチレンオキシド、および テトラメチレンオキシドからなる群より選択される、請求項13記載のエラスト マー。 15.アルキレンオキシドがエチレンオキシドでキャップされたブロック共重合 体ポリプロピレンオキシドを含む、請求項14記載のエラストマー。 16.ポリオールが約5500〜6000の分子量を有するポリプロピレンオキ シドポリオールを含む、請求項14記載のエラストマー。 17.反応生成物が約0.90〜1.20の−NCO/−OH比を有する、請求 項1記載のエラストマー。 18.比が約1.01〜1.03を含む、請求項17記載のエラストマー。 19.連鎖延長剤が、金型中で混合したときにプレポリマーと短時間で反応でき る化合物を含み、前記化合物が脂肪族ヒドロキシ化合物、脂肪族アミン、芳香族 アミン、およびこれらの混合物からなる群より選択される、請求項1記載のエラ ストマー。 20.連鎖延長剤が低分子量オリゴマーの脂肪族ヒドロキシ化合物を含む、請求 項19記載のエラストマー。 21.低分子量オリゴマーが、プロピレンオキシド、エチレンオキシド、エチレ ングリコール、および1,2−ブチレンオキシドからなる群より選択される、請 求項20記載のエラストマー。 22.連鎖延長剤が、エチレンジアミン、1,3−ジアミノプロパン、1,4− ジアミノブタン、ヘキサメチレンジアミン、アミノエタノールアミン、1,4− ジアミノシクロヘキサン、およびトリエチレンテトラミンからなる群より選択さ れる脂肪族アミンを含む、請求項19記載のエラストマー。 23.連鎖延長剤が、2,4−ジアミノトルエン、2,6−ジアミノトルエン、 1,5−ナフタレンジアミン、1,4−フェニレンジアミン、4,4′−メチレ ンビス(オルトクロロアニリン)、1,4−ブタンジオール、4,4′−メチレ ンビスジアニリン、3,5−ジエチル−2,4−ジアミノトルエン、ジエチルト ルエンジアミン、ビス(3,5−ジイソプロピル−1−アミノ)ジフェニルメタ ン、および4,4′−メチレンビスアニリンからなる群より選択される芳香族ア ミンを含む、請求項19記載のエラストマー。 24.連鎖延長剤が、連鎖延長剤とポリオールを合わせた量に対して、約20〜 40重量%の相対量で存在するMOCAを含む、請求項23記載のエラストマー 。 25.MOCAが、連鎖延長剤とポリオールを合わせた量に対して、約35〜4 0重量%の相対量で存在する、請求項24記載のエラストマー。 26.ポリオールが約5500〜6000分子量のポリオールを含み、連鎖延長 剤が連鎖延長剤とポリオールを合わせた量に対して、約35〜40重量%の相対 量で存在するMOCAを含み、かつ、プレポリマーがMDIを含む、請求項1記 載のエラストマー。 27.反応生成物がさらに有効量の触媒を含む、請求項1記載のエラストマー。 28.触媒が、有機金属化合物、三級アミン、およびアルカリ金属アルコキシド からなる群より選択される、請求項27記載のエラストマー。 29.反応生成物がさらに有効量の酸化防止剤を含む、請求項1記載のエラスト マー。 30.ポリオールが、ポリオール1g当たり約0.06ミリ当量未満の不飽和レ ベルを有する、請求項1記載のエラストマー。 31.ポリオールの不飽和レベルが約0.03ミリ当量/gポリオール未満であ る、請求項30記載のエラストマー。 32、ポリオールが約1.05未満の多分散性を有する、請求項30記載のエラ ストマー。 33.ポリオールの多分散性が約1.035以下である、請求項31記載のエラ ストマー。 34.エラストマーがさらに潤滑剤の形態のスリップ剤を含む、請求項1記載の エラストマー。 35.スリップ剤が、エラストマーの表面にポリシロキサンを連続的に補充する ために、エラストマーを通って移動する速度を提供するのに有効な粘度を有する ポリシロキサンを含む、請求項34記載のエラストマー。 36.エラストマーが柔らかいセグメントと硬いセグメントを有し、ポリイソシ アネート含有プレポリマーを含む第一組成物と、ポリオールおよびヒドロキシル またはアミン末端連鎖延長剤を含む第二組成物の閉鎖された金型中への反応射出 により製造されて、動的加重適用において高温耐性を有し、かつポリオールを含 有する硬いセグメントを有するエラストマーを製造する、請求項1記載のエラス トマー。 37.ポリオールがアミン末端ポリオールを含む、請求項36記載のエラストマ ー。 38.低温で応力結晶化およびガラス形成を防止するために、ポリオールがエチ ルまたはメチル側基を含む、請求項37記載のエラストマー。 39.連鎖延長剤化合物が芳香族ジアミンを含む、請求項36記載のエラストマ ー。 40.芳香族ジアミン達鎖延長剤が20〜100重量%の第二組成物を含む、請 求項39記載のエラストマー。 41.芳香族ジアミン連鎖延長剤が約35〜40重量%の第二組成物を含む、請 求項40記載のエラストマー。 42.芳香族ジアミン連鎖延長剤がMOCAを含む、請求項39記載のエラスト マー。 43.エラストマーが硬いセグメントと柔らかいセグメントを有し、ポリイソシ アネートを含むAサイド成分をイソシアネート反応性ポリオールと連鎖延長剤を 含むBサイド成分と反応射出することにより形成され、かつ、さらに前記エラス トマーが、前記ポリイソシアネートとポリエーテルポリオールのプレポリマーを 含むAサイド成分、および、脂肪族ヒドロキシ化合物、脂肪族アミン、芳香族ア ミン、およびそれらの混合物からなる群より選択される連鎖延長剤と共にアミン 末端イソシアネート反応性ポリオールを含むBサイド成分で特徴付けられ、動的 加重条件下で前記エラストマーの高温および低温剛性特性が増強されている、請 求項1記載のエラストマー。
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JP4796255B2 (ja) * | 1999-10-01 | 2011-10-19 | キャラウェイ・ゴルフ・カンパニ | 高速化学反応により生成された成分を含むゴルフボール及びその製造方法。 |
JP5568716B1 (ja) * | 2013-03-21 | 2014-08-13 | 日本ミラクトラン株式会社 | 防汚性樹脂組成物 |
-
1991
- 1991-12-17 JP JP92504363A patent/JPH05506060A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4796255B2 (ja) * | 1999-10-01 | 2011-10-19 | キャラウェイ・ゴルフ・カンパニ | 高速化学反応により生成された成分を含むゴルフボール及びその製造方法。 |
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